りす3さんのマイ★ベストレストラン 2014

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★子連れママの食べ歩き備忘録★

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りす3 (女性・茨城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年も茨城県内を中心にあちらこちらと食べ歩きました。
…が、残念ながらまだレビューを投稿していないためにランキングに入れることができないお店もチラホラと。。。
とりあえず、現在投稿済の店舗から選んだ結果、このようなランキングとなりました。
九州、信越等々今年もあちこち行きましたが、地元茨城を応援したいのでどうしても茨城県内のお店の評価は高くなっています。
公平公正なランキングではありませんのであしからず…<(_ _*)>

マイ★ベストレストラン

1位

コサイ (水戸、東水戸、常陸青柳 / ケーキ、チョコレート)

5回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2023/02訪問 2023/03/18

カカオハンター小方真弓氏から直接仕入れたコロンビアのフルーティなショコラ「シエラネバダ」を使用した「テリーヌショコラ」

<商品>
■テリーヌショコラ…税込2376円
・長さ…約23cm
・幅…約3.5cm
・高さ…約3.4cm
・原材料名…チョコレート、鶏卵、生クリーム、バター、砂糖、マスカルポーネ、赤ワイン、(一部に卵、乳成分を含む)
・賞味期限…要冷蔵7日
カカオハンター小方真弓氏から直接仕入れたコロンビアのフルーティなショコラ「シエラネバダ」を使用しなめらかな半熟状になるよう焼き上げたというテリーヌショコラ。
手提げ紙袋付きでのお値段。
とてもなめらかで鼻腔に抜けるフルーティな香りとどっしりとした余韻が幸せすぎるテリーヌショコラ。
よく冷えた状態でいただくより、少し常温に近い状態でいただく方がなめらかさとフルーティな香りがより感じられて好み。
文句なしの美味しさです。
<商品>
■岩間栗のモンブラン(5号)…3300円+税
・直径…約15cm
・重さ…約1200g
笠間市内の旧岩間町地区内で採れたブランド栗「岩間栗」を使用したモンブラン・オ・マロン。
「岩間栗」は、栗の出荷量、作付け面積共に日本一の茨城県の中でも栗処として有名な笠間市内の旧岩間町地区で採れたブランド栗。
以前とはだいぶ仕様が変わりました。
構成は上から順に、
 ・岩間栗の甘露煮
 ・生クリーム
 ・チョコレート
 ・岩間栗のマロンクリーム
 ・チョコレート
 ・生クリーム
 ・カスタードクリーム
 ・クルミ
 ・栗の甘露煮
 ・ジェノワーズ
 ・クルミ
 ・栗の甘露煮
 ・生クリーム
 ・カスタードクリーム
 ・ジェノワーズ
 ・チョコレート
 ・メレンゲ
といった感じに幾層にも重なった作り。
トップにのっている岩間栗の甘露煮は大粒のものが3粒。
添えられたチョコレートは柊の葉なのかいがぐりをイメージしたものなのか分かりませんが、先が尖りつつも中央部はふっくらとしていて葉脈のような模様も入ったさりげなく凝った作り。
生クリームはオレンジピール入りなのか、とってもフルーティ。
表面を覆うマロンクリームも岩間栗を使用しており、いがぐりをイメージしてのことなのか不明ですが、うろこのようにひらひらとしたデコレーション。
洋栗ではなく和栗の渋皮栗入りなので、ほっこりとした味わい。
しかも厚さ1cm以上と厚手なので、存分に岩間栗の味が楽しめます。
中はチョコレートと生クリーム、カスタードクリーム、クルミや栗の甘露煮、ジェノワーズが重なっておりわちゃわちゃとしていますが、まとめていただくと色々な味が混ざって美味しい。
そして土台はリニューアル前から変わらないチョコレートとメレンゲの組み合わせ。
メレンゲはチョコレートでコーティングされているのでクリームの水分が吸い込んでおらず、かためのサクサクとした食感。
生クリームがオレンジ味だったのが一番の驚きで、しかも結構主張が強く、モンブラン・オ・マロンとしてはどうなのかという気もしないでもないですが、ケーキとしては美味しいケーキでした。
<商品>
■フィナンシェ…税込170円
・横…約7.3cm
・縦…約4.4cm
・高さ…約2.7cm
・重さ…約38g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤
香ばしいアーモンドと焦がしバターの香りがたまらないフィナンシェ。
安定の味です。

■かぼちゃサブレ
・直径…約6.2cm
・厚さ…約1.5cm
・重さ…約25.5g
・原材料名…バター、砂糖、薄力粉、米粉、かぼちゃ、クルミ、卵、塩、シナモン(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
生地にクルミが練り込まれたかぼちゃ味のサブレ。
中央にはかぼちゃの種が。
さっくりとした食感にクルミのコリッとした食感が楽しいサブレでした。

■スフレココ…税込140円
・直径…約4cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約4.1g
・原材料名…砂糖、卵白、ココナッツ、スキムミルク、(一部に卵、乳製品を含む)/増粘安定剤(ゲル化剤 ※原材料に寒天を含む)
ひと口サイズの焼きメレンゲが1袋に4つ。
ココナッツたっぷりでサクサクとした軽い食感。
ココナッツ好きにはたまらないメレンゲです。
<商品>
■EGギフトS(焼菓子12個入り)…税込2000円
・フィナンシェ
・長さ…約7cm
・幅…約4cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…約35.5g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
アーモンドの香り漂うしっとりとしたフィナンシェ。
相変わらずバター感が素晴らしいです。

・マドレーヌ
・横…約6.8cm
・縦…約6.5cm
・厚さ…約3.5cm
・重さ…約35g
・原材料名…バター、砂糖、卵、小麦粉、牛乳、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
裏面が出べそのようにぽっこりと膨らんだシェル型マドレーヌ。
卵黄の甘味が濃くふかふかとした食感が楽しめます。

・茨城の焼栗
・横…約6cm
・縦…約6cm
・厚さ…約3cm
・重さ…約47.5g
・原材料名…衣栗、バター、卵、マロンペースト、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、サワークリーム、スキムミルク、生クリーム、リキュール、ヘーゼルナッツプードル、ラム酒
笠間市旧岩間町地区で穫れた大粒の丸栗入りの栗型の焼菓子。
しっとりとした洋酒が効いた生地に存在感のある丸栗。
満足度の高い焼菓子です。

・バターサブレ
・直径…約5.7cm
・厚さ…約1.3cm
・重さ…約23.5g
・原材料名…米粉、バター、砂糖、卵、生クリーム、バニラ、食塩、小麦粉、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤
国産最上級の低水分バターを使用したサブレ。
バターの塩味が効いたしっとり、さっくりとした食感のサブレです。

・サブレココ
・直径…約6.3cm
・厚さ…約1.2cm
・重さ…約23.5g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、ココナッツ、卵、食塩、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
ココナッツファインのシャキシャキ感がたまらないサブレ。

・バターカステラ
・横…約6.5cm
・縦…約6.5cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約42g
・原材料名…砂糖、卵、米粉、バター、生クリーム、アーモンド、食塩、トレハロース、(一部に卵、乳成分を含む)、膨張剤
パウンドケーキ(バターケーキ)のような形状のカステラ。
バターの風味が活かされたしっとりとしたカステラで、
牛乳とともにいただくとより美味しい。

・リーフパイ
・長さ…約7.5cm
・幅…約5.7cm
・厚さ…約2.3cm
・重さ…約15g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、シナモン、食塩、(一部に小麦、乳成分を含む)
シナモン風味のバターリッチなリーフパイ。
厚みもありサクサクとした心地よい食感が楽しめます。
ファットスプレッド特有の口内をコーティングするような妙な油脂感もなく、
美味しいリーフパイでした。

・サブレシトロン
・長さ…約7.8cm
・幅…約8.8cm
・厚さ…約0.8cm
・重さ…約28g
・原材料名…小麦粉、砂糖、杏ジャム、バター、レモン、アーモンド、卵、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤、着色料(黄色4号)
鮮やかな黄色いコーティングが施されたサブレ。
甘酸っぱくさっぱりとした、夏に食べたい焼菓子です。

・ココアアーモンド
・直径…約6.5cm
・厚さ…約1cm
・重さ…約23g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、アーモンド、ココア、卵、米油(植物油脂)、食塩、(一部に小麦、乳製品を含む)/膨張剤
砕いたアーモンド入りのココア風味クッキー。
アーモンドの量が多いので、満足度が高いです。

・スフレココ
・直径…約3.7cm
・高さ…約1.7cm
・重さ…約2.5g
・原材料名…砂糖、卵白、ココナッツ、スキムミルク、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/増粘安定剤(ゲル化剤 ※原材料に寒天を含む)
1口サイズのココナッツ風味の焼きメレンゲが1袋に4個。
ココナッツファインのシャリシャリ感が楽しめるミルキーな焼きメレンゲです。
<お店について>
2000年にオープンしたフランス菓子店。
1963年茨城県生まれの小齊 俊史氏がオーナーを務めるお店で、
現在は茨城町のイオン水戸南内にあるコサイ スイートカフェスタイルと、
水戸駅ビルエクセルみなみ内にあるコサイエクセル水戸南店の計3店舗ありこちらが本店。
小斎氏は大手フランチャイズの洋菓子店の事業部長や洋菓子部門の工場長やなどを務めたのち、
「小齊俊史のつくるフランス菓子を食べてほしい」との一念でこちらで開業。
店舗は洋菓子店・飲食店専門店舗デザイン会社であるジープランニング株式会社による設計で、
デザインコンセプトは、「ヨーロッパの田舎町にあるケーキ屋さん」。
いつもケーキの焼けるかおりにつつまれたあたたかい雰囲気に、
子供からお年寄りまでが心にキュンとくるような、
五感に訴えかけるやさしいお店であることがテーマなのだとか。
第1駐車場側からはスロープが伸びているので、車椅子やベビーカーでの来店も可能。
ちなみに、守谷にあるお菓子の家サンタムールも同じ会社によるデザイン。

・駐車場
店舗向かって右手(第1駐車場)に5.6台分と左手(第2駐車場)に2台分、
さらに少し離れた場所に第3駐車場(路地を進んだ先店舗の南西側)、
第4駐車場(ミニストップの東側)あり。

・店内の様子
入口を入ってすぐ右手がバラ売りの焼き菓子コーナー。
中央の島には贈答用にラッピングされた焼き菓子も並んでいます。
メインとなるガラスのショーケースには20種類程のプチガトーと10種類程のアントルメが並び、
ショーケースの上にはバターカステラやバウムクーヘン等が並んでいます。
そして脇の小さなガラスのショーケース内には要冷蔵のチョコレートが数種類。
こじんまりとしたスペースに余すところなく商品が陳列されており、
随所に季節の小物も飾られています。

・イートインスペース等
テラスに2名がけ丸テーブル4卓。
冬季は半透明のビニールシートのようなもので囲まれるため完全な屋外ではなく、
暖房も効きます。
ドリンクは
 ・ホットコーヒー(おかわり自由)
 ・紅茶(おかわり自由)
 ・アイスティー
 ・オレンジジュース
の4種類で各320円。

・その他
商品が入っていた陶器やガラス製の器を洗浄して持参で商品代金から20円値引き、
プラスチック容器は5円値引き。
但し、イベント商品や販売終了となった商品は対象外ですし、
ひび割れ等のあるものはもちろん対象外。
クリスマスケーキはインターネットから予約で100円引き。
環境に配慮しテイクアウトの場合プリンを除き基本的にスプーンが付いていないので、
出先でいただく際はショーケース上にある無料のスプーンを付けてもらうのを忘れずに。
持ち歩きの時間は特に聞かれませんでしたが、保冷剤は付いていました。
開店前には毎朝発声練習や挨拶の練習がなされており、
スタッフは気持ちのよい挨拶をしてくれますし接客態度も良く好感がもてます。


<商品>
2016年4月
■茨城の焼栗…税込230円
・長さ…約6cm
・幅…約6cm
・高さ…約3.2cm
・重さ…約47.5g
・原材料名…衣栗、バター、卵、マロンペースト、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、サワークリーム、スキムミルク、生クリーム、リキュール、ヘーゼルナッツプードル、ラム酒
笠間市旧岩間町地区で穫れた大粒の丸栗入りの栗型の焼菓子。
コサイの焼菓子の中で私が最も好きなお菓子がこちら。
外側はしっかりと焼かれていて香ばしく、中はしっとりと。
バターの豊潤な香りとラム酒のフルーティな香り。
栗やアーモンド、ヘーゼルナッツのまったりとしたコク、そしてしっとりとした贅沢な大粒の岩間栗。
栗好きにはたまらない贅沢な焼菓子です。

