今年の年末年始の旅行は南米アルゼンチンに。
ハイライトの一つはパタゴニアの氷河見物。
ペリト・モレノ、ウプサラ、スぺガツィーニの3つの氷河を訪れた。
氷河は800~1000年の悠久の時をかけてゆっくり形成され、
最後は末端の氷壁が湖面で崩落しその長い一生を終える。
地球温暖化はアルゼンチンの氷河にも影響を与えており、
ペリト・モレノ氷河はあまり変化していないらしいが、
ウプサラ氷河はどんどん湖面に溶け出し、氷塊が湖面を覆い尽くす状態になっていた。
氷河観光も、そのうち今のようにはできなくなるのかもしれない。。
クルーズの余興で、ウプサラ氷河から湖面に溶け出た氷塊でオンザロックを!というのがあり
お酒がのめない私は氷だけトライ。
1000歳の氷をなめてみると・・・ちょっとミネラルっぽい味。
よくわからないけど不老長寿の効果があるといいな(笑)
氷河の硬度は大変高く、そのため碧く結晶する。
晴れた日の、碧く輝く氷河が見渡す限りに広がる光景は、筆舌に尽くしがたく美しい。
なお、ペリト・モレノ氷河の末端の氷壁は、湖面からの高さが60mほどもある。
晴れた日に太陽光に暖められた60m近い氷壁が、
目の前で轟音を立てて崩落する様子はまさに大迫力。
ペリト・モレノ氷河の湖面に張り出た氷壁の崩落の様子、
iPadでうまく撮影できたので、youtubeに動画をアップロードしました。
ご興味のある方は、是非ご覧下さい。
https://www.youtube.com/watch?v=H5Z7GQ39KNY