りす3さんのマイ★ベストレストラン 2016

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★子連れママの食べ歩き備忘録★

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りす3 (女性・茨城県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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茨城大好きなので、茨城のお店優先で選びました。未投稿ネタが200件を超え、寝かせすぎて過発酵になりつつあります。それでも、食べログのための食べ歩きではなく、食べ歩きのための食べログであるよう、これからも備忘録として細々と食べログ投稿を続けたいと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

コサイ (水戸、東水戸、常陸青柳 / ケーキ、チョコレート)

5回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 ~¥999

2023/02訪問 2023/03/18

カカオハンター小方真弓氏から直接仕入れたコロンビアのフルーティなショコラ「シエラネバダ」を使用した「テリーヌショコラ」

<商品>
■テリーヌショコラ…税込2376円
・長さ…約23cm
・幅…約3.5cm
・高さ…約3.4cm
・原材料名…チョコレート、鶏卵、生クリーム、バター、砂糖、マスカルポーネ、赤ワイン、(一部に卵、乳成分を含む)
・賞味期限…要冷蔵7日
カカオハンター小方真弓氏から直接仕入れたコロンビアのフルーティなショコラ「シエラネバダ」を使用しなめらかな半熟状になるよう焼き上げたというテリーヌショコラ。
手提げ紙袋付きでのお値段。
とてもなめらかで鼻腔に抜けるフルーティな香りとどっしりとした余韻が幸せすぎるテリーヌショコラ。
よく冷えた状態でいただくより、少し常温に近い状態でいただく方がなめらかさとフルーティな香りがより感じられて好み。
文句なしの美味しさです。
<商品>
■岩間栗のモンブラン(5号)…3300円+税
・直径…約15cm
・重さ…約1200g
笠間市内の旧岩間町地区内で採れたブランド栗「岩間栗」を使用したモンブラン・オ・マロン。
「岩間栗」は、栗の出荷量、作付け面積共に日本一の茨城県の中でも栗処として有名な笠間市内の旧岩間町地区で採れたブランド栗。
以前とはだいぶ仕様が変わりました。
構成は上から順に、
 ・岩間栗の甘露煮
 ・生クリーム
 ・チョコレート
 ・岩間栗のマロンクリーム
 ・チョコレート
 ・生クリーム
 ・カスタードクリーム
 ・クルミ
 ・栗の甘露煮
 ・ジェノワーズ
 ・クルミ
 ・栗の甘露煮
 ・生クリーム
 ・カスタードクリーム
 ・ジェノワーズ
 ・チョコレート
 ・メレンゲ
といった感じに幾層にも重なった作り。
トップにのっている岩間栗の甘露煮は大粒のものが3粒。
添えられたチョコレートは柊の葉なのかいがぐりをイメージしたものなのか分かりませんが、先が尖りつつも中央部はふっくらとしていて葉脈のような模様も入ったさりげなく凝った作り。
生クリームはオレンジピール入りなのか、とってもフルーティ。
表面を覆うマロンクリームも岩間栗を使用しており、いがぐりをイメージしてのことなのか不明ですが、うろこのようにひらひらとしたデコレーション。
洋栗ではなく和栗の渋皮栗入りなので、ほっこりとした味わい。
しかも厚さ1cm以上と厚手なので、存分に岩間栗の味が楽しめます。
中はチョコレートと生クリーム、カスタードクリーム、クルミや栗の甘露煮、ジェノワーズが重なっておりわちゃわちゃとしていますが、まとめていただくと色々な味が混ざって美味しい。
そして土台はリニューアル前から変わらないチョコレートとメレンゲの組み合わせ。
メレンゲはチョコレートでコーティングされているのでクリームの水分が吸い込んでおらず、かためのサクサクとした食感。
生クリームがオレンジ味だったのが一番の驚きで、しかも結構主張が強く、モンブラン・オ・マロンとしてはどうなのかという気もしないでもないですが、ケーキとしては美味しいケーキでした。
<商品>
■フィナンシェ…税込170円
・横…約7.3cm
・縦…約4.4cm
・高さ…約2.7cm
・重さ…約38g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤
香ばしいアーモンドと焦がしバターの香りがたまらないフィナンシェ。
安定の味です。

■かぼちゃサブレ
・直径…約6.2cm
・厚さ…約1.5cm
・重さ…約25.5g
・原材料名…バター、砂糖、薄力粉、米粉、かぼちゃ、クルミ、卵、塩、シナモン(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
生地にクルミが練り込まれたかぼちゃ味のサブレ。
中央にはかぼちゃの種が。
さっくりとした食感にクルミのコリッとした食感が楽しいサブレでした。

■スフレココ…税込140円
・直径…約4cm
・厚さ…約1.8cm
・重さ…約4.1g
・原材料名…砂糖、卵白、ココナッツ、スキムミルク、(一部に卵、乳製品を含む)/増粘安定剤(ゲル化剤 ※原材料に寒天を含む)
ひと口サイズの焼きメレンゲが1袋に4つ。
ココナッツたっぷりでサクサクとした軽い食感。
ココナッツ好きにはたまらないメレンゲです。
<商品>
■EGギフトS(焼菓子12個入り)…税込2000円
・フィナンシェ
・長さ…約7cm
・幅…約4cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…約35.5g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
アーモンドの香り漂うしっとりとしたフィナンシェ。
相変わらずバター感が素晴らしいです。

・マドレーヌ
・横…約6.8cm
・縦…約6.5cm
・厚さ…約3.5cm
・重さ…約35g
・原材料名…バター、砂糖、卵、小麦粉、牛乳、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
裏面が出べそのようにぽっこりと膨らんだシェル型マドレーヌ。
卵黄の甘味が濃くふかふかとした食感が楽しめます。

・茨城の焼栗
・横…約6cm
・縦…約6cm
・厚さ…約3cm
・重さ…約47.5g
・原材料名…衣栗、バター、卵、マロンペースト、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、サワークリーム、スキムミルク、生クリーム、リキュール、ヘーゼルナッツプードル、ラム酒
笠間市旧岩間町地区で穫れた大粒の丸栗入りの栗型の焼菓子。
しっとりとした洋酒が効いた生地に存在感のある丸栗。
満足度の高い焼菓子です。

・バターサブレ
・直径…約5.7cm
・厚さ…約1.3cm
・重さ…約23.5g
・原材料名…米粉、バター、砂糖、卵、生クリーム、バニラ、食塩、小麦粉、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤
国産最上級の低水分バターを使用したサブレ。
バターの塩味が効いたしっとり、さっくりとした食感のサブレです。

・サブレココ
・直径…約6.3cm
・厚さ…約1.2cm
・重さ…約23.5g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、ココナッツ、卵、食塩、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)/膨張剤
ココナッツファインのシャキシャキ感がたまらないサブレ。

・バターカステラ
・横…約6.5cm
・縦…約6.5cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約42g
・原材料名…砂糖、卵、米粉、バター、生クリーム、アーモンド、食塩、トレハロース、(一部に卵、乳成分を含む)、膨張剤
パウンドケーキ(バターケーキ)のような形状のカステラ。
バターの風味が活かされたしっとりとしたカステラで、
牛乳とともにいただくとより美味しい。

・リーフパイ
・長さ…約7.5cm
・幅…約5.7cm
・厚さ…約2.3cm
・重さ…約15g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、シナモン、食塩、(一部に小麦、乳成分を含む)
シナモン風味のバターリッチなリーフパイ。
厚みもありサクサクとした心地よい食感が楽しめます。
ファットスプレッド特有の口内をコーティングするような妙な油脂感もなく、
美味しいリーフパイでした。

・サブレシトロン
・長さ…約7.8cm
・幅…約8.8cm
・厚さ…約0.8cm
・重さ…約28g
・原材料名…小麦粉、砂糖、杏ジャム、バター、レモン、アーモンド、卵、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/膨張剤、着色料(黄色4号)
鮮やかな黄色いコーティングが施されたサブレ。
甘酸っぱくさっぱりとした、夏に食べたい焼菓子です。

・ココアアーモンド
・直径…約6.5cm
・厚さ…約1cm
・重さ…約23g
・原材料名…小麦粉、バター、砂糖、アーモンド、ココア、卵、米油(植物油脂)、食塩、(一部に小麦、乳製品を含む)/膨張剤
砕いたアーモンド入りのココア風味クッキー。
アーモンドの量が多いので、満足度が高いです。

・スフレココ
・直径…約3.7cm
・高さ…約1.7cm
・重さ…約2.5g
・原材料名…砂糖、卵白、ココナッツ、スキムミルク、(一部に小麦、卵、乳成分を含む)/増粘安定剤(ゲル化剤 ※原材料に寒天を含む)
1口サイズのココナッツ風味の焼きメレンゲが1袋に4個。
ココナッツファインのシャリシャリ感が楽しめるミルキーな焼きメレンゲです。
<お店について>
2000年にオープンしたフランス菓子店。
1963年茨城県生まれの小齊 俊史氏がオーナーを務めるお店で、
現在は茨城町のイオン水戸南内にあるコサイ スイートカフェスタイルと、
水戸駅ビルエクセルみなみ内にあるコサイエクセル水戸南店の計3店舗ありこちらが本店。
小斎氏は大手フランチャイズの洋菓子店の事業部長や洋菓子部門の工場長やなどを務めたのち、
「小齊俊史のつくるフランス菓子を食べてほしい」との一念でこちらで開業。
店舗は洋菓子店・飲食店専門店舗デザイン会社であるジープランニング株式会社による設計で、
デザインコンセプトは、「ヨーロッパの田舎町にあるケーキ屋さん」。
いつもケーキの焼けるかおりにつつまれたあたたかい雰囲気に、
子供からお年寄りまでが心にキュンとくるような、
五感に訴えかけるやさしいお店であることがテーマなのだとか。
第1駐車場側からはスロープが伸びているので、車椅子やベビーカーでの来店も可能。
ちなみに、守谷にあるお菓子の家サンタムールも同じ会社によるデザイン。

・駐車場
店舗向かって右手(第1駐車場)に5.6台分と左手(第2駐車場)に2台分、
さらに少し離れた場所に第3駐車場(路地を進んだ先店舗の南西側)、
第4駐車場(ミニストップの東側)あり。

・店内の様子
入口を入ってすぐ右手がバラ売りの焼き菓子コーナー。
中央の島には贈答用にラッピングされた焼き菓子も並んでいます。
メインとなるガラスのショーケースには20種類程のプチガトーと10種類程のアントルメが並び、
ショーケースの上にはバターカステラやバウムクーヘン等が並んでいます。
そして脇の小さなガラスのショーケース内には要冷蔵のチョコレートが数種類。
こじんまりとしたスペースに余すところなく商品が陳列されており、
随所に季節の小物も飾られています。

・イートインスペース等
テラスに2名がけ丸テーブル4卓。
冬季は半透明のビニールシートのようなもので囲まれるため完全な屋外ではなく、
暖房も効きます。
ドリンクは
 ・ホットコーヒー(おかわり自由)
 ・紅茶(おかわり自由)
 ・アイスティー
 ・オレンジジュース
の4種類で各320円。

