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1位
2回
2017/12訪問 2018/01/02
前回、お邪魔して頂いた汁あり担々麺が美味しくて
これはぜひとも汁なし担々麺も頂きたい!と思い、
すぐに再訪いたしました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
相変わらず、人気ですね!土曜日の開店10分前で、
すでに10人程の行列ができており、1回転目には
入店できませんでした。
でも、感じの良い店員さんが、ウェイティング時も
丁寧に応対してくれるので、全く苦になりません。
②お料理について
看板メニューの“醤油”も頂きたいと思いましたが、
ここは初志貫徹で、“汁なし担々麺(煮玉子付)”を
オーダーしました。
暫くすると、美しく向きを整えられた麺の上に
九条葱、砕いたナッツ、肉味噌、山椒、粉唐辛子が
端正に盛り付けられて供されます。
勿論、丼の底にタレがありますので、下からぐるりと
かき混ぜてから頂きます。
一口頂くと、まず、フワッと鼻を抜けていく爽やかな
山椒の薫りと痺れ。
そして、丸みのある辛さが追いかけてきます。
胡麻のコクと風味は、どっしりと感じられますね。
モチモチとした太麺は、タレを上手いこと纏いながら、
小麦の風味もきっちり存在感があります。
肉味噌は甘さ控えめの大人っぽい仕上がり。
九条葱のシャキシャキ感、砕いたナッツの芳ばしさも
良いアクセント。
いや~、タレ、麺、具材のバランスが抜群ですね!
美味しくて箸が止まらず(笑)、あっという間に間食。
お腹いっぱい、ボリュームも十分ありました。
③スタッフの接客について
相変わらず、ホスピタリティ溢れる接客ですね。
人気店で、かなり忙しいはずなのに、気配りや
細やかな心遣いが、あちこちに感じられました。
④CPについて
完成度の高い汁なし担々麺を頂きましたし、お店の
雰囲気や接客・サービスも素晴らしいです。
お店を出た時の満足度は、本当に高いですね。
⑤その他、気付いたことなど
お連れ様は塩を頂きました。私も一口頂きましたが
すっきりとしていながら、滋味深いスープが印象的な
一杯でした。
また、叉焼の切れ端がたっぷりと乗った“肉飯”は
美味しい上にお得ですし、ぜひお奨めです!
新宿区の美味しいラーメン屋さんというと、必ず上位に
名前が挙がってくるこちら。前々から行きたいと思って
機会を狙っていたのですが、立地がやや中途半端ということも
手伝って、なかなかお邪魔できないでいました。
そんな中、こちらの担々麺がとても美味しい!かつ限定で
いつ無くなるか分からないという評判を聞き、急いで訪問しました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
最寄り駅の曙橋駅より、徒歩8分位。私はお連れ様と散歩がてら
東新宿方面からてくてく歩きました。大通りには面していませんし
住宅階の一角にあるので、本当に目立ちません。行列がなければ
通り過ぎてしまいそうです。
店内は厨房を臨むカウンター席、3人掛けの小さなテーブルが1席。
全部で10名弱のキャパで、こじんまりとしています。
すみずみまで清掃が行き渡り、明るい雰囲気で、女性お1人様でも
気兼ねなく入店できます。厨房もチリ一つなく、調理がしやすいよう
機能的に整理されていて観ていて気持ちが良いですね。
②お料理について
お連れ様は、看板メニューの“醤油”+“煮玉子”を迷わず選択。
私は“汁あり”と“汁なし”のどちらにしようか散々悩んだ末に、
“担々麺(汁あり)+煮玉子”をお願いしました。
暫くして、湯気を立てて丼が供されます。
やや濁りのある薄茶色のスープに砕いたナッツ、花椒、九条葱、
肉味噌がキレイにトッピングされています。
スープは、すっきりとした上品な味わい。ただし、ベーススープが
しっかりとしているので、奥にどっしりとしたコクが感じられます。
上品だけれど、あっさりしすぎておらず、バランスが良いです。
また、自家製の芝麻醤が程よく効いており、胡麻の香りも素晴らしい。
辣油の辛味はマイルドですが、その分、酸味の存在がちらっと顔を
のぞかせていて、絶妙なバランスだなぁと思いました。
花椒の痺れはあまりなく、ここは好みが分かれるかも。私は好きでした。
麺は中細のストレート。この麺、美味しいです。ザラツルとした舌触り、
適度なコシもあります。スープとの絡みもいいですし、パツンとした
歯ごたえを感じた後、小麦の香りがふわっと鼻を抜けていきます。
肉味噌は、ほんのりとした甘みがあり、スープ・麺との相性もよく
量もたっぷりと入っていました。九条葱の香りとシャキシャキ感、
ナッツの香ばしさも合わさって、絶妙なハーモニーでした。
煮玉子は、黄身半熟で、良く味が滲みていて、これまた美味。
あっという間に、麺もスープも完食。ボリュームも十分ありました。
ちなみに、お連れ様に一口もらった“醤油”ですが、こちらも
すごかったです。複雑な風味のある醤油(カエシ)に、鶏や昆布、
貝類などいくつもの旨味が折り重なったベーススープが融合し
本当に滋味深いスープと小麦香る麺、具材の叉焼もしっとり柔らか。
お連れ様も「今まで食べた醤油ラーメンの中でNo.1かも~」と
感心しきりでした。
③スタッフの接客について
