レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/04訪問 2018/05/02
2018年4月29日(日)(休)昼食。相方と。
ゴールデンウィーク・スペシャル「荻窪」。
今日も雲一つない青空。昨日すぱいすに行ったので今日はトマトに行ってみた。食べログで全国のカレーの店を検索するとランキングで2位、口コミ数で3位に出てくる店。僕はたぶん初めてだと思う。
すごく並ぶし、開店と同時に終了ということもあるというので早く行った。11時30分開店だが10時35分に着いた。7人並んでいた。中の3人組に途中から2人が加わって僕たちは10・11番目になった。
11時15分、カレーの匂いがしてくる。11時27分、開店。1回目で僕たちまでが入れてラッキーだった。カウンター席に着く。和牛ビーフジャワカレー(辛口)(2300円)、仔牛のミルクカレー(マイルド)(1950円)を注文した。
BGMはモダンジャズで、アート・ペッパーの「レッド・カー」だったか「ストレート・ライフ」だったかが掛かり、レッド・ガーランドが掛かり、アート・ファーマーの「アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー」が掛かり、誰だかの「ビウィッチト」が掛かる。良い時間。良い空間。
結構待って、12時10分になってようやく僕たちのカレーが出てきた。僕は仔牛のミルクカレーから食べる。辛くなく、むしろ甘いが、こくがとても深くて、非常にスパイスが効いている。とてもとてもおいしい。続いて和牛ビーフジャワカレーを食べる。仔牛のミルクカレーに比べれば少し辛いが、ほぼ辛くない。これもとても深いこくで、とてもおいしい。僕のスパイスに関する見識は浅いし少ないので、適切な表現ができなくて悔しい。追い掛けてくるこの爽やかなスパイスは何だろう?
帰りに岩森書店とささま書店を冷やかして、ささま書店でジョン・アップダイクの古い翻訳本を買う。荻窪は古本屋の質でも今では吉祥寺を凌駕している。それは吉祥寺が駄目になったからなのだが。
2位
1回
2018/03訪問 2018/03/21
2018年3月21日(水)(休)昼食。福岡県出張で(2日目)。
朝ホテルの部屋で少し仕事をして、10時にチェックアウト。今日食べに行くつもりでいたこの店の前まで行って、場所を確認。何しろ看板や暖簾はなくて青いバケツが目印だと口コミを読んでいたので。
無事に位置を確認して、開店までまだ時間があったので、そのまま通過。気の向くままハンドルを切っていると、築港の近くに来ていた。ポートタワーの下のコインパーキングに駐車して、少し周りを歩いてみる。昔は博多に出張に来る度に夕方ここに来て、夕暮れの海を眺めて過ごしていた。コーヒーでも飲もうと思ってクルマを下りたのだが、そういう店も見当たらなくて、雨に煙る海を少し眺めただけで再出発した。
さて、この店の近くに戻って、コインパーキングに駐車。開店時間の11時の12~13分前に店の前に行ってみると、並んでいる人はまだいなかったが、もう1人店に向かって歩いて来る人がいて、どうぞと言われたので、いちばん先頭に並ぶことに。
ここは少し前まで来るのを躊躇していた店。写真撮影禁止、携帯電話使用禁止、ラーメンはスープから口にしないといけないなど、決まりごとがたくさんあると伝えられていて、僕には合わないだろうと思っていた。ところが今回博多に来るに当たって口コミを読んでみると、写真撮影は解禁になったと報告されている。それならば行ってみようかと思って来てみた次第。さてどうなることか?
