3回
2020/11 訪問
焼きたてのかすていら専門店
<商品>
■長崎かすていら(2.5号)…税込2200円
店頭に並ぶ商品の中で一番大きなサイズのカステラ。
以前はさらに大きな3号がありましたが、今回久しぶりに訪問したところ少なくとも店頭からはなくなっていました。
箱も大きいですが、見た目以上の重みを感じるかなり存在感のあるカステラ。
箱を明けると幅22cm、長さ25cm程の板状の大きなカステラがどんっと入っている様は圧巻です。
今回は贈答用として渡してしまったので、いただいたのは2.5号のものではなく、毎回購入するとサービスでいただける切り落とし。
今回は6カット計210g入っていましたので、1カット35g程。
切り落としたカステラの端の部分で、しっとりもっちりしていてとても美味しい。
幸せな気持ちになれるカステラです。
2021/01/04 更新
2012/10 訪問
蜂蜜たっぷりでずっしりと重みのあるしっとりとしたカステラ
<お店について>
こちらは少なくとも30年以上前からあるカステラ専門店で、
今では小売販売もしていますがもとはカステラの卸業を営んでいたお店。
店舗は割りと年季の入った建物で看板も目立たないため、気を付けないと素通りしてしまいます。
・駐車場
店舗向かって右側に未舗装の駐車スペースが1、2台分程。
・店内の様子、注文方法
入口は引き戸。
常時店頭にお店の方がいるわけではないので、
入店後しばらくしても誰も出てこない場合にはこちらから声を掛けてみましょう。
店内は外観に見合った昔ながらの和菓子屋さんと言った感じで、決して小綺麗な今時のお店ではありません。
壁には、以前水戸黄門を演じた方(佐野浅夫さんか西村晃さんか…失念)が書かれた、
「天下一のカステラ水戸にあり」
という直筆メッセージが飾られています。
そう、こちらのお店は水戸光圀公も認めたカステラ屋さんなのです(違)
入ると目の前にガラスのショーケースがあり、そこにはカステラのサイズと価格が書いてある箱だけが置いてありますので、
欲しいサイズと個数を注文します。
<販売商品>
■1号(幅約8cm、長さ約25.5cm、高さ約6cm)…900円
■1.5号(幅約12cm、長さ約25.5cm、高さ約6cm)…1400円
■2号(1号×2本)…1700円
■2.5号(幅約22cm、長さ約25.5cm、高さ約6cm)…2100円
■3号(1号×3本)…2600円]
インパクト重視の贈答用としてオススメなのは、「2.5号」。
カットされていないこのサイズのカステラはなかなか見かけませんので、箱を開けた時にインパクトがあります。
3号だと号数は大きく、外箱も大きいですが中身は「1号」が3本なので、インパクトはあまりありません。
もちろん、「2.5号」もカットしてもらうこともできます。
と言うか、通常は「2.5号」も縦半分にはカットしてあるのかも知れませんが、
私はいつも「未カットの板状のままの2.5号」と注文してしまいますので、
特に何も言わずにただ「2.5号」を注文した場合はどういう状態でくるのかは不明。
ただ、時間の経過とともに家庭用の包丁では綺麗にカットするのが難しくなるので、
家でカットする手間を考えると、カットしてあった方が楽なのは確か。
見た目のインパクトを取るか、食べやすさを取るか…私は前者を取るのでいつも巨大カステラのまま。
最大サイズの「3号」も、未カットの大きいままが良いとお願いすれば「1号」3本ではなく、
幅24cmの巨大な3号サイズのカステラにできたような気がするのですが、最近「3号」は買っておらず、
「2.5号」と記憶違いしている可能性もありますので、気になる方は確認願います。
そんなわけで、お願いすると自由なサイズにカットしていただけるので、
買ってすぐに食べる時は、「○号を△等分に」とか「○号を約△cm幅で」とお願いすれば、
プロの手で1人前ずつ綺麗にカットしていただけるので、
家や出先で一々カットする手間もいらず食べやすくてオススメです。
ただ、当然空気と触れる表面積が増えるわけですから、すぐに食べない場合はオススメしませんが。
売れ筋なのか「1号」はカットされた状態で店頭に準備されていることもありますが、
基本的には商品は予めカットした状態で保管されているわけではなく、
注文を受けてからその都度奥の工房で焼き立てのカステラを希望のサイズにカットし箱詰めしてくれます。
箱詰めしたカステラを駿河屋オリジナルの包装紙で包んでから黄色いリボンを掛け、
さらに小花柄のビニールの風呂敷で包んでのお渡し。
袋ではなく、風呂敷というのがまた趣があって良いのですよね。
しかも出来たてですので、風呂敷越しでも温かいのがわかります♪
<商品>
2012年10月
■2.5号…2100円
・幅…約22cm
・長さ…約25.5cm
・高さ…約6cm
・重さ…約561g
赤みがかった金色に輝く外箱…つまりこのサイズは「2.5号」。
その眩いばかりの箱を開けると、全くカットしていない大きなサイズのカステラが登場♪
久しぶりに見ましたが、やはりこのサイズのカステラは圧巻。
