3回
2023/11 訪問
デフォルト+和え玉という選択も良き♪♪
「塩そば(1150円)」
「和え玉 鴨(350円)」
移転後の「くろ㐂」に2回目の訪問。
今回は和え玉を頼みたかったので、
塩そばをデフォルトで頂くことに。
麺は醤油そば同様、
細麺か手もみ麺で選び、前者に。
スープは表面の油分がやや多目。
なので最初のうちはオイリーに感じますが、
徐々に馴染んで来ますね。
出汁は鶏・豚の動物系の旨味が
分厚くありながらも、不思議と清らかな印象も与え。
合わさる塩ダレは芳醇円やかで且つ最適な塩分濃度。
中細ストレート麺は非常にしなやか。
コシをもう少し感じたい気もしますが、
スープとの相性は良く、啜り心地もグッド。
具に関しては、、、
・つくね・チャーシューは醬油そばと同じ。
・九条葱は適量で、香りも食感も良し。
・穂先メンマは適度な太さで、臭み無く軟らか。
・ローストトマトは「くろ㐂」でお馴染みのトッピング。
とてもジューシーで良い箸休めにもなります。
また、味変として粒胡椒と生姜が乗っており。
後半溶かしてみましたが、爽やかな刺激となって良いですね。
和え玉は自分の好みのタイミングでコールを。
トッピングに、魚粉・九条葱・刻み玉葱・鴨そぼろ。
麺は低加水の細いストレートで、
ポキポキ食感が非常に好みの仕上がり。
そのまま食せる程度のタレが掛かっており、
またスープに投入すると合わない気がしたので、
結局最後までそのまま味わうことに。
◆感想
店としては塩そば推しの様ですが、
個人的には醤油そばの方が好みですかね??
またデフォルトでもトッピング豊富なので、
ご飯ものや和え玉も頼む予定の方は、
特製では無くデフォルトでも充分と思います。
2024/01/26 更新
2023/11 訪問
「くろ㐂」移転、一層洗練され高級感溢れる空間に!!
◆店舗情報
客層問わず熱狂的ファンが多く、
関係者からも常々尊敬の眼差しを向けられる、
東京のラーメン業界に於ける絶対的存在、
「饗 くろ㐂」が10月29日に移転&リニューアルオープン。
以前とは違って、連日整理券方式。
先に食券を購入して、指定時間に戻る仕組み。
場所は浅草橋駅東口から徒歩2、3分。
特に用事が無ければ、通らない様なひっそりした路地。
◆接客・雰囲気
店内はカウンター13席。
奥に6人程座れる待ちスペースも用意。
広々として開放感があって、
店頭には数々の器が並び、
店内には様々な製麺機が飾られ、
和モダンで高級感溢れる素敵な空間。
調理は店主と助手の男性で。
ホール担当は1人だけで、かなり大変そう。
実際席への案内がスムーズでは無く、、、
◆味
タッチパネルで購入したのは、
「特製醤油(1750円)」
麺類は他に、塩そば・胡椒そば・韮つけそば等。
着丼までは2、3分。
ワンロット4~5杯で調理する感じ。
スープは嘗ての「紫 くろ㐂」を思い出す様な方向性。
兎に角、醬油ダレの香り・旨味・深みが見事で。
酸味・塩味も適度でありながら上品。
タレが出汁の旨味を引き立てると言うより、
出汁がタレの良さを引き立てるという印象で、
大将の非凡なセンスが存分に窺える醤油清湯。
麺は細麺か手揉み麺で選び、後者に。
小麦に「もち姫」を使用した中太麺で、
適度な弾力と適度な加水率。
小麦の風味・甘味にも優れていて、
食感も啜り心地も申し分無い。
ただ並盛りだと少なく感じてしまったのが寂しい。
具に関しては、、、
・春菊はこのスープと相性完璧。
・大根は味がしっかり染み込んでいて美味。
・メンマは角材型で太いが、驚く程容易く嚙み切れる。
・つくねは生姜がやや強めに効いたもの。
・味玉は黄身がやや硬め、塩加減丁度良し。
・ワンタンは皮のチュルチュル感が秀逸。
・チャーシューは鶏・豚・鴨、どれもハイクオリティ。
現店舗は和え玉も販売しているが、それは次回以降に。
◆総評・感想
大将の作る一杯は久し振りでしたが、
矢張り圧倒される仕上がりですね。
麺・スープ・トッピング、
どれを口にしても大将の拘りと熱意がビシビシ伝わって来て、
(これぞ正にくろ㐂)とファンを頷かせる一杯。
オープン間もなくで正直オペレーションには不満が残りますが、
整理券方式に変わり、長時間並ばず大将の味が堪能出来るのは素直に嬉しく。
近いうちに他のメニューも頂きたいと思います。
2023/11/09 更新
「胡椒そば(1350円)」
「春菊めし(350円)」
醤油そば・塩そばと頂いて、
今回は胡椒そばを選択。
食券を渡す際、ニンニクの有無を聞かれアリに。
また胡椒そばの場合、麺は手もみ麺と決まっています。
スープは醤油清湯に胡椒をビシッと効かせたもの。
刺激は当然強いですが、不思議と塩辛くは無く。
ニンニクも好相性なので、
ニンニクアリの方が断然美味さが引き立つでしょう。
麺はもっちもちの太い手もみ麺。
小麦の風味豊かで、啜りがいもメチャあります。
ワイルドで癖のあるスープに、
この力強い麺が非常に合いますね。
正に、がっぷり四つという感じで。
ざく切りの葱も良い仕事してます。
「春菊めし」は刻んだ春菊を敷き詰めた、シンプルなご飯。
醬油清湯との相性も良いサイドメニューでした。