・その他
商品が入っていた陶器やガラス製の器を洗浄して持参で商品代金から20円値引き、
プラスチック容器は5円値引き。
但し、イベント商品や販売終了となった商品は対象外ですし、
ひび割れ等のあるものはもちろん対象外。
クリスマスケーキはインターネットから予約で100円引き。
環境に配慮しテイクアウトの場合プリンを除き基本的にスプーンが付いていないので、
出先でいただく際はショーケース上にある無料のスプーンを付けてもらうのを忘れずに。
持ち歩きの時間は特に聞かれませんでしたが、保冷剤は付いていました。
開店前には毎朝発声練習や挨拶の練習がなされており、
スタッフは気持ちのよい挨拶をしてくれますし接客態度も良く好感がもてます。


<商品>
2016年4月
■茨城の焼栗…税込230円
・長さ…約6cm
・幅…約6cm
・高さ…約3.2cm
・重さ…約47.5g
・原材料名…衣栗、バター、卵、マロンペースト、砂糖、アーモンドプードル、小麦粉、サワークリーム、スキムミルク、生クリーム、リキュール、ヘーゼルナッツプードル、ラム酒
笠間市旧岩間町地区で穫れた大粒の丸栗入りの栗型の焼菓子。
コサイの焼菓子の中で私が最も好きなお菓子がこちら。
外側はしっかりと焼かれていて香ばしく、中はしっとりと。
バターの豊潤な香りとラム酒のフルーティな香り。
栗やアーモンド、ヘーゼルナッツのまったりとしたコク、そしてしっとりとした贅沢な大粒の岩間栗。
栗好きにはたまらない贅沢な焼菓子です。

■ナッツキャラメル…税込170円
・縦…約6.2cm
・横…約6.2cm
・高さ…約2cm
・重さ…約47g
・原材料名…小麦粉、バター、アーモンド、卵、ヘーゼルナッツ、カシューナッツ、クルミ、生クリーム、砂糖、ハチミツ、食塩、バニラ、(一部に小麦、卵、乳製品を含む)
8mm程の厚さの土台に、キャラメルを絡めたローストナッツがのったスクエア型のヌガー。
ナッツはアーモンドやヘーゼルナッツ、カシューナッツ、そしてクルミと種類豊富。
苦みのないまったりとしたキャラメルとコリコリとしたコクのあるナッツの相性は抜群。
隙間なくぎっしりとナッツが詰まっているので食べ応えも十分ですし、
CPの良いヌガーだと思います。

■マラニャン…税込190円
・直径…約3.8cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…3つで約29g
・原材料名…アーモンド、砂糖、チョコレート、卵、(一部に卵、乳成分を含む)
クーベルチュールチョコレートとアーモンドを加えたメレンゲ生地で作ったお菓子。
主原料がアーモンドなだけありアーモンドたっぷりの贅沢なチョコレートメレンゲ。
メレンゲにありがちな物足りなさを感じることのない満足度の高いメレンゲでした。

■抹茶カステラ…価格不明
・幅…約6.5cm
・高さ…約5.9cm
・厚さ…約2cm
・重さ…約43g
・原材料名…砂糖、卵、米粉、バター、生クリーム、小豆、アーモンド、抹茶、食塩、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
小豆入りの抹茶味のカステラ。
しっとりもっちりとした抹茶風味のカステラ生地。
底の方には小豆の粒が入っています。
和を感じさせる洋菓子店のカステラです。

■ガレットブルトンヌ…税込170円
・直径…約7cm
・厚さ…約1.7cm
・重さ…約36.5g
・原材料名…バター、砂糖、卵、アーモンド、食塩、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
主原料がバターというバターリッチでいてほんのりしょっぱいオーソドックスなガレット・ブルトンヌ。
とにもかくにもバターが凄い。
サクサクとした食感も良く、ミルキーなバター感も素晴らしいガレット・ブルトンヌです。

■フィナンシェ…税込170円
・長さ…約7.2cm
・幅…約4cm
・高さ…約3cm
・重さ…約39g
・原材料名…砂糖、卵白、バター、小麦粉、アーモンド、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
きめ細かくしっとりとした生地のフィナンシェ。
また、上下間違って写真を撮ってしまったのが個人的には残念ですが、
こちらもバター感の素晴らしい美味しいフィナンシェです。

■バターサブレ…税込90円
・直径…約6cm
・厚さ…約1.3cm
・重さ…約21g
・原材料名…米粉、バター、砂糖、卵、生クリーム、バニラ、食塩、小麦粉、(一部に卵、乳成分を含む)/膨張剤
国産最上級の低水分バターを使用したサブレ。
小麦粉ではなく米粉がメインというのも珍しい。
しっとり、さっくりとした食感で、こちらもバター感のある美味しいサブレです。


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2014年2月
■ザ・ショコラ…1650円
・長さ…約11.5cm
・幅…約6.5cm
・高さ…約4cm
・重さ…約299g
・原材料名…チョコレート、バター、砂糖、卵、アーモンド、小麦粉、コーンスターチ、バニラ、アーモンドオイル

手にするとずっしりとした重みを感じるスクエア型のショコラ…その名も「ザ・ショコラ」。
少なくとも2003年頃には販売されていたので、かれこれ10年以上あるコサイの定番商品。
本当に美味しいものは何度食べても美味しく、飽きることもないという見本のような食べもので、
私のような固定ファンがいるのかも知れません。
脱酸素剤入りの袋で密封されてはいるものの、賞味期限は決して長くはなく、
今回購入したものは製造日不明ですが購入日の9日後が賞味期限となっていました。
箆目模様がついたミルキーなチョコレート色の塊。
もちろん、単なるショコラの塊というわけではなく、
アーモンド入りの焼きショコラがミルクチョコレートでコーティングされています。
焼きショコラに使用しているのはエルレイ社のクーベルチュール「ミハオ」。
「ミハオ」はベネズエラ産のカカオ豆のみを使用したカカオ分61%のセミビターチョコレート。
ほんのり苦味がある大人向けの味わいで、たっぷりと入ったクラッシュアーモンドとの相性も抜群。
洋酒のような芳醇な味わいはアーモンドオイルでしょうか。。。
しっとりとした部分とカリカリ感の楽しめる部分があり、どちらの食感もそれぞれ美味しい。
その焼きショコラの周囲をコーティングしている厚さ4mm程のミルクチョコレートは、
スイス産リンツ社のクーベルチュール「アルビナ」を使用しているとのこと。
「アルビナ」はスイスミルクを使用したカカオ分32%のミルクチョコレート。
とても滑らかでまったりとした練乳のような濃いミルク味で、
厚みがあるのでその濃厚なミルクチョコレートをたっぷりと堪能できます。
ふわっと香るカカオ豆の苦みと土の香り、そしてアーモンドの香ばしさのある焼きショコラと、
滑らかでまったり甘いミルクチョコレートのハーモニー…何度食べても幸せになれます。
ショコラ好きにオススメの一品です。

なお、この手のショコラを綺麗にカットするには、
白金台にあるショコラティエエリカの「マボンヌ」のカット方法同様、
熱湯でしっかりと温めた包丁でゆっくりとカットが一番。
また、冷蔵庫に入っていた場合には30分以上常温においてからカットするよう補足もありましたが、
基本的には常温保存品となってますし、
真夏でもない限り冷蔵庫には入れない方が美味しいと個人的には思います。


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2012年12月
■焼菓子セット…価格不明
・ナッツキャラメル
・パウンドココ
・バターカステラ
・マドレーヌ
・スフレココ
・ディアマンノワゼット
・ディッシュ
・バターサブレ
の焼菓子8点セット。
ココナッツ好きなので、
ココナッツ入りのパウンドケーキ「パウンドココ」やメレンゲの「スフレココ」も美味しいですし、
ヘーゼルナッツやアーモンド、カシューナッツ、クルミ入りの甘い「ナッツキャラメル」も贅沢な美味しさ。
生菓子も美味しいですが、焼菓子も美味しいです。


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2012年10月
■岩間栗のモンブラン…480円
・直径…約7cm
・高さ…約6.3cm
・重さ…約158.5g
私がコサイのケーキで一番好きなのがこちら。
毎年秋冬の期間限定販売となる栗の生産量日本一として有名な旧岩間町産の栗を使用したモンブラン。
プチガトーとしては少しお値段がしますが、重さを見ての通りそれなりにボリュームがあり、
しかもかなり凝ったケーキですので、決して高くはなく…むしろ安いのではないかとさえ思います。
構成は上から順に、
 ・渋皮入りマロンクリーム
 ・生クリーム
 ・栗の渋皮煮
 ・カスタードクリーム
 ・板チョコレート
 ・メレンゲ
となっています。
まず、表面を覆い尽くすマロンクリームの量が一般的なモンブランと比べとても多く厚みがあります。
モンブラン用の口金で絞り出しているのだとは思いますが、
栗含有量が多い…つまり水分や油分少なめのクリームで且つ押し付けられておらず1本1本がしっかりとしているので、
いただく際ホロホロと崩れ落ちそうになる程。
砂糖やラム酒は控えめでその分、栗のまったりとした甘さが味わえる存在感のあるマロンクリーム。
その下の生クリームは甘さ控えめでミルキーなもの。
以前は無糖だった気がしたのですが、それは私の記憶違いだったのかも知れません。
表面を覆う濃厚なマロンクリームと一緒にいただくと、マロンクリームに油分が補われてとてもまろやかに。
でもあくまでマロンクリームの引き立て役であって主張はしていません。
栗の渋皮煮はもちろん存在感のある丸栗(衣栗)で、旧岩間町産のもの。
その下には薄くカスタードクリームが敷かれ、単調になりがちなマロンクリームと生クリームに玉子のコクをプラス。
ほんの少しの量なのですが、これがちょうど良いバランス。
これ以上多くては栗が主役のはずのモンブランではなくなってしまうので。
そしてさらに薄い板チョコレートが敷かれ、一番下にはサクサクとした食感のメレンゲ。
板チョコが防波堤となりクリームの水分をメレンゲに通さないような構造になっているので、
作りたてではなくてもメレンゲはいつもサクサク♪
まったりなめらかなクリームとサクサクのメレンゲ…この食感の違う組み合わせが何とも言えません。
味も良いし、ボリュームもあるし、しかも細部まで凝った造りで飽きずに食べられて…。
しかも主原料である栗の価格に応じてなのかこのケーキは年によってお値段が変わり、
値上げされ続けるのが当たり前のような今の時代でも値下げされることがあるのです。
以前は480円で一時500円となり、今はまた480円に。
「◯◯の原材料高騰により値上げ…」なんて書いてあるお店がよくありますが、
その後◯◯の値段が下がったとしても前の価格に戻すお店はそうは見かけません。
そういう味以外の点においても素晴らしいモンブラン。
それ程スイーツに詳しいわけではなく日本全国の「モン・ブラン・オ・マロン」を食べ尽くしたわけではありませんが、
少なくとも私が食べたことのあるモンブランの中では一番美味しくそれでいてCPも良いモンブランです。

