26回
2020/05 訪問
麺匠 独眼流【六】 ~泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いの泉ヶ岳スキー場まで2kmという場所にある店で「本日の限定」の「煮干し香露」~
2020/05/05 更新
2020/04 訪問
麺匠 独眼流【五】 ~東京・錦糸町の『真鯛らーめん 麺魚』をリスペクトして真鯛と水だけで作った超濃厚スープの「鯛塩らぁ麺」&「チャーシュー丼」~
訪問日:2020年4月26日(日)
本日のランチは、「泉ヶ岳」に登山する登山道路沿いに元イタリアンシェフの諏訪店主が昨年の9月21日にオープン『麺匠独眼流』へ!
しかし店のある場所は、「泉ヶ岳スキー場」まで、わずか2㎞という山中にあって!
最寄り駅駅の地下鉄南北線の泉中央駅から17㎞もあるので、アクセスは、ほぼ、車に限られる。
バス便もあることはある。
泉中央駅から出ている泉丘自然ふれあい館行きのバスに乗って、終点から2つ手前の笈坂(おいさか)で下車すれば…
バスの乗車時間36分。
バス停からも徒歩8分ほどで行けることは行ける。
しかし、1日に4本しか運行がなく、平日は営業時間中に行ける便は11時30分の一本のみ!
しかも、帰りは15時19分まで待たなければならない。
土日は、行きは10時30分に13時間30分の2本。
帰りは12時59分と16時09分。
しかし、13時30分の便の場合、時刻通り行ければ、14時14分には到着できるので、14時30分までの営業時間には間に合うはずだけど…
時間通りに行ける保証はないし…
特に土日の場合は、スープ切れで早めに閉店になる可能性も高い。
現実に、前回、訪問したときも13時になる前にスープ切れになってしまったので
でも、そんな場所にあっても、時間とお金を掛けても食べに行きたい!
それが『麺匠独眼流』!
こちらの店の諏訪店主が作るラーメンは、青森シャモロックと秋田の比内地鶏という…
東北が誇るブランド地鶏と水だけで作ったスープの「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」!
今月に入って、この2つのラーメンをいただいた。
どちらも、巧みな抽出時間と温度管理によって、地鶏のうま味を最大限に引き出したスープで♪
この絶品スープに絡む北海道のブランド小麦を使用して諏訪店主が毎日製麺する打ち立ての自家製麺が、また、秀逸な麺で!
全国でも有数な味わいの鶏清湯スープのラーメンなので♪
さらに、前々回の4月12日に訪問して、いただいた「シャモック搾り」という通常のスープの倍の量の青森シャモロックを使用したスープのラーメンは、突き抜けた味わいの逸品で♪
これだけ濃厚でうま味の強い鶏清湯スープのラーメンは、他に東京・新小岩の『麺屋一燈』の鶴崎店主が不定期に作る「地鶏そば」くらいしか、私は知らない…
そんな店で、今日は限定で「鯛塩らぁ麺」なるラーメンを提供すると…
先ほど、諏訪店主がTwitterでツイートしていて…
諏訪店主が作るラーメンは、地鶏出汁のラーメンしか食べたことがなかったので、楽しみにして、店へと向かった。
なお、「鯛塩らぁ麺」は遅い時間にはないと思うともツイートしていたので!
雨が降る中、愛車を駆って、開店時間5分前の10時55分に店へとやって来ると…
暖簾が掛けられていて、すでに、開店していた。
そして、ちょうど、お客さんが1人、店の入口にあった記名帳に記名しているところだったので…
書き終わるのを待って、私も記名。
車に戻って…
中で待っていると…
15分ほどで、諏訪店主の奥さまに呼ばれて入店。
券売機で「鯛塩らぁ麺」と「チャーシュー丼」の食券を購入して、奥さまに渡して…
新コロナウイルス感染症対策のため間引きして、間隔を空いたL字型カウンター席の1席へとつくと…
オープンキッチンの厨房には、今日もコックコートを着こなした諏訪店主の姿があって!
さっそく、サフランのような黄色い色したスープを寸胴から雪平鍋へと移して、温め始めたんだけど…
これって、「鯛塩らぁ麺」のスープだよね!?
今日は他に地鶏スープの「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」しか販売されてないので間違いない。
しかし、「鯛塩らぁ麺」と聞いて、鮮魚の真鯛で出汁を引いた淡麗な清湯スープのラーメンだと思ったのに、動物系の白湯スープベースの濃厚白湯スープのラーメンだったんだね!
そうして、いつものように、チャーシューの肉塊から厚めにチャーシューを切り出して!
麺を1玉、大きな鍋に入れて、泳がせるように茹でていくと…
温まったスープをラーメン丼に注いで!
今日も、いつも通り、1分ちょうどで、巧みな平ザル捌きで麺上げして、しっかりと湯切りされた麺がスープの張られたラーメン丼の中へ…
そうして、最後に丁重に盛りつけされて完成した「鯛塩らぁ麺」が、今日も諏訪店主によって供されると…
少し遅れて、「チャーシュー丼」も出された。
豚モモ肉のスモークレアチャーシューが2枚と、その下に隠れるように盛りつけられたローストした真鯛の切り身!
太メンマ、白髪ネギ、三つ葉、海苔がトッピングされた美しいビジュアルのラーメン!
サフランのような色をした清湯と白湯の中間のような…
半濁したスープをいただくと…
真鯛!真鯛!真鯛!
濃厚な鮮魚の真鯛のうま味が口いっぱいに広がるスープで!
他の鯛ラーメンの店に比べて、スープが濃厚な東京・錦糸町の『真鯛らーめん麺魚』のスープを、さらに濃厚に仕上げたような味わいのスープで!
超濃厚!
しかも、これは、『麺魚』の「濃厚真鯛らーめん」と同じ、鶏白湯ベースの濃厚スープに鯛出汁を合わせたスープではなく…
真鯛と水だけで作った「真鯛らーめん」を2倍濃厚に仕上げたような…
ただし、鶏は感じるので…
おそらく、しゃばめの鶏白湯のスープをベースに大量の真鯛のアラを入れて作ったら濃厚鯛スープだろうと思ったのに…
そうではなかった
諏訪店主の話しでは、真鯛と水だけで作ったスープのようで!
鮮魚の臭みが出ないようにローストした真鯛のアラだけを炊いて作ったスープだということだった。
なお、鶏が感じられたのは、香味油に鯛油を使わずに鶏油を使用したから!
そして、このラーメンは、諏訪店主が『真鯛らーめん麺魚』で食べて、衝撃を受けて!
『麺魚』をリスペクトして作ったという一杯で!
『独眼流』が浜松で営業していた時代に別ブランドの店で夜営業で出していたラーメンだということだったけど…
これは、全国でも他に類を見ない唯一無二の真鯛ラーメンと言える♪
ただ、諏訪店主の言うように、鮮魚の臭みはないものの…
癖のある味わいなので!
魚好きにはたまらない
しかし、魚嫌いの人は、全くダメで、好き嫌いがはっかり分かれるスープだね
でも、濃厚煮干しラーメンなんかもそうだけど!
