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あちゃーる泉中央、八乙女/南アジア料理、インドカレー、ネパール料理
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夜の点数:3.0
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.7
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|サービス -
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|雰囲気 -
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|CP 4.4
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.7
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| サービス-
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| 雰囲気-
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| CP4.4
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| 酒・ドリンク4.0 ]
カレーは人であり文化であり体験であるということ。「あちゃーる」 -<カレー細胞>-
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カレーの試食
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Daal-Bhat(ダル・バート)¥1200
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マトンカレー
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チャイ
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2024/04/17 更新
前々から名前はよーく知っていたのです。
東京でも、神戸でも、これはというお店では、その名前をたびたび聞いていたから。
仙台ネパール料理のお店「あちゃーる」
仙台だからなかなか行けないな~なんて思っていたのですが、実は仙台駅からここまでの道のりのほうが・・・ちょっと大変(笑)
仙台って、バスがわかりにくいんですよね・・・
しかもお店の周囲は見事に住宅地。
お星様がよく見える・・・といったら素敵ですが、街灯があんまりないんです。
完全に外食の生活導線から乖離した場所。
でもそれはハンデなんかじゃなくて、訪れるお客さんのモチベーションが変化するということでもあります。
面白いことにこのお店、注文前にカレー全種類の味見が出来ちゃいます。
マトン、チキンキーマ、豆、野菜・・・どれも美味すぎるのですが、こんなことしちゃって大丈夫?
・・・いや、なるほど。
つまり、日本のカレーライスを食べ慣れたお客や、逆に生半可にインドあたりのカレーに凝っちゃって
「インドのカレーはこうあるべきだ」「これはインドであってネパールでない」などいろいろ言っちゃう客に納得してもらうには
「実際に食べてもらう」しかない。
その結果が、試食というスタイルなのでしょう。
迷いましたが、マトンを選択。いよいよ本番です。
★Daal-Bhat(ダル・バート)¥1200
ダルスープにライス(バート)、その他ムラコアチャールにウタパム、プーリ。
ちょっと面白い構成ですよ。
一般的なインド料理原理主義者(もはや一般じゃないか)の間では、ウタパムは南インド料理、
プーリもインドのものと解釈されています。
でも、「これはインドであってネパールでない」などいろいろ言いたい方にこそ、ここに来て食べていただきたい。
なるほど、となるはずですよ。
こちらがマトンカレー。
とっても好きなタイプで、心から幸せになれます。
試食で選んだわけですから、当然といえば当然なんですが!
まぜまぜしながら夢中で手食。
どれか単品を切り出して・・・なんて考えられない。
たしかに全部あって、全部混ぜてこその「これがカレー」なんです。
よく考えてみれば、カレーをパーツで切り出してあれこれ盛り上がるのって、
インドやネパールの人から見たらちょっと滑稽かもしれない。
ラッサムラッサム言っていろいろ食べ比べてるのって、
外国人が「あそこの味噌汁はキレがある」とか「あそこの味噌汁は深い」とか「あそこの味噌汁はリアルじゃない」とか言ってるようなものだし、
バターチキンをアタマから否定して「グンドゥリュクのほうが素晴らしい」なんて豪語するのも、
日本の家庭でハンバーグ出されて「これはドイツの料理だ。リアルな日本じゃない。高菜漬を所望する」なんて言ってるようなもの。
料理って、文化や生活といったコンテクストから切りはなせないものなのにね。