■ナッツキャラメル…税込170円
・縦…約6.2cm
・横…約6.2cm
・高さ…約2cm
・重さ…約47g
・原材料名…小麦粉、バター、アーモンド、卵、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、生クリーム、砂糖、ハチミツ、食塩、バニラ、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)
8mm程の厚さの土台に、キャラメルを絡めたローストナッツがのったスクエア型のヌガー。
ナッツはアーモンドやヘーゼルナッツ、カシューナッツ、そしてクルミと種類豊富。
苦みのないまったりとしたキャラメルとコリコリとしたコクのあるナッツの相性は抜群。
隙間なくぎっしりとナッツが詰まっているので食べ応えも十分ですし、
CPの良いヌガーだと思います。

■マラニャン…税込190円
・直径…約3.8cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…3つで約29g
・原材料名…アーモンド、砂糖、チョコレート、卵、(一部に卵、乳成分を含む)
クーベルチュールチョコレートとアーモンドを加えたメレンゲ生地で作ったお菓子。
主原料がアーモンドなだけありアーモンドたっぷりの贅沢なチョコレートメレンゲ。
メレンゲにありがちな物足りなさを感じることのない満足度の高いメレンゲでした。

■抹茶カステラ…価格不明
・幅…約6.5cm
・高さ…約5.9cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約43g
・原材料名…砂糖、卵、米粉、バター、生クリーム、小豆、アーモンド、抹茶、食塩、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
小豆入りの抹茶味のカステラ。
しっとりもっちりとした抹茶風味のカステラ生地。
底の方には小豆の粒が入っています。
和を感じさせる洋菓子店のカステラです。

■ガレットブルトンヌ…税込170円
・直径…約7cm
・厚さ…約1.7cm
・重さ…約36.5g
・原材料名…バター、砂糖、卵、アーモンド、食塩、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
主原料がバターというバターリッチでいてほんのりしょっぱいオーソドックスなガレット・ブルトンヌ。
とにもかくにもバターが凄い。
サクサクとした食感も良く、ミルキーなバター感も素晴らしいガレット・ブルトンヌです。

■フィナンシェ…税込170円
・長さ…約7.2cm
・幅…約4cm
・高さ…約3cm
・重さ…約39g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
きめ細かくしっとりとした生地のフィナンシェ。
また、上下間違って写真を撮ってしまったのが個人的には残念ですが、
こちらもバター感の素晴らしい美味しいフィナンシェです。

■バターサブレ…税込90円
・直径…約6cm
・厚さ…約1.3cm
・重さ…約21g
・原材料名…米粉、バター、砂糖、卵、生クリーム、バニラ、食塩、小麦粉、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
国産最上級の低水分バターを使用したサブレ。
小麦粉ではなく米粉がメインというのも珍しい。
しっとり、さっくりとした食感で、こちらもバター感のある美味しいサブレです。


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2014年2月
■ザ・ショコラ…1650円
・長さ…約11.5cm
・幅…約6.5cm
・高さ…約4cm
・重さ…約299g
・原材料名…チョコレート、バター、砂糖、卵、アーモンド、小麦粉、コーンスターチ、バニラ、アーモンドオイル

手にするとずっしりとした重みを感じるスクエア型のショコラ…その名も「ザ・ショコラ」。
少なくとも2003年頃には販売されていたので、かれこれ10年以上あるコサイの定番商品。
本当に美味しいものは何度食べても美味しく、飽きることもないという見本のような食べもので、
私のような固定ファンがいるのかも知れません。
脱酸素剤入りの袋で密封されてはいるものの、賞味期限は決して長くはなく、
今回購入したものは製造日不明ですが購入日の9日後が賞味期限となっていました。
箆目模様がついたミルキーなチョコレート色の塊。
もちろん、単なるショコラの塊というわけではなく、
アーモンド入りの焼きショコラがミルクチョコレートでコーティングされています。
焼きショコラに使用しているのはエルレイ社のクーベルチュール「ミハオ」。
「ミハオ」はベネズエラ産のカカオ豆のみを使用したカカオ分61%のセミビターチョコレート。
ほんのり苦味がある大人向けの味わいで、たっぷりと入ったクラッシュアーモンドとの相性も抜群。
洋酒のような芳醇な味わいはアーモンドオイルでしょうか。。。
しっとりとした部分とカリカリ感の楽しめる部分があり、どちらの食感もそれぞれ美味しい。
その焼きショコラの周囲をコーティングしている厚さ4mm程のミルクチョコレートは、
スイス産リンツ社のクーベルチュール「アルビナ」を使用しているとのこと。
「アルビナ」はスイスミルクを使用したカカオ分32%のミルクチョコレート。
とても滑らかでまったりとした練乳のような濃いミルク味で、
厚みがあるのでその濃厚なミルクチョコレートをたっぷりと堪能できます。
ふわっと香るカカオ豆の苦みと土の香り、そしてアーモンドの香ばしさのある焼きショコラと、
滑らかでまったり甘いミルクチョコレートのハーモニー…何度食べても幸せになれます。
ショコラ好きにオススメの一品です。

なお、この手のショコラを綺麗にカットするには、
白金台にあるショコラティエエリカの「マボンヌ」のカット方法同様、
熱湯でしっかりと温めた包丁でゆっくりとカットが一番。
また、冷蔵庫に入っていた場合には30分以上常温においてからカットするよう補足もありましたが、
基本的には常温保存品となってますし、
真夏でもない限り冷蔵庫には入れない方が美味しいと個人的には思います。


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2012年12月
■焼菓子セット…価格不明
・ナッツキャラメル
・パウンドココ
・バターカステラ
・マドレーヌ
・スフレココ
・ディアマンノワゼット
・ディッシュ
・バターサブレ
の焼菓子8点セット。
ココナッツ好きなので、
ココナッツ入りのパウンドケーキ「パウンドココ」やメレンゲの「スフレココ」も美味しいですし、
ヘーゼルナッツやアーモンド、カシューナッツ、クルミ入りの甘い「ナッツキャラメル」も贅沢な美味しさ。
生菓子も美味しいですが、焼菓子も美味しいです。


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2012年10月
■岩間栗のモンブラン…480円
・直径…約7cm
・高さ…約6.3cm
・重さ…約158.5g
私がコサイのケーキで一番好きなのがこちら。
毎年秋冬の期間限定販売となる栗の生産量日本一として有名な旧岩間町産の栗を使用したモンブラン。
プチガトーとしては少しお値段がしますが、重さを見ての通りそれなりにボリュームがあり、
しかもかなり凝ったケーキですので、決して高くはなく…むしろ安いのではないかとさえ思います。
構成は上から順に、
 ・渋皮入りマロンクリーム
 ・生クリーム
 ・栗の渋皮煮
 ・カスタードクリーム
 ・板チョコレート
 ・メレンゲ
となっています。
まず、表面を覆い尽くすマロンクリームの量が一般的なモンブランと比べとても多く厚みがあります。
モンブラン用の口金で絞り出しているのだとは思いますが、
栗含有量が多い…つまり水分や油分少なめのクリームで且つ押し付けられておらず1本1本がしっかりとしているので、
いただく際ホロホロと崩れ落ちそうになる程。
砂糖やラム酒は控えめでその分、栗のまったりとした甘さが味わえる存在感のあるマロンクリーム。
その下の生クリームは甘さ控えめでミルキーなもの。
以前は無糖だった気がしたのですが、それは私の記憶違いだったのかも知れません。
表面を覆う濃厚なマロンクリームと一緒にいただくと、マロンクリームに油分が補われてとてもまろやかに。
でもあくまでマロンクリームの引き立て役であって主張はしていません。
栗の渋皮煮はもちろん存在感のある丸栗(衣栗)で、旧岩間町産のもの。
その下には薄くカスタードクリームが敷かれ、単調になりがちなマロンクリームと生クリームに玉子のコクをプラス。
ほんの少しの量なのですが、これがちょうど良いバランス。
これ以上多くては栗が主役のはずのモンブランではなくなってしまうので。
そしてさらに薄い板チョコレートが敷かれ、一番下にはサクサクとした食感のメレンゲ。
板チョコが防波堤となりクリームの水分をメレンゲに通さないような構造になっているので、
作りたてではなくてもメレンゲはいつもサクサク♪
まったりなめらかなクリームとサクサクのメレンゲ…この食感の違う組み合わせが何とも言えません。
味も良いし、ボリュームもあるし、しかも細部まで凝った造りで飽きずに食べられて…。
しかも主原料である栗の価格に応じてなのかこのケーキは年によってお値段が変わり、
値上げされ続けるのが当たり前のような今の時代でも値下げされることがあるのです。
以前は480円で一時500円となり、今はまた480円に。
「◯◯の原材料高騰により値上げ…」なんて書いてあるお店がよくありますが、
その後◯◯の値段が下がったとしても前の価格に戻すお店はそうは見かけません。
そういう味以外の点においても素晴らしいモンブラン。
それ程スイーツに詳しいわけではなく日本全国の「モン・ブラン・オ・マロン」を食べ尽くしたわけではありませんが、
少なくとも私が食べたことのあるモンブランの中では一番美味しくそれでいてCPも良いモンブランです。

■ショコラグランマニエ…300円
・高さ…約5cm
・長さ…約7cm
・幅…約3cm
・重さ…約75g
チョコレート生地とクリームが交互に確か8層重なったケーキ。
チョコレート生地は小麦粉を使用していないとのことで、しっとりふわっとした食感で甘さ控えめ。
チョコレートクリームも甘さ控えめでグランマニエ入りですがそれ程アルコール感はなく、
オレンジの爽やかな香りが口の中に広がります。
チョコレートと柑橘系はやはり相性が良いですね。
全体的に甘さも控えめでリキュールを使用していることもありどちらかと言うと大人向けなケーキ。
見た目はシンプルで決して華やかなケーキではありませんが、とても美味しかったです。
ちなみに、アントルメもありそちらは2000円となります。

■ココキャラメル…350円
・直径…約5.5cm
・高さ…約4cm
・重さ…約77.5g
上部はラズベリーと店名が印字されたチョコプレートがのったココナッツムースで、その下がキャラメルムース。
さらに下には薄い板チョコレートが敷かれ、底にはココナッツのメレンゲが入っていたかと。
この、板チョコを防御壁として使用してムースの水分でメレンゲが湿気てしまわないようにというワザ、大好きです。
それと下半分の側面にはプレーンとマーブル模様の2種類…
もしくは表面のみマーブル模様が出るように仕上げていると思われるスポンジ生地が巻きつけられています。
まず、ムースはどちらもとてもなめらかでクリームのようなくちどけ。
私、ココナッツが大好きなこともあって甘くてココナッツの香りが強いココナッツムースはもう幸せの極み♪
その下のキャラメルムースはやや苦味が感じられる大人味のキャラメル味で、
一見すると合わなそうなこの2つのムースがとてもよく合っています。
パリパリとした薄い板チョコレートのお陰でサクサクとした食感を保ち続けているココナッツ味のメレンゲは、
味が良いのは言うまでもなく、このサクサク感がまたムースメインのケーキに違った食感を加えてくれています。
それと、ただの型くずれ防止措置のようにも見える側面のスポンジ生地のようなもの、
地味な脇役なのですがこれが密度の高いやや弾力性のある生地でこれまた美味しい。
凝ってます…しかも美味しい。
ココナッツ好きは絶対、食べてみる価値のあるケーキです。


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2012年9月
■卵とチーズ(10個入り)…税込1400円
・長さ…約6cm
・幅…約3cm
・高さ…約2.5cm
・重さ…約26g
・原材料名…チーズ、牛乳、卵、砂糖、バター、コーンスターチ
ひと口タイプのスフレチーズケーキ。
この手のお菓子では全国的には函館のプティメルヴィーユの「メルチーズ」が有名ですが、
茨城ではつくばのコートダジュールの「はんじゅくちーず」が有名かと。
同じような見た目ですが、「はんじゅくちーず」よりこちらの方がやや細長い形状。
底に2mm程の厚さのスポンジ生地が敷かれ、その上にスフレチーズケーキがのっています。
クリームチーズたっぷりで甘さ控えめな、チーズ好きにはたまらないお菓子です。

  • テリーヌショコラ…税込2376円
  • テリーヌショコラ…税込2376円
  • 岩間栗のモンブラン(5号)…3300円+税

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2位

しらかわ (水戸 / 鉄板焼き、ステーキ)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥8,000~¥9,999 -

2014/02訪問 2014/03/19

素材を愛するオーナーが目の前で焼きあげる絶品常陸牛ステーキがいただけるお店

<お店について>
こちらは2009年4月にオープンした鉄板焼きのお店。
西洋倶楽部ビルの2階なので、通りからはお店の存在に気付きにくいかと。
1階に入っているなんばるえっぐ脇の階段を登って左手に進むと入口があります。
ジャズが流れる店内は暖色系の照明が抑えめに付いた落ち着いた雰囲気。
鉄板焼きのお店なのに油っぽさは全くなく、
カウンターはもちろんのことレンジフードの中までピカピカに磨きつくされています。
大変穏やかで丁寧な仕事ぶりのオーナーはひたちなか市のご出身だそうで、お話がお好きな方。
特に料理(食材)の話になると、親切丁寧に色々なことを語ってくれ、
薀蓄好きの私としてはとても参考になります。
ただもちろん、どんなお客さんに対しても話しかけてくるわけではなく、
"放っておいて欲しいオーラ"が出ているカップルや
身内で話が盛り上がっている際には声を掛けてくることもない絶妙な距離感。
なお、オーナーの奥様である女性スタッフはソムリエとのこと。
また、奥様のご実家が常陸大宮市内で農家を営んでいることもあり、
使用している野菜は基本的に茨城県産なのだそうです。


