レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2013/09訪問 2013/09/17
2013年9月13日(金)(高松出張2日目)朝食(1)。香川うどん紀行第六弾。
8時30分過ぎに着いてしまって駐車場で待つ。店に入ったのは3人目。釜あげの大(350円)を注文(ちなみに小は250円、特大は600円)。前の2人の注文に釣られて思わず大を頼んでしまったが、これは正解だった。10分ほどで釜あげうどんが来る。要領がわからなくて戸惑っていると、店のおばさんがつぼから容器にダシを注ぐのを手伝ってくれた。温かいダシと冷やしダシの両方で食べることにした。
いやあうまかった。とてもうまかった。ものすごくうまかった。もちもちの柔らかい麺で、讃岐うどんの通常的な路線とはちょいとずれているような気もするのだが、とにかくうまかった。いりこのダシも素晴らしかった。僕にとっての「うどん」という食事の最高峰。
2位
1回
2013/09訪問 2013/09/17
2013年9月13日(金)(高松出張2日目)昼食(1)。香川うどん紀行第八弾。
1時間しか営業していないなどと言われるとびびる。しかも予定時間前に開店することがあるとかないとか。でもあまりにも早く着いてしまいそうだったのでちょっと仕事もしているうちに(笑)、そろそろ行ってみるかという時間になって、着いたのが10時50分。4組目12人目くらい。列に並んでいると若いお姉さんが注文を取りに来た。釜玉の1.5玉(200円)を頼んだ。店前の貼り紙には、「11時30分前後より約百食分、さぬきの夢2000の小麦粉を使用した麺をお出ししております」と書いてある。
11時30分を待たずして店内に入って、次々にうどんができてくるが、注文内容で呼ばれるのでちょっとした混乱が生じることも。さて、釜玉なので玉子に馴染ませて、醤油をちょい掛けして食べる。ああうまい。すごくうまい。弾力があってコシがある。ねぎは自分ではさみで切って入れる方式。そしてこれがなんと200円。うち玉子がいくらだよと突っ込みたくなる。
3位
1回
2013/09訪問 2013/09/17
2013年9月12日(木)(高松出張1日目)朝食(1)。香川うどん紀行第一弾。
高松空港からレンタカーを借りて直行。「かまたま」の小(200円)を頼んでトッピングは頼まずに、会計をして直進すると、屋外(屋根はある)に席が並んでいる場所に出る。人は多いが敷地も広いので座るところはすぐに見付かる。残暑の日光の中でうどんにかまたま用つけだしを掛けて食べる。玉子を麺になじませながら。でもそんなことよりもどんどん啜る。うまい。うまい。コシがとてもしっかりしていて良い具合。つるつるの喉ごし。一気に平らげてしまう。朝からこの水準のうどんを食べてしまうとは。先が思い遣られる(笑)。
4位
1回
2013/11訪問 2013/11/24
2013年11月22日(金)(那覇出張2日目)夕食(1)。沖縄そば紀行第三弾。
午後に浦添で仕事をして、そこから北谷のこの店に行ってみた。ここは去年も行っている。とてもおいしかった印象があった。
まずは立地の話をしないといけない。「宮城海岸」という海岸のほぼ目の前に店があるのだが(海岸に面しているわけではない)、この海岸はサーフィンやスキューバダイヴィングの人気スポットで、この店も海岸を訪れるサーファーやダイヴァーに愛されている店なのだ。要するに、僕のように仕事の途中のおじさんがスーツのままで食べに行くとちょっとだけ宙に浮いた感じがする店なのだ。
さて、店の前にクルマを停めて店内に。前に来た時は昼時だったのでとても混雑していたが、この日はもうすぐ17時になるという中途半端な時間だったので、先客は一組だけ。あとから来た客も二組だけ。店の中には仕切りがしてあって、奥には客を入れていなかった。
浜屋そば・大(550円)を注文する。ほどなく登場した浜屋そばは、軟骨ソーキと錦糸玉子が載っている。まず麺。コシがあって最高においしい。ソーキもほど良く柔らかくて最高においしい。汁も、塩味だが、奥が深いおいしさがある。うん、大満足。僕のベスト・オヴ・沖縄そば。
店を出て堤防まで歩くと、雲の間から美しい夕陽が一瞬だけ顔を出して海の上に浮かんだところが見えた。
5位
1回
2013/11訪問 2013/11/12
2013年11月12日(火)昼食。
先週同様千葉ニュータウンの方で仕事をした帰りに行ってみた。11時45分に到着すると店外に45人並んでいた。どうしようかなあと思ったが、たまたま締め切りの翌日でエアポケットのような1日なのと、スマートフォンでできる仕事をたくさん抱えていたので、時間を持て余すことはないと思い、そのまま並んでみることにした。
