りす3さんが投稿したカラチの空(埼玉/八潮)の口コミ詳細

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りす3 (女性・茨城県) 認証済

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カラチの空八潮/パキスタン料理、カレー、インドカレー

1

  • 昼の点数:4.5

    • ~¥999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2015/02 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク4.0
    ~¥999
    / 1人

8種類の豆と牛肉を煮込んだ粘りの強いパキスタンの郷土料理「ハリーム」

<お店について>
こちらは八潮にあるパキスタン料理店。
しばらく休業した後の2006年のリニューアルオープンによりオーナーやシェフがインド人に変わったと聞きましたが、
2010年3月の再々オープンではオーナー、シェフともに
パキスタンのパンジャーブ州の州都ラホール出身の方になったとか。
なお、オーナーのジャベイド氏はパキスタンでもレストランを経営していて、
現地のシェフを連れて来日し、こちらのお店をオープンさせたとのこと。
ちなみに、店名のカラチはパキスタンのシンド州にあるパキスタン最大の商業都市の名前。
カラチはアラビア海に面したパキスタン南方の都市ですが、
現在のシェフ達の出身地ラホールはカラチからは遠く離れたむしろ北方地方ですので、
初代のオーナーの出身がカラチだったのでしょうか。

店内はパキスタンの雰囲気が出ていますが、
ところどころにウルトラマングッズがあったり、トイレはギャルっぽさがあったりと、
以前の店舗の名残りのようなものがあったりも。
個人的にはそれはそれで微笑ましくて好きですが。

・駐車場
店舗から60m程離れた八潮中央公園の東側(たけ鮨の南側)の駐車場に5台分。

・席構成
テーブル席…4名がけ7卓程、6名がけ2卓
個室…4名がけテーブルが3卓(計12名がけ)繋がった横長の席

・その他
長旅で疲れて寝てしまった子どもを抱っこして入店したら、奥の個室(ファミリールーム)に通していただけました。
そして、「ココデ寝カセテアゲルトイイ」と笑顔で示された場所は、出窓の窓枠。
返答に困ってかたまっている私に気にせず一旦部屋から出ていったオーナーがどこからか持ってきたのは、
使い込まれた毛布と子どもがプールで着替える際に使用するループ状のタオル。
「コレ、アレバ大丈夫」
と笑顔で言われればそこに寝かせないわけにもいかず、ご好意に甘え子どもを即席ベッドへ。
常連でもない我が家への親切なサービスに感謝です…
同時に、子どもが寝返りをうって窓枠から床に転落しないことを祈りつつ。

・メニュー
店頭にも出ているカレーやナンがセットになっているランチメニュー等日本語表記のメニューは、
基本的に日本人向けの味付けにしているメニューとのこと。
本格的なパキスタン料理が食べたい場合には、
店内の壁に設置されているホワイトボードに書かれたウルドゥー語(英語併記)のメニューから選択。
通された個室にはメニュー表等はありません。
テーブルには色々な料理の写真がはさんでありますが、料理名やお値段は載っていません。
ただ、スタッフに尋ねれば教えていただけますし、
オーナーはおしゃべり好きなのか尋ねるまでもなくあれこれと料理の説明をしてくださいました。
料理の説明の途中、「写真付キ日本語メニューモアルヨ」と言って持ってきてくださったのは、
クリアファイルに入った写真付きの日本語メニュー表…と思いきや、
「コレ、食べログにレビュアーが投稿した料理写真プリントアウトしただけじゃん!!」
という突っ込みはのど仏あたりまで出かかったものをギリギリ飲み込み、笑顔でお礼を。
そんなわけで確かに写真は付いていますし、日本語で料理名等のコメントが載っているものもあったりしますが、
同じメニュー写真があちこちに出ていたり、逆にまったく出てこない料理もあったりで、
あまりメニュー表としての役割は果たしていないと思うのはきっと私だけなのでしょう。
でも、これをプリントアウトして大事にファイリングしてメニュー表として使用しているあたり、
いち食べロガーとしては嬉しかったりも。
ファイル後半には、外国の料理説明サイトを強引に日本語翻訳機にかけたような料理の説明文が載っていたりして、
やっぱりこのメニュー表は面白い…つまりはこのお店は面白いと再確認。
色々説明を受けて注文したのは、一番のオススメだという「ハリーム」と、
マトン系で何かオススメがあれば…というお願いで提示された「マトンビリヤニ」と「マトンコルマ」を注文。
ちなみに、料理の説明はあっても値段の説明はなく、こちらから聞きもしなかったのでお値段は不明。
お会計時、レシートもありませんでしたが、合計で2700円の支払いでしたので、
今回注文した料理は1品900円程なのではないかと。