・駐車場
なし

・席構成
カウンター席…鉄板を囲むようにL字型に12席程
テーブル席…カウンター席の背面に6名がけ2卓

・その他
ジャケットは入口脇のクロークに保管してくれます。
席に空きがあれば予約なしでも大丈夫ですが、
席の予約だけでもしておくとテーブルセッティングがなされていてスマートに飲食できるかと。


<料理>
■青藍…7800円
・先付(揚げだし豆腐)
この日の先付は揚げだし豆腐。
温かくて外はカリッと、中はふんわり程よくもっちり。

・前菜(常陸牛のしゃぶしゃぶ)
一口サイズにスライスした常陸牛をさっと湯通ししたもの4枚に、
スライスオニオンとパセリが添えられていました。
小葱入りのポン酢でいただきます。
流石は常陸牛、甘~い脂の味がたまりません。
スライスオニオンとともにポン酢でさっぱりといただきました。

・焼き野菜
マコモダケ、舞茸、サツマイモ、カボチャ、長芋。
5品ともまずはサラダ油とオリーブオイルをブレンドした油で焼き、
マコモダケと舞茸は最後にバター醤油で風味づけ。
こちらのお店で使用している野菜は基本的に茨城県産だそうですが、
今が旬のこのマコモダケは新潟県から取り寄せたものとのこと。
タケノコと言うかアスパラガスのような食感で、ほんのり甘くて美味。
茨城産と思われるサツマイモとカボチャは予想通り甘くて美味しい。
長芋はカレー塩が振りかけられているので他の素材とはまた違った味わいで、
シャリシャリ感が楽しめる絶妙な焼き加減。
次に続く料理への期待が高まります。

・帆立、海老
海老は天国に一番近い島ニューカレドニア産の天使の海老とのこと。
焼きながら頭をカットしてくれるのですが、中から味噌が出てきてしまうようなこともありません。
知らなかったのですが、良質な海老はカットしても味噌が流れ出てきたりしないのだとか。
身の部分はプリプリというより、ふんわりとしたやさしい食感で甘く、
濃厚な味噌味が楽しめる頭と尻尾はカリカリに焼かれており、とても香ばしい。
個人的には、身の部分よりも頭の方が美味しいと思いました。
帆立はかなり肉厚な貝柱の部分で、最後にバター醤油で風味付けして完成。
こちらも鮮度が良いのかしっかりとした食感で、バターの香りも幸せですし、
とても甘みが強くて美味しかったです。

・サラダ
水菜やキュウリ、ミニトマトのサラダ。
オシャレな器も冷たく冷やしてあります。
ミニトマトがとても濃厚だったのが印象的なサラダでした。

・ガーリックライス
ご飯は普通の白飯かガーリックライスかを選べ、ガーリックライスでお願いしました。
ガーリックバターの香りも素晴らしいですし、白ゴマのプチプチとした香ばしさもたまりません。
大葉入りのお陰でさっぱりといただけ、おかわりしたくなる程の美味しさでした。

・味噌汁
三つ葉が浮かぶ、赤だしのなめこの味噌汁。
さっぱりとした赤だしが、ガーリックライスやサーロインステーキと絶妙にマッチ。
やっぱりステーキには赤だしが合います。

・お新香
きゅうりお新香。

・常陸牛サーロインステーキ(もやし、ピーマン付き)
いよいよ、メインのステーキ。
お肉は常陸牛のサーロインかヒレから選べ、サーロインでお願いしました。
焼き加減はレアで。
目の前の鉄板で焼きあげ、最後にフランベ。
シャッターチャンスを逃さぬようフランベ前に声を掛けてくださったお陰で、
話に花が咲いていても写真を撮り損なわずに済みました。
なお、他の方のを見ていた限りだと、ブルーレア以下だとフランベしないようです。
先に出されていた橙ポン酢、生醤油、ヒマラヤ岩塩、ワサビでいただきます。
肉は120g程で、焼く前に生の状態で見ていた時は少ないかな…とも思いましたが、
ここに至るまでに色々食べてきていることもあり、実際いただいてみると十分なボリューム。
12個にカットしてくれるので、単純に12回に分けて味わうことができ、12回も食べられれば十分なわけです。
濃厚で甘味が強くてやわらかい常陸牛…美味しすぎます。
ステーキは基本的に塩でいただくのが好きなのですが、常陸牛の脂はかなり濃厚なので、
柑橘系(橙でしょうか?)の酸味と香りがしっかりとしたポン酢でさっぱりと食べるのも美味しい。
大変満足度の高いステーキでした。

・デザート
ココナッツミルクのアイスとリンゴのゼリー。
さっぱりとした味わいのリンゴのコンポート入りゼリーとまったり濃厚なココナッツミルクアイスの組み合わせは、
季節感もあって大変美味しかったです。

・紅茶
食後のドリンクはコーヒーか紅茶から選べ、紅茶を注文。
写真には写っていませんが、砂糖とミルクが付きます。
入店から退店まで2時間強…大変贅沢な時を過ごすことができました。


■グレープフルーツジュース…500円
ソフトドリンクは一律500円。
食前にいただきました。
500円ですから当然フレッシュジュースではありませんし、
こちらではやはりワインを選択すべきなのでしょうね。

  • 前菜(常陸牛のしゃぶしゃぶ)
  • 常陸牛サーロインステーキや野菜(焼く前)
  • 常陸牛サーロインステーキ

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3位

4回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2019/09訪問 2020/02/23

ねっとり濃厚な天然の絶品スイーツ

<商品>
■焼き芋 紅天使(1.5kg)
茨城県産のさつまいも紅小芋を使用した焼き芋。
なお、紅小芋は品種名ではなく、不揃いな無選別の紅天使のことのようです。
また、その紅天使もさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社が2011年に商標登録したブランド名で、品種は紅はるか。
さらに書くと、紅はるかは2007年頃に九州沖縄農業研究センターで作られた品種で、母が九州121号(九系58×九系61)、父が春こがね(関東103号×紅あずま)。
1箱1.5kg入りで、今回は長さ8cm~19cm、重さ90~143gのものが計12本。
規格外品なのでサイズはバラバラですが、その方がその時の気分によってサイズを選べるのでありがたい。
もちろん、味は同じ。
皮からはヤラピンが染み出しています。
歯がなくても口の中で潰せるくらいやわらかく、ねっとりとしていて、とても美味しい。
先日いただいた、夢ひらくの焼き芋も美味しかったですが、やはり個人的には紅天使の方が好み。
カットすると断面から蜜がしたたり落ちてきそうなくらいみずみずしい焼き芋は、唯一無二の絶品スイーツです。
<商品>
■特選 蔵(焼きいも 夢ひらく・500g)
・保存方法…要冷蔵
茨城県産さつまいも“夢ひらく“を使用した焼きいも。
“夢ひらく”はさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社のオリジナル商標で、品種名は絹のようになめらかな食感が特徴の“シルクスイート“。
かいつか定番の“紅天使“よりは新しいブランドで、2014年頃から見かけるようになりました。
丸々太ったさつまいもが1箱に5本。
内容量は500gとなっていますが、実測は580gでちょっと嬉しい。
しかも、食べられないことが多い端の部分は切り落としてあるので、可食部だけで580g。
食べ慣れた紅天使の焼きいもより太っちょさんに見えましたが、皮と実が分離しており、見た目程大きくはありません。
夢ひらくというさつまいもはもともと水分含有量が多く、焼きいもにする過程で水分が抜けてこうなったのか、そろそろ熟成期間も1年に達する長時間熟成品であったため、熟成が進んだことで引き締まったこうなったのか、それ以外の理由なのかは不明。
蜜(ヤラピン)はほとんどなく、皮は綺麗な状態。
それでも熟成期間が長いこともあってか紅天使とほぼ同じくらい激甘で、しっとりとしていてみずみずしい。
ただ、紅天使ほどのねっとり感はなく、特に中心部はやや引き締まった食感。
これはこれで美味しいですし、一般的な焼きいもと比べたら別次元の美味しさ。
とにかくねっとりとしたタイプが好きならば紅天使、そこまでねっとりしていなくてもという方なら夢ひらくがおすすめ。
好みの問題でしょうね。
個人的には、紅天使の方が好みです。
<商品>
■焼き芋 紅天使(新芋・1.5kg)
・長さ…約12cm~22cm
・厚さ…約3~4.5cm
・重さ…約75~150g
・原材料名…さつまいも(茨城県)
紅天使こと紅はるかの新芋を使用した焼き芋。
1箱1.5kg入りで、1本75~150g程のものが13本程入っていましたので、平均すると1本115g程。
いただいたのは11月下旬で、かいつかの焼き芋としては熟成期間が短い"新芋"の分類になるもの。
同梱されていたチラシには、甘さもやわらかさも控えめで、"あっさりとした上品な甘さでほくほくとした食感"と書いてありました。
かいつかの紅天使の焼き芋はねっとりとした食感とさつまいもとは思えない激甘のイメージがありますが、穫れたばかりで熟成が進んでいないとやはりそれなりなのだろう…とそのチラシを見てちょっとがっかり。
…が、いただいてみると、確かにねっとり感はいつも程ではないものの、甘味は十分。
他店の類似品(ねっとり系焼き芋)と比べたら、断然こちらの方が甘い。
熟成期間の短い新芋なのにこの甘さは凄い。
やはり、焼き芋はかいつかが最強だと思います。
<お店について>
こちらは1975年にさつまいも卸問屋として主に焼き芋屋向けに営業を開始したさつまいも専門店。
鉾田市を中心とした茨城県鹿行地域等の約300軒の農家から仕入れたさつまいもを、
年間10,000t程販売。
現在の社名、“株式会社ポテトかいつか“に改称したのは1996年。
なお、“かいつか”は社長の名字“貝塚”から。
卸業だけではなく生産や加工も行っており、
2003年からは独自の研究農場を設け低農薬で化学肥料に依存しない方式を模索研究しているのだとか。
2014年5月1日にはつくば店(蔵出・焼き芋かいつか)もオープン。


<商品>
2015年3月
■焼き芋 紅天使
今回はお裾分けなのでお値段不明。
見た目から、正規品(芋のかたちもよく綺麗で黒色化粧箱に入っているもの)ではなく、
段ボール箱入りでお安くいただける規格外品と思われますが、
見た目は別に気にしないので、安くてたくさんいただける方が個人的にはありがたい。
今にも蜜がしたたり落ちてきそうなくらいねっとりとしていて、相変わらずとても美味しい。
こちらの焼き芋を超える美味しさの焼き芋を私は知りません。
県外の友人にも自信をもってすすめられるスイーツです。


************************************************************


2014年3月
■焼き芋 紅天使(2kg)…1000円
・保存方法…要冷蔵
茨城県産のさつまいも“紅天使(べにてんし)”を使用した焼き芋。
紅天使はさつまいもの品種名ではなく、こちらの会社が2011年に商標登録したブランド名で、
品種は紅はるか。
紅はるかは2007年頃に九州沖縄農業研究センターで作られた品種で、
母が九州121号(九系58×九系61)、父が春こがね(関東103号×紅あずま)。
ここ数年でずいぶんと見かける機会が増え、生芋や焼き芋はもちろんのこと、
生産量日本一である茨城の干し芋の主品種も玉豊から紅はるかとなってきている気がします。
…で、そんな紅天使こと紅はるかで作った焼き芋がこちら。
割と小振りなサイズの焼き芋が約2kg…何本だったか失念しましたが、20本程だったかと。
要冷蔵なので冷たいのですが、
冷えているにも関わらず気を付けて持たないと潰れてしまいそうなくらいやわらかく、
また皮からは蜜(ヤラピン)が染みだして黒いシミができているのが見てわかります。
箱の底の方の芋は皮から染みだした大量の蜜で敷き紙に張り付いてしまっていたくらいの蜜の量。
収穫後、キュアリング作業を行った後に貯蔵庫でじっくりと熟成させ、
さらにじっくりと時間をかけて焼き上げて蒸らすことで、
甘みが強く芋の蜜がたっぷりの焼き芋となるのだとか。
同封されていた紙に書かれていたおすすめの食べ方は以下の3通り。
 1…要冷蔵の状態でそのまま食べる。
 2…電子レンジまたはオーブントースターで数秒温めて食べる。
 3…冷凍し、少しだけ解凍した状態で焼き芋アイスとして食べる。
大抵のものは冷たい状態より温かい状態の方が甘みが増して感じられ、
つまりは美味しいと感じられるわけですが、この焼き芋に関しては冷たいままでも十分甘く、
ねっとりとしていて美味しい。
さつまいもだけでできているとはとても思えない甘みとねっとり感は、
強いて言うなれば濃厚な芋羊羹やスイートポテトのような味わい。
冷えた状態でスプーンですくって果肉だけをいただいても良いですが、
冬場は電子レンジでひと肌より少し温かいかな…という程度に温めてからいただくと、
よりやわらかくて美味しい。
(温めすぎると甘みよりも熱さが勝ってしまいこの濃厚な甘みが味わえなくなるので注意。)
今回は冷凍する間もなく完食してしまったのでアイスとして食べるとどうなのかは不明ですが、
冷凍保存したものはアイスとして食べるのはもちろんのこと、
電子レンジで解凍したり自然解凍で焼き芋としてもいただけるとのことなので、保存性も◎。
添加物どころか調味料さえも一切不使用の芋100%のスイーツ、オススメです。