とみ田はこれが二度目。それにしても行列はなかなか進行しない。12時55分になってようやく店内に一度入って食券を買う。つけそば(800円)は300グラムなので、つけ味玉(900円)にした上で、+100グラムの大盛(80円)にする。それからまた外に並ぶ。東京は今日いちばんの冷え込み。僕はまだ冬支度をしていなくて秋仕様なので、さすがにちょっと寒かった。
13時50分、ようやく中に入れる。ここまでで2時間5分。13時55分、ようやくスープが、続いて麺が出てくる。さすがに大盛りは大盛りだなあと、またやってしまったなあと、一瞬後悔する。
スープは濃厚な魚介+豚骨。麺を浸して食べる。おいしい。前半はただ一生懸命に、後半はちょっと味わって食べた。もちろんおいしいのだが、小さな丼にチャーシューが2枚と味玉が入っていて、スープがそれほど多くは入っていないので、麺をスープに浸しにくいし、すぐにスープがなくなるのではないかと心配しながら食べた。でも結局全部食べ切ってしまった。
スープ割りを頼んでみるとこれがおいしくて二度驚く。食べ終わって店を出たのが14時15分だった。おそらく僕の過去最高の「飲食店で待った時間」。でももうこういうことはこの店でもほかの店でもないだろう。
6位
1回
2013/09訪問 2019/09/23
2013年9月15日(日)昼食。
しょっちゅう昼に食べている店。と言っても混んでいることが多いので早めに来れた時だけだが。つけ麺はあちこちで食べているが、この店が僕にとっての1位か2位か少なくとも3位に入ることは間違いない。改めてこの味に不満があるかどうかを考えてみるとほとんどないことに気が付く。
この日は味玉ベジポタのH1(極太胚芽麺)といういつものやつ。900円は安くはないが、大盛(1.5倍)までは無料というのは良い。
2018年11月18日(日)昼食。相方と。
吉祥寺・本当の名店は俺に訊け! 吉祥寺ベスト20店再訪シリーズ・改め・僕たちが昔から良く通っていた店・その11(笑)。
すごく久し振りにえん寺に行ってみた。ここは昔、台湾料理の知る人ぞ知る名店だった高雄があったところ。高雄が閉店して開店したのがこのつけ麺屋だった。僕は一時期すごく良く来ていた。今日は5年ぶり。相方はもっと来ていなかったと思うと言う。
11時開店で、11時35分ごろ到着。店の外で5~6人待っていた。並んでいる人から従業員に誘導されて食券を買う方法。H-2極太胚芽麺のベジポタ味玉入りつけ麺(900円)を2つ、僕だけ大盛り(50円)にした。
11時55分に店内へ。BGMに「オー・シャンゼリゼ」が流れる。オリジナルのダニエル・ヴィダルの歌ではない。フランス語をちょっと勉強する前、僕はこの曲を「Oh! シャンゼリゼ」だと思っていた。「aux シャンゼリゼ」だとは知らなかった……。
着席してすぐに麺とスープが出てきたので驚いた。食べてみると、うーん、ちょっと、以前の特徴が薄まったかなあ。麺の小麦の風味も、スープの野菜ポタージュの風味も、ちょっと落ちたように感じた。なかなかおいしいというくらいのつけ麺になっていた。点数を4.2から3.8に変えておく。
2019年9月19日(木)夕食。
3日続けて魔が差して――もう魔が差したとは言わないな――、今日はえん寺に行ってしまった。ベジポタ味玉入りつけ麺(900円)、大盛り(1.5玉)(50円)、H-I極太胚芽麺の食券を買う。
ツェッペリンの「天国への階段」が掛かっていたかと思うと、ペトゥラ・クラークの「恋のダウンタウン」が流れる。まあ有線放送だろうが。
やがて出てきたそのつけ麺は、おいしいことはおいしいのだが、やはり以前はもうちょっと深みがあったような気がするのだが、どうなのだろう? おいしいことはおいしいのだが。
7位
1回
2013/11訪問 2013/11/29
2013年11月27日(水)(広島出張2日目)昼食(3)。広島お好み焼き紀行第五弾。
ここはずいぶん前に地元の人に連れて来てもらったことがあって、去年久し振りに来てみたらおいしかったのでまた来てみた。広島風のお好み焼きのミックス・そば(870円)を選ぶ。ミックスは、肉・イカ・玉子が入っていると書いてある。注文しようとすると、そばには赤麺という麺があって、ぴりっと辛くて今日のような寒い日には温まると言われて赤麺にする(プラス50円)。さらに、多くのお客さんはマヨネーズをトッピングすると言われてそうしてもらう(プラス30円)。これで950円(笑)。全然悪い気はしないけど。