誰もが好きなラーメンなんてあるわけないんだから…
何かの歌のように…
ナンバーワンじゃないけど特別なオンリーワンなラーメンの方がいい
麺は、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」に使用されている太くもなく細くもない中庸な太さの切刃20番だと思われる中庸な太さの麺が兼用されていて…
諏訪店主からは、『麺魚』のような細ストレートの低加水麺は作れないなんて話していたけど…
これだけ濃厚なスープだったら、ザクパツな食感のカタめで歯切れのいい低加水麺だったら、スープに負けてしまって…
スープに絡みすぎてしまって、美味しく食べられないと思うし!
このなめらかで、つるモチな食感の麺が、いい感じにスープに絡んでくれて!
かえって、この麺を合わせてよかったと思う♪
真鯛のローストは、焼き加減も塩加減もバツグンで!
最高に美味しかったし
豚モモ肉のレアチャーシューは、1枚はスモークされたもので!
薫香が香ばしくて♪
肉のうま味いっぱいのチャーシューで!
このチャーシュー、めちゃめちゃ好み♪
そして、もう1枚は、スモークされていない豚モモ肉のレアチャーシューで!
個人的には、もっとレア感がある方が好みだけど…
モモ肉が使われているのに、やわらかくて…
こちらも肉のうま味が、よく感じられる美味しいチャーシューだったし
そして、このチャーシューを少し薄めにスライスしたものが載せられて…
甘辛いソースが掛けられた「チャーシュー丼」が、また、めちゃくちゃ美味かったし
太メンマは、いつも通り、外はコリッ!
中はサクッとした食感が最高だったし♪
最後は、もちろん、スープをすべて飲み干して完食♪
しかし、この鯛ラーメンには驚かされたし!
諏訪店主の作るラーメンは地鶏以外のラーメンもバツグンに美味しかったので!
そんな、話しをすると、諏訪店主からは…
「煮干しらぁ麺」も「鴨、ぁ麺」も美味しく作れますよと話し…
今度、限定で提供しますというので…
めっちゃ楽しみだし♪
その前に、一番食べてみたい「独眼流つけ麺」を、まだ、食べてないので…
これからも、こちらの店には何度も通うことになると思う♪
ご馳走さまでした。
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
鯛塩らぁ麺…1000円
トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円
本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円
2020/04/30 更新
2020/04 訪問
麺匠 独眼流【四】 ~泉ヶ岳スキー場まで、わずか2㎞という場所に元イタリアンシェフがオープンした店で青森シャモロックと秋田の比内地鶏~
訪問日:2020年4月15日(水)
本日のランチは、3月末に仙台に引っ越してきて、これが早くも3回目の訪問になる『麺匠独眼流』へ!
仙台駅より北西の方角に見える「泉ヶ岳」に登山する泉ヶ岳公園線という道路沿いに…
しかも、山の麓ではなく、泉ヶ岳スキー場まで、わずか2㎞という場所に元イタリアンシェフの諏訪店主が昨年の9月21日にオープンした店!
店までは、最寄り駅の地下鉄南北線の泉中央駅から17㎞もあって、アクセスは、ほぼ、車に限られる。
さらに、雪が降ったらアウトじゃないかと思われる場所なのに
でも、そんな場所にあっても、食べに行きたくなる!
それが『麺匠独眼流』!
こちらの諏訪店主が作る「らぁ麺」は、青森シャモロックと秋田の比内地鶏という…
東北が誇る二大ブランド地鶏と水だけで作ったスープのラーメン!
昨年9月のオープン時には、この二つの地鶏の他に名古屋市コーチンも使用していた。
さらに、スペイン残のブランド豚のイベリコ豚に昆布も使っていた。
そして、これが濃密で厚みのあるスープで!
かなり美味しいスープだった
それが、前々回の4月4日に訪れたときには、究極の引き算スープへと変容させてきて…
しかし、これが、巧みな抽出時間と温度管理によって、地鶏のうま味を最大限に引き出したスープで♪
以前のような濃厚さは影を潜めたものの…
淡麗ながら、以前より、さらにうま味の強いスープへと進化させてきていた♪
さらに、前回4月12日に訪問して、「シャモック搾り」という通常のスープの倍の量の青森シャモロックを使用したスープのラーメンを「塩」でいただいた。
すると、これが、先週いただいた「塩らぁ麺」のスープを濃厚にして、うま味も強いスープに仕上げられていて、超絶美味しいスープだった
だから、次は「シャモック搾り」の「醤油」を食べてみたい♪
と思っていたけど、今朝の諏訪店主のTwitterのツイートによれば、本日の提供は「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」のみ…
でも、ノープロブレム!
リニューアルしたスープの「醤油らぁ麺」があるので♪
というのも、前々回に「塩らぁ麺」を食べたときに思ったのは…
地鶏主体の濃厚清湯スープだったら、スープ本来のうま味で食べさせる「塩らぁ麺」の方が美味しいし、好み♪
でも、地鶏と水だけで作った淡麗なスープだったら、地鶏のうま味とともにカエシに使われた醤油のうま味の合わせ技で食べさせる「醤油らぁ麺」の方が、美味しいのは、今までの経験上、わかっているので♪
そうして、車で店へとやって来たのは、もう、あと1分で13時になる時刻!
すると、今日もパリッとコックコートを着こなした諏訪店主が店の中から出てきて、暖簾を下ろし始めた。
急いで、車を店の駐車場に停めて、車を出ると…
「今日は、なぜか忙しくて、スープが無くなってしまって…」
なんて死刑宣告を受けてしまって…
ガーン
ショックを受けたところで…
「でも、1杯分ならありますよ。」と言われて、ホッ
入店して、券売機を見ると…
Twitterの告知通り、ラーメンは「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」のみの販売!
そして、今日もトッピングの「自家製雲呑」が販売されていなかったので、「醤油らぁ麺」の食券だけを購入して、諏訪店主の奥さまに食券を渡すと…
お水と「本日の付きだし」の「焼き九条ねぎ酢味噌添え」が出された。
目の前のオープンキッチンの厨房では、諏訪店主によって、本日最後の一杯分のスープが雪平鍋に入れられて、ガス台の火に掛けられていくと…
ラーメン丼にカエシと鶏油が入れられて…
チャーシューが肉塊からカットされて…
それが終わると、麺が大きな鍋に入れられて…
麺が鍋の中を泳ぐように茹でられていくと…
温まったスープがカエシと鶏油の入るラーメン丼に注がれて…
茹で始めからジャスト1分で、巧みに平ザルを使った麺上げが行われると…
麺線を整えて、鶏油が回し掛けられて…
具がキレイに盛りつけられて…
流れるような一連の作業で完成させた「醤油らぁ麺」が、諏訪店主自らの手で供された。
豚肩ロース肉のスモークチャーシューが2枚に太メンマ、笹切りされた長ネギに九条ネギ、海苔がトッピングされた…
美しいビジュアルのラーメン♪
まずは、生揚げ醤油が香るスープをいただくと…
青森シャモロックの比内地鶏の地鶏のうま味と芳醇でコクのあるカエシがハーモニーを奏でるスープは絶品♪
めちゃめちゃ美味しくて
突き抜けている…
これだけ美味しい鶏と水だけで作ったスープのラーメンというのも…
東北はおろか、全国的に見ても少ないんじゃないかな…
尼崎のレジェンドが作る比内地鶏100%スープの一杯は別格としても…
「ミシュランガイド東京」で2016年から2020年まで5年連続でビブグルマンに掲載されて…
今年は食べログの「TheTabelogAward2020」でも「Bronze」に選出された…
東京・西荻窪にある『麺尊RAGE』の廣田店主が、同じ青森シャモロックと水だけで作ったスープの「軍鶏そば」と比べても引けを取らないほど♪
そして、この極上の味わいのスープに合わされた麺は、切刃20番の太くも細くもない中庸な太さの自家製ストレート麺で!
