6回
2021/12 訪問
麺屋 謝(いやび)【四】 ~店のすぐ近くに第2駐車場を借りて、今年の5月15日から計20台の車が駐車できるようになった店で「地鶏そば(塩)」&「煮干そば」~
2021/12/30 更新
2021/04 訪問
麺屋 謝(いやび)【参】 ~青森シャモロックオンリーで出汁を引くようになった「地鶏そば(塩)」&九十九里特撰背黒やオリーブいりこなどの10種の煮干しと水で作った「煮干しそば」~
訪問日:2021年4月10日(土)
本日二軒目のランチに向かったのは青森県南津軽郡藤崎町にある『麺屋謝』!
『麺屋一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長店主が地元の青森県に2019年6月20日にオープンした店!
今日は、同じ『麺屋一燈』グループ出身の大森さんが『めん処きよ洲』を地元の岩手県盛岡市に本日4月10日にオープンするので!
仙台から168㎞車を走らせて、2時間強掛けてやって来た️
そして、アンティパストに2杯のラーメンをいただいて
東京と千葉から大森さんの開店祝いに駆けつけていたジョーさん、じゃいさんを乗せて158㎞離れた店へ️
そうして、約2時間10分ほどのドライブで、店へとやってきたのは14時を少し過ぎた時刻。
しかし、こんな時間だというのに店の駐車場は、ほぼ、満車
どうにか1台分、駐車場が空いていたので、車を停めることができたけど…
相変わらず流行ってる♪
なお、リョーマ店主が毎日、Twitterでお願いしているように…
駐車場が空いてないからといって、絶対に隣のセブンイレブンの駐車場には停めないようにしましょう
ちなみに、この日はまだ、店頭に3台。
店の横に6台分を合わせた計9台の駐車場だけだったけど…
この後、5月15日に店のすぐ近くに第2駐車場を借りて、11台の車が駐車できるようになったので!
詳しくは店のTwitterかFacebookをご覧ください♂️
そうして、3人で入店すると…
カウンター9席で営業する店は満席で
元々は小上がりだった、一段上がった場所が、10人ほと座れる待ち合いスペースとして使われていて…
そこにも8人のお客さんが座っていた。
3人座れないので、外待ちのベンチに座って待つしかないかなと思ったら…
券売機で食券を買っているうちに、お客さんが2人、帰っていったので、店内で、座って待つことができた。
なお、券売機で、買い求めたのは、ジョーさんが「濃厚煮干しそば」!
じゃいさんと私は「地鶏そば(塩)」!
そして、さらにトッピングの「チャーシュー(豚3枚)」も追加して!
待つこと17分ほどで席が空いて!
7分ほど席で待っていると…
完成した「地鶏そば(塩)」の「豚チャーシュー」トッピングがリョーマ店主自らの手で供された。
さらに、リョーマ店主からは…
「スープは青森シャモロックと水だけです。」
「鶏油は名古屋コーチンを使いました。」
なんて言うので…
「青森シャモロックをやめて、比内地鶏だけにするって言ってなかったっけ?」と言うと…
「そうでしたっけ!?」
なんて言うんだけど
前回、昨年の9月に同じ「地鶏そば(塩)」を食べたときには、そう言っていたのに
でも、青森シャモロックオンリーで出汁を引くのはいい♪
でも、だったら、別取りの名古屋コーチンの鶏油を使わなくてもいいんじゃないのかなとは思ったけど…
豚肩ロース肉のレアチャーシューがトッピングした3枚を合わせて4枚と鶏ムネ肉のレアチャーシューが1枚!
穂先メンマ、九条ネギ、海苔が盛りつけられた美しいビジュアルの塩ラーメン
黄金色したスープをいただくと…
青森シャモロックの地鶏のうま味が凝縮されたスープは絶品♪
そして、別取りした名古屋コーチンの鶏油が、どうスープに影響するのか!?
ちょっと心配したけど…
それどころか、名古屋コーチンの鶏油を使うことによって、よりスープに厚みがあるようにも感じられたし…
スープは、前回よりも、より美味しくブラッシュアップされていた
麺は、全粒粉が配合された中細ストレート麺で!
これは、昨年いただいた麺と同じ!
前回、リョーマ店主に聞いた話しでは、この麺は、同じ『麺屋一燈』グループ出身で、東京・東久留米にある『IRUCA-Tokyo-』の小川店主が、同じ東京・東久留米にある「三河屋製麺」に特注している麺で!
やはり、同じ『麺屋一燈』グループ出身で、リョーマ店主の先輩だった千葉県匝瑳市(そうさし)の八日市場にある『麺屋いとう』の伊東店主とともに使用しているけど…
するするとした啜り心地のいい麺で!
のど越しのよさもあって!
スープとの絡みもバツグンで!
この麺のおかげで、より、美味しくいただくことができた
ただ、昨年いただいたときは、『麺屋いとう』の麺に比べて、少しカタめに感じられたこが記憶に残っているし!
確か、麺の茹で時間も違うはずだけど…
茹で時間を替えたのかな!?
後で、前回のブログを見返してみると…
『麺屋いとう』の伊東店主が1分10秒茹でていた麺をリョーマ店主は50秒で、20秒早く上げていたので!
麺は、切刃22番(太さ1.36㎜)で、加水率は、おそらく33%程度の、加水率が、やや、低めの中加水麺だと思われるので…
1分10秒茹でるのがスタンダードのようにも思えるけど…
少しアルデンテに茹でた麺は、日本蕎麦の七割そばを食べているような、つるっとした食感に感じられてよかったし!
スープとの絡みもよかった♪
こんな風に書いていて…
カタくても、食感はよかったし!
スープとの絡みもよかったように書いていたけど…
でも、今日の、やや、やわらかめに感じられる食感の麺の方が、絶対、いい♪
トッピングされた豚肩ロースのレアチャーシューは、低温調理されたもので!
火入れの状態もいいし♪
しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味も感じられる美味しいレアチャーシューで、トッピングして大正解
鶏ムネ肉の低温調理されたレアチャーシューも、しっとりとした食感に仕上げられていて!
スパイシーな味付けなのもよかったし♪
穂先メンマは、とても、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感が、たまらなくよかったし♪
最後は、本日、これか3杯目のラーメンだったけど、こんな美味しいスープを残すわけにはいかないので!
すべて飲み干して完食
ご馳走さまでした。
と言うと…
「煮干しそば、スゴくよくなってると思います。」
「今は10種の煮干しを使って、煮干しと水だけで作ってます。」
「食べて欲しかったな」
なんて言うので…
じゃいさんと目を合わせて…
「食べますか」
というわけで、じゃいさんともども、この日、4杯目のラーメンを食べることにした
券売機でデフォの「煮干しそば」を買い足すと…
さっそく、リョーマ店主によって「煮干しそば」が作られて!