ホールは、可愛らしい女性がお1人で切り盛りされていました。
始終ニコニコ笑顔で、ウエイティングの対応も非常に丁寧。
お客さんの状況や気持ちに合わせて、挨拶や接客対応も自然に
変化しており、細やかな気配りが感じられました。
厨房にいらした店主さんも、調理に集中し、手を動かしながらも、
帰り際は、全てのお客さんに笑顔で挨拶をしていらっしゃいました。
人気で混雑しているラーメン屋さんで、たまにある高圧的な接客とは
真逆の接客・サービスで、ほっと心が温まりました。
爽やかな若いお二人、頑張ってね。応援しています。
④CPについて
完成度の高い、私好みの美味しい担々麺を頂くことができました。
お味は勿論、お店の雰囲気も、接客・サービスも感じが良く、
素敵なラーメン屋さんだったなぁ、と思いました。
CPは良いと思います。
⑤その他、気付いたことなど
“担々麺(汁なし)”が、限定からなくなる前に、必ず再訪します。
2位
3回
2023/02訪問 2023/05/19
2年間の大阪(食)生活で、結構困ったのは
好みのお蕎麦屋さんがない!ことでした。
そもそも、東京に比べ、お蕎麦屋さんの数が
圧倒的に少ないのと「蕎麦屋で呑む」文化が
あまり根付いていないのが理由なのかなぁ。
ですので、東京に戻ると、すぐお気に入りの
お蕎麦屋さんであるこちらへ訪問しました。
いつも通り“蕎麦味噌”“出汁巻き玉子”
そして、黒板メニューからも幾つか。
“鰺の酢〆”
力強い旨み、脂の乗った鰺をさっぱりと
酢〆で頂きました。
酸味マイルド、いやなツンがないので、
お連れ様も美味しそうに食べていました。
“ヒイカの煮付け”
腸も丸ごと、頂けるのが嬉しいサイズです。
丁度良い甘辛さ、どこまでも柔らかな仕上り。
“からすみ”
そりゃ、日本酒に合うよねー!笑
無くなるのが、勿体無くて、チビチビと
頂きました。
〆は、久しぶりに温かいお蕎麦にしました。
海苔と山葵の“花巻そば”
シンプルであるがゆえに、お蕎麦やかけ汁の
出来栄え、使われている海苔と山葵の質が
ダイレクトに分かります。
ああ、しみじみ美味しい。
すっきり上品豊かな鰹出汁に、円みのある
お醤油の香りと風味。
後から、すっと追いかけてくる仄かな酸味。
温かくても張りを失わないしなやかな蕎麦。
汁と纏うと、ほろりと解けるような食感。
爽やかな本山葵の刺激、香り立つ磯の風味。
全てのバランスが丁度良く、美味しかった!
お料理に合う日本酒も幾つもお薦め頂いて
とても楽しい夜でした。
全く変わらぬご兄弟の優しいお人柄にも、
癒されたなぁ。
今回も大満足、また季節ごとお邪魔します。
お蕎麦屋さんで呑むのが好きで、幾つかお店を
訪問しましたが、こちらが一番好きです。
お蕎麦が、しっかり美味しいのは勿論のこと、
とにかく美味しい蕎麦前が充実しているのが素敵。
季節ごとに訪問していますが、冬のお楽しみは
何といっても”アンキモ旨煮”です!
「ちゃんとした日本酒をこれでもか!と沢山使って
弱火でじっくり仕上げるのがポイント」だそう。
お料理上手の弟さん、日本酒に詳しいお兄さん。
お2人の穏やかで優しいお人柄にも魅かれています。
今回も美味しくて大満足。ごちそうさまでした。
某グルメ系雑誌で、お蕎麦特集が組まれていた時、こちらのお店も
紹介されていて、爽やかな笑顔のご兄弟の姿が印象的でした。
先日、笹塚方面のクライアントの打合せが、思いの外、早く終わり、
ビールでも呑まない?と、お連れ様に連絡すると、神保町近くに
出てこられるとのこと。それはラッキー!前々から気になっていた
こちらへお邪魔してみることにしました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
神保町駅から、徒歩8分位。小さな路地の奥にひっそりとあります。
店先には、真っ白な暖簾がかかり、丸い窓から温かみのある光が
漏れていて、上品で落ち着く佇まいです。
店内はテーブル席の他、厨房に向かって設えられたカウンター席が
6席程度。こじんまりとしていますが、狭苦しい感じはありません。
明るくて清潔感がありますから、女性客が多いのも頷けます。
②お料理について
せっかくなので、お蕎麦の前にあれこれ頂きたいと思い、お連れ様と
相談しながらアラカルトでオーダー。
“出汁巻き玉子”
ここ何年かで食べた出汁巻き玉子の中でも、一番美味しかったです。
まず、フォルムがキレイ。均一に薄黄色に焼かれ、つやつやぷるん。
上品な鰹出汁と玉子の甘みが絶妙にマッチしていて、本当に優しく
ふんわりした仕上りでした。
“穴子の天ぷら”
Mサイズは売切れでしたが、Sサイズでも十分肉厚で食べ応えあり。
泥臭さもなく、ふわっとした身がサクサクの衣に包まれており、
塩でも天つゆでも、どちらでも美味しく頂けました。
“ホンビノスの天ぷら”
穴子が美味しかったので、もう1タネ頂くことに。ホンビノス貝の
天ぷらは初めて頂きましたが、プリッとジューシーで日本酒に合います。
“浸し豆”
「鞍掛豆」と「黒目大豆」がミックスされていて、色合いがキレイです。
コリッとした豆の歯応えが楽しいし、浸す出汁の塩梅も上品なもので
豆そのものの甘みも感じられました。
“蕎麦焼き味噌”
蕎麦の実がしっかりと感じられる味噌が、香ばしく焼き上げられています。
塩加減もしっかり目で、日本酒に合う一品。