「ハルユタカ」を軸に「春よ恋」、「きたほなみ」といった北海道産小麦の強力粉をブレンドして製麺した麺は、なめらかで、たおやかな口当たりの…
つるっと啜り心地がよくて、のど越しのいい麺で!
小麦粉のうま味も感じられて!
そして、なにより、スープとの相性がよくて!
スープとの一体感を感じられるのがいい♪
豚肩ロース肉のスモークチャーシューは、まず、その薫香が、とても香ばしくて♪
肉のうま味が中に閉じ込められた、とても美味しいチャーシューだったし
太メンマも、外はコリッ!
中はサクッとした食感がたまらなくよかったし♪
そうして、最後は、スープの最後の一滴まで残さず飲み干して完食
堪能させてもらいました。
残りのラーメンは「シャモロック搾り」の「醤油」だけなので!
提供されたら、また、食べに行くつもり♪
ただ、「塩」は、濃厚な「シャモロック搾り」の方が美味しいし、好みだったけど♪
「醤油」は、この淡麗な「醤油らぁ麺」の方がいいような気もしたかな…
何れにしても、まだ、「独眼流つけ麺」もいただいてないし!
時々、限定で出されている「鯛塩らぁ麺」も食べてみたいので!
こちらの店には、今後も何度も通うつもり♪
ご馳走さまでした。
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
独眼流香露…1200円
トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円
本日のご飯…400円/マデラソース豚丼…400円/お子様ラーメン…500円
2020/04/20 更新
2020/04 訪問
麺匠 独眼流【参】 ~通常の2倍の量の青森シャモロックを使用したというプレミアムな「シャモロック搾り(塩)」&「極上お茶づけset」~
訪問日:2020年4月12日(日)
本日のランチは、仙台の「ヒルクライムの聖地」と呼ばれる「泉ヶ岳ヒルクライムコース」になっている泉ヶ岳公園線という道路沿いに昨年の9月21日にオープンした『麺匠独眼流』へ!
ちなみに「泉ヶ岳ヒルクライムコース」は、泉ヶ岳入口のバス停(川崎上)をスタートして、泉ヶ岳スキー場の駐車場まで登っていく7.2㎞。
そして、『麺匠独眼流』までは5.2㎞。
つまり、泉ヶ岳スキー場まで、わずか2㎞という場所に店を開業したわけだけど…
最寄り駅の地下鉄南北線の泉中央駅からだって17㎞もあって、アクセスは、ほぼ、車に限られるというのに…
また、何で,そんな場所に店をオープンしたのか!?
最初は疑問に思えたけど…
これは、店主の自信の表れ!
過去2回訪れて、「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」の2つのラーメンをいただいて、それがわかった。
それは、このどちらのラーメンも、全国でも屈指の味わいの鶏清湯スープのラーメンで!
わざわざ、時間とお金をかけても食べに行く価値のある一杯と言えるので…
午後の1時ジャストに店の駐車場へと車を滑り込ませて…
割烹のような外観の店へと入店すると…
オープンキッチンの厨房には、店名入りのコックコートをパリッと着こなした元イタリアンシェフの諏訪店主!
そして、ホールには、かわいらしい奥さまの姿が!
まずは、店を入って、すぐ右にある券売機で食券を購入する。
本日も新コロナウイルス対策のため、メニューを絞っての営業のため、販売されていたのは、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」、「シャモロック搾り」の3種類のラーメン。
「独眼流つけ麺」と「独眼流まぜそば」の販売はなし。
また、トッピングの「味玉」は販売されていたものの、「自家製雲呑」と「チャーシュー」の販売はなかった。
でも、前回4月4日に来店したときには「醤油らぁ麺」と「塩らぁ麺」の2種類のラーメンに絞っていたのに、今日は「シャモロック搾り」がある!
というわけで、スープに通常の2倍の量の青森シャモロックを使用したというプレミアムな「シャモロック搾り」と「本日のご飯」として提供されていた「極上お茶づけset」の食券を買い求めて…
食券を奥さまに渡すと…
醤油にするか、塩にするか聞かれて…
「塩でお願いします。」と答えて、空いていた席の1席へと着くと…
さっそく、ラーメン作りに入る諏訪店主!
スープを雪平鍋に移して、ガス台の火に掛けて…
麺を大きな鍋に入れて、湯の中を泳ぐように茹で始めると…
豚バラ肉のローストチャーシューを包丁でカットして…
バットに入れると、ファイアー
バーナーで炙っていく…
さらに、もう1種類のチャーシューをカットして…
温まったスープがラーメン丼に注がれると…
麺を茹で始めてから2分30秒が経過したところで、平ざるを使って巧みに麺上げして!
しっかりと湯切りされた麺がスープの注がれたラーメン丼の中へ…
そうして、最後に丁重に具が盛りつけられて…
鶏油が回し掛けられて完成した「シャモロック搾り(塩)」が諏訪店主自らの手によって供されると…
少し遅れて「極上お茶づけset」も供された。
豚バラロールの炙りチャーシューに豚肩ロース肉のスモークチャーシューの2種類のチャーシューに太メンマ、九条ネギ、三つ葉がキレイに盛りつけられて!
ラーメン丼の縁に海苔が添えられた、とても美しいビジュアルのラーメン♪
まずは、前回の「塩らぁ麺」に比べて、さら濃い黄金色したスープをいただくと…
清湯スープとは思えないほど濃厚で厚みのあるスープで!
地鶏のうま味が半端なくて
超絶美味しい
昨年の9月に、最初に、こちらの店で「醤油らぁ麺」を食べたときは…
尼崎のレジェンドやリニューアル前の湯河原の巨匠のスープのような淡麗なな味わいのスープなんだろうなと思っていたのに…
大阪の『極汁美麺umami』や京都の『晴耕雨読』のような濃厚地鶏清湯スープで!
味も、再興に美味しかった
それが、今月の4日に「塩らぁ麺」を食べたときには…
以前ほどの濃厚さは影を潜めていた…
しかし、最適な抽出時間と温度管理によって作られたスープは、地鶏のうま味が口いっぱいに広がるスープで!
こちらも最高に美味しい
そして、うま味という点では、こちらの方が、さらに強く感じられた♪
ただ、地鶏と水だけで作った濃厚鶏清湯スープは大好きで
今、その頂点にあると思っているのは、東京・新小岩の『麺屋一燈』の鶴崎店長が不定期に限定で提供する「地鶏そば」!
これは、ある一種類の地鶏だけを使って、その地鶏と水だけで作ったスープのラーメンで!
