若い頃,開高健 氏や 荻正弘 氏の 食べ物(或は食べた物)についての随筆などを貪り
読んでた時期が有りまして.そのテの耳(目?)学問だけは(殊に“下手”系w)随分付き
ました.実践が伴わないのは,良く有るコトで...(爆).
未だに喰ってみたい料理の一つが“酔蟹(zui xie)”.上海蟹(チュウゴクモクズガニ)を
生きたまま紹興酒ベースのタレに漬け込む,ちゅーアレです.高騰も有り実食叶わぬ
折,同僚が仕事でお世話になっている漁師さんからの頂き物(道産のモクズガニ)が回
って来ました(本人は喰わず嫌いなオチw).
同シチュでは時々手に入り,大概塩茹でで賞味してますが悪戯心沸々.チト酒呑ま
せたらもっと旨いんぢゃないか,と.されど生食して吸虫症はゴメンだし(爆)
考えた挙句,酒と醤油をたっぷり呑ませて蒸上げるコトに(残酷やな~~~!)
二晩泥抜き.水を減らし,少しずつ酒を加えて大人しくさせたら,水2:酒2:醤油1
の調味液にどっぷり漬けて一晩.流石に息の根止まったのを丼鉢に移し,香りに長葱
のブツと丁子一片を加え,ペーパータオルを被せた上から漬け汁を少量廻し掛け,残
りの漬け汁に等量の水を加えて蒸し上げました.
美味いす! 塩茹でより格段好い.手の掛け甲斐が有りました.抱き身の甘さが一層
引立ちます.味噌は元々個体によって随分ばらつきが有るのですが,一尾は渋味強く
残念ながらアウト.もう一尾は今までの中で抜群に美味かった (o^-')b
小さな命を二つ,美味しく有難く頂きました.
次からはこれでキマリ,かな? あ,いや,日本伝統“づがに汁(がん汁)”も試さねばw