Ribotさんが投稿したラーメン人生JET600(大阪/玉造)の口コミ詳細

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この口コミは、Ribotさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ラーメン人生JET600玉造(JR)、玉造(大阪メトロ)、森ノ宮/ラーメン、つけ麺、油そば・まぜそば

1

  • 夜の点数:4.3

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.3
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.3
  • 昼の点数:4.3

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.3
      • |CP 3.7
      • |酒・ドリンク 3.3
1回目

2014/12 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.3
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.3
    ~¥999
    / 1人
  • 昼の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.3
    • | CP3.7
    • | 酒・ドリンク3.3
    ~¥999
    / 1人

【更新】リングにかけろ

玉造にある「JET600」は、高槻の名門「きんせい」の暖簾分け「東成きんせい」から出発し、独立を機に名を改めた店。、鶏白湯ラーメンで有名だが、僕は欧米人と女子高生から「(和風)醤油ラーメン」を教わり、いまでは「JETでもっとも好み」になった。それについては口コミ後半で記すが、もし「(和風)醤油ラーメン」が未食の方がもしいれば、ぜひ一度食べていただきたい。

◇◇

さて当店、今回の口コミ投稿が初訪問。創業者の山本氏は主に福島の「ラーメン人生JET」におられる(最近は不在だが(笑))ので、こちらはあくまで2号店と認識していたことと、家から不便な場所にあるため、「ラーメン人生JET」は何度か訪問したものの、こちらは訪問せずにいた。

ただ、あるときふと他の方の口コミを見ると、メニューの中に、福島にはない「鶏味噌煮込みそば」とやらがあると聞き、それを食べに訪問してきた。

■鶏味噌煮込みそば(★4.2)

ベースは、鶏煮込みそばで、これはラーメン人生JETと同じ味ではないか(多少のブレはあろうが)。当店のスープ、意図的に血のエグみを残しているように思う。まったく同じ作り方をトンコツでやると、臭くて食えないはずだが、鴨などは血のソースで食べることもあるように、鶏だからまだ大丈夫なのかも。慣れるとクセになるが、僕にとってはもう一工夫欲しい。

そして、その「一工夫」こそが、この「鶏味噌煮込みそば」である。味噌…青魚の煮込みなんかにもよく使われるように、獣や魚の臭みを消してくれる効果がある。「旨さを出すために、どうしても若干臭みが残る」鶏煮込みそばの、その唯一の欠点を、味噌が解決してくれた。もちろん臭みを消すだけでなく、味噌そのものの旨みも加わって、僕は大層気に入った。

ラーメンは好み。このラーメンを食べても、「味噌の味が強すぎる」などの感じ方で、それほどピンと来ない人はいるかもしれない。ただ、僕はこれ最高に好き!

それと、麺。「人生JET」かこちらか、どちらかで製麺して運んでいるのかと思うし、よしんば別々に作るとしてもレシピ等はまったく同一のはず。そうなると、山本氏自らが打つ麺のほうが旨いはず…なのだが、不思議なことにこちらのほうが、福島本店よりも旨く感じた。ただし、麺そのもののレベルは高い。「JUNK STORY」の麺も旨いが、あちらは何と言うか、あくまで「ラーメンにもっとも合う麺」としての旨さに思った。こちらは麺だけ食っても旨い。

場所が不便なのは如何ともし難いが、このオンリーワンメニューがあるのは強み。

(2013.06.23)
◇◇

さて、冒頭で書いた「JETでもっとも好み」のラーメンについて。以前に福島の「ラーメン人生JET」に行った際、すでにラーメンを食べ始めていた僕の隣に、「あしたのジョー」に登場するカーロス・リベラ程度にカタコトの日本語を喋る欧米の方が座られたのだが、その方が「ワフウ・ショウユラーメン」を注文された。

隣に座った僕は「JETといえば鶏白湯だろうに、ご存知ないのかな?」とは思ったものの、ひょっとしたら何度も通った上で「今日はこれ」と注文されたかもしれないし、まぁ良いやと自分のラーメンに戻った。