<料理>
2015年2月
未食の料理も気になったものの、
気が付いたら結局前回と全く同じものをいただきました。
■マトンビリヤニ…税別900円
前回はライタなしでしたが今回はライタが付いてきました。
相変わらず900円とは思えないボリュームで、パラッパラで塩加減も絶妙。
クミン、クローブ、ブラックカルダモン…とホールスパイスが大量なのも変わらず。
お肉はカレースプーン大のマトンの塊肉が3,4つ…少なくとも前回よりは多く、満足度も高いです。
ライタなしでも美味しいですが、かけてもこれはこれでさっぱりといただけて美味しい。
変わらず幸せなビリヤニでした。

■ハリーム(ナンorロティ付き)…税別900円
他店のハリームと食べ比べたことがないので比較できませんが、
変わらぬねっとり粘々感でやはり美味しい。
ロティは以前より香ばしい気がしました。

■マトンコルマ(ナンorロティ付き)…税別900円
流石に全部前回と同じ料理でも…と思い、
前回食べた「マトンコルマ」以外のマトンのカレーで何かオススメがあるかを尋ねたところ、
「辛くない白いマトンカレーは?」と言われたので、
「マトン・ブロッキー」のことかと思いそちらを注文…したはずなのですが、
出てきたのは前回も食べた「マトンコルマ」。
自分の語学力のなさを痛感…。
まぁ、間違いなく美味しいのはわかっていますし、
実際やはり美味しかったのでいいんですけどね…。
今回は前回より油の量が少なく食べやすい。
生姜は針生姜と呼んで良いのか迷うようなワイルドな太切り生姜で、よりホット。
身離れの良いプリップリの骨付きマトンにむさぼりつけるという、
マトン好きにはたまらない幸せな料理です。


****************************************************


2013年2月
■サラダ…サービス
料理を注文する前から出てきたサラダ。
これで、ドリンクのみの注文だったりしたらどうするのでしょう…太っ腹なサービス精神に頭が上がりません。
千切りキャベツに紫キャベツ、水菜、トマト、キュウリ等、それにクリーミーなゴマドレがたっぷりかけられていて、
サービスでいただけるサラダとしては十分すぎるものでした。

■マトンビリヤニ…900円
パキスタンでの一人前サイズとのことですが、結構なボリュームです。
ビリヤニの評判が良い取手や我孫子にあるハリオンのビリヤニのような二層式ではありませんが、
お米はもちろん、バスマティライスですし、全てのお米に均等に色がついているわけではなく、
白、黄色、オレンジ色と色々な色が混じり合っていて見た目も良いですし、
粘りのないパラパラとした食感がたまりません。
具としては大きな骨付きマトンが2塊。
マトンはマトンでも、パキスタンで言うマトンは羊肉ではなく山羊肉のもよう。
身離れが良くしかもジューシーで美味しい。
ブラックカルダモンやシナモンスティック、サフラン、ブラックペッパー、クミン…等々、
ホールスパイスがたっぷり入った刺激的な味わいで、病み付きになります。
流石に、一人でこれだけの量を黙々と食べると途中で飽きがきますので、
ビリヤニと合わせていただけるカレーやスープを一緒に注文することをお勧めしますが。
ちなみに、食べきれなければパックに詰めて持ち帰ることも可能とのことです。

