R923Eさんが投稿したフランス料理グルメ(栃木/東武宇都宮)の口コミ詳細

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R923E (男性・埼玉県)

この口コミは、R923Eさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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フランス料理グルメ東武宇都宮、宇都宮、宇都宮駅東口/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2009/08 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

メニュー提示はグランメゾン仕様、デザートは相変わらず素晴しい!

再訪:[2009/8/9 12:30]◇
夏休み恒例の家内の実家訪問。といっても、私は送迎だけで、すぐUターンしてしまうのがいつものパターン。最近は、途中の宇都宮で降りてフレンチ巡りをするのが定番だが、今回は珍しく家内と子供を連れての行きの寄り道としてみんなでランチを楽しむことにした。
目的地は、前回予想外の感動を味わえたこの店。前回は老舗というウサワの店に向かって発見できず代わりに伺ったわけだが、こちらの店も開業32年という老舗の店だった。

ランチの構成がずいぶん変わっていて、最低は3339円(サ6%込)。昔の2940円のコースだと思う。
前回食べたコースと同等のものは無く、一つ上のコースは5565円と高くなってしまうため、最低価格のコースでお願いした。

料理写真側にコメントを記しておくので個々の説明は省略するが、残念ながら料理はクラッシックフレンチ派の私も家内も趣味の範囲から外れてしまった。夏のフレンチだとこういう傾向になるのは仕方ないが、創作フレンチの範疇に手を出してしまって、それが完成していない料理というのが私の感想。

例えば、前菜の帆立には胡麻たっぷりの煎餅(失礼だが、私の味覚ではこう感じた)で、パイナップルカレーソース(これ、ややカレーが強すぎてエスニック風になっていた)とまったく融合していないし、鴨もフランス産の味わいなく焦げた香草味ばかり感じてしまうという具合。(香草使いはイタリアンの店の方が一般的に上手いが、簡単に真似出来るものではない)
前回感動したメインの付け合わせの皿が存在しないだけでなく、メインの皿の付け合わせも無いに等しく見た目にも寂しいといった具合。

しかし、それ以外の部分では前回以上の満足を得ることが出来た。

まずは楽しみのワゴンデザート。今回も11種類だったが、相変わらず水準の高いケーキを数多く楽しめる。楽に作れるムース系ばかりという店もあるが、そんなことは無いのは掲載写真の通り。このワゴンデザート、14:00~17:00限定でもドリンク付で2000円で楽しめるそうだ。

さらに、前回は無かった小菓子が付いてきた。ココナッツクリームのマカロン(マカロンは前回ワゴンデザートにあったが、それよりは小サイズ)に、トリュフチョコレート、ナッツのクッキー。どれもケーキ屋では単独で販売しているような高品質のものだ。ワゴンデザートでも十分満足だが、高品質な小菓子が出てくる面でも好感度は上がった。

それからサービス面でも新たな発見。
東京の高級店と同様に、同伴者側に渡されるメニューには価格が載っていない。埼玉ではアルピーノぐらいしか記憶にないので、個人店でありながら接待(あるいはデート)を意識したサービス姿勢を心がけていることが分かる。
実際、前回と同じスタッフだと思うが、前回よりもスマートにサービスしていた印象を受けた。

もうひとつ、入口近くにラスクの入った袋があったので、ラスク好きであることから帰りに購入しようと考えていたら、会計後にお土産ですと一人1袋ずつ渡してくれた。こういった予期せぬサービスがあると印象アップにつながるものだ。(デザートの水準が高い店なので、ラスクも当然ながら美味しい)

ただ、安いコースであったことと夏場のフレンチということもあって、私には満足度がやや落ちてしまったのは事実。
今度は冬場の実家訪問の帰りにでも一人でディナーを食べに行き、リベンジしたいと思う。

※ランチタイムにサービス料(6%)が加算されるようになった代わりにクレジットカードが使えるようになった。


----- 2007/3/28 11:30
宇都宮への出張ついでに訪問。
事前に周辺のフレンチを調べたが、その数の多いこと! 我が地元さいたま市では圧倒的にイタリアンが多いが、宇都宮はフレンチの方が多いようにも感じる。ホームページを持つ店も多く、選択するのに苦労するほどだ。激戦地ゆえに質の高さにも当然期待ができる。

当初は老舗といわれているポン・ヌフに出かけるつもりだったが、食べログの地図やGoogle Mapのコピーを持っていっても容易には発見できず、やむなく予備の当店へ。この付近だけで3件もフランス料理店があるのだから、ホントに激戦地!

予備に位置付けた理由は「フランス料理 グルメ」と記された栃ナビに掲載されている店名が、あまりにも陳腐で外食上場企業のチェーン店を連想させたから。外観もイマイチだったし。しかし、不安は大外れで、激戦地ならではの質の高さで十分に堪能できた。
なんといってもデザートの種類が豊富なだけでなく、その水準もかなり高い。圧倒される種類に驚くと、ディナータイムはさらに増えるとか。これだけでも女性にはたまらない魅力のはず。

お願いしたのは \3990のBコース。地方都市でのランチとしては高めだが、最安値の \2415のコースや、それにスープが付くだけの \2940のコースにはフレンチを味わうには魅力不足と思えたため。特に正統派フランス料理が好きというわけでなければ \2415のAコースで十分だろう。

アミューズ(付け出しと言って出してきた)は、マテ貝。この段階で水準の高さを感じる。和食も含めてマテ貝を出す店はそうそう無いが、イタリアン風に軽く酸味を施したもの。良い付け出しだ。

