3回
2019/08 訪問
炭火石窯で焼き上げた桜美味牛のサーロインステーキ
家製フォカッチャとホイップバター
石岡市 鈴木牧場のモッツァレラチーズの泡とフルーツトマト
石岡市 鈴木牧場のモッツァレラチーズの泡とフルーツトマト
つくば鶏と芋豚のガランティーヌ
炭火で焼いたトウモロコシの冷製スープ
笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケットとホイップバター
真鯛の炭火石窯焼き トマトとアセロラのソース
真鯛の炭火石窯焼き トマトとアセロラのソース
さしま焙じ茶のソルベ
桜美味牛サーロインの炭火石窯焼き
桜美味牛サーロインの炭火石窯焼き
ライチの雲とフランボワーズのカタラーナ
ライチの雲とフランボワーズのカタラーナ
紅茶
2019/11/26 更新
2018/08 訪問
究極のローストビーフ
<お店について>(追加)
コンセプト変更のため、2018年6月21日をもってランチ営業終了。
また、10歳未満の子どもの入店お断りに。
<料理>
■スタンダードコース+究極のローストビーフ 53℃の世界…+フォアグラのソテー追加…税込5000円+500円+980円=6480円
・自家製フォカッチャと笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケット
・石岡市鈴木牧場のモッツァレラチーズとトマトのエスプーマ
・本日の鮮魚のカルパッチョ 2種の柑橘のソース
・とうもろこし ~3つのバリエーション~
・フォアグラのソテー【+980円】
・愛媛県産真鯛の炭火石窯焼き アンチョビのブールブランソース
・マンゴーのグラニテ
・究極のローストビーフ 53℃の世界…【+500円】
・パイナップルのラビオリ仕立て
・ハーブティー
メニューも一新され、コースは
・スタンダードコース…税込5000円
・シェフのおまかせコース…税込8000円
の2つに。
「スタンダードコース」についてはメイン料理を3種類から選べたり、「フォアグラのソテー」を追加したりできます。
「シェフのおまかせコース」はメイン料理はステーキで固定で、追加料理については記載なし。
あとはアラカルトから選択していくかたち。
今回は…今回もローストビーフが食べたかったので、「スタンダードコース」を選択。
メイン料理を+500円の「極のローストビーフ 53℃の世界…」に。
そして、+980円で「フォアグラのソテー」を追加。
「フォアグラのソテー」は「とうもろこし ~3つのバリエーション~」と「愛媛県産真鯛の炭火石窯焼き アンチョビのブールブランソース」の間の提供を提案され、それでお願いしました。
パンは「自家製フォカッチャ」と「笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケット」の2種類。
最初に「自家製フォカッチャ」が2カット、ポーションタイプのソフトホイップバター6gとともに提供。
「笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケット」は、魚料理(愛媛県産真鯛の炭火石窯焼き アンチョビのブールブランソース)とグラニテ(マンゴーのグラニテ)の間に、パン皿に追加というかたちでの提供。
ちなみに、パンのおかわりは有料。
「石岡市鈴木牧場のモッツァレラチーズとトマトのエスプーマ」は、一品目に合う酸味のあるトマトのエスプーマとむちっとした食感のモッツァレラチーズの組み合わせ。
「本日の鮮魚のカルパッチョ 2種の柑橘のソース」はスズキがメイン。
さっぱりとした柑橘系のソースが合います。
「とうもろこし ~3つのバリエーション~」は、とうもろこしゴールドラッシュを使用した三品。
冷静コーンスープは、ゴールドラッシュと水のみで作っているそうで、牛乳も生クリームも砂糖も不使用とのこと。
これが驚くほどとうもろこしの味が濃厚で甘みも強く、美味しい。
乳製品不使用とは思えない濃さ。
