『【今日のぼんやり】進化する日本酒』タツさんの日記

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酒と飯。猫

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白瀑 ど黒(山本/秋田八峰町)。
竹炭パウダーが添加されているため清酒は名乗れずリキュール類になるが、味はまったくの日本酒。

この蔵は過去にも赤色酵母を使った「どピンク」というにごり酒を出したが、黒はたぶん業界初。
古くは延喜式(平安時代)によると、神に捧げる酒として白酒(しろき)・黒酒(くろき)といったものがあった。
白酒に久佐木という植物を蒸し焼きにして炭化させ粉末にした灰を加えたものが黒酒。
黒い酒は、新しいようで実は古い。

今度はうこんを使った黄色い酒が出るのではと、ここで軽く予言。
日本酒は常に進化している。
楽しくて仕方がない。

なお、静かなところにおいておくと、竹炭は自然と沈殿していきます。
上澄みは爽やかな酸と甘み。混ぜたものはとろみと渋みが加わる。
飲んだあとは舌が真っ黒。
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