  • 焼き芋 紅天使
  • 焼き芋 紅天使
  • 焼き芋 紅天使

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4位

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ 銀座三越店 (銀座、東銀座、銀座一丁目 / ケーキ、バームクーヘン)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2019/07訪問 2019/09/04

ドイツのリューベッカー社のヘーゼルナッツヌガーを使用した「銀座ミルフィーユクランチ」

<商品>
■銀座ミルフィーユクランチ…1080円(税込)
・長さ…約16.2cm
・幅…約4.3cm
・高さ…約2.5cm
・重さ…約152.5g
・原材料名…チョコレート、小麦粉、ヌガーペースト(ヘーゼルナッツ、砂糖、ココアバター)、バター、コーンフレーク、植物油脂、全粉乳、アーモンド、砂糖、食塩、ココアバター、着色料(銀箔)、レシチン(大豆由来)、香料
銀座三越店限定商品。
フランス産小麦粉を使用したパイ生地に、チョコレートクランチとドイツのリューベッカー社のヌガーを詰め、スイスにあるフェルクリン社のチョコレートでコーティングしたチョコレート菓子。
表面には天の川のように銀箔が流れるように振られ高級感のあるビジュアル。
オープン当初にいただいた際は、気温の低い冬だったこともありチョコレートの硬度が高過ぎて一体感が得られずイマイチだった記憶がありますが、今は夏。
カット線に包丁を沿わせてカットするのも容易でしたし、何より周囲をコーティングしているチョコレートと中身の一体感得られます。
サクサクのパイ生地とカリカリのクランチ、ねちっとした食感のヌガー…そしてなめらかなチョコレート。
まとめていただくととても満足度の高いチョコ菓子。
特にヘーゼルナッツのヌガーが美味しい。
チョコレートが溶けそうで溶けないくらいの気温の季節にいただくと、このお菓子の美味しさをより堪能できるのではないかと思います。
<お店について>
こちらは、1895年創業のドイツの老舗菓子店。
本店はドイツ北部の中心都市ハノーファーにあり、
こちらの店舗は、新宿伊勢丹、大阪三越伊勢丹、仙台三越に次ぐ日本では4店舗目として、
2013年2月25日にオープン。
オープン初日、2日目はドイツからオーナーシェフであるフリードリッヒ・バルテルス氏も来日していたそうです。
"ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ"という舌を噛みそうな店舗名は、
ドイツ語で"オランダ風のカカオのお菓子屋"の意味。
(ドイツ語で、"ホレンディッシェ"=オランダの、"シュトゥーベ"=店)
もともとは、世界で初めてココアパウダーを作ったことでも有名なオランダのココア会社ヴァンホーテンの、
カカオ試飲店…つまり、オランダのココアが飲めるカフェでしたが、
そこを現オーナーシェフの祖父が買い取り、
ココアのカフェに加えお菓子を販売するようになったのが始まり。
そのため、現在でもドイツの本店はオランダ風の内装で、
カフェではヴァンホーテンのココアがいただけるのだそうです。
なお、ドイツの店舗はバウムクーヘン専門店というわけではなく生ケーキ等がメインの菓子店ですが、
日本出店に際し、「日本でも馴染みのあるドイツ伝統菓子を通じ本場の味に触れてほしい」と、
バウムクーヘンをメインに展開することとしたのだとか。


<商品>
■バウムクーヘン…1050円
・直径…約13cm
・高さ…約4.5cm
・厚さ…約3.4cm
・重さ…約256g
・年輪の層…約15層
紙質こそ違えど、本店と同じデザインの箱。
白地に青色で、カカオを飲む女性の絵が描かれています。
お店のメイン商品であるこのバウムクーヘンは店内で切り分けてくれます。
但し製造は店内ではありませんので、焼きたてというわけではありません。
また、少なくとも現在のところは自社工場も日本にはなく、
オリジナルレシピをもとに日本のとあるメーカーに製造してもらっているようです。
一応、オーナーシェフであるバネテルス氏も年に数回訪れてチェックをしているようですが。
国立ドイツ菓子協会が設定したバウムクーヘンの定義である、
 ・原料の比率が、小麦粉:バター:砂糖:卵=1:1:1:2
 ・バター以外の油脂は使用しない
 ・ベーキングパウダー(膨張剤)を使用しない
を満たす…
つまりは本場ドイツでもバウムクーヘンを名乗ることが法律で許される正真正銘のバウムクーヘン
実は日本でこの基準を満たすバウムクーヘンはかなり稀。
また、膨張剤を使用せず膨らませるため、卵は卵黄と卵白を別立てして使用。
焼成温度は400℃で、バウムクーヘン専用の開放型オーブンの芯に生地を巻き付け、
1分半~2分かけて1回転させながらじっくり焼き上げているようです。
そんな昔ながらの原材料、製法で作られた本格的なバウムクーヘンは、
側面に薄くグラズーワ(砂糖衣)がコーティングされています。
1層1層の厚みにバラつきがあり、それによって食感の違いを楽しむことができます。
厚みのある層はふわっと、薄手の層はしっかりと。
全体的には目の詰まったしっかりとした食感で、ふわふわでもなく、かと言ってしっとりでもなく。
軽くもなく重くもなく…程よくみっちりむっちり。
基本的に、バウムクーヘンはずっしりと重いタイプが好みなので、
1カット目は少々物足りなさがあったのですが、2カット目をいただくとその後を引く絶妙な食感にはまり、
3カット目、4カット目…と止まらなくなりました。
バターが多過ぎてくどいようなこともなく、ふわふわのオムレツのようなしっかりとした玉子の味が前面に出ています。
小麦粉とバター、砂糖、卵の黄金比でバウムクーヘンを作ると、こういう味わいとなるのですね。
たまに出会うバニラビーンズのプチプチ感も面白いですし、
砂糖の結晶が細かくとても繊細なシャリシャリ感が楽しめるグラズーワ(砂糖衣)もまた絶妙。
あっという間に完食です。
幸せ過ぎる過去最高に美味しいバウムクーヘンでした。


■銀座ミルフィーユクランチ…1050円
・長さ…約16cm
・幅…約4.3cm
・高さ…約2.6cm
・重さ…約153g
銀座三越店限定商品。
(ただミルフィーユをチョコレートでコーティングしたものは他店舗でもあるようです。)
ヘーゼルナッツのヌガーペーストとパイ生地をチョコレートでコーティングしたスティック状のお菓子で、
表面には銀箔が振りかけられています。
なお、パッケージ裏面の注意書きに、
"パイ生地の膨らみによりチョコレートのコーティングにひびが入る場合がございますが、
品質に問題はありません。"
と書いてあり、実際購入した商品の側面にはひびが入っていました。
約2cm幅にカット線が入っており、それに沿ってカットすると8個に分けられます。
ただ、カット線はあるものの、市販の板チョコのようにそれを基準にパキッと手で割れるようなものではなく、
その線を目安に包丁でカット。
硬度のあるチョコレートなので、暖かめの部屋にしばらく置いておいてから、
もしくは湯煎して温めた包丁でないと綺麗にカットするのは難しいかも知れません。
ネチッとした食感のヘーゼルナッツのヌガーにサクサクのコーンフレークや小麦パフ、
そしてパリパリのパイ生地…それらをまとめるチョコレート。
まとめ役のチョコレートの硬度が高過ぎて一体感得られないのが残念ではありましたが、
それぞれバラバラに食べてもそれはそれで美味しい。
特に、ヘーゼルナッツのヌガーペーストが幸せでした。
ただ、看板商品である「バウムクーヘン」とお値段は同じ。
こちらには"銀座三越店限定"というプレミア感があるものの、
どちらか一方だけを購入するとしたら、迷うことなく「バウムクーヘン」です。

  • 銀座ミルフィーユクランチ…1080円(税込)
  • 銀座ミルフィーユクランチ…1080円(税込)
  • 銀座ミルフィーユクランチ…1080円(税込)

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5位

菅乃屋 上通店 (通町筋、熊本城・市役所前、水道町 / 居酒屋、郷土料理、馬肉料理)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2014/07訪問 2014/09/23

創業200年を越える馬肉専門店の絶品馬刺し

<お店について>
こちらは1789年創業、現当主菅浩光氏で5代目となる歴史ある馬肉料理専門店。
日本で唯一の馬肉専用と畜場、一貫生産の生食専用工場のある千興ファームが経営母体のため、
安全で質の良い馬肉がいただけます。
なお、菅乃屋は九州地方に数店舗ありますが店舗毎にコンセプトが決まっているようで、
こちらは馬肉を使った京風創作料理という扱いのようです。
ビルの2階にあり、外階段を登った先が店舗の入口。
ホール担当の女性スタッフは和服姿で、店内も高級感があります。
お冷やの氷は球体型。
子ども用のコップやトレイはくまモン柄。


・駐車場
店舗1階(入口に通じる階段向かって左手)のタワー駐車場(ライオンパーキング)は20分100円程。
店舗隣(北側)の平面駐車場(上通駐車場)は30分100円。

・席構成
カウンター席…7席程
掘りごたつ式個室…多数


<料理>
■大地(サラダ、ステーキ、ご飯、汁物、香の物、デザート、コーヒー)…1620円(税込)
まずはサラダとスープの登場。
サラダは色々なベビーリーフやトマト、カッテージチーズ、とんぶりのようなもの等色々入った、
ランチセットに付くサラダとしては割と豪華なサラダ。
ドレッシングはトマトとゴマの2種類。
どちらも若干酸味強めに感じましたが、トマトは熊本らしくて良かったかな…と。
スープはビシソワーズと思われる冷製スープでしたが、子どもが飲んでしまったため詳細不明。
その後、メインのステーキが登場。
火を通す肉=鮮度において馬刺しより劣る肉という思い込みがあったのですが、
臭みもなく、筋張っているでもなく、
牛のフィレ肉のようなやわらかさと赤身肉のような味わいで美味しい。
ちなみに、ソースは和風かガーリックから選べ、和風を選択。
さっぱりとしていてお肉との相性も良く、美味しかったです。
また、付け合わせとしてリーフ型にカットされたカボチャがのっており、
細かいところまで手が込んでいるなぁ…と感動。
デザートは食後にドリンクとともに配膳。
ドリンクは基本的にはホットコーヒーのようですが、ソフトドリンクへの変更も可能だそうで、
リンゴジュースをお願いしました。
デザートはパンナコッタ。
ゼラチン多めのしっかりとした食感のパンナコッタで、ミルク濃厚で美味しい。
最後の最後まで楽しませていただきました。

■馬刺し盛合せ(七種)…3450円(税込)
特選、霜降り、心臓、上、タン、フタエゴ、ロース、コウネ…だったでしょうか。
1品1品説明してくれたのですが、長旅から帰宅するまでの間に失念。
7種盛りのはずが8種類…どうやらコウネはサービスという扱いのようです。
基本的に各2切れでしたが、3切れのものもありました。
現在、こちらでいただける馬肉は全て住肉胞子虫による食中毒予防の観点から冷凍処理されたもので、
生ではありませんが、生の馬肉を食べたことがない私からすればこれでも十分な美味しさ。
安全でこの味であるなら、何の問題もありません。
ちなみに、こちらの馬肉となる馬は、生まれ(原産地)はカナダや北海道で、
肥育地(最も肥育期間が長い場所)が熊本である“熊本馬さし“(否“熊本産馬刺し“)とのこと。
特選や霜降りといったしっかりとサシが入った部位は、やわらかく口の中でとろけます。
最も表面に近く、皮のすぐ下にあたる三層構造のバラの部分だというフタエゴ、
初めていただきましたが、甘味が強くて独特の食感が楽しめこれまた美味しい。
コリコリ感がより楽しめる心臓やロースは脂感のないさっぱりとした味わいで、
これはこれで美味しい。
コラーゲンの塊とも言えるコウネも珍しいもの好きにはたまりません。
醤油は甘口と辛口の2種類が卓上に用意されており、お好みでとのこと。
ちなみに、給仕してくれた方のオススメは熊本では一般的だという甘口の方。
ただ、関東の方からは甘すぎると言われることもあるそうで、
そのために一応辛口も用意しているのだとか。
せっかくなので地元の方オススメの甘口醤油でいただいてみましたが、
これが驚くほど甘い。
甘いとわかった上でいただいたにも関わらず甘いと思うのですから、相当な甘さ。
醤油なのに甘い…甘い醤油…馬刺しに良く合います。
この不思議な味わいがとても気に入り、
その後スーパーでこの九州地方ならではの甘口醤油を数種類買って帰りました。
なお、薬味として万能ネギとおろし生姜が付いてきましたが、
個人的には生姜は強すぎてせっかくの馬肉の味が消されてしまってもったいない気がしました。