地鶏によって、多少のバラツキはあるものの、濃厚でうま味の強いスープのラーメンで!
所謂、「水鶏スープ」と呼ばれる水と鶏だけで作ったスープでは一番の好み♪
しかし、この諏訪店主の作ったスープは、この「地鶏そば」をも凌ぐほどの濃厚さと美味しさを兼ねた逸品で…
めちゃめちゃ美味しい
そして、この濃厚地鶏清湯スープに合わされた麺は、諏訪店主によると…
切刃12番の極太ストレートの自家製麺だということだったけど…
これだけ太い麺を、手揉みもせずに合わせたら…
麺が勝ちすぎてしまうのでは!?
食べる前までは、そう思った。
しかし、清湯スープとはいえ、これだけスープが濃厚だと、それなりに絡んでくれて、これはこれであり♪
それに、なめらかで、モッチリとした食感の加水率高めの麺は、しなやかなコシがあって!
小麦粉のうま味も感じられる麺でよかったし♪
ただ、できれば、手揉みしてもらえると…
もっと、スープとの絡みもよくなって、さらに美味しくいただけると思うんですけど
豚バラロールの炙りチャーシューは、香ばしくて♪
ジューシーな肉のうま味を感じる美味しいチャーシューだったし
豚肩ロース肉のスモークチャーシューは、熏香がたまらなく、よかったし♪
厚みがあって、肉のうま味が中に閉じ込めた絶品のチャーシューだったし
太メンマは、外はコリッ!
中はサクッとした、理想的な太メンマの食感に仕上げられていてよかったし♪
そして、麺と具を食べ終わったところで…
「極上お茶づけset」の鰹の削り節が掛けられたご飯にスープを掛けて!
さらに、別皿で提供された温玉に九条ネギを入れて…
山葵を溶き入れていただくと…
地鶏出汁と鰹節がコラボして!
極上の味わい
そうして、最後に残ったスープをいただいたところ…
青森シャモロックがスープの飲み始めよりも、さらに強く香って♪
過去に、何度か美味しい地鶏スープを飲んで、経験してきたことだけど…
本当に美味しい地鶏スープは、こうして、飲み始めから飲み終わりまで堪能させてもらえる…
東北では唯一無二の濃厚地鶏清湯スープの塩ラーメン!
そして、これは、ここまで足を運んでも食べる価値のある逸品♪
また、間髪入れずに伺います。
ご馳走さまでした。
PS こちらの店でも、お持ち帰りメニューがあって!
この「シャモロック搾り」に使われていた切刃12番の極太麺で作った「独眼流焼きそば」が販売されていたので、夕食用に購入♪
プラスチックのパッケージがアレだけど
POPにあった通り、気仙沼産オイスターソースと熟成木樽醤油の味付けが最高なので、よかったらどうぞ♪
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
独眼流香露…1200円
トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円
本日のご飯…400円/マデラソース豚丼…400円/お子様ラーメン…500円
2020/04/15 更新
2020/04 訪問
麺匠 独眼流【弐】 ~仙台出身の元イタリアンシェフの店主が「泉ヶ岳」に登山する道路の途中に開業した店で青森シャモロックと比内地鶏と水だけで作ったスープの「塩らぁ麺」&「鯛の出汁茶づけ」~
訪問日:2020年4月4日(土)
本日のランチは、仙台駅より北西の方角に見える「泉ヶ岳」に登山する道路の途中に昨年の9月21日オープンした『麺匠独眼流』!
仙台出身の元イタリアンシェフの諏訪店主が、震災の時に浜松で過ごす機会があって、浜松に愛着があったことから、まず、静岡県の浜松市に2014年2月に店をオープン!
その後、宮城県登米市に移転して、2017年7月3日にオープン!
そして、仙台市へと凱旋オープンしてきた!
しかし、店へのアクセスは、ほぼ、車に限られる。
仙台駅から車で約32分。
最寄り駅である仙台市営地下鉄南北線の泉中央駅からも車で約25分もかかる。
そんな辺鄙な場所にオープンした店へオープン一週間後の9月27日に訪問して…
「醤油らぁ麺」と「本日のご飯」の「鯛の出汁茶づけ」をいただいた。
「醤油らぁ麺」は、比内地鶏、名古屋コーチン、青森シャモロックの地鶏のうま味が凝縮された濃密な味わいのスープで!
このスープが、キレがあって、コクのあるカエシとマリアージュして、めちゃめちゃ美味しかった
しかし、清湯スープなのに鶏が濃厚で、厚みの感じられるスープだったのには驚かされた。
これは、大阪の『極汁美麺umami』や京都の『晴耕雨読』ほどではないかもしれないけど、それに次ぐほどの濃厚さ!
情報では、『ロックンビリーS1』やスープリニューアル前の『飯田商店』のような味わいのスープと聞いていたのに、淡麗な路線のスープではなかったんだね!
最初から、こんな濃厚鶏清湯スープだと知っていたら、「塩らぁ麺」にしたのに…
淡麗な味わいの鶏清湯の場合は、それだけでは、うま味のない塩と合わせるよりは、醤油のカエシと合わせた方が、ずっと美味しい♪
しかし、濃厚鶏清湯の場合は、それだけで、カエシがなくても美味しいので、塩ダレではなく、塩だけで、味を整えるだけでも美味しいので
前回訪問したときには、こんな感想をブログに書かせてもらったけど…
こんなクオリティが高くて、美味しいラーメンを仙台で食べたのは初めて♪
だから、4月から仙台転勤になって…
こちらの店のラーメンを食べるのを一番の楽しみにしていた
仙台の住まいから愛車で出発!
11時11分11秒に店へとやって来ると…
10台ある駐車場には5台の乗用車が停まっていて…
店頭に置かれた椅子には2人のお客さんが座っていた。
椅子に座って待っていると…
6分ほどで諏訪店主の奥さまから呼ばれて入店!
まずは、券売機で食券を購入する。
麺メニューは、前回と同じ「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」、「独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)」、「独眼流香露」の4種類!
前回との違いは、「焼き干し汐らぁ麺」がメニュー落ちして、代わりに「シャモロック搾り(醤油・塩)」がメニュー入りしていたこと。
この「シャモロック搾り」というメニューは、券売機のボタンに「通常の倍の量のシャモロックスープに太麺」と書かれていて、めっちゃ食べたいと思ったけど、新型コロナウイルスによる外出自粛要請によって、メニューを絞っての営業だったために、本日の販売はなし…
さらに、前回も食べようと思っていた「独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)」は、今回も新型コロナウイルスのおかげで食べられず
でも、大丈夫♪
「塩らぁ麺」があるので!
前回、「醤油らぁ麺」をいただいて、スープが濃厚さよりも清湯スープだったことがわかったので、次回は「塩らぁ麺」を食べたいと思っていたので♪
ただ、一つ残念だったのはトッピングの「自家製雲呑」が販売されていなかったこと…
そこで、「塩らぁ麺」と前回同様、今日も「本日のご飯」として販売していた「鯛の出汁茶づけ」の食券を買い求めて、奥さまに食券をわたして、1席のみ空いていたカウンター席へ…
こちらの店は、カウンター席の前にはオープンキッチンの厨房が広がる割烹のような造りの店で!