11時になると従業員が1人出て来て、もうすぐ開けますと言って、人数を確認。その時点で4人並んでいた。でも結局開店したのは11時10分だった。スープの味が決まらなかったのではないかと思う。
言われた通りカウンター席に座って、ラーメン(700円)を注文。その時、写真撮って良いの?と従業員に訊くと、もちろんです、書いてある通りですと返ってきた。書いてある通りというのは、店内の随所にある「撮影OK」の貼り紙のことだった。
やがて出てきたそのラーメンは、スープの表面に若干の泡立ちが認められる。早速スープから口にしてみる。おお、おいしい! とても濃厚で、こってりしているが、同時に清明で、すっきりと纏められている。非常にクリーミーだが、澄んでいて、軽ささえ感じられる。そして旨みがものすごい。何だこれはとびっくりするくらいのおいしさ。麺は特別さを感じないが、硬めで普通においしい博多ラーメンの細麺。チャーシューもとろとろでおいしい。
堪らず替玉(150円)を注文。2杯めもおいしかった。麺が残り少なくなって机上の高菜を投入。この高菜、非常に辛いが、このスープに素晴らしく合っていた。うーん、おいしかった。スープは最後まで飲み干してしまった。
それぞれの食事のシチュエイションや自分のコンディションにもよるので単純な比較はできないが、それでも、これまでに食べた博多ラーメンの中で断トツのナンバーワン。いや、これまでに食べたすべてのラーメンの中でも5本の指に入るくらいのおいしさだった。いやいや、びっくりした。空港に向かってクルマをスタートさせて、5分くらいずっと、おいしかったあ、おいしかったあと、独り言を言っていた。
3位
1回
2018/05訪問 2018/05/07
本むら庵 荻窪本店の桜えびの天ぷら、おきつね焼き、新玉ネギと豚しゃぶのそばつゆ漬け、鳥だんご、せいろそば、ごまだれせいろそば
2018年5月3日(木)(休)夕食。相方と。
ゴールデンウィーク・スペシャル「荻窪」。
夕食はそばにした。有名な店だが、僕は初めて。電車の中から見える看板が駅から遠そうだったので、今まで足が向かなかった。荻窪の北口から歩いて、途中光明院の境内を抜けて、10~12分くらいだった。
18時30分少し前に到着。囲炉裏の待ち合い席で待つ。大きな店なのにすごい人気。18分くらいで座敷のテーブル席に案内された。
席番号は21。僕は10台~30台くらいの数字は昔の巨人の選手の背番号で記憶する傾向があるが、21は高橋一三だ(笑)。
生ビールを頼んで、季節のおすすめ品の中から、桜えびの天ぷら(1100円)と鴨肉詰め・おきつね焼き(780円)を注文した。桜えびの天ぷらはかき揚げではなく、軽く、さくさくで、甘くておいしい。レモンを掛けるとさらに味が立ってとても良い。鴨肉詰め・おきつね焼きは、こちらもさくっとした食感で、鴨としそと油揚げのハーモニーがとても良い。
続いて同じく季節のおすすめ品から、新玉ネギと豚しゃぶのそばつゆ漬け(880円)を頼んで食べた。豚しゃぶをそばつゆと合わせる面白さ。それを引き立てるどころか主役の感さえある甘い新玉ねぎ。とてもおいしかった。そのあと、一品料理の中から鳥たんご(900円)を注文。軟骨の入ったつくねの揚げもので、生姜が効いていてこれもおいしかった。
そばは、せいろそば(780円)とごまだれせいろそば(1320円)を頼んだ。そばは舌触りはざらっ、喉越しはつるっ。硬くてこしがあって瑞々しくておいしい。そばつゆは甘くて濃くて出汁が香るがこれはあまり特徴がないかな。ごまだれはかなりおいしかった。僕たちのごまだれの水準基標である吉祥寺のよしむらよりはさらっとしているが、よしむらより味が自然な感じがして好ましかった。
生ビールを僕が1杯おかわりして、会計は7860円。そばもおいしかったが、蕎麦前のおいしさ、ワン・アンド・オンリーなところが素晴らしかった。僕たちのお気に入りのそば屋になった。
4位
1回
2018/05訪問 2018/05/02
2018年5月1日(火)昼食。
メイデイ。午後から秋葉原で仕事だったので、秋葉原でランチを食べようと思って、検索してこの店に。駅は浅草橋の方が近いのだが。
ここはとんかつの大人気店の丸山吉平が月に2回程度店名を替えて営業しているかつカレー専門店。フェイスブックで5月1日がその営業日だとわかったので、それは良いぞと思って来てみた次第。