完成した「煮干しそば」が、再び、リョーマ店主の手によって供された。
豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の2種類のレアチャーシューが、それぞれ1枚ずつと…
玉ねぎ、小ネギに海苔が載る煮干しラーメン!
まずは、煮干しのフレーバーのする琥珀色したスープをいただくと…
煮干し!煮干し!煮干し!
煮干しと水だけで作った淡麗な味わいのスープのはずなのに…
大量の煮干しを使ったスープは煮干しが濃厚で!
さらに、九十九里特撰背黒やオリーブいりこといった、上物の煮干しが使われているからだろうけど…
背黒を中心に、いりこのうま味がハンパなくて
鯵煮干しの甘味も感じられて…
めちゃめちゃ美味しくなってる
前回までのスープは、今年の1月に千葉市に復活した屋号のない店!
以前は、千葉県船橋市で『零一弐三』の屋号で営業していた、しょーくんこと池田店主のスープをリスペクトして作ったスープという感じが強かったのに…
独自の路線を歩み始めていて…
今日の一番の収穫は、さらなる高みへのチャレンジをしていることがわかったこと♪
そして、今まで、リョーマ店主が作ってきたスープは、それなりにいただいているつもりだけど…
これは、その中の最高傑作といっていいと思う♪
それだけ美味しくて
前回までは、「煮干しそば」がメインの店だけど、実は、美味しいのは「鶏そば」!
人に聞かれると、そう答えてきたけど…
発言を撤回しなければいけないね
全国でも3本の指に入る煮干しスープ!
堪能させてもらいました…
麺は、全国で最高峰の煮干しラーメン店『中華ソバ伊吹』御用達の麺で!
「鶏そば」にも使用している製麺所の東京・東久留米の「三河屋製麺」の中細ストレートの低加水麺が合わせられていて!
今日も50秒で茹でられた麺は、カタめで、噛むと、パツッと歯切れのいい食感の麺で!
煮干しスープとの相性はバツグンだったし♪
トッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、火入れも絶妙だったし!
しっとりといた食感に仕上げられていて!
『麺屋一燈』出身の店で提供されるレアチャーシューは、どの店もクオリティが高いけど!
この店も例外じゃないよね♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューも、先ほど同様、しっとりとした食感に仕上げられて!
スパイシーな味付けなのもよかったし♪
そうして、最後は、これが、今日、4杯目のラーメンだというのに…
スープが美味しくて、残すなんてことは考えられないので…
もちろん、すべて飲み干して完食
ご馳走さまでした。
メニュー:煮干そば…800円/濃厚煮干そば…850円
地鶏そば(塩)…800円/地鶏そば(醤油)…800円
半熟玉子…100円/海苔(5枚)…100円/玉ねぎ…50円/メンマ…150円/チャーシュー(豚3枚)…250円/チャーシュー(鶏3枚)…250円
ご飯…150円/大盛り(1玉)…200円/和え玉…200円
2021/06/17 更新
2020/09 訪問
麺屋 謝(いやび) 【弐】 ~東京の人気行列店で限定の煮干しラーメンを提供していた若き店主が故郷の青森県にオープンした店で8種類の煮干しと水だけで作ったスープの「煮干そば」~
訪問日:2020年9月11日(金)
本日のランチは、東京の人気行列店の系列店で修業したリョーマくんこと福長龍馬店主が帰郷して青森県弘前市の北隣にある藤崎町に2019年6月28日にオープンした『麺屋謝』へ!
オープンを知って、すぐにでも行きたいと思いなからも、店のある青森県藤崎町まで自宅のある千葉から行くのは、めちゃめちゃ遠くて
東京駅か、羽田空港まで行って、そこから新幹線かエアーで青森まで行って…
そこから、1日に何便もない在来線に乗り換えて行くか…
あるいは、レンタカーを借りて行く…
それに日帰りで行くのは疲れるから、泊まりともなると…
お金も時間も、すごく掛かるので
何かの用事で北東北に行くときに行こう!
とは思っていたけど、なかなか、そんな機会もなく、時だけが過ぎていった…
そうしているうちに、リョーマ店主は店を休業して11月に上京!
11月10日・11日の2日間、当時、千葉県船橋市の東海神駅前にあった『零一弐三』の厨房を借りて、特別営業をしてくれた。
わざわざ、青森まで行かなくても、向こうから来てくれた♪
こんなありがたいことはない
というわけで、11月10日に提供された「煮干しそば」も、11日に提供された「鶏そば(塩)」、「鶏そば(醤油)」の3種類のラーメンをすべていただいた。
元々、東京の修業先で、限定で提供していた「煮干しそば」は定評があるので、美味しいのはわかっていたけど…
煮干しそば
「鶏そば(塩)」、「鶏そば(醤油)」が「煮干しそば」以上に美味しかったのは驚かされたし
それどころか、比内地鶏に青森シャモロックという東北が誇るブランド地鶏と水だけで作ったスープは、全国的に見ても上位にランキングされるほどの絶品スープのラーメンだった。
鶏そば(塩)+鶏もも炙り 鶏そば(醤油)
そこで、今度こそ、青森の店舗で食べてみたいと思っていて…
今日、ようやくチャンスが巡ってきた。
というわけで、青森県藤崎町の国道7号線沿いにある…
「隣のセブンイレブンさんには駐車しないようお願い致します。」とリョーマ店主がTwitterで毎日、注意喚起を呼び掛けている「セブンイレブン藤崎町村井店」の隣にある店へとやって来て…
本日1杯目に「鶏そば(塩)」をいただいた。
これが、10ヵ月前にいただいたスープと変わらない…
地鶏のうま味が凝縮されて…
スープに厚みのある…
絶品の味わいのスープで!
東北でいったら、東北No.1の『麺匠独眼流』と双璧をなすほどの美味しさだった
鶏そば(塩)
しかし、めちゃめちゃ美味しかったので、食べ終わって、それをリョーマ店主に伝えると…
「煮干しは自信があります!」
「ても、地鶏は、美味しくないですよ…」
「来週からは比内地鶏100%スープに替えるので、よくなるとは思いますけど…」
なんて、話していたけど…
こんなに美味しいのに
でも、こうして、常にスープを美味しくブラッシュアップさせようとしている姿勢はスゴいと思うし!
自分で「自信があります。」と話していた「煮干そば」も、めっちゃ期待できそう♪
そうして、一杯目の「鶏そば(塩)」を食べ終えると…
完成した「煮干そば」が、そうタイムラグなくリョーマ店主から供された!
先ほどの「鶏そば(塩)」同様、豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の2種類のレアチャーシューがトッピングされて…
しかし、穂先メンマはなく、代わりに海苔が添えられて…
さらに、薬味には、先ほどと同じ小ネギに加えて…
玉ねぎが追加された煮干しラーメン!