■ロース握り(二貫)…970円
こぶりなお寿司が2貫…つまり1貫485円。
決して安くはありませんが、馬刺しのロースが気に入った子どものために追加注文。
大満足だったようです。

  • 馬刺し盛合せ(七種)…3450円(税込)
  • 「大地」の馬肉ステーキ
  • ロース握り

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6位

アメリカ屋 (水戸 / ハンバーグ、ステーキ)

4回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2025/03訪問 2025/04/12

500gの肉塊ステーキ

<料理>
■エアーズロック オーストラリア産ランプ肉500g…税込5770円
オーストラリア産ランプ肉500gを塊のまま焼き上げた極厚ステーキ。
お肉単品なので、これに
・サラダバーセット…+660円
・サラダバー&ライスセット…+850円
・サラダバー&ドリンクセット…+850円
・バリューコース…+1050円
等々を付けてセットに。
なお、こちらの料理は2人でのシェアも可能とのことで、上記セットやコースを2人分付けることができます。
ソースはわさび醤油が標準で付いてきて、それプラス1種類を和風、ガーリック、BBQチリから選べます。
わさび醤油以外は同じ卓上の注文分がまとめてソースポットで届き自分でかけていただくシステムなので、色々なソースを楽しみたい場合はグループ内で被らないように注文すると良いかもしれません。
サラダバーは、
・リーフレタス
・キャベツ
・ニンジン
・タマネギ
・水菜
・コーン
・ポテトサラダ
・キムチもやし
・マカロニサラダ
・さつまいものハニーマスタード和え
・春雨サラダ
・ごぼうサラダツナカレー風味
・ツナ大根
・オレンジ
・ナタデココ
・杏仁豆腐
・紅茶ゼリー
・白玉団子
・白玉ぜんざい
といったラインナップ。
野菜は全て産地が表示されており、みな国産。
種類も豊富で鮮度も良く、ドレッシングの種類も多いのでおかわりも飽きることなく楽しめます。
サラダバーと言いつつデザート類が充実しているのも嬉しい。
注文してから20分程でメイン料理がワゴンにのって登場。
熱々の鉄板の上にタマネギが敷かれ、その上に肉塊がどんっと。
500gの肉塊は圧巻。
火の通り加減が気になりまずは真っ二つにカット。
外側はしっかり焼けていますが、内側はロゼ色の絶妙な火入り。
ランプなので脂がほぼない赤身肉で、肉食べてる感が凄い。
500gあれば物足りなさも感じず、量的にも満足。
これより多いと、流石に飽きがきたかもしれません。
家でこの厚さのステーキをこんな絶妙な火入れで仕上げることは難しいので、また肉塊が食べたい気分になったら伺いたいと思います。
<料理>
■キューブカットステーキ(180g)…税別1450円
カットステーキとサラダバー、ライスorパン、ランチスープが付く平日(月~土曜)ランチ限定メニュー。
オーストラリア産牛肉のランプを使用したカットステーキ。
焼き加減はミディアムレアがおすすめと書いてありましたが、生肉好きなのでレアでお願いしました。
小振りながらも厚さ3cm程の厚切りステーキが3塊、玉ネギの上にのっています。
計180gなので、1塊60g程。
ソースはさっぱりとした和風ソース。
オージービーフの赤身なので、癖もなく美味しい。
1塊のサイズは小さいものの、厚みがあるので食べ応えは十分。
ライスorパンはパンを選択。
ソフトホイップバター6gが付いたアメリカ屋オリジナルのライ麦パン。
ほんのり温かく香ばしくて美味しい。
パンのおかわりは有料ですが、ライスは大盛り無料ですしおかわりも無料です。
この日サラダバーに並んでいたのは、
・レタス
・千切りキャベツ
・ニンジン
・オニオンスライス
・大根
・水菜
・コーン
・海藻ミックス
・ポテトサラダ
・ナスとオクラの梅しょうが和え
・春雨サラダ
・キムチもやし
・ごぼうサラダツナカレー風味
・ツナ大根
・パスタサラダ
・ライチ
・パイナップル
・紅茶ゼリー
・寒天ミックス
・白玉団子
・ドレッシング5種類(ゴマ、ニンジン、レモン、セージ、和風)
生野菜も惣菜サラダも種類豊富で、満足度の高いサラダバー。
このサラダバー付きでのお値段なので、CPも良いと思います。


■ワイルドビーフハンバーグ(Mサイズ200g)…税込1320円
ワイルドハンバーグにサラダバー、ライスorパン、ランチスープの付く平日(月~土曜)ランチ限定メニュー。
レギュラーメニューだと、このお値段でワイルドハンバーグのみとなり、サラダバーやライスorパン、スープは別料金で付けるスタイルですが、ランチメニューだと全部込みなのでお得。
ワイルドハンバーグは、牛肉100%使用の創業当時からの人気メニュー。
2種類の国産牛を塊肉で仕入れ、自店で粗挽きと細挽きにした挽肉を使用した、牛肉100%のハンバーグ。
旨味を引き出すべくパテを1日寝かせてから、備長炭で表面を香ばしく焼き上げたミディアムレアの焼き加減。
お裾分けで少しいただいた程度ですが、変わらず美味しかったです。


■キッズハンバーグ(130g)…税別890円
・ハンバーグ(130g)
・ライスまたはバターロール
・サラダバー
・ドリンク
・おたのしみプレゼント

90gの「キッズミニハンバーグ」だと白いお皿での提供ですが、こちらは鉄板での提供。
デミグラスソースと思われるソースもたっぷりとかかっており、美味しそうでした。
ドリンクは基本的にはキッズドリンクとしてメニュー表に記載のあるものからの選択ですが、アイスティーは注文可能でした(わがままな子どもですいません)。
おたのしみプレゼントは、料理配膳時に渡される引き換え券を持って食後レジにて好きな玩具と交換するシステム。
ハンバーグ130gにサラダバー付きでこのお値段なので、CPも良いと思います。


■SAZAアイスコーヒー…税込100円
平日ランチタイム限定でソフトドリンクを+100円でいただけます。
コーヒーはホットもアイスもSAZAのものを使用。
100円でSAZAコーヒーがいただけるのは嬉しいです。
<料理>
■キャニオンステーキ+バリューコース…税込3480円+税別720円=税込約4257円
・キャニオンステーキ
輸入牛のランプ500gのステーキ。
焼き加減はミディアムレアで、ソースは和風でお願いしました。
1ポンドステーキ(約453.6g)は他店で食べたことがありますが、
それを超えるステーキは初めて。
熱々の鉄板の上に玉ねぎが敷かれ、その上に恭しく鎮座したランプステーキ。
カットしていないローストビーフを彷彿とさせる塊肉で、
他の客席からも好奇の眼差しが。
厚みと言うか高さのある塊肉なので焼き加減の調整が難しいと思われますが、
カットしてみると絶妙な火の入り方。
中心部は綺麗な赤色ですが、半生の肉汁が出てきたリすることもなし。
ランプなので脂が少なく肉の旨味が堪能できるステーキ。
言うまでもなく食べ応えは十分で、
残りを気にすることなく存分に肉を堪能できます。
とにかくがっつり肉を食べたいという方にオススメのステーキです。

・バリューコース
メイン料理+720円で、
・サラダバー
・ライスorパン
・クラムチャウダー
・ソフトドリンク
をセットできるコースメニュー。

まずはクラムチャウダーが登場。
ちなみに、税別310円で単品注文も可能。
玉ネギがたっぷり入ったシンプルながらも濃厚なクラムチャウダー。

サラダバーは、
・レタス
・水菜
・オニオンスライス
・千切りニンジン
・わかめ
・コーン
・もやしのナムル
・大根のツナ和え
・ゴボウのカレー風味和え
・茄子の揚げ浸し
・ポテトサラダ
・マカロニサラダ
・ひじき煮
・オレンジ(切れた後はパイナップル)
・白玉団子
・コーヒーゼリー
・ナタデココ入りフルーツカクテル
…等々。
生野菜は鮮度も良く、惣菜系も充実しています。
ディナータイムのようなスペシャルデザートはないものの、
食後に軽くいただけるようなフルーツやデザートもあります。
おかわりの際に使用済みのお皿を再利用しようと持って行くと、
気付いたスタッフが新しいお皿に交換してくれたりというサービスも。
色々な意味で満足度の高いサラダバーです。

ライスorパンはパンで。
パンは大きなクープが2本入ったアメリカ屋オリジナルのライ麦パン。
ソフトホイップバター6g付き。
+税別200円でおかわりも可能ですし、
逆に食べきれない場合はお持ち帰りも可能でスタッフが包んでくれます。
ちなみに、ライスは県内産コシヒカリとミルキークイーンを使用でおかわり自由。

ドリンクはコーヒーや紅茶、ソフトドリンクから選べ、
茨城を代表する珈琲専門店サザコーヒーを選択。
カップもシュガーもサザのオリジナル品。
料理もサービスも素晴らしく、大変満足度の高いひと時を過ごすことができました。


■ワイルドビーフハンバーグ(Lサイズ300g)+バリューコース…税別1790円+税別720円=税込約2711円
・ワイルドビーフハンバーグ(Lサイズ300g)
1989年の創業時よりある牛肉100%のハンバーグ。
・Sサイズ(150g)…税別1120円 (約7.47円/g)
・Mサイズ(200g)…税別1320円 (6.6円/g)
・Lサイズ(300g)…税別1790円 (約5.97円/g)
・Wサイズ(200g×2)…税別2350円 (約5.88円/g)
の4つのサイズから選べ、当然量が多いもの程割安。
ただ、Wサイズだと400gのハンバーグ1個ではなくMサイズ2つなので、
個人的は大きなハンバーグをドンっと1個いただけるLサイズが一番、
よりワイルドにいただけるのでおすすめ。
2種類の国産牛を塊肉で仕入れ、自店で粗挽きと細挽きにした挽肉を使用した、
牛肉100%のハンバーグ。
備長炭で表面を香ばしく焼き上げたミディアムレアの焼き加減。
アメリカ屋に初めて来た方には強くおすすめしたいメニューです。

・バリューコース
同じなので省略。


■ワイルドビーフハンバーグ&ステーキ(和風)+バリューコース…税別1770円+税別720円=税込約2689円
・ワイルドビーフハンバーグ&ステーキ(和風)
ワイルドビーフハンバーグ150gとランプステーキ100gのセット。
ソースは選択肢がなく、和風ソース指定。
イチオシの「ワイルドビーフハンバーグ」も食べたいけど、
ランプステーキも捨てがたい…という方におすすめ。
「ワイルドビーフハンバーグ(Sサイズ・150g)」に、
ランプステーキが3カット(100g)。
1つ1つが小振りなので量も少なく見えますが、
総肉量250gなのでボリュームも十分です。

・バリューコース
同じなので省略。

■キッズミニハンバーグ(90g)…税別680円
90gのハンバーグとライスまたはバターロール、サラダバー、ドリンク、玩具のセット。
税別360円で「単品キッズサラダバー」というメニューもあるので、
メイン料理を大人の料理から取り分ける場合や小食なお子様であればそちらでも良いかと。
ただ、今回注文した「キッズミニハンバーグ」であれば、
それ+320円で90gのハンバーグとライスまたはバターロール、ドリンク、玩具が付くので、
お得度は高いです。
他の料理より先に、まずは子どもの料理が配膳。
子どもの分を先にしてくれるこの気遣いが毎回ありがたい。
90gのキッズハンバーグと添え野菜のフライドポテト、コーンクリーム煮、ブロッコリーが、
コレールのランチ皿(仕切り皿)にてワンプレートで。
ライスかバターロールはバターロールを選択。
バターロールには6gのソフトホイップバター付き。
ドリンクは7種類のソフトドリンクから選択が基本ですが、
税別+200円でフロートにすることも可能。
玩具はお会計時に好きな玩具を選ぶシステムなので、
先に玩具を渡されてしまい玩具に夢中で食事をあまり食べない…
なんてこともなし。
サラダバーまで付いているので、CPも良いと思います。
<お店について>
こちらは有限会社サンファームが運営する1989年創業のステーキやハンバーグのお店。
現在の当主川島氏は三代目で、創業者の息子さん。
店舗は森の中にたたずむログハウスで、天井が高く開放的なつくり。
入口そばにはグランドピアノが設置され、
以前は平日ディナータイムにはピアノの生演奏を楽しめましたが最近も開催されているのかは不明。
なお、2014年中には新店舗(2号店)がオープン予定とのこと。