“ほうれん草とあおさのわさび和え”
ちょっとえぐみのあるほうれん草と、磯の香りのアオサ、そして本山葵の
ピリッとした辛味が一体になった「大人の」和え物です。
これまた、日本酒が進みます。
“自家製漬物(糠漬け)”
胡瓜も大根も色がきれいに残っていて、浅めの漬かり具合かと思えば
そんなことはなく、しっかりと糠の香りと旨味が入っています。
それぞれの野菜の歯応えや風味も残っていて、美味です。
“鴨せいろ”
〆のお蕎麦は何にしようか迷いましたが、やはり大好きな鴨せいろを
お願いしました。
お蕎麦は細く端正に切り揃えられ、瑞々しいです。角もピンしていて
水切りもきっちり。そのままひと手繰り頂いてみると、喉越しも良く
お蕎麦の甘みがほんのりと感じられます。
鴨汁には、軽く炙られた葱と鴨肉スライスが3枚。コクのある鴨の脂が
すっきりとした甘さ控えめの汁に溶け込み、何とも美味しいです。
ふわっと香る柚子皮のアクセントも私好み。最後にはさらりとした
蕎麦湯も頂き、お腹一杯。
お蕎麦は勿論、蕎麦前もお酒も沢山頂いて、満足満足でした。
③スタッフの接客について
ホールは、お兄さんが担当されているようでした。ニコニコ笑顔で
日本酒をお勧めしてくれたり、物腰の柔らかな感じの良い接客でした。
調理を担当されている弟さんも、お忙しい中、時折、手を休めて
お料理の説明をしてくださったり、楽しいひと時を過ごせました。
お二人とも、とにかく爽やかで好青年!応援したくなるご兄弟ですね。
④CPについて
充実の蕎麦前と日本酒、そして〆には美味しい“鴨せいろ”を
頂くことができました。
感じの良い接客・サービスでしたし、お店の雰囲気も温かみがあり
心地が良かったです。満足度は高く、CPは良い方だと思います。
⑤その他、気付いたことなど
次回は、お煮物や生ものも頂きたいし、温かいお蕎麦もいいなぁ。
3位
1回
2017/03訪問 2017/04/01
インドカレーと魯肉飯(ルーローハン)が一度に両方楽しめます♪
カレーを愛する方々の間で、オープンするやいなや
大きな話題となっていたこちら。お店の場所も近所ですし、
早くお邪魔してみたいなぁと思っておりました。
そこで、のんびりとしたとある土曜日のお昼時に
「カレーを食べに行かない?」とお連れ様を上手く誘い(笑)
やっと念願叶って訪問となりました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
JR大久保駅から、徒歩5分位。雑居ビルの奥まった所で
分かり難いので、初訪問の際は表に出ている黄色い看板を
目印に向かうと良いと思います。
店内は、カウンター席のみ。こじんまりとしていますが
明るく清潔感があります。女性店主らしい可愛らしさも
あちこちに感じられ、狭くとも心地よい空間です。
②お料理について
カレーのみのメニューもありましたが、ここは勿論!
こちらの看板メニューであるインドカレーと魯肉飯(ルーローハン)
両方頂くことのできる“ろかプレート”をラムカレーで
お願いすることにしました。
暫くすると、何とも美しいビジュアルの一皿が供されます。
お皿の真ん中には、ターメリックライス。その上には
豚バラを甘辛く煮こんだもの、そして半熟黄身の玉子が鎮座。
この部分が魯肉飯ですね。
ライスの周りには、いくつかの副菜、そして生野菜レタス
ビンダル風のラムカレールーがたっぷり盛り付けられています。
まず魯肉飯を一口頂いてみると、ふわっと八角の香りが鼻を抜け、
その後、豚バラの旨味がジュワッと口の中に広がります。
半熟黄身を潰しながら頂くと、まろやかになり、また違った
味わいを楽しむことができます。
そして、ラムカレー。ビンダル風とあるように、ラム肉には
爽やかな酸味が効いています。ラム独特の風味は、きちんと
感じられますが、臭みは一切なく食べやすいですね。
それぞれ別々に頂いた後は、副菜も全部ひっくるめて、
よーく混ぜて頂いてみます。
複雑に絡み合ったスパイスとフレッシュハーブの香り、
魯肉飯の甘辛さ、ラムカレーの弾けるような辛さ。
そして副菜の高菜に効かせたマスタードオイルの刺激、
玉葱アチャールの優しい酸味・・・
全てが、渾然一体となって、とても美味しいです!
気が付けば、無言でスプーンを口に運び、あっという間に完食。
ボリュームは十分ありましたが、食後感はスッと軽やか。
スパイス効果で身体もポカポカ、寒さも吹き飛びました。
③スタッフの接客について
調理から接客・サービスまで、店主の女性がお1人で
切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし
お料理の説明なども丁寧でした。
ニコニコ笑顔で、物腰も柔らかく、心も身体もホッと
解れる感じのする接客・サービスでしたよ。
④CPについて
ここでしか頂くことのできない丁寧に作られたインドカレーと
魯肉飯(ルーローハン)を一度に楽しめましたし、
女性店主さんの接客・サービスも感じの良いものでした。
スパイス使いがとても上手で、お店を出て、すぐに
「別メニューもぜひ頂いてみたい」と思いましたし、
CPは良いと思います。
⑤その他、気付いたことなど
久しぶりに、すぐに再訪したいと感じたカレー屋さんでした。
限定カレーも気になるし、サンパルも頂いてみたいし・・・
今から本当に悩みますねー!