+980円で追加した「フォアグラのソテー」は、鮮やかなフランボワーズとビーツのソースでいただきます。
ねっとり濃厚なフォアグラは期待以上の美味しさ。
ソースもとても美味しく、これは追加して大正解。
+980円でいただけるのはCPもよいと思います。
「愛媛県産真鯛の炭火石窯焼き アンチョビのブールブランソース」の真鯛は、皮はパリッと香ばしく身はふんわり。
ブールブランソースはアンチョビの味がしっかりとしつつもバター感もあり、美味しい。
添えられた紙のような薄さのズッキーニもパリッパリで面白い。
そしてさっぱりとした「マンゴーのグラニテ」でメイン料理の前の口直し。
「究極のローストビーフ 53℃の世界…」は、前回いただいたものと同じ桜美味牛のサーロインを使用したローストビーフ。
3cm程と厚みはありますが小振りのものが2カット。
焼き温度を53℃に設定し5時間かけて熱を加えているのだそうで、カット面は綺麗なピンク色。
なお、桜美味牛は国産牛と前回伺いましたが、詳細については不明。
とりあえず、和牛ではないようです。
サーロインの芯に当たる赤身のみを使用しており、しっとりやわらかで国産牛にありがちな変な臭みもなく美味しい。
塩とソースが添えられており、個人的には塩の方が合うと思いました。
締めのデザートは「パイナップルのラビオリ仕立て」。
パイナップルやゼリーを求肥で包んでラビオリに見立てたスイーツ。
添えられた泡状のものが予想外に酸っぱく、一口目は驚きましたが、おかげでさっぱりと締めることができました。
食後の飲み物は、
・珈琲(サザコーヒー)
・紅茶(オーガニックダージリン)
・ハーブティー
から選択。
紅茶とハーブティーはポットでの提供で、カップ2杯分楽しめます。
サービス面も素晴らしく、大変居心地の良い空間。
CPもとても良いと思います。
■ぶどうジュース…税込550円
正式名称失念。
「こだわりのぶどうジュース」とか、頭に何か付いたのは確か。
大ぶりなワイングラスでの提供。
冷え過ぎておらず、"ぶどう"をしっかり味わうことができます。
渋みもなくフルーティーで、美味しいぶどうジュースでした。
石岡市鈴木牧場のモッツァレラチーズとトマトのエスプーマ
自家製フォカッチャ
本日の鮮魚のカルパッチョ 2種の柑橘のソース
とうもろこし ~3つのバリエーション~
フォアグラのソテー【+980円】
フォアグラのソテー【+980円】
真鯛の炭火石焼き アンチョビのブールブランソース
真鯛の炭火石焼き アンチョビのブールブランソース
笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケット
マンゴーのグラニテ
究極のローストビーフ 53℃の世界…(桜美味牛サーロイン)【+500円】
究極のローストビーフ 53℃の世界…(桜美味牛サーロイン)【+500円】
究極のローストビーフ 53℃の世界…(桜美味牛サーロイン)【+500円】
パイナップルのラビオリ仕立て
パイナップルのラビオリ仕立て
ハーブティー
ぶどうジュース…税込550円
2018/11/10 更新
2017/06 訪問
最高のおもてなしを受けながらいただく最高のローストビーフ
<お店について>
2014年9月オープンのビストロ。
水戸の人気店ステーキハウスアメリカ屋と同じ有限会社サンファームのお店。
屋号である「COLK」は、
記念日やお祝い事など特別な日に空けられることの多い
ワインやシャンパンのコルク栓(CORK) から。
"レストランで過ごされる大切な人との幸せな刻にそっと寄り添い、
幸せの象徴であるCOLK(CORK)がたくさん抜けますように"
という願いが込められているのだとか。
また、「COLK」のスペル"K"は、
ラテン語の"台所"を語源とする英語の"窯"を表す"kiln"を表しており、
オープンキッチンの中央には世界に一台しかない三連石窯が据えられています。
その窯を使用し、備長炭や石窯の輻射熱により、
こちらのお店では数々の美味しい石窯料理がいただけます。
