りょんこさんのマイ★ベストレストラン 2016

沼袋にあった『新印度料理 たんどーる』のことは、あちこちで良い評価を
見聞きしていたし、早く行かなくちゃ！と思っていたら・・・閉店とな。
とてもがっかりしていたのですが、何と初台で復活しているじゃないですか！
ここ最近は、笹塚方面のクライアントのお仕事が多いので、初台なんて
お仕事途中のランチにもってこいの場所！早速、お邪魔してみました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
初台駅から、徒歩7分位。結構、歩きます。暑い中、ふうふう言いつつ到着。
店先には「和魂印才たんどーる」という店主の思いを映した店名看板が
掲げられています。メニューも出ていて気さくな雰囲気ですね。
店内は、思ったよりもずっとこじんまりしていて、手狭な印象を受けます。
奥にはテーブル席もあるようですが、基本はカウンター席でしょう。
あまり大勢で押しかけるようなお店ではないと思います。
オープンし立てということもあって、ピカピカで清潔感があり、
どことなくお洒落なカフェのような雰囲気。女性客も沢山いました。


②お料理について
せっかくですから、3種類あるカレーを全て頂ける”カレー3種盛り”を
お願いすることにしました。
この日のカレーは、トウモロコシのトマトカレー夏野菜乗せ、
鶏ひき肉の梅キーマカレー、カボチャと豆ときのこのカレーでした。
まずは、セットのサラダが供されます。レタス、人参、紫キャベツに
胡麻ドレッシングがかかっていて、ホッとするお味ですね。
続いて、雑穀ライスにちょこちょこ付け合わせが乗ったもの。
大根と厚揚げのスパイス煮など、和食っぽいけれど、スパイスは
きっちりと上手に使われているのがさすがです。
さて、いよいよカレーです。
トウモロコシのトマトカレー、鶏ひき肉の梅キーマカレーは
暑い季節ということも意識しているんでしょうね、
トマトや梅の酸味がほんの少しだけ「たっている」のがとてもいい。
特に気に入ったのは、鶏ひき肉の梅キーマカレー。梅干しという
和の素材を上手く取り入れて、かつ辛味とのバランスも絶妙です。
一方、カボチャのカレーは、ほんわか優しい甘みを感じるもの。
付け合わせのクミン香るゴーヤ炒めと一緒に頂くと、苦みと甘みが
混然一体となって、複雑な旨味を感じます。
そして、カレーも付け合わせも、硬めに炊かれた雑穀ライスに
ぴたっと合うように調理されているんですね。
まさに、「ご飯のおかず」といったところでしょうか。
全て頂けば、お腹も一杯。ボリュームも十分あり、満足感がありました。


③スタッフの接客について
ホールは、女性お2人で切り盛りしていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、
丁寧で明るい接客・サービスで感じが良かったです。
店主さんは、黙々と調理に取り組んでいらっしゃって、あまり
笑顔はなかったけれど、最後はありがとうございましたの声が
聞こえてきましたよ。


④CPについて
3種盛りで1,500円か～と思っていましたが、この店ならではの
個性的で完成度の高いカレーを頂くことができたので、
CPは良いと感じました。


⑤その他、気付いたことなど
営業時間は限られているけれど、また、機会を見つけてお邪魔します！

ここ最近、またまたカレーがマイブームになりつつあります。
やっぱり暑くなってくると、スパイシーなものを食べたくなるのよね。
ということで、この日のランチも、沢山ある課題店の中から、
何処へ行こうかあれこれ迷って、思い出したのがこちら。
丁度、笹塚方面のクライアントに用事もあるし、途中下車して
お邪魔してみることにしました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
神保町駅から徒歩7分位。うどんの『丸香』と同じ通りにあります。
路上に出された店名看板と、緑色の庇を目印に行くと良いでしょう。
店内は、思ったよりもこじんまりとしていて、手狭な印象。
お1人様は、カウンター席に通されると安心ですが、そうでないと
必然的にテーブル席で相席となります。
私は4人掛けテーブルで、3人組の男性グループと相席だったので
正直、ちょっと居心地悪かったです。まぁ、気にしない気にしない。
インテリアは、店主さんの好み全開といった感じです（笑）
でも、お店のイメージに不思議と合っているので、不愉快な感じは
全くありません。