4位
1回
2017/12訪問 2018/01/13
お料理の出来栄えは勿論、高層階から東京駅を臨むロケーションも素敵です♪
年末年始は、お連れ様の故郷 広島でのんびりと
過ごすのが恒例。2017年末も、東京駅から新幹線で
広島へ向かうことにしました。
長旅の前に美味しいランチでも頂こう!ということで
向かったのが此方。皆様の評判も高いので、楽しみに
伺いました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
丸ビル36階にあります。東京駅から直結しているので
とても便利ですね。クリーム色の外壁に重厚そうな扉。
入店してすぐに落ち着いた雰囲気のレセプションがあり
予約名を告げ、案内を受けます。
メインダイニングのテーブルに向かう途中には、立派な
ワインセラーがあり多数のワインボトルが静かに出番を
待っています。
メインダイニングの窓際の席からは東京駅が良く見えます。
この日は晴天。燦々と陽光が差し込み、眩しいですね。
インテリアはシンプルですが、上質なものを備えている
ことが分かります。食器類も歴史と風格を感じますね。
勿論、凛とした雰囲気ではありますが、堅苦しさはなく、
リラックスできる空間です。
②お料理について
私達は一番リーズナブルなランチコース“アンダンテン”を
お願いすることにしました。
まずはビールで乾杯。喉が渇いているときの食前酒では
ビールが一番好きなんだもの(笑)
まずは「最初のお楽しみ」として、小さな匙に乗った
タルトとクリームチーズ。マイクロトマトの酸味と
ハーブも効いています。
続いて「アミューズ」は、人参のムースとクリームが
美しい断層になっていて滑らかな舌触り。トッピング
された生ハムの塩気が良いですね。
ふわふわのミルクパン、玄米パンも私好みで、美味。
次はパスタ。「気仙沼産メカジキのスパゲティーニ」で
サフランが香るトマトソースです。
酸味控えめのトマトソースは、サフランの他に
コリアンダーの香りも効いていて大人っぽい印象。
具材のメカジキは、しっとり柔らかく仕上げられており
量もたっぷりと入っています。ほんのりと甘いオレンジ
(カンディート)とも好相性ですね。
スパゲティーニの茹で加減は、勿論きっちりアルデンテ。
塩梅もぴったりで、さすがの美味しさです。
続いてメインの肉料理。
「ステファノシェフ厳選の豚肉とキャベツの
白ワイン煮込み イタリア産ポレンタと共に」
スッとナイフが入る程、ホロホロに煮込まれた豚肉は
さらりとした脂身が特長的。甘みを蓄えた冬キャベツ、
素朴な味わいのポレンタとのバランスも良いです。
上に乗ったパルミノレッジャーノチーズの薄焼きが
楽しい食感で、良いアクセントになっています。
デザートは、ワゴンから選べるスタイルで、女子受け
確実ですなぁ(笑)どれにしようか、本気で迷う中、
苺を使ったプリンとチーズケーキの2種を選択。
このチーズケーキ、美味しかった!濃厚なチーズの
薫りとコクが十分活かされていて、甘さ控えめ。
ワインにも合う大人のチーズケーキでした。
最後は小菓子とカフェを頂きお腹一杯になりました。
③スタッフの接客について
レセプションの案内も丁寧でしたし、私達のテーブルを
担当してくれたホールスタッフも物腰柔らかで感じ良く
客との距離感もきちんとわきまえていました。
ソムリエ氏のワインの説明も分かり易くて、イメージ
しやすかったです。サーブのタイミングもきちんと
見計らっていて、特に気になる点はなかったです。
④CPについて
今回は5,000円のランチコースを頂きましたが、
イタリアで2番目に三ツ星を獲得したリストランテの
片鱗は十分に伺い知ることができました。
料理の出来栄えは勿論、サービスの質、東京駅を臨む
ロケーションも鑑みれば、妥当なお値段だ思います。
⑤その他、気付いたことなど
次回は美しい夜景を見ながら、心置きなくワインを
頂きたいですね。
5位
1回
2017/08訪問 2017/09/24
久しぶりに、埼玉の実家に帰省しまして、後からお連れ様も合流。
せっかくなので、何か美味しいものでも食べに行きましょう!と
両親共々、向かったのがこちらの鰻屋さん。
川越には、いくつか有名な鰻屋さんがありますが、私はここが一番
お気に入り(好き)です。
鰻大好きなお連れ様も嬉しそうですし、楽しみにお伺いしました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
本川越駅から、徒歩15分位。歩けない距離ではないですが、雨が
降った時等はタクシーに乗った方がスムーズだと思います。
一軒家の造りで、なかなか立派な建物です。少し鄙びた風情で
趣がありますね。テーブル席、掘りごたつ席、個室も完備しており、
会合や法事などで利用するお客様も多いようです。
私達は、予約時に掘りごたつ席の個室をお願いしてあったので、
とても静かでゆっくり落ち着いて食事を楽しめました。
②お料理について
土日祝で予約したい場合は、予めコース料理を頼んでおかねばならない
システムです。私達は、量多くは要らないけれど、肝焼と鰻重は
頂きたかったので、両方が入っている“蒲焼きコース(6,200円)”を
電話でお願いしておきました。
まずは“お刺身”と“う巻き”が供されます。お刺身は鮪(中とろ)
鯛、ハマチ。角がピンとして新鮮ですし、山葵も擦りたて。
細かい部分もきちんとしています。う巻きは、甘め抑え目で、出汁と
鰻の風味と玉子のコクが味わえるもの。勿論、焼きたてです。
続いて、肝焼き。小振りながら、良い食感。この苦みがたまりません。
なお、コースに含まれないもので、頼むべきは、“どじょうの唐揚げ”!