■ショコラグランマニエ…300円
・高さ…約5cm
・長さ…約7cm
・幅…約3cm
・重さ…約75g
チョコレート生地とクリームが交互に確か8層重なったケーキ。
チョコレート生地は小麦粉を使用していないとのことで、しっとりふわっとした食感で甘さ控えめ。
チョコレートクリームも甘さ控えめでグランマニエ入りですがそれ程アルコール感はなく、
オレンジの爽やかな香りが口の中に広がります。
チョコレートと柑橘系はやはり相性が良いですね。
全体的に甘さも控えめでリキュールを使用していることもありどちらかと言うと大人向けなケーキ。
見た目はシンプルで決して華やかなケーキではありませんが、とても美味しかったです。
ちなみに、アントルメもありそちらは2000円となります。

■ココキャラメル…350円
・直径…約5.5cm
・高さ…約4cm
・重さ…約77.5g
上部はラズベリーと店名が印字されたチョコプレートがのったココナッツムースで、その下がキャラメルムース。
さらに下には薄い板チョコレートが敷かれ、底にはココナッツのメレンゲが入っていたかと。
この、板チョコを防御壁として使用してムースの水分でメレンゲが湿気てしまわないようにというワザ、大好きです。
それと下半分の側面にはプレーンとマーブル模様の2種類…
もしくは表面のみマーブル模様が出るように仕上げていると思われるスポンジ生地が巻きつけられています。
まず、ムースはどちらもとてもなめらかでクリームのようなくちどけ。
私、ココナッツが大好きなこともあって甘くてココナッツの香りが強いココナッツムースはもう幸せの極み♪
その下のキャラメルムースはやや苦味が感じられる大人味のキャラメル味で、
一見すると合わなそうなこの2つのムースがとてもよく合っています。
パリパリとした薄い板チョコレートのお陰でサクサクとした食感を保ち続けているココナッツ味のメレンゲは、
味が良いのは言うまでもなく、このサクサク感がまたムースメインのケーキに違った食感を加えてくれています。
それと、ただの型くずれ防止措置のようにも見える側面のスポンジ生地のようなもの、
地味な脇役なのですがこれが密度の高いやや弾力性のある生地でこれまた美味しい。
凝ってます…しかも美味しい。
ココナッツ好きは絶対、食べてみる価値のあるケーキです。


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2012年9月
■卵とチーズ(10個入り)…税込1400円
・長さ…約6cm
・幅…約3cm
・高さ…約2.5cm
・重さ…約26g
・原材料名…チーズ、牛乳、卵、砂糖、バター、コーンスターチ
ひと口タイプのスフレチーズケーキ。
この手のお菓子では全国的には函館のプティメルヴィーユの「メルチーズ」が有名ですが、
茨城ではつくばのコートダジュールの「はんじゅくちーず」が有名かと。
同じような見た目ですが、「はんじゅくちーず」よりこちらの方がやや細長い形状。
底に2mm程の厚さのスポンジ生地が敷かれ、その上にスフレチーズケーキがのっています。
クリームチーズたっぷりで甘さ控えめな、チーズ好きにはたまらないお菓子です。

  • テリーヌショコラ…税込2376円
  • テリーヌショコラ…税込2376円
  • 岩間栗のモンブラン(5号)…3300円+税

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2位

アトリエ マドレーヌ (常陸多賀 / ケーキ)

2回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/05訪問 2017/06/19

直径12cmのマッシュルーム入りの「ジャンボマッシュルームキッシュ」

<商品>
いばらきスイートフェア2017にて購入。
■ジャンボマッシュルームキッシュ…税込1000円
・直径…約12cm
・高さ…約5.4cm
・重さ…約350.5g
驚くほど巨大なマッシュルームがメインのキッシュ。
千葉県に本社のある芳源マッシュルームに「ギガマッシュルーム」という、
巨大故にかなり希少なマッシュルームがありますが、そちらでしょうか。
加熱してこの大きさですから、元は相当大きかったのではないかと。
直径12cm程の土台にすっぽりぴったりと収まっています。
とにかく存在感が大きすぎるくらい大きなマッシュルームで、
どこを食べても分厚いマッシュルームに当たるので、
ひたすらマッシュルームの食感を楽しめます。
土台である生地はサクサクとした食感で塩味もちょうど良し。
見た目のインパクトのみならず、食べても満足度の高いキッシュでした。
<お店について>
2007年10月にオープンしたフランス菓子店。
オーナーパティシェである上野昭子氏は、
日本の大学を卒業後、フランス・パリのソルボンヌ大学に留学した才女。
その後帰国し、結婚を機に日立へ。
趣味として2人の先生からお菓子作りを習っていたそうで、
そのうちの1人が元東京プリンスホテル総料理長であった故渡辺義雄先生。
渡辺先生との出会いにより、趣味のお菓子作りからプロのお菓子作りへと変わり、
60歳を越えてからこちらのお店を開業という運びに。
なお、留学中にお世話になったパリ郊外の修道院で毎回食べたデザートが、
今のお菓子づくりの原点なのだとか。

・駐車場
少し離れた場所に5台分


<商品>
2016年5月 第5回いばらきスイートフェア2016
■カヌレ…税込250円
・直径…約4.7cm
・高さ…約4.5cm
・重さ…約55.5g
時間の経過とともに刻一刻と食感が変わっていくカヌレ。
商品ポップに“今朝焼き立て!!”と書いてあったため、迷わず購入。
外側は予想通りカリカリとしており、中はむっちりとしたカヌレの理想の食感。
少し焦げた外側の部分が香ばしく、また甘味もちょうど良く、とても美味しいカヌレでした。

■フォンダンショコラ…税込250円
・直径…約4.8cm
・高さ…約4.5cm
・重さ…約52.5g
写真は温める前のもので、
スタッフに勧められたとおり電子レンジ600Wで10秒温めてからいただきました。
温めると中からチョコレートがとろぉり流れ出てきます。
生地はしっとりとしていてとても濃厚なカカオ味。
中から流れ出て切るチョコレートはなんとパッションフルーツ味。
ノーマルのチョコレートだと思っていただいたのでフルーティな味わいに驚きました。
賛否分かれるかも知れませんが、濃厚なチョコレート生地との相性も良く美味しいフォンダンショコラでした。


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2014年5月
■フィグケーキ(小)…税込1150円
・長さ…約15.5cm
・幅…約4.5cm
・高さ…約4cm
・重さ…約265g
・原材料名…醗酵バター、砂糖、奥久慈産卵、黒糖、小麦粉、コーンスターチ、ベーキングパウダー、シナモン、生クリーム、いちじく、洋酒、香料
・賞味期限…購入日の約1か月後となっていました
日立市地域ブランドの認定を受けているこちらのお店の代表作。
見た目の割にずっしりとした重さを感じるフィグ(いちじく)入りのパウンドケーキです。
香ばしさがたまらない黒糖入りキャラメルにぶわっと香る醗酵バター…たまりません。
とてもしっとりとしているのですが、
洋酒によるしっとり感ではないのでアルコールが苦手な方でも美味しくいただけます。
ケーキの中心部に斜めに入っているいちじくは、
フランス産のセミドライ黒いちじくでそれをブドウジュースで煮て使っているのだとか。
金太郎飴のようにどこをカットしても必ずいちじくが入っており、
セミドライいちじくならではのムチッとした果肉の食感と種のプチプチとした食感が常に楽しめます。
美味しい…美味し過ぎます。
我慢できずすぐに食べてしまいましたが、
日持ちもしますし、作ってすぐよりも少し置いてからの方が生地が馴染んでよりしっとりとして、
美味しいのではないでしょうか。
今まで食べたパウンドケーキの中で最も美味しいパウンドケーキでした。

  • カヌレ…税込250円
  • 「カヌレ」をカットしたところ
  • フォンダンショコラ…税込250円

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3位

濃厚商店 (佐和、勝田、工機前 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/05訪問 2016/05/19

濃厚すぎるほど濃厚な豚骨と煮干しのWスープ!!

<お店について>
2016年3月31日オープンのラーメン店。
場所は以前中華Soba けい至だった店舗で店主も同じ…
つまりはリニューアルオープン。
店主は食の道場出身の方。
スタッフは挨拶もしっかりしていますし、
テーブル席にてお客さんとやりとりをする際には腰を落としており好感が持てます。
店内も綺麗でゆとりをもった席の配置で、BGMもあり。
並んでいるお客さんは入り口(券売機)付近で待機となり客席まで入れないため、
後客を気にしてそわそわすることもなく最後まで美味しくいただくことができます。
注文は食券制で、麺のかたさは食券を渡す際に口頭で。
替玉は麺の残りが3分の1程になった際に口頭で。

・駐車場
店舗前…3台分
第2駐車場…8台分(屋号の表示のあるスペース)

・席構成
カウンター席…厨房前にL字型に9席程
テーブル席…4名がけ2卓

・喫煙/禁煙
終日全席禁煙

・その他
卓上に、刻み玉ねぎ、紅生姜、白ゴマ、黒胡椒、酢、かえし(味が薄い場合用)、割スープ(味が濃い場合用)、給水ポットあり
幼児用ハイチェアー2台、幼児用カトラリー類あり


<料理>
■濃厚ラーメン(バリカタ)+替玉(バリカタ)…税込690円
こちらのお店の基本となる一杯。
茶褐色の見るからに濃そうな粘度の高いスープ。
唇でコラーゲンを感じ取れる程濃厚な豚骨とややえぐみのある煮干しのWスープで、
見た目を裏切らない濃さ。
豚骨が濃いお店、煮干しが濃いお店は多々ありますが、どちらも濃いお店は珍しいかと。
ただ同時に塩味も強く食べ続けると途中で飽きがきてしまうので、
卓上の刻み玉ねぎを加えて口の中をリフレッシュしつつ食べ進めます。
シャキシャキの玉ねぎがこの濃厚なスープととても良く合い、
替玉をお願いせずに玉ねぎだけ食べ続けたい衝動に駆られた程。
博多豚骨系では定番の無料トッピングである紅生姜は、
いつもならば臭み消しアイテムとして一役買うものの煮干しとの相性は今ひとつ。
具は、チャーシュー2枚、ナルト、焼海苔、刻み玉ねぎ。
チャーシューは厚さ3mm程の豚バラ肉の炙りが2枚。
彩りを考えると綺麗なピンク色の低温調理ものの方が映えそうではありますが、
サイズも大きく2枚入りでしかも香ばしくてとても美味しいので味においては文句なし。
逆にナルトは彩り目的に徹した薄さ。
素人考えでは、意外と映えないナルトよりは、
カイワレ大根あたりの方がお値段の割に映えますしスープとの相性も悪くない気がします。
麺は自家製の低加水極細ストレート麺。
店内の入口を入ってすぐの場所に製麺所があり、そこで製麺しているようです。
長浜ラーメンよりは太めで、博多豚骨ラーメンよりも気持ち太めかと。
バリカタでお願いしましたが、写真を撮っていた時間を考慮しても、
博多豚骨ラーメン店で言うところのカタくらいの茹で加減。
小麦の香りが楽しめる低加水麺ならではの味わいで美味しい。
また、濃厚系メニューは全て替玉一玉無料
しかもこちらのサービス、スタッフが積極的に押しており、
タイミング的にそろそろのはずだけどコールがないお客さんのところには、
スタッフが直接伺いを立てに来ていました。
これなら、他の人の目が気になり替玉をお願いしづらい大和撫子でも頼みやすいかと。
お願いした替玉は黒色の平皿にて登場。
茹で加減にもよるのかも知れませんが、
かたまっており数本だけスープを付けずにそのまま味わうという試みは失敗に終わりました。
平皿だからかもしれませんが、100g以上あるように見えました。
これがサービスとは太っ腹です。
二玉目以降は100円だそうですが、
小麦価格高騰により替玉100円のお店も少なくなりつつあるのでそれでもお得だと思います。
茹でたて熱々なので、玉ねぎ大量投入で少し温度が低下していたスープも温まります。
替玉を食べ終えた後は再度玉ねぎを追加し、底に沈んでいる煮干し粉とともにいただきました。
なお、私はこちらに関しては割スープ不要でしたが、
濃いと感じた場合には濃過ぎて苦手かも…とネガティブな感想をもちつつ食べ続けたりせず、
思い切って割スープで薄めて味を調整してから再度いただいてみることをおすすめします。