②お料理について
事前リサーチによる予習はバッチリだったので、迷うことなく
“チキンカレー 辛さ2” をお願いしました。
暫くすると、ぐつぐつと煮立ったカレールー、クミンシードが
混ぜ込まれたクミンライスが供されます。
カレールーは、スープカレーらしく粘度低めのシャバシャバ系。
うっすらと油膜に覆われており、思ったよりも赤みが強いです。
一口頂くと、ほのかにココナッツの香りが鼻を抜けた後、
ピリッとした爽やかな辛味が追いかけてきます。
ベースは鶏スープでしょうか。コクがあって、味に奥行きがあり、
複雑なスパイス感をしっかりと下支えしているのが分かります。
具材のチキンは小さく刻まれていますが、丼の底に沢山入っていて
嬉しくなります。
その他、フレッシュトマトが爽やかな酸味をプラスしているし、
キャベツは、シャキシャキとした食感のアクセントそして甘みを
プラスしていて、とてもバランスが良いですね。
何より具材が全て小さめに揃えられているのは個人的にいいと思います。
1匙にライスとスープ、そして具材が一体となって楽しめますもの。
ライスは硬めに炊かれていて、シャバシャバのルーと相性が良いです。
添えられた玉ねぎのアチャールも、シャクッとした食感と程良い刺激で
よい箸（スプーン）休めとなりました。
全て頂けばお腹も一杯。ボリュームも十分ありました。


③スタッフの接客について
店主さんの接客に疑問を呈するレビューもいくつか拝見していたので
かなり気負っていましたが、思いの外、普通で拍子抜けしました（笑）
挨拶、席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、入店と同時に
「相席をお願いすることになりますが、大丈夫ですか？」という確認も
きちんとありましたよ。


④CPについて
900円でとても私の好みに合ったスープカレーを頂くことができました。
個性的でこの店でしか味わえない仕上りである点にも魅力を感じますし
CPは良いと思います。


⑤その他、気付いたことなど
次回は、ヌードル（麺）を頂いてみたいな。
スープカレーのルーとフォーの相性はとても良さそうですし。

以前、神宮前にあった伝説のカレー屋さん『GHEE』には
訪問したことがありませんでしたが、たまたま会社近くの
東銀座『ビザール』で出会ったのが赤出川さんのカレーでした。
その後、外苑前の『BROWN HORSE』に場所を移したと聞き、
追いかけて食べにお邪魔しておりました。
そして、ついに！神宮前のこちらに落ち着かれたとの情報を得て
速攻行きたいと思っておりましたが、なかなか機会がなくて・・・
先日、やっと訪問が叶いました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
一番近い駅は北参道でしょうか。いずれにしても、徒歩10分位はかかります。
小さなビルの2階にあるのですが、これがまた非常に分かり難い！
路上に出された看板しか目印がないのですが、小さくて目立たないので、
何度も見過ごしてしまいました・・・。
店内は、至ってシンプルなインテリアで、すっきりとしています。
照明が落としてありますので、料理写真を撮るのは一苦労です（笑）


