レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2013/03訪問 2013/04/14
<お店について>
こちらは全国的にも珍しいベンガル料理のお店。
店名の“アラム”はベンガル語で“リラックス”の意味で、
お客様にリラックスしながら食事を楽しんで欲しいという願いが込められているとのこと。
・駐車場
店舗前に10台分程と店舗脇に第2駐車場あり。
・席構成
カウンター席…5席
テーブル席…4名がけ6卓程
・メニュー
ランチタイムは550円~750円のセットが6種類あり、カレーは日替わり2種類から選択。
+200円でカレーとナンまたはライスが食べ放題。
ディナータイムも1500円~3500円のセット(コース)があり、カレーは11種類から選択。
単品メニューも充実しており、ベンガル地方ならではの料理を楽しみたいのであれば、
セットメニューではなく単品料理から選択していった方が良いかと。
小学生以下の子ども限定のキッズセットも2種類(各550円)あり。
・その他
土曜日のディナータイムに訪問でインド系の男性スタッフ1名。
日本語はある程度通じました。
厨房もホールもそのスタッフ一人でこなしていましたが、
手際が良いのか注文してから料理が出てくるまで10分程と待ち時間短め。
スパイス各種や小物類も販売されていました。
全品テイクアウト可能。
<料理>
■ムルギール・コライ…750円
カレーは、
・ドライカレー(汁ありカレー)…15種類(600円~850円)
・スープカレー(汁なしカレー)…18種類(600円~950円)
と大まかに分類されており、こちらはドライカレーのひとつ。
“ムルギー”はヒンディー語で“鶏肉”の意味で、
メニュー表には“チキンと季節野菜のドライカレー”という説明が書かれていました。
出てきたのは表面に太めの針生姜が数本のり、生クリームが回しかけられた高粘度のカレー。
辛さは聞かれませんでしたが、小さな子連れだったためかチリの辛さがほとんどない甘口。
ですが、トマトベースでクミンやフェネグリーク、フェンネル等のパウダースパイスが大量に使用されていると思われ、
チリが控えめでも他のスパイスがたっぷりなので物足りなさはまったくもってありません。
1口大の鶏胸肉も8塊かそれ以上だったか…結構な量で、
玉ねぎやピーマンもたっぷり入っていて食べごたえもありとても幸せな料理でした。
■エッグ・チョウメン…650円
玉子焼きを細切りにしたものがのったチョウメン(チャオミン)。
スリランカ料理のコットロティのような炒り玉子を想像していたので、別に炒めた玉子焼きがのっていたのは意外。
麺は日本で一般的な焼そばの太さの麺ですが長さ10cm程と長さはありません。
その麺とニンジン、キャベツ、キクラゲが炒めてあり、
味付けはソースでも醤油でもナンプラーでもオイスターソースでもなく…なんでしょう?
自分の無知っぷりを恨みます。。。
甘辛い不思議な味付けも美味しいしボリュームもあり、幸せなチョウメンでした。
■プレーンナン…300円
厚みがありふかふかとした部分と、
ちぎる際に「パリパリッ」という音がする程パリパリとした薄焼き部分の2つの食感が楽しめるナン。
比率で言うとふかふか部分が多く、牛乳の甘みが感じられるパンのような味わい。
ギーもたっぷりと塗られていて、そのままいただいても美味しいナンでした。
■スープ…サービス
サービスでいただいたスパイシーなスープ。
細かくカットされた鶏肉やニンジン、タマネギ、キクラゲ、豆…等々の具も入っていて、
サービスでいただくには申し訳ないレベルのスープ。
具材を炒める際に使用していると思われる植物油脂もたっぷりですし、
チリ系の辛さは控えめですが胡椒の辛さが効いたスパイシーなスープなので、
これ1杯で冷えきったカラダがポカポカになりました。
■カシミーリナン…450円
・直径…約26cm
・厚さ…約1.5cm
ドライフルーツとナッツ入りのスイートナン。
お値段から想像していたものよりかなり大きく、お皿からもはみ出しまくっています。
ココナッツとアーモンドがたっぷりで、
シャリシャリとした食感やコリコリとした食感が楽しめナッツ好きにはたまりません。
見た目同様にボリューミーで、かなり満足度の高いカシミーリナンでした。
3位
1回
2013/08訪問 2013/10/05
総重量1.6kgを超える唐揚げ弁当が950円でいただけます♪
<お店について>
こちらは別府市役所そばにあるお弁当屋さん。
各種デカ盛り弁当が注文できるお店として有名です。
当日予約も可能なので、電話にて予約の上訪問すると待ち時間も少なく済みます。
店主は明るくて好感のもてる方でした。
・駐車場
店舗前に1,2台分
・イートインスペース
店内にベンチあり
・その他
毎月8の付く日は100g20円引きのサービスあり
アイぶんぶんひろばクーポン持参で「メガMAX四天王」が50円引き
<商品>
■唐揚げ弁当 にんにく醤油(メガMAX)…950円
総重量1.6kgを超えるお弁当。
…って、そうはないと思うのですが、ここにはあります。
それが今回いただいたこの「唐揚げ弁当(メガMAX)」。
唐揚げはにんにく醤油と塩から味を選べ、にんにく醤油を選択。
電話予約の上で伺ったので、待ち時間なしでいただけました。
プラスチック製の使い捨てお弁当パックに入った唐揚げ弁当。
ご飯やおかずがパックからこぼれることのないよう、ラップでギュッと包み込んだ上で蓋をのせ、
蓋が落ちないよう蓋と本体容器を強引にセロハンテープでとめてあります。
蓋と本体容器の隙間は3cm以上はあり、
どう頑張ってご飯やおかずを潰しても物理的に締めることは不可能かと。
この、明らかにみっちりと詰め込まれた山のようなお弁当を見て食欲が湧くか減退するかは、