■超!濃厚ラーメン(バリカタ)+替玉(バリカタ)…税込790円
「濃厚ラーメン」よりさらに濃いのがこちら。
具や麺は基本的に「濃厚ラーメン」と同じですが、こちらは大量の煮干し粉がのっています。
煮干し粉は意図的に混ぜ込まずとも食べ進むうちに自然と混ざっていきますし、
またそれで十分過ぎる程濃いので放置していたら、
少しずつ水分を吸い込んでいき煮干し粉団子のように練りあがっていました。
粒子が細かいのでむせかえるようなことはありませんでしたが、
煮干しがとても濃厚なので、これは煮干し好きな方でないと厳しいかも知れません。
さすがに濃すぎて玉ねぎ大量投入でも飲み干すのが厳しかったので、
最後は卓上の割スープで薄めていただきました。
ちなみに、割スープも煮干しだし汁です…。
私は煮干し好きなのでこの極端に濃厚な煮干しスープもありだと思いますが、
ここまで濃厚なスープは今まで食べたことがありません。
豚骨効果もあり、イチカワ麺やSOを超える衝撃的な濃さ。
ただ、バランスを考えると「濃厚ラーメン」の方が一般的に美味しくいただける濃度かも知れません。

  • 超!濃厚ラーメン(バリカタ)…税込790円
  • 超!濃厚ラーメン(バリカタ)…税込790円
  • 濃厚ラーメン(バリカタ)…税込690円

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4位

パティスリー イクル (水戸 / ケーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/02訪問 2016/02/27

黒蜜入りしっとり生地のモンブランロール♪

<お店について>
こちらは2014年10月4日にオープンした洋菓子店。
以前ハウスメーカーの事務所だったところを改装したようで、
ワインレッドの外壁に明るいメープル色の木製ドア、
ロールケーキをモチーフにしたかわいらしいお店のシンボルマーク付きの看板が出ています。
こじんまりとはしていますが店内は天然木張りの壁に白色の家具が並び清潔感のあるナチュラルな雰囲気。
オーナーパティシエは水戸の老舗フランス菓子店ルブラン
都内のロールケーキ専門店bilson rollersにて修業を積んだ桐ヶ谷 育氏。
他のスタッフは弟さんとルブラン出身のパティシエ、そしてオーナーの奥様の4名。
屋号はオーナーパティシエのお名前から。
日曜日の12時頃の訪問で、生ケーキはアントルメ5種類、プチガトー17種類程。
どんなケーキなのかコメントが付いているので、選ぶ際の参考になりますし、
動物の顔型、ホワイトチョコで作ったてんとう虫がのったもの、
ハート形にカットされた苺がのったもの…等々かわいらしいケーキもちらほらと。
焼き菓子はマドレーヌやフィナンシェ、クッキー等16種類程の他、
「虹色焼きドーナツ」という商品名の合成着色料不使用で天然果実使用の焼きドーナツが7種類。
焼き菓子は化粧箱入りもありましたが、箱代150円で好きな焼き菓子を詰め合わせを作ることも可能。


・駐車場
店舗前に3台分

・イートインスペース
なし

・その他
無料保冷剤あり。
ポイントカードは500円で1スタンプ、
発行日の13か月後までに12スタンプ貯まると300円引き。
生クリームは北海道産純生クリーム、卵は茨城県産地養卵使用。
2014年のクリスマスケーキ…12月15日までに予約すると税抜価格…つまりは8%OFFで購入可能。


<商品>
2016年2月
■しっとりカステラロールホール+デコレーション&プレート…税込1080円+300円=1380円
・横…約9.5cm
・高さ…約8cm
・長さ…約15.5cm
・重さ…約405g
1080円の「しっとりカステラロール」というロールケーキに、
+300円でデコレーションとチョコレートのプレートを付けられるとのことでしたので、
お願いしました。
ハート型のイチゴやフレッシュブルーベリー、生クリームでデコレーションされ、
さらにホワイトチョコレートのメッセージプレート付き。
シンプルなロールケーキがグンと華やかに。
メッセージの内容はこちらで紙に書いてお伝えするのですが、
内容から用途を察して下さったようでハートマークまで書いてくれました。
しかも中が赤で染めてあり…細かいところまで手が込んでいます。
イチゴもハート型にカットしてあり見た目にかわいい上、
イチゴのカット面やブルーベリーの枝との接続部には、
果汁漏れ防止のためなのか傷みにくくするためなのかシロップのようなものが付けてあり、
キラキラと輝いていて綺麗ですしそのひと手間に感心。
300円でこのオプションは素晴らしいです。
「しっとりカステラロール」自体は、スポンジ生地とは異なるふわふわで玉子感の強い食感、味わい。
スポンジ生地とカステラ生地を足して2で割ったような感じで、
中に巻き込んである濃厚な生クリームとの相性も抜群。
期待を裏切らない美味しくてCPの良いケーキでした。


************************************************************


2014年11月
■黒蜜モンブランロール…税別380円
・長さ…約9.3cm
・幅…約3.5cm
・高さ…約7cm
・重さ…約105.5g
人気No.1商品。
お値段の割にボリュームがあるというのが第一印象。
黒蜜入りスポンジ生地で生クリームとカットした栗の甘露煮を巻き、
その周囲をマロンクリームで覆って粉糖をあしらったロールケーキ。
ホールでも販売しており、ホールは税別1600円でした。
修業先であるbilson rollersの「モンブランロール」に似ていますが同じレシピなのかは不明。
黒蜜入りのスポンジ生地はとてもしっとりとしており、
砂糖のようなストレートな甘みではなく黒蜜ならではのコクのある甘さ。
渋皮入りのマロンクリームは栗含有率の高い濃厚な栗の味。
マロンクリームだけでは少々たんぱくですが、
生地とマロンクリームとの間にも薄く生クリームが塗ってあるので、
合わせていただくと生クリームのコクが加わりちょうど良い味わいに。
生クリームとともにまいてある栗も小さな刻み栗ではなく食べ応えのあるサイズのもので、
1カットに丸栗1個分は入っていたのではないでしょうか。
どことなく和を感じさせる黒蜜入り生地とマロンクリームの組み合わせは抜群で、
ひと口ですべてが味わえるようにいただくととても美味しい。
全体的にボリュームもあり、CPもとても良いと思います。

■レアチーズケーキ…税別380円
・長さ…約6cm
・高さ…約4.5cm
・重さ…約56g
オーナーシェフオススメのケーキとのこと。
「黒蜜モンブランロール」とは対照的にお値段の割に小振りというのが第一印象のケーキ。
トップには生のブルーベリーと生クリームがデコレーションされており、底はスポンジ生地。
メインはふわっふわのチーズムースのようなもの。
チーズはフランス産のものを使用しているそうです。
甘さ控えめでマスカルポーネのようなミルキーな味わいで、とても美味しい。
濃厚なチーズケーキが好みの方には物足りないかも知れませんが、
口当たりも軽いので甘いケーキや重いケーキが苦手な方にオススメです。

■チョコバナナくま…税別320円
・直径…約6.5cm
・高さ…約3.7cm
・重さ…約92g
くまの顔型…とにかくかわいいケーキ♪
bilson rollersでも似たようなケーキがあるようです。
表情は何パターンかあるようで、伺った日も数パターンありました。
ちなみに、オープン当時より30円程値下げされたようです。
こちらはバナナムースとチョコ生クリーム、スポンジケーキを求肥でくるんであります。
イメージ的には生くりーむ大福。
なのでフォークやスプーンで求肥を綺麗にカットしながら食べるのはなかなか難しいものの、
バナナ味がとても濃くてチョコ感は控えめなので、
小さなお子様でも食べられる美味しくいただけると思います。
ちなみに、アニマル系は他に、
いちごとつぶ餡、生クリーム、スポンジケーキを求肥でくるんだ「いちごうさぎ」もありました。
子ども受け間違いなしのケーキだと思います。

■シュープリン…税別300円
・直径…約8cm
・高さ…約7cm
・重さ…約165g
オーナーパティシエの弟さんのオススメとのこと。
シュー生地でプリンを挟んだインパクトのある一品。
シュークリームは「キャラメルシュークリーム」(税別160円)というものがあり、
そちらは上からキャラメルソースのようなものがかかっていましたが、
生地そのものは同じなのかな…と思われます。
プリンも「おいしいプリン」(税別180円)というカップ入りのプリンがありましたが、
そちらはもっと白っぽい色合いでしたので違うプリンなのではないかと思われますが、
どちらも未確認。
プリンはシュー生地で潰れないよう弾力性の強い仕上がりとなっており、食べ応えも抜群。
バニラビーンズもたっぷり入っていますが、卵黄たっぷりの濃厚な卵味。
砂糖の甘さは控えめで、プリン単体で食べると今ひとつ物足りないものの、
プリンの下にはカスタードクリームが、プリンの上には生クリームが仕込まれているので、
それらと一緒に食べると甘味が加わりちょうど良い甘さに。
巨大なプリンを受け止められる強度も備えたシュー生地はややしっとりさっくりとしており、
トップにはクッキー生地がのっており、その香ばしい生地がまた美味しい。
凝ったケーキというわけではありませんし、
「黒蜜モンブランロール」程のずば抜けて美味しいというわけでもありませんが、
インパクトもありますし、
“美味しいもの+美味しいもの=より美味しい“と誰でもわかりやすく美味しく、
しかもボリュームがあって安い。
少なくとも水戸近郊のお店ではありそうでないケーキだと思いますので、
“IKURU=大きなプリンが入りシュークリームがあるお店“
とある意味お店の看板メニューになるのではないかなんて勝手なことを考えてしまいました。

  • シュープリン…税別300円
  • チョコバナナくま…税別320円
  • 黒蜜モンブランロール…税別380円

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5位

ミル アベイユ (勝田 / ケーキ)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2021/12訪問 2022/04/19

