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夜の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 4.4
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|雰囲気 4.1
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.4
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昼の点数:4.0
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~¥999 / 1人
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料理・味 3.8
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|サービス 4.4
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|雰囲気 4.1
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|CP 4.0
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|酒・ドリンク 3.4
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[ 料理・味3.8
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| サービス4.4
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| 雰囲気4.1
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.4 ]
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[ 料理・味3.8
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| サービス4.4
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| 雰囲気4.1
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| CP4.0
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| 酒・ドリンク3.4 ]
本町にメッチャ旨いラーメン屋がオープン!
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2015/11/15 更新
超の付くオフィス街である本町に、3/18にオープンした待望のラーメン屋。舌歯鶏孤聞さん情報で早々の訪問です(笑)。なお、店舗登録しようと思ったらオープン前にすでに登録されていてビックリした。
結論から書く。当店のラーメン、めっちゃ旨かった!午後からの活力を求めるサラリーマンも、旨いラーメンを求めるラオタさんも、どちらも満足することでしょう。ただ、これだけでは「字数不足で投稿できない」とメッセージが出たので、もう少し付け加えよう。
僕が食べたのは店の名が冠された「ふく流らーめん」という名の「鶏白湯ラーメン」。「旨い」と言われるラーメンには色々タイプがあろうが、ここの鶏主体の白湯ラーメンは、ありそうでなかったラーメンではないか。これまでの常識を覆すほど斬新ではないが、既存のどこかのラーメンに似ている、ということは断じてない。このラーメンとよく似たものなどかつて見たことない、初めての味。あまり斬新だと、どうしても好みに合わない人が多発するが、ここのラーメンは、ほとんどの人が旨いと思うのではないだろうか。もちろん僕含め、である(笑)。
「万人受けする」「かつ新しいラーメンを求める」どちらの層も気に入る、ありそうでなかったラーメンであろう。店内は、内装から時計等の小物から、あらゆる箇所がスタイリッシュで、男女問わず入りやすいラーメン屋かと。
値段は、メインの「鶏白湯系ラーメン(ふく流らーめん)」は750円と高くないが、昼はさらにセットのボリュームでカバー。そのセットも、
150円:からあげセット(からあげ2個+ごはん)
250円:レアチャーシュー丼セット
50円:ライスセット
と値段がお得。
◇◇
さらにもう少し続けよう。上で「待望のラーメン」と書いたが、当店なにが「待望」か…ラオタ的な話でなく、まず一般論から。
本町駅周辺は、オフィス街のためランチ人口が膨大。需要と供給のバランスから、当然のように「ランチ激戦区」にもなっているのだが、その割に旨いラーメン屋が少ないため。「玉五郎」はすぐに思い浮かぶが、「楽山」は遠いし、あとはせいぜい「もんどり庵」と「進化驀進」くらい?当店が、一気に「本町ラーメン1番人気」の座を奪取しても驚かない。
当店、店長は以前は大阪屈指の人気店、「らーめんstyle JUNK STORY」の前店長を勤めていた福山さん。「え?人気店の店長が変わったの?」とお思いの方もおられるだろうから念のため説明しておくと、「JUNK STORY」の初代店長である井川さんは、現在は「オーナー」という肩書で、2号店の「麺と心7」と2店舗を指揮しておられる。その井川さんの下で修業され、このたび満を持して独立された。