人それぞれでしょう。
メインの唐揚げはもちろん、鶏肉の唐揚げ。
食欲そそるにんにく醤油味がしっかりとついた鶏もも肉の唐揚げは、
ジューシーですし濃いめの味付けなのでご飯が進みます。
衣は片栗粉ベースと思われ、冷めてもべチャッとしたりすることもなく美味しくいただけます。
添えてあるレモンを掛けるとさっぱりしてより美味しいですが、
唐揚げの量とレモンの量が全くあっていないのは言うまでもなく、
ある程度食べ進めたところで掛けると最後まで飽きずにいただけて良いのかな…と。
また、おかずは鶏唐揚げの他に煮豆やパスタ、漬物も付いてきます。
こちらもレモン同様普通盛りに見合った量なので、唐揚げの量と比べるとごく少量。
最初はその存在すら気づかないくらいで、食べ終えた後はあったことすら忘れるくらいの量。
崩れないようギュウギュウに押し固められたご飯はエアーズロック(ウルル)のような姿。
上には一応黒胡麻がかけられ梅干ものっていてお弁当のご飯チックではありますが、
ご飯の量がおかしいので何故か不自然な光景に見えます。
でも、みっちりと押しかためられたご飯の割に美味しい。
てっきり、味より量勝負のお店だと思っていたので、これは嬉しい誤算。
このボリュームで950円はCPも良いでしょう。
スタッフの感じも良く、近くにあったら間違いなく通うお店です。
4位
1回
2015/02訪問 2015/04/27
8種類の豆と牛肉を煮込んだ粘りの強いパキスタンの郷土料理「ハリーム」
<お店について>
こちらは八潮にあるパキスタン料理店。
しばらく休業した後の2006年のリニューアルオープンによりオーナーやシェフがインド人に変わったと聞きましたが、
2010年3月の再々オープンではオーナー、シェフともに
パキスタンのパンジャーブ州の州都ラホール出身の方になったとか。
なお、オーナーのジャベイド氏はパキスタンでもレストランを経営していて、
現地のシェフを連れて来日し、こちらのお店をオープンさせたとのこと。
ちなみに、店名のカラチはパキスタンのシンド州にあるパキスタン最大の商業都市の名前。
カラチはアラビア海に面したパキスタン南方の都市ですが、
現在のシェフ達の出身地ラホールはカラチからは遠く離れたむしろ北方地方ですので、
初代のオーナーの出身がカラチだったのでしょうか。
店内はパキスタンの雰囲気が出ていますが、
ところどころにウルトラマングッズがあったり、トイレはギャルっぽさがあったりと、
以前の店舗の名残りのようなものがあったりも。
個人的にはそれはそれで微笑ましくて好きですが。
・駐車場
店舗から60m程離れた八潮中央公園の東側(たけ鮨の南側)の駐車場に5台分。
・席構成
テーブル席…4名がけ7卓程、6名がけ2卓
個室…4名がけテーブルが3卓(計12名がけ)繋がった横長の席
・その他
長旅で疲れて寝てしまった子どもを抱っこして入店したら、奥の個室(ファミリールーム)に通していただけました。
そして、「ココデ寝カセテアゲルトイイ」と笑顔で示された場所は、出窓の窓枠。
返答に困ってかたまっている私に気にせず一旦部屋から出ていったオーナーがどこからか持ってきたのは、
使い込まれた毛布と子どもがプールで着替える際に使用するループ状のタオル。
「コレ、アレバ大丈夫」
と笑顔で言われればそこに寝かせないわけにもいかず、ご好意に甘え子どもを即席ベッドへ。
常連でもない我が家への親切なサービスに感謝です…
同時に、子どもが寝返りをうって窓枠から床に転落しないことを祈りつつ。
・メニュー
店頭にも出ているカレーやナンがセットになっているランチメニュー等日本語表記のメニューは、
基本的に日本人向けの味付けにしているメニューとのこと。
本格的なパキスタン料理が食べたい場合には、
店内の壁に設置されているホワイトボードに書かれたウルドゥー語(英語併記)のメニューから選択。
通された個室にはメニュー表等はありません。
テーブルには色々な料理の写真がはさんでありますが、料理名やお値段は載っていません。
ただ、スタッフに尋ねれば教えていただけますし、
オーナーはおしゃべり好きなのか尋ねるまでもなくあれこれと料理の説明をしてくださいました。
料理の説明の途中、「写真付キ日本語メニューモアルヨ」と言って持ってきてくださったのは、
クリアファイルに入った写真付きの日本語メニュー表…と思いきや、
「コレ、食べログにレビュアーが投稿した料理写真プリントアウトしただけじゃん!!」
という突っ込みはのど仏あたりまで出かかったものをギリギリ飲み込み、笑顔でお礼を。
そんなわけで確かに写真は付いていますし、日本語で料理名等のコメントが載っているものもあったりしますが、
同じメニュー写真があちこちに出ていたり、逆にまったく出てこない料理もあったりで、
あまりメニュー表としての役割は果たしていないと思うのはきっと私だけなのでしょう。
でも、これをプリントアウトして大事にファイリングしてメニュー表として使用しているあたり、
いち食べロガーとしては嬉しかったりも。
ファイル後半には、外国の料理説明サイトを強引に日本語翻訳機にかけたような料理の説明文が載っていたりして、
やっぱりこのメニュー表は面白い…つまりはこのお店は面白いと再確認。
色々説明を受けて注文したのは、一番のオススメだという「ハリーム」と、
マトン系で何かオススメがあれば…というお願いで提示された「マトンビリヤニ」と「マトンコルマ」を注文。
ちなみに、料理の説明はあっても値段の説明はなく、こちらから聞きもしなかったのでお値段は不明。
お会計時、レシートもありませんでしたが、合計で2700円の支払いでしたので、
今回注文した料理は1品900円程なのではないかと。
<料理>
2015年2月
未食の料理も気になったものの、