おっとりうっとりメルヘンチックなケーキが豊富な洋菓子店

<商品>
■キャラメルショコラ…税込432円
・縦…約3.7cm
・横…約7.5cm
・高さ…約9.6cm
チョコレート生地とキャラメルクリームが幾層にも重なったケーキ。
トップにもりもりのった生クリームはとてもミルキーで美味しい。
その生クリームに刺さっている転写シートでプリントした柄付きのチョコレートは、丸く型抜きしたものの残り感のあるかたち。
華やかになりビジュアル的には悪くないものの、口内を覆う油脂分が多くチョコレートとしては今ひとつ。
メインのチョコレート生地とキャラメルクリーム部分は、ほろ苦く濃厚で想像以上に美味しい。
トップのミルキーな生クリームと合わせるとマイルドになり満足度大。
幸せなチョコキャラメルケーキでした。
<お店について>
2015年11月5日にオープンした洋菓子店。
オーナーパティシエは九州の菓子店で修業の後、こちらのお店をオープン。
店内は個人店らしくこじんまりとしており、
日曜日のお昼前の訪問でアントルメ1台、ロールケーキ3本、プチガトー18種類、シュークリーム1種類、
クッキーやフィナンシェ等の焼菓子ばら売り、化粧箱入り…といった品揃え。
ラインナップを見る限り、修行先は佐賀県のパティスリー アンジェココかな…
と思いつつも未確認。
屋号はフランス語で“千の(たくさんの)蜜蜂”…という意味と思われ、
商品ポップにも蜜蜂の絵が描かれていました。


・駐車場
店舗向かって左に5台分以上あり

・イートインスペース
なし

・その他
予約、取り置き可能
保冷材サービスあり


<商品>
■ロッソ…税別420円
・直径…約6cm
・高さ…約5cm
・重さ…約98.5g
スタッフおすすめの鮮やかな深紅色(イタリア語で赤=ロッソ)のチョコレートケーキ。
円柱型で、トップにはチョコレートソースとゼブラ柄のハート型のチョコレートがあしらわれています。
ビターなチョコレート味のスポンジ生地やムースが基本で、
アクセントとしてキャラメリゼしたと思われるクルミとロッシェが入っています。
とても濃厚で滑らか…そしてコリコリ、カリカリとしたクルミとロッシェが香ばしくて美味しい。
トップにあしらわれた少量のチョコレートソースすらもフルーティーで美味しい。
井の中の蛙なものでチョコレートショップの「アニバーサリー」が浮かび、
もしかしてチョコレートショップでも修業を?…なんて思ったりも。
ビジュアル騙しではない、とても満足度の高いケーキでした。

■アンジェココ…税別420円
・直径…約7cm
・高さ…約6cm
・重さ…約101g
フランス語で“天使の卵”という意味のチーズとマロンのケーキ。
ホワイトチョコレートで天使の羽が、シュー生地で天使の羽が表現されており、
乙女心をくすぐるとっても愛らしい天使型。
土台はしっとりさっくりとしたビスケット生地で、
中心部にはスポンジやムース、そしてたっぷりのクリームで全体が覆われています。
くどさのないさっぱりとしたチーズ風味なので、濃厚なチーズケーキを求めていただくと物足りないですが、
チーズにこだわらず一つのケーキとしていただくとバランスが良くとても美味しい。
ボリュームも十分で、こちらもビジュアルだけでなく味も伴った満足度の高いケーキでした。
ただ、クリームがとても繊細で崩れやすいので、長時間持ち運ぶ際は注意した方が良いでしょう。

■モンブラン…税別420円
・直径…約7cm
・高さ…約6.5cm
・重さ…約116.5g
見た目は小振りですが、100gオーバー(底のトレイ含む)というずっしりとした重みを感じる
モンブラン・オ・マロン。
土台は厚手のタルト生地。
モンブランの土台としてはかなり厚手ですが、
硬すぎてフォークでカットしにくいということもなく、上のクリームとともにいただくことができます。
そのタルト生地の上には、カスタードクリームと生クリーム、
そして表面をマロンクリームで覆い、トップにはカットした栗の渋川煮が。
マロンクリームは栗の渋皮入りで、よく見かけるモンブラン用の口金で絞ったタイプではなく、
左下部から右上部に向けて(上から見ると放射線状に)塗ったタイプ。
マロンクリーム自体は濃厚で美味しいものの薄手で全体量が少ないので、
中心のクリームや土台のタルト生地とともにいただくと栗感はあまり感じられません。
栗はトップのカット栗のみ。
ケーキとしては美味しいものの、栗感が控えめでモンブランとしては物足りなさが否めません。
タルト生地がかなり分厚いので、
マロンクリームの量がもっと多いかタルト生地に刻み栗が入っていたりすれば、
モンブランとしても満足度が上がるのではないかと思います。

■チョコレートケーキ…税別350円
・縦…約5.5cm
・横…約5.5cm
・高さ…約5.5cm
・重さ…約86g
立方体型のチョコレートケーキ。
トレイの枠とケーキの底辺が平行でなかったので、
持ち運びの際にずれてしまったのかと思い写真を撮る前にずらそうと試みましたが動かず。
撮影してきたショーケース内を写真を確認すると他のものも同じでしたので、
元々こういうセッティングのようです。
トップにはチョコ生クリームと、「ロッソ」と同じゼブラ柄のチョコレートがあしらわれています。
ゼブラ柄のチョコレートは、何のかたちでしょうか…
ハート型を抜いたあとのものをうまく利用しているように見えます。
ケーキ本体は、ふわふわのチョコレートスポンジの間にチョコレートクリームの層が3層。
トップのチョコ生クリームで囲まれた中心部には濃厚なチョコレートムースのようなものが入っており、
こちらを切り崩しながらスポンジとともにいただくとちょうど良い濃度に。
こちらのお店、チョコレートを使用したケーキが豊富ですが、
その中では軽めのチョコレートケーキだと思います。

  • キャラメルショコラ…税込432円
  • キャラメルショコラ…税込432円
  • ロッソ…税別420円

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6位

ドルフ (水戸 / ステーキ、鉄板焼き)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2016/02訪問 2016/04/13

十勝牛の鉄板焼きがいただける老舗鉄板焼店

<お店について>
創業30年を超える水戸の老舗鉄板焼き店。
オーナーはドイツの修業時代に鉄板料理を学んだという磯崎豊氏。
屋号の"Dorf"はドイツ語で"村"という意味。
ホーリーホックのメディアスポンサーにもなっており、
選手が食べに来ることもあるのだとか。

・駐車場
店舗前に4,5台分
店舗向かって右手に第2駐車場あり

・席構成
鉄板をコの字型に囲むテーブル席…4~6名がけ5卓程
腰高より高めの仕切りで仕切られた個室風テーブル席…9名がけ1卓
鉄板なしカウンター席…3,4席


<料理>
■Dコース(ライスをガーリックライスに変更)…税別6000円+500円くらい
訪問時、シェフはオーナーシェフを含め3名。
私たちのテーブルを担当して下さったのは10年のキャリアを持つ方。
オーナーシェフの娘婿様かも知れません。
こちらに話を振ってきたり、会話に参加してきたりということは一切なく、
黙々と焼き上げる方でした。

・サラダ
レタスとトマト、パセリのサラダ。
ドレッシングも惜しみなく掛けられており、器ごとよく冷やしてあります。
残念だったのはパセリが逆さまの状態での提供だった点。
ここが大衆居酒屋や定食屋でしたら何とも思いませんが、
それなりのお値段のする鉄板焼きのお店なのでこれくらいは直してから提供して欲しかったです。

・焼野菜
アスパラガス、玉ねぎ、えのきだけ、カボチャ、ジャガイモ。
バター醤油で香りづけされた甘いアスパラガスや、
ヘラで鉄板にぎゅうっと押し付けて水分を飛ばしシャキシャキ感が楽しめるえのきだけ…
次々と焼きあがってお皿に盛り付けられてくる野菜たちはどれも美味しい。

・海老
車海老と思われる有頭海老。
焼きあがると1口サイズにカットしてまずは身の部分から提供。
頭と尻尾は少し長めに焼き、カリカリに焼けたところでいただきます。
プリプリの身が美味しいのはもちろんですが、香ばしい頭も美味しい。

・極上サーロイン(180g)
メインのステーキは180gの極上ヒレか極上サーロインから選べ、極上サーロインに。
十勝牛のサーロインステーキ180g。
"極上"と付くサーロインステーキがいただけるのは、
このコースとエビがロブスターになる「スペシャルコース」のみ。
普通のサーロインと極上サーロインの違いについては未確認ですが、
一般的に考えて極上の方が等級が上なのは間違いないでしょう。
こちらの十勝牛は布で巻いて一晩寝かせたものを使用しているのだとか。
タレは大根おろし、辛子醤油、ゴマ味噌ダレの3種類。
まずは脂身の部分を手際よく切り取り、細かく刻んでじっくりと焼きあげます。
表面はカリカリというかシャクシャクというか…とても香ばしく、
噛みしめると中から脂がじゅわ~と。
美味しいです…脂の塊すら美味しい。
メインのステーキの焼き具合はレアでお願いしました。
ある程度焼けたところで、香りづけのためブランデーでフランベ。
フランベの際はその卓の照明を少し落としてくれるので、よりそのパフォーマンスを楽しめます。
フランベ後、お箸で食べやすいサイズにカットしてからお皿にのせてくれます。
1口サイズにカットしたものが10カット程。
表面はこんがりと焼きあがっていますが中はレア。
北海道=牧草地帯という私の勝手なイメージから、
グラスフェッドビーフのような独特の風味があるかと思っていたらそのような風味もなく、
何よりとてもやわらかい。
常陸牛と比べると脂の甘味は控えめで、万人受けする和牛ならではの味わい。
もったいなくて少しずついただいていったので、
最後の1カットをいただく頃にはだいぶ冷めていましたが、冷めても美味しい。
180gとボリュームも十分で、とても満足度の高いステーキでした。

・もやし
ステーキを焼きあげた脂でさっと炒め、塩胡椒で仕上げたもやし炒め。
シャキシャキとした炒め具合で、塩加減も絶妙。

・味噌汁
わかめ、油揚げ、長ネギの白味噌の味噌汁。
ステーキの際にいただく汁ものはキレのある赤出汁が私の中でのベスト。
なのでその点残念ではありましたが、普通に美味しい味噌汁です。

・ガーリックライス(+500円くらい)
通常はご飯茶碗1膳分の白飯ですが、ガーリックライスに変更していただきました。
メニュー表に料金の記載がないので差額不明ですが、
支払額から考えると500円程だったのではないかと思われます。
使用しているお米はコシヒカリ。
白飯と刻んだガーリックや牛肉、浅葱を鉄板の上で炒めたガーリックライス。
ガーリックライス用のお肉はステーキ用のお肉からカットした脂身部分を回すお店が多い気がしますが、
こちらのお店ではあらかじめ厨房で細かく刻んできたものを使用。
メニュー注文の時点でガーリックライスへの変更をお願いしていましたが、
ステーキ用のお肉からカットした脂身部分はガーリックライス用に残してはおかず、
カリカリに焼きあげて単独で提供されましたので、
元々ガーリックライス用のお肉は別としているようです。
十勝牛ではないのかもしれませんが、いただけるお肉の総量が増えるのは貧乏性の私には嬉しいこと。
できあがったガーリックライスはお焦げ部分が香ばしくてとても美味しい。
ゴマで香ばしさを足すお店が多いですが、こちらはゴマなしでも香ばしい。
また、使用している刻んだお肉が脂身部分のみではないためか、脂っぽさもなくさっぱりとしています。
私が知る水戸の鉄板焼きのお店(しらかわ巨匠)の中では一番私好みのガーリックライス。
こんなに美味しいのにどうして公式メニューにはないのか…裏メニューなのが不思議です。

