2回
2015/06 訪問
これはすごい!完成度高すぎなまぜそば。(禁煙) ★那覇ひとり旅食べまくり!・その14★
別にお店の回し者でも何でもないですよ~(そもそも余所者ですから~)
那覇に着いた日、ホテルは県庁前駅から歩いた方が近いのだけどここへ寄りたくてわざわざ美栄橋駅で下車して向かいました。
いや沖縄にもまぜそばがあるって聞いたら何が何でも食べなきゃでしょ?(同志カモーン!)
着いたのは夕方で、先客はなし。
カウンターに席を取り基本のまぜそば700円をお願いします。
こちらは小200g・並250g・中盛300gが同料金で大盛380gだけが別料金となります。
そんなにお腹は空いていなかったので並盛をいただきました。
ご夫婦が共同作業で丁寧に作って、約10分で着丼。
中太麺にタレが絡んでいる上にネギ、ニラ、ぷっくり卵黄、玉ねぎ入り味付け挽肉が乗っています。
味噌汁と大根の漬物(美味しい)付き。
卵を割った時に出た卵白は味噌汁に入ってました(生の卵白が苦手なのでこれは嬉しかった)
早速まぜ麺をいただくと、煮干味なんだけど濃すぎなくてとても食べやすく美味しいです。
まぜ麺、というかまぜそばって、作る人のこだわりの強さが味に出るのかタレが濃すぎる時が多くて、薄味好きな私には辛いことがあるのですが、こちらのまぜ麺はとても全体のバランスが良くて非常に気に入りました。
実は卵黄を混ぜるのも、粘りが出てくっちゃくちゃになるのであまり得意ではないんですが、ここのは美味しかった。
そして今回はやりませんでしたが、この具が絡んだタレはごはんにもとても合うので追い飯必須だと感じました。
日を置いて再訪。
今度はエスニックな冷たい「シャムソバ」780円をいただきました。
こちらも良かった。
冷たい麺の上に玉子とトマトと白キクラゲと大量のパクチーが乗ってちょっとエスニックなタレで和えてあるのですが、少し甘めの玉子とタレのバランスが絶妙!
トマトも良いアクセントになっていて、タレに含まれるカリカリした何か(すみません、不明)が楽しく美味しかった。
こちらのご主人(開発しているのはご主人だと思いますが)の味覚と感性は素晴らしいですね。
はっきり言って、この味であれば東京に開業しても充分成功できると思います。
内装はまったくこのまま、渋谷区あたりに店を構えて、まぜ麺750円程度、シャムソバ850円程度に設定できれば評判のお店となるでしょう。
店内はカウンター席とテーブル席があり、テーブル席の一部は壁を向いているのでお一人様にも使いやすい。
椅子は背もたれは無いけれども幅広で座りやすい。壁にフックとハンガー有り。
お箸は割り箸と塗り箸があり自由に選べるのが嬉しい。
調味料はラー油、柚子胡椒、お酢等。紙ナフキン有り。
お冷や(麦茶)は入口正面のグラス置き場からセルフで持ってきてください方式です。
店舗外観や内観などの写真を見ずに行ったら予想外に都会的なお洒落な雰囲気で、余所者のおばさんはちょっと気遅れしたんですが、店主さんの方がきさくに話しかけてくれて楽しく食事を終えることができました。
正直言って、沖縄と言えばまず「沖縄そば」だし、ラーメン屋もそれなりにたくさんあるし(近くの暖暮には若者の行列ができてた)、わざわざまぜそばってどうなの?と思っていたのですが、
いやいやどうして、東京にあったとしても安定した集客が見込めるだろう非常に美味しいまぜそばをいただくことができました。
沖縄で他にまぜそばをやっている店がどれだけあるかよくわかりませんが(油そばなら検索すると2軒だけ出てくる)、ここがこれだけ美味しいのなら真似して始める店もあるんじゃないかとちょっと警戒してしまいます。
(真似して本家より美味しくなることは滅多にないから)
そうそう、店主にお願いしようと思って他のお客さんがいたのでできなかったのですが、お店のジャンルのうちのどれか一つを「油そば」に変更してもらえないでしょうか。
本当は「まぜそば」があればいいのですが今のところまぜそばというジャンルがないので。
全国に散らばっている油そば好きの読者さんにぜひこの店を訪問してもらいたい!
こちらは店舗会員なのでレビュアーがジャンルを修正できません。もし読んでいただけたならご検討をお願いします。
※追記・早速ジャンル修正していただきありがとうございました。
2015/06/15 更新
201812・リピート沖縄ぼっち4日間♪その①
3年ぶりにお邪魔します。
休日の夕方とはいえ16時台でお客なんかいないだろうと思って出かけたらとんでもない、カウンター2席を残して満席状態。
以前来た時はもっと空いてたのに、あっという間に人気店になっちゃいましたね。
前回食べてなかった台湾まぜ麺850円を注文します。
お腹すいてるので中盛(300g)で、辛さは「ま」(一番辛くない)で。
周りのお客さんはまぜ麺焦がしチーズ850円が多かった。
提供された台湾まぜ麺はメニュー写真とそっくりで、細かいニラ、ネギ、海苔と台湾ミンチにぷっくり卵黄が乗っておみそ汁が添えられています。
さて、よーく混ぜていただきますよ。
実は私「よく混ぜて食べる」のが好きじゃないんです。
ぐちゃぐちゃとか、ねちゃねちゃっていうのが生理的にちょっと…
なので納豆もほとんど混ぜないで食べるんですが、そんなことは今はどうでもいいです。
でもここのまぜ麺は、すごく混ぜたいビジュアルなんですよ。
細かい具のせいかと思うのですが、混ぜれば混ぜるほど美味しくなりそう。
なので頑張ってたくさん混ぜてからいただきます。
うん、やっぱり美味しいです。
台湾まぜ麺なので辛いんですが(一番下のMAにしても)、最低限このくらいは辛くないと美味しくないというギリギリのラインを保ってる。
で、本当にここのまぜ麺てバランスが良くて、ここまできっちり完成されているまぜめん・まぜそばはなかなかない。
前回のクチコミにも書いたけど、まぜそば系ってタレの味を濃くしてあれもこれも入れれば美味しくなるって思ってる人が多いのか具を入れすぎた結果ただごちゃごちゃした美味しいんだか美味しくないんだかよくわからないものが出て来ることが多いのですが、
ここは店主の研究の成果かそれとも感覚(本能?)が素晴らしいのか、とにかく絶妙な味のバランスなのです。
大変美味しくいただき、無料で入れてもらえる追い飯もきっちりいただいて完食しました。
個人的に辛いのが苦手なので商品的には前回のノーマルまぜ麺とシャムそばの方が好みでしたが、この台湾まぜ麺もかなりお薦めできるものではありました。
今回は店主と思われる男性はおらず、厨房には女性ばかり3名が入ってらっしゃいました。
そしてお客さんもほとんどが若い女性。あと若いカップル。
満席になって並びも発生しましたが待っているのも全員が若い女性。
確かにお洒落なお店で若い女性が入りやすいのはわかるのですが、女性同士やカップルは基本的に滞在時間が長くて回転が悪くなるし、店主が見えなかったせいか以前とちょっと雰囲気が違っててオバサン的にはリピートしにくくなってしまったのが残念でした。