ropefishさんが投稿したバンブルビー(大阪/本町)の口コミ詳細

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「カレー細胞」-食べログ支局 -

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バンブルビー本町、阿波座、西大橋/カレー

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2015/11 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

Japanese Curry Awards受賞!輝ける孤高の獣。「バンブルビー」 -<カレー細胞>-

スパイスカレーの華やかな盛り上がりが注目される大阪で、
全くぶれることなく、孤高のスタンスを崩さないレジェンド。

「バンブルビー」

異常なまでの存在感。
異様なまでの迫力。
そして、軽い気持ちで食する者みな、大地に突っ伏せるほどの破壊力。

まさに、大阪が生んだ最強カレー。

そして戦慄するのは、それが「体に良いカレー」として作られたものであるという事実。

今回5年ぶりの訪問ですが、そのヤバい空気感には微塵のブレもございません。

スパイス瓶とともに並ぶ真空管アンプも現役。

★SP ジビエ3兄弟版3色カレー ¥1600
(山羊・ラムレバー・馬肉キーマ)

やはり「バンブルビー」といえばこれでしょう。
獣・獣・獣のカレーですよ。
5年前にオーダーした際には、馬・猪・山羊だったのが、猪の代わりにラムレバーとなっています。
しかし、相変わらず真っ黒すぎて、どれがどのカレーか全くわかりませんね・・・

けれど、変わらない独特の盛り付け・・・家紋のような、秘密結社のマークのような・・・は見事。
雑穀米に乗せられたキノコと野菜のスパイス炒め、各カレーの間に添えられた花・・・

普通カレーに花なんか添えちゃったらラブリーPOPになりそうなもんですが、
ここに限っては「薔薇の葬列」やら「血とバラ」とか、ヤバさを増幅する装置にしか見えませんぜ。
(ちなみにこの花、食べられます)

食べてみましょう。
ヤバい辛さがズシッときます。
ズン!ズン!ズン!とボディブローが入ります。

昨今トレンドの大阪スパイスカレーの多くは、スパイスの刺激と香りは強いものの、舌触り滑らか食後感爽やかなカレーだったりするのですが、
「バンブルビー」のカレーの迫力は、ちょっと他に比較するものがない領域・・・・

これが「体に良いカレー」とは未だ信じがたく・・・・

しかしその中でも新参のラムレバーは食感にも変化があり、意外にイケましたよ。


★チャイ ¥300

食後は必ずチャイを頼みましょう。
何故ならここのチャイ、粗挽きスパイスがジャリジャリ入った、これまた国内最強級にストロングなチャイなんですから。
メタクソ旨いですよ。
そもそも、そんじょそこらの優しいチャイだと、カレーのハードな余韻に掻き消されてしまいますからね。

いやぁ、やはり大阪最強カレーの迫力は、尋常じゃなかった。

実はこの訪問の後、Japanese Curry Awardsの選考があり、私はこの「バンブルビー」を推薦させていただいたのですが、
この年から参加した関西審査員の方々もこのお店には並々ならぬ敬意を払っており、晴れて「Japanese Curry Awards2015」を受賞!!

2016年には丁度10周年を迎える「バンブルビー」、これからもアクセル全開で、孤高の輝きを放ち続けてくださいませ!


**********2010年6月訪問記事*************

噂には聞いていたのです。

「凄いカレー屋がある」

「物凄くアングラなカレー屋がある」

しかし、訪問の機会がなく今日に至るその店。

なぜなら、営業時間が11:00〜16:00のたった五時間、
しかも日曜日が定休ときたら、東京在住の民にはちとハードルが高い。

しかしようやく、念願かなって訪問することができました。

「バンブルビー」

最初に言っておきますが、強烈です。

強烈としか言いようのない店です。

開店時を狙い、朝11時の訪問。

店に入ると、客席には食器が山積み。
かなり個性的な風貌のマスターが話しかけてきます。
「すみません。準備が遅れてて・・・座ってお待ちください。」

ほう。時間通りに開店しないという噂どおりだ。

しかしマスター、もっとヤバいイメージを持っていたんだけども、
案外低姿勢だなぁ。

・・・待つこと20分。

一向に開店する気配なし。

しかしその頃、
女性店員が出勤してきて、てきぱきと準備を開始。

それからはものの10分で晴れて開店!!

