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らくだ丸の備忘録
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らくだ丸 (60代前半・男性・広島県) 認証済
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1回
夜の点数:4.7
2010/06 訪問
華も実もあるお料理と、心地よいホスピタリティ
内輪のお祝い事で、予約して2名で伺いました。予約はWebサイトからできるので、お店の都合を気にすることなく、気弱な自分にとっては、とても便利でした。これまで何度か芝のお店に伺って、連れも自分も気に入っているタテルヨシノの銀座店。自分は初めてでしたが、連れはこちらにも来たことがある上での選択。芝と違って、高い天井とガラスに囲まれた店内は解放感抜群で、銀座らしい華やかさです。この日頂いたのは14000円のコース。いただいてきたメニューから記憶をたどった内容は以下の通り。◇ 何はともあれお祝いということで、グラスシャンパンでスタート。■ アミューズ チーズ風味のシューと小さいタルト台に野菜を可愛らしく盛りつけたもの。■ アミューズ トウモロコシのジュレ。夏の朝のように新鮮で優しい味。素敵です。 ■ 仔ヤギのカルパッチョ 喜界島出身のシェフのスペシャリティの一つ。 喜界島に思いをはせながらいただきました。 付け合わせの香味のある野菜類が仔ヤギに良く合います。◇ この辺りからオーストリアの白ワイン 青リンゴのようなフレッシュな香りと味。 ソムリエの方の説明では、ミネラル感が野菜と合うとのこと。■ グリンピースのスープ エストラゴンの香り スープ自体は出汁を使わずに水とグリーンピースだけで作られたとのことですが、 とても旨みを感じます。泡だてたオマールエビの出汁が少し浮かべてあって、 エストラゴンとミントの香りとともに良いアクセントとなっていました。■ 季節の野菜 モネの庭園をイメージして 40種類近い野菜が大きなお皿一面に、彩りよく配置され、まさに印象派の絵画を 見るようです。一つ一つの野菜は生だったりフライしてあったり火を入れてあったり、と 手間がかかっていて、食べた後にとても充実感がありました。 これは何だろう? と思いながら食べすすめていくのは、野の草を自分で摘んでいくような 楽しみがあってよかったです。◇ ここからブルゴーニュのピノノアール 苺のような香りと、軽い酸味。 自分では勿論チョイスできない、魚と赤の組み合わせ。 魚が油を使っていない調理方法のために合わせ易いそうです。なるほど。■ 本日のお魚料理 蒸し焼きにされた旬の鱸はふっくらとして柔らかな食感。シェリー風味のソースで ワインとのコンビネーションも良好。もちろん魚の臭みを感じさせるようなことはありません。 やっぱりソムリエさんって大したものです。◇ ここからはボルドーの赤。カベルネソービニョンと他2種類をほぼ1/3づつブレンドした という、ミディアムボディーのものでした。■ フランス産鴨のロティ フォアグラと共に ちょうど良く焼かれた鴨肉。フォアグラ。そしてワイン。他に何が必要でしょう??■ フロマージュ ワインが残っていた(残していた?)ので、カルバドスでウォッシュしパン粉をまぶした カマンベール、山羊チーズともう一品を少しづついただきました。ここで、ワインは終了。ホスピタリティあふれる会話を挟みながら、お祝いの記念プレートを出していただいた後にデザート。■ ミルフィーユショコラ 華やかなパッションとアールグレイのグラス■ オーガニックコーヒーと小菓子 小菓子として出された、こちらのマカロン。フワサクの食感とほど良い甘みでとても美味です。ちょうど食事が終わったころに、吉野シェフがテーブルを回ってにこやかにご挨拶。以前、芝のお店でお目にかかって以来で、その時も思ったのですが、ちゃんとご自分で作って(あるいは見て)らっしゃるんだなぁ・・・と。子供じみた感想ですが、でも、やっぱりなんだか凄い。あえて言えば、ワインは高めの印象ですが、お料理も接客も演出も素晴らしく、ハレの日のディナーに最適なレストランの一つだと思います。