作り方を見ていると、肉とそばとキャベツを一緒に炒めて、延ばした生地の上に載せる。それを返して、目玉焼き(黄身を崩して別に溶いてあった黄身も加えてある。だからもうすでに目玉焼きではない)の上に載せる。それを返して、また別の目玉焼き(同上)の上に載せる。要するに両側から玉子で挟むことになる。
完成したお好み焼きは想像した通りふわふわで、中の方はもんじゃ焼きみたいにとろとろだった。これおいしい! 玉子はちょっと半熟が残っている。そして確かに麺は辛くて身体が温まってくる。これ僕の好みだわ。おいしいと言ったら、おばさんとても喜んでくれた。
8位
1回
2013/11訪問 2013/11/29
2013年11月27日(水)(広島出張2日目)夕食。広島お好み焼き紀行第六弾。
JR三原駅のほぼ目の前にある店。駅前の駐車場にクルマを停める。店内に入るとお好み焼きを大量に焼いていたが、これはどうやら持ち帰りの予約の分のようだった。先客は2名。
てっちゃんモダン焼(そば)(1000円)を注文する。てっちゃん焼というのは、ブタ、イカ、エビ、エッグが入っていると書いてある。
作り方を見ていると(笑)、生地の上に、そば、キャベツ、イカとエビ、豚肉の順に載せ、生地を少し掛けて、返す。また返して、今度は油を敷いた上にそれを載せる。それを返すと、表面に焦げ目が付いている。また返して焦げ目の側を下にして、割った玉子の上に載せる。それを返して、黒いソースをたっぷりと塗って、でき上がり。
食べてみると、ソースが塗ってある焦がした側がふわふわでさくさくの絶妙の食感。広島よりも大阪のお好み焼きに似ている感じがする。豚肉も焦げているが、そういうことにはお構いなし(笑)。玉子の半熟も残っているし、もんじゃみたいなどろどろの部分もあるし、意表を突いたおいしさだった。
ただ、あまりにも満腹になってしまって、少し残してしまった。申し訳ないことをした。でも、旅の終わりに相応しい「発見」の一枚だった。
9位
1回
2013/09訪問 2013/09/17
2013年9月12日(木)(高松出張1日目)朝食(2)。香川うどん紀行第二弾。
しかしこういう田舎に良くもまた、と思う。店(と言うか自宅の製麺所の一部を改修したところ)に入って行くとうどんを啜っている若者が三人いて、「あのおじさんに言うんですよ・・・あれ、いないや」という状況だった。店を一人でやっているらしいそのおじさんは、店舗の後方でうどん粉をいじっていて(ブレンドしていたのだろうか?)、しばらく待たされた。「ごめんごめん」と出てきたので小(150円)をもらう。この店はセルフ。僕は湯がかないで冷めたままで温だしを掛けて「ひやあつ」で食べた。ああこれもうまい。もちもちの柔らかな麺だがおいしい。うーん。香川のうどんには本当に参る。しかも150円って何なんだよ(笑)。
10位
1回
2013/11訪問 2013/11/24
2013年11月23日(土)(休)(那覇出張3日目)昼食(2)。沖縄そば紀行第五弾。
とてもわかりにくいところに店がある。おまけに駐車場は急な坂道の細い路地の途中にある。たまたまスペースがあって停めることができて良かった。満車だったら途方に暮れてしまっていたところだった。
1階の板の間に座る。2階にも席があるらしくて吹き抜けになっている。ここはそば屋ではなくてお座敷カフェですね。独特の空気感が若い女性などに愛されているのだろう。僕などでも好ましく感じる空気感だ。
さて、注文した木灰そば(630円)が運ばれてくる。口にしてみると、意外なくらいにおいしい。特に麺は感心するくらいにおいしい。コシがあって縮れていて、汁と適度に絡み合う感じ。汁はちょっと中華な感じがする汁。これは好みは人によるかもしれない。
帰りに行きとは反対の方にクルマで出ると、この店の後方が広大な墓地になっていることがわかった。亀甲墓というのだと思うが、沖縄のお墓を見てみたいと思う人にはちょうど良いかもしれない。お墓なので見てみると言っても節度が求められると思うけれど。
今年は9月から改めて食べログを始めて、毎日緊張感を持って食事しています(笑)。ですからたった3ヶ月なのですが、その中では讃岐うどんの食べ歩きがいちばん感じ入るものがありました。食べるということはどういうことなのだろう? おいしいというのはどういうことなのだろう? などなどと考えてレンタカーを飛ばしていました。結果として10店舗ともうどんとそばとお好み焼きになったのは、おそらく僕の率直な反応なのだろうと思います。食事するということについての。生きるということについての。