Ribotさんが投稿した和牛 まつした 本通り店(大阪/北新地)の口コミ詳細

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和牛 まつした 本通り店北新地、西梅田、東梅田/焼肉、すき焼き、しゃぶしゃぶ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 3.7
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2014/07 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気3.7
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

とある新地の焼肉達人

北新地にある、ハイエンドな肉を出す焼肉屋。特徴としては「とにかく肉が旨い」ということ。その分値段も上がるが「新地だから」と場所代の分を上乗せされた感じはない。北新地で焼肉といえば安くてなかなか旨い「さつま」が有名だが、トータルでの満足度は「さつま」に勝るとも劣らない。目的に合わせ、今後は使い分けたい。「接待」あるいは「旨い肉が食いたい」なら迷わずこちら!

◇◇

さて、当店の話を書く前に、訪問の経緯から。

この日は別のところでとある立食パーティに参加。某店の人が出張で料理を作ってくれたのだが、さすがにそういう特殊な状況下で写真をパシャパシャ撮影して食べログにアップすると、一発で身元がバレかねない。普段周囲に一切食べロガーであることはひた隠しにしている、というかバレると諸々ヤバいため、ここは我慢し、純粋に飲み食いと歓談を楽しんだ。

さて、パーティは適当な時間で終わり、おそらく二次会はないだろうと読んでいた。で、実はこの日は、読者登録させていただいているChnnShiTaKi RiNaさんから「都合が良ければ北新地でメシでも」と誘われており、「遅い時間で良ければ」と断った上で合流することとなっていた。

パーティ自体は早々に終わったものの、話が盛り上がったこともあって、二次会の相談が始まった。「Ribotさんは滅多にパーティに来てくれないし、今日は二次会行きましょうよ」と、旧知でもあるパーティ参加者随一の美人さんから直々に誘いが。だが、先約があるからと泣く泣く断って、後ろ髪引かれながらも北新地へと向かったことについては評価していただきたい。

さてRiNaさんとの待ち合わせはこの店。旨いらしいとの情報をキャッチし、このたび訪問。店は新地大通りにあるが、ビルの6Fという隠れ家的立地。新地のビル内なので当然大通りの看板はあまり目立たず、まさに知る人ぞ知るという店。食べログの点数も、少なくとも現段階ではまだまだ低い(当時。いまは全国TOP5000入り)。

この日はせっかくだからと数名での食事となったのだが、みなさんすでにかなり飲み食いを進めておられた。僕は出遅れたが、単品で適当に注文。RiNaさんたちとの歓談に夢中であまり写真は撮らなかったが、簡単に特徴を説明すると、「肉はとにかく高品質。間違いなく旨い」「老舗焼肉屋のような、伝統の揉みダレと併せての旨さはないが、肉本来の味が楽しめる」「値段も、たとえ他のエリアでも、この肉質ならこの値段になるだろうという価格。したがって、新地にしては安い」といった感じ。

サシのバランスもお見事で、過剰に脂が乗ったクドさとは無縁。しっかり肉の旨味が味わえる。そうは言っても元々脂の多い部位だとさすがに歳のせいか量は食えないが、今回は盛り合わせ、セット等ではなく単品にしたためそのあたりは自分で調整した。

さて、僕の大好きなフランクも注文したのでこれはしっかり撮影。ササ肉やササバラと呼ばれる部位。バラ、カルビの一種で脂はそれなりに多めだがまだ赤身に近いかな?肉は割と硬めのため適度にサシが入っていると絶妙で、いちおうホルモンに分類される「ハラミ」と並んで好きな部位だったりする。最近だと「助春」でもフランクは注文したが、あちらは「赤身好きの僕」に言わせてもサシが少し不足しているか、あるいは熟成不足だったか旨味がイマイチ。こちらのほうが断然上だった!

北新地で焼肉となると、絶対的正義である「さつま」という大横綱が居るが、あちらは肉質の割に値段が安く、また庶民的な内装は雰囲気があって良いという店。一方こちらは、内装は新地らしく洒落た作り。ガッツリ肉を食いたいなら「さつま」かもしれないが、グルメを楽しみたいならこちらかな。

間違いなく再訪アリ…というかすでに2度目訪問済だが、それはまた後日(というか写真がどこか行った…)。

◇◇

むかしどこかでこんな話を読んだことがある……。

高級レストランに、1人の浮浪者がやってきた。見るからに金を持っていなさそうな男は大いに冷遇されたが、別の日、別の店に同じ恰好で現れたその浮浪者は、他の紳士と変わらぬ扱いを受けたことに礼をいい、再訪を約束して帰ったという。

そして後日、男は約束通り再訪した。高級そうなスーツを身に着け、大金持ちの顧客を何人も連れてきて。「浮浪者を装った私を手厚くもてなしてくれたこの店は本当の一流店です。こういった店は成功する資格がある」と。後年、そのレストランは国で一番の評価を得たそうだ。