・コーヒーまたは紅茶
食後の飲み物は温かい紅茶をお願いしました。
別に「アイスクリームの鉄板焼」を注文していたので、
そちらができあがったタイミングでの提供。
輪切りのレモンが付いたレモンティー。
やはり甘いものには紅茶があいます。

■アイスクリームの鉄板焼…税別800円
2種類のバニラアイスクリームとフルーツを鉄板の上で焼いて作るこちらのお店の名物デザート。
巨大なアイスクリームの塊とフルーツが登場。
まずは乳脂肪分低めのアイスとキウイフルーツを鉄板で焼きながら混ぜてソース作り。
それからソース用のアイスより乳脂肪分の高いアイスの塊をそのソースの上で焼きます。
直方体のアイスをひっくり返しながら四方を鉄板で焼き付けるわけですが、
なかなか溶けず…乳脂肪分の高さがうかがい知れます。
仕上げにオレンジのリキュールグランマニエでフランベして風味づけ。
細かく刻んだキウイフルーツ入りアイスクリームソースを掛け、
温めたオレンジやブルーベリーを添えれば完成。
アイスは表面が溶けた分焼く前の状態よりは当然小さくなっていますが、
それでもコースの〆にいただくアイスとしてはビッグサイズ。
外側は溶けてトロトロでやわらかいのに、
中はスプーンですくい取るのに時間がかかるくらいしっかりとかたく、冷たい。
甘くて濃厚なバニラアイスは、温かくてフルーティなバニラソースといただくととても美味しい。
とても満足度の高いデザートでした。

  • Dコース 極上サーロイン(180g)
  • 極上サーロインをフランベ♪
  • Dコース 焼野菜、海老

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7位

飯野屋製菓 (赤塚 / 和菓子)

3回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/12訪問 2017/12/31

沖縄県波照間産の黒糖入り手焼きどら焼き

<商品>
■黒糖どら焼き
・直径…約7.2cm
・厚さ…約3cm
・重さ…約55.5g
・原材料名…黒糖、砂糖、卵、小麦粉、蜂蜜、大納言、重曹、ベーキングパウダー
沖縄県波照間産の黒糖入りの手焼き生地で北海道産の大納言小豆を使用した自家製つぶ餡をはさんだどら焼き。
黒糖風味のしっとりとしたきめ細かな生地に甘さ控えめのつぶ餡…絶品です。
未レビューを含めると何度いただいたかわからないくらいいただいていますが、こちらのどら焼きは飽きません。
以前よりさらに美味しく感じたのは、私の味覚が変わったのか、ただ単にお腹が空いていたからなのか…今回もとても美味しかったです。
<商品>
いばらきスイートフェア2017にて購入。
■豆大福…税込120円
・直径…約5.2cm
・高さ…約3.2cm
・重さ…約72g
水戸…いや、茨城県内でも屈指の人気を誇る大福専門店小倉屋の「豆大福」より、
気持ち小ぶり。
お餅はふわふわとやわらか。
豆はコリッとした食感が楽しめるものもありましたが、
基本的にはやわらか…と、食感にばらつきあり。
餡は程よい甘さの小豆のつぶ餡。
「黒糖どら焼き」程の感動はなく、
お値段に見合ったごく普通の豆大福に感じました。


■みそ饅頭…税込85円
・直径…約5cm
・高さ…約3cm
・重さ…約33.5g
小豆のこし餡入りの蒸かし饅頭。
生地はふんわりとした食感で、
中の餡はとてもなめらかなこし餡。
生地と餡のバランスも良く、とても美味しい。
お値段の割に小振りに思えましたが、
それは駄舌の私には理解できないだけで、
素晴らしい素材を使用している故なのかも知れません。
<お店について>
こちらは明治38年創業の老舗和菓子店。
現在の当主は4代目となる飯野修司氏。


<商品>
2016年5月 第5回いばらきスイートフェア2016
■黒糖どら焼き…税込130円
・直径…約8.7cm
・厚さ…約3cm
・重さ…約63.5g
・原材料名…黒糖、砂糖、卵、小麦粉、蜂蜜、大納言、重層、ベーキングパウダー
手造り故の個体差なのかもしれませんが、以前より少し大きくなっていました。
黒糖入りの生地は以前と変わらずしっとりとしていてとてもなめらか。
そう、そう、私が惚れたのはこの生地です。
塩味の効いたさっぱりとした粒あんも生地と良く合います。
変わらぬ美味しさで安心しました。


************************************************************


2014年5月
■黒糖どら焼き…税込130円
・直径…約8cm
・厚さ…約3.3cm
・重さ…約57.5g
・原材料名…黒糖、砂糖、卵、小麦粉、蜂蜜、大納言、重層、ベーキングパウダー
現在の当主が考案したどら焼き。
こちらのお店の売り上げNo.1商品とのこと。
マットな質感の袋の中に入っていたのは
トーア乳業志ち乃のどら焼きと比較するとやや小ぶりなどら焼き。
生地の表面には見過ごせない程度の大きさの穴(気泡?)が数か所あり、
写真を撮る際に見た目がよろしくないのでひっくり返してみたのですが、
反対側も同じような状態でした。
どら焼き製造機で焼いた生地ではなく、手焼き生地のため、少々歪な形状ではありましたが、
ビロードのようなとてもなめらかな触り心地で、当然焼きムラもなし。
断面がやや黄土色をした生地はふわっふわで黒糖ならではのコクのある甘さ。
いつものどら焼きのつもりでいただくと、「そうだ、これ黒糖どらだった」と再認識させられます。
黒糖は、沖縄県波照間産の板状の黒糖を砕いて使用というこだわり。
いやぁ…この生地、触感も食感も幸せでそれでいて味も良しという文句なしの美味しさ。
どら焼きの生地としては、今までにいただいた中で一番の美味しさなのではないでしょうか。
そんな生地で挟んであるのは北海道産の大納言小豆を使用したさっぱりとした甘さの粒餡。
もちろん自家製餡だそうで、添加物不使用。
砂糖の甘さ控えめでその分大納言の味が感じられる仕上がりの餡で、これまた美味しい。
ボリュームと価格で考えると決してCPが良いとは言えませんが、
食べてみればわかります。
人気No.1なのもうなずける納得の美味しさでした。


■芋かりんとう饅頭…120円(税込)
・長さ…約5.8cm
・幅…約4cm
・高さ…約2.5cm
・重さ…約39g
小判型のかりんとう饅頭。
他店と比べると気持ち黒味が強くも見えましたが、同時に比べたわけではないので、
実際のところは不明。
かりんとう饅頭を包んでいる耐油紙製の袋には、
“カリカリ感を楽しみたい場合はトースター等でお焼きください”
というかりんとう饅頭ではお馴染みのメモが印字されており、
実際1つだけ試しにそのまま食べてみたらカリカリ感が今ひとつでしたので、
残りはオーブントースターで軽く焼き、冷まして生地がカチカチにかたくなってから
いただきました。
揚げ油はコレステロール0の油を使用しているとのことで、
さっぱりとしていてべとついたりもしませんし、
水分がしっかりと抜けたカリカリの生地はとても香ばしくて美味しい。
中の餡はさつまいもと砂糖のみで作っているそうで、意外とあっさりとしています。
カットすると、こげ茶色の生地と黄色の餡との対比が美しいことがわかります。
「黒糖どら焼き」程の感動は正直なところありませんでしたが、
茨城はサツマイモの生産量が全国第2位ですので、県外の方へのお土産としてでしたら、
こちらの方が良いかもしれません。

※私が比較対象としている今までに食べたかりんとう饅頭のお店についてはこちらを参照
 かりんとう饅頭インデックス

  • 黒糖どら焼き
  • 黒糖どら焼き
  • 黒糖どら焼き

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8位

バンセンストア (大洗 / タイ料理、カレー)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2020/01訪問 2020/05/30

何を食べても美味しいタイ人が集うタイ料理店

<商品>
■ソムタムタイ(パパイヤサラダ)…税込1080円
細切りにした青パパイヤと海老や潰したピーナッツを混ぜた甘酸っぱ辛いサラダ。
タイ語で“ソム”は“酸っぱい”、“タム”は“叩く(潰す)”という意味の言葉。
シャキシャキの青パパイヤにコクのあるピーナッツ、プリッとした大きなエビ。
レモンの酸味が効いていてとても美味しい。
何度食べても飽きのこないサラダです。

■サイグローイサン(東北風の豚ソーセージ)…税込1000円
タイ東北部のイサーン地方の名物料理。
タイ語で“サイグロー(サイクローク)”は“ソーセージ”、“イサン”は“(タイの)東北部”という意味の言葉。
豚肉と春雨、ニンニク、もち米等々入りの発酵ソーセージを油で揚げたもので、千切りキャベツと生姜、炒ったピーナッツが添えられています。
パリッとした張りのある皮と発酵したもち米による独特の酸味と風味が後引く美味しさ。
唐辛子による辛味はありませんが、胡椒のスパイシーさは多少あります。
添えられた千切りキャベツや生の千切り生姜とともにいただくと、さっぱりとしてちょうど良い。
同じイサーン地方発祥の料理「ソムタム」とも良く合います。
初めていただきましたが、予想以上に美味しかったです。

■グウェッティガイ(タイ風鶏肉ラーメン)…税込650円
鶏だしスープと米粉麺の料理。
タイ語で“グウェッティ(クイッティアオ)”は“麺料理”、“ガイ”は“鶏肉”という意味の言葉。
麺はつるつるもちもちとした食感の幅3mm程の米粉麺センレック。
スープはあっさりとした鶏だし。
具は、鶏もも肉や魚のすり身、白菜、セロリ、もやしで、具だくさん。
そのままいただくと、酸味や辛味、ナンプラー等によるタイ料理ならではの味はしないので、タイ料理が苦手な方でも食べられますし、卓上の調味料(クルワンプルーン)で好みの味付けに調整していただくと、より美味しくいただけます。

■カーウマンガイ(鶏肉とスープ焼き込んだご飯)…税込750円
タイ米を鶏油で炒めてから鶏スープで炊き込んだご飯の上に、茹でたか蒸したかした鶏もも肉をのせた料理。
タイ語で“カーウ(カーオ)”は“ご飯”、“マン”は“油”、“ガイ”は“鶏肉”という意味の言葉。
タオチオ(大豆の発酵調味料)ベースの甘辛いたれをつけていただきます。
しっとりジューシーな鶏肉も美味しいですし、鶏の旨味が染みたスープが染み込んだご飯は、そのままいただいても十分美味しい。
見た目はシンプルですが、ご飯の量も多いので、お腹いっぱいになれます。

■ゲンキューワン(グリーンカレー)…税込850円
タイ語で“ゲーン”は“スープ”、“キュー(キャオ)”は“緑色”、“ワン(ワーン)”は“甘い”という意味の言葉。
甘いココナッツミルクに唐辛子の辛味が加わった旨辛甘い絶妙な味付け。
相変わらず具沢山で、特にこの鶏肉の多さは素晴らしい。
今回は半分に切っただけの緑唐辛子と赤唐辛子が具として大量に入っていて、噛む度に悶絶。
ライスの量も多く、何度食べても満足度の高い料理です。
<お店について>
創業20年以上のタイ料理店。
タイ出身の奥様と日本人の旦那様で経営。
昔はコンビニでした~って名残りがプンプンの外観。
「バイセンストア」と書かれた看板も目立ちませんし、
そもそも飲食店ということすら気付きにくいお店。
と言うか、看板によると
「東南アジア食材、タイ古式マッサージ、タイ料理」
と料理は最後にきているので、
そもそも飲食店としての営業はメインではないのかもしれません。
とりあえず、あまり外装にはお金を掛けてないことは一目瞭然。
ただ、店内は旦那様のDIYによりそこそこ綺麗にリフォームされています。