どじょうの臭みは全くなく、カリッと揚がっていて、ビールにも
日本酒にも合う!邪道かもしれませんが、添えられたマヨネーズを
ちょんとつけて頂くと、いくらでも食べられちゃいます。
さて、いよいよ、鰻重。ちなみに、ご飯は別盛りの“蒲焼き”でも
出してくれますので、お腹の具合や好みによって選べます。
私は鰻重派。お重の蓋を開けますと、ふんわり香ばしい良い香り!
焼き色も均一に美しく、タレの照り具合もちょうど良いです。
見た目でも分かるように、とにかく柔らかくて、ふわとろなのが私好み!
やや固めに炊かれたご飯、甘さ控えめのさらりとしたタレ・・・
全体的なバランスが良いですね。
プリッとした肝が入った肝吸い、白瓜の糠漬けが特に美味しい上新香も
途中で挟みつつ、あっという間に完食。
最後は、夏の名残の西瓜(水菓子)を頂いてお腹一杯。
お酒も楽しみたい方でしたら、このコースは丁度良い量だと思います。
③スタッフの接客について
私達の部屋の担当は、大学生らしき男性が主に担当してくれましたが
挨拶や礼儀もきちんとしていて、爽やかな好青年でした。
また、お料理の説明や提供の仕方(お皿の向きや位置等)も、間違いなく
きちんとしていましたね。
離れの個室でしたが、部屋に設置されている電話を使い、飲み物の
追加オーダーもスムーズにできましたし、特に気になる点はなく
リラックスして楽しく食事ができました。
④CPについて
こちらの“蒲焼きコース”は、とてもお得な内容だと思います。
私好みの鰻重でしたし、大好きなどじょうの唐揚げも頂いたし、
量も十分。満足度は高かったです。
ちなみに、鰻丼であれば、きちんとした鰻を2,000円で頂くことが
できます。個人的に、老舗の割には、敷居が低いように思います。
⑤その他、気付いたことなど
実は、こちらのお店は、私が一番慣れ親しんでいる鰻屋さんです。
あの頃、鰻重をお盆にいくつも乗せて運ぶの、緊張したなぁ・・・。
もう、うん十何年も前の話ですけれども、黒いエプロンを付けて
給仕を頑張るバイトさん達を見て、懐かしく思い出しました。
6位
1回
2017/07訪問 2017/08/11
夏になると、カレーや担々麺がやたらと恋しくなる私ですが
それと同じくらい食べたくなるもの!そう、鰻です!
ということで、この休日も鰻重求めて、あちこちのお店に
電話するも、どこも満席お断り。ようやくご近所で予約の
取れたこちらのお店にお連れ様と訪問してみました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
雑司が谷駅から、徒歩6分位。住宅街の中で雑司ケ谷霊園の
本当に脇にあるので、こんな所に鰻屋さんがあるんだ!
と、ちょっとびっくりします。
店内は、明るくてモダンな設え。入ってすぐ左手に
小さなカウンター席が2席。メインは4人掛けテーブル席と
奥にある広い座敷席です。
場所柄、法事などの行事に使われる事も多いのでしょうね。
②お料理について
電話予約時に“鰻重(徳)”をお願いしていたので、
焼き上がりまで、しばし、ビールと冷酒を頂いて待つことに。
それに、肝焼きも2本お願いしていたのですが、1本しか
用意できなかったとのことで、貴重な1本を焼いてもらいました。
また、鰻重に付いているお新香も、先に出してほしい旨
お伝えしました。
暫くすると、まずはお新香(胡瓜・大根)が供されます。
鰻重に付帯しているものとは思えないほど、量がたっぷり。
色よく漬けられていて、シャキシャキとした歯応え。
でも、しっかりと糠の良い香りを感じますし、塩梅も良いです。
美味しいお新香を肴に、冷酒が進んで困りますねぇ(笑)
続いて、肝焼き。おおー、大きくて立派な肝焼きです。
肝(内臓)部分だけでなく、ヒレや皮も少し付いているのが
嬉しいです。肝は、臭み一切なく、上品な苦みを感じるもの。
新鮮かつ下処理が丁寧に施されているのが分かります。
続いて、いよいよ鰻重の登場です!