まずは、煮干し香る琥珀色したスープをいたどくと…
九十九里特撰背黒に八戸青口、オリーブいりこ、鯵、平子など8種類の煮干しを使って出汁を引いたと話していたスープは、これ、何処かの店で何度もいただいたような味なんですけど
そう、これは、10ヵ月前に厨房を借りて特別営業した『零一弐三』のしょーくんこと池田店主の味わい♪
そして、もっと言ってしまえば、池田店主の修業先である、ニボラーの聖地である『中華ソバ伊吹』のDNAすら感じられるスープで!
煮干しと水だけで、動物系も昆布も使用せずに作ったスープは、淡麗な清湯スープなのに煮干しが濃厚で…
煮干しのうま味の塊のようなスープで♪
九十九里特撰背黒に八戸青口他何種類か使われた背黒メインのスープは、背黒の力強いうま味が、よ~く感じられて♪
オリーブいりこのうま味に鯵煮干しの甘味!
平子のビターさも感じられて…
そして、カエシがスープにバッチリ合っていて!
走召糸色美味しい
しかし、今、休業している『中華ソバ伊吹』の一番弟子だった池田店主の味が、この地で味わえるとは…
麺は、三河屋製麺の煮干しラーメンには定番の切刃22番の中細ストレート麺が合わされていて…
この麺は、『中華ソバ伊吹』に『中華ソバ伊吹』で使用されている麺で!
さらに、三村店主の二番弟子である大阪の『麺処ゆうき(『麺や而今』)』ゆうき店主に…
三番弟子で、9月6日に栃木県の宇都宮市にオープンしたばかりの『三和中華ソバ店』一輝店主などの『伊吹』一家での店でも使われている麺だけど…
50秒で茹でられた茹で加減も最高で!
カタめで、パツッと歯切れのいいザクパツな食感の低加水麺は、このうま味いっぱいの煮干しスープとの相性はバツグン♪
トッピングされた豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりといた食感に仕上げられていて!
ただ、先ほどは、脂と赤身肉が混ざった部位だったのに、こちらは赤身肉の部位のもので…
先ほどは、豚の脂のうま味と甘味を感じられたのに対して、こちらは、赤身の肉のうま味を感じられて…
2種類の味が楽しめたのがよかったし♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりとした食感に仕上げられていたのかよかったし!
スパイシーな味付けに仕上げられているのもよかった♪
そうして、最後は、こちらも、スープの最後の一滴まで堪能しながら完食
これは、東北のニボラーは、絶対に食べるべき逸品♪
今日は「鶏そば(塩)」と「煮干そば」を食べたけど…
まだ、「鶏そば(醤油)」に未食の「濃厚煮干そば」も食べたいので!
近いうちに再訪しないとね♪
ご馳走さまでした。
メニュー:煮干そば…800円/濃厚煮干そば…850円
地鶏そば(塩)…800円/地鶏そば(醤油)…800円
半熟玉子…100円/海苔(5枚)…100円/玉ねぎ…50円/メンマ…150円/チャーシュー(豚3枚)…250円/チャーシュー(鶏3枚)…250円
ご飯…150円/大盛り(1玉)…200円/和え玉…200円
2020/09/15 更新
2020/09 訪問
麺屋 謝(いやび) ~東京の人気行列店で修業した若干24歳の店主が帰郷して青森県藤崎町にオープンした店で比内地鶏と青森シャモロックと水だけで作ったスープの「地鶏そば(塩)」~
訪問日:2020年9月11日(金)
本日のランチは、青森県弘前市の北隣にある藤崎町に昨年の2019年6月28日にオープンした『麺屋謝』へ!
東京の人気行列店の系列店で煮干しラーメンの限定を作っていたリョーマくんこと福長龍馬店主が若干24歳で開業した店!
リョーマ店主は当初、アメリカでラーメンを提供することを考えて渡米。
しかし、これが難関で、故郷の青森県で開業することを決意。
帰郷して、まず、五所川原市金木町にある実家の『軽食・喫茶驢馬(ロバ)』で2018年10月からラーメンを提供開始。
しかし、スタート直後は1日に2、3杯しか売れない日々が続いた。
それでも、自分の味を信じて続けていくうちに、口コミでお客さんが徐々に増えていって…
現在の場所に出店を決める頃には1日に50杯以上売れるようになっていた。
そうして開業した店は、開業直後から淡麗な「煮干そば」とマニア向けの「濃厚煮干そば」が評判となって、すぐに行列のできる店になった。
その後、昨年の11月には東京に凱旋!
当時、千葉県船橋市の東海神駅前にあった『零一弐三』の厨房を2日間借りて、11月10日には「煮干そば」!
11月11日には「地鶏そば(塩/醤油)」が提供された。
青森まで、新幹線かエアーを使って行かないと食べられないラーメンが関東で食べられるとあって、リョーマ店主が修業した東京の人気店のファンの皆さんが大挙して押し寄せた!
もちろん、私も、両日、訪れて、「煮干そば」に「地鶏そば(塩)」と「地鶏そば(醤油)」の3杯のラーメンをいただいた。
リョーマ店主の作る「煮干そば」は、東京で何度も食べているので、美味しいのはわかっていた。
しかし、「地鶏そば」は、青森に帰ってから独学で作り上げたメニューで!
比内地鶏と青森シャモロックのブランド地鶏を使って、地鶏と水だけで作るスープのラーメンと聞いて
そんな究極の引き算の難しいラーメンを美味しく作れるんだろうか!?
疑問に思ったし
だから、2日目に提供された「地鶏そば」は、ハードルを下げて食べにいった。
しかし、先着20名のみ連食できる権利を確保して、2杯いただいた「地鶏そば(塩)」に「地鶏そば(醤油)」は、どちらも、得意の「煮干そば」以上に美味しくて
こんな美味しい純鶏スープのラーメンを作れるなんて…
マジで驚かされたし
今年食べたラーメンの中でも、一番、衝撃を受けた一杯だったかもしれない…
あれから10ヵ月が経過して…
今回、初めて、実店舗に行ける機会に恵まれたので!
このチャンスを逃さず訪問!
ナビに店の住所を入力して、もうすぐゴール地点の国道7号線を疾走していると…
リョーマ店主がTwitterで毎日のように「隣のセブンイレブンさんには駐車しないようお願い致します。」とツイートしている「セブンイレブン藤崎町村井店」が見えてきて…
さらに、その先に藍色の下地に白色で書かれた「麺屋謝」の看板が見えた。
12時22分に店の左隣に7台停められる駐車場に車を乗り入れると…
ラッキーなことに、1台分駐車場が空いていた。
なお、この他、店頭にも2台分の駐車スペースがあって、駐車場は計9台停められることが後でわかったけど…
この後、そこも埋まって、満車になった
入店すると、カウンターのみ9席の客席は満席で!
小上がりの座敷を改造して、ベンチを置いて待ち合い席として利用しているスペースには5人のお客さん…
しかし、この後、すぐに9人に増えて…
さらに外待ちまで出た
そして、一直線に並ぶカウンター席のと対面するオープンキッチンの厨房にはリョーマ店主1人!