2010/07/24 更新
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
カップルシート
カウンター席
ソファー席
座敷
内輪のお祝い事で、予約して2名で伺いました。
予約はWebサイトからできるので、お店の都合を気にすることなく、気弱な自分にとっては、
とても便利でした。
これまで何度か芝のお店に伺って、連れも自分も気に入っているタテルヨシノの銀座店。
自分は初めてでしたが、連れはこちらにも来たことがある上での選択。
芝と違って、高い天井とガラスに囲まれた店内は解放感抜群で、銀座らしい華やかさです。
この日頂いたのは14000円のコース。
いただいてきたメニューから記憶をたどった内容は以下の通り。
◇ 何はともあれお祝いということで、グラスシャンパンでスタート。
■ アミューズ
チーズ風味のシューと小さいタルト台に野菜を可愛らしく盛りつけたもの。
■ アミューズ
トウモロコシのジュレ。夏の朝のように新鮮で優しい味。素敵です。
■ 仔ヤギのカルパッチョ
喜界島出身のシェフのスペシャリティの一つ。
喜界島に思いをはせながらいただきました。
付け合わせの香味のある野菜類が仔ヤギに良く合います。
◇ この辺りからオーストリアの白ワイン
青リンゴのようなフレッシュな香りと味。
ソムリエの方の説明では、ミネラル感が野菜と合うとのこと。
■ グリンピースのスープ エストラゴンの香り
スープ自体は出汁を使わずに水とグリーンピースだけで作られたとのことですが、
とても旨みを感じます。泡だてたオマールエビの出汁が少し浮かべてあって、
エストラゴンとミントの香りとともに良いアクセントとなっていました。
■ 季節の野菜 モネの庭園をイメージして
40種類近い野菜が大きなお皿一面に、彩りよく配置され、まさに印象派の絵画を
見るようです。一つ一つの野菜は生だったりフライしてあったり火を入れてあったり、と
手間がかかっていて、食べた後にとても充実感がありました。
これは何だろう? と思いながら食べすすめていくのは、野の草を自分で摘んでいくような
楽しみがあってよかったです。
◇ ここからブルゴーニュのピノノアール
苺のような香りと、軽い酸味。
自分では勿論チョイスできない、魚と赤の組み合わせ。
魚が油を使っていない調理方法のために合わせ易いそうです。なるほど。
■ 本日のお魚料理
蒸し焼きにされた旬の鱸はふっくらとして柔らかな食感。シェリー風味のソースで
ワインとのコンビネーションも良好。もちろん魚の臭みを感じさせるようなことはありません。
やっぱりソムリエさんって大したものです。
◇ ここからはボルドーの赤。カベルネソービニョンと他2種類をほぼ1/3づつブレンドした
という、ミディアムボディーのものでした。
■ フランス産鴨のロティ フォアグラと共に
ちょうど良く焼かれた鴨肉。フォアグラ。そしてワイン。他に何が必要でしょう??
■ フロマージュ
ワインが残っていた(残していた?)ので、カルバドスでウォッシュしパン粉をまぶした
カマンベール、山羊チーズともう一品を少しづついただきました。
ここで、ワインは終了。ホスピタリティあふれる会話を挟みながら、
お祝いの記念プレートを出していただいた後にデザート。
■ ミルフィーユショコラ 華やかなパッションとアールグレイのグラス
■ オーガニックコーヒーと小菓子
小菓子として出された、こちらのマカロン。フワサクの食感とほど良い甘みでとても美味です。
ちょうど食事が終わったころに、吉野シェフがテーブルを回ってにこやかにご挨拶。
以前、芝のお店でお目にかかって以来で、その時も思ったのですが、ちゃんとご自分で
作って(あるいは見て)らっしゃるんだなぁ・・・と。
子供じみた感想ですが、でも、やっぱりなんだか凄い。
あえて言えば、ワインは高めの印象ですが、お料理も接客も演出も素晴らしく、
ハレの日のディナーに最適なレストランの一つだと思います。