2回
2016/11 訪問
ひさびさのクリーンヒット!
今日は久しぶりの銀座です。新宿三丁目から丸の内線で行こうと思っていたのが間違えて都営新宿線の急行に乗ってしまい、市ヶ谷まで止まらない。あっらー、と焦ったのですが、ままよ有楽町線で行けばいいかと思い直す。それにしても僕がガキんちょのころに比べ東京の地下鉄も超便利になりましたね。あのころは有楽町線も無かった。
有楽町到着。さて昼飯。。。というところで交通会館地下によさげなラーメン屋があったことを思い出す。
行ってみるとなんとも小さい店。同じ銀座インズのジャポネの半分くらいのイメージ。カウンター7席のみ、超狭い厨房でひたすらラーメンをこさえてます。で、必然の行列。6人待ちでした。オヤジさんは「お待たせしまして申し訳ありません」と呪文のように唱えながらひたすらラーメンを作ってます。その傍らの寸胴にはほれぼれするような透き通った美しい黄金のスープ。おお、これは美味そうな鳥ガラスープだ。もしかしてコレはアタリかも。期待は膨らみます。
我が家でも正月になると自宅で雑煮用の鳥ガラスープを作ります。一番のポイントは「絶対に沸騰させないこと」です。一度でも沸騰させてしまうとスープが濁って雑味が出てしまうそうです。この濁ったスープは巷では鶏白湯なんて言われてますけど。沸騰させないように注意深くお守をしながら30分から1時間炊くと黄金の鳥ガラスープができます。なので鳥ガラスープは手間がかかる。上品ですっきりとしたスープになる。
そして僕のラーメンがやってきました。スープをすする。「おおおおお。」つい呻いてしまいました。適度にゆずが入ったスープ、絶品です。出汁というものは決して表に出てきてはいけないのです。勘違い煮干ラーメン店主はここの店のスープを飲んで勉強して欲しいと思う。麺は低加水の細打ちで、これが繊細なスープにベストマッチ。チャーシューは分厚くてほろほろ、箸で切れてしまうほど。もちろんスープ完飲。ひさびさのクリーンヒットでございます![2016.11]
2016/11/04 更新
5年前に食べて感激した銀座のひょっとこ。銀座勤務ですっきりラーメン好きなカミさんに「絶対行っとけ」とは言っていたのですが、「いつも並んでて、昼休みじゃムリ」と言われてました。
東京都の緊急事態宣言明け間近の土曜、用事でカミさんと銀座に行った折、行ってみようかということになりました。僕はなんと5年ぶりです。
お店も行列も前回通りでしたが、親父さんが居なくなってました。別の女性スタッフの店になってました。なおかつ、従業員募集の張り紙が。。。ちょっと不安になる。
それでも15分くらい並び、着席できました。今回も和風柚子柳麺です。
やってきたラーメン、見た感じがなんかちょっと違う。そして問題はスープでした。
レンゲですすってみると「あれ?なんか薄い」。塩味が薄いのではなく、旨味が足りない。こんなもんじゃなかったはず。5年前の味を僕の舌が覚えている。ふわっと鼻に抜けるような旨味、そして、柚子の風味、それが無い。あ、柚子風味も薄くなってる。昔はスープに最初から柚子が解けていたけど、今はチャーシューの上にパウダーが乗っているだけでこれが香らないのだ。
もちろんラーメンとしてはまぁいいとは思いますが、まったくもってフツー。あと、シナチクは素晴らしいがチャーシューはかなりイマイチになってました。
帰り道、カミさんにごめんなさいと詫びる。そしてこうやって味と文化が消えてゆくのだなと感じる。