・駐車場
20台分以上
・席構成
テーブル席…4名がけ10卓上
・その他
メニューに"(税込)"と書いてあるもの以外は税別価格。
ランチタイムは平日のみ予約可能。
<料理>
■53℃ローストビーフ クラシックスタイル+スペシャルランチ…税別2700円+1080円=3780円(税込4082円)
・前菜
カボチャの冷製スープと山形県産鰯のマリネ、パテドカンパーニュの3点盛り合わせ。
冬瓜の上にのった鰯のマリネもさっぱりとして美味しいですし、
パテドカンパーニュも脂が濃厚で粒マスタードと良く合い美味しい。
この盛り合わせとデザートが付くのが、+1080円の「スペシャルランチ」。
デザートは通常価格580円~780円なので、
この前菜が500円から300円くらいでいただけてしまうということになり、
とてもお得です。
・サラダ
ガラスの器に盛り付けられたエビとブラックタピオカのサラダ。
ビーツ入りのピンク色をしたドレッシングがかけてあるので、
とってもかわいらしいビジュアル。
ブラックタピオカはデザートのイメージがありますが、
醤油漬けのような味付けでこういう使い方もあるのね…と学習。
エビはぷりっぷりの茹でエビが3尾。
コース料理のサラダにしてはボリュームもありました。
・桜美味牛サーロイン 53℃ローストビーフ クラシックスタイル
国産牛(桜美味牛)サーロインを使用し、
タンパク質が凝固せずそれでいて中心部まで確実に熱が通るよう、
53℃で5時間かけて熱を通したこだわりのローストビーフ。
今回注文したのは、差額なしの標準量である150g。
なお、増量も900円/50gで可能。
ちなみに、税込3500円の「ランチコース」でも、
+500円でメインをこのローストビーフに変更することができますが、
その場合のローストビーフの重量は70gとのこと。
少しずつ色々食べたいなら「ランチコース」が良いでしょうが、
看板商品のローストビーフをじっくり味わいたいのであれば、こちらの方がおすすめ。
厚さ1cm程のステーキのようなビジュアルのローストビーフ。
ローストビーフと聞くと赤身肉をイメージしますが、
こちらのローストビーフはサーロイン使用なので、脂身もあります。
ほんのり温かい状態で、グレービーソースやホースラディッシュとともにいただきます。
しっとりとしていてやわらかくて、とても美味しい。
側面のほんのり焦げたところの香ばしさもまたたまりません。
コクと甘味のあるグレービーソースは、
常陸牛や黒毛和牛の血を引いた交雑種から取ったフォンを使用しているのだとか。
脂身部分は少々くどいので、ホースラディッシュとともにさっぱりと。
150gでは物足りないかもと思いましたが、
脂身があるため見た目以上にお腹にたまります。
赤身肉を使用したさっぱりとしたローストビーフが好みの方には不向きかも知れませんが、
ステーキ食べるならヒレよりサーロインという方にはおすすめ。
水戸でこのレベルのローストビーフをいただけるお店は他にないと思います。
・パン
パンかライスを選べ、パンをお願いしました。
メインのローストビーフと同時に配膳されました。
バゲットとフォカッチャ1カットずつにソフトホイップバター6g付き。
どちらも軽くトーストしてありほんのり温かい。
バゲットは森の石窯パン屋さんのもの、
フォカッチャは自家製とのことで、
個人的にはしっとりとしたオイリーでほんのり甘味のあるフォカッチャが気に入りました。
・デザート(COLKオリジナルチーズケーキ 赤い実のソルベを添えて)
デザートは通常価格580円~780円の7種類から選ぶことができます。
注文した「COLKオリジナルチーズケーキ 赤い実のソルベを添えて」は、
通常価格680円のメニュー。
デンマーク産クリームチーズを使用した円柱型チーズケーキに、
ラズベリーとブルーベリーの実、赤紫色のソルベが添えられています。
ソルベはカシスと思われる甘酸っぱくてさっぱりとしたソルベ。
底にはカリカリとした食感のお菓子が敷いてあり、凝った造り。
