5回
2022/09 訪問
透き通るようなマロンペーストの「モンブラン」とこだわり茶葉を丁寧に淹れた紅茶で幸せな午後のひと時~桜井甘精堂「栗の木テラス」(小布施)
記事URL:https://www.princess-miler.com/sweets-sakuraikanseido202209/
2022/09/09 更新
2022/09/09 更新
2022/09/09 更新
2020/08 訪問
桜井甘精堂「栗の木テラス」でいただく栗そのものを味わう「モンブラン」
小布施に来たら食べたいと思っていたもうひとつのモンブランは、桜井甘精堂のもの。以前、三越本店の催事で購入した時にマロンペーストの美味しさに驚き、小布施に行ったら食べようと思っていました。
小布施の町には桜井甘精堂のお店が複数あります。栗菓子の販売をしている「本店」のほか、お料理と甘味が楽しめる「泉石亭」「北斎亭」、スイーツを楽しめる「栗の木テラス」、テイクアウトのソフトクリームなどを販売する「カフェ茶蔵」と目的に合わせてお店を選びます。「モンブラン」がいただけるのは「栗の木テラス」、「モンブラン」のほか、様々な洋菓子が販売されています。
カフェが併設されたケーキショップです。店内はヨーロピアンの落ち着いた内装、小布施の人出は少なく、お店にも並ばずに入店できました。
店頭のケーキショップには、様々な洋菓子が並んでおり、お持ち帰りのほか、店内のカフェで楽しむことができます。
華やかなケーキに思わず目を奪われてしまいます。今日の目的は「モンブラン」ですが、他のケーキにも惹かれます。栗を使ったスイーツは、マロンシュークリーム、栗のロールケーキなどいろいろ。本日の目的、「モンブラン」もあります。季節のブルーベリーを使ったスイーツもきれい、大粒のブルーベリーが光っています。洋菓子以外にも、種類はわずかですが、栗ペーストなどの栗菓子も扱っています。
カフェスペースに案内され、メニューの中からケーキと紅茶をオーダーしました。
■モンブラン(450円)
食べたかった「モンブラン」です。透き通るような色合いのマロンペーストの上にはパウダーシュガーがかかっていて、とてもきれい。マロンペーストの部分からいただいてみると、素朴な栗の味ほくほく感もあって美味しい、食べたかった「モンブラン」のお味です。
「モンブラン」の断面図です。タルト台の上にスポンジ、生クリーム、そしてマロンペーストが厚く乗っています。多めのマロンペーストに甘みを控えめにした生クリームの組み合わせで栗がさらに美味しく感じられる「モンブラン」、小さめですが栗が美味しいので、栗を食べたという満足感があります。
夫は、モンブラン以外にブルーベリーのタルトにも惹かれ、ケーキ2個をオーダー。タルトは夫婦で分けていただくつもり。
■ブルーベリータルト(550円)
タルト台の上には、ブルーベリーが3段、たっぷり入っています。季節のブルーベリーは大粒、甘みのなかに爽やかな酸味が残るもの、甘めのタルト台と良いバランスです。タルト台は、ごく普通の少し柔らかいタイプ、香ばしいタルト台とブルーベリーの酸味が効いていて美味しいタルトでした。
■紅茶(キャンディ)(500円)
ケーキに合わせたのは、茶葉の選べる「紅茶」。スリランカのキャンディやティンブラなどが揃っていて、紅茶好きにはうれしい限り。ほかのお店ではあまり置いていない「キャンディ」にしました。ローグロウンティの代表的な銘柄、渋みが少ないので、ストレートやアイスティでも美味しくいただけるもの、ケーキの甘味が強すぎたときにストレートでも楽しめるよう選びました。ポットにはポットカバーを変えてもらえるなど、美味しい紅茶を飲んでほしいと気遣いが感じられました。紅茶はくせがなく、ストレートでも美味しいと思えるもの、カフェスペースでいただいてよかったと思いました。
ケーキを食べ終えてお皿を見ると、栗のデザイン画があります。本当に栗尽くしのお店でした。
帰りかけに店内に貼られたポスターが目に入りました。「ケーキというよりも栗そのものです。」というコピーとともにモンブランが描かれています。食べ終えてからこのポスターを見て、「まさにその通り!」と納得。美味しい「モンブラン」と紅茶をいただくことができ、幸せなひと時になりました。
