saltさんが投稿したエメ・ヴィベール(東京/麹町)の口コミ詳細

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salt (京都府) 認証済

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移転エメ・ヴィベール麹町、半蔵門、市ケ谷/フレンチ

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2011/12 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人
  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

aimée, toujours

街がクリスマスイルミネーションで彩られる年の瀬のころ、
お気に入りのエメ・ヴィベールにディナーにて再訪しました。

ライトアップされた洋館、夜は、一層輝きを増す。
前回と同様、まず2階のラウンジに通される。
仕事の都合で少し遅刻してきたお連れさん、
でもふかふかのソファに座って、窓から見える庭のツリーを眺めていると
そんな待ち時間も楽しめる。

ディナーは1万円のと1万5千円の2種類。
今回は1万円のをお願いした。

コースの構成は、アミューズから始まり、
前菜、魚料理、グラニテ、肉料理、
フロマージュ、アヴァンデセール、デセール、小菓子、お茶、
の充実の内容。

雰囲気、サービス、店の風格も踏まえると、
この内容で夜でも1万円は、かなりリーズナブルな印象。

今回は、前菜に、毛蟹のバヴァロワ仕立て コライユのソース、
魚料理は、甘鯛のカリカリ焼きとブロッコリーのアンブーレ、
肉料理は、ペルドロー(山ウズラ)のロティ シンプルなジュ、
デセールに、温かいりんごのミルフィーユとシナモン風味の シブスト メイプルシュガーのアイスクリーム、
を選択。

どれもハズレなく美味しかったけど、
今回、特に気に入ったのは山ウズラ。
素材も火入れもソースも良く、
ウズラの良いところだけがすべて出ていて、滋味を感じる味わいだった。

食後は、美しく手入れされたノエル仕様の庭を散策。
店に入ってから、店を出るまで、トータルに非日常に素敵な時間が過ごせる。
料理の味わいだけでなく、食事の時間を楽しむための空間だからこそ、一緒に行く人は選ぶべきかも。

個人的に、当店は、お姫様気分を味わえる都内のレストランのベストスリーに入る。
(ちなみに残りの二つは、ガストロノミー ジョエル・ロブションと、クレッセントです)
でも、予算的にはロブション、クレッセントの半値以下なんだよね。

一度行ってみたい、ではなく、四季折々に訪れたいと思える、素敵な場所。

暖かい季節になってきたので、また此方のお庭で食後のお茶を楽しみたいな。


===== 2011年3月訪問 ======

雲ひとつない青空が広がる春の日の週末、6名でうかがいました。

麹町の日本テレビの近く、一本筋を入ったところに現れる瀟洒な洋館。
エントランスを入ると、スタッフが恭しく迎えてくれる。
東京のミシュランガイド創刊以来、4年連続で二つ星をとられています。

最初に、待合いとバーを兼ねた2階のお部屋に通されます。
この待合いが、フランスの貴族の邸宅のような、とても素敵なお部屋。
1名少し遅れていらっしゃったのですが、
アンティーク調の素敵なお部屋で談笑していると、待ち時間さえ楽しい。

1階のメインダイニングは、ゆとりのあるテーブルの配置、
食事をしながら庭園の眺めが楽しめる、コンサバトリー風の広間です。
週末のランチの予約がとれないので、平日に一人で来ようか・・・とも考えていたのですが
この明るく広々とした空間とテーブルに一人はちょっときついなあ(笑)

ランチコースはプリフィクススタイルでした。
アミューズ、前菜、スープ、魚or肉、アヴァンデセール、デセール、小菓子とカフェ、から成る
「Menu A」(5,250円)と
肉と魚の両方がつく「Menu B」(8,400円)の二種類。
肉と魚が片方か両方か以外は、お料理の選択肢も同じなので
6名とも仲良くMenu Aにしました。

前菜、スープ、メイン、デセールは、それぞれ数種類から選べます。
私は、前菜にフォアグラのポワレ、スープはあたたかいコンソメ、
メインはシャラン鴨のホワイトアスパラガス添え、
デセールは苺風味のタルトショコラ、濃厚なショコラアイスクリーム添えをチョイス。

コンソメは初めてのフレンチレストランで選択肢があれば必ず選択するスープ。
シンプルなだけに、そのレストランの実力を確かめられる料理だと思っています。
此方のコンソメは、澄み切った色に深いコク、シェリーの華やかな香り。
王道的な味わいで、流石な一品でした。

フォアグラはやや薄めにスライスされ、表面が香ばしくポワレされています。
フォアグラはとても好きだけど、あまり量は食べられない私。
此方のは、ほど良い量に、香ばしくポワレされた表面積が大きく、
やや甘めのソースも合っていて、くどさや脂っぽさを感じず美味しくいただけました。

鴨はとてもやわらかい。
時期的なものもあるのか、ややさっぱりとした肉ですが、
ナイフがすっと入る柔らかさなのにレアすぎず、ちょうどいい感じ。
添えられたホワイトアスパラガスも美味。

フォアグラも鴨も、5000円のランチですから、最高クラスのものを使っているわけではないと思いますが
くさみなどはまったく感じず、とても美味しくいただけたのは、技術でカバーということなのでしょうか。

そしてこちらのコース、5000円のコースなのに、アミューズ、グラニテ、アヴァンデセールまでついている。
小菓子はワゴンから好きなだけいただけます。。

コースのお料理を堪能した後のお茶と小菓子は、お天気がとてもよかったのでお庭で。
素敵なお庭で、春の訪れを感じつつ、たっぷりのお茶とお菓子で食後の談笑は至福のひととき。
これだけでもかなりの価値があると思います。

待合いのサロンから、メインダイニング、お庭、とエメ・ヴィベールのフランス風のお邸をとことん堪能し
あっという間に4時間近く経過・・・。
これだけ楽しんで、お会計は、税サ込みで6000円を少し切っていました。。
お安い。申し訳ないくらいです。
アルコールが飲めない私、飲みものはその時々で
ノンアルコールカクテルやミネラルウォーターをいただくこともありますが
この日は、同じくお酒を召し上がらないお連れ様たちが普通のお水にされたので、
それに合わせ飲みものを注文しなかったこともあるのですが・・・。
それでも嫌な顔ひとつせず、客を楽しませるサーヴィスに徹してくださったお店のスタッフの対応も
非常に気持ちよかった。

5000円ランチにこれ以上望むことは何もありません。
本当に優雅な春の一日でした。

  • 外観

  • 待合のラウンジにて

  • 窓の外にツリーが見えます

  • アミューズ

  • 毛蟹のバヴァロワ仕立て コライユのソース

  • 甘鯛のカリカリ焼きとブロッコリーのアンブーレ

  • グラニテ

  • ペルドロー(山ウズラ)のロティ シンプルなジュ

  • パン

  • フロマージュ

  • アヴァンデセール

  • 温かいりんごのミルフィーユとシナモン風味の シブスト メイプルシュガーのアイスクリーム

  • 小菓子はワゴンサービスからセレクト

  • 紅茶

  • お庭の木々もノエル仕様

  • ツリー

  • セッティング

  • アミューズ

  • 前菜(フォアグラ)

  • スープ(コンソメ)

  • グラニテ

  • メイン(鴨)

  • パン

  • バター

  • アヴァンデセール

  • デセール

  • 小菓子のワゴン

  • お庭でのティータイム♪

  • 私の選んだ小菓子たち

  • 紅茶

  • お庭

  • お庭からダイニングのある建物を眺める

  • お庭のテーブルと椅子

  • 二階へ続く階段

  • 入り口

2013/07/21 更新

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