12時20分に到着すると、2人並んでいた。今日の東京は最高気温28.1度。長く待つのは嫌だなあと思ったが、7~8分で店内に入れた。食券を買って立って待つのだが、店内で待つのは3人まで、黄色い線の内側で待つ、呼ばれるまで勝手に席に着いてはいけないというルール。来る前にほかの方の口コミを読んでおいて良かった。
食券販売機のロース(1400円)のボタンを押す。これもほかの方の口コミを読んでわかっていたのだが、かつカレーやカレーのボタンはなく、リリーカレーの日はとんかつの食券を買うと自動的にかつカレーになる。それと、僕の前のお客さんがとんかつの食券だけ買って店員の女性に言われていてわかったのだが、とんかつの食券だけだとライスが付いてこないので、ライスも食べたい時は単品のごはん(200円)の食券も買わなければならない。僕は最初間違えてしまって単品の半分ごはん(100円)の食券を買ってしまい、それを2枚買って、買い間違えた旨を店員の女性に伝えた。ふう(笑)。
やがて呼ばれてカウンター席に着席した。食券を渡して、やがてかつカレーが出てきた。店に着いてから30分弱くらいだった。
皿の上にライス、その上にキャベツの千切り、その上にロースかつ。そのかつに掛からないようにカレーが掛けられている。手順としては店主は最初にカレーを掛けて最後にとんかつを載せていたが。
まずはとんかつのヴォリュームに驚く。大きさはそれほどでもないが、厚みがすごい。切り口はピンク色。まずは醤油で食べてみる。うーん、おいしい。ただちょっと硬い。次はソースで食べてみる。おいしい。だが醤油の方がよりおいしい。脂身も非常においしい。これは大変なとんかつだ。ただし一箇所筋が結構厄介だったところがあった。高級店ではあり得ない筋だった。僕はそういうのはそれほど嫌ではないのだが。そういうところはアバウトな店なのかな。それともかつカレーの日だからかな。カットもちょっと雑で、一切れの幅にばらつきがあった。
カレーは甘めで、にんにくが効いていて、まあまあおいしい。家庭的で、特別な感じはしないのだが。結局、醤油とソースとカレーとで2切れずつ食べたのかな。カレーとも合うとんかつだった。でもこれはかつカレーと言うよりも、かつライスのカレー添えと呼んだ方が正確な一皿だった。
いろいろと書いたが、かつカレーの一方の最高峰。これほどおいしいとんかつをかつカレーとして食べられるのは至福の体験だ。ただし腹が持たれてしまって、夜までずっと満腹感が続いた。
5位
1回
2018/10訪問 2018/10/04
2018年10月3日(水)夕食。相方と。
午後神田で会議だったので、相方と待ち合わせて神田界隈で食事して行くことに。秋葉原の丸五に行ってみることにした。
相方が来るまで時間があったので、僕は一度下見に行った。17時23分で7~8人並んでいた。
神田で相方と会って戻ってみると、18時34分で25人くらい並んでいた。こんなに並ぶのか……。
丸五は僕は2回目か3回目。でも10年振りくらいかと思う。今の建物に建て替える前だった気がするのだが、良く覚えていない。
ちなみに今食べログで見ると、3.97点で全国のとんかつで6位、東京のとんかつで4位、口コミ数は997件で全国のとんかつで1位、東京のとんかつでももちろん1位。口コミ数は全ジャンルでも全国で19位、東京で13位……。並ぶのは仕方がないか……。
秋葉原なので、どこからかアイドルの歌だかアニメの歌だかが流れてくる中で並んで待つ。19時12分、僕たちの後ろに20人くらい並んだ時点で新規受付終了。
19時22分、店内へ。2階に行くように言われる。相席の大テーブルに着席。特ロースかつ(1850円)とセットメニュー(ご飯、赤出汁、お新香付き)(450円)を2つずつ注文する。
19時45分、ようやく我々のとんかつが出てきた。まずは赤出汁に口を付けてみる。おいしい。
そしてとんかつ。一見大きくないように見えるがかなりの厚み。衣はふわっとしている。さくっとはしていない。
そして豚肉の柔らかいこと。低めの温度でじっくりと揚げているのだろうが、まるで煮込んだみたいな豚肉。柔らかくて弾力がある。確かにおいしい。ジューシー。脂身は特においしい。
塩で食べて、醤油で食べて、ソースで食べた。塩がおいしい。でも辛めのソースもおいしい。これはこのソースがこの豚肉の味のちょっと足りない感じに合っているからだと思う。それと独特な衣の味とも合っている。
会計は4600円。僕のど真ん中ストライクではないのだが、確かにとてもおいしいとんかつだった。