後で聞いたら、来週は妹さんが手伝ってくれると話していたけど、基本はリョーマ店主のワンオペで営業しているようで…
1人で、これだけのお客さんを対応するのは大変そう
それに、時間も掛かりそう
まずは、券売機で食券を購入する。
メニューは、左上の一番のおすすめの位置に「煮干そば」!
「煮干そば」の下の2段目にはボタンはなく、3段目に「濃厚煮干そば」のボタン!
さらに、4段目、5段目に「地鶏そば(塩)」、「地鶏そば(醤油)」と続く。
券売機右側は各種トッピングに「麺大盛り」と「ご飯」のボタン。
さらに、メニューには他に「和え玉」もあって、こちらは現金対応で200円。
この中から私がセレクトしたのは「地鶏そば(塩)」と「煮干そば」の2つのラーメン!
そうして、待ち合いのベンチで10分ほど待っていると席が空いて…
その後、8分で「地鶏そば(塩)」がリョーマ店主から出されたので…
ワンオペの割りには提供は早い♪
供された「地鶏そば(塩)」は、豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の2種類のレアチャーシューがトッピングされて!
穂先メンマ、小ネギが載せられた美しいビジュアルのラーメン♪
まずは、黄金色に輝くスープをいただくと…
比内地鶏と青森シャモロックと水だけで作ったスープは、地鶏のうま味が凝縮された濃密な味わいのスープで!
スープに厚みが感じられて…
絶品
10ヵ月前に千葉県船橋市でいただいているので、驚きはしなかったけど…
4月から仙台に移り住んで、東北で美味しいと言われる鶏と水で作ったスープのラーメンを提供する店を何店か訪ねているけど…
これだけ、うま味の強い鶏出汁のラーメンを食べさせてくれるのは、こちらの店以外には仙台の泉ヶ岳に上っていく山岳ロード沿いにある『麺匠独眼流』くらいで!
この味わいは、全国でもトップクラス♪
そして、これは土地柄、これ以上、高く販売できないのかもしれないけど…
比内地鶏と青森シャモロックという東北が誇る高価なブランド地鶏をふんだんに使って作るスープのラーメンだというのに、これを800円という価格で販売してくれるのもスゴい
そして、この絶品の純鶏スープに合わされた全粒粉が配合された中細ストレートの麺は…
リョーマ店主の説明によると…
「『IRUCA-Tokyo-』の小川さんの麺です。」ということで!
東京・東久留米にある『IRUCA-Tokyo-』が、この麺に変更してから食べたことはないけど…
リョーマ店主の修業時代の先輩である『IRUCA-Tokyo-』の小川店主が、同じ東京・東久留米にある「三河屋製麺」に特注で作ってもらっているという、この麺は、千葉県匝瑳市(そうさし)の八日市場に8月15日にオープンした『麺屋いとう』の、やはり、リョーマ店主の先輩である伊東店主の店で食べたことがあって!
そのときは、するするとした啜り心地のいい!
のど越しのよさもある麺で!
そのときにいただいた鶏出汁の醤油味のスープと、いい感じに絡んでくれて、とても美味しいいただけたけど!
今日の麺は、もう少しカタめに感じられた。
その違いは麺の茹で時間!
『麺屋いとう』の伊東店主が1分10秒茹でていた麺をリョーマ店主は50秒で、20秒早く上げていたので!
麺は、切刃22番(太さ1.36㎜)で、加水率は、おそらく33%程度の、加水率が、やや、低めの中加水麺だと思われるので…
1分10秒茹でるのがスタンダードのようにも思えるけど…
少しアルデンテに茹でた麺は、日本蕎麦の七割そばを食べているような、つるっとした食感に感じられてよかったし!
スープとの絡みもよかった♪
トッピングされた豚肩ロースのレアチャーシューは、しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味も甘味も感じられる美味しいレアチャーシューだったし
鶏ムネ肉のレアチャーシューも、しっとりとした食感なのがよくて!
スパイシーな味付けに仕上げられているのもよかったし♪
そして、驚かされたのが穂先メンマ
たぶん、リョーマ店主の作る穂先メンマを食べるのは初めてじゃないかと思うけど…
一本物の良い穂先メンマが使われていて…
とても、やわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感が、たまらなくよくて♪
それに、薄味に味付けられついて、スープの邪魔をしないのもよかったし!
最後は、スープの最後の一滴まで、惜しむように飲み干して完食
堪能させてもらいました。
そうして、この後、この日2杯目となる「煮干そば」が出されることになるんだけど…
長くなってしまったので、この模様は次回に
メニュー:煮干そば…800円/濃厚煮干そば…850円
地鶏そば(塩)…800円/地鶏そば(醤油)…800円
半熟玉子…100円/海苔(5枚)…100円/玉ねぎ…50円/メンマ…150円/チャーシュー(豚3枚)…250円/チャーシュー(鶏3枚)…250円
ご飯…150円/大盛り(1玉)…200円/和え玉…200円
2020/09/14 更新
2019/11 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
麺屋 謝@零一弐三【弐】 ~『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業する青森の期待のニューカマーの店で地元・青森県の「青森シャモロック」と隣県の秋田県の「比内地鶏」の2つのブランド地鶏と水だけで作った
訪問日:2019年11月11日(月)
今夜のディナーは、昨夜に続いて11月10日・11日の2日間、『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業している『麺屋謝』へ!
『麺屋一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長龍馬さんが故郷の青森県に今年の6月28日にオープンさせた店!
リョーマくんが、まだ、『麺屋一燈』グループ直営だった『豚骨一燈』に在籍していたときに、彼の作る「煮干しそば」を食べて!
これが、かなり美味しい煮干しラーメンだったので、その後、何度も食べに行った♪
だから、オープンを知って、すぐにでも行ってみたいと思っていたくせに…
青森は遠くて、未だに訪問できていない…
そうしているうちに、11月に入ってしまい、今年度中の訪問は難しくなってしまったところに…
朗報が入ってきた♪
昨夜の「煮干しそば」のスープは、少しおとなしめに感じられたけど…
それでも、十分に美味しいスープだったし
久しぶりにリョーマくんの作る煮干しラーメンを食べることができて!
めちゃめちゃ嬉しかった♪
そうして、2日目の今夜、提供されるのは「地鶏そば」!
これは、『麺屋一燈』グループ時代は煮干しの限定しか出していなかったリョーマくんが、店を開業するに当たって考案した新メニューで!
地元・青森県の地鶏である「青森シャモロック」と隣県の秋田県の地鶏であり、日本を代表する地鶏でもある「比内地鶏」の2つのブランド地鶏で出汁を引いて!
水と地鶏だけで作ったスープのラーメン!
兵庫県の尼崎に店を移転したレジェンドが神奈川県の相模原で作り上げて!
それを継承した湯河原の巨匠がブレイクさせた!
この水鶏スープの醤油ラーメンは全国を席捲!
多くのラーメン店がリスペクトした!