カットしていただくと、フォークを跳ね返すような弾力性の強さともっちり感。
そして蜂蜜のねっとりとした奥深い甘さ。
あぁ…至福のひとときです♪
やはりカステラは、ここ駿河屋が一番私好みだな…ということを再確認しました。
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2010年11月
■1号…900円
・幅…約8cm
・長さ…約25.5cm
・高さ…約6cm
・賞味期限…購入日を含め6日(季節による)
(蜂蜜の殺菌作用や砂糖が防腐剤の役目となっているため、無添加ですが日持ちします)
屋号と家紋をあしらった包装紙で包まれており、箱の表面には"かすてら"の文字と帆船の絵柄。
その箱を開けると、乾燥防止の紙がのせてあるカステラの登場。
カステラは漢字で書くと「加寿天以羅」とか「加寿手以羅」と書き、その名に"寿"という字が含まれます。
なので、カステラは古来から慶事には欠かすことのできないとてもおめでたい菓子と言われており、
慶事にもってこいのお菓子。
そして私は、こちらのお店のカステラよりも美味しいカステラを知りません。
蜂蜜のねっとりとした甘さで生地もかなりしっとりしており、
しかも卵の質が良いのか技術なのか、はたまたどちらもなのか、弾力がありもっちりとしています。
駿河屋さんのしっとりもっちりとした重みのあるカステラを食べてしまうと、
ベーキングパウダー入りの安いカステラは論外、
他の某有名長崎カステラ店のカステラでさえスポンジケーキのようにパサパサに思えてしまいます。
出来たてホヤホヤの軽い食感のものも美味しいですが、箱に入れたまま保存して、
糖分が少しなじんできた翌日以降の方がよりしっとりもっちり感がさらに増して美味しいです。
それをラップで保湿した上でレンジでほんの少しだけ温めて食べると絶品☆
出来たての美味しさと、熟成されたねっとりしっとりとした美味しさをダブルで味わえます。
ちなみに、一応こちらのお店のカステラは「長崎カステラ」となっていますが、
長崎カステラの特徴とも言える底の部分のザラメはありません。
底のザラメは本来、材料として使われているザラメの一部が溶け残って沈んだものであって、
底にあえて敷いたものではありませんので、
駿河屋さんでは最初から材料にザラメを使用していないのか、
生地に完全に溶けてしまって底に沈んでいないのかは不明です。
(安いカステラですと、ザラメを敷いた上に生地を流してあるタイプもありますが)
個人的には、ザラメがない方がもっちりしっとりとしたカステラの生地の食感だけを味わえて好きなので無問題。
いつか、カットせずに1号サイズを両手で持って1本食いしてみたいな~なんて不健康なことを夢見てしまう程、
美味しいカステラです。
■カステラの切り落とし…無料(おまけ)
こちらのお店、購入したカステラのサイズや数は無関係に必ずオマケがいただけます♪
焼き上げたカステラの端を切り落とした部分(耳)をパックに入れてくれるのです。
1パックに、だいたい1号サイズの耳(約1.5cm幅)6カット分が入っており、
このオマケ、1回購入で1パックくれるので、例え「1号」を1本だけしか買わなくても、必ず1パックはくれます。
もちろん出来たてのカステラの耳ですので温かいですし、見た目が端っこなだけで味は同じ…いや、それ以上?
そう、なにげにこの耳、砂糖が蜜のようになっている部分があったりして、カステラ本体よりも美味しい☆
なのでオマケなのにとても得した気分になります。
いつもは車の中でこのまだ温かいカステラの切り落としを食べながら帰路につくのですが、
今回は家に帰って写真撮ってからにしよう…と我慢して家まで持ち帰ってきてからいただきました♪
切り落とし部分はもともと味が濃いので、熟成させずとも十分美味。
なのでこの切り落としに関してはあとでゆっくりいただくよりもできたてをすぐに食べた方が美味しい気がします。
2.5号…2100円
2.5号
2.5号
2.5号
右…2.5号 左…1号
1号…900円
1号
1号
1号
カットが汚くてすいません…。
カステラの切り落とし…無料(オマケ)
ショーケースの中に展示してあるのは外箱のみ
1号はカットした状態で保管されていることもあります。
2012/10/26 更新
<商品>
■長崎かすていら(1.5号)……税込1500円
・長さ約25.5cm
・幅約12cm
・高さ約6cm
1.5号サイズのカステラ。
帆船が描かれた箱を明けると、乾燥防止のあて紙がのった大きなカステラが登場。
そのまま手で持ち上げて一本食いしたら幸せだろうな…とは思いますが、そこはグッとこらえて包丁でカットしていただくのがベター。
あて紙に切り方が載っているのでそれを参考にすると綺麗にカットすることができます。
しっとりもっちりとした食感で、蜂蜜のフルーティな甘さがたまりません。
カステラ好きが高じてカステラの本場長崎でカステラの食べ歩きもしましたが、食べ慣れた味だからというのもあるかも知れませんが、名店のカステラに負けない美味しさ。
水戸で唯一のカステラ専門店、末永く続いて欲しいです。