②お料理について
ビーフとバターチキンのコンビネーションにしようと思っていたのですが
メニューを見ると「ミルクカレー」の文字が。今まで頂いたことがない
メニューだったので、今回は”バターチキンとミルクカレー”のコンビで
お願いすることにしました。
暫くすると、真ん中にライスが盛られたあのスタイルでカレーが供されます。
ライスの上には、トマト、レタス。ピクルスも乗っていて可愛らしいです。
まずは、バターチキン。口に入れると、複数のスパイスの香りがふわっと
立ち上って、その後、酸味が追いかけてきます。
コクがあるのに、とても爽やか。
やっぱり、このバターチキンカレーはここでしか味わえないものですね。
そして、初めて頂くミルクカレー。
ココナッツミルクのまろやかさはしっかりとありますが、スパイシー。
独特のバランスですが、これが絶妙。パプリカのシャキシャキ感も楽しい。
赤出川さんにお聞きしたら「ペルーの料理にヒントを得たもの」とのこと。
そうなんですね。ペルー料理には、疎い私ですが、興味を持ちました。
今回はSサイズを頂きましたが、ボリュームも程よく、お腹一杯。
やっぱり美味しいなぁ・・・久しぶりに味わった伝説のお味に満足でした。


③スタッフの接客について
ホールは、若い女性がお1人で切り盛りしていました。
大人しい感じの方でしたが、挨拶や席への誘導はきちんとしていて
特に気になる点はなかったです。途中、赤出川さんが席に来て下さり、
カレーについてのお話を色々聞くことができ、楽しかったです。


④CPについて
1,000円でここでしか味わえないカレーを頂くことができました。
バターキチン、ミルクのどちらも美味しく頂きましたし、
お店の雰囲気も良かったです。CPは良い方だと思います。


⑤その他、気付いたことなど
次回は、やっぱり”ビーフ”を頂かなくちゃね！

神楽坂の『蕎楽亭』は、何度かお邪魔しているお気に入りの
お蕎麦屋さんです。
その『蕎楽亭』の片腕として活躍されていた金子さんが独立し
新しくお店を出したことは知っていたのですが、なかなかお邪魔する
機会がなかったのですが、先日たまたま水天宮近くに所用があり
やっと訪問が叶いました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
水天宮前駅から、徒歩5分位。水天宮裏手の路地を入ってすぐです。
店先には、鶯色の暖簾が掲げられ、きりっとした粋な佇まいです。
店内は、厨房に面した白木のカウンター席がメインですが、
入り口近くには個室仕立てのテーブル席もあるようです。
明るく清潔感があり、上品な雰囲気で、女性お1人様でも
気兼ねなく入店できますし、ほっと落ち着きます。


②お料理について
”カレー蕎麦”が看板メニューということは分かっていたので
迷うことなく ”ざるそばと小カレーそばセット（1,200円）”をオーダー。
店主は蕎楽亭のご出身ですし、せっかくなら天ぷらも頂きたいと思い
”メゴチ天ぷら（740円）”も追加でお願いしました。
暫くして、ざるそばとメゴチ天ぷらが供されます。
お蕎麦は、端正な細切りでとても美しいです。角がピンとしていて
瑞々しさもあり、喉越しも良いですね。この時期ですが、ふわっと
蕎麦自体の香りも感じられるのが嬉しいです。
辛汁は、鰹出汁の風味が効いたもので、カエシもまろやかな味わい。
天ぷらは、サクッと揚がっています。メゴチ独特の力強い旨味も
上手に引き出されています。
お蕎麦と共に頂く天ぷらは、やっぱりこのくらい軽やかな衣でないとね。
それにしても、野菜等の天ぷらは付かないのですね。メゴチ1尾で740円。
天ぷらだけだと『馥や』の方に分配が挙がりそうです。
とはいえ、最後に供されたカレー蕎麦は、抜群に美味しかったです。
カレー汁はしっかりスパイシーなのですが、フルーティな甘みもあり、
とろとろの牛すじからの旨みがたっぷり溶け込んでいます。
細切りの蕎麦とカレー汁がしっかりと絡み合い、シャキッとした葱の
アクセントも良い感じ。このカレー蕎麦は、完成されていますね。
蕎麦湯は勿論、カレー汁もしっかりと飲み干し、お腹一杯になりました。


③スタッフの接客について
ホールは、女性お1人で切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、
丁寧でにこやかな接客・サービスでした。
厨房内には、ご主人の金子さんともう1名男性がいらして
流れるように調理を進めていらっしゃいました。