しかし、シンプルではあるけど、それだけに誤魔化しがきかないスープで!
とても難しい…
だから、リョーマくんが独学で、どこまで、この難しいスープを作り上げることができたのか!?
ただ、あまり、ハードルを上げてしまってはいけないので、おおらかな気持ちで『零一弐三』へと向かう!
そして、東葉高速鉄道・東海神駅前にある店へと、開店30分前の17時45分にやって来ると…
11人もの先客が待っていた。
そして、その行列の中には、『麺屋謝』の青森の実店舗にも訪問していて…
昨日も開店2時間15分前の16時から並んで、2番目で待っていた『麺屋一燈』グループのご常連の方の姿はあったものの1人だけ…
昨日の日曜日は、17時30分までに並んだ15人のほとんどのお客さんは『麺屋一燈』グループの常連のお客さんばっかりで!
ここは新小岩かと思うほどだったのに
それでも、今日も昨夜同様、18時15分の開店時間に30人を集めて開店したときには、『麺屋一燈』グループの常連さんも7人ほどは来店!
ただし、昨夜は30人中、20人以上がそうだったので、今夜は3分の1ほど…
そうして、開店時間になると、今日も昨日に続いて、『麺屋謝』のリョーマくんこと福長店主に『零一弐三』のしょーくんこと池田店主が店の中から出てきて…
早くから行列を作って開店を待っていたお客さんへの感謝の言葉と、簡単に挨拶があって、開店♪
先頭のお客さんから順番に入店していって、券売機で食券を買って、席へと着いていく。
そうして、私の番になって、購入したのは「地鶏そば」の食券2枚と「鶏もも炙り」の食券!
今夜のメニューは、『麺屋謝』でレギュメニューで出されているリョーマくん作の「地鶏そば(醤油)」と「地鶏そば(塩)」のラーメン2種類と…
しょーくんが作ったトッピングの「鶏もも炙り」にサイドメニューの「地鶏スープのバターライス」!
そして、2種類のラーメンは、先着20人までは連食可能!
その代わり、連食する人は「地鶏スープのバターライス」は注文不可。
これが、今夜のメニュー選択のルールで、しょーくんがTwitterでツイートしていた。
私は12番だったので、ラーメンを連食することにして、「地鶏スープのバターライス」は諦めた。
そして、ウェイティングのベンチに座って、少し待つうちに席も空いた。
カウンターの上にプラスチックの食券というよりは食札と言った方が適切かもしれない食券を置くと…
食券を回収にきたしょーくんから…
「塩からでいいですか?」
「鶏もも炙りは、どっちに入れますか?」と聞かれて…
「地鶏そば(塩)」か先で、トッピングの「鶏もも炙り」も「地鶏そば(塩)」に入れてもらうようお願いした。
厨房では、リョーマくんがスープを温め!
麺を茹でて、ほぼ、ワンオペでラーメン作りをしていて!
そうして、どんどんと作られた2種類のラーメンが完成すると、順番に出されていって…
私にも、先に出してもらうようにお願いした「地鶏そば(塩)」が完成して出された。
豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアレアチャーシューにトッピングした「鶏もも炙り」、小口切りされた長ネギに小ネギが盛りつけられた塩ラーメン!
まずは、キラキラと鶏油が煌めく、黄金色したスープをいただくと…
比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が口の中に広がるスープで…
濃密で、スープに厚みがあって…
「何、これ…」
「めちゃめちゃ美味しい♪」
驚いて、思わず、そんな言葉を発すると…
しょーくんから…
「そうでしょう!」
「スゴく美味しいんですよ♪」
「俺も、こんな美味しいと思ってなかったので、驚きました。」
「煮干しなんかいいから、これ一本でやればいいんですよ!」
これを聞いていたリョーマくんからは…
「いや、煮干しメインでやってますので…」と言って、小さな声で抗議していたけど
驚かされたのは、鶏清湯スープなのに濃厚な出汁が出ていたこと!
そして、地鶏の出汁のうま味が上手く引き出されていたこと!
比内地鶏と青森シャモロックという…
どちらも、大変、高価なブランド地鶏で!
そんな地鶏をふんだんに使って、出汁を引くわけにもいかないだろうし…
そうなると、せっかく高価な地鶏を使っても、美味しくない…
尼崎のレジェンドのように比内地鶏の丸鶏を使わず、ガラだけで…
しかも、そんなに量を使わないのに極上の味わいの出汁スープが作れる達人もいる…
しかし、これを真似て作った店のスープをいただいたことがあるけど…
感じられたのは生揚げ醤油と鶏油のうま味だけ…
地鶏の出汁のうま味は、ほとんど感じられない…
お湯のようなスープだったので…
せっかく、いい地鶏を使っていても、出汁のうま味が出ていなかったら…
正直、スープを飲むまでは心配していた…
しかし、かなり材料を使って…
これだけ地鶏のうま味が出たスープに仕上げてくるとは…
しかも、水と鶏だけで作ったスープの塩ラーメンというのは、とても難しくて!
水鶏スープのラーメンは醤油ラーメンのみの品揃えという店がほとんどで!
塩ラーメンは、水と鶏だけではなく、貝や節や煮干しなどの魚貝出汁のうま味を加えているのに…
でも、これを本当に独学で作り上げたのたろうか!?
そこで、リョーマくんに…
「このスープ、めちゃめちゃ美味しいけど、これ、誰のレシピ!?」と聞いてみると…
「いや、自分で、いろいろ工夫して作りました。」と言っていたけど…
『麺屋一燈』グループの各店で修業して、実際、鶏出汁スープを炊いた経験もあるから、スープを炊く時間や温度はわかっているだろうけど…
お世辞抜きに美味しいし
私の中では、水と鶏だけで作る塩ラーメンでは、全国でも間違いなく5本の指に入ってくるスープだと思う。
そして、この絶品の水鶏スープに合わされた麺は…
スープも具のチャーシューもリョーマくんが作ったものだったけど、これだけは、しょーくんが打った自家製麺で!
これは、昨年末に、しょーくんが鶏清湯スープのラーメンを店で限定でやったときに打った平打ちの加水率35%の麺で!
いい小麦粉で作ったこともあるけど、スープとも合っていて、いい出来の麺だったと自画自賛していたほどの麺で!
今回、この麺を、この「地鶏のそば」のスープに合わせてみるつもりだと…
昨夜、「煮干しそば」を食べているときに、しょーくんから聞かされていた。
食べてみると…
つるっとした食感の啜り心地のいい中加水麺で!
しなやかなコシも感じられるのがいい♪
ただ、1分30秒間で、リョーマくんによって茹でられた麺は、やや、硬質に感じられて…
個人的には、もう少し長めに茹でてもらった方がよかったので、それをリョーマくんに言うと…
「いや、僕が1分30秒で茹でるように言ったんです。」としょーくんに言われてしまったんだけど
まあ、これは、個人の嗜好の問題で!
