Ribotさんが投稿した八栄亭(大阪/東梅田)の口コミ詳細

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掲載保留八栄亭東梅田、大阪梅田(阪神)、北新地/焼き鳥、鍋、鳥料理

1

  • 夜の点数:4.0

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 3.6
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/09 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味3.6
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

【更新】なんと創業100年のタレ

明治時代から続くという、元祖焼き鳥の名店。なんといっても、創業以来守り続けたというタレが美味い。

このお店は、○○を2本、△△を3本というアラカルトでの注文ではなく、おまかせコースでの注文のみとなる。注文前にはおかみさんが「嫌いなものがあったら言うてくださいね」と声を掛けてくれるが、忙しいときは聞かれないこともあるかもしれないので、もしあれば申し出たほうがいい。

全般的に比較的大ぶりなので、人によってはお腹が一杯になってコース終わり間近に出てくるものが美味しくいただけない、ということもあると思うが、そういうときは断腸の重いで、嫌いでもないものを「嫌い」と言って外してもらうのも手。または、大食いの友人と一緒に行って、その分勘定ごと押し付けちゃうとか。

基本的に忙しいの店で、いちいちビール持ってくるのを待っているのは邪魔くさいので、勝手の分かった慣れた人は、もう勝手に冷蔵庫から取って、自分で栓を抜いてグビグビやっちゃう。およそ「老舗」らしからぬざっくばらんさ。

ちなみにビールはハートランド、エビス、スーパードライの3種があったはず。ビール党なら、これで充分不満のない品揃えだろう(僕はハートランドとエビスだけで満足)。

焼酎・日本酒は、グラス売りはやっておらず、ボトルキープのみだったかと思う。僕なんかは、一日で一本空けちゃうので、気にしたことはなかったが、普通の人には、ちと辛いかな。ただ、その分安くしてくれるので、ぜひキープして、通ってください。

ご飯は置いていないので、白飯に関しては、持込OK。難波の豚足のかどやを彷彿とさせる。なお、買ってき忘れた場合は、近くの吉野家または買いに行くこともできる。

唯一の不満は、「コース」一種類しか選べず、基本的には同じものが出てくるため、連日通うと飽きが来ることかな。といっても、僕は毎日でも飽きないが。

近年、本物志向の客が増えたこともあり、美味い鳥を塩で食わせる、まずまずのレベルの焼き鳥屋は珍しくなくなったが、タレで美味い焼き鳥屋となると、老舗には及ばない。だいいち、フツーの店で塩で焼いてもらうと、決まって化調が入ってくるからね。それよりタレ焼きのほうがいいに決まってる。さすがにズリだけは、塩で食べたいけれど(笑)。

(2010.01.22)
◇◇

あれから5度訪問したかな。なんやかやで、未だに料理の写真撮っていない(笑)。この店、僕の初回レビューがまだ3件目。点数も、★3.05くらいでぜんぜん注目されていなかったが、その後だんだんと口コミが集まってきて、途中ネガティヴレビューはあったものの、今では★3.48。うれしいじゃないですか。

ただ、その間みなさんが写真をたくさんアップされたので、僕はもういいかな、と。さんざん通った店で今さら写真撮るのも恥ずかしいし(笑)。

今回は一人だったので、カウンターに。大おかみにも、「一人?珍しいやん」と言われたが、顔覚えてたってことかな?ちょっとうれしいね。今は娘さんが焼いているが、娘さんも、いつもなら聞く「ウチはコースだけですがいいですか?」「嫌いなものは?」のセリフもなかった。焼き始めたので、またも勝手にハートランドをもらいに。ビールで何本かチビチビやったら、焼酎の「一刻者」に切り替える。

このお店、一人でも問題ないのだが、やはり周りは友人と二人または四人連れが多い。ちなみに、ほぼみなさん常連のようで、今日は全員がビールをセルフでやっている。

そこに一人、どうも初めて来たと思われる、若い男性が。平日なのに私服なところを見ると、ひょっとすると大学生かもしれない。さすがにコースのレクチャーもあったし、ビールもお店の人が出してくれていた。

食べている途中で、大おかみが「どや、うちのタレ、旨いやろ?」と声をかける。はい!美味しいです!と答える青年。すると大おかみが、「ウチのタレをなぁ、白ご飯に掛けて、焼鳥丼にしても旨いんやでぇ」と続ける。

このくだりを聞いて、この後の展開が予想できた僕は、ついニヤニヤしてしまった。周りを見ると、話の聞こえている常連さんも、やっぱりニヤニヤ(笑)。

青年が、「じゃぁ、白ご飯ください」と返すと、大おかみ「うちなぁ、白ご飯置いてないねん。欲しかったら吉野家で買うておいで!」

この店の名物のやり取りである(笑)。

《追記》
ネットで検索すると、大おかみがずいぶん怖いような書かれ方もされているが…確かに昔は怖かった(笑)。でも、最近はずいぶん丸くなられた(笑)ので、なんも心配要りません。

あと、定休日が書かれていないが、そのむかし、土曜が休み、ただし貸切は対応する、と聞いた記憶が…。

はっきり覚えていないので、定休日は不明のままにしておく(最近ホンマ物忘れが酷いわ…)

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2015/12/11 更新

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