りす3さんが投稿したしんたく(山梨/下吉田)の口コミ詳細

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りす3 (女性・茨城県) 認証済

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閉店しんたく下吉田、月江寺/うどん、郷土料理

1

  • 昼の点数:4.0

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/04 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク-
    ~¥999
    / 1人

オススメは断然「冷やし」です!!

富士吉田うどん巡りの旅5店目。
こちらは金融関係の会社に勤めていたご主人が会社を早期退職し、
築100年近い自宅を改装して開業したという吉田うどん店の中ではまだ比較的新しいお店。

1回訪問して気に入ったため、旅行中2回訪問しました。
2週間かけて計11店食べ歩きましたが、2回訪問したお店はこちらと桜井うどんだけです。


1回目は土曜日の11時半頃来店。
駐車場は店舗がある敷地内に6,7台とめられるスペースがありますが、人気店ゆえ昼時は当然満車。
どうしようかと困っていると地元の方が、
「この先に浅間神社の駐車場があるから、そこにとめるといいよ。
車の入口はぐるっと回った先だけど、人が通れる出入口はお店からすぐ近いところにあるから」
とこっそり教えてくれました。
お礼を言い、言われた通りお店を通り過ぎてすぐ右手に広々とした駐車場がありました。
(Googleの地図で言うと、しんたくの建物のすぐ北の何も書いていないスペースが実際には神社の駐車場です)
人が通るための通用口はあるものの、車が入る入口は反対側のもよう…教えていただいた通りです。
駐車場の外周をぐるっと回るような形で反対側まで車を走らせ、神社側の入口から入りました。
但し、かなり細い道ですので、大きな車の場合はUターンして一旦戻り、
神社前の道路を北上した方が良いかと思います。
こちら本来は神社の駐車場なのですが、なぜか神社寄りではなくしんたく寄りに沢山の車がとまっているのは…
そういうことなのでしょうね( ̄▽ ̄;)
他の車と同じようにしんたく寄りに車をとめ、通用口から出て50m程坂を下るとすぐにお店があります。
おぉ…近い近い♪
但し、こちらにとめた場合は、帰りに朝倉山にある浅間神社に参拝するのを忘れずに☆
朝倉山から見る光景(富士山とその裾に広がる街)は…絶景です。
特に1回目にお邪魔した際はギリギリ桜の季節でしたので、本当に素晴らしい光景でした(〃▽〃)

それから1週間後の土曜日、2回目の来店の際は気合いを入れてオープン30分前に到着。
流石にまだ誰もいなかったため、敷地内の駐車場へ。
自宅兼店舗のため、駐車場の前には普通に洗濯物が干してあり、生活感が溢れています。
お店の方が、
「暇でしょう?車ここに止めたままでいいから朝倉山でも登ってくるといいですよ」
と言ってくれました。
確かに暇なので、お言葉に甘えてまた朝倉山へ。
桜は終わっていましたが、ここから見る富士山は他に邪魔するものがないので全景が拝め、素晴らしいです。

それはさておきお店の紹介。
玄関を入ったら靴を抜いて入店。
混雑時は、脱いだ靴(特に手前の方に脱いだ靴)は踏み石のように踏まれまくるので、
大事な靴を履いてくるのはやめた方が良いでしょう。

入ると右手に厨房、左手に広々としたお座敷席があります。
厨房の前がお会計所兼待合室となっており、そこには漫画や雑誌が置いてありましたので、
順番がくるまでの間は“立ち読み”して時間を潰せますし、
相席ありの回転が早いお店なので、待っている人数の割に待ち時間は短めでした。

客席は、自宅を改装しただけあり、お店のお座敷席というより民家の和室といった雰囲気。
8畳がL字型に三間続きだったかな?
そこに4人掛けの座卓が並んでいます。
雰囲気的には白須うどんに似ていますが、あちら程は生活感もありません。
この田舎の親戚の家のような雰囲気…いいですね~。
しいて言えば、各卓上に灰皿があり全席喫煙可能なのが残念ではありましたが、
幸い私が伺った時は2回ともタバコを吸っている方はいませんでした。


基本セルフサービスのお店で、
注文は卓上の注文票に自分で記入してその紙を厨房に持って行くというスタイル。
お冷やや揚げ玉(天かすではありません)は店内2カ所に設置されているので、近い方から自由に取ってきます。
子ども用の食器類もそこにおいてありました。

トッピングは自由にできるとのことなので、
メニューにはない「冷やしわかめ」や「つけうどん+天ぷら」なんてこともできるようです。

大盛りは+100円ですが、替え玉は手間賃が含まれるためか+120円。
私が伺った11店の中では大盛りでも替え玉でも価格は変わらないお店が多かったので、
価格が違うお店は珍しいです。
くれちうどんでは何故か替え玉の方が50円安かったですが)
20円差なので大したことはないかも知れませんが、
はしごする予定のない男性であれば、最初から大盛りで注文した方が良いかと思います。

注文やお冷やはセルフですが、できあがったうどんはお店の方が運んできてくれますし、
食べ終えた食器を下げるのもお店の方なので、白須うどんのような完全セルフではなくセミセルフ。