チーズケーキは、ねっとり濃厚それでいてなめらかでとても美味しい。
"COLKオリジナル"と付いていますし、
デザートメニューの最初に出てくるメニューなのでイチオシなのだろうと踏んだのですが、
大正解。
お陰様で大変満足度の高い締めとなりました。
・ドリンク(オーガニックダージリンエステート・レモン)
ランチに付くドリンクは14種類から選択。
通常価格500円の「オーガニックダージリンエステート」を食後でお願いしました。
ホットの紅茶はティーポットでの提供。
レモンやミルクを付けることもでき、
レモンをお願いすると輪切りのレモンがオシャレなガラスの器にて提供されます。
茶葉は、マイティーリーフ社のものと思われますが未確認。
磁器製のティーカップが少々年季が入っている代物だったのが気になりましたが、
ティーカップ2杯分以上入っており、たっぷりといただくことができました。
長々と居座ってしまいましたが、
急かされることもなく美味しい料理をゆっくりと味わうことができました。
料理が美味しいことももちろん大切ですが、
それを美味しく味わうためには空間(雰囲気)も大切だと思うので、
こちらのお店は美味しい料理を美味しくいただくことができる素敵なお店だと思います。
+1080円の「スペシャルランチ」の前菜
ランチに付くサラダ
桜美味牛サーロイン 53℃ローストビーフ クラシックスタイル
桜美味牛サーロイン 53℃ローストビーフ クラシックスタイル
ランチに付くパン
COLKオリジナルチーズケーキ 赤い実のソルベを添えて
オーガニックダージリンエステート・レモン
ドリンクメニュー
ランチコースメニュー
デザート、ドリンクメニュー
お店の入口
2017/08/25 更新
<料理>
■シェフのおすすめコース…8500円(税別)
茨城の良質な食材をふんだんに使用したシェフのおすすめフルコース。
メインの肉料理は、COLKのスペシャリテ「53℃ローストビーフ」が基本ですが、「桜美味牛サーロインの炭火石窯焼き」に変更することも可能で、こちらに変更。
まずは、「自家製フォカッチャ」とホイップバター。
バターも自家製だった気がしますが、記憶違いかもしれません。
温かくむちっとした食感のフォカッチャも美味しいですが、このホイップバターがとても美味しい。
ただ、やはりどちらかと言えばやはりフォカッチャにはオリーブオイルの方が合うと思うので、まずはフォカッチャにたっぷりとのせたホイップバターだけをぱくりといただき、それからフォカッチャだけをとそれぞれ別にいただきました。
続いて登場したのは、「石岡市 鈴木牧場のモッツァレラチーズの泡とフルーツトマト」。
直径30cm以上ありそうな大きな器は笠間焼。
泡立てたモッツァレラチーズの中に、ハーフカットのフルーツトマトが2つ。
使用しているモッツァレラチーズは、石岡市にある鈴木牧場のもの。
ちなみに、こちらのCOLKは鈴木牧場の提携レストランの一つになっています。
モッツァレラとトマトの相性が良いのは言うまでもなく。
モッツァレラのエスプーマは初めていただきましたが、ふわっふわでなめらかでとても美味しい。
そして、フルーツトマトは張りがあって予想以上に甘く美味しい。
「つくば鶏と芋豚のガランティーヌ」は、茨城県産野菜とともにモダンなプレートに縦一列に並べられたスタイリッシュな盛り付け。
脇に添えてあるのはナスとオリーブオイルを和えたようなもの。
ガランティーヌはねっとりとしたフォアグラのような味わいで、とても美味しい。
スープは「炭火で焼いたトウモロコシの冷製スープ」。
炭火で焼き上げることで甘みが凝縮したトウモロコシと塩だけで味付けした冷製スープで、キンキンに冷えているにも関わらずとても甘い。
ポタージュのような乳製品の粘度はなくさらっとしているのにトウモロコシの味が濃厚で、とても美味しい。
同時に配膳されたパンは、「笠間市『森の石窯パン屋さん』のバケット」とホイップバター。
ひきの強いバゲットで、クラムはもっちり、クラスとはパリッと。