感心したのは実際に開店した11:30頃にお客がゾロゾロと入店してきたこと。
なるほど、地元の常連はその辺、よく分かってるんですね。

開店と同時に流れる、エスニックトランスな音楽。

ん?真空管アンプ!?
凄い。よく見ると店内にはシタールも置いていますね・・・
ディープな世界が幕を開けます・・・

早速カレーを注文。
メニューを見てみましょう。

とり肉カリー¥700
キーマカリー¥800
山羊カリー¥1000
三色カリー¥950

・・・・・・・せっかくなので一番スペシャルなのを頼んでみましょう。

カウンター席から厨房の様子がよく見えます。
怪しげな音楽に身をくねらせながらカレーを作るマスター。
物凄い煙。
いや、これはただの煙ではなく、スパイスを焙煎している煙なのです。

時折、スパイスを焙煎する鍋を覗き込んでは、
目をしばたかせ、揺れるマスター。

・・・この人、スパイスでラリってるよ・・・・・

いや、こちらのカウンター席までスパイス煙は届いてきます。
卒倒しそうに濃厚な気化スパイスが、毛穴から全身に進入してきます。

うむ。食べる前から、スパイシー。

なるほど、一日5時間しか営業しないその訳、よく分かります。
仕込みの手間、そして揮発性スパイスを扱うには5時間が限度・・・なのですね。

店内がトランス状態になりかけたその時・・・
出てきました!!!

Spジビエ三兄弟版三色カリー¥1400

Spジビエ三兄弟とは、山羊、猪、馬のこと。
そんなカレー、さすがに食べたこともないですね。

ライスは白米か玄米が選べたので、玄米をチョイスしてみました。

もわ〜ん・・・

物凄いスパイスの香り。
三種の野獣の肉を区分けする花のカラフルさがまた、
トランスを助長しますね。

1.山羊カレー。
まろやかでな食感のカレー。
スパイスの強烈な香りで肉の臭みは消えていますが、
山羊独特の風味は健在。
これ、絶妙なバランスですね。

2.馬カレー。
ミンチ(関東ではメンチ)された馬肉に、
漆黒の深煎りスパイスが染み渡り秀逸。

3.猪カレー。
馬同様、ミンチ肉を深煎りスパイスに融合させたカレーですが、
おや、入っているのは栗、しかも、甘栗ですね。
「カレーに甘栗とは、珍しいですね。」と言うと、
「猪の大好物は栗ですから。」とのこと。

むふう・・・

こうして三種の獣のカレーを順々に食べていくわけですが・・・
ジワジワジワ・・・・っと、

辛いっ!!!

デリーのカシミールにも似て、
それをはるかに上回る辛さと、
似て非なるスパイスの強烈なパンチ力を備えた、
非常に攻撃力の高いカレー。

しかし・・・・

美味いよ!!

今までどこでも体験したことのない美味さ。

まさに孤高の境地!!!

カレーの中央にはインゲン野菜のごま和え。
この辺りの気遣いからもわかるように、
ただ単に、スパイスの暴力をかざす店ではありません。

食後にはチャイで一服。

むっ!!!!!

このチャイも只者ではないッ!!!
ショウガが強烈に効いて覚醒マックス。

想像を超えて個性的。

想像を超えてハイレベル。

最後の最後まで、ノックダウンされまくりのカレーランチでした。

Bumblebee(バンブルビー)
大阪府大阪市西区西本町1-14-2住吉ビル1F
TEL:06-6534-0894
営業時間:(本来は)11:00〜16:00
定休日:日曜日

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  • SP ジビエ3兄弟版3色カレー(山羊・ラムレバー・馬肉キーマ)

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  • Spジビエ三兄弟版三色カリー (2010年)

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  • カレーの上にはインゲンと野菜のごま和え(2010年)

  • ホットチャイ(2010年)

2023/01/19 更新

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