気が付いたら結局前回と全く同じものをいただきました。
■マトンビリヤニ…税別900円
前回はライタなしでしたが今回はライタが付いてきました。
相変わらず900円とは思えないボリュームで、パラッパラで塩加減も絶妙。
クミン、クローブ、ブラックカルダモン…とホールスパイスが大量なのも変わらず。
お肉はカレースプーン大のマトンの塊肉が3,4つ…少なくとも前回よりは多く、満足度も高いです。
ライタなしでも美味しいですが、かけてもこれはこれでさっぱりといただけて美味しい。
変わらず幸せなビリヤニでした。
■ハリーム(ナンorロティ付き)…税別900円
他店のハリームと食べ比べたことがないので比較できませんが、
変わらぬねっとり粘々感でやはり美味しい。
ロティは以前より香ばしい気がしました。
■マトンコルマ(ナンorロティ付き)…税別900円
流石に全部前回と同じ料理でも…と思い、
前回食べた「マトンコルマ」以外のマトンのカレーで何かオススメがあるかを尋ねたところ、
「辛くない白いマトンカレーは?」と言われたので、
「マトン・ブロッキー」のことかと思いそちらを注文…したはずなのですが、
出てきたのは前回も食べた「マトンコルマ」。
自分の語学力のなさを痛感…。
まぁ、間違いなく美味しいのはわかっていますし、
実際やはり美味しかったのでいいんですけどね…。
今回は前回より油の量が少なく食べやすい。
生姜は針生姜と呼んで良いのか迷うようなワイルドな太切り生姜で、よりホット。
身離れの良いプリップリの骨付きマトンにむさぼりつけるという、
マトン好きにはたまらない幸せな料理です。
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2013年2月
■サラダ…サービス
料理を注文する前から出てきたサラダ。
これで、ドリンクのみの注文だったりしたらどうするのでしょう…太っ腹なサービス精神に頭が上がりません。
千切りキャベツに紫キャベツ、水菜、トマト、キュウリ等、それにクリーミーなゴマドレがたっぷりかけられていて、
サービスでいただけるサラダとしては十分すぎるものでした。
■マトンビリヤニ…900円
パキスタンでの一人前サイズとのことですが、結構なボリュームです。
ビリヤニの評判が良い取手や我孫子にあるハリオンのビリヤニのような二層式ではありませんが、
お米はもちろん、バスマティライスですし、全てのお米に均等に色がついているわけではなく、
白、黄色、オレンジ色と色々な色が混じり合っていて見た目も良いですし、
粘りのないパラパラとした食感がたまりません。
具としては大きな骨付きマトンが2塊。
マトンはマトンでも、パキスタンで言うマトンは羊肉ではなく山羊肉のもよう。
身離れが良くしかもジューシーで美味しい。
ブラックカルダモンやシナモンスティック、サフラン、ブラックペッパー、クミン…等々、
ホールスパイスがたっぷり入った刺激的な味わいで、病み付きになります。
流石に、一人でこれだけの量を黙々と食べると途中で飽きがきますので、
ビリヤニと合わせていただけるカレーやスープを一緒に注文することをお勧めしますが。
ちなみに、食べきれなければパックに詰めて持ち帰ることも可能とのことです。
■ハリーム(ロティ付き)…推定900円
・ハリーム
金土日限定のメニュー。
ヒヨコ豆やレンズ豆等8種類の豆と牛肉を長時間煮込んだ料理で、トルコアイスのような粘りが特徴的。
ちなみに、店頭のメニュー表にはマトンと書かれていましたが、
オーナーの説明ではビーフでしたしハリームは牛肉で作るのが一般的なようなので、おそらく牛肉でしょう。
長時間煮込まれた牛肉はほぼ原形がなく、コンビーフのような筋っぽい食感を残すのみと化しています。
ねっとりねばねばとした粘りが強いですが特に粘りの元になるような食材を入れているわけではないそうで、
この粘りは豆による粘りなのだそうな。
他の料理に比べると油控えめでまったりとした味わいですが、針生姜のピリッとした辛さで味がしまります。
この粘々料理は衝撃的なので、食べたことがない人は食べてみる価値があると思います。
・ロティ
注文時説明はなかったのですが、ロティも付いてきました。
全粒粉入りでやや黒みがかっている円形のもので、ナンと比べるとやや小ぶり。
小麦粉と水だけで作っているとのこと。
パキスタンでは普段はこれを食べていて、ナンは週に1度程度とオーナーが言っていらっしゃいました。
噛めば噛む程小麦の味が染みだしてきて、美味しい。
ロティはナンより味気ないし、正直美味しくないと思っていたのですが、こちらのロティはそんなこともありません。
他のレビュアー様のコメントを読むと、どうやらナンかロティか選べたようなのですが、
オーナーがロティを選択して持ってきたということはハリームにはロティの方が合うということなのでしょう。
実際、ねっとりとしてマイルドなハリームとの相性も良かったです。
■マトンコルマ(マトンコルマ、ナン)…推定900円
・マトンコルマ
コルマというのでてっきり生クリーム系のミルキーなカレーを想像していたのですが、
出てきた料理は生クリームもヨーグルトも使っていなさそうな非乳白色のコルマ。
ちなみに、パキスタンで言うところのコルマは店名にもなっているカラチの郷土料理で、
飴色になるまで炒めたタマネギとヨーグルト、大量のマサラが必須条件という人もいれば、
カレーよりはとろみがあって且つスパイシーで、でもカライよりはスパイス控えめなのがコルマだという人もいたりで、
パキスタンに行ったことのない私には真偽の程はわかりません。
とりあえず、この「マトンコルマ」はインド料理で一般的なクリーミーなコルマではなく、
スパイシーで油ギッシュなカレー。
油の層が1cm以上あったのではないでしょうか…。