使い込まれたお重の蓋を開けると、湯気と共にふわっと
タレの香ばしい香りが立ち上ります。
ご飯が見えないように敷き詰められた鰻。焼きは均一、
キレイな黄金色をしています。
良く蒸されていて、とても柔らか、ふっくらトロトロの仕上がり。
でも、皮目はパリッとしています。
タレは甘さ控えめながら、醤油の角が取れたまろやかな味わい。
ご飯はやや硬めに炊かれ、蒲焼の量とのバランスもいい。
この鰻重、かなり私好みだなぁ。
出汁の効いた肝吸いも頂きながら、あっという間に完食。
ボリュームも十分あり、お腹一杯になりました。
③スタッフの接客について
ご家族経営なのかな、調理は息子さん、接客はお母様
(と、もう1人女性)が担当されていました。
土用の丑の日が近かったこともあり、店内は満席だし、
ひっきりなしに電話が鳴るし、接客担当のお母さんは、
本当に忙しそうでした。
ですので、着席まで時間がかかったり、お酒の注文が
通っていなかったり、色々とありましたが、その都度、
きちんとしたお詫びと説明があり、全く気になりませんでした。
何より、皆さん一生懸命で、お客さんに居心地良く、
美味しい鰻を食べてもらいたい、という気持ちが十分に
伝わってきて、心温まりました。
④CPについて
あんな立派な肝焼きが300円というのもびっくりですし、
丁寧に仕上げられた私好みの鰻重を3,400円で頂けて、
大満足でした。アットホームな接客・サービスや
お店の雰囲気も気に入りました。CPは良いと思います。
⑤その他、気付いたことなど
鰻重が大好物のお連れ様も、気に入ってくれていました。
鰻って、蒸しの入れ方・焼き方・タレ・・・など、
実は、細かく好みが分かれますよね。
こちらは、私好みの鰻だったので、嬉しかったです。
7位
1回
2017/04訪問 2017/04/30
春の陽気に誘われて、この日は少し足を延ばして遠征ランチです。
行ってみたいお蕎麦屋さんリストに、随分前から入っていたこちら。
とはいえ、本郷三丁目というあまり降り立つことのない駅ですし、
なかなか行く機会がなかったのですが、やっとチャンス到来!
楽しみに伺いました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
本郷三丁目駅から、徒歩5分位。店先には、えんじ色の暖簾がかかり
しっとり上品な佇まいです。
入ってすぐのところに才巻海老が泳ぐ小さな水槽があります。
店内は、思ったよりもこじんまりとしていますが、明るく清潔感が
ありますので、狭苦しい印象は全くありません。
②お料理について
ご主人が『松翁』で修業されていたことは事前情報で知っていたので
やはり、天ぷらは頂いた方がいいかなぁと思っていたのですが、
メニューにあった“鴨団子汁”が、どうしても気になってしまい、
“ざるそば+鴨団子汁のセット“をお願いしました。
暫くすると、角盆にお蕎麦、つゆ、お薬味がセットされて供されます。
お蕎麦はほんのりグレー色。所々に細かい干しが見えます。
キレイに切り揃えられており、水切りもきちんとされています。
角もピンとしていますね。まず何もつけずに一啜り頂くと、
ふわっとお蕎麦の香りが鼻に抜けていきます。
喉越しもいいし、舌触りも心地よいですねぇ。そして甘みが強くて、
これは美味しいお蕎麦ですねぇ。
つゆは、関東風(濃い口)を選びました。甘さ控えめですが、決して
醤油の塩味が立つことはなく、まろやかな味わい。鰹出汁がしっかりと
下支えしたお蕎麦の甘みをより引き立てるつゆです。
鴨団子汁は「つけ汁」ではなく、そのまま汁物として頂きます。
まず、鴨の出汁が存分に出た汁が抜群。優しい味わいですが、
鴨脂の旨味もきちんと感じられます。
具材も、しめじ、青菜、白髪葱など、たっぷり入っています。
ふわふわ柔らかな鴨団子は2個。団子ではありますが、鴨肉らしい
野趣に富んだ風味もきちんと楽しめます。
柚子、三つ葉の香りも良いアクセントとなっていて、とてもバランスの
取れた汁物ですね。思わず、一滴残らず飲み干してしまいました。
最後に、鉄瓶で出された蕎麦湯も頂いて、お腹一杯。ボリュームも十分でした。
③スタッフの接客について
ホールは、奥様らしき女性がお1人で切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、お料理の
説明なども丁寧で親切でした。
最初はやや、とっつき難そうな印象だったのですが、ご常連さんと
楽しそうに話をしたり、明るい接客・サービスでした。
厨房にいらしたご主人の方が、ちょっとピリピリされていましたね。
④CPについて
完成度の高いざるそばは勿論のこと、鴨団子汁も丁寧に作られていて
とても美味しく頂きました。
お店の感じも、こじんまりとしながら上品で、気に入りましたし
CPは良い方だと思います。
⑤その他、気付いたことなど
蕎麦前のメニューがとても充実していたので、次回は、ぜひ日本酒
片手に天ぷらや鴨焼きも頂きたいです。
これからの季節、冷や麦もいいですねぇ。
8位
1回
2017/07訪問 2017/07/20
先日、お仕事関連のデザイナーさんとお話ししていたら、恵比寿に
新しくできたカレー屋さんが、とても綺麗なカレーを提供してますよ~、
という情報を入手。早速、調べてみると、確かにそうね。
色鮮やか、今風の言葉でいうと、インスタ映えしそうなカレーだわ。
この辺りは普段出没しないエリアだけれど、たまたま目黒のクライアントに
お届け物があったので、遅いお昼時にお邪魔してみました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
恵比寿駅から、徒歩8分位。線路沿いの道をてくてく歩いていきましたが
日影がなくて暑くてたまりませんでした。この時期、日傘必須かと。
小さなオシャレ雑居ビルの2階にありますので、路上に出されている
店名看板を目印に行くとよいと思います。
店内は、2人掛けテーブル席のみ。こじんまりとしていて10席程度です。
オープンし立てということもあり、とても明るく清潔感があります。