*これでレヴューが3200店になったと思います。それで丸五に行ったのですが。
6位
1回
2018/04訪問 2018/04/11
2018年4月10日(火)夕食。いわき市日帰り出張で。
16時過ぎにいわき駅で解散。せっかくいわきにいるのだからと思って、常磐線の普通に乗って湯本で降りて公衆浴場のみゆきの湯に行ってみると、臨時休業。上りのひたちに乗り直したが、久し振りに途中下車したい虫が起き出してしまったみたい。ほどなく茨城県に入ったが、高萩で降りてみた。
高萩市は郊外にはクルマで来たことがあるが、高萩駅で降りるのは初めてかもしれない。検索するとかつカレーの人気店があるらしい。駅前通り(というのかどうかは知らない)を歩いて1~2分で、その店はすぐに見付かった。
精肉店に併設されている食堂で、精肉店の方にもとんかつを買い求めにお客さんが1人、また1人とやって来る。食堂の夜の部の開店の17時の5分くらい前に店に着いて、通りの反対側で待った。準備中の表示が営業中に替わったので店内へ。
セルフサーヴィス。カウンターの内側のお兄ちゃんの態度が素っ気ないと言うかつっけんどんと言うか。な、何なんだと呆れるくらいひどい(笑)。ロースカツカレー(630円)を注文する。
ほどなく料理ができて、受け取って、料金を払う。とんかつとカレーライスが別皿に盛られて出てくるのが嬉しい。まずはとんかつ。厚みはそれほどではない。でも食べてみると、さくっと軽く歯が入って、とろっと柔らかく豚肉がとろける。な、何なんだと驚くくらいおいしい。この軽さ。この柔らかさ。今までいろいろなとんかつを食べてきたが、豚肉の品質や厚みや大きさはもっと良い店がたくさんあったが、揚げの上手さではこの店がいちばんではないだろうかと思うくらい見事なとんかつだった。
そうやってとんかつを半分くらいソースで食べてから(このソースもおいしい)、カレーを食べ、さらにかつカレーにして食べる。カレーはほぼ辛くなく、むしろ甘く、こくがあっておいしい。うん、濃厚なカレーと限りなく軽いとんかつ。この組み合わせ、なかなか良いと思う。
食器を返却口に戻して、おいしかったよと伝えたのだが、お兄ちゃんの反応は相変わらず素っ気なくつっけんどんだった(笑)。まあ、悪気はないのだろう(笑)。
普通で日立に出て、日立からひたちに乗ると、左に夕暮れの太平洋、右の稜線の向こうに小焼けという絶景がしばらく続いた。
7位
1回
2018/06訪問 2018/06/30
2018年6月21日(木)昼食。
八丁堀二丁目のランチ。この地域では大人気の「ハシヤ系」のスパゲティ店。僕も以前に一度来ている。
東京駅方面からは八重洲通りをずんずん東に進んで、新大橋通りを越えて、亀島川を渡る直前を右に入ってすぐ。ほとんど亀島橋の袂にある。
11時17分に到着すると店内は6~7割埋まっていた。カウンター席の中央に座るように言われる。メニューのトップに書いてある「むき身のアサリをジンジャーソースorガーリックソースで」の中から、アサリとシメジ(1200円)をジンジャーソースで注文した。
ちなみにカテゴリーは、ほかに「バター和え」「カルボナーラ風」「生クリームソース」「トマトソースor唐辛子トマトソース」「カレー風味トマトソース」「ホワイトソース」「ミートソース」「醤油味」「醤油味のバター風味」「サラダスパゲッティ」「スープスパゲッティ」「プレーン」「冬季限定(カキ)」がある。種類を数えると全部で90種類あった。
店名はもちろんジャック・マイヨールへのオマージュ。壁にあるフランス語はマイヨールの直筆だろう。わーん。泣けてくる。ほかにも店内には海をモティーフにした小物が多数。「The Endless Summer」のポスターも良い。窓の向こうは亀島川。だがすぐに隅田川、その先は東京湾なので、日によっては店内に潮風が吹き込むのだろう。
20分近く待って僕のスパゲティが出てきた。早速混ぜて食べてみる。うん、おいしい。生姜がほど良く効いていて、あさりの旨みと合っている。しめじも良い。海苔も良い。若干しょっぱめだが、そのことを含めて、おいしい一皿だった。
11時30分には外に行列ができ始める。12時になるとその行列はさらに長くなるので、できるだけ早く店に着くのがベター。
リュック・ベッソンの「ル・グラン・ブルー」。あの美しくも苦しい映画、久し振りに観返してみたくなった。
2018年6月22日(金)昼食再訪。
八