東京では催事以外でいただくことができない貴重な「モンブラン」。栗にこだわった美味しい「モンブラン」をいただいてしまうと、他のモンブランの魅力が薄れてしまう・・・満足度の高いモンブランでした。小布施にいらしたときには、「桜井甘精堂と小布施堂のモンブランを!」お薦めです。
記事URL:https://www.princess-miler.com/sweets-sakuraikanseido202008/
2020/08/13 更新
2014/09 訪問
通常利用外口コミ
この口コミは試食会・プレオープン・レセプション利用など、通常とは異なるサービス利用による口コミです。
栗そのものを楽しむなら、和栗のモンブランがいちばん~桜井甘精堂「栗の木テラス」(小布施)
日本橋三越の秋の催事で、小布施の栗菓子店「桜井甘精堂」のお菓子の販売があると知り、9月に入った週末、夫婦で買いに出かけました。
三越前に到着したのは、10時前。デパートの開店前に待つのは、久しぶり。この日も結構な人数のおばさま方がお待ちになられていました。開店数分前になると、案内スタッフが現れ、開店に向けてのあいさつ。驚いたのは、日本語の後に英語のあいさつがあったこと。さすが、三越です。
さて、開店後、お目当ての「桜井甘精堂」へ。すでに多くのお客さんで売り場は大変な賑わい。開店待ちしていた方々の一部は、桜井甘精堂がお目当てだったんですね。売り場には、モンブランがたくさん。これだけの数のモンブラン、圧巻です。早速、行列に並んで、順番待ち。待っている間に、モンブラン以外のお菓子も目に留まり、モンブランのほかにも、栗菓子を購入して帰りました。購入終わった後、後ろを見てみると、行列ここまで長くなっていました。この時点で10時15分、開店間もないのですが、この売り場だけ、大盛況でした)。朝一番に用意したモンブランがはけてしまうと、20分おきに30個ずつの限定販売との張り紙が出ていました。人気があるんですね。
家に大切に持ち帰り、その日の午後、紅茶と一緒にいただきました。栗の色は、澄んだ薄茶色。こんもりとした丸いボール状のモンブラン、形状はフランス系ですが、大きさは、アンジェリーナやVironに比べると、こじんまりしたサイズ。モンブランは、メレンゲの上に生クリーム、そして、表面には栗色の栗ペーストで覆われています。
生クリームは甘みが控えめ、そして、栗ペーストには混ぜ物が少ないのか、栗そのものの味がします。さっくりとしたメレンゲは、とても甘いのですが、生クリームと栗ペーストが甘み控えめ、全体でバランスが取れています。
こじんまりとした大きさとで物足りないかも、といただく前に思いましたが、生クリームとマロンペーストはコクがあり、最後まで、モンブランを美味しくいただくにはちょうど良いサイズ、美味しくいただくのにはふさわしい大きさがあるものだと改めて思いました。
夫婦ともにモンブラン好きで、これまでいろいろなお店のモンブランをいただきましたが、こちらのモンブランは、その中で一番夫婦の好みなのではと思うほど。フランス系の甘みの強いモンブランも好きですが、和栗で甘みが控えめのモンブランがいいかなと。
我が家で話題に上るモンブランは、桜井甘精堂のほか、和栗や、パティスリーカーヴァンソン、ラ・プレシューズ・・・「もう一度食べ比べしたいね」と夫婦で話をしています。
美味しいモンブランがいただける季節、これからが楽しみです。今年もモンブラン三昧したいですね。
桜井甘精堂「栗の木テラス」
026-247-2132
長野県上高井郡小布施町大字小布施2460番地1
2014/09/27 更新
9月に入ると栗の収穫が始まり、小布施では新栗を使ったお菓子やお料理の提供が始まります。今年も9月10日に提供が始まる小布施堂の「朱雀」目当てに小布施へ出かけました。最初に食べたいと思ったのが、桜井甘精堂「栗の木テラス」で提供されているスイーツ、夫婦揃ってこちらの「モンブラン」の大ファン。小布施に着いた日の午後、早速いただいてきましたので紹介します。