木目調で統一されたインテリア、飾られた写真や絵画もいちいちオシャレ(笑)
基本、あまりにもコジャレたお店だと居心地が悪くなる質ですが、
なぜか、こちらのお店ではそういう感じにあまりならなかったです。
②お料理について
この日のカレーは、“マトンカリー”と“シュリンプカリー”の2種。
勿論、両方味わえる“Wにパクチー増し“でお願いしました。
暫くすると、青い大きなお皿に、ターメリックライス、カレー2種、
サラダ、パクチー、マッシュポテト、ピクルス、ココナッツが
美しく盛り付けられて供されます。
青いお皿って、カレーを引き立たせますよね。『ハイチ』や『青い鳥』も
青いお皿を使っていますものね。
さて、まずはマトン。ゴロっとしたマトンは、臭みもなく柔らか。
ホールスパイスを複数使っているようで、特にカルダモンの爽やかな
香りとブラックペッパーの辛味が際立っている感じ。
ピントの合ったシャキッとした味わいで、暑い夏にぴったりのルーです。
続いてシュリンプ。こちらは、トマトの酸味を上手に使っていますね。
ベースの海老出汁も薫り高く、しっかりとルーを下支えしています。
辛味はマトンより控えめ。ココナッツミルクは使われていないようですが
クローブやシナモンの香り系スパイスが、良いアクセントです。
どちらのルーも粘度低めなのは、私好み。大事な好ポイントだなぁ。
サラダの野菜は、サニーレタスと紫キャベツ、レッドオニオン。
酸味強めのドレッシングがかかっています。
紫キャベツのピクルスも、どちらかというと酸味強めですが、
ココナッツやマッシュポテト、そしてルーと混ぜて「一皿」で頂くと
不思議としっくりきます。成程、良くバランスを考えておられますね。
最後は、たっぷりのパクチーも、2種のルーも、ライスも混ぜて一体感を
楽しみつつ、完食。ボリュームも十分あり、お腹一杯になりました。
③スタッフの接客について
調理を担当されているのは、男性お1人。店主さんのようで、かなり
お忙しそうにれていました。
ホールは、女性がご担当。挨拶や席の誘導等、基本的な部分は
問題なかったですし、何というか、クールな接客・サービスでした(笑)
特に気にはなりませんでしたけれど。
④CPについて
この一皿で、1,000円というのは、とてもCPが良いと思います。
当初、見た目だけのカレーかと思っていましたが(←失礼!)
スパイス使いも本格的でしたし、粘度低めの軽やかなルーが
私好みでしたので、とても美味しく頂きました。
ボリュームも十分あり、CPは良いと思います。
⑤その他、気付いたことなど
最後の仕上げに、フライドオニオン、パセリ、バジル等をパラパラと
かけていらっしゃいました。地味にこういう一つ一つのアクセントが、
全体のバランスをうまく整えているのだと思います。
9位
1回
2017/08訪問 2017/09/15
この日も、曇りなのに気温はぐんぐん上昇して、夏らしいです。
こんな暑い日のランチは、やっぱり辛いものがいいなぁ!
そういえば、先日お茶の水で頂いた汁なし担々麺が期待外れで、
かなり不完全燃焼だったんだよね。美味しい汁なし担々麺を頂いて
リベンジしなくちゃ!ということで、こちらへお邪魔してみました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
蔵前駅から、徒歩5分位。明朝体で店名が書かれた看板はあまり
目立たないので、店先に出されたメニュー看板を目印に行くと
良いかと思います。
店内は、カウンター席のみ。木目調に統一されたインテリアで
スタイリッシュな印象。清潔感があり、女性お1人様でも気兼ねなく
入店することができます。
②お料理について
初訪問ですし、スタンダードな“汁なし担々麺”をオーダーしようと
思いましたが、麺量が多すぎて食べきれなかったら困るなぁと
“レディース汁なし担々麺”に“パクチー”をトッピングすることに。
食券を渡す際に、辛さと痺れの希望を聞かれたので、中でお願いしました。
暫くすると、白い深めのお皿にパクチーやチアシードがキレイに
盛り付けられた汁なし担々麺が供されます。
他の具材としては、水菜、干し海老、肉味噌、刻んだヤーツァイなど。
どれもたっぷりと入っていてうれしくなります。
ということで、まずは食べる前に、丼の底からグルングルンとよーく
かき混ぜて、全ての具材と麺、タレを一体化させます。
ズズット一口頂いてみると、爽やかな花椒の香りが鼻を抜けていきます。
その後、ピリッとした心地好い痺れがきて、タレの胡麻の香りとコク、
唐辛子の辛味、そして干し海老の香りが感じられます。
辛さの他に、肉味噌の甘みも加わりバランスがとても良いです。
そして、モチモチとした麺の舌触りやコシも良いです。小麦の香りも
きちんとしていて、麺の存在感を失ってはいません。
追加トッピングしたパクチーも正解!良いアクセントになっていて、
ちょっぴりエスニックな感じも加わりますね。
チアシードは、「私、身体に良いものを摂っているわぁ」という気持ちには
させてくれますが、味や食感には、あまり影響ないように感じました。
そして、気が付けば、あっという間に完食。
200gのスタンダードな“汁なし担々麺”でも、全く問題なかったな(笑)
③スタッフの接客について
調理は店主らしき男性がお1人で切り盛りされていました。
ホールは、ニコニコ笑顔の可愛らしい女性が担当。挨拶や席への誘導等、
基本的な部分は問題なかったですし、感じの良い接客・サービスで
リラックスして食事を楽しめました。
④CPについて
バランスの取れた美味しい「汁なし担々麺」を頂くことができました。
野菜もたっぷり入っていて、食べ応えがありましたし、接客・サービスも
感じが良かったです。CPは良い方だと思います。
⑤その他、気付いたことなど
次回は“汁なし担々麺”に“Wパクチー”でお願いしようっと。
10位
1回
2017/11訪問 2017/12/13
スープ、麺、具材とも、とてもバランスのよいトムヤムクンヌードル♪
ここ最近、マイブームが続いている「クイッティオ・トムヤムクン」!