ラオタの方々であれば、「JUNK STORY」時代に福山さんが作られた、数々の限定作品を食されているだろうから、新店でどのようなラーメンが食えるか、すでにイメージが湧いている方もおられるかもしれない。イメージ通りであれば、さぞ期待に胸を膨らませていることだろう。
ただし残念ながら僕は、(家があまり近くないということもあったが)「JUNK STORY」への訪問自体がそれほど多くなく、また巡り合わせも悪かったのか、プライベートの都合等もあり、これまで食してきた限定で福山さんの作品は意外と少ない。
とはいえ、数少ない限定からその手腕に疑問を挟む余地はなく、知らない=先入観なしで、フレッシュな気持ちで福山さんのラーメンが味わえるというのは、楽しみ以外の何物でもない。「絶対に旨いことが分かっている、でも味の想像が付かないワクワクするラーメン」を、これから食えるのだから。
さて、僕にしては珍しく、オープン初日の訪問。ここ、店は、かの「船場カリー」本店があった場所。船場カリー、訪問したことはあるが、本店は未訪。ただし当時の写真と比較すると、居抜きではなく一から作り直したよう。オープン初日にもかかわらず、とんでもない行列だった。見ると私服の方とスーツ、作業着の方が半々(私服のほうが多いかな?)で、周辺オフィスへの告知が上手く行っていたのだろうか。まだ一番の書き入れ時(12時10~15分くらい)でないにも関わらず、お店は盛況。
まずは当店のイチオシをいただくべくメニューを見るが、縦書きメニューの一番上に書かれてあるラーメンが「白湯」系の「ふく流らーめん」だったので、こちらに。厳密には「味玉ふく流ラーメン」で、それにチャーシューをトッピング。ちなみにラーメンは二枚看板のようで、もう1つは「煮干醤油ラーメン」とのこと。あ、そうそう、ライスと唐揚げもあった。気になるサイドメニューは、レアチャーシュー丼。これらは後日の課題だな。
さて、いかに人気店の店長と言えど、厨房内の配置が換われば体もそう動くものではない。さぞ苦労しているだろう…と思ったが、そうでもなく、配膳から何から非常にスムーズ、さほど待つことなく到着。このあたりはさすがである。しかも、良く見ればどこかで見かけた方々がヘルプに入っている…あ、この人、「JUNK STORY」のオーナー、井川さんやん!最強の助っ人やなこれ。それともう1人、JUNK STORYのスタッフもいた。他は「轍」のスタッフかな?2名おられた。
やってきたラーメンのルックスは、昨今流行りの白湯の中では色は薄め。粘度も低め、サラッとしたタイプのよう。ただ、実は僕は、あまり濃厚(粘度が高)すぎる白湯は好きではないので、こちらのほうが良かった!
具は長ネギの白い部分に、レアチャーシュー!このレアチャーシューは、店主の修業元である「JUNK STORY」や、そのの創業者、井川さんの修業元のきんせいの伝統を感じる。そして緑の葉は、これは三つ葉と早合点したが、どうやら水菜のよう。麺は中太で、食べる前からスープのインパクトを感じさせる。上にエスプーマが上弦の月状に乗せられている。これはメニューに説明書きがあり、柚子エスプーマとのこと。
さて味は…ほんとうに、ちょうどいい感じ!濃厚鶏白湯かと思いきや案外ライトテイスト。だが鶏の旨味はしっかり来る!メニューによると「鶏と豚骨」とあったが、トンコツの風味はさほど感じず。使用量は鶏がほとんどと思われる。パンチ力があるだけでなく、絶妙なさじ加減で調和が取れていて緻密さも感じる。力技に加えテクニックも素晴らしい。まさにセンスの塊のラーメン。
エスプーマ上の柚子は、また面白い!丼からそのまま飲むと、スープに柚子が浮かべてあるかの錯覚に陥るほど鮮烈。しかしそこはエスプーマ、後味は軽く、ちょうど飲んでいる最中で余韻が終わるのも清々しい。いや、旨い一杯だった。次回訪問時は当然「煮干醤油」…なのだろうが、また「ふく流ラーメン」に行きたくなるな(笑)。
さて、採点。★4.0を超えても良いのだが、最近、食べログでは、関西…とくに大阪のラーメンの新店の点数がインフレしている(某レビュアーさんがデータを出していたが、これは他府県にない傾向とのこと)。当店も、あっという間に★3.8いや★4.0を超えるかもしれない。そうなると決まって「食べログで点数が高いから訪問したが、それほどではなかった」と、★3.5くらいの感触はあったのに、2点台で採点する人が出てくる。
もちろん悪いのはそのレビュアーさんではなく、食べログのシステム、もっと言えばやたら高得点を連発するレビュアーさんのほうかもしれないが、無用な批判を避けるため、点数は控えめにしておく。
どうせこの先何度もくるからね。というか、初訪問で2種類のラーメンを連食、唐揚げも試したかったのだが…初日から大人気!大行列だったので自重したのだ(笑)。
また来ます!
◇◇
コツコツ通ってレギュラーは一通り制覇。2度目のふく流らーめんが、オープン直後で不安定なときに当たったか、オープン日より印象が下がったのと、案の定開店ご祝儀のインフレ現象でとんでもない総合点数になったため、低めに採点していた。ただ、いまはすっかり安定したし、煮干し醤油、まぜニボに、冷やしラーメンまでもがすこぶる旨いとあってはもう完敗だ。点数は大幅アップ。
ふく流改に至っては、大阪の名店弥七と同等のレベル。弥七と違ってこちらは夜も土曜日も開いているのも嬉しい。行列も、いつもあるが弥七ほどではないのもいいね。
近々追加されるという塩も期待大!