『セブンプレミアム 肉まん 【中華まん食べ比べ】』りす3さんの日記

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★子連れママの食べ歩き備忘録★

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りす3 (女性・茨城県) 認証済

日記詳細

【セブンプレミアム】

●価 格 : 168円 (見切り品のため120円で購入)
●販売者 : 日本ハム株式会社
●サイズ : 直径約8.5cm、高さ約3.5cm、重さ約93g
●内容量 : 2個入(計170g入)
●単 価 : 100g…約99円、1個約85円
●原材料名 : 小麦粉、玉ねぎ、たけのこ、豚肉、砂糖、ポークスープ、ラード、米粉、豚脂肪、パン粉、植物油、イースト、水あめ、醤油、食塩、ポーク・チキンエキス調味料、オイスターソース、香辛料、麦こうじ、卵白末、加工澱粉、ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素
●栄養成分 : 熱量198kcal、たんぱく質6.5g、脂質5.4g、炭水化物30.9g、ナトリウム173mg
●商品特徴文 : 電子レンジでも蒸したてのおいしさが味わえます。

【感想】
イトーヨカードー系列店で販売されている自社ブランド「セブンプレミアム」の肉まん。
イオンの自社ブランド「トップバリュー」とは違い、決して安くはない上に基本的に値引きされないため購買意欲も沸かなかったのですが、賞味期限が近づいて値引きされていたのでこれはチャンスと購入してみました。
日本ハムと共同開発された肉まんで、発売当初は2つで148円でしたが現在は168円。
栄養成分が全体的に上がったので、サイズアップしたのかも知れませんが。
こちらの肉まんは、味云々以前に見た目に特徴があり、まず敷紙がない点。
これは肉まんに限らずあんまんも同じ。
安い中華まんならいざ知らず、この価格帯の中華まんで敷紙がないのは珍しいかと。
確かに日本ハムのプチサイズの中華まん「天津閣 肉まん」には敷紙が付いていませんが、一般的な中華まんサイズの「黒豚まん」には敷紙が敷いてあります。
つまり、日本ハムに敷紙を敷くノウハウがないわけではないようなので、あえて付けていないのは少しでも原価を下げるためなのでしょうか。
敷紙がないと蒸し器で蒸す時に蒸し器に貼り付きやすい上、下からの蒸気で底がベチャベチャになりがちなので、これは大減点。
但しこちらの肉まん、電子レンジ調理を売りにしているので、大多数の人はレンジでチンするだろう…つまり敷紙はいらないだろうと考えているのかも知れませんが。
でも「蒸す場合は約7分」との記載もありますので、蒸すことも想定していないわけではないようなので、だったら蒸しても美味しくいただけるような配慮が必要だと思うのですけどね。。。
それと、こちらの肉まんは皮の上部にヒダがありません
別にヒダのあるなしで味が変わるわけではありませんが(少なくとも私の味覚では)、やはり肉まんにはヒダが欲しい。
でないと、あんまんと一緒に蒸かした場合に、どれがにくまんでどれがあんまんかわからなくなりますし。
メーカーによっては敷紙の柄を変えたりして肉まん、あんまんの区別を付けているところもありますが、こちらは敷紙すら付いていないので、パッケージから出してしまうと見分けが付きません。
これはいかがなものかと…。
同時に他の中華まんを食べることなんて想定していないのでしょうかね。
細かいことですがこの辺りも減点対象。
で、肝心の味ですが、皮はややこうじ独特の香りがあるもののモチモチとしていて甘みもあって美味しい。
餡の量もそこそこで豚肉量も多い方。
でも餡がかなり薄味なので、満足感があまり得られません。
野菜類は、発売当初は椎茸も入っていたようですが現在は玉ねぎとたけのこのみ。
しかも細かくカットされており、野菜のシャキシャキ感等もなく…。
んー…やはり味付けは重要ですね。
単価を考えるとかなり残念な肉まんでした。
ちなみに、セブンイレブンのレジ脇で売られている中華まんは中村屋のもので、このセブンプレミアム商品ではありません
グループとしてプライベートブランドに力を入れているのに何故セブンイレブンでは販売しないのか。
中村屋との付き合いを切れないとの理由もあるのでしょうが、セブンイレブンの肉まん(=中村屋の肉まん)に慣れている常連さんにはこの味では受け入れられないとの思いがあるのかも…なんて思ってしまいました。
ってか、中華まんにおいて長い付き合いのある中村屋と共同開発すれば良かったのに…と思うのですが。
いつの日かセブンイレブンの店頭に並ぶ中華まんが、セブンプレミアムに取って代わる日もくるのかな。
その時には、中村屋の中華まんファンも納得できるような美味しい中華まんにリニューアルされているに違いありませんので、ある意味楽しみです。
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