・駐車場
20台分以上

・席構成
テーブル席…2名~4名がけ10卓以上(繋げることで多人数対応可能)
幼児用ハイチェアあり

・その他
○ステーキ・一部のハンバーグに使用するグリルは、備長炭
○サラダバーの野菜は、農薬未使用または低農薬有機栽培野菜
○ドレッシングはすべて手作り
○ハムとソーセージに使用する豚肉は国産豚で、塩は天然の天日塩
○こちらで扱う和牛は常陸牛のA5ランクで、国産牛は和牛と乳牛の交雑種
○ハンバーグに使用する牛肉は全て国産牛で、店内でミンチにする
○デミグラスソースの仕込みにかける時間は一週間
○ライスは茨城県産コシヒカリと、粘りと艶のあるミルキークィーンを混ぜて提供
○パンは粗挽き大豆、ライ麦粉、オートミール、ひまわりの種等を入れたアメリカ屋オリジナルの油を使用していないパン
…等々、こだわりが素晴らしく、
他にも脱いだ上着やバッグに油の臭いが染み付かないようさり気なく布を掛けてくれたり、
ワインが減っていると注ぎに来てくれたりととにかく親切丁寧な接客。


<メニュー>
ステーキやハンバーグ等のメイン料理についてはメニュー写真参照のこと。
平日(月~土)のランチタイムはお得なランチメニューあり。
それ以外はステーキやハンバーグ等のメイン料理に別料金でサラダバーやライス等をセット。
・サラダバー単品…小学生以上930円(税別)/3歳以上小学生未満…360円(税別)
・バリューセット(サラダバー、ライスorパン)…430円(税別)
 ライスorパンは不要でサラダバーのみの場合、ドリンクがサービスとなるとのこと。
・バリューコース(サラダバー、ライスorパン、クラムチャウダー、ドリンク)…720円(税別)
 クラムチャウダーが苦手な場合は他のスープに変更可能。
セットもコースもライスの場合はおかわり無料


<料理>
2014年5月
■サラダバー
・レタス
・サラダほうれん草
・ベビーリーフ
・水菜
・オニオン
・ミニトマト
・コーン
・わかめ
・メンマとネギのオイスターソース
・ごぼうサラダ ツナカレー風味
・キャベツの甘酢漬け
・キムチサラダ
・ポテトサラダ
・ツナ大根
・パスタサラダ(マスタード使用)
・キウイフルーツ
・パイナップル
・オレンジ
・紅茶ゼリー
・プリン(18:00、18:30、19:00に出る特別デザート)
…等々、このお値段でいただけるサラダバーとしては種類も豊富ですし、
店内にて手づくりしているオリジナルのお惣菜も充実。
生野菜も新鮮なものばかりですし産地が表示されているのも嬉しいところ。
細かいところですが、食べやすいようミニトマトやキウイフルーツのヘタが処理されていているのは、
いつもながら高ポイントです。
やはりこちらのサラダバーはレベルが高いです。

■キューブカットステーキ(180g)+バリューセット…1320円+430円(税別)
ニュージーランド産のランプ肉を使用したステーキ。
焼き加減はミディアムレアがオススメとのこと。
こちらもワゴンで席のすぐそばまで運んできてからソースを掛けてくれます。
国産牛のモモ肉を使用した「ペッパーカットステーキ」よりは味が落ちるのだろうと思いましたが、
食べ比べてみても極端にこちらの方が格下と思う程でもなく。
こちらはモモ肉の中でもやわらかいランプ肉ですし、単体で食べる分には十分に美味しいステーキ。
和牛であればサシがしっかりと入り脂の旨みが堪能できるサーロインステーキも美味しいですが、
外国産牛の場合はサーロインよりむしろ脂身の少ないモモ肉の方が美味しいと個人的に思います。
和風ソースとの相性も良いやわらかくて美味しいステーキでした。

■ペッパーカットステーキ(シングル・180g)+バリューセット…1580円+430円(税別)
国産牛のモモ肉を使用したステーキ。
こちらの国産牛は、F1牛とも呼ばれる国産牛交雑種を使用しているとのこと。
「国産牛 バウンドステーキ」という国産牛のモモ肉を使用した厚切りのステーキが好きだったのですが、
大幅に値上がりしてしまい手が出せず…泣く泣くこちらを注文。
粗挽きのブラックペッパーがたっぷりとまぶしてあるワイルドなステーキ。
予熱で火が通り過ぎないよう、お肉の下には玉ねぎがたっぷりと敷いてあります。
ソースは醤油ベースのペッパーソースで、肉の旨みを堪能できるさっぱりとした味わい。
重量が少ないこともあり「バウンドステーキ」程は厚みがありませんが、
ステーキとしていただくには十分な厚さと美味しさでした。
ちなみに、添え物はジャガイモ、スナップエンドウ、コーンでした。

■ワイルドビーフハンバーグ(Mサイズ200g)+バリューセット…1160円+430円(税別)
創業時からの人気メニュー。
お肉は2種類の国産牛を肉塊のまま仕入れ
店舗で粗挽きと細挽き2通りの挽肉にしたものを使用しているとのこと。
さらにそれらの挽肉を使用したパテは旨みを引き出すため一日寝かせてから提供しているそうで、
注文を受けてから備長炭でミディアムレアの状態に焼き上げれば完成。
ソースは
 ・和風
 ・ガーリック
 ・BBQチリ
 ・わさび醤油
の4種類から選べ、スタッフにおすすめを伺うと和風かわさび醤油とのことでしたので、
無難に和風でお願いしました。
ワゴンにのって運ばれてきた俵型のハンバーグを、その場でカットしてソースを掛けてくれます。
焼き加減はミディアムレアとのことでしたが、ミディアムな焼き加減で、
個人的にはもう少しレアな状態でも良かったかな…と。
ただ、味と食感は絶品…文句なしの美味しさ。
挽肉すべてが粗挽きではワイルド過ぎますし、細挽きだけでは物足りないので、
ちょうど良いブレンド具合。
ハンバーグはステーキと比べると安いメニューというイメージがあり実際安いことが多いメニューですが、
こちらのハンバーグの場合は得体の知れないお肉ではなく国産牛を使用していますし、
食中毒対策として肉塊のままスチームコンベクションに入れて表面を熱処理し、
冷水で冷やした後肉の表面をトリミングしたり…と下処理にもかなり手間を掛けており、
それでいてステーキよりリーズナブルな上に美味しいので、CPの良いメニューだと思います。

■キッズステーキ(130g)+ライスorバターロール、サラダバー、ドリンク、玩具…1060円(税別)くらいだったかと
通常はメキシカンプライム(JAS認定を取得し植物性飼料だけで育てられたメキシコ牛)
のリブロースを使用しているそうですが、
残念ながらこの日は切れてしまったそうでアメリカ産ブラックアンガス牛のリブロース肉でした。
ただ、それでも十分美味しかったようで、あっという間に完食。
ステーキ130gにライスかバターロール、さらにサラダバーやドリンク、
食後に選べる玩具まで付いて1060円なので、
メイン料理以外が別料金の大人メニューと比べるとかなりお得だと思います。


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2011年7月
■サラダバー
・水菜
・レタス
・オニオンスライス
・サラダほうれん草
・サラダチンゲン菜
・ベビーリーフ各種
・ニンジン
・コーン
・ミニトマト
・めかぶと長芋のワサビ和え
・カクテキ
・大根のツナ和え
・ポテトサラダ
・マカロニサラダ
・糸こんにゃくと海藻のサラダ
・わかめサラダ
・もやしのナムル
・ガーリックチップス
・ドレッシング3種類くらい(ゴマ、和風、めかぶ)
・パイナップル
・キウイフルーツ
・グレープフルーツ(ルビー種)
・白玉だんご
・紅茶ゼリー
・ティラミス(18時半に1度のみの提供のスペシャルデザート)

サラダバーにはそれぞれの野菜の産地や栽培者名、有機栽培か否か等の情報が表示されているので、
気になる人はチェックした上でいただくことができます。
手作りのドレッシングはどれも美味しいので、充実している葉物も美味しく沢山いただけます。
わかめサラダのわかめが肉薄の乾燥わかめだったのが残念でしたが、
めかぶと長芋をワサビ味のドレッシングで和えたサラダは、
めかぶは塩気が強く韓国産のめかぶと思われますが、
大きめにカットされた長芋のシャキシャキ感とツンとくるワサビ味が美味しくて、
何度もおかわりをしてしまいました。
フルーツ類はただ並べているだけではなく食べやすいような下処理がなされていて、
流石アメリカ屋だと思いました。
毎日18時半に登場するスペシャルデザート、この日はティラミスでした。
…と言うか、私はティラミス以外に当たったことがありませんが、
店員さん曰くプリンの日もあるそうです。
マスカルポーネで作られたオーソドックスなティラミスで、
大きなバッドに作られたスコップケーキですのでどんどん取られていくうちに乱れていきます。
私は最後の方でしたので、だいぶぐちゃぐちゃになっていました。
まぁ、味は変わらないのでいいのですが、写真写りは今ひとつ。。。
それと、スペシャルデザートではありますが、
サラダバーに登場する際に一声掛かることもなく、
他のサラダが無言で補充されるのと同じようにいつの間にかこっそりと置かれるので、
絶対に食べたい人は、
登場の時刻が近づいてきたらこまめにサラダバーをチェックしていた方がいいでしょう。


■ビッグママハンバーグ+パンとサラダバーのセット…1560円+420円=1980円(税込)
生肉のハンバーグが好きなので、
国産牛を使用した「ワイルドビーフハンバーグ」を注文しようとしたのですが、
某焼肉屋さんのユッケによる食中毒問題があったために現在こちらのメニューは休止中とのこと。
1枚肉で表面を炙って提供するステーキは問題がないものの、
ハンバーグは挽肉のため、中のお肉を生の状態で提供することは現在できないのだとか。
うーん…大好きなのになぁ…残念。
仕方がないので、前々から気になってはいたものの食べたことがなかった「ビッグママハンバーグ」と
「パンとサラダバーが付くセット」を注文。
セットのパンは、粗挽き大豆、ライ麦粉、オートミール、ひまわりの種等が入った
アメリカ屋オリジナルの油を使用していないと言うパンがトーストされて出てきます。
子どもに食べられてしまったので残念ながら味は不明ですが、
以前食べた時の記憶だと、外側の皮はパリパリですが中はふんわりしていて美味しかったです。
それとパンにはポーションタイプのソフトホイップバターが付いてきます。
流石アメリカ屋、マーガリンでないのはもちろんですが、5gではなく7gのポーションです。
パンは単品メニューではバターロールもありますので、
ライ麦パンが好みでない方はバターロールへの変更も可能かも知れません。
メイン料理は国産牛を使用したハンバーグの上にビーフシチューがのったボリューミーで贅沢なハンバーグ。
昔からあるメニューですが食べたことがなかったために深く考えずに注文してしまいましたが、
巨大な「ビッグハンバーグ(肉量360g)」の次に高いハンバーグでした。
180gあるハンバーグの上に、単品でも販売しているビーフシチューの牛の肩ロース70gがのっていますので、
お肉の総量は計250g…そこそこボリュームもあります。
一番上には素揚げにされたレンコンとスープセルリーのような葉がのっており、底にはタマネギが敷いてあります。
付け合わせは大きめにカットされたジャガイモのフライと茹でたブロッコリー、ニンジンのグラッセ、
それに濃厚なコーンスープのようなミルキーな味付けのとうもろこしの煮物のようなもの。
付け合わせの1品1品それぞれの調理法が異なるあたりも、手が込んでいるなぁ…と感心してしまいます。

メインのハンバーグは中まで完全に火が通ってはいますがとてもジューシー。
そして上にのったビーフシチューがもの凄く美味しいっ!!
とろっとろに煮こまれたやわらかな肩ロース肉が幸せの極みで、
正直ハンバーグよりこのビーフシチューに感動しました。


■国産牛モモ肉のバウンドステーキ+ライスとサラダバーのセット…2100円+420円=2520円(税込)
和牛と乳牛をかけ合わせた国産牛のモモ肉を使用した分厚いステーキで、重量は250g。
そのステーキの下にはタマネギがたっぷりと敷かれ、上にはガーリックチップスとステーキのタレ。
付け合わせは大きめにカットされたジャガイモのフライと茹でたアスパラガス、ミルキーなとうもろこしの煮物。
ハンバーグの付け合わせとは微妙に違うのですね。
焼き加減はミディアムレアで。
私はレアが好きですが、注文したのは主人なので当然主人の好みの焼き加減。
表面には粗挽きの黒胡椒と岩塩が振りかけてありましたが、
足りない場合は卓上にミル付きの黒胡椒とヒマラヤ岩塩と思われるピンク色の岩塩が置いてありますので、
そちらをかけることもできます。
1口いただきましたが、やわらかくて美味しいヘルシーなモモ肉でした。
それと、セットのパンのおかわりは別料金ですがライスはおかわり無料となります。