こちらはバターが合います。
魚料理は、「真鯛の炭火石窯焼き トマトとアセロラのソース」。
真鯛を炭火石窯でじっくりと焼き上げ、皮をバーナーで炙って仕上げ。
実はふっくらとしていてとても甘く、皮はパリッと香ばしい。
もともと塩味が付いていますが、脇に自家製の白ワイン塩が添えてあるのでお好みで塩加減をできます。
白ワイン塩は、白ワインに漬け込んだ塩を敷地内で天日干しして作っているのだとか。
ただ、味覚音痴の私には白ワインの風味は感じ取れず。
ソースはケッパーの風味がして好みの味わい。
真鯛はそのまま甘みを楽しみたかったので塩もソースもあまりつけませんでしたが、それではこの美味しいソースをいただけないので、添え野菜をつけていただきました。
なお、この添え野菜も全て茨城県産とのこと。
種類豊富な上に立体的な配置で、食べる楽しみがあります。
グラニテは「さしま焙じ茶のソルベ」。
モダンなレンゲのようなものにのった一口サイズのソルベ。
生姜のエスプーマがのっており、小さなスプーンでいただきます。
お茶のスイーツを美味しいと感じることが稀なのですが、こちらは香ばしくて美味しいソルベ。
口の中もリセットされ、続くメイン料理に期待が高まります。
そして登場したのは「桜美味牛サーロインの炭火石窯焼き」。
器は笠間焼で、ステーキに余熱で火が通ることがなく、それでいて冷えて脂の口どけが悪くならない絶妙な温度に温められています。
お肉は厚さ3cm程の厚切りで、1人分ずつ焼き上げたものではなく、大きな1枚肉を焼き上げてから1人分ずつカットして提供しているようです。
そのため、人によってかたちが異なりましたが、重量はほぼ同じなのだと思われます。
私のカットは立方体に近い直方体。
そのうち3面がこんがりと焼けています。
石窯焼きだからこそなせる火の通り加減。
使用しているお肉は、栃木県産の「桜美味牛」。
桜美味牛は黒毛和牛のオスとホルスタインのメスの間に生まれた交雑牛。
黒毛和種の肉質の良さとホルスタインの成長の良さを兼ね備えた交雑種で、ホルスタインよりも美味しく黒毛和種よりもお安い値段でいただけるCPの良い牛肉です。
こんがり焼けた外側はカリカリとしていてとても香ばしく、美味しい。
グリルや鉄板では出せない食感です。
そしてローズピンク色をした内側は、とてもやわらかく肉の旨みが口中に。
脂は常陸牛程ではないものの十分甘く、臭みもなく美味しい。
あらかじめ適度な塩が振ってありさらにフォン・ド・ボーを使用したソースが敷いてありますが、塩味が足りない場合用に、ほんのりピンク色の赤ワイン塩も添えられています。
付け合わせはニョッキ。
もっちりとした食感のニョッキ。
ソースはクリームソースのようでしたが、後から辛味がやってきてびっくり。
デザートは、「ライチの雲とフランボワーズのカタラーナ」。
こちらも器は笠間焼で、「石岡市 鈴木牧場のモッツァレラチーズの泡とフルーツトマト」の器と同じ作家さんによる作品。
写真では分かりにくいのですが、ボーリングの球を半分にカットしたような、とても器には見えない焼きもの。
カタラーナは私が知っているカタラーナとは違い、献立表を見間違ったかと思いました。
彩度の低いローズピンク色。
器と同じ半球体で、中心部はほんのりアイス状でかたく、外側はやわらか。
カタラーナならではのカラメルは、格子状に固めたカラメル刺してあるかたち。
さらに、雲に見立てたふわふわで爽やかなライチ味のギモーヴがのっています。
王道のカタラーナではなく、アレンジしたカタラーナ。
最後まで飽きさせません。
食後の飲み物は紅茶かコーヒーから選べ、紅茶をお願いしました。
ポットでの提供で、ティーバッグ1つにカップ2杯半分くらいのお湯が入っているので、少し長めに蒸らした方が良いです。
なお、コーヒーはサザコーヒー。
スタッフの応対も大変丁寧で、気遣い心遣いも素晴らしい。
料理の説明も細かく大変参考になります。
それでいて上から目線でもなく、アメリカ屋の精神が息づいているなと。
大変満足できるフルコースでした。