■ハリーム(ロティ付き)…推定900円
・ハリーム
金土日限定のメニュー。
ヒヨコ豆やレンズ豆等8種類の豆と牛肉を長時間煮込んだ料理で、トルコアイスのような粘りが特徴的。
ちなみに、店頭のメニュー表にはマトンと書かれていましたが、
オーナーの説明ではビーフでしたしハリームは牛肉で作るのが一般的なようなので、おそらく牛肉でしょう。
長時間煮込まれた牛肉はほぼ原形がなく、コンビーフのような筋っぽい食感を残すのみと化しています。
ねっとりねばねばとした粘りが強いですが特に粘りの元になるような食材を入れているわけではないそうで、
この粘りは豆による粘りなのだそうな。
他の料理に比べると油控えめでまったりとした味わいですが、針生姜のピリッとした辛さで味がしまります。
この粘々料理は衝撃的なので、食べたことがない人は食べてみる価値があると思います。

・ロティ
注文時説明はなかったのですが、ロティも付いてきました。
全粒粉入りでやや黒みがかっている円形のもので、ナンと比べるとやや小ぶり。
小麦粉と水だけで作っているとのこと。
パキスタンでは普段はこれを食べていて、ナンは週に1度程度とオーナーが言っていらっしゃいました。
噛めば噛む程小麦の味が染みだしてきて、美味しい。
ロティはナンより味気ないし、正直美味しくないと思っていたのですが、こちらのロティはそんなこともありません。
他のレビュアー様のコメントを読むと、どうやらナンかロティか選べたようなのですが、
オーナーがロティを選択して持ってきたということはハリームにはロティの方が合うということなのでしょう。
実際、ねっとりとしてマイルドなハリームとの相性も良かったです。

■マトンコルマ(マトンコルマ、ナン)…推定900円
・マトンコルマ
コルマというのでてっきり生クリーム系のミルキーなカレーを想像していたのですが、
出てきた料理は生クリームもヨーグルトも使っていなさそうな非乳白色のコルマ。
ちなみに、パキスタンで言うところのコルマは店名にもなっているカラチの郷土料理で、
飴色になるまで炒めたタマネギとヨーグルト、大量のマサラが必須条件という人もいれば、
カレーよりはとろみがあって且つスパイシーで、でもカライよりはスパイス控えめなのがコルマだという人もいたりで、
パキスタンに行ったことのない私には真偽の程はわかりません。
とりあえず、この「マトンコルマ」はインド料理で一般的なクリーミーなコルマではなく、
スパイシーで油ギッシュなカレー。
油の層が1cm以上あったのではないでしょうか…。
大量の油が気にならないと言ったら泥棒になってしまうかも知れませんが、
油ギッシュだって構うもんかと思える程の美味しさ。
骨付きのマトンがたっぷりと入っていて食べごたえもありますし、
スパイスもどれが強いでもなくバランスよく配合されていて美味しい。
これが美味しいということは、要予約料理である「マトンカラヒ」はもっと美味しいに違いありません、
ぜひとも食べてみたくなりました。

・ナン
決して厚手ではありませんがとてもモチモチとした食感が特徴的なナン。
砂糖も入っているようですが甘さ控えめで牛乳の甘味がほのかに感じられる素朴な味わいで、
ベーキングパウダー臭も気にならず美味しいナンでした。

■マンゴージュース…サービス
サービスでいただいたマンゴージュース。
メニュー表には「マンゴージューウス」と書いてありましたが。
ネクター系の濃厚なマンゴージュースで、通常価格は300円。
サービス良過ぎです。

  • マトンコルマ(ナンorロティ付き)…税別900円

  • ハリーム(ナンorロティ付き)…税別900円

  • マトンビリヤニ…税別900円

  • マトンビリヤニに付いてきたライタ

  • ハリームに付いてくるロティ

  • マトンコルマに付いてくるナン

  • サラダ…サービス(2014)

  • マトンコルマ(マトンコルマ、ナン)…推定900円

  • ハリーム(ロティ付き)…推定900円

  • マトンビリヤニ…900円

  • 「マトンビリヤニ」にもホールスパイスがいっぱい♪ブラックカルダモンも発見☆

  • ロティ(ハリームとセットで出てきたもの)

  • ナン(マトンコルマのセットで出てきたもの)

  • サラダ…サービス

  • マンゴージュース…サービス

  • ファミリールームという名の個室

  • 日本人向けのランチメニュー

  • 金・土・日のみのスペシャルメニュー

2015/04/27 更新

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