④CPについて
”ざるそばと小カレーそばセット（1,200円）”だけでしたら、
CPは良く感じたと思います。
ただし、”メゴチの天ぷら（740円）”は、正直ちょっとお高めに感じました。
立地や接客・サービス等総じて鑑みるに、CPは普通だと思います。


⑤その他、気付いたことなど
次回は、必ずやカレー蕎麦を単品で頂きたいです！！

前の日に調子に乗って飲み過ぎまして、この日のランチはそう‼︎
カレーうどんと決めておりました。
二日酔いの日は、なぜか猛烈にカレーうどんが食べたくなるんです。
クライアントとの打合せが終わり、どこのうどん屋さんに行こうか
あれこれ調べていて思い出したのがこちら。
マイレビュアー様達の評価も高く、ずっと気になっていた一軒です。
早速、お邪魔してみました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
神田駅から、徒歩8分位。駅近の飲食店街を抜け、町の交差点近くです。
墨で店名が書かれた白のシンプルな看板が目立ちますね。
店内は、大きなテーブル席の他、ゆったりとしたカウンター席もあり
お1人様でも気兼ねなく入店できます。
明るく清潔感がありますので、女性のお客様も多数いらっしゃいました。


②お料理について
オーダーは食券制。迷わず、カレーうどん（小）をポチッとします。
「食券をお預かりします」というスタッフの男性に券を渡して、着席。
暫くすると、角盆にカレーうどんの丼、別椀で出汁が一緒に供されます。
途中、この出汁を加えて自分好みにカレー汁の濃度を調整できるわけです。
まずは、出汁は入れずにそのままで。カレー汁の粘度は結構高めで、
トロリとしていますが、爽やかな辛味と複雑なスパイスの香りが感じられ、
意外と言っては失礼ですが、かなり本格的なお味です。
ベーススープには、野菜の甘みと動物性のコクも、きっちりとありますね。
うどんは、やや細めですが、もちもちとしていて伸びがあり、しなやか。
このうどん、私好みです。
そして、別腕の出汁がいいですね。まず、熱々なのがポイント高し。
カレー汁に足していくことによって、温度が変わるのを当然踏まえた適温です。
鰹、いりこの力強い香り、そしてほんのりと追いかけてくる独特の酸味。
スパイシーなカレー汁にピッタリきます。
少しずつ足しながら、好みを探しましたが、私は8割くらい出汁を足して
ややシャバくらいが好きだなぁと思いました。
途中、卓上にある天かすを足したり、青葱のシャキシャキ感を
楽しんだりしてあっという間に完食。
食べ終わると、二日酔いも何処へやら。スッキリ‼︎気分爽快でした。


③スタッフの接客について
ホールは、男性お2人で切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、明るく
元気な接客・サービスで好感がもてました。


④CPについて
680円で私好みのカレーうどんを頂けて、とても満足度が高かったです。
出汁を足してカレー汁の濃度を調整していく工夫も気に入りましたし、
CPは良いと思います。


⑤その他、気付いたことなど
二日酔いということもあり、小盛りにしたのですが、やや少なかったかな。
次回は中盛りでカレーうどんを頂くか、小盛りで2種類のうどんを頂くか
悩んでいるところです。

この日も、笹塚方面のクライアントとの打ち合わせが終わり、
都営新宿線で帰社しようとしますと、もう遅いお昼時。
春めいてきたし、何となく、冷たいお蕎麦をツルツルっと
手繰りたいなと思い、あれこれ検索して見つけたのがこちら。
どうせ馬喰横山駅で乗り換えるわけだし、丁度いいわ～！と
お邪魔してみることにしました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
馬喰横山駅から、徒歩7分位。小伝馬町が最寄り駅ですが
馬喰横山駅からも、問題なく歩けます。
店先には、店名の書かれた紺色の小さな暖簾がかかり、
良い雰囲気を醸し出しています。本日のお蕎麦の出身が
分かるように張り出されているのも楽しいですね。
店内はこじんまりとしていますが、上品で落ち着いていて
ホッとなごめる空間となっています。