大量の油が気にならないと言ったら泥棒になってしまうかも知れませんが、
油ギッシュだって構うもんかと思える程の美味しさ。
骨付きのマトンがたっぷりと入っていて食べごたえもありますし、
スパイスもどれが強いでもなくバランスよく配合されていて美味しい。
これが美味しいということは、要予約料理である「マトンカラヒ」はもっと美味しいに違いありません、
ぜひとも食べてみたくなりました。
・ナン
決して厚手ではありませんがとてもモチモチとした食感が特徴的なナン。
砂糖も入っているようですが甘さ控えめで牛乳の甘味がほのかに感じられる素朴な味わいで、
ベーキングパウダー臭も気にならず美味しいナンでした。
■マンゴージュース…サービス
サービスでいただいたマンゴージュース。
メニュー表には「マンゴージューウス」と書いてありましたが。
ネクター系の濃厚なマンゴージュースで、通常価格は300円。
サービス良過ぎです。
5位
1回
2013/08訪問 2013/08/24
<お店について>
こちらは8年間程とあるホテルで腕を振るっていたシェフが独立して奥様と始めたお店。
りとるはという店名は英語の"little(小さな)"とスウェーデンの"has(家)"を組み合わせた造語で、
私たちの小さな家で大きなおもてなしをという願いが込められているとのこと。
店内は白と茶色(木)を基調としたナチュラルな雰囲気。
屋内に手作りのウッドデッキがあったりカフェらしい小物がさりげなくあちこちに飾られています。
・駐車場
店舗前に4台分、店舗裏(店舗とライトオンの間)に2台分
・席構成
カウンター席…4席
テーブル席…2名がけ4卓、4名がけ5卓程
幼児用ハイチェアー2台あり
・その他
11:00~11:30に入店し12:30までに退席した場合…ドリンクバー無料
14:00以降入店…10%OFF(ラストオーダー14:30)
ランチタイムの予約は12:00~12:59を除き可能
子ども用プラスチック製カトラリーあり
<料理>
■イタリアンベジタブルとパンチェッタの奥久慈卵オムレツプレート(ビュッフェ込)…980円
オムレツにかけるソースは、
・デミグラス
・完熟トマト
・和風きのこ
から選ぶことができ、デミグラスを選択。
待つこと10分弱で登場。
個人店なのでもっと時間がかかるかと思ったのですが、早かったです。
メインのオムレツは茨城が誇るブランド卵である奥久慈卵を使用しているとのこと。
かたちも綺麗ですし、厚みがあり、半分にカットすると中から半熟玉子がとろぉり流れ出てきます。
うはっ♪見るからに美味しそう♪
隠し味程度にチーズも入っているような味わいのオムレツで、期待を裏切らない美味しさ。
デミグラスソースも贅沢なかけっぷりで、
オムレツとソースの量を調整しながらいただく必要なんてありません。
オムレツにたっぷり絡めていただけます。
そしてこのデミグラスソースがとても美味しい。
赤ワイン特有のエグミやアルコール分は全く感じず食べやすいお味。
そのオムレツの下にはナスや細かく刻んだパンチェッタのカポナータが敷かれています。
パンチェッタ…もしかして自家製でしょうか。
ジューシーで旨みが強くてとっても美味しい。
添えられたレタスやパプリカ、赤玉ねぎにはかけてあるのは恐らくコブドレッシング。
そして涙型の小鉢の中にはバジルがたっぷり入ったドレッシングと粉チーズがかかったトマト。
野菜によってドレッシングを使い分けているので、
実はどっちも生野菜なのですが全く別の料理としていただくことができます。
見た目もオシャレですし味も良い幸せなワンプレートでした。
■チーズと厚切りソーセージのパンケーキグリドルサンドプレート(ビュッフェ込)…980円
1日限定10食のプレートメニュー。
土曜日の12時半頃の訪問で、まだ注文可能でした。
出てきたのは、直径15cm以上厚さ5cm以上ありそうな大きなパンケーキサンド。
厚手のパンケーキ2枚で、厚切りのソーセージとチーズがサンドしてあります。
上からメイプルシロップが掛けてあるので、
マックグリドルのように手に持って食べるのではなく、フォークとナイフで上品にいただきます。
これまた奥久慈卵を使用していいるというパンケーキは、しっとりふわふわ。
厚みがあるので食べ応えもありますし、甘さ控えめで玉子味がしっかりとした美味しいパンケーキ。
厚さ1cm程はありそうなソーセージやとろっととろけてたチーズもこのパンケーキによく合いますし、
端っこの方を取り分けてビュッフェコーナーにある自家製苺ジャムを付けて食べても美味♪
幸せなパンケーキでした。
添えてある生野菜たちは「イタリアンベジタブルとパンチェッタの奥久慈卵オムレツプレート」と同じでしたので、
こちらについては省略。
■ビュッフェ…メイン料理に込み(ビュッフェのみ利用の場合大人880円/小学生520円/小学生以下無料)
・レタス
・オニオンスライス
・ミニトマト
・コーン
・豆腐(おろし生姜、刻みネギのトッピングあり)
・春雨サラダ
・ポテトサラダ
・ナスのトマト煮イタリアーナ
・きゅうりとツナのパッチョあえ
・オレンジ
・ドレッシング3種類(明太子、チーズ、???の3種類だったかと)
・パングラタン
・さつまいものハニーマスタード煮
・チンゲン菜チャンプルー
・からあげ油淋鶏(甘辛風味)
・鶏肉と厚揚げ、大根の煮物
・シチュー
・日替わりスープ(ミネストローネ)
・ご飯
・パン
・パウンドケーキ(バナナ入り)
・北海道ホイップバター
・手作り苺ジャム
・ホイップクリーム
ありがちな生野菜だけでなく、十分主役になれる料理もいくつかあり、
手の込んだお惣菜メニューが充実していました。
鶏肉やニンジン、タマネギ入りのシチューは子どもにも好評で、
シチューとライスがあればそれで立派な食事になります。
個人的には油淋鶏がかなりヒット!!