この日のランチも美味しいトムヤムクン麺を求めて、あれこれ検索。
会社近くに昨年できていたタイ料理屋さんを見つけました。
ランチメニューを確認すると、あるあるトムヤムクンヌードル(メニュー名ママ)。
ということで、会社からてくてく歩いてお邪魔してみました。
①お店の外観、雰囲気、インテリアなど
新富町駅から徒歩2分位。ビジネスホテルの1階にあります。
店先には大きなメニュー看板やタイの国旗などが掲げられていて
賑やかな感じです。一方、店内はカフェバーのような造りで、
落ち着いた雰囲気です。
テーブル席の他、バーエリアを臨むカウンター席もありますので、
お1人様でも気兼ねなく入店できます。ただ、惜しむらくは
このカウンター席がとっても座り難いこと!私のようなおチビ女子は
座るのに一苦労します・・・。
②お料理について
ランチメニューには“ガパオライス”や“プーパッポンカリー”等
種類豊富で迷いますが、ここは初志貫徹“トムヤムクンヌードル”を
お願いしました。暫くすると、セットサラダとスープが供されます。
サラダは千切りキャベツのシンプルなものですが、スープはなかなか○!
しっかりとした鶏ガラベースでパクチーの風味も良かったです。
さて、いよいよ、トムヤムクンヌードル!
オレンジ色のスープに、インゲン、パクチーの緑、海老の赤が映えます。
スライスされたライムも可愛らしいですし、きれいな盛り付けです。
スープを一口頂いてみると、ふわっとレモングラスの爽やかな香り
そして、ライム汁の酸味と唐辛子の辛味がバシッと効いてきますね。
メリハリはあるのですが、カドはなくまろやかな口当たりです。
麺はセンレック。程よく茹でられていて、ツルツルとした舌触りです。
具材は、種類も量も豊富。フクロダケやモヤシなど、定番の具材は勿論、
フライドオニオンの香ばしい風味やスライスライムのフレッシュな
酸味と苦みなども、所々、効果的に使われていました。
また、海老もたくさん入っていました。臭みのない甘みの強い海老で
プリプリとした食感を楽しむことができました。
スープ、麺、具材とも、とてもバランスがよかったし、丁寧に作られて
いるのが分かりました。
ここ最近食べたクイッティオ・トムヤムクンの中では一番好きだな。
③スタッフの接客について
ホールは店長らしき男性1人と女性1人で切り盛りされていました。
挨拶や席への誘導等、基本的な部分は問題なかったですし、
お料理のサーブもスピーディーでした。
お会計時も笑顔で物腰柔らかく、特に気になる点はなかったです。
④CPについて
バランスの取れた私好みのクイッティオ・トムヤムクンを頂きました。
お店の雰囲気も良かったですし(カウンター椅子の座り難さは別として)
お料理のボリュームも十分ありましたので、CPは良い方だと思います。
⑤その他、気付いたことなど
ディナーでも、アラカルトで1品500円前後のお料理も沢山あるみたい。
シンハービール片手に色々頂いてみたいですね。
2017年は、新しい部署での仕事も3年が経ち、だいぶ慣れてきました。
ですので、2016年よりは少し余裕が出てきて、ランチは新しいお店を
開拓することができたと思います。
ディナーは、基本的にお連れ様と一緒なので、2人の時間が合わない
こともあり、新規開拓の数は少なかったかな。
2017年は、ランチ、ディナー問わず「蕎麦」「カレー」を中心に
食べ歩こうと決めました。
その中でお気に入りのお店にもいくつか出会えました。
お蕎麦では、『わたる』『森の』
カレーでは、『魯伽』『グッドラックカリー』
をベスト10に入れました。
一方で、担々麺、クイッティオ・トムヤムクン、鰻のお店にも
多く行きました。
担々麺では、『ちとせ』『タンタンタイガー』
クイッティオ・トムヤムクンでは、『ピンクエレファント』
鰻では、『江戸一』『いちのや』が好印象でした。
違った視点で言いますと「若い人が頑張っている」「小さなお店」を
応援したい気持ちが強くなったように思います。
歳をとったんでしょうねぇ(笑)
『ちとせ』は、ラーメン(担々麺)が美味しいのは勿論のこと、
若いご夫婦がニコニコ感じ良くて、本当に一生懸命、
仕事に取り組まれていて、訪問する度に「応援してるからね!」と
心の中で呟いておりました。
『わたる』は、若いご兄弟が静かな闘志を燃やしているし、
『魯伽』は、研究熱心な女性がお1人で頑張っているし、
どのお店もレビューはあげていませんが複数回訪問しています。
そうそう、2017年は久しぶりにオフ会に参加させて頂きました。
お誘い頂いたレビュアー様、楽しいひと時をご一緒できた
レビュアーの皆様、ありがとうございました。
2017年年末に驚愕の人事辞令が出て、2018年は激動の1年に
なりそうです。
食べ歩きに割ける時間もぐっと減りそうだし、気持ち的にも
余裕がなくなりそう・・・。嫌な予感もしています。
でも、そういう時だからこそ、心地好いお店で、気の合う方々と
美味しいお料理とお酒を頂いて、ホッと一息つきたいものです。
きっと、新しいお気に入りのお店との出会いもあるでしょう。
2017年、私の拙いレビューをご覧頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
2018年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
りょんこ拝