雰囲気的には『中華蕎麦とみ田』や『飯田商店』のようで!
カウンターの上には、今日も箸とレンゲがセットされている木製のトレーが置かれていて!
着席すると、すぐに奥さまから水の入ったコップとともに「本日の煮物」である「チャーシューとかぶの煮物」が出された。
そして、そのオープンキッチンの厨房には店名のロゴ入りのコックコートをバリっと着こなした諏訪店主の姿があって…
注文を受けた諏訪店主は、先客のラーメンを作った後に、私の「塩らぁ麺」を作り始めて…
まず、雪平鍋にスープを移して、ガス台の火に掛けていくと…
頃合いをみて、麺を1玉、鍋に入れて、タイマーをセット!
麺を泳がすようにして茹でていって…
温まったスープがラーメン丼に注がれると…
タイマーをセットしてからジャスト1分で鳴り始めたタイマーを止めて…
平ざるで麺上げして、湯切りされた麺がスープが張られたラーメン丼に入れられて…
丁重に具が盛りつけられて、最後に鶏油が回し掛けられて、完成した「塩らぁ麺」が、諏訪店主自らの手によって供されて!
さらに、ラーメンの記念撮影をしているうちに「本日のご飯」の「鯛の出汁茶づけ」も出された。
供された「塩らぁ麺」は、大小2枚の豚モモ肉のローストチャーシューが2枚に、太メンマ、刻みネギ、海苔がトッピングされて…
九条ネギに三つ葉がセンター盛りつけられた美しいビジュアルのラーメン♪
まずは、キラッキラと鶏油が煌めくスープをいただくと✨
地鶏出汁のうま味いっぱいのスープで!
昆布のうま味も仄かに感じられるものの…
感じられるのは、ほぼ、地鶏!
しかし、前回、あれだけ濃厚だったスープは影を潜めて、『ロックンビリーS1』やスープリニューアル前の『飯田商店』のような淡麗な方向に寄せたように感じられた。
でも、適切な時間と温度管理で抽出されたスープは、めちゃめちゃ美味しい
それと、地鶏の構成を変えたのか!?
ちょっと、スープの味わいも違うように感じられたので…
後客のラーメンを作り終えて、一段落している諏訪店主に…
「スープは地鶏と水だけですか?」と聞いてみると…
「そうです。」
「お客さんに鶏のうま味を知ってもらおうと思って…」
なんて答えてくれたので…
「地鶏は青森シャモロックですか!?」と重ねて聴くと…
「シャモロックと比内も少し使ってます。」と話していたので…
「昆布は塩ダレに使っているのですか!?」と、さらに聞くと…
私の顔をじっと見て…
「一期一会さんですか!?」と聞かれたので…
「はい、そうです。」と答えて、顔バレしているのがわかってしまったんだけど…
前回に次いで今回も、店主に、こんな不躾なこと質問する人なんて仙台にはいないんだろうね
そして…
「昆布は使ってはいますが、少量です。」
「塩ダレではなく、塩だけでもいいと思ってます。」
なんて答えてくれたけど…
塩ダレを使わずに、塩だけで味付けを行っているのは、私の知るかぎりは、大阪の『極汁美麺umami』だけ!
塩は醤油とは違って、それ自体にうま味はないので…
よほどスープに自信がなければ、そんなことはできない。
それに、地鶏と水だけで作ったらスープのラーメン店は、『飯田商店』がブレイクしたことで、ここ数年で、かなり増えた。
しかし、ほとんどの店で出されるのは醤油ラーメンで、塩ラーメンを出す店は少ない。
理由は、醤油や味醂のうま味を合わせてやらないと、ラーメンとして成り立たないから…
しかし、このスープは、醤油でも絶対、美味しいだろうけど、塩でも、これだけ美味しくて
しかも、『極汁美麺umami』のような濃厚さはないのに、スープのうま味だけで食べさせる。
そんなことができるのは『ロックンビリーS1』と…
以前に比べて、濃厚さは影を潜めたのに美味しく食べさせてくれる大阪の『麺や福はら』くらいか…
鶏と水で作ったスープの塩ラーメンだったら、『飯田商店』をも凌ぐ美味しさで
絶品♪
そして、この極上の味わいのスープに合わされた麺は、切刃22番だと思われる平打ちの中細ストレートの自家製麺で!
「ハルユタカ」を軸に「春よ恋」、「きたほなみ」をブレンドして製麺しているとPOPにあった麺は、なめらかな口当たりの…
つるっと啜り心地がよくて!
のど越しのいい麺で!
以前は、これらの北海道産の強力粉に加えて香川県産の中力粉である「さぬきの夢」もブレンドされていたのに、やめたみたいで…
以前の麺の、うどんを食べているような、モッチリとしたコシは感じられないけど…
しかし、スープとの絡みはよくなって!
スープとの一体感が感じられる♪
さらに、以前は、打ち立ての麺が使われていたはずなのに、この麺からは小麦粉のうま味に甘味が、よく感じられて…
麺は美味しく進化していた♪
豚モモ肉のローストチャーシューは肉質のいい豚肉が使われていて…
肉のうま味が、よく感じられる焼豚でよかったし♪
太メンマも、外はコリッ!
中はサクッ!
食感の違いを楽しめる♪
めっちゃ好みのメンマでよかったし!
「鯛の出汁茶づけ」は、鯛の刺身の上に刻み青ネギ、柚子が載せられて、和風出汁が掛けられたもの!
鰹と昆布出汁のうま味で食べさせてくれる出汁茶漬けで、とても美味しい
鯛の刺身は、前回は生で!
しかし、新鮮なものが使われていて、臭みなどなく、美味しくいただけたけど…
今回は、炙ったものが使われていて…
しかも、軽く炙ったのと、しっかり炙ったものがあって!
しっかり炙ったものは、とても香ばしくてよかったし♪
軽く炙ったものは、ラーメンを食べてから食べたこともあるとは思うけど…
ご飯と出汁の熱で蒸されて、まるで、真空低音調理したような味わいに感じられて…
むしろ、生よりも美味しくいただけた
そうして、最後は、もちろんスープを飲み干して完食
そして、これは前回も感じたことだけど…
スープの温度が下がると、鶏の風味がより強く感じられて…
飲み始めから飲み終わりまで、とても美味しくいただけました
仙台に来たので、これからは何度も通わせてもらいますね♪
ご馳走さまでした。
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
独眼流香露…1200円
トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円
本日のご飯…400円/マデラソース豚丼…400円/お子様ラーメン…500円
2020/04/05 更新
2019/09 訪問
【新店】麺匠 独眼流 ~仙台駅より北西の方角に見える「泉ヶ岳」に登山する道路の途中に移転オープンしてきた店で「醤油らぁ麺」&「鯛の出汁茶づけ」~
訪問日:2019年9月27日(金)
本日のランチは、仙台市泉区福岡岳山に9月21日に移転オープンしてきた『麺匠独眼流』へ!
こちらの店は、仙台出身の元イタリアンシェフの諏訪店主が静岡県の浜松に2014年2月にオープンした店で!