私は、この麺だったら、もっと、麺の芯まで、しっかりと茹でて、やや、やわめに感じられるくらいの方が好きかな♪
でも、この麺!
昨日の「煮干しそば」のときの麺も小麦粉のうま味の感じられる麺だったけど…
今日の麺は、昨日の麺に比べて、さらに小麦粉のうま味が強く感じられたので、それを、しょーくんに言うと…
「当たり前ですよ!」
「高い小麦粉使っているんですから…」と言われてしまったんだけど
美味しい麺だったし、スープとも、よく合っていた♪
トッピングした「鶏もも炙り」は、鶏モモ肉のタタキのような味と食感のもので!
それなりに歯応えのあるものだったけど…
噛む度に、鶏モモ肉のうま味が滲み出てきて…
超絶美味しかったので♪
「以前にも、しょーくんかみ作った、この鶏モモ肉の炙りを食べたけど、これ、めちゃめちゃ美味しい♪」と言うと…
「こんなの、適当に作っただけですよ…」
そんな、ひねくれたことを言っていたけど…
渡仏して、フレンチレストランで修業経験のあるフレンチの料理人でもある、しょーくんの作る肉料理はマジで美味しいんだよね♪
でも、リョーマくんの作った豚肩ロースのレアチャーシューだって美味しい
それに、しっとりとした食感に仕上げられていて、食感もよかったし♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューも、やわらかくて、しっとりとした食感に仕上げられていて…
それに、スパイシーに味付けられた味付けもよかったし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
少し早めに、今夜2杯目になる「地鶏そば(醤油)」が着丼!
こちらも、具は「地鶏そば(塩)」と同じ、豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の紅白のレアチャーシュー2種と小口切りされた長ネギ、小口ネギが載せられた醤油ラーメン!
まずは、醤油が芳醇に香るスープをいただくと…
こちらのスープからも比内地鶏と青森シャモロックの地鶏のうま味が、よく感じられて!
さらに、生揚げ醤油メインに何種類かの醤油をブレンドしたカエシのうま味も感じられて…
先ほどは、地鶏のうま味がストレートに感じられたのに対して…
こちらは、地鶏とカエシのうま味のコンビネーションで食べさせるスープで!
「塩」もよかったけど♪
この「醤油」スープも、最高に美味しい
どっちが美味しいかと問われても、どちらと決められない…
どちらも、めちゃめちゃ美味しいスープに仕上げられていた
しかし、「塩」を食べて、絶対「醤油」も美味しいのは、確信していたけど…
醤油のカエシの選定もとてもよかったし♪
麺も、先ほどよりも、気持ち、やわらかく茹でられたみたいで…
やっぱり、この方が、好みだし♪
それに、この方が、もっと、小麦粉のうま味が強く感じられるような気がしたし♪
それと、これは、醤油スープということもあったとは思われるけど、より、スープとの一体感が感じられて、トータルでは、醤油の方が好みかも♪
豚肩ロースのレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシューは、先ほどと同様、どちらも、しっとりとした食感に仕上げられていたし!
豚肩ロース肉のレアチャーシューは、肉のうま味か感じられて♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューは、スパイシーな味付けがよくて
どちらも、トッピングしても食べるべき逸品に思えたし♪
そうして、麺と具を食べ終えたところで…
先ほど、まだ、残っていた「地鶏そば(塩)」のスープを飲んでみたところ…
少しスープが冷めて…
しかし、最初に飲んだ熱々のスープに比べて、地鶏のがよく感じられるようになって…
改めて、やっぱり「塩」もいいなと思ったし!
でも、「塩」のスープを飲み干して、最後に「醤油」のスープをいただくと…
やっぱり、どっちも美味しい♪
これは、青森の店に行ったら、どっちにするか、マジで迷う
じゃあ、2杯食べればいいじゃないと言われそうだけど…
本人が言ってるように、こちら『麺屋謝』は「煮干しそば」がメインの店だし!
それに、今回提供された淡麗な「煮干しそば」の他に「濃厚煮干しそば」もあって!
さらに、時折、伊勢海老のガラを使って炊いたスープの「伊勢海老そば」の限定もあるので…
でも、今回は、少し長めの休みをとって、東京に来たのに…
こうして、昔、お世話になった『麺屋一燈』グループのお客さんのために、日・月と夜営業しない『零一弐三』の厨房を借りて、ラーメンを食べさせてくれて!
そして、『零一弐三』のしょーくんも、そんな機会をつくるために、厨房を貸すだけではなく、自らも厨房に立ってお手伝いしてくれて…
本当にありがとうございます。
福長店主!
青森は雪が深いので!
もし、雪で営業できない期間があるなら、ぜひ、関東のどこかの店を借りて、出稼ぎ出店してきてください
ご馳走さまでした。
メニュー:地鶏そば(醤油)…850円/地鶏そば(塩)…850円
鶏もも炙り…200円
地鶏スープのバターライス…150円
味玉…100円/海苔…50円
2019/11/18 更新
2019/11 訪問
通常利用外口コミ
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麺屋 謝(いやび)@零一弐三(すうじ) ~『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業する今年の6月28日にオープンした青森の新進気鋭の店で「煮干しそば」&「和え玉」~
訪問日:2019年11月10日(日)
本日のディナーは千葉県船橋市の東葉高速鉄道・東海神駅前にある『零一弐三』へ!
今日、明日の2日間、青森の新進気鋭のラーメン店『麺屋謝』が、水曜日以外は夜営業しない『零一弐三』の厨房を間借りして特別営業する!
本日11月10日は「煮干しそば」!
明日11日は「地鶏そば」!
青森の店で提供されているレギュラーメニュー2品が日替わりで!
各日60食限定で提供される。
『麺屋謝』は、『麺屋一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長龍馬さんが故郷の青森県に6月28日にオープンさせた店!
オープン日には、じゃいさん、あたりやジョーさん、おおトトロさんといった『麺屋一燈』グループのご常連のお客さんが駆けつけた。
麺屋謝(いやび) ㊗6月28日オープン
http://ramen151e.blog71.fc2.com/blog-entry-4710.html
私も行きたいと思いながらも…
青森は遠くて、未だに訪問できていない
それか、向こうからやって来てくれるなんて…
こんな嬉しいことはないよね♪
というわけで、何時頃からお客さんが並ぶのか!?
見当がつかない中…
店の前に、あと1分で17時になる時刻にやって来ると…
店頭には5人のお客さんの姿が!
しかし、そのうちの4人は『麺屋一燈』グループのプラチナ会員の皆さん(笑)
そして、この後、やって来たお客さんの大半は『麺屋一燈』グループの常連のお客さんで!
ここは、千葉県の船橋市のはずだけど…
新小岩に来ているような
そうして、開店時間の18時15分にあと数分という時間になると、『零一弐三』の池田店主と『麺屋謝』の福長店主が出てきて…
30人オーバーの大行列を作って待っていたお客さんに感謝の言葉があって!