味の調節はある程度可能なので、辛いのが苦手とかパクチーが苦手とかがある場合には、
注文時に話してみた方がよいかと。
料理を作るのは奥様一人なので料理が出てくるまでにそれなりに時間はかかりますが、
ハーブや香辛料をかなり贅沢に(豪快に?)使用していて、
タイの地元民向け食堂の味付けのようなタイ料理がいただけるので、
そういうタイ料理を食べたい方にオススメのお店。

・駐車場
店舗前に2台分程と店舗脇の細い道路挟んで反対側に4,5台分。

・席構成
入口入って右手に4名掛けが2卓でこちらは手作り感のある木製のベンチシート。
左手に普通の4~6名掛けのテーブルが4卓。
右側の2卓は手作りの板で作った壁で仕切られた個室風。

・店内の様子
奥の売店にはタイやベトナムの食材が並んでいるのですが、
外国料理店によくあるおまけスペースといった感じではなく、品数豊富。

・ランブータンやマンゴスチン等の缶詰類
・ナンプラー、スイートチリ等の液体調味料
・八角、シナモン等のホールスパイス
・フォー、センミー、センレック等の乾麺類やタイ米
・グリーンカレー、トムヤンクン等のペースト類
・タイのインスタントヌードル類
・菊花茶、シンハービール等のドリンク類
・パクチー、バジル、レモングラス、生姜、ニンニク等の食材

…と、ここには書き切れないくらいの品揃えで、タイの小さなストア並。
タイの雑誌も売っていたので、在日タイ人御用達のお店なのだと思います。
しかも、カルディコーヒーややまやのような輸入食材店より安いものも多々あり。


<メニュー>
訪問するたびにがらっとメニューが変わっていますが、
参考までに旧メニュー写真も載せたままにしておきます。
少しずつ、日本人向けのタイ料理店に変わってきているようです。


<料理>
2016年12月
■ムーデーデウ(天日干し豚肉揚げ)…税込750円
イサーン料理の一つで、
甘辛い味付けした豚肉を天日干しにして揚げたと思われる料理。
千切りキャベツのサラダとチリソースのようなソース付き。
おかずというよりビールのつまみに合いそうな一品で、
ソースを付けなければ辛くないので箸休めとしてちまちまと摘まむのに最適。
イメージ的には、豚肉のジャーキー。
癖もなく噛みしめると旨味がじゅわ~っと口の中に広がり、美味しい。

■パッウンセン(春雨とシーフード炒め)…税込800円
春雨と海老や玉子、キャベツ、ニンジン、もやし、パプリカ、キクラゲ等の炒めもの。
そのままだと塩分控えめな味付けなので、
卓上のナンプラーや砂糖で好みの味付けにしていただきます。
さらにナッツをたっぷりと掛けると満足度があがります。
辛味も酸味もないので、タイ料理が苦手な方でも食べやすいと思います。

■カーウマンガイトー(鶏肉揚げと鶏スープ焼き込んだご飯)…税込800円
鶏出汁で炊いたご飯の上に、揚げた鶏もも肉がのった料理。
お馴染みの「カーウマンガイ」の鶏肉が揚げてあるバージョン
と言った方が分かるかも知れません。
鶏出汁を吸い込んだご飯が美味しいのは言うまでもなく、
皮はパリッと身はジューシーな鶏もも肉とともにいただくとより美味しい。
ご飯の量も多く、満足度の高いワンプレート料理です。

■パネンガイ(鶏のレッドカレー炒め)…税込800円
深さのあるお椀での提供で炒め物にしては汁の量が多く、
「ゲンペッガイ(鶏肉のレッドカレー)」のようにも見えますが、
それはそれで別にちゃんとメニューがあります。
鶏肉を中心とした食材をパネンカレーペーストで炒めてココナッツミルクを加えたような料理で、
ゲーン(ゲン)ではないので煮込んではいないようですが、
こちらのお店の「ゲンペッガイ」を食べたことがないので比較はできず。
ちなみに、お願いすれば無料で「カーウスィー(ライス)」も付きます。
辛いけど甘いというタイ料理特有の味付けで、ご飯に合う美味しい料理でした。

■トムヤムクン…税込950円
ココナッツミルク不使用版のトムヤムクン(トムヤムクン ナムサイ)もあり、
そちらは未食なので迷ったものの、結局間違いのない味のこちらで。
こちらのトムヤムクンは約5年ぶり。
相変わらず巨大な丼での提供で、シェアするのを前提とした量。
クンことエビも大量ですし、
レモングラスやカーもこれでもかというくらい入っており甘辛酸っぱくて美味しい。
やっぱりトムヤムクンはこちらのお店が最強だと思います。


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2013年6月
■ソムタム(パパイヤサラダ)…1000円
サラダなので一番最初にくるかな…と思ったらメイン料理配膳後に作り始めたようで、
届いたのは他の料理を半分くらい食べ終えた頃。
まぁ、このお店の場合、それが許せてしまうのですがw
元々はタイ東北部の郷土料理…アハーン・イサーン(イサーン料理)である「ソムタム」。
ちなみに、タイ語で“ソム”は“酸っぱい”の意味で、“タム”は“叩く(潰す)”という意味で、
細切りにした青パパイヤに干し海老やピーナッツを混ぜ叩き潰して味をしみ込ませた
甘酸っぱ辛いサラダ…ソムタムタイが基本かと。
こちらのソムタムに入っていたのは、メインである細切りの青パパイヤと、
「パッタイ」に入っていたのと同じサイズの茹でエビが5,6尾かそれ以上、
それにニンジン、ピーマン、ミニトマト、レモン、粗叩きピーナッツ。
シャキシャキとしたパパイヤの食感がたまらないのは当然で、
タイ料理ならではのこの甘酸っぱ辛味付けがまたたまらなく美味しい。
しかも、メニュー写真には載っていなかったと思われるメイン料理クラスのエビがいっぱい♪
桜海老サイズの干し海老だろうと思っていたので、これは嬉しすぎる誤算です。
酸味はライムではなくレモンで、しかもレモン汁ではなく、イチョウ切りにしたレモンがゴロゴロと。
OPP、TBZ、イマザリンが…と、レモンの防カビ剤が気になる人は注文すべきではないでしょう。
気にはなるけど毎日食べるわけではないしたまにはワイルドに…と思える人、
もしくは最初からそんなことは気にしていない人にはオススメ。
日本料理には醸造酢の酸味の効いた料理はたくさんありますが、
タイ料理のような柑橘系の酸味の効いた料理があまりありませんので、
タイ料理らしさ全開のこのソムタムやヤムウンセンは幸せです♪

■ゲーンキオワーンガイ(鶏肉入りグリーンカレー)…800円
タイ語で“ゲーン”は“スープ”、“キオ(キャオ)”は“緑色”、“ワーン”は“甘い”、“ガイ”は“鶏肉”の意味…
つまり、「ゲーンキオワーンガイ」は直訳すると「鶏肉入りの甘い緑色のスープ」となるわけですが、
甘いココナッツミルクを使用しているから“ワーン”と言う単語が使われているだけで、
甘いか辛いかと言ったら間違いなく辛いに分類されるスープです。
こちらのゲーンキオワーンガイは鶏肉の他、ニンジンやピーマン、パプリカ、ナス、
それにバイマックル(それは具じゃないだろ)…と具沢山。
鶏肉にあってはもも肉がおそらく1枚分入っていたと思われます。
他の日本人向けタイ料理店と比べるとボリューミーで十分ワイルドですが、
それでも以前いただいたものと比べるとだいぶ大人しめと言うか上品な仕上がり。
カーはもちろん、フクロダケもタケノコも入っておらず、期待していただけにちょっと残念。
ただ、味付けは個人的にベスト♪
辛味もありますがココナッツミルク多めでまったりとした仕上がりなので、
辛味で舌が麻痺することもなく鶏の旨みも堪能でき美味しかったです。
また、少なくともランチタイムはライスも付きます。
ただこれまた残念なことに以前は香り豊かなタイ米でしたが、今回は日本米。
んー…日本料理には日本米が合うように、やはりタイ料理にはタイ米が一番合い、
特にゲーンキオワーンのような汁物には汁の吸いこみの良いパラパラとしたタイ米が合うので…
日本米だったのは残念でした。

■パッタイ…700円
タイ語で“パッ”は“炒める”、“タイ”はそのまま“タイ(王国)”で、
「パッタイ」はよく「タイ風焼きそば」なんて直訳される米粉麺を使用した辛味のない焼きそば。
クリアファイルに入ったメニュー表には「パッタイ」がなかったのか、
単に私がメニュー表の写真を撮り忘れただけなのかわかりませんがメニュー写真はありませんが、
壁に貼られたメニューにはこの「パッタイ」も載っていました。
出てきたのは、茨城町地内にあるサウアンパワー(住所、電話番号不明のため食べログ未掲載)程ではないものの
日本人向けのオシャレなタイ料理店のものと比べるとずっと豪快なパッタイ。
メインの具である海老は、反り返った状態でカレースプーンサイズの海老が尻尾付きで5,6尾の他、
桜海老サイズの干し海老や赤く着色されたオキアミのような海老の3種類。
あとは玉子焼きと炒め加減が絶妙でシャキシャキとした食感が楽しめるもやしとニラ。
麺はやややわらかめの戻し加減の、幅2~3mm程のセンレックと思われる平打ちの米粉麺(ビーフン)。
その上に砕いたピーナッツが振りかけられ、脇には櫛形のレモンが添えてあります。
味付けはスイートチリソースがメインのさっぱり味で、添えてあるレモンを絞れば爽やかさ倍増。
卓上のナンプラーや手づくりと思われるプリック・ナムソム(唐辛子入りお酢)で味を調え、
砕きピーナッツを大量に追加すれば自分好みのパッタイの完成です。
麺の茹で加減もちょうどよいですし海老もプリプリで、美味しかったです。