ジューシーな鶏もも肉の唐揚げは衣がサクサクでそのまま食べても美味しいのですが、
甘辛いタレをたっぷりと絡めてからいただくとさっぱりとしてもっと美味しい。
パングラタンも大きめサイズにカットしたパンの中までしっかりとソースが染みてしっとりとしていて、
チーズもたっぷりのっていてハイカロリーながらも…もしくはハイカロリーだからこそ美味しい。
もちろん、ガッツリ重い料理ばかりではなく、さっぱりとした料理も美味しく、
ナスのトマト煮イタリアーナという冷製料理(ラタトゥイユ?)もさっぱりとしていて美味しかったです。
パンは1種類ですが隣にトースターが置いてあるので軽く焼直してからいただくことができます。
マーガリンではなくホイップバターなのも高ポイント。
〆のデザートは手作りのパウンドケーキ。
日によって違うのかも知れませんが、バナナ入りでしっとりふわふわ。
バター感は控えめに感じましたので、
正確にはパウンドケーキ(小麦粉:バター:砂糖:卵=1:1:1:1)ではなく
バターケーキと呼ぶべきケーキなのかも知れませんが、これはこれで美味しい。
手づくりの苺ジャムは苺の果肉入りで甘さ控えめな分苺の味が堪能できる美味しいジャム。
商品化したら売れるんじゃないかな…なんて思いながらいただきました。
少なくとも滞在中のビュッフェメニューは同じで、
途中で新しい料理が出てくることはありませんでしたが、
少なくなってくると完全に切れる前に補充されますので、
食べるものがない…なんてこともなく常に一定数が並んでいます。
しかもどれもこれも手の込んだ手作りの料理ばかりで、美味しい。
これでメイン料理が付いて1000円前後なんですから、とても満足度が高いです。
■ドリンクバー…+100円
ドリンクバーは別料金ですが、1人100円という安さ。
もちろん、小学生未満はドリンクバーも無料で利用できます。
この日並んでいたのは、
・ブルーベリーカルピス
・オレンジジュース
・ピーチビネガードリンク
・ウーロン茶
・アイスコーヒー
・有機栽培コーヒー
・紅茶(ティーバッグ3,4種類)
・お冷や
で、種類は決して多くはないですが、
大手飲料メーカーのソフトドリンクが飲み放題よりずっと満足度の高いラインナップ。
冷たいドリンクはガラス製のデキャンタに入って常温で置いてありましたが、
こまめによく冷えたものを補充しているためか冷たいですし、もちろん氷もあります。
何しろ100円ですから、食後に有機栽培コーヒーを1杯いただくだけでも十分幸せです。
ちなみに、ホットドリンク用のカップはIKEAのものでした。
6位
4回
2024/04訪問 2024/07/19
<料理>
■特別ランチ…税込1320円
・本日のカレー2種類
・ナンとサフランライス
・シークカバブ
・タンドリーチキン
・サラダ
・ソフトドリンク
のセット。
ランチタイムのカレーは、
・チキンカレー
・キーマカレー
・バターチキン
・ミックスシーフード
・プロンカレー
・ミックスベジタブル
の6種類からの選択。
カレーは連れが注文した分とシェアしながらいただいたので記憶がゴチャゴチャになりどれがどのカレーか分からなくなっていますが、チキンカレーもプロンカレーも好みのぽってりとした粘度の高いカレー。
ただ、以前より塩味が控えめになったような。
よく言えば健康的な、悪く言えば物足りない味わい。
ナンは甘過ぎず小麦密度の高いむちっとした食感で美味しい。
よくあるインネパ店とは違いナンのおかわりは有料で、税込165円追加料金を払うことで食べ放題に。
おかわりしたナンは焦げてしまったと思われる先端部分がカットされていて好感度大。
有料での食べ放題で焦げ焦げナンが出てきたらちょっとショックなのでありがたい。
サフランライスはクミン入りでお米はおそらく日本米100%。
シークカバブはむちっとしていて美味しい。
タンドリーチキンはあらかじめタンドールで焼き上げておいたものを再加熱しての提供かも知れませんが、こんがりと焼かれているので香ばしくて美味しい。
ソフトドリンクはマンゴーラッシーを選択。
ラッシーもマンゴーも濃くて美味しいマンゴーラッシー。
腹パン間違いなしのメニューです。
■Aランチ+ダブルチーズナン…税込726円+220円=946円
・本日のカレー1種類
・ナンまたはサフランライス
・サラダ
のAセットのナンを+220円で「ダブルチーズナン」に変更。
“ダブル”と付くくらいなので+110円の「チーズナン」の倍のチーズが入っているのかなと思いますが、体感的にはそこまで多く感じず。
ただ、こちらのお店のチーズナンで使用しているチーズは甘くないチーズなので好み。
これでチーズの量がもっと多ければ最高のチーズナンだと思います。
<料理>
■オニオンピッカル…サービス
ランチ、ディナーともにサービスで食前にいただけるタマネギのピッカル(ピックル)。
Aランチはターリーにのってきますが、Bランチは別皿での提供。
今回はタマネギの酸味と辛味がちょうど良く美味しいオニオンピッカルでした。
■Bランチ+チーズナンに変更…税込770円+55円=825円
・カレー2種類
・ナン又はサフランライス
・サラダ
ソフトドリンク
のセット。
この日のカレーは、
・バターチキン
・チキンカレー
・キーマカレー
・ベジタブルカレー
・プロンカレー
から選択でき、キーマとプロンを辛口で注文。
ナン又はサフランライスは、+55円でチーズナンに変更。
キーマもプロンも相変わらず高粘度でとても美味しい。
チーズナンは最近はまっているエベレストキッチンと比べるとチーズ量は少ないものの、チーズの味はこちらの方が好み。
チャイはアイスでもカルダモンが効いていて爽やか。
お値段が上がってしまいましたが、この質・量でしたら適正価格だと思います。
■Bランチ+おかわりのナン又はライス食べ放題…税込770円+165円=935円
カレーはキーマとプロンを中辛で注文。
ナン又はライスは+165円でどちらも食べ放題に。
よくあるIN系のお店はナンもライスも食べ放題なので、別料金…しかも+165円というのは大食いさんには痛い価格設定。
逆に考えれば、おかわりしない人にとっては損した気がしないので良いのかも知れません。
■Aランチ+おかわりのナン又はライス食べ放題…税込660円+165円=825円
カレーはバターチキンを甘口で。
ナン又はライスは+165円でどちらも食べ放題に。
Aランチはドリンクが付きませんが、お冷やがあれば十分というのであれば、CPの良いランチメニューだと思います。