小布施には桜井甘精堂のお店が複数ありますが「栗の木テラス」は洋菓子と紅茶が楽しめるお店、洋菓子はお持ち帰りできるほか、店内のカフェでいただくこともできます。栗のスイーツが美味しいのはもちろん、茶葉にこだわった紅茶も自慢のお店、紅茶好きの妻にはうれしい組み合わせです。
伺ったのは金曜日の昼過ぎ、すでにケースの中のケーキ類は少なくなっていましたが、モンブランなどの看板メニューは、数多く用意されています。
平日の午後早めの時間なので大丈夫かなと思ったのですが、2組のウエイティング。10分ほど待って席に案内されました。週末は、10組以上がウエイティングし、1-2時間待ちも珍しくありませんので、タイミングが良かったと思います。前のお客さんがお帰りになった後、テーブルを片付ける様子を見ていると、テーブルの上の備品だけでなく、椅子も消毒作業をされていましたので、コロナ感染防止対策はしっかりされていて安心して利用できます。テーブルの上の紙のマットもナプキンも栗の木が描かれたもの、すべてが栗尽くし、ケーキを待つ間、期待が高まります。(^^ゞ
9月の季節のケーキは、ミルクチョコレートをふんだんに使った「アンナトルテ」と収穫が始まったばかりのリンゴを使った「グリーンアップル」の2種類。このほか、モンブランやショートケーキなど、店頭販売されているスイーツを楽しめます。
「栗の木テラス」に伺う機会はあまりないので夫婦ともに2個ずつ選んで注文しました。
■ 抹茶のレアチーズタルト(500円)
妻は、「モンブラン」と抹茶の色合いがきれいだった「抹茶のレアチーズタルト」を選びました。抹茶の緑が鮮やかで惹かれたレアチーズケーキです。タルト台はバターたっぷりでサクサクほろほろ、レアチーズは柔らかめの仕上がり、抹茶の風味しっかり効いています。抹茶の苦みとレアチーズの組み合わせは意外でしたが、合うのですね。
■ モンブラン(520円)
透き通るような色合いのマロンペーストが絞られた「モンブラン」、小さめのボール状に成型されています。とてもきれいに絞りだされたマロンペースト、上からはパウダーシュガーがかかっています。ひと口目はもっとも栗の味わいが感じられるもの、少し甘めですが栗の風味は満点、ここまで栗らしさを感じるモンブランは数少ないと思います。
土台はバターの風味が強いフィナンシェ、甘さ控えめの生クリーム、スポンジケーキ、そして甘めのモンブランペーストという組み合わせ、軽めの食感ですが、甘さでしっかり満足感があるもの。何よりもマロンペーストが美味しく、思わず「もう1つ食べたい」と思ってしまったほど。食べたいと思うくらいでやめておくのが美味しさの秘密なので、ぐっと我慢です。
■アンナトルテ(520円)
夫は季節のお薦めだった「アンナトルテ」と「モンブラン」を選びました。「アンナトルテ」をいただいてみると、ミルクチョコレートとオレンジリキュールの風味が最初に伝わる濃厚なお味、相当量のチョコレートが使われているのが伝わりました。ヘーゼルナッツのプラリネも入っているようで、ナッツの風味も効きとても美味しいもの、濃厚な味わいで満足度が高く、食べ応えがありましたので、夫はとても気に入ったようです。
■紅茶(ケニア)(550円)
茶葉と淹れ方にこだわっている紅茶は、ダージリン、ウバ、アッサム。イングリッシュブレックファースト、オリジナルブレンドなど結構な種類があり、迷ってしまいます。せっかくなので、「ケニア」を選びました。「ケニア」はストロングタイプの味わいのもの、香りも渋みも強く、水色は濃いめ。夫がオーダーした「アッサム」(600円)よりもずっと水色が濃く、ミルクを合わせていただいてもミルクに負けない強さが感じられるもの、ミルクティでいただくならお薦めと思いました。
ティーカップはオリジナルのもの、紅茶が冷めないようカップが温められていました。ティーポットも冷めないようポットカバーが被せられ・・・さすがのこだわり、お陰で最後まで美味しい状態でいただけました。
桜井甘精堂の「モンブラン」をいただくのはほぼ1年ぶり。栗へのこだわりが感じられる「モンブラン」の良さを確認、最初に伺ってよかったと思いました。9月中旬~10月上旬は小布施が最も賑わう時期、、旬の栗を味わうならこの時期ですが大変混雑するのが辛いところ。美味しいものは人気があるので、致し方ないですね。