福長店主、池田店主から簡単に挨拶があって、開店♪
私は、上手く写真が撮れなかったので、画像はありませんが、『麺屋一燈』グループのご常連の、おおトトロさんが、この模様を動画で撮影しておりましたので、リンクしておきます。
入店して、券売機で食券を買って、L字型カウンター8席の席へと、右奥から詰めて座っていく。
メニューは醤油味の「煮干しそば」一本で!
後は、「和え玉」とトッピングの「味玉」と「のり」だけ…
そこで、「煮干しそば」と「和え玉」の食券を購入して、席へと着いて、オープンキッチンでラーメンが作られるのを見ていると…
しょーくんは助手に徹していて、スープを温めるのも、麺を茹でるのも、盛りつけも…
すべて、基本、リョーマくんのワンオペで行われていて…
『麺屋一燈』グループの店にヘビーローテーションで通う常連のお客さんから注がれる熱い視線に、気後れしたのか…
「オーブンのときより緊張します。」と顔を紅潮させながら話すリョーマくん
しかし、しょーくんのアシストもあって、まず、2個作りされた「煮干しそば」が完成されて、『麺屋一燈』グループの重鎮のお客さん2人に出されて…
ふぅっと息をつくと…
続いて、「煮干しそば」が2個作りされて!
これが繰り返されて…
リョーマくんによって完成した「煮干しそば」が出されたんだけど…
このときの画像を撮り忘れてしまったので
代わりに、『麺屋一燈』グループの常連のお客さんに出された画像を貼っておきます
なので、リョーマくんの視線は、そのお客さんに向けられております(笑)
リョーマくんから供された「煮干しそば」は、真空低温調理された豚肩ロース肉と鶏ムネ肉の2種類のレアチャーシューに刻んだ玉ねぎと小ネギの2種類の薬味が載せられて!
海苔が添えられた淡麗煮干し醤油ラーメン!
「今日の煮干し構成は、九十九里の背黒に八戸青口、愛媛いりこです。」
「香油には、平子の焼き干しで作った焼き干し油を使いました。」
そう、リョーマくんから解説のあった…
焼き干し油が香るスープをいただくと…
背黒のうま味に!
背黒のビターさも感じられるスープで…
いりこのうま味に甘味も感じられて…
醤油と塩を1対1くらいの比率でブレンドしたような味わいのカエシが、この淡麗な煮干しスープとよく合っていて、めちゃめちゃ美味しい
現在はFC店として営業している東京・小岩の『豚骨一燈』が、まだ、『麺屋一燈』グループ直営だったときに、リョーマくんの作る煮干しラーメンを初めて食べた。
これが、かなり秀逸な味わいの一品だったので、それ以来、何度もリピートしていただいた!
その頃のものに比べると、洗練された味わいに感じられて、美味しく進化しているとは思う。
ただ、当時はスープのブレもあったけど、もう少し、濃厚というか…
荒々しさみたいなものが感じられたのに…
少し、おとなしく、纏まりすぎているような…
こちらの店の池田店主の作る「煮干し蕎麦」を食べて、この店に通うようになった東京時代の福長店主!
その縁があって、今回の特別営業も実現したんだけど…
だから、池田店主の影響を受けて、カエシの味わいも似ている。
しかし、スープは、しょーくんの方が、淡麗なのに煮干しが濃厚という印象で!
もう少し、煮干しをガツンときかせてもらえると、もっと、いいような気もしたけど…
でも、十分に及第点を上げられる美味しいスープで
これだけ美味しい淡麗煮干しスープのラーメンを青森で出す店はあるんだろうか!?
そう思ってしまうくらいのスープには仕上がっていた♪
そして、このスープに合わせれた麺は、実は、麺だけが、しょーくんが打った『零一弐三』の自家製麺で…
他は、スープに使う煮干しまで持ち込んで、スープもチャーシューもリョーマくんが作ったものだったけど…
リョーマくんがタイマーをセットして、50秒で茹で上げた切刃22番の中細ストレート麺は、いつもの茹で麺機を使って、いつものテボを使って、いつもの茹で時間と変わらないので、当たり前かもしれないけど…
食感は、しょーくんか茹でたときと変わらない…
つるっとした啜り心地のいい麺で!
噛めば、パツっと切れる歯切れのよさもあって!
この麺は、しょーくんの作る淡麗な「煮干し蕎麦」のスープにも、「濃厚煮干し蕎麦」のスープにもバッチリ合っていたけど…
このリョーマくんの作った淡麗煮干しスープとも、よく合っていたし♪
それに、しょーくんの打つ麺は、確か、内麦と外麦のミックスのはずだけど…
でも、小麦粉のうま味がよく感じられる美味しい麺なのがいいんだよね♪
豚肩ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉のレアチャーシューは、どちらも『麺屋一燈』時代に覚えたレシピで作られているのか!?
どちらも、しっとりといた食感に仕上げられていて!
豚肩ロース肉のレアチャーシューは、肉のうま味がしっかりと感じられるのがよかったし♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューは、スパイシーに味つけられた味わいがよかったし
そうして、麺を食べ始めて、少しして、リョーマくんに作ってもらうようお願いしてた「和え玉」は…
麺と具を食べ終わってから、そうタイムラグなく着丼!
細かくカットされた豚肩ロース肉と鶏ムネ肉のレアチャーシューに刻み玉ねぎ、煮干し粉がトッピングされた「和え玉」!
しかし、麺1玉が入って、このトッピングで、200円という価格は破格!
まずは、丼の底に沈んだカエシと香味油とよく、和えて「和え麺」としていただいて!
次に「つけ麺」として、残ったスープにつけて「つけ麺」のようにしていただいて、美味しく完食
明日は、青森に開業するに当たって開発した…
『麺屋一燈』時代は未食の…
地元・青森の地鶏であり、全国的にも名の知れ渡ったブランド地鶏の「青森シャモロック」を使って作る「地鶏そば」が食べられるので、こちらも楽しみ
ご馳走さまでした。
メニュー:煮干そば…800円
味玉…100円/のり…50円
油そば「和え玉」(味付き)…200円
2019/11/14 更新
訪問日:2021年12月9日(木)
本日のランチは、青森県南津軽郡藤崎町の国道7号線沿いににある『麺屋謝』へ!
東京・小岩の『麺屋一燈』グループ出身のリョーマくんこと福長店主が2019年6月20日にオープンさせた店。
前回は、やはり同じ『麺屋一燈』グループ出身の大森さんが『めん処きよ洲』を地元の岩手県盛岡市に4月10日にオープンした日に仙台から盛岡経由で訪れて以来だから、8ヶ月ぶりの訪問になる。
店へとやって来ると店頭と店の左隣に9台分ある駐車場が4台分空いていた♪
前回は14時すぎに来店したのに1台しか空いてなかった。
しかし、もし、満車だったとしても、5月15日に店のすぐ近くに11台駐車できる第2駐車場を借りて、計20台の車が駐車できるようになったので、そちらに停めればいいと思ってはいたけど…
空いててよかった♪
入店して、券売機で買い求めたのは「煮干そば」に「地鶏そば(塩)」!