その後、宮城県登米市に2017年7月3日に移転オープン!
さらに、仙台市へと凱旋オープンしてきた!
しかし、店のある泉区福岡岳山という場所は、仙台駅より北西の方角に見える仙台市民の憩いの山「泉ヶ岳」に登山する道の途中にあって、アクセスは、ほぼ、車に限られる。
仙台駅からは22㎞。
車で約32分。
最寄り駅である仙台市営地下鉄の泉中央駅から17㎞。
車で約25分かかる。
でも、今日は仙台の麺友が車で迎えに来てくれたので、よかったけど…
何で、また、こんな辺鄙な場所に店をオープンさせたんだろう
店の登録された住所をナビに入れると…
山の中にセットされてしまったので…
おかしいなと思って、スマホに「麺匠独眼流 泉ヶ岳」と入力してググってみると…
トップにヒットしたのは、登米市に店があったときの情報…
しかし、2番目にヒットした、こちらの方のブログを拝見させていただいたところ…
「まだグーグルマップには表示されないのですが、「ゆとり炉無我久庵」というお店を少し過ぎたあたりです。」という記載があったので!
『ゆとり炉無我久庵』の住所をカーナビにインプットして出発!
すると、泉ヶ岳へ登っていく「泉ヶ岳公園通り」という道の左側に『岳山珈琲』が見えて!
その先に『ゆとり炉無我久庵』があって、スピードを緩めると…
すぐ先に、店の看板はなかったけど、開店祝いのお花が飾ってある店が見えて!
店頭にお客さんが並んでいたので!
すぐに、ここだとわかった♪
車10台は停められるたろうと思われる店の駐車場に車を滑り込ませたのは12時30分を少し回った時刻!
店頭に並んだ5人の男性客の後ろに付いて待つ。
すると、すぐに、店主の奥さまと思われる方が店の中から出てきて…
先に食券を買うよう促しされた先客5人が入店。
そうして、食券を買い終えた、5人が出てきて、少しするうちに…
お客さんが2人、さらに3人と出てきて、先客5人が奥さまから呼ばれて入店していった。
この後、15分ほど待って、奥さまから呼ばれて入店。
まずは、券売機で食券を購入する。
麺メニューは「醤油らぁ麺」1,000円、「塩らぁ麺」1,000円、「独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)」1,400円、「仙臺香露(季節野菜と牛タン仕立て)」1,200円、「焼き干し汐らぁ麺」1,100円の5種類。
さらに「季節の限定麺」2000円なんてボタンもできていた。
トッピングとサイドメニューは、「自家製雲呑」300円、「本日のご飯」400円、「肉飯」400円とあって…
「本日のご飯」は「鯛の出汁茶づけ」!
こちらの店は、「麺を主役とし、いかに麺を美味しく提供できるかを追求しています。」と言って!
麺へのこだわりを掲げる店で!
ここに来るまでは、細麺、太麺、一反もめんの3種類の麺を醤油と塩の2種類のつけ汁につけていただく「独眼流つけ麺」が販売されていたら、それにするつもりだった。
しかし、まだ、販売されていなかったので
「仙臺香露(せんだいころ)」というメニューのボタンの上に、「あと一つ」というシールが貼られていて…
あと一つしかないとなると、ちょっと気になる
これは、情報によると、うどんマニアが最後に辿り着く聖地と言われる岐阜県多治見市の『信濃屋』が発祥のつゆが香るうどん「香露(ころ)」をオマージュして作った麺料理で!
これも食べてみたいとは思ったけど…
でも、それなら、やっぱり、ラーメンから行くべきだよね!
というわけで、少し、迷って、買い求めたのは「醤油らぁ麺」と「本日のご飯」の「鯛の出汁茶づけ」の食券!
「醤油らぁ麺」は、「比内地鶏、名古屋コーチン、青森シャモロックをベースにイベリコ豚、北海道産真昆布をブレンドし最適な温度管理で丁寧に出汁を抽出しております。」とPOPに解説のあったスープのラーメンで!
「つけ麺」が、まだだったら、これにしようと思っていたし!
「塩らぁ麺」も同じスープのラーメンなのに「醤油らぁ麺」にしたのは、店主がTwitterでおすすめしていたから(笑)
これは、すぐに決まった!
悩んだのは、「焼き干し汐らぁ麺」にするか「鯛の出汁茶づけ」にするか?
青森県むつ市の「脇野沢焼き干し」を使った「焼き干しラーメン」を『中華ソバ伊吹』で、過去に2度ほど食べたことがあって…
こんないい出汁出してくれるラーメンなんて食べたことなかったし…
あまりのスープの美味しさに感動した!
以来、「焼き干しラーメン」が、最も好きなラーメンになった。
しかし、「脇野沢焼き干し」に限らず、平舘海峡(たいらだてかいきょう)で獲れた片口鰯の「焼き干し」は、手作業の伝統的な加工技術で作られて、時間も手間も掛かるため、とても高価!
だから、なかなか、食べる機会もなくて…
食べたいとは思ったけど…
しかし、この「焼き干し汐らぁ麺」だけは、POPに何の解説もなかったし…
券売機でも、麺メニューの中で、唯一、大きなボタンになっていなかったので…
それに、1,100円という価格も、普通だと、ちょっと、高めに感じられる方もいらっしゃるかもしれないけど!
こちらの店のラーメンは、デフォルトの「醤油らぁ麺」に「塩らぁ麺」が1,000円なので!
決して高くはないし…
面白いもんで、これが、かえって、もっと高値が付けられていたら、これにしていたかもしれないけど…
それに、「鯛の出汁茶づけ」にしたのは、「和風出汁で食べる鯛茶づけです。」と説明書きがあって!
よくある、ご飯に鯛の解し身と薬味が載せられたものに、ラーメンのスープを掛けていただく、セルフ鯛茶漬けではなかったので…
ちなみに、仙台の麺友はシンプルに「醤油らぁ麺」だけ!
そして、L字型カウンター7席のうちの空いていた2席に座ると…
カウンターの上には箸とレンゲがセットされている木製のトレーが置かれていて!
奥さまから水の入ったコップとともに茄子とチャーシューの炊き合わせが入った小鉢が出された。
こちらの店は、カウンター席の前にはオープンキッチンの厨房が広がる割烹のような造りの店で、雰囲気的には『中華蕎麦とみ田』や『飯田商店』のよう!
そして、そのオープンキッチンの厨房では、注文を受けた諏訪店主が、私たちの醤油ラーメンを作り始めるところで…
まず、雪平鍋にスープを移して、ガス台の火に掛けていくと…
頃合いをみて、麺を1玉、鍋に入れて、麺を泳がすようにして茹でていって…
温まったスープがラーメン丼に注がれると…
平ざるで麺上げして、湯切りされた麺が入れられて…
最後に、丁重に具が盛りつけられて、完成した「醤油らぁ麺」が仙台の麺友に出されると…
同じルーティーンで作られた「醤油らぁ麺」が私にも供された。
こちらの店は、こんな風に同じ「醤油らぁ麺」を注文しても、2個作りせずに、必ず、1個作りするのが流儀!