ステーキはサラダバー近くにあるガラス張りのオープンキッチンのグリルで焼いているため、臨場感があります。
「リーズナブルに分厚いステーキを食べたい」場合はI.LOですが、
少々高くてもいいから、ちょっとした記念日等、サービスや雰囲気にも期待したい場合はこちらでしょうか。

  • エアーズロック オーストラリア産ランプ肉500g…税込5770円
  • エアーズロック オーストラリア産ランプ肉500g…税込5770円
  • ワイルドビーフハンバーグ(200g×2)…税込3720円

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7位

パティスリー イクル (水戸 / ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/02訪問 2016/02/27

黒蜜入りしっとり生地のモンブランロール♪

<お店について>
こちらは2014年10月4日にオープンした洋菓子店。
以前ハウスメーカーの事務所だったところを改装したようで、
ワインレッドの外壁に明るいメープル色の木製ドア、
ロールケーキをモチーフにしたかわいらしいお店のシンボルマーク付きの看板が出ています。
こじんまりとはしていますが店内は天然木張りの壁に白色の家具が並び清潔感のあるナチュラルな雰囲気。
オーナーパティシエは水戸の老舗フランス菓子店ルブラン
都内のロールケーキ専門店bilson rollersにて修業を積んだ桐ヶ谷 育氏。
他のスタッフは弟さんとルブラン出身のパティシエ、そしてオーナーの奥様の4名。
屋号はオーナーパティシエのお名前から。
日曜日の12時頃の訪問で、生ケーキはアントルメ5種類、プチガトー17種類程。
どんなケーキなのかコメントが付いているので、選ぶ際の参考になりますし、
動物の顔型、ホワイトチョコで作ったてんとう虫がのったもの、
ハート形にカットされた苺がのったもの…等々かわいらしいケーキもちらほらと。
焼き菓子はマドレーヌやフィナンシェ、クッキー等16種類程の他、
「虹色焼きドーナツ」という商品名の合成着色料不使用で天然果実使用の焼きドーナツが7種類。
焼き菓子は化粧箱入りもありましたが、箱代150円で好きな焼き菓子を詰め合わせを作ることも可能。


・駐車場
店舗前に3台分

・イートインスペース
なし

・その他
無料保冷剤あり。
ポイントカードは500円で1スタンプ、
発行日の13か月後までに12スタンプ貯まると300円引き。
生クリームは北海道産純生クリーム、卵は茨城県産地養卵使用。
2014年のクリスマスケーキ…12月15日までに予約すると税抜価格…つまりは8%OFFで購入可能。


<商品>
2016年2月
■しっとりカステラロールホール+デコレーション&プレート…税込1080円+300円=1380円
・横…約9.5cm
・高さ…約8cm
・長さ…約15.5cm
・重さ…約405g
1080円の「しっとりカステラロール」というロールケーキに、
+300円でデコレーションとチョコレートのプレートを付けられるとのことでしたので、
お願いしました。
ハート型のイチゴやフレッシュブルーベリー、生クリームでデコレーションされ、
さらにホワイトチョコレートのメッセージプレート付き。
シンプルなロールケーキがグンと華やかに。
メッセージの内容はこちらで紙に書いてお伝えするのですが、
内容から用途を察して下さったようでハートマークまで書いてくれました。
しかも中が赤で染めてあり…細かいところまで手が込んでいます。
イチゴもハート型にカットしてあり見た目にかわいい上、
イチゴのカット面やブルーベリーの枝との接続部には、
果汁漏れ防止のためなのか傷みにくくするためなのかシロップのようなものが付けてあり、
キラキラと輝いていて綺麗ですしそのひと手間に感心。
300円でこのオプションは素晴らしいです。
「しっとりカステラロール」自体は、スポンジ生地とは異なるふわふわで玉子感の強い食感、味わい。
スポンジ生地とカステラ生地を足して2で割ったような感じで、
中に巻き込んである濃厚な生クリームとの相性も抜群。
期待を裏切らない美味しくてCPの良いケーキでした。


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2014年11月
■黒蜜モンブランロール…税別380円
・長さ…約9.3cm
・幅…約3.5cm
・高さ…約7cm
・重さ…約105.5g
人気No.1商品。
お値段の割にボリュームがあるというのが第一印象。
黒蜜入りスポンジ生地で生クリームとカットした栗の甘露煮を巻き、
その周囲をマロンクリームで覆って粉糖をあしらったロールケーキ。
ホールでも販売しており、ホールは税別1600円でした。
修業先であるbilson rollersの「モンブランロール」に似ていますが同じレシピなのかは不明。
黒蜜入りのスポンジ生地はとてもしっとりとしており、
砂糖のようなストレートな甘みではなく黒蜜ならではのコクのある甘さ。
渋皮入りのマロンクリームは栗含有率の高い濃厚な栗の味。
マロンクリームだけでは少々たんぱくですが、
生地とマロンクリームとの間にも薄く生クリームが塗ってあるので、
合わせていただくと生クリームのコクが加わりちょうど良い味わいに。
生クリームとともにまいてある栗も小さな刻み栗ではなく食べ応えのあるサイズのもので、
1カットに丸栗1個分は入っていたのではないでしょうか。
どことなく和を感じさせる黒蜜入り生地とマロンクリームの組み合わせは抜群で、
ひと口ですべてが味わえるようにいただくととても美味しい。
全体的にボリュームもあり、CPもとても良いと思います。

■レアチーズケーキ…税別380円
・長さ…約6cm
・高さ…約4.5cm
・重さ…約56g
オーナーシェフオススメのケーキとのこと。
「黒蜜モンブランロール」とは対照的にお値段の割に小振りというのが第一印象のケーキ。
トップには生のブルーベリーと生クリームがデコレーションされており、底はスポンジ生地。
メインはふわっふわのチーズムースのようなもの。
チーズはフランス産のものを使用しているそうです。
甘さ控えめでマスカルポーネのようなミルキーな味わいで、とても美味しい。
濃厚なチーズケーキが好みの方には物足りないかも知れませんが、
口当たりも軽いので甘いケーキや重いケーキが苦手な方にオススメです。

■チョコバナナくま…税別320円
・直径…約6.5cm
・高さ…約3.7cm
・重さ…約92g
くまの顔型…とにかくかわいいケーキ♪
bilson rollersでも似たようなケーキがあるようです。
表情は何パターンかあるようで、伺った日も数パターンありました。
ちなみに、オープン当時より30円程値下げされたようです。
こちらはバナナムースとチョコ生クリーム、スポンジケーキを求肥でくるんであります。
イメージ的には生くりーむ大福。
なのでフォークやスプーンで求肥を綺麗にカットしながら食べるのはなかなか難しいものの、
バナナ味がとても濃くてチョコ感は控えめなので、
小さなお子様でも食べられる美味しくいただけると思います。
ちなみに、アニマル系は他に、
いちごとつぶ餡、生クリーム、スポンジケーキを求肥でくるんだ「いちごうさぎ」もありました。
子ども受け間違いなしのケーキだと思います。

■シュープリン…税別300円
・直径…約8cm
・高さ…約7cm
・重さ…約165g
オーナーパティシエの弟さんのオススメとのこと。
シュー生地でプリンを挟んだインパクトのある一品。
シュークリームは「キャラメルシュークリーム」(税別160円)というものがあり、
そちらは上からキャラメルソースのようなものがかかっていましたが、
生地そのものは同じなのかな…と思われます。
プリンも「おいしいプリン」(税別180円)というカップ入りのプリンがありましたが、
そちらはもっと白っぽい色合いでしたので違うプリンなのではないかと思われますが、
どちらも未確認。
プリンはシュー生地で潰れないよう弾力性の強い仕上がりとなっており、食べ応えも抜群。
バニラビーンズもたっぷり入っていますが、卵黄たっぷりの濃厚な卵味。
砂糖の甘さは控えめで、プリン単体で食べると今ひとつ物足りないものの、
プリンの下にはカスタードクリームが、プリンの上には生クリームが仕込まれているので、
それらと一緒に食べると甘味が加わりちょうど良い甘さに。
巨大なプリンを受け止められる強度も備えたシュー生地はややしっとりさっくりとしており、
トップにはクッキー生地がのっており、その香ばしい生地がまた美味しい。
凝ったケーキというわけではありませんし、
「黒蜜モンブランロール」程のずば抜けて美味しいというわけでもありませんが、
インパクトもありますし、
“美味しいもの+美味しいもの=より美味しい“と誰でもわかりやすく美味しく、
しかもボリュームがあって安い。
少なくとも水戸近郊のお店ではありそうでないケーキだと思いますので、
“IKURU=大きなプリンが入りシュークリームがあるお店“
とある意味お店の看板メニューになるのではないかなんて勝手なことを考えてしまいました。

  • シュープリン…税別300円
  • チョコバナナくま…税別320円
  • 黒蜜モンブランロール…税別380円

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8位

油虎 (つくば市その他 / 油そば・まぜそば)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/06訪問 2014/09/09

1kgオーバーの食べ応え満点のまぜそば♪

<お店について>
こちらは2011年1月20日にオープンした県内初の油そばとまぜそばの専門店。
場所は、以前天辺ダッシュカンパニーの活龍本店があったところ。
店主が天辺ダッシュカンパニーの代表芝山氏と同じ修業先だったこともあり、
麺も天辺ダッシュカンパニーのつくば製麺製のものを使用しているようですが、
天辺ダッシュカンパニーのグループ会社ではありません。
平日11時40分頃の訪問で、店内外含め待ち12名。
但し、みなさん空気が読める方で食べ終えたら長居せずに即退店しますし、
お店の方も待っている間に注文を取っておいてくれるので、
提供までの時間は思った程でもなく。

・駐車場
他店と共用12台分程。
(隣の敷地も駐車可能なのだとしたらそれ以上あり)

・席構成
カウンター席…厨房前に8席

・喫煙/禁煙
終日全席禁煙(入口脇に灰皿あり)

・その他
子ども用取り皿、フォークあり。
子どもにはスープサービスあり(刻みねぎ抜き可能)。


<料理>
■ジャンク盛り(大盛り)…930円(税込)
基本メニューである崩しチャーシュー、そぼろ、メンマ、焼き海苔、刻み長ネギ等がのった650円の「油そば」に、
さらに大量のもやし、炙りチーズ、揚げネギ、鰹節、卵黄がのったのがこの「ジャンク盛り」。
麺量は、
 ・大盛り…350g
 ・並盛り…250g
 ・小盛り…200g
から選べ、どれを選んでもお値段一律…つまり大盛り無料ということ。
さらに、
 ・マヨネーズ
 ・きざみにんにく
 ・自家製食べるラー油
が1人1杯ずつ無料でトッピング可能。
貧乏性なので麺は大盛りで、きざみにんにくと自家製食べるラー油をお願いしました。
(…が、トッピングは忘れられてしまったようです。)
出てきたのは、興奮のあまりぼやけまくりでわかりにくい写真の通り、
見た目にかなりボリューミーな一杯。
後から来た高校生は、意気揚々とこの「ジャンク盛り・麺大盛り」をオーダーするも
「ジャンク盛りの大盛りは1.3kgあるよ?大丈夫?」
とスタッフから静止がかかり、「やっぱり並盛りで…」と変更していました。
体感的に1.3kgはなさそうに感じましたが、1kgオーバーなのは間違いないかと。
あまりに盛りが良過ぎて、ある程度具(ほぼもやし)を食べてからでないと、
こぼさずに混ぜることができません。。。
でも混ぜないと味がしないので…純粋に美味しくいただきたい場合には大盛りは不向きですね。
しかも具が予想以上に熱々で猫舌の私の箸はなかなか進まず。
麺が伸びる前に底に眠る麺をいただきたいのに…。
ある程度具を減らし、こぼさずに混ぜ混ぜできるようになったところでようやく混ぜ混ぜ。
タレはラードと植物性油をブレンドしたものと2種類の醤油と2種類の塩で作っているようで、
予想していたよりもあっさりとした味わいで、大量の具で薄まってしまったのか塩分も控えめ。
特徴的なのはバーナーで炙っていると思われる香ばしい炙りチーズ、これが滅茶苦茶美味しいです。
トッピングの「チーズ」(100円)をお願いすると、この炙りチーズが増しになるのでしょうか。
だとしたら幸せですね。
香ばしいチーズや揚げネギにまったりとした卵黄、和を醸し出すかつお節…合います。
麺は活龍龍郎バリ龍が所属する天辺ダッシュカンパニーが営む製麺所、つくば製麺のもの。
モチモチとした食感のやや縮れた太麺。
麺に行き着くまで少々時間がかかりましたが、それでもコシがあり美味しい。
大盛りは流石に量が多く途中で飽きがきますしそもそも具が多過ぎてか味が薄く感じますので、
卓上の調味料やトッピングでの調整が必要かと思いますが、
このボリュームは食べ応えがあり、完食後の満足度はかなりのもの。
最後にお口直しの鶏ガラスープで口の中をさっぱりとさせ、ご馳走様でした。

