R923Eさんが投稿したショウザン(宮城/北四番丁)の口コミ詳細

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R923E (男性・埼玉県)

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閉店ショウザン北四番丁、勾当台公園、北仙台/フレンチ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2008/08 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

仙台を代表するフレンチに相応しいゴージャスな雰囲気を安い価格で楽しめる

訪問:[2008/8/4 12:15]◇
現在仙台のフレンチではトップ評価のフランス料理店ということで、ランチで利用してみた。
「勝山館」という宴会場に付属するレストランのひとつで、披露宴の不味い量産料理という印象の強い宴会場付属施設は私の趣味ではないが、昨日のレストラン カノウを除くと仙台のフレンチの評価は今ひとつだったことから、試してみることにした。

着いてみると、予想を遥かに超える立派な設備とサービスには驚かされた。埼玉筆頭格のフレンチであるアルピーノをイメージしていたことと、価格が比較的安いことからだ。「勝山館」の正面入口も立派なもので、軽装では入りにくい雰囲気がある。

「勝山館」に入ると、左には日本料理店、右手に目的のフランス料理店がある。重厚な扉を開けると立派なバーラウンジがお出迎え。店の正式名称である「French Cuisine & Wine Cellar SHOZAN」が示すとおり、ワインに関しては東北随一という品揃えが自慢のようだが、ウェイティングバーも兼ねている。ここで予約の名前を告げて待つ間に、冷たいハイビスカス茶がサービスされた。
しばらくラウンジで雰囲気に浸ってから、レストランにつながる扉から中に案内される。そこには結婚式場の付属レストランらしく明るく広々とした空間が待っていた。空間を贅沢に使ったテーブルの配置をみても、ランチ2750円~、ディナーは5500円~(いずれもサ10%込)という価格帯の店とは思えない。結婚披露宴客を確保するための一種の宣伝と割り切らなければ絶対に不可能なプライシングだ。

大きなガラス越しに木々の緑を楽しめる窓側席は年配女性を中心に埋まっていたが、反対側のソファー席には男性客もチラホラ。客層は地方都市らしく、普通のおばさんやおばあさん達といった感じ。そういう意味でも格式の割には使いやすい店だと思う。
予定通り3850円のフルコース、前菜は ゴマピイ さん推奨の「杜の都の宝石箱(全8品)」(+880円) でお願いした。

さて、料理の説明を細かに書くと文字数制限だけでなく飽きが来ると思うので、選択肢のあったカテゴリと最後の小菓子だけ記そうと思う。すべての料理の写真も最初の2枚を除いて「出てきた順」に説明を付けて登録しておくので参考にしてほしい。(さすがに細かな料理の説明は覚えきれず、説明になっていない写真も多い点はご容赦を)

●前菜(2択+1):杜の都の宝石箱
8種の小さなオードブルがガラスの器に盛られてくる。個々の料理もなかなか凝ったもので、品数が多いと安直になりがちな個人経営やチェーン店のそれとは異なり、一品一品楽しむことが出来る。ただし、美味しいかどうかは別。詳細は個々の料理写真で。

●魚料理(2択):ほうぼうのソテー カピタンソース
フレンチの店で東南アジア系のソースというのはいかがなものだろう?
固定料理に魅力が無かったので「本日仕入れのお魚料理」に掛けてみたが、エスニックを食べに来たわけではないし、実際のところまったくソースになっていない失敗作。エスニックをフレンチにアレンジする力量を宴会場フレンチに求めても無理なのかもしれない。ゴーヤの苦味を落としていない、安易に枝豆を大量に放り込む、オイルに風味が無いといった点が特に気になった。

●肉料理(3択):古川農場黒豚バラ肉のポワレ
脂身は苦手だなと思っていたものの古川産の豚肉というのも仙台ではあちこちで見かけていたので頼んでしまった。しかし、さすがに手を掛けた料理で美味しかった。
グリルとポアレと説明されていたが、その前に白ワインを加えた水煮で脂分を落として、さらに2工程の焼きで脂肪分を十分に落としたものだと思う。下に敷かれたサワーキャベツと白ワインとマッシュポテトベースのソースを合わせていただくことで、見事に調和した素晴らしい味を楽しむことが出来た。フレンチでは珍しい豚肉のポワレでも、らしい料理になるものだ。

●プチフール
デザートも終わり紅茶が供された直後に、ワゴンがやってきた。何かと思えば小菓子。「ワゴンデザート」ならぬ「ワゴンプチフール」というのは過去経験したことがない。
2種のマシュマロとキャラメルに焼菓子をお好きなだけと言われたので、全部盛り(といってもたいした量ではないが)をお願いした。
でも、このアプローチはあまり感心できない。種類が多いならともかく、たった4種類しかないのだから、最初から全部盛った皿をお茶と同時に出した方がタイムラグも発生しないのでベターだろう。


サービスはしっかり訓練された一流店らしいもの。この手の店に慣れていないと堅苦しさも感じるだろうが、東京の一流店に比べたらかわいいものなので問題ないだろう。他のテーブルで2回ほど発生した細かなアクシデントの対応を見ることが出来たが、スマートに対処していた。

前提知識が無い若い方には落ち着けないかもしれないが、男性なら25歳を過ぎたらこういった店を経験しておくのも良いと思う。私もその口だったが、彼女を連れてこういった店をスマートに使いこなせれば、見直されること間違いなし?
ディナーはちょっと独特な運用らしいので、事前にホームページの「ディナーの楽しみ方」で確認しておくと良いだろう。デートでなくても、地元で格式のある店を何回か経験しておけば、東京の一流フレンチに行っても場違いな行動でひんしゅくを買ったり、恥ずかしい思いをしなくて済むはずだ。(これはランチ中心の奥様方に向けたアドバイスでもある。東京フレンチで気になっているので、余計なお節介ながら)

  • 古川農場黒豚バラ肉のポワレ

  • ほうぼうのソテー カピタンソース

  • まずはウェイティングバーで冷たいハイビスカス茶

  • 案内された席には食前酒用のグリッシーニがセットされていた

  • アミューズは自家製無添加ソーセージのパイをいくつでも

  • ハート型のガラストレイに2種類の自家製パン

  • 前菜:杜の都の宝石箱(全8品、880円加算)

  • 「杜の都の宝石箱」①

  • 「杜の都の宝石箱」②キッシュ

  • 「杜の都の宝石箱」③

  • 「杜の都の宝石箱」④小麦粒をクスクスのように使っていた

  • 「杜の都の宝石箱」⑤

  • 「杜の都の宝石箱」⑥タコのマリネ

  • 「杜の都の宝石箱」⑦フリット

  • 「杜の都の宝石箱」⑧豚足を使った揚げ物

  • 1枚目のメインの肉料理にはサラダが別添えで付いてきた

  • 季節のソルベは濃厚なココナッツ

  • ソルベの後のメインデザートには力不足では?

  • ミルクティーを頼んだら、ロイヤルミルクティ風にしてきた

  • ワゴンサービスの小菓子全種

  • 入り口のバーコーナー:ここでワインを楽しめる

  • 店内はこんな感じ(正規ホームページも参考に)

  • 今日いただいたメニューは3850円(+オプション880円加算)

2008/08/06 更新

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