この口コミは、Ribotさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.4
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.2
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|サービス 3.7
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|雰囲気 3.3
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|CP 4.8
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.2
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| サービス3.7
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| 雰囲気3.3
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| CP4.8
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| 酒・ドリンク4.0 ]
割烹の味を、居酒屋の値段で
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開店直後の外観
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Sometime after dark
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くじらのはりはり煮(胡椒が効いています)
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山の芋あんかけ(あられと柚子がアクセント)
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白子正油焼き(飲みすぎて、手が震えた(笑))
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2013/09/13 更新
大阪は曽根にある、サラリーマンや、おそらく近所にお住まいの、年配男性で賑わう地元で人気の店。通称「亀萬」。1品500円前後が中心のお手ごろ価格ながら、手の込んだ創作料理も、素材の味を活かした料理も、ただの刺身も、そのすべてがハイレベル。まさに、割烹の味を、居酒屋の値段で提供してくれるお店である。
《2010年1月16日初回レビュー》
大阪のベッドタウン、豊中市の阪急曽根駅で下車、西側に向かい、坂を下って登ると、右手に小さな小料理屋がある。
魚料理の旨い店というのは、ちゃんとした素材を、間違いのないよう扱う店。こちらがそれなりの支払いをするならば、「そこそこのレベル」のお店までなら、いくらでも手の内に入る。だが、この店は、お金を出してもなかなか手に入らない味を、驚くような価格で提供してくれる。
抜群の創作料理が、平均価格帯500円、安いものでは300円。このくらいの値段の店となると、まず味は不問にならざるを得ないのだが、味は絶品、驚異的の一言である。しかるに、おそらく新地でこのレベルのお店を求めるなら、優に2倍は払ってもおかしくない。
大将自らが仕上げてくれる焼き寿司も、抜群。
僕にとっては比較的訪問しやすいロケーションにあるが、この店に限っては、わざわざ遠方から足を運ぶ価値はあると断言しよう。
女性だけで1人、2人では入り辛い店構えかもしれないが、こういうお店に抵抗なく入れる女性は、きっと豊かな人生を送っていることだろう。
《2010年2月16日更新》
友人から、豊中あたりで飲みたいから、いい店を探しておいてくれ、と言われた。が、探すまでもない、ここ亀萬を推奨。ちょうど食べログには、店の写真が一枚もなかったので、ついでに撮影。
通常は1人で来るので、どうしても一品料理が中心になったのだが、今回は友人が刺身大好きなもんで、刺身中心に注文。
刺身に限定すると正直、他の刺身の美味しい店とあまり変わらなくなってしまう気もしたが、それでも安くて新鮮で美味しくて、店の地力を感じた。中でも生カキが美味かった。
友人とのトークが弾み、店の方とはほとんど喋ることもなかったが、最後はもちろん大将が仕上げてくれる焼き寿司で締める。
《2010年12月16日更新》
2月以来の更新。といっても、10ヶ月ぶりというわけではなく、それなりに頻繁に訪問していた。ただ、特に写真を撮ったわけでもなかったので、レビューは更新していなかっただけ。どうでもいいことかもしれないが、どうやら、3回の更新すべて「16日」だ。なんだこの偶然は(笑)。
さて、前回のレビューから、この店が変わったこと。
僕が初回レビューを入れた時点では、まだ5件しか投稿がなく、写真すら一枚もなく、総合評価も★3.3くらいだったと記憶しているが、いまでは僕を含めて12件ものレビューが入っており、総合評価も★3.86(12/15現在)と、堂々全国TOP5,000入り。聞けば、ここ一年メディアへの登場回数も増えたようで、おかげでなかなか予約が取りづらくなってしまった。
そうそう、以前再訪したときに、すごく嬉しいことがあったので、ちょっとだけ自慢を許していただきたい。
カウンターで食事していると、隣の予約席に、カップルが来られた。頼むものみな「美味しい!」「これも美味しい!」の賛辞で、僕も我がことのように頬が緩んだのだが、女性が「こんないい店、よく知ってたね?」と言ったときに、男性が、「食べログでいい店がないか探したら、この店が『割烹の味が、居酒屋の値段で食べられる』って紹介されてたから」と返していたのだが…、それって僕の口コミのタイトルやん!?
思わず男性の肩をポンっと叩いて、「俺やで~!」って声を掛けたかったが、自重した(笑)。
閑話休題。
師匠も走る、12月。風邪が治らず上旬の飲み会の大半をキャンセルしたのだが、これから忘年会が5つ、新年会が2つ、さらにはこの期に及んで忘年会の打ち合わせが1つ入っており、お金はいくらあっても足りない。
ということで、なるだけ節約したいが、今日はなんだか飲みたい気分。安くて身も心も満足するようなお店。かつ、年内の引越し前に寄っておきたい店…となると、亀萬だ。
この日も、カウンターが空いていたので座ろうとしたら、予約のプレートがズラり。ラスト2つの空席のうち1つに座れたが、おかげであとから何度か来られた2人連れの方たち、みな座れず。
今回は、引っ越しのため当分ご無沙汰になりそうだったので、最後の記念に写真を撮らせていただいた。で、せっかくなので、レビューも更新しちゃう。
・クジラのはりはり煮
ありがたいことに、近年は入手も容易となったクジラ。水菜と合わせて、濃い目の味付けで炊いている。(たぶんカツオ)出汁も効いているが、それよりもクジラの出汁がたまらない。
そういや、むかし調子に乗ってラーメン自作したことがあったが、クジラをサっと炊いたら、いい出汁が出たので、鶏がらスープに足したら、マズくてマズくて…。
ド素人からすれば、クジラ出汁をすっきり仕上げるのは難しいもの。もちろん、プロの、それも相当の腕前の大将と比べるのは栓ないことだが、それにしても…、ね。
これで380円。シンジラレナ~イ。
・白子正油焼き
鱈の白子に、(たぶん)味醂と、正油を塗って焼いたもの。そこにきざみ海苔が添えてある。
「海苔、いらんやろ~」と思ったが、食べてみると、案外ジャンク的な、居酒屋風味になって面白い。おもいっきり乱暴な表現で書くと、「超おいしい"おにぎりせんべい"」である(笑)。
もちろん、白子の濃厚な旨味は、僕を裏切らない。
・山の芋カニあんかけ亀萬風
山芋を固めて揚げて、餡を掛けたもの。餡は銀餡で、おそらく吉野餡と思われる。
あんかけと言ってもとろみはほとんどなく、そのかわり、出汁がしっかり効いている。この塩梅は、もう絶妙。
以上。ほかにもいろいろ食べたけれど、写真撮影のチャンスがなかったものは、割愛。繰り返すが、ほかにもいろいろ食べた。もちろん、酒もそれなりに飲んだ。味は絶品。これで勘定は\4,000すら行かないのだ。どうだい?
割烹の味を、居酒屋の値段で。このこと自体うれしいが、どちらかといえば居酒屋に傾倒しているのが、なによりもうれしい。
…あ!17日になっちゃった。