今日こそ、店では未食の「濃厚煮干そば」と「地鶏そば(醬油)」にしようと思ったくせに…
これで、3回訪れて、3回とも同じメニュー
でも、「煮干そば」の完成度は高いし!
「地鶏そば」は、以前に千葉県船橋市にあった『零一弐三』で開催されたイベントでリョーマ店主の作った「醬油」も食べたことがあって、美味しいのはわかっているけど
「塩」の方が好きなんだよね
そうして、今日は初めて、店内でも待つことなく、男性スタッフの人から9席あるカウンター席のうちの空いていた席へと案内されて…
食券を2枚、カウンターの上に上げると…
スタッフの人から、どちらを先に出しましょうかと聞かれて…
「地鶏そば(塩)」を先に出してもらうようお願いした。
注文を受けると、すぐにスープを温め始めて、ラーメン作りに入るリョーマ店主!
そうして、5分後に完成した「地鶏そば(塩)」がリョーマ店主から供されると…
「比内地鶏が入って来なくなってしまって…」
「今は青森シャモロックと博多地鶏を使ってます。」
そんなことをリョーマ店主は話していたけど…
「比内地鶏」は人気あるからね…
でも、急に入って来なくなるというのも困るよね…
それに、せっかく地産地消で、青森と秋田の地鶏を使っているのに、スゴく残念な気もしたけど…
でも、これを聞いて、新たな地鶏を使用して、リョーマ店主が、どんなスープを作ってきたのか!?
そこは、ちょっと、楽しみかな♪
豚肩ロース肉のレアチャーシューと鶏ムネ肉のレアチャーシューに…
穂先メンマから極太メンマに替わったメンマと九条ネギ、海苔が盛りつけられた美しいビジュアルの塩ラーメン
黄金色したスープをいただくと…
青森シャモロックと博多地鶏地鶏のうま味が拡がるスープで!
コクがあって!
最高に美味しい
ただ、これは、比内地鶏が使われてないことと因果関係があるかどうかはわからないけど…
以前に比べると、やや、スープが淡麗になったような!?
まあ、それでも、十分すぎるほど美味しいスープではあるし♪
これだけ美味しい純鶏スープのラーメンは他には東北では盛岡の『らあめんサンド』くらいしか私は知らない…
このコクうまの地鶏と水だけで作られたスープに合された全粒粉が配合された切刃22番の中細ストレート麺は、『麺屋一燈』グループ出身で、2号店の『入鹿TOKYO六本木店』を10月10日にオープンさせた東京・東久留米に本店のある『入鹿TOKYO』の小川店主が、同じ東京・東久留米にある「三河屋製麺」に特注している麺で!
やはり、同じ『麺屋一燈』グループ出身で、リョーマ店主の先輩だった千葉県匝瑳市(そうさし)の八日市場に『麺屋いとう』を2020年8月15日にオープンさせた伊東店主とともに使用していると前回の訪問でリョーマ店主から聞いたけど…
前回同様、やや、やわらかめに感じられる食感の麺は、するすると入っていく啜り心地のいい麺で!
のど越しのよさもあって!
スープとの絡みもバツグンで!
この麺のおかげで、より、美味しくスープをいただくことができたし
トッピングされた豚肩ロースのレアチャーシューは、前回に比べると、若干、火が入りすぎているようにも感じられたけど…
しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味も感じられるレアチャーシューなのは変わらず
味、食感ともによかったし♪
鶏ムネ肉のレアチャーシューも、しっとりとした食感に仕上げられていて!
スパイシーな味わいに味付けられているのもよかったし♪
極太メンマは、外はコリッとカタくて!
中はサクッとやわらかい食感に仕上げられているのがたまらなくよくて
以前の穂先メンマも、根元の部分までやわらかくて…
穂先部分のシュクシュクとした食感がよくて♪
好みのメンマだったけど♪
こっちの方が、もっと好きかな
そうして、最後はスープも、ぜんぶ飲み干して完食すると…
食べている途中で、スタッフのお兄さんにお願いした「煮干そば」が、食べ終わって、すぐに、また、リョーマ店主によって供された。
豚肩ロース肉のレアチャーシューに鶏ムネ肉レアチャーシューと…
玉ねぎ、小ネギに海苔がトッピングされた煮干し醬油ラーメン
煮干しが香る琥珀色したスープをいただくと…
煮干し!煮干し!煮干し!
前回は10種類の煮干しを使って…
今回は聞いてないので、何種類かはわからないけど…
煮干しと水だけで作った煮干し清湯スープは、淡麗なはずなのに…
大量の煮干しを使用しているので、煮干しが濃厚で!
背黒の力強いうまみに、いりこのうま味!
さらに鯵煮干しの甘味も感じられて…
背黒のビターさも出た…
ニボラー好みのスープに仕上げられていて…
前回にいただいたスープも、かなり美味しいスープだと思ったけど!
このスープも絶品
麺は、煮干しラーメン店では全国No.1の東京・志村坂上の名店『中華ソバ伊吹』御用達の…
こちらも東京・東久留米にある「三河屋製麺」の切刃22番の中細ストレート麺が使われていて!
今日も50秒茹でられた麺は、カタめでザクッとした食感の…
パツッと切れる歯切れのよさもある…
関東の煮干しラーメンの多くの店が使用している低加水麺で!
スープとの相性はバツグンだったし♪
豚肩ロース肉のレアチャーシューは、先ほど同様、しっとりとした食感に仕上げられていて!
肉のうま味も、しっかりと感じられるレアチャーシューで最高だったし
鶏ムネ肉のレアチャーシューも同様で!
味、食感ともに、こちらも最高♪
そして、このビターな味わいのスープには玉ねぎの甘味が合う♪
シャリシャリといた食感もよかったし!
最後は、スープの最後の一滴まで、惜しむように飲み干して完食
2杯のラーメンとも、今日も、最高に美味しかった
これだから、いつも、この2杯を食べてしまうんだよね♪
でも、今日は両隣のお客さんが「濃厚煮干そば」を食べていて…
見た目からもドロドロなスープで濃厚そうだったし!
リョーマ店主の作った「濃厚煮干そば」は、小岩にあった『豚骨一糖』以来、久しく食べていないので…
次回こそは「濃厚煮干し」を食べてみようかな♪
ご馳走さまでした。
メニュー:煮干そば…800円/濃厚煮干そば…850円
地鶏そば(塩)…800円/地鶏そば(醤油)…800円
半熟玉子…100円/海苔(5枚)…100円/玉ねぎ…50円/メンマ…150円/チャーシュー(豚3枚)…250円/チャーシュー(鶏3枚)…250円
ご飯…150円/大盛り(1玉)…200円/和え玉…200円