②お料理について
好物の”鴨汁”をお願いしようかと思いましたが、天ぷらの
メニューが充実していたので、方針変更。
”めごちの天ぷら”を冷たいお蕎麦（1,680円）でお願いしました。
暫くすると、揚げたて熱々の天ぷら、つゆ、お薬味、お蕎麦の
順番で次々に供されます。
まずは、天ぷら。タネとしては、めごちと獅子唐くらいかな？と
思っていたら、山菜天ぷらが数種類盛り合せてあります。
蕗の薹、うど、野蒜。サクッとした衣にそれぞれの素材が
持つ苦みが心地よいです。春を感じさせる、粋な計らいですね。
めごちも、薄衣で揚げ具合が絶妙。
臭み一切なくふんわりとした身と上品な旨味が感じられます。
お蕎麦は、きちんと切り揃えられ瑞々しく、美しい佇まい。
ツルツルっとした舌触り、喉越しも良いです。
蕎麦の香りは、やや弱いものの、風味は十分感じられますし
辛汁との相性も良いです。
辛汁は、たまり醤油を使っており、濃厚でコクがあります。
色は濃いですが、醤油の角は取れて丸くなっているので
塩っ辛さはありません。
最後は、自分好みの量で辛汁と蕎麦湯を合わせて頂き、お腹一杯。
ボリュームも十分ありました。


③スタッフの接客について
ホール（花番さん）は、女性お1人で切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、
物腰柔らかな接客・サービスで感じが良かったです。
厨房にいらしたご主人も、帰り際はホールに出てきて
元気にお見送りしてくれましたよ。


④CPについて
春を感じさせる天ぷら（めごち、山菜）は、私好みの揚げ具合で
美味しく頂きましたし、お蕎麦も美味しかったです。
コクのあるまったりとした辛汁は、好みが分かれそうですが、
私は好きでした。
お店を出た時の満足度は高く、CPは良いと思います。


⑤その他、気付いたことなど
後で、こちらのご主人の修行先が『築地　布恒更科』だと知りました。
なるほどー、『築地　布恒更科』のワカサギやギンポの天ぷら、
美味しかったもんなぁ。こちらの天ぷらが上質なのも納得でした。

お正月休みもあっという間に終わってしまい、お仕事です‼︎
仕事始めのランチは、定説（おせちに飽きたらカレーもね）に従い
カレーに決まりです。
新年挨拶回りのルートを吟味して、選んだのはこちら。
年明け早々に営業していることも確認して、お邪魔してみました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
岩本町駅から、徒歩5分くらい。小さな路地にありますし、入り口も
分かり難いので、初訪問の際は、少し迷ってしまうかもしれませんが
駅近で便利な場所です。
訪問時、ウエイティングは5名。25分くらい待ちました。
店内はカウンター席のみで、かなりこじんまりしています。
隣の席との距離も近いですし、居心地はそれほど良くはないのですが
不思議と落ち着く雰囲気です。


②お料理について
初訪問ですし、せっかくなので2つの味を知りたいなと思いまして、
“あいがけカレー（チキンのインド風カレー＋牛すじドライカレー）”を
辛さは5、ご飯少なめでお願いました。
オーダーが入ると、チキンを小さなフライパンで勢いよく炒めて
ルーと合わせ、丁寧に仕上げていきます。
暫くして、供されたお皿には、カスメリティがたっぷりかかった
インド風カレー、ご飯の上にちょこんと乗ったドライカレーが
美しく盛り付けられています。
まずはインド風から。さらさら粘度低めのルーは、かなり私好み。
口に含むと、カスリメティ独特の香りがふわっと鼻を抜けていきます。
辛さはそれほどではありませんが、カルダモン、ブラックペッパー、
シナモンなど、数種類のスパイスが複雑に絡み合い、奥深い香りと
風味を醸し出しています。確かに最初はカスリメティが際立っていますが、
後から、色々なスパイスが追いかけてくる感じ。これは凄いなぁ。
ドライカレーの方は、牛スジの旨味がぎゅっと詰まった仕上り。
玉ねぎの甘さと牛脂のコクが、全体のバランスをとっていて
まとまりがあります。
堅めに炊かれたご飯は、インド風にもドライカレーにも相性抜群。
少なめでお願いしましたが、普通でも大丈夫だったかも（笑）
食べ終わると、身体はポカポカ。気分もすっきりして、大満足でした。