<料理>
■オニオンピッカル…サービス
ランチ、ディナーともにサービスで食前にいただけるタマネギのピッカル(ピックル)。
今回は割と浅漬けで、チリの辛味よりタマネギの辛味の方が強く感じました。
■Bランチ…税抜700円
・カレー2種類
・ナン又はサフランライス
・サラダ
ソフトドリンク
のセット。
この日のカレーは、
・チキンカレー
・キーマカレー
・バターチキン
・プロンカレー
・ベジタブルカレー
から選択でき、キーマとプロンを辛口で注文。
ナン又はサフランライスはナンで。
ちなみに、昨冬大幅なメニュー改定があり、ランチタイムのみ+150円でナン又はライスが食べ放題に。
ただ、土・日・祝日は税抜1000円でナンのみならずカレーやパパド、サラダ等まで食べ放題の「バイキングランチ」があるので、土・日・祝日については「バイキングランチ」の方が満足度高いのではないかと。
ソフトドリンクは、アイスチャイをお願いしました。
カレーは辛口でもさほど辛くなく、よく言えば食べやすい辛さですが、個人的には物足りない辛さ。
ちなみに、同行者は同じキーマとプロンを中辛で注文したので比較のために少しいただきましたが、辛味はほとんど変わらず。
以前は辛口だとしっかり辛かった記憶があるのですが。
タマネギが大量に溶け込んでいてぽってり濃厚で、特にキーマはクミンがしっかり効いていて味については良かったです。
ナンは、ややむちっとした食感。
一時期はナンのおかわり無料が基本の低価格インドネパールカレー店のような甘くて分厚いナンに近いナンでしたが、以前のナンに戻った気がします。
アイスチャイは変わらずカルダモンの香りが強い贅沢な作り。
ラムでは、ホットよりアイスの方が味が濃い気がします。
ミルクとガムシロップが別な無糖タイプなのもありがたいです。
■Bランチ(ナンをチーズナンに変更)…税抜700円+50円
こちらはナンを+50円でチーズナンに変更。
以前は中から流れ出てくるくらいチーズがたっぷり入っていたのですが、今回はその期待していたチーズ量が激減。
固体のチーズはほぼ入っておらず、溶けて液体となった少量のチーズがナンに染み込んでいる程度。
確かに、チーズの味はします。
なのでチーズナンであるのは確かですが、以前の溢れんばかりにチーズが入ったチーズナンを期待していただけに正直、がっかり。
確かに、以前は+50円のチーズ量ではなく、赤字になるのではないかと心配したくなるようなワイルドなチーズナンでしたので、お値段に見合ったチーズナンになったとも言えますが。
+100円でもいいので、以前の贅沢仕様のチーズナンをまた食べたいです。
■お子様セット…税抜500円
・カレー
・ナンとサフランライス
・マライティッカ
・ソフトドリンク
(・ゼリー)
カレーは大人同様、日替わりカレーの中から選択可能で、バターチキンを甘口で。
ひと口いただいきましたが、甘口≠辛くない、甘口=甘いという、砂糖の甘みが効いた極甘カレー。
"辛くない"ではなく、"甘い"。
子どもは普通に食べていましたが、少なくとも私には、甘過ぎました。
ナンは大人用よりは小振りですが、サフランライス付きなので炭水化物量としては十分。
さらにこのお値段でマライティッカと、さらにはメニュー表には記載のないゼリーまで付くので、CPは良いと思います。
<お店について>
こちらはインドで修業したネパール人オーナーシェフ一家が営むインド料理店。
札幌市(ラム 札幌店)やひたちなか市(ラム ひたちなか店)、土浦市(ラム 土浦店)にも支店があり、
少なくとも札幌店とひたちなか店のオーナーはこちらのオーナーの弟さんのようですが、
土浦店のオーナーについては不明。
ただ、日本で言うところの苗字は同じでしたので、血の繋がりのある方なのではないかとは思います。
なお、店名の“ラム(ram)”は、
ヒンズー教の神話『ラーマーヤナ(Ramayan)』の主人公の名前から取ったのだとか。
・駐車場
店舗前に他店との共用駐車場4台分
ディナータイムのみ、近くのコインパーキングを利用した場合200円のキャッシュバックあり
・席構成
テーブル席…2名掛け3卓、4名掛け3卓、6名掛け1卓程
カウンター席…8席程
・喫煙/禁煙
終日全席喫煙可能
<料理>
2013年7月 ランチタイム
■お弁当(チキン・甘口、ナン)…500円
・重さ…約458.5gと約482.5g(容器込み)
チキンカレーとナンのセット。
カレーにはほぐしたタンドリーチキンがたっぷり。
ナンはラムらしい生地がみっちりと詰まった大きめサイズの1枚をカットして、
強引に容器に詰め込んであり、見た目以上のボリューム。
福神漬けならぬオニオンピッカルも付いています。
店内でいただく場合ナン1枚250円ですので、
それにカレーが付いて容器込みで500円というのは高CPかと。
■お弁当(野菜・中辛、ライス)…500円
・重さ…約623g(容器込み)
野菜カレーとライスのセット。
ジャガイモやニンジン、インゲン豆、マッシュルームがどっさりと、
さらにもはや野菜の一部と化したブラックカルダモン2粒とも遭遇。
肉類がないと物足りないイメージがありますが、スパイスが効いているのでそのようなこともなく。
ライスはジーラライスと呼ぶ程ではないものの少しだけクミンシードが混じったサフランライス。
やや油っぽさが気になりましたが、深さのある容器にみっちりと詰まっていて、
ナンセットと比べるとわかる通りライスセットは重く、
これが日本のお弁当だったら間違いなく“ご飯大盛り”と呼ぶべき量。
このサフランライスも店内でいただく場合、Mサイズで250円、Lサイズで300円ですので、
お弁当のライスの量が仮にMサイズなのだとしても、500円でいただけるのは幸せです。
■お弁当(キーマ・中辛、ライス)…500円
・重さ…約578.5g(容器込み)
キーマカレーとライスのセット。
カレーは500円とは思えない程、鶏のひき肉がたっぷり。
店内でいただく場合の価格で考えると、お弁当で選べる3種類のカレー(チキン、キーマ、野菜)の中では、
このキーマが一番高いので、そういう意味では一番お得度が高いとも言えます。
ライスは上述の通りなので省略。
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2011年8月 ディナータイム
■オニオンピッカル…サービス
ランチタイムにもサービスでいただけるオニオンピッカルです。
前日に食べたラムひたちなか店のものより辛味が強いと感じました。