麺を最高の状態で食べてもらいたいというこだわりからそうしている。
その分、時間も掛かる…
しかし、それでも、オペレーションがよくて、着席してから6分ほどで着丼したので、ストレスはない。
さらに、ラーメンの写真撮影しているうちに…
「本日のご飯」の「鯛の出汁茶づけ」も着丼!
供された「醤油らぁ麺」は、豚モモ肉の吊るし焼きチャーシューが2枚にハーフ味玉、太メンマ、三つ葉、小ネギが載せられた…
美しいビジュアルのラーメン♪
まずは、生揚げ醤油が芳醇に香り♪
鶏油が煌めくスープをいただくと…
鶏のうま味が凝縮された濃密な味わいのスープで!
名古屋コーチンが使われているので、少し、ワイルドさも感じられる。
でも、比内地鶏の出汁のうま味が、よく出ているのがよくて♪
このスープが、キレがあって、コクのあるカエシとマリアージュして、めちゃめちゃ美味しい
しかし、清湯スープなのに鶏が濃厚で、厚みの感じられるスープだったのには驚かされた。
これは、大阪の『極汁美麺umami』や京都の『晴耕雨読』ほどではないかもしれないけど、それに次ぐほどの濃厚さ!
情報では、『ロックンビリーS1』や『飯田商店』のような味わいのスープと聞いていたのに、淡麗な路線のスープではなかったんだね!
最初から、こんな濃厚鶏清湯スープだと知っていたら、「塩らぁ麺」にしたのに…
淡麗な味わいの鶏清湯の場合は、それだけでは、うま味のない塩と合わせるよりは、醤油のカエシと合わせた方が、ずっと美味しい♪
しかし、濃厚鶏清湯の場合は、それだけで、カエシがなくても美味しいので、塩ダレではなく、塩だけで、味を整えるだけでも美味しいので
麺は、切刃22番だと思われる平打ち気味の中細ストレートの麺で!
「北海道産「春よ恋」「ハルユタカ」。香川県産「讃岐の夢」をベースにその時々の良い小麦粉をブレンドし、毎朝製麺し立ての麺を提供しております。」とPOPにあった打ち立ての麺は…
つるっとした啜り心地がよくて、のど越しのいい麺なのがいい!
それに、小麦粉のうま味も、しっかりと感じられる♪
それと、強力粉とともに中力粉がブレンドされているので、うどんのような、モッチリとした食感も感じられて!
この濃厚鶏清湯のスープとも適度に絡んでくれるのがいい♪
ただ、打ち立ての麺が使われて、熟成されていないので、コシは感じるものの、強くはないかな…
この麺は、ぜひ、つけ麺で食べてみたいな!
ラーメンで食べているので、その風味のよさが伝わりにくいけど…
これがつけ麺だったら、ストレートに伝わってくるので♪
赤い縁した豚モモ肉の吊るし焼きチャーシューは、まず、その薫香が、たまらなくよくて♪
肉質のいい豚肉が使われているので、肉のうま味が半端なくて!
噛む度に肉のうま味を感じられる絶品の焼豚なので
これ、単品トッピングで増せるなら、絶対に増しておきたい♪
ハーフ味玉も、黄身の半熟度合いがバッチリだったし!
太メンマも、外はコリッ!
中はサクッ!
太メンマのお手本のような食感に仕上がっていて完璧だったし♪
三つ葉の風味も、この醤油味のスープとは、よく、合っていて!
トッピングされた具のクオリティも高かったし♪
さらに、茄子とチャーシューの切れ端を炊き合わせた小鉢も、とても美味しくいただけて!
デフォで1,000円のラーメンと聞いて…
食べる前までは、強気の価格設定だなと思ったけど…
これで1,000円なら、むしろ安いくらい♪
「鯛の出汁茶づけ」は、鯛の刺身に三つ葉、小ネギが載せられて…
和風出汁が掛けられたもの!
鰹と昆布出汁のうま味で食べさせる出汁茶漬けで、とても美味しい
鯛の刺身も新鮮なものが使われていてよかったし♪
ただ、できれば、刻み海苔と山葵があるとよかったかなと思ったのと…
鯛の刺身は、醤油、味醂、酒で味付けて、白胡麻を加えたタレにつけた「づけ」で出してもらえるとよかったんだけどね…
そうして、最後は、残ったスープを、すべて飲み干して完食したんだけど…
スープの温度が下がると、鶏がより強く感じられて…
飲み始めから飲み終わりまで、美味しくいただけました
ご馳走さまでした。
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/仙臺香露(季節野菜と牛タン仕立て)…1200円
焼き干し汐らぁ麺…1100円
自家製雲呑…300円
本日のご飯…400円/肉飯…400円
2019/10/06 更新
訪問日:2020年5月4日(月)
本日5月4日のみどりの日のランチは、泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いにある『麺匠独眼流』へ!
泉ヶ岳スキー場まで、あと2kmという山中に元イタンアンの料理人の諏訪シェフが昨年の9月21日にオープンした店。
こんなところに本当に飲食店なんかあるのか!?
そして、なぜ、そんな場所に店をオープンしたのか?
訪問するまでは疑問だった
しかし、諏訪店主が作るラーメンを食べて、その疑問が解けた。
それは、わかる人だけが食べに来ればいいという諏訪店主の自信の表れ…
詳しいことは、4月から仙台の住人になって、早くも4回もこちらの店を訪れて、「塩らぁ麺」、「シャモロック搾り」、「醤油らぁ麺」、「鯛塩らぁ麺」の4杯のラーメンを食べて、レポートしているブログをご覧いただければ、おわかりになると思いますけど…
諏訪店主の作るラーメンは、スープも麺も突き抜けていて…
時間とお金を掛けても食べに行く価値のある一杯なので…
そんな店が先週の木曜、金曜と臨時休業した。
店の公式Twitterで告知があったから、無駄足を踏むこともなかったけど…
GWに突入した土日には何のツイートもなく…
もしかして、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)による営業自粛しているのか!?
わからなかったので、様子を見ていたところ…
COVID-19対策の給付金10万は宮城のラーメン食べ尽くすのに消費するとTwitterでツイートしていたラーメン変人さんが、こちらの店でこの日出された「本日の限定」の「煮干し香露」を食べてTwitterで深夜の0時31分にツイートしていたのを今朝の9時過ぎに発見して!
めっちゃ美味しそうだったので、返信すると…
「超絶美味の冷やし」で!
「祝日ゆえに今日明日もおそらく提供してる可能性大です」なんて返信があったので!
今日もあるといいなと思いながら泉ヶ岳に向けて出発
11時30分になる時刻に車を店の駐車場に滑り込ませると…
車が3台とバイクが2台停まっていた。
車を降りて、入口へと向かって、入口にあるボックスの中の記名帳に、まず、名前を書いて、車の中で待つ。
それが、こちらの店のルール!
そして、今日は39人のお客さんが、すでに来店していて…
新型コロナウイルス感染症対策のため、5席に席を減らして営業している店内には5人のお客さんがいて…
さらに、2台の車の中に5人にも5人の先客がいることがわかった。
20分待って、今日も和服姿のキレイな諏訪店主の奥さまから呼ばれて11時50分に入店!
