-
オードブル盛り合わせ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327902 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327902","content_type":"ReviewImage","content_id":327902,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
スズキのポワレ(との説明だったが・・)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327903 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327903","content_type":"ReviewImage","content_id":327903,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
仔羊のグリル
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327905 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327905","content_type":"ReviewImage","content_id":327905,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
ワゴンデザートの全部盛り
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327907 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327907","content_type":"ReviewImage","content_id":327907,"voted_flag":false,"count":5,"user_status":"","blocked":false}
-
自家製パン
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327909 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327909","content_type":"ReviewImage","content_id":327909,"voted_flag":false,"count":4,"user_status":"","blocked":false}
-
兎のパテ(前菜盛り合わせから)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327910 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327910","content_type":"ReviewImage","content_id":327910,"voted_flag":false,"count":4,"user_status":"","blocked":false}
-
生ハムサラダ(前菜盛り合わせから)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327912 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327912","content_type":"ReviewImage","content_id":327912,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
自家農園産のピクルス(前菜盛り合わせから)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327914 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327914","content_type":"ReviewImage","content_id":327914,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
穴子と?のテリーヌ(前菜盛り合わせから)
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327916 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327916","content_type":"ReviewImage","content_id":327916,"voted_flag":false,"count":3,"user_status":"","blocked":false}
-
魚料理のアップ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327918 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327918","content_type":"ReviewImage","content_id":327918,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
肉料理のアップ
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327919 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327919","content_type":"ReviewImage","content_id":327919,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
デザート全部盛りのうち洋梨のコンポート
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327922 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327922","content_type":"ReviewImage","content_id":327922,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
-
ワゴンデザート
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327924 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327924","content_type":"ReviewImage","content_id":327924,"voted_flag":false,"count":1,"user_status":"","blocked":false}
-
ガラスで仕切られた半個室風のブロック
{"count_target":".js-result-ReviewImage-327928 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-327928","content_type":"ReviewImage","content_id":327928,"voted_flag":false,"count":2,"user_status":"","blocked":false}
訪問:[2007/12/31 12:00]◇
年末年始を家内の実家で過ごすということで、早朝から東北道を北へ。
私は溜まっている仕事を静かな環境で片づけるために、家内と子供を降ろし、少し休んでからUターン。とはいえ、せっかく来たのだからと、宇都宮で降りて市内で一番歴史があると教わったホテルのフレンチを試してみた。
宇都宮のフレンチの水準はかなり高そうと注目しているのだが、大晦日とあって個人店は恐らくすべてお休み。こういう時は、ホテルの存在は助かる。特に欧米諸国では、どこでも1人客を快く迎えてくれることからホテル利用頻度が高くなっている。(1人客が気軽にフレンチを楽しめるという意味では日本のホテルも同じ)
さすがに地方のホテルだけあって、ランチは税サ込1700円からあった。しかし前菜がサラダかポタージュと魅力に欠けるし、4択のメインも洋食風。その上の2900円は全部で600Kcalというヘルシーコースで趣味ではない。2007年の締めだからいいか、とランチ最高峰の3900円のフルコースでお願いした。
まず大きな自家製パンがバターとともに供された。
温かいうちにお召し上がりくださいとのことで、さっそくいただいてみたが、外はパリパリ中はフワフワ、イースト臭が多少するものの、なかなか美味しい。後でパンの追加をお願いした時はバケットになったが、それも美味しい方だと思う。
前菜は4種盛り合わせ。
そのうち1種は最安値コースの選択肢にもあった生ハムサラダで、これは正直つまらない。お決まりのローストビーフがちょうど切れてしまったと代わりに盛られた兎のパテが旨かった。ローストビーフもホテル定番で手抜料理の極致と思っているので、運が良かった。
他にアナゴと何かのテリーヌに、自家農園(窓の外に見えた畑のかな?)野菜のピクルスもまあまあ。特に大嫌いなミョウガがデンと居座っていたが、問題なく食べることができた。
魚料理はスズキのポワレ。
事前にイカ墨のパスタが敷かれているが大丈夫かと確認されたが、何のことはなくイカ墨が練りこまれたパスタだった。付け合わせ類は無難なものだったが、魚が美味しかった。
最近のイタリアンのランチではよく出てくるスズキと食感が異なるし、自分のイメージするスズキとも異なっていたので、スズキかどうかは怪しい気もするが(たぶん、安い方のコースの鱈だと思う)、別にスズキを食べたくて出かけたわけではないので旨ければ良い。
ソースは渡り蟹と説明があったが、残念ながら渡り蟹の味の主張はおとなしいものだった。オイル分が多かったので、パンに付けていただくことで問題なし。
肉料理は2択。例によって牛ステーキはパスして仔羊のグリルをお願いした。
これが一口食べて思わず笑ってしまった。というのも、今年米国で見つけたインスタントのスモークの素と同じ味を感じたから。アメリカらしいもので、液体を振りかけるとたちまちスモークXXの完成という代物だったが、何のことはない。スモーク用の木材を焦がして液体に溶かしたような味といえばわかるだろうか。まさにそんな味を真っ先に感じてしまった。
普通のグリルではこの味は出ないハズなので、実際のところどうなのかは不明だが、肉質は良かったもののソースが完全にその味に負けてしまって意味をなしていなかった。
最後のデザートはワゴンデザート。
もちろんいくつでも選択可能とのことで、いつもの通り全部盛りでお願いしたが、思ったより大きなカットで普通の方だと多すぎると思われるので注意が必要。味は、特にベイクド系のものが良く、完食。
食後は最近の定番であるミルクティーをお願いした。
ロイヤルミルクティーのように牛乳がたっぷり入った状態で出てきた。私は好きだが、自分でミルクの量を調整したい向きもあるので、事前に案内があると良かっただろう。他にも、都内のホテルフレンチと比較すると、サービス面でどうかと思えた部分が2点あったが、気になるほどのものではない。
全体印象としては、さすがに老舗のホテルだけあって、雰囲気も含めて十分満足できる内容だった。
フルコースにワゴンデザートで税サ込3900円という価格も、地方ホテルならではの嬉しい価格。
宇都宮はフレンチ激戦地のように思い込んでいるが、普通の地方都市ではその都市1番のホテルのフレンチが安全であるということを改めて証明した訪問となった。