☆肉つけうどん…430円

 冷水で締められた冷たいうどんの上に、茹でキャベツと小口切りの長ネギがのっており、
温かいつけ汁には馬肉が入っています。
 茹でキャベツの量は他店と比べると少なめな方。
 極太でエッジが効いていて太さもややまばらな辺りは吉田うどんなのですが、
うどんの表面が艶々としている点は他の昔ながらの吉田うどんとはちょっと違います。
 いただいてみると、吉田うどん独特の強いコシ。
 見た目は水沢や讃岐うどんのように艶やかでつるつるといけそうですが、箸で摘んでみると1本でも重みを感じ、
つるつるとすすって喉越しを楽しむ事など到底不可能で、歯でしっかりと噛んで味わううどんです。
 益美や程のコシはないものの、小麦粉の密度も高くよく締まっています。

 つけ汁は醤油と味噌の合わせですが出汁が薄く、馬肉入りであっても残念ながら旨みは今ひとつ。
 メニュー表の「肉天うどん」と「肉金うどん」の上にオススメと言わんばかりに赤色で*マークが付いていたで、
最初から、天ぷらや金ぴらごぼうのトッピングを入れることを前提にした味付けなのかも知れません。
 ただ、幸いこちらにはセルフサービスの揚げ玉がありますので、それを投入して油の旨みを追加することで、
天ぷらや金ぴらなしでも美味しくいただくことができました。
 やはり、極太ですするのではなく食べるうどんである吉田うどんにおいては揚げ玉(または天かす)ははずせません。
 馬肉は煮込みすぎなのか元々小さい物を使用しているのか、一つ一つが小さく量も少なめでした。

 卓上のすりだねは黒ごまの香りが強いすりだねで、後半にほんの少し投入するとまたガラっと味が変わり、
最後まで美味しくいただくことができました。
 

☆冷やしたぬき…380円

 こちらは2回目に訪問時に注文。
 冷たい汁をかけた冷たいうどんの上に、茹でキャベツ、揚げ玉がのっており、脇に大根おろしとわさびがそえてあります。
 揚げ玉が無料のお店でたぬきを頼むのも何だか損をした気分で嫌だったのですが、
1回目に伺ったときに相席した方が食べていたこちらの「冷やしたぬき」が美味しそうだったので注文してみました。

 いただいてみると、前回いただいた「肉つけうどん」以上にうどんのコシが強いっ!!
 これは日によるブレ?
 気になったので主人が頼んだ「肉つけうどん」を食べさせてもらうと、やはりかたさが全然違います。
 ほぼ同時に配膳されたうどんで明らかにかたさが違いますので、日によるブレではなく、
「冷やしたぬき」のうどんの方が「肉つけうどん」よりかための仕上がりのようです。
 益美やの冷やしやつけ並のかたさではないでしょうか。
 コシの強いうどん好きにはたまりません☆

 こちらは最初から揚げ玉がのっていることから、つけうどんのようなつゆの味気なさも感じませんし、
添えてあるわさびを混ぜていただくとツンと鼻に抜ける爽やかな辛さが油っぽさを打ち消し、
油の旨み(甘み)だけが残り、いや~うまいっ!!(〃▽〃)
 これは幸せな一杯でした♪


私が勝手に思いこんでいる理想の(?)吉田うどん定義によりチェックすると、

 ・うどんのコシがかなり強い…○
 ・具として茹でキャベツがのっている…○
 ・肉うどんに使われているのは肉は馬肉である…○
 ・「すりだね」がある(呼び方は問わず)…○
 ・揚げ玉または天かすが無料で入れられる…○
 ・基本的には500円以下である…○
 ・店舗が民家風である(商業的な建物ではない)…○

となり、パーフェクト。
食後、お会計の際に子どもに飴をくれたりと、お店の方も感じの良い方でしたので、
旅行中に同じ店に行くことはあまりないのですが、こちらには2回も行ってしまいました。
またこちらに行く機会がありましたら行ってみたいうどん屋の一つです。


●今回の旅で伺った吉田うどん店(伺った順)
 ・フードスタジアム 富士急ハイランド(4月16日)
 ・はなや(4月17日)
 ・益美や(4月18日)
 ・美也樹(4月20日)
 ・白須うどん(4月20日)
 ・しんたく(4月23日、4月29日)
 ・麺許皆伝(4月26日)
 ・みうらうどん(4月26日)
 ・くれちうどん(4月27日)
 ・桜井うどん(4月27日、4月29日)
 ・たけ川うどん(4月28日)


●吉田のうどんの口コミ補足
   一般的には、コシのあるうどんとは、「噛み切るのに力が必要だが軟らかいうどん」のことを指し、
 単純にただ硬いだけではコシがあるとは言わないようで、私も今までそう考えていたので、
 吉田うどんは硬いけれどもコシがあるとは呼べないと思っていました。
  ですが、富士吉田うどんの公式HPとも言えるようなふじよしだ観光振興サービスのHPに、
  “腰のある「吉田のうどん」”との記述がありますので、それを尊重し、
 吉田のうどんの口コミについては、あえてその麺の硬さをコシと表現することとしました。

  • 肉つけ(430円)

  • うどんのアップ…太めです

  • 冷したぬき(380円)

  • すりだね

  • メニュー

  • 暖簾がなければ普通の民家のような外観です

2011/06/08 更新

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