③スタッフの接客について
この日は、年明け早々で、ご主人がお1人で調理も接客も担当していて、
大変そうでしたが、ニコニコ一所懸命なのが伝わってきましたし、
挨拶やお料理の説明も丁寧で分かり易かったです。


④CPについて
最初は「あいがけだと、1200円か〜」と思っていましたが、
かなり私好みのカレーを頂くことができて、食べ終わった後の、
満足度も高かったです。CPは良いと思います。


⑤その他、気付いたことなど
次回は、インド風カレーのチキンと野菜のトッピング追加で
お願いしたいな。スタンプカードも頂いたし、またお邪魔します。

こう暑いと、やっぱり自然に暑い国のお料理を食べたくなるもの。
ということで、この日のランチは久しぶりにタイ料理！
と心に決めて、あれこれ思案。笹塚方面のクライアントの打合せ後、
オフィスのある銀座までの途中、どこか良いお店はないかしら？
と思い出したのがこちら。早速、お邪魔してみました。


①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
馬喰横山駅から、徒歩5分位。そんなに目立たない場所なのに、
飲食店が数店集まっている不思議な一角にあります。
中でも、有名なお寿司屋さんは移転しちゃいましたけれどね。
けんちん汁が美味しい『志な乃』の2階。急な階段を登った先です。
店内は、テーブル席がメイン。混雑してくると、お1人様は少し
肩身の狭い思いをしそうかな。
とはいえ、明るくカジュアルで、本場のタイを彷彿とさせる
雰囲気はなかなか良いものです。


②お料理について
ランチメニューは、季節限定モノもあったりして、かなり豊富。
迷いましたが、初訪問ということもありカレーとトムヤムクンの
両方を味わえる”ゲーンチェンマイ＋トムヤムクンミニ米麺”を
オーダーしました。
すると、あっという間に、前菜の生春巻きが供されます。
ミニサイズながら、砕いたピーナッツがかかっていて、ひと手間を
感じさせます。甘辛いチリソースもきちんとしていました。
続いて、ゲーンチェンマイ。サラサラ粘度低めのルーが私好み。
薫り高いジャスミンライスとの相性が良いですね。
辛さは全くなく、ココナッツの甘みとじゃが芋のホクホク感を
楽しむカレーといったところかな。豚肉もゴロゴロ入っていて、
かなり食べ応えがありました。
そして、トムヤムクンミニ米麺。シメジ、もやし、葱などの
具材は、やや日本人向けかと思いますが、スープそのものは本格的。
一口口に含むと、まずは爽やかな酸味が広がり、後から辛さが
追いかけてきます。ほんのりと香るナンプラーも良いアクセント。
このトムヤムクンスープ、美味しいです。
そして、つるつるの米麺がまた良い。サッパリとしたスープに
米麺独特の食感が良く合いますね。
最後は、タピオカココナッツミルクを頂いてお腹一杯に。
ボリュームも十分ありました。


③スタッフの接客について
ホールは、本国タイの方と思しき女性が3名で切り盛りしていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、
日本語もきちんと通じました。
忙しそうでしたが、きびきびとした接客・サービスでしたよ。


④CPについて
私好みのトムヤムクンヌードルを頂けて、満足度が高かったです。
1,000円以内で、きちんとしたタイ北部のカレーも付いていたし
CPは良い方だと思います。


⑤その他、気付いたことなど
ランチ時は、かなり混雑していました。店内で食事の方は勿論、
お弁当をお願いする方も結構いらっしゃいましたよ。