■ガーリックパパド(2枚)…サービス
子どもに聞かれて「パリパリ煎餅」とお店の方は説明していましたが、
ニンニク入りの豆(ひよこ豆でしょうか)の粉で作った「ガーリックパパド」だと思われます。
ランチタイムは付きませんが、ディナータイムはこちらもサービスでいただけます。
こちらのお店のパパドは初めて食べましたが、
少し湿気気味なのか元々こういう食感にしているのかパリパリ感は控えめ。
結構スパイシーでしたが、豆の味も強くスナック菓子感覚で子ども美味しそうに食べていました。
■カシミールセット(プロンカレー・辛口、チキンコルマ・辛口、ナン、サラダ、マンゴージュース)…1100円
・ナン(プレーンナン)
前回訪問時より厚みが減ってしまっていましたが、
前回が異常に分厚かっただけで他店と比べると十分に厚みがあります。
味は変わらず、甘さはそれ程でもないのですがミルキーでふんわりとしたパンのようなナン。
ちなみに、前日に食べたひたちなか店とも味もサイズも食感もほぼ同じだと思います。
・サラダ
ランチセットと同じと思われるサラダ。
・チキンコルマ(辛口)
ココナッツミルクとカシューナッツベースのとてもまったりとした濃厚なカレーで、クミンの香りが強め
入っている鶏肉は弾力性がありとてもジューシーなタンドリーチキン。
やはり、ムガール宮廷料理系のカレーはカロリーさえ気にしなければ濃厚でたまらなく美味しい。
この「チキンコルマ」はこの日の“本日のカレー”ではなかったので、
「カシミールセット」のカレーとしては本来いただけないカレーでしたが、
この日どうしても食べたくて無理を言って交換していただいたもの。
それもあったあけに、とても満足度の高い幸せなカレーでした。
・プロンカレー(辛口)
小エビが入った玉ねぎとトマトベースのカレー(…なので正確にはプロンではなくシュリンプカレー?)。
小エビは10尾程でしょうか。
ぷりっぷりで食感は良いのですが、トッピングとして最後に入れているのかエビの数が少ないためか、
残念ながら期待していた程エビの出汁は出ていません。
こちらのエビはあくまでトッピングとしての役割が第一目的のエビなのかもしれません。
ただ、エビ出汁はあまり出ていませんが、ショウガがかなり効いており美味しいカレーでした。
・マンゴージュース
「マンゴージュース」はセットのドリンクの選択肢にはなく通常は+50円となるはずですが、
ディナータイム限定なのかサービスしてくれたのか追加料金を取られていませんでした。
期待していた通り濃厚なアルフォンソマンゴーのネクターで、
かなり甘いですが濃厚で美味しかったです。
■プロンサグ(プロンサグ・甘口、ナン)…1000円
・プロンサグ
カシミールセットで「プロンカレー」をお願いしたのですから、こちらは同じほうれん草のカレーでも、
「マトンサグ」か「アルパラク」にすれば良かったと気が付いたのは料理がきてから。
子どもは喜んでいたので良しとしますが、こちらもエビ出汁はほとんど出ていません。
もちろん入っているのは「プロンカレー」と同じ、プロンではなくシュリンプ(小エビ)が10尾程度。
上には生クリームが回しかけられていて、甘口でお願いしたこともあり辛味はなくまったりとしています。
気持ち塩味控えめで、ひたちなかにある曼陀羅のサグに似たスパイス使いに感じました。
そして単品(カレー+ナンセット)注文なので、こちらは量が多め。
好きなカレーを沢山食べたい場合は、セットではなく単品で注文した方が良いということに。
・ナン
同じなので省略。
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2011年6月 ランチタイム
■オニオンピッカル…サービス
ランチ、ディナーともにサービスで食前にいただける玉ねぎのピッカル(ピックル)。
バイキングに出ているのも同じで、
アチャールという呼び名が一般的な気がするのですが、こちらではピッカルよ呼ばれています。
インド風の辛味と酸味の効いた漬物…ピクルスのようなもので、
私はあまりチリの辛さは好きではないのですが、
こちらのピッカルは辛いのだけれど独特の香辛料が効いていて美味しいです。
■チーズナン…300円
ラムでは今回初注文となるチーズ入りのナン。
チーズナンはタンドールで焼かないお店が多いためか丸型のお店が多いですが、
こちらのチーズナンはタンドールで焼いているようでプレーンナンと同じようなしずく型。
そして、プレーンナン同様厚みがあります。
ちぎってみると、中には熱で溶けたチーズがたっぷり♪
チーズの量は、スパイシータンドールのチーズナンに比べればずっと多いですが、
アイエヌキッチンのチーズナン程ではなく、主人曰く残念ながらひたちなかのラムよりチーズが少ないとのこと。
まぁ、アイエヌのチーズナンはラムより50円高いので、その分チーズ量が多くても当然なのですが。
ひたちなかのラムとの違いは、お店(作り手)による差なのか、たまたまなのか…。
それでも、それはあくまで比べてみると…の話ですので、
このチーズナンもチーズ好きにはたまらないチーズがたっぷりと詰まったチーズナンです。
ただ、タンドールで焼いていることから中のチーズに偏りがあり、
細くなっている方(タンドール釜で焼く際に上にくる部分)にほとんどチーズが入っていなかったのは残念でした。
■Bランチ(カレー2種類、ナンorサフランライス、サラダ、ドリンク)…700円×2
・ナン(プレーンナン)
水戸近辺では最も全体的に厚みのあるナンなのではないでしょうか。
薄い部分がほとんどなく、全体的に厚みがありモチモチとしています。
ギーは中央部のみうっすらと塗ってある程度ですし、
あまり加糖していない甘さ控えめのナンですので、
厚みがある割りには途中で胃がもたれず食べやすいナンです。
以前はもっとパサついた感じのナンだった気がするのですが…
しばらく来ていなかったので記憶違いかも知れません。
我が家はモチモチな上に甘みが強くギーがたっぷり塗ってあるナンが好みなので、
甘さが控えめな分我が家的にはちょっと物足りないナンではあります。
でも全体的に厚みがありますので、モチモチとしたナンが好きな人にはオススメのナンです。
・サラダ
千切りキャベツ、ニンジン、きゅうりのサラダで、
酸味の強い鮮やかな黄色いドレッシングがかかっています。
セットでとりあえず付いてくるサラダ…というようなサラダで可もなく不可もなく。
・チキンカレー、キーマカレー、ベジタブルカレー