■担々まぜそば(大盛り)…750円(税込)
麺の上には砕いたナッツや肉味噌、青菜、ザーサイ、山椒、刻み長ネギがのっています。
こちらも麺量350gの大盛りでお願いしましたが、
「ジャンク盛り(大盛り)」と比べると、同じ大盛りでもかなり上品なビジュアル。
こちらのメニューは山椒が効いていると伺っており、
“担々”と付くことからもてっきり山椒は山椒でも花椒(華北山椒)のことかと思ったら、
効いているのは花椒ではなく、日本で一般的な山椒(実山椒)の方でした。
(もしかしたら花椒も入っているのかも知れませんが)
塩分濃度高めの胡麻ダレにピリッとくる山椒の爽やかな味、箸が進みます。
噛むとまったりとしたコクのあるナッツも大量で、ナッツ好きなのでたまりません。
いや~、これは美味しい。
「ジャンク盛り(大盛り)」と比べると具の量が少ないこともあり、
全体的にタレの絡みもよく最初から最後まで美味しくいただけ、終始満足。
麺にたっぷりとタレを絡めながらいただいたつもりでしたが、
それでも最後に肉味噌やナッツが沈むタレが残ってしまったので、
「ごはん」を追加オーダーして追い飯として楽しむのも良かったかな…と。
はち切れんばかりのお腹がそれを許してはくれませんでしたので、
お口直しの鶏ガラスープをいただき、ご馳走様でした。
個人的には、「ジャンク盛り」よりこちらの「担々まぜそば」の方が美味しいと思いましたが、
「ジャンク盛り」も麺を並盛りもしくはもやし少なめでお願いしていれば、
評価も違っていたのかも知れません。

  • ジャンク盛り(大盛り)…930円(税込)
  • ジャンク盛り(大盛り)…930円(税込)
  • 「ジャンク盛り(大盛り)」の崩しチャーシューや炙りチーズ

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9位

ビルキス (水戸 / バー、スリランカ料理、カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/07訪問 2014/09/14

スリランカ料理がいただけるお店

<お店について>
こちらはスリランカ料理にはまった日本人ママさんが作るスリランカ料理が楽しめるお店。
2階建てビルの1階がお店。
お店がオープンしてからは14年程経つようですが、
ランチの営業が始まったのは2013年9月3日から。
なお、売れ切れ次第終了となるので、お昼の遅い時間帯に訪問する場合は、
事前に電話で確認した方が良いかも知れません。

・駐車場
なし(斜め向かいを始め、近隣にコインパーキング多数あり)

・席構成
カウンター席…4,5席
テーブル席…4,5名がけ1卓

・喫煙/禁煙
終日全席喫煙可能


<料理>
■スリランカカレープレート…700円(税込)
内容はその時によって異なるようで、伺った日は、
 ・チキンカレー
 ・ナスとトマトのカレー
 ・チャナダル(皮なしのブラックチャナ豆を挽き割りにしたもの)のカレー
 ・いんげん豆のゴマ和え
 ・シシトウのテルダーラ
 ・キャベツのテルダーラ
 ・リンゴとニンジン、豆粉の揚げ物
 ・チャパティ
 ・ジーラライス
というような献立。
なお、上記料理名は私が勝手に付けたもの。
スリランカ料理初心者なので、合っているかはわかりません。
ライスの上に大量のカレーやおかずがのったワンプレート料理。
ですが、写真を見ての通り、おかずに隠れてしまいライスは全く見えません。
凄いトッピングの量です。
もし、予備知識なしの状態で「じゃあ、カレー1つ」と軽い気持ちで注文してこれが出てきたら、
しばらくフリーズしてしまうのではないでしょうか。
とても700円でいただけるカレーとは思えません。
少しずつ色々なものを食べたい女子には嬉しい盛り付けです。
無論、味も良し。
チキンカレーとナスとトマトのカレーは中辛でしたが、他は辛味はなく、
南アジア料理に慣れていない方でも食べやすい味。
スパイスも効いてますが、ホールがそのままゴロゴロというわけでもないので、
地雷もなく食べやすい。
いんげん豆のゴマ和えのようなもの、和食のゴマ和えだと感じたのですが、
そもそもゴマ和えなのか謎…ですが合います。
特にチャナダルのカレーのようなものと混ぜ混ぜしていただくと、美味しい。
豆繋がりだからでしょうか。
やはり、スリランカ料理は混ぜ合わせていただくことでより美味しくいただけます。
そのチャナダルはかためで豆ならではのコリコリ感が楽しめて、これはこれで美味しく。
料理名がさっぱりわからなかったリンゴとニンジン、豆の粉を練り合わせて揚げたか焼いたような料理は、
そのままでも甘味があって美味しいのですが、ややもふっとした食感なので、
カレーを絡めていただいても美味しい。
キトルハニーをかけてスイーツとしていただいても美味しそう。
チャパティは直径10cm強で、半分に割って中に色々詰めて食べるのにちょうど良い大きさ。
6種類の胚芽入りだそうなインド産小麦の全粒粉(アタ)を使用しているそうで、
ほんのり甘みがありしっとりとしていて好みの食感。
チャパティの提供を始めてからまだ半年程だそうですがとてもそうは思えない出来です。
最後にこのチャパティでお皿に付いたカレーを綺麗に拭い取っていただきました。

このプレート、夜は900円ですが、ランチタイムは700円という安さ。
純粋なスリランカ料理ではなく和錫蘭融合のアレンジ料理ではありますが、
アレンジだからマイナスということもなく、むしろ美味しいので味においてはプラス。
この内容で700円はCPも良いと思います。

  • スリランカカレープレート…700円(税込)
  • 「スリランカカレープレート」の一部チャナダルのカレー
  • 「スリランカカレープレート」の一部ナスとトマトのカレー

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10位

ふる川 (水戸 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2014/06訪問 2014/06/18

無化調の絶品らーめんがいただけるお店♪

<お店について>
こちらは2014年6月5日にオープンしたラーメン店。
場所は以前ヴァンサンカンというしゃぶしゃぶ店があったところ。
店主はこちらをオープンするまでは洋食店に勤めていた方。
スタッフは厨房に店主を含め男性3名とホールに女性1名。
新店で且つラーメン店での経験がないとは思えないオペレーションの良さで、
挨拶もやり過ぎ感のない程よい音量で好感が持てます。
なお、仕込みの都合上、当面の間は100食限定で売り切れ次第閉店とのこと。

・駐車場
店舗裏に5台分(店名の札が出ている箇所のみ)

・席構成
テーブル席…2名がけ2卓
カウンター席…厨房を囲むようにL字型に10席
(幼児用ハイチェアはないものの椅子に敷く幼児用の座高あげシートあり)

・喫煙/禁煙
全席禁煙

・その他
注文は食券制で、入口入って左手に券売機あり。
店内に待合席あり。
子ども用食器あり。
卓上にボックスティッシュあり。
お冷やはカウンター上にグラスと麦茶があり、セルフサービスで。


<メニュー>
・ふる川らーめん醤油(普通・140g or 大盛・170g)…700円
・ふる川らーめん塩(普通・140g or 大盛・170g)…700円
・背油らーめん(普通・140g or 大盛・170g)…700円
・担々つけ麺(並盛・230g、ライス付き)…750円 ←2014年7月からの予定
・担々つけ麺(大盛・260g、ライス付き)…800円 ←2014年7月からの予定
・担々つけ麺(特盛・300g、ライス付き)…850円 ←2014年7月からの予定
・お子様らーめん…300円
・チャーシュー丼…300円
・本鰹節卵かけご飯…200円
・ライス…150円
・小ライス…100円
・チャーシュー盛り合せ…250円
・味付玉子、メンマ、のり…各100円
(※全て税込価格)


<料理>
■ふる川らーめん塩(大盛・170g)…700円(税込)
待つこと5分程で着丼。
ベースとなるスープは、仔牛の骨や丸鶏、ゲンコツ、豚ひき肉、モミジ、干しえび、するめ、
りんご、昆布、干ししいたけ、節類等を7時間かけて低温でじっくりと煮出したスープだそうで、
このスープは醤油も塩も背油も担々つけ麺もみな共通。
それにホタテやムール貝のエキスを加え、
国産の天然塩とフランス産岩塩をブレンドした塩タレで味を調整したのがこの「塩」のスープ。
なんと、化学調味料不使用…無化調なのだとか。
それにしても牛に鶏に豚に海老にするめにホタテにムール貝まで…
色々入れ過ぎで味のバランスが取れないんじゃないかと
卓上の薀蓄を読みながら一抹の不安に駆られながらの実食です。
その気になるスープは黄金色の油が浮く熱々の清湯。
油だけでなくスープそのものも黄金色で、透明度が高くて見た目に美しく美味しそう。
味は…その見た目を裏切らない美味しさ。
出汁元となるたんぱく源は先述のとおり色々入っていますが、
そのどれかが突出しているわけでもなく、
かと言って混ぜ過ぎで味が無茶苦茶になるわけでもなく、美味しい。
強いていうなればホタテが強いでしょうか…フルーティーな甘みはりんご?
味覚音痴なのでさっぱりわかりませんが、美味しいのは確か。
化学調味料に頼らずにこの味を出せるのって凄いことだと思います。
麺は小麦密度が高くぎゅっと締まった加水率の低い細ストレート麺。
北海道産強力小麦“ゆめちから”を使用し函館工場で製粉した日清製粉の“ゆめ飛龍”と、
外国産の強力粉をブレンドし、低加水で圧縮を繰り返し一晩寝かせた卵麺とのこと。
店内にガラス張りの製麺スペースがありましたので、そちらで製麺しているようです。
並盛も大盛も料金同じなので、もちろん大盛で。
大盛は並盛より30g多い170g。
なので量が多くて食べきれない…という程の量ではなく、やや量が多い普通盛という程度。
“コシの強い麺のため、麺の固ゆではしていません“
との断り書きがあるのもうなづけるしっかりとしたコシで、
それでいてなめらかで小麦の香りもしてとても美味しい。
すっきりとしたスープともとてもよく合っています。
トッピングはチャーシュー2枚に穂先メンマ、ナルト、焼き海苔、カイワレ大根、刻みねぎ。
それと別添えで刻み大葉。
チャーシューは豚と鶏の2種類。
どちらも厚みは3mm程と決して厚みはありません。くはないものの、とても美味しい。
鶏チャーシューは胸肉を自家製マリネ液に漬け込んで低温調理したそうで、
マリネ液の油のお陰かとてもしっとりとしていてパサついた感は一切なし。
ハーブの香りがふわっと漂う気がするのですが、ハーブ名が思い出せません…。
豚チャーシューこと焼豚は肩ロースを3日間自家製マリネ液に漬け込んでから炭焼きした後、
オーブンでロースト、それからさらに専用のタレに漬け込んでいるそうで…
何ですかその手間の掛けっぷりはと突っ込みたくなる程の力の入れようなわけですが、
その手間に見合った美味しさ。
先に炭焼きしてからローストして漬け込んでいるためか、
炙られた側面だけでなくチャーシュー全体にその炭焼きの香ばしさが移っていて、
とてつもなく美味しい。
しかも火の通り加減も絶妙でプリプリとしており、肩ロースならではの肉の旨みも堪能できます。
メニューにチャーシュー麺は見当たりませんでしたし、
チャーシューのトッピングもなかった気がするのですが、
“トッピングの追加は現金でも出来ますので、お気軽にスタッフまで”
と書いてありましたので、現金で追加は可能だったのかも知れません。
メンマは6日間かけて戻した後味付けをしているという穂先メンマが4本程。
主張しすぎない程よりコリコリ感とスープの邪魔をしないやさしい甘さ。
ごく普通そうなナルトすらももっちりとして美味しく感じたのは、
他のレベルが高過ぎることによる思い込みでしょうか。
ピリリと辛いかいわれ大根も良いアクセントとなっています。
お好みで足してくださいと言われて提供された刻み大葉は、
意図してのことなのかは不明ですがカラカラに乾いていて、
麺とともに啜りあげようとするとむせそうになるので注意。
まだ自分の料理がくる前、隣のお客さんが思い切りむせ込んでいたのはこれか…と納得。
乾燥していても大葉の香りは十分で、加えることででよりさっぱりとしてこれはこれで美味しい。
でも、個人的にはなくても十分に美味しいですし、
むせないよう細心の注意を払わなくてはならなくなることで味に集中できなくなるくらいなら、
いっそのことない方が良いかな…とも。
とてもラーメン店での修業経験がないとは思えない味、オペレーションで、総じて大変満足度の高い一杯でした。

  • ふる川らーめん塩(大盛・170g)…700円(税込)
  • 「ふる川らーめん塩(大盛・170g)」のアップ
  • 「ふる川らーめん塩」の麺はコシの強い低加水の卵麺

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