※食べログへの店舗登録ができなかったため、日記に記載。
<お店について>こちらは日本一の高さを誇る毘沙門天像のある
法満山一乗院の敷地内にある売店。
那珂市瓜連にあるいさみ屋との関係は不明。
ちなみに、こちらの売店のある一乗院内にある毘沙門堂は、
桓武天皇の祈願所として平安時代(延暦年間)に建てられたのだとか。
その毘沙門堂内に安置されている毘沙門像は鎌倉時代になってから大仏師運慶により奉安されたもので、
現在は茨城県の指定文化財となっているとのこと。
そしてその毘沙門像を平成19年11月に巨大化して再現したのが、入口付近に建つ日本一だという毘沙門天像。
写真ではその大きさがわかりにくいのですが、
台座だけで3m、本体が13mで合わせて16mもの高さがあり、
遠くからでも足下に邪鬼を踏みつける威厳ある姿を確認することができます。
・出店日
毎年末年始(12月31日深夜~1月6日頃まで)
毎月第4日曜日(骨董市開催時)
・駐車場
20台分以上あり。
・イートインスペース
近くに屋根付きの休憩所やベンチ多数あり。
<メニュー>・大判焼(小倉、白あん、うぐいす、うめ、抹茶、カスタード、チョコレート、ツナ、チーズ)…各120円
・やきそば…400円
・煮いか…500円
・煮いか(大)…600円
・具だくさんみそ汁…200円
大判焼、何でこんなに種類が多いのかを尋ねると、
お客さんの要望に答えていくうちにどんどん増えていったのだとか。
運が良ければ焼きたてがいただけますが、
何しろ種類豊富なので常時すべての味を焼き続けていることはできず、
同じ味をまとめて焼いて焼きあがると発泡スチロールの箱の中で保温され、
注文が入るとそれを焼き台に戻して数秒再加熱してから提供となります。
味にこだわらず焼きたてが食べたい場合には、「今焼いているのをください」と注文するのが良いかと。
<商品>■大判焼(小倉)…120円小豆のつぶ餡が詰まった大判焼。
お値段の割にボリュームのある大判焼でしたが、餡・生地ともに味は普通。
店頭に出ていたのぼりには毘沙門天を表すと思われる"毘"が丸で囲まれた文字に大判焼と書かれていたので、
もしかして"毘"の焼印入りの大判焼なのかな…と期待したのですが、
残念ながら見た目にはごく普通の大判焼。
ただ、調べてみると少なくとも2007年頃の大判焼には"毘"の焼印が押されており、
大判焼を焼いている女性の方が、昨年ご主人が亡くなった…という話をしていらしたので、
もしかしたらご主人が焼いていた頃は"毘"の焼印があったのかも知れません。
■大判焼(白あん)…120円白いんげん豆のこし餡が詰まった大判焼。
小倉と比べるとやや餡量少なめ。
程よい甘さの白あんで餡そのものは美味しかったです。
■大判焼(うめ)…120円梅味の白あんが詰まった大判焼き。
やはり小倉と比べると餡量少なめで、梅の酸味より塩味が強い味わい。
甘じょっぱいという表現が一番合うのではないでしょうか。
意外性があって良かったです。
■大判焼(チーズ)…120円チーズ好きなので期待を込めて購入したのですが、
半分に割ってみるも、すぐにはチーズの姿が確認できなかった程チーズは入っていません。
底の方に2,3mm厚のプロセスチーズが1塊入っているだけ。
食べてみても、意識して食べれば確かにチーズの香りがするような…という程度で、
チーズがとろっととろけてくるようなこともなく…かなり残念でした。
■やきそば…400円可もなく、不可もなくなごく普通の屋台のやきそば。
個人的には、もう少しお肉が多ければな…と思ったりも。