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2011年9月
■トムヤムクン(ランチタイムはライス付き)…1000円
ランチタイムなのでライス付き。
お店ではタイ米も数種類売られていましたが(2kgで500円だったかな?5kgだともっと割安だったかと)、
ランチに無料で付くライスですのできっと日本米(ジャポニカ米)だろうな…と思っていたのですが、
出てきたのは長粒でパラパラとしたタイ米(インディカ米)!!
途中から料理の強い香辛料で舌も鼻も麻痺してしまいわからなくなりましたが、
配膳時には独特の香りがしましたので、もしかしたら香り米…ジャスミンライスだったのかも知れません。
好き嫌いが別れるお米かと思いますが、タイ料理やインド料理にはやはり絶対にインディカ米が合います。
日本米では粘り気が邪魔をしてスープのような液体料理の吸い込みが悪いので、
特にこの「トムヤムクン」や「ゲーンキョウワン(グリーンカレー)」のような汁物との相性は今ひとつ。
インディカ米であればお米が美味しいスープを吸い上げてくれるので、相性も抜群。
パラパラなので「カオパックン(海老炒飯)」のような料理にも合いますし。
私は正直なところ、日本米より好きなお米です。
まぁ、世界のお米生産量の90%近くがインディカ米で、ジャポニカ米はかなりマニアックなお米なので、
ジャポニカ米よりインディカ米の方が美味しいと感じるのは当然なのかも知れませんが。
よく行くルアンタイグリーンバナナと言った水戸のタイ料理屋のお米はジャポニカ米なので、
久しぶりに美味しいタイ米を食べることができました♪
しかも、ランチタイムはライスのおかわり無料のようです。
…だからそれ、もっと全面に出してPRすべきなんじゃないかな。
なんて、他人事ながらに思ってしまいました。

で、メインの「トムヤムクン」は、辛さは控えめで甘さが強いタイプ。
これは、我が家が乳児連れで、「赤ちゃん食べられる?」と心配してくれていたので、
辛さを抑えてくれたのか、それともこれがこのお店の基本の味なのかは不明。
日本のトムヤムクンは辛くて当たり前で、タイでも基本的には辛い店が多かったですが、
観光客向けではない地元民が行くようなお店で食べたトムヤムクンでは、
ここのトムヤムクンのように辛さより他の香味野菜の味が強く出ているものがあり、それに近いように思えました。
トムは煮る、ヤムは混ぜる、クンは海老…なので当然海老がたっぷり入っていて、
少なくとも10尾は入っていたかな、海老出汁もしっかりと出ています。
レモングラスやバイマックルー(こぶみかんの葉)もこれでもかってくらい入っていて、
しかも調理後に取り除かずにそのまま提供される辺りも、タイのジモピー用食堂を彷彿とさせます。 
生姜が凄い効いている…と思っていたら、タイの生姜カーの塊(3cm角くらいの巨大なもの)すらも入っていました。
1塊を半分にしたような大きなものが2つ。
インドカレーでスパイスがホールで入っていることは多々ありますが、カーの塊は初。
豪快です( ̄▽ ̄;)
もちろん、食べましたが。
味という点で一番強いのはパクチーでしょうか。
基本、パクチー味ってくらいパクチーの味と香り。
パクチー大好きなのでたまりません。
1つを半分にカットした大きめのフクロタケもいっぱい入っていますよ♪
日本のトムヤムクンは、エビ入りで甘酸っぱ辛くしてパクチーのせておけばそれでOKのようなお店が多く、
意外とフクロタケが入っていないトムヤムクンが多いのですが、こちらは本格的。
ミニトマトも沢山入っていたため、最後の頃にミニトマトと間違って大きな唐辛子を食べてしまい、
大変な目に合いました…。

器自体はそれ程巨大には見えなかったのですが、中は予想以上に具沢山で量が多かったので、
1人で食べるのではなく、みんなでシェアして食べるのが良いと思います。
タイの気取らない地元民行きつけのお店で食べるようなある意味本格的なより本場に近いトムヤムクンで、
もう少し辛くても良い気もしましたが、辛さ控えめな分ハーブ(スパイス)の味を存分に楽しめて良かったです。


■タイスキ(ランチタイムはライス付き)…800円
こちらは本来ライスなしですが、
尋ねたところ「いいですよ」と言ってくれたので、ライス付き。
タイスキはタイのMKでしか食べたことがないのですが、MKで食べたお鍋で好きな具をしゃぶしゃぶして、
好きなタレに付けて食べるしゃぶしゃぶ風の本来のタイスキではなく、
日本のタイ料理屋さんでよく見かける最初から器によそられた寄せ鍋風のタイスキ。
海老、鶏肉、イカ、玉子、絹豆腐、白菜、空芯菜、センミー(細い米粉麺)が器いっぱいに入っています。
センミー入っているから基本的にライスなしだったのですね。
炭水化物+炭水化物になってしまいましたが、
タイスキのセンミーはお鍋に入っているしらたきのような具の一つとしてと考えればご飯のおかずにもなりますってことで。
それにしては量が多いですがw
味付けはナンプラーベースと思われ「トムヤムクン」以上に辛さ控えめで甘さが際立っていますが、
海老も鶏肉もイカも…良い出汁の出るタンパク源もたくさん…入れすぎでしょ?原価割れしていませんか?
ってくらいたくさん入っているのでとても美味しいですし食べ応えもあります。
お値段がお値段なので、もっと小さなサイズのものを想像していたのですが…かなりのボリューム。
タイスキはお鍋同様〆のおじやが幸せな料理なので、
取り皿にご飯を入れてからタイスキのスープを掛けておじやにしていただくと本当に絶品☆
やはり、タイ米はスープの吸込が良いので合います。
最後に回しかけたと思われる溶き卵もおじや感を出していて良いですね~。
絹豆腐も最後の頃になると旨みが出たスープを吸い込んで、とても味わい深いですし。
これで800円は安すぎです。
 
■パッブンファイデーン(空芯菜タイ風炒め)…500円
タイの屋台では定番の料理。
本日のおすすめ料理として、黒板には「空芯菜タイ風炒め」とも書かれていましたが、
メニュー表でいうところの「パッブンファイデーン」で、空芯菜とニンニクや唐辛子を豆チ醤で炒めたもの。
辛さは控えめですがニンニクが厚切りで且つ量が多いので、ニンニクが苦手な人はダメでしょうね。
空芯菜のシャキシャキ感と厚切ニンニクのホクホク感の組み合わせが絶妙。
これは屋台で食べても日本で食べてもハズレのないタイ料理だと思います。
ちなみに、水戸のタイ料理店グリーンバナナだと980円しますので、こちらはかなりリーズナブル。
それと、この料理はタイでも日本でも大抵出てくるのが早いので、
これを摘みながら時間のかかる煮込み系料理が出てくるのを待つ…ということが多く、
今回もそのつもりで注文したのですが、こちらのお店では一番最後に出てきましたが。
そういうことを気にしてはいけないお店なのだと思いますw

  • サイグローイサン…税込1000円
  • ソムタムタイ…税込1080円
  • カーウマンガイ…税込750円

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9位

和菓子工房おじま (石岡 / 和菓子)

2回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2019/03訪問 2019/05/03

石岡の木 椎の葉をモチーフにしたハイブリットスイーツ「椎の葉サブレパイ」

<商品>
■椎の葉サブレパイ
・長さ…約12.5cm
・幅…約5.5cm
・厚さ…約0.8cm
・重さ…約29.5g
・原材料名…小麦粉、バター、マーガリン、砂糖、卵、アーモンド、食塩
お店のある石岡市の木でもある椎の葉のかたちをした焼菓子。
2005年10月1日、旧石岡市と旧八郷町が合併し、現在の石岡市に。
それと同時に、石岡市の木が欅から椎に変更となりました。
それを記念して、2006年末に販売開始となったのがこのお菓子「椎の葉サブレパイ」。
見た目はいわゆるリーフパイなのですが、商品名が"サブレパイ"となっているとおり、ただのパイではなく、サブレとパイのハイブリットスイーツ。
サブレ生地をパイ生地で包んで焼き上げているので、生地密度が高くザクザクとした食感。
マーガリンも使用しているようですが、口内を覆うチープな油脂感はなく、小麦とバターの味が濃くて美味しい。
大変満足度の高いお菓子でした。
<お店について>
創業60年を超える老舗菓子店。
2011年の震災で被災し、以前工房であった建物が現在の店舗。
余談ですが、2012年12月に放送された仮面ライダーウィザードの第13話は、
こちらのお店が舞台となっていました。


・駐車場
8台分


<商品>
2016年5月 第5回いばらきスイートフェア2016
■つくばハニーかすていらの初夏のいちおかイチゴのチーズクリームサンド…税込200円
・長さ…約9cm
・幅…約4.2cm
・高さ…約7cm
・重さ…約113g
石岡市で平成24年度より石岡市の農産物のイメージアップとまち全体の活性化を目指し、
辻口博啓シェフをアドバイザーとして迎えて始まったオリジナルスイーツ「いしおかサンド」のひとつ。
「いしおかサンド」は、
 ・石岡市産品を使っている
 ・サンドしている
 ・各店のオリジナリティが加えられている
の3つの条件を満たしていることがルール。
こちらはその「いしおかサンド」であることを示すシールが貼ってありますが、
お店の公式HPを見る限り店舗では現在石岡サンドの販売をしていないようなので、
今回購入したものはイベント限定販売商品だったのかも知れません。
筑波の蜂蜜を使用したカステラ生地でクリームをサンドし、
トップに半割のイチゴを1粒分飾ったのがこちら。
カステラ生地はふわふわもっちりとした弾力性のあるもの。
このカステラ、こちらのお店で作っている「つくば蜂蜜かすていら(つくばハニーかすていら)」
という商品と同じなのでしょうか。
蜂蜜の主張はあまりないものの、卵黄の味が濃くて美味しい。
サンドしてあるクリームは、上1/4と下3/4で異なるクリーム。
単価の安いお菓子なのにさりげなく2種類のクリームを使用しているあたり、感心してしまいます。
トップの石岡産イチゴは、季節柄甘味は少なくすっきりとした味わい。
宮崎○監督ばりの長い商品名が気にはなりましたが、
このボリュームと味わいで200円というのはCPもとても良いと思います。

  • 椎の葉サブレパイ
  • 椎の葉サブレパイ
  • 椎の葉サブレパイ

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10位

山林堂本店 (常陸太田 / 和菓子)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 -
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2016/05訪問 2016/05/25

もっちり感がたまらない「たまごさん」

<お店について>
明治30年頃創業の老舗和洋菓子店。
「水府煎餅」や味甚粉を使った「西山荘」、「野辺の雪」等が名物。


<商品>
2016年5月 第5回いばらきスイートフェア2016
■たまごさん なっとう(5個入)…税込400円
・直径…約5cm
・高さ…約2.8cm
・重さ…約27g
上記サイズの納豆入りの「たまごさん」が、1袋に5個。
卵黄の甘味が楽しめるしっとりもっちりとした生地はどの「たまごさん」も同じとのことで、
試食でいただいた中に何も入っていない「たまごさん プレーン」も十分美味しい。
そんな生地で包んでいる納豆は、金砂郷食品株式会社の「金砂鄕 雪静 豆乃香」。
北海道産のブランド大豆ユキシズカを使用した長時間発酵納豆で、
従来の納豆と比べ粘りが約25%少なく、粘度(かき混ぜた時の抵抗値)も約1/3という、
糸引きの少ないことが特徴の納豆。
わけぎ入りの醤油味の納豆で、
生地で包み込んで焼きあがっていることもあってかかためで糸を引くこともなく、乾燥納豆のよう。
納豆入りのお菓子なんて…と思うかも知れませんが、
玉子味と醤油の香りの相性が悪いわけがなく、とても良く合います。
素朴ながらも美味しい、納豆入りの「たまごさん」でした。

  • たまごさん なっとう(5個入)…税込400円
  • たまごさん なっとう
  • 「たまごさん なっとう」を半分にカットしたところ

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