ところが、隣に運ばれてきた「和風醤油ラーメン」、これがものすごく良い香りがする。食べなくても、間違いなく旨いと分かるほど。正直なところ、僕がその日食べていた限定ラーメンが、さほど好みの味ではなかったので、続けてもう1杯食おうかとすら思ったくらい(笑)。

ただ、その後あまり外食する機会もなく、特に「JET」といえば、玉造ほどではないが本店のある福島も、さほど便利が良いわけでもない。加えて「JET」といえばとにかく行列が出来ることでも有名…いつしか「和風醤油ラーメン」のことは、忘れかけていた。

月日は流れ、昨年12月、以前何度か訪問した「TKU」にいいかげん訪問して口コミ書きたいなと再訪。そのときの様子は「TKU」の自身の口コミにも記したのだが、玉造駅を降りたところで女子高生4名が「ミスタードーナツ」に入るの入らないので問答。その中の1人が、「私は『JET600』で醤油ラーメンが食べたい」と言っていて驚いた。そういえば、「人生JET」の「醤油ラーメン」、旨そうだったよなぁ…。

ということで、前置きが非常に長くなったが「JET600」で「醤油ラーメン」を食べてきた…「TKU」の後に(笑)。幸いなことに並びもなく、スンナリ入れた。

当店、いつのまにやら食券制になっていたのだが、迷うことなく「醤油ラーメン」のボタンを押す。なおメニュー名だが、「人生JET」は「和風醤油ラーメン」となっているのに対し、こちらはただの「醤油ラーメン」であった。ただ、実際食べたものと、福島で嗅いだ香りはほぼ同じであったので、メニュー名は違えど味は「同じ」か「ほとんど同じ」かどちらかだろう。

その味だが、予想通り「旨い!」ものであった。清湯ながら鶏の旨味を存分に抽出したダシに魚介をプラス、それを醤油ダレで膨らませた味はまさに完璧。自家製麺もよくマッチしており、非の打ちどころが見つからない。

看板メニューの完成度が高いのならわかるが、看板ではないこちらのメニューの完成度のほうが、むしろ高く感じてしまう。「鶏味噌煮込みそば」も旨かったが、あちらは「味噌の普遍的な旨さ」の貢献も大きかった(もちろん味噌ダレを作ったのは店だけれど)。

対するこちらは、ラーメンの王道とも言うべき「ベーススープのダシ感」が素晴らしい。ただ単に旨味の量が多いだけでなく、バランスも取れている。その味を引き出すタレも素晴らしい。まさにジェットアッパー!また、嬉しいのがどことなく「きんせい」テイストを残していること。以前の「香澄」の「清湯」にも通じる味。

それにしても僕にこの味を気付かせてくれた、外国人と女子高生に感謝っ…!特に女子高生に圧倒的感謝っ…!!過去、「JET」では鶏白湯ばかり食べていたが、今後それを食べる回数は激減するだろう。

<後日談というか今回のオチ>
この訪問の直後、読者登録させていただいているマイレビュアーの、ルー・フランクさんと飲んだのだが、そこでラーメンの話となった。

ルー「Riboちゃん、最近旨かったラーメンって何よ?」
R「ちょうど最近ですが、JETの、白湯じゃなく醤油ラーメンが旨かったですよ!」
ルー「えぇぇ~~~!!!???JETの醤油!!???」
R「あ、ご存知ないですか?白湯の影に隠れてますが、絶品ですよ!」
ルー「うん、知ってるよ、あれ旨いよね」
R「え?じゃぁ今なんでそんなに驚いたんですか?」

ルー「いや、ラーメンに詳しいと思ってた割に今頃知ったんかと思って、逆にびっくりしたんや!」

まぁ、これは冗談半分でのコメントだったのだが(笑)、もし「JET」で白湯ばかり食べてきて、「醤油ラーメン」の旨さをご存知ない方が他にいれば、ぜひ食べていただきたい。

(2015.10.26)
◇◇

  • 券売機導入後の外観

  • これは夜

  • 醤油ラーメン

  • 鶏味噌煮込み

  • メニュー

  • これは昼

2015/10/26 更新

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