えっと…肝心のカレーの味を思い出せません…( ̄▽ ̄;)失態
チキンはトマトベースのカレーだったかな…くらいの記憶しかなく。。。
辛さについては、チキンとキーマは中辛で、
ベジタブルは幼稚園児の子ども用に甘口でお願いしたのですが、
中辛もそれ程辛くはなく子どもも中辛のチキンやキーマを食べていましたので、
インド料理慣れしたスパイシーなカレーがお好みの方は「辛口」や「激辛」が良いかと思います。
それと、カレーはナンやライス、サラダ等と別皿ではなく、
東南アジア料理屋に多いステンレス製のランチプレート(ターリー皿)に全てまとめてのって出てくるので、
カレーの量自体はそれ程多くはありません。
また、ワンプレートなのでグループで来店し色々なカレーをみんなで食べるとか、
1つだけを子どもにあげる…といった融通が効かないのが欠点と言えば欠点。
・マンゴーラッシー
マンゴーよりラッシーの方が多いマンゴーラッシーで、
マンゴーもジュースではなくピューレだとは思うのですが、
割りとさっぱりとしたマンゴーラッシーでした。
<お店について>
こちらは国道500号線(九州横断道路)沿いにある回転寿司店。
ご主人が魚市場の仲買人だそうで、その日の朝に競り落とした市場直送の活魚を使っているのだとか。
そのため大分近郊の地物ネタも豊富で観光客にはありがたいお店。
入口を入って左奥には味噌汁コーナーがあり、セルフサービスで無料でいただけます。
・駐車場
10台分以上
・席構成
カウンター席の他窓際に数卓テーブル席あり
・その他
定休日前の火曜日のディナータイムに訪問。
関さば、関あじが食べたかったのですが、ともにランチタイムで完売とのこと。
関あじは今から入るかも知れないとのことでしたので、入荷を待っていただきました。
翌日が定休日ということもあり、
売れ残った場合の損出が大きい関さばは追加仕入しなかったのかも知れません。
<料理>
■島あじ…347円
高級魚であり、あじの中でも当然最高級の位置付けである島あじ。
この日は、大分県佐伯市で水揚げされたものとのこと。
大ぶりなネタとシャリの間には大葉が挟んであります。
いただいてみると、身が引き締まっていてプリップリ。
一般的なあじ(関あじ等のブランド味を除く真あじ)とは一線を画す濃厚な旨み。
島あじをいただいたのは恐らく生まれて初めてですが、美味しいですね~。
むしろあじというより、同じスズキ目アジ科の魚ブリに近い食感、味わいです。
個人的には、「関あじ」より「島あじ」の方が美味しく思え、すぐに追加オーダー。
こんなに美味しい島あじが2貫で347円…幸せ過ぎます。
■関あじ…347円
大分県佐賀関で水揚げされた真あじ…いわゆる関あじ。
入店時は完売でしたが、お店の方がもしかするとこれから入荷があるかも…と教えてくれたので、
それを信じて待つこと30分程。
入荷の連絡がありましたので、早速注文。
また売り切れてしまったら悲しいので、1度に2皿注文。
そのため、写真は1皿に4貫のっています。
こちらも「島あじ」同様、大ぶりなネタとシャリの間に大葉が挟んでありますが、
さらにネタの上におろし生姜と刻みネギが盛られています。
関あじは真あじなので、「島あじ」よりは青魚特有の味わいが強いということなのでしょう。
いただいてみると、「島あじ」同様こちらもプリップリの引き締まった身。
旨みという点では「島あじ」の方があったかな…と思いましたが、
高級なブランド魚がこのお値段でいただけるというのは素晴らしいです。
■りゅうきゅう…126円
大分県(特に佐伯市)の郷土料理"りゅうきゅう"の軍艦巻き。
この日いただいた「りゅうきゅう」に使用されていた魚は何でしょう?
ブリかカンパチかアジか…もしくはそれらのミックスでしょうか。
1口で食べるのが困難な程のボリュームで食べごたえもあり、美味しかったです。
■太刀魚糸切り…126円
大分県国東(くにさき)市で水揚げされた太刀魚…くにさき銀たち。
国東市の太刀魚漁獲量は全国でもトップクラスで、当然は太刀魚は国東の特産品。
そのくにさき銀たちを糸切りにしたものに刻みネギを和えたのがこの軍艦巻き。
この状態になってなお皮は銀色に輝いており、鮮度の良さをうかがい知ることができます。
白身魚ならではの淡白な味わいで、特段美味しいというわけではない…
というのが味についての正直な感想ですが、
やはり旅先では地魚を食べたいという欲求を満たすことはできました。
■目鉢マグロ…252円
脂ののったマグロが好みなので、
脂があまりのっておらず淡白な赤身であることが多い目鉢マグロを注文する気はなかったのですが、
スタッフにオススメを尋ねると「目鉢マグロ」(と「かんぱち」)とのことでしたので、信じて注文。
写真は1皿に4貫のっていますが、これは2皿注文したため。
よく見ると、お皿が2枚重ねになっているのがわかるかと。
赤身と中トロと思われるような淡いピンク色のものが2貫ずつ。
赤身だけだと思っていたので、極端に色(部位)が違うものがきてビックリ。
いただいてみると、赤身もやわらかくて味が濃くて美味しいですし、中トロ(と思われるもの)がとっても美味。
脂がのっていて、とても甘い。
スタッフがオススメするだけのことはあります。
これは注文して大正解の1皿(2皿)でした。
■かんぱち…189円
スタッフに伺ったオススメの1皿の一つ。
この日は鹿児島県で水揚げされたかんぱちとのこと。
鹿児島湾はかんぱちの養殖業が盛んなところですので、
つまりは養殖ものということかも知れません。
身は引き締まりプリップリで、かなり脂がのっています。
甘くてまったりとした脂の旨み…幸せで即追加オーダーしてしまいました。
■あじのたたき…126円
別府で水揚げされたあじを使用したたたき。
関あじでも島あじでもありませんが、写真を見ての通りこちらもこぼれんばかりの盛りっぷりで、
これで126円はCPも良いと思います。
■いなり…126円
私が住んでいる地域ではあまり見かけない細長い形状のいなり寿司でした。
■味噌汁…無料
魚の出汁が出たお味噌汁。
具はワカメだけとシンプルですが、刻み長ネギや一味唐辛子のトッピングが可能。
ネギ好きなので、大量にネギを投入していただきました。
シンプルではありますが、他店でいただく有料の味噌汁と比較してはいけないと思います。
そもそも無料で、しかもおかわりも自由なのですから。
味噌汁はお店の入口を入って左手にコーナーがあり、セルフサービスでいただきます。
無料でいただけるお味噌汁としては、十分すぎるお味噌汁だと思います。