まずは、券売機で食券を買おうとしたところ…
本日も「本日の限定」として「煮干し香露」が販売されていて♪
POPに「現金対応」と書かれていたので、奥さまに現金千円をお渡しして、席へ!
そして、待っていると…
諏訪店主によって、麺上げされて、冷水で、よく〆られた麺が丼にキレイに盛りつけられて!
冷製スープが入れられると…
最後に、トッピングの具が丁重に飾り付けられて…
完成した「煮干し香露」が諏訪店主から直々に供された。
低温調理された豚モモ肉のレアチャーシューが2枚!
1枚は、さらに燻製が施されたスモークチャーシューで!
さらに、時計回りに穂先メンマ、おぼろ昆布、とろろ、小ネギ、アーリーレッドがぐるっと丼を囲むように配されて…
中央に温玉、三つ葉が盛りつけられた…
具沢山で、つゆだくの…
美しいビジュアルの「ぶっかけ」!
メニュー名に付けられた「香露(ころ)」とは!?
岐阜県多治見市にある『信濃屋』が発祥の冷たいうどん。
露(つゆ)が香ることから、「こうろ」と名づけられて…
いつの間にか「う」が略されて「ころ」となったという。
「冷やしうどん」とは違って、「ざるうどん」のたまり醤油に鰹出汁のつけつゆに使うような濃いつゆを、うどんが浸る程度にかけたもので…
「冷やしうどん」ほど、つゆの量は多くはない。
ということは、つゆが濃くて少ない「ぶっかけうどん」の「つゆだく」バージョンってことなのかな!?
勝手に、そう講釈したけど…
こちら『独眼流』の「煮干し香露」は、うどんを中華麺に置き換えて…
出汁を鰹節ではなく、煮干しで引いた…
つまり、出汁は讃岐うどんのいりこ出汁の「ぶっかけ」の味わいってことなんだろうね!
そんな知識を仕入れた上で、まず、つゆを味見してみると…
これは…
背黒…
煮干しは煮干しでも、いりこではなく、背黒が使われていた。
そして、このキリッとした味わいで、甘味も強くない、この味付けは、たまり醤油も使われているかもしれないけど、生揚げ醤油主体の味…
しかし、この背黒と水で出汁を引いて、生揚げ醤油主体の醤油と合わせた、このかけつゆは、背黒の力強い煮干しのうま味が出ていて!
味もたまり醤油ベースではなく、甘味を抑えた芳醇でコクのある生揚げ醤油ベースの、この味の方が個人的には好み♪
そして、具を寄せると、2種類の麺が顔を出した。
一つは平打ちの太ストレート麺で!
もう一つは、煮干しラーメン『凪』の「一反もめん」をさらに幅広にしたような…
ワンタンの皮のような麺が合い盛りされていて…
まずは、つゆに浸っていない麺を2種類とも食べてみると…
どちらの麺も打ちたての麺が使われていて、小麦香る、香り高い麺だったのがよかったし♪
平打ちの太ストレートの麺は、なめらかな口当たりでモチモチとした食感の加水率40%オーバーの多加水麺で!
弾力があって、しなやかなコシがあって、風味も食感も最高だったし♪
「一反もめん」風の麺は、これとは違って、加水率を下げた中加水麺に仕上げられていて…
見た目通りのワンタンの皮のようなトゥルンとした食感に感じられて!
2つの異なる食感を楽しませてくれたのがよかった♪
しかし、自家製麺で、製麺するだけでも大変なのに、わざわざ、違う加水率の麺帯を用意してくるとは…
もしかすると、「醤油らぁ麺」、「塩らぁ麺」用の麺帯を使用しているのかもしれないけど…
この諏訪店主という人は、絶対、麺フェチだね
しかし、この麺をいただいて、『独眼流』の新たな魅力を発見した。
それは、道産小麦粉を使って作った打ち立ての麺の香り♪
今までは、ずっと、熱々のスープの「らぁ麺」ばかり食べてきて!
味、食感とも優れた麺だということはわかったし…
これを冷たく〆た麺で、つけ麺にして食べたら、きっと、もっと、美味しく感じるんだろうなとは思ったけど…
どちらかというと、スープにばかり目が行きがちだった。
しかし、こうして、冷たい麺で食べて…
思った以上に香り高くて、うま味も強い麺であることが、今日、よくわかった♪
そして、つゆに浸った麺をいただくと…
つゆは、そのまま、飲むには濃すぎるけど、麺が強いので、つゆに絡みすぎることもなく、つけ麺を食べている感覚で食べられたし!
背黒の出汁も、ほぼ、背黒のうま味だけで!
アクセントとして、背黒のビターさも感じられるのがよくて、とても美味しくいただけたし
しかし、この諏訪店主という人は、地鶏と水だけで作った超絶美味しいスープのラーメンを作る人だと思ったのに…
前回いただいた鮮魚の真鯛と水だけで作った濃厚真鯛スープの絶品ラーメンなんかも作れるし♪
こうして、淡麗な背黒のうま味いっぱいのスープも作れる…
どれだけの引き出しを持ってる人なんだろう
豚モモ肉のレアチャーシューは、写真左のものが低温調理しただけのノーマルなもので!
右が燻製したスモークチャーシューだったけど…
ノーマルなレアチャーシューは、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて…
諏訪店主に聞いてないので、わからないけど…
おそらく、国産豚の良質な肉が使われていて!
だから、肉のうま味が、一般のラーメン店で使うレアチャーシューとは、ぜんぜん別物に感じられたし♪
スモークレアチャーシューは、薫香がたまらなくよくて!
うま味も強くて!
これは、私の中では最強・最高と思っている先月、東京の秋葉原に移転した『麺処ほん田』の「吊し焼きチャーシュー」と並ぶほどの逸品で!
最高に美味しい
今まで、チャーシューは、いろんな部位のものが、いろんな調理法で出てきたので、トッピングしたことはなかったけど…
この2種類の豚モモ肉のレアチャーシューが安定して続いているので、これからはチャーシュートッピングするつもり♪
他のトッピングも、穂先メンマは、やわらかくて…
穂先部分のシャクシャクとした食感がたまらなくよかったし♪
おぼろ昆布は、この醤油味のスープと、とても相性よかったし!
アーリーレッドの甘味と少しの辛味も、この背黒の煮干し出汁にはバッチリ合っていたし♪
とろろに温玉をつゆにまぜてみると、つゆがマイルドになって!
これなら、濃いつゆも飲みやすくなる。
ただ、それでも、味は濃すぎるので…
できれば、割りスープを用意してもらえると、完璧だと思うんだけどね…
しかし、煮干しでも、これだけの出汁を引けるなら…
ぜひ、温かい煮干しスープのラーメンも、ぜひ、やってください。
今日も堪能させてもらいました。
ご馳走さまでした。
メニュー:醤油らぁ麺…1000円/塩らぁ麺…1000円
独眼流つけ麺(麺三昧仕立て)…1400円/シャモロック搾り(醤油・塩)…1200円
鯛塩らぁ麺…1000円
【本日の限定】煮干し香露…1000円
トッピング
自家製雲呑…200円/チャーシュー…300円/味玉…100円
本日のご飯…400円/チャーシュー丼…400円/お子様ラーメン…500円