第1の前菜は、カリフラワーのブラマンジェ。残念なのは胡瓜の輪切りの上にカリフラワーを載せているのだが、このたった1切れの胡瓜が味を壊していた。ブラマンジェ自体はカリフラワーの味をうまく引き出して高水準。なかなかこの味は出せないだろう。

第2の前菜は、天然ホタテのキャベツ包み。断面を見ての通り帆立の舌を開いてウニのように見せたり、帆立本体にもスライス風に切り込みを入れて味が引き立つように工夫されている。単純そうに見えるが、舌の雑味をうまく取り除いている点などを見ても技術は確かである。下に敷かれているトリュフのリゾットも名脇役でかなり旨い。

スープはそら豆。トッピング用のそら豆が別添されていた。その理由は後でわかるのだが、そのトッピングを食べて口の中にそら豆の味が十分にいき渡っている状態でスープに移ったにも関わらず、しっかりそら豆の味を感じる。かといって濃厚すぎるというわけではないので、これは技術としかいえない。

メインは肉か魚の選択になる。エストラゴン風味のソースというので子牛のソテーを選択した。ソースの説明としては不適切だと思うが、オーソドックスなエビの殻を炒めてたっぷりの生クリームで作る好みのソース。当たり前だが素人の家内が作るものとは雲泥の差で、濃厚ながらも繊細さを感じるこれこそフレンチというソース。

写真を見ての通り、ソースがたっぷりで付け合わせがない。ここでも付け合わせはあくまでわき役で、別皿に盛られてきた。フレンチはソースであるということをここまで主張できる店は、この価格帯ではなかなかお目にかかれない。素晴らしい!
もちろん、肉の質も良く、焼き加減も文句の付けようがないし、ソースとの相性も抜群だ。最後に残ったソースをパンでふき取って食べるという、私にとってのフレンチの最大の楽しみを十分に堪能できたのは久しぶり。

最初にデザートをざっと紹介してしまったが、今日は11種類。お好きなものをお選びくださいというのは一流フレンチでは普通だが、ここまで種類が多いといつもの「全部」というオーダーに躊躇してしまう。でも、すべての説明を聞いてしまうと、デザートに対する作り手側の情熱も半端でないことは伝わってくるもので、全部食べたいと思うのは当然の成り行き。しっかり応えてくれた。

フランス料理店のデザートの楽しみは、どちらかというと見栄え重視のケーキ屋のものとは明らかに違うものが出てくること。とはいえ、実際はケーキ屋と同じようなものだったり、水準以下の店が大多数なのだが、個体差は当然あるものの十分納得できる内容だった。
特に、1枚目の右下のバターケーキと説明されたもの、チョコレートケーキ、トリュフの出来が良いと感じた。そのほか、北海道産のカボチャのプリンや大納言入りのりんごのケーキに最近流行というマカロン、赤ワインシロップに漬けたフルーツ等、楽しませてくれる。

ランチは最低でも\2415なので、洋食屋を兼ねているようなパスタやハンバーグを置く低水準の店と比較すると割高かもしれないが、わずかな金額差で比較にならない幸福感を味わえる。どれも前述のデザートが付くので、フレンチに興味がなくてもデザート目当てで良いかもしれない。

日光道上り線を突き当るまで直進し左折、最初の信号を右折し次の信号を左折。戸祭台という高級住宅地の丘の頂上付近にある陸橋をくぐり最初の信号を案内板を見ながら左折して100m進んだ右側にある。その先の隣接地の和食屋や幼稚園まで見えると行き過ぎ。手前の角地の水色の建物を目印に、日光観光の帰りに寄るには好位置にある。

  • (09/8昼)ワゴンデザート全種類

  • (09/8昼)ワゴンデザートのデザート台(その1)

  • (09/8昼)ワゴンデザートのデザート台(その2)

  • (09/8昼)フランス産鴨は香草使いがイマイチでソースも雑味を感じた

  • (09/8昼)ノルウェーサーモンは分厚い身だが、赤ワインソースが良く無かった

  • (09/8昼)大粒帆立のオードブルは趣味でなかった

  • (09/8昼)ムール貝はプリプリで旨かった。生のものを使っていると思う

  • (09/8昼)桃の冷製スープ

  • (09/8昼)最初の一皿は3種のシュー。曇っているのは焼きたての湯気によるもの

  • (09/8昼)最初のパン。追加は全粒粉のものだった

  • (09/8昼)何故かメインのやや後にサラダが出てきたが不要だ

  • (09/8昼)お茶に付く小菓子

  • (09/8昼)お土産にくれたラスク

  • Bランチ肉料理のアップ(子牛のソテー)

  • 天然ほたて貝のキャベツ包み

  • カリフラワーのブラマンジェ

  • ランチのデザート全部盛り

  • Bランチのアミューズ(マテ貝)

  • そら豆のスープ(別皿のそら豆は投入済)

  • Bランチの肉料理全体画像(付け合わせが別皿!)

  • Bランチの肉料理の別皿になった付け合わせ

  • 天然ほたて貝のキャベツ包みの断面

  • 自家製パン(本文では触れなかったが結構おいしい!)

  • ランチデザートの種類(その1)

  • ランチデザートの種類(その2)

  • 店内の雰囲気(ちょっと老朽化が目立つ)

  • (09/8撮影)

  • (09/8撮影)

2009/08/10 更新

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