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昼の点数：5.0
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～￥999 / 1人
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ウルムチ フードアンドティー （URUMQI Food and Tea） ＠高田馬場/落合 : 資格ゲッターが行く！
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ドネルケバブライス
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2021/07/02 更新
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「新疆料理」という看板が気になっておりました。
でもお料理の想像が付かないからなかなか伺う勇気が湧かなくて。
小滝橋の交差点。
どこの駅からも遠く、決して「いい場所」とは言い難いロケーションです。
でも、通りの反対側にはつい最近「南ばん亭」がオープンしたり、ticopain（ティコパン）の前にはよく行列を見かけたり、以前に比べるとこの辺りもなんとなく華やかになりました。新しいマンションが幾つか出来て住人の層や人の流れが変わったのかな。
高田馬場駅から12−3分、落合や下落合の駅からも10分近く歩きます。
ウイグルが色々問題を抱えた場所であることは知っていたけれど、昨今のウイグル問題で気になって気になって。
ついに意を決して訪問。
ちなみにここ、数年前まで「葉隠一番」という中華料理店があった場所です。
外観はのっぺり、あまり特徴はありません。
少なくとも、注意して見ないと「新彊料理」なんて特別なものを提供しているようには見えないです。
もともとライトばーん、看板ぼーんという主張のあるお店じゃないので、緊急事態宣言中にずっとお店を閉められていたのも気づかなかったくらい。
決して新しくはないけれど、店内には清潔感が。
ウイグルを想像させるような小物が置かれたりして、雰囲気がありました。
華美でなく品のいいデコレーションで、居心地がいいです。
ランチのメニュには麺などもあるようですが、推しはドネルケバブライス850円とポロ950円みたい。
メニュの片面にこの２つが大きく載っていました。
ポロが何かをお店の方に伺うと
「ピラフみたいな感じです」とのこと。
ドネルケバブの方が馴染みがあったため、ここは無理せずまずは少し馴染みある方を頂きましょうか。
お願いすると直ぐにサラダ、続いてスープが登場。
スープはややピンク色、何に由来した色か分かりませんでしたが味はチキンのような。
さらりとしたスープにほぐしたチキンや豆が具材に入っていましたよ。
その後ほどなくしてドネルケバブライスが、これが思ったよりかなりボリューミー。
お肉はチキン、オーロラソースのようなソースがいい感じ。
ライスは炒めてあるのかちょっと香りがある特徴的なもので、これだけで食べても美味しいです。
そしてこれがケバブと非常にいい相性。
他のお客さんとお店の方が話されているのを聞くともなく聞いていると
「もう3年くらい国の家族とまともに話もできてないよ」とお店の方。
お客さんが難しい話に踏み込むと
「もっと酷いよ、日本には本当のことが伝わってない」と寂しそうで、半ばあきらめ気味でした。
一言一言がずしんっと来て、自分の家族と話すこともままならないとか怖くて帰国も出来ないとか、メディアの情報が本当なんだと直接耳にしたら帰り道に思わず涙。
ナチスの時代じゃあるまいし、報道で見聞きするジェノサイドみたいなものが実際に存在するなんて…
ちなみに、ハラルなのでアルコールはありません。
ムスリムが多いエリアのお料理なのでスパイスや「癖」みたいなものを心配していましたが、思いのほか馴染みやすく、メニュを見ていてもなんとなく想像が出来る感じで安心感がありました。
次はポロを頂きに上がってみよう。
そしてもう少しウイグルについて学びます。
ごちそうさまでした。