この話を読んで、僕はこう思った……「浮浪者に失礼だろ!」

んで昨年、大切な食事会の場所に相応しい店を探していた僕は、ふとその寓話を思い出し、みすぼらしい恰好をして当店を訪問した。みすぼらしい恰好とは、僕がふだん着ている服なのだが。

店にはたらふく飲み食いした後の23時過ぎに1人で現れ、「終電まで、少しだけ飲みたいのですが」と店員に告げたが女性の店員は怪しむそぶりも見せず「もちろんどうぞ!」と歓迎してくれた。ワインを飲みたいが、時間も遅いしかなり飲んできたので(安い)グラスワインを頼んだが、これも嫌な顔ひとつ見せず。うむ、合格!(←偉そうに)。

まずはワインを飲みながら和牛炙り握り寿司をつまむ。前回は食わなかったが、やはりたいそう旨い。通常、牛刺しや寿司は赤身の部位でないと脂がネチャネチャして食えないが、炙りにすることで脂がとろけ、赤身の旨味も活性化されている。たまらずワインを追加。これなら最初からボトルにすればよかったかもな。

気分が良くなってきたので「特撰和牛サーロイン」を追加すると、深夜で客が少なかったこともあってか、チーフがわざわざ焼きに来てくれた。店とすればもてなしたつもりなのだろうが、僕は店の人にそんなことされるとかえって恐縮してしまうので放置してもらって構わなかったのだが(苦笑)。このサーロイン、ワサビとニンニク醤油でいただいたが絶品!個人的には、ワサビと塩でも良いかなと思った。

ところでチーフ、前回来たのを覚えていてくれたのか、僕の顔を見るなりすぐに挨拶に来てくださった。「すぐにわかりましたよ」というので、「今日はあえてみすぼらしい恰好をしてきたのに、良く気づきましたね」と返したが、「だってそれ、前回と同じ服ですから」とは言われなかった。

ともあれ新地の高級焼肉店に「深夜、1人、それも終電までの短時間」なのにこれだけ歓迎してくれるなら、次の大事な食事会もここで間違いないだろう。ただ1つ間違えたのは時計の見方。終電までのつもりがタクシーになってしまった。

なお、その「次の大切な食事会」とは、すなわち食べログのオフ会のこと。これは他の方がさんざんレビューされているので割愛したい。手、抜きすぎだろと言われそうなので2点だけ書いておくと、

◆センマイ刺し
時間を掛け徹底的に下処理(湯剥き)をした「白センマイ」は、「ホルモン嫌いの人でもまず間違いなく食べられる」臭みがないもの。ただし処理した分旨みが抜けているので、僕のように「そもそもセンマイ好き」の人間にはちょっと物足りないかも。当店ほど肉質の素晴らしい店であれば、湯剥きしないセンマイも食べてみたい。

◆冷麺
今回はシメになにかと言われ、他のみなさんには「和牛炙り寿司」を薦めたが僕は敢えて冷麺にしてみた。「和牛炙り寿司」が絶対に旨いのは前回食べて分かっていたし、だからこそみなさんに薦めたのだが、食べロガーの端くれとしては、なるだけ多くのメニューをレポートせねばならないと、泣く泣く冷麺にした(笑)。

ところがこれが大当たり!スープも旨いが、中の野菜(キュウリ等)は漬物になっているのか独特の味わいがしてこれも良い。リンゴも安物なんて使っていない(はず)。麺も、そば粉を使ったのか、それとも韓国にあるというドングリの実を使ったのか(僕は韓国料理は(も?)不得手なので素性が分からず)旨いということだけは分かった。

時間訪問したときは、寿司か冷麺かなど迷わず、両方いただくとしよう。

ところで、ふと思いついたことが。初回訪問時に美人さんの直々の誘いを断ってきたが、食べロガーだということがバレるのを覚悟の上で、連れてきたらどうなっていただろうか(笑)。

  • フランク~!

  • 真夏のため、19時でもまだ明るい

  • 和牛炙り寿司盛り合わせ

  • 特撰和牛 サーロイン

  • ミスジステーキ

  • タンユッケ(もちろん合法)

  • エレベータを降りたところ

  • 6階の入り口

  • ビール

  • カンパイ!

  • ナムル盛り合わせ

  • キムチ盛り合わせ

  • センマイ刺し

  • ネギ塩タンカルビ

  • ネギ塩タンカルビ(調理中)

  • 上選サーロイン

  • やわらか赤身肉

  • 冷麺

  • 冷麺+お酢(これを入れるとスッキリして、腹一杯なのにいくらでもお変わりできてしまう!)

  • 早く着いたので先にパシャり

  • 中落ちカルビ

  • ホルモンズ

  • これで焼ます

  • 和牛炙り握り三種盛り合わせ

  • 和牛炙り握りが旨かったのでその部分のメニューも

  • 特選サーロインステーキ用のワサビとニンニク醤油

  • とろけるほど柔らかい…

  • 内観

  • フランク

  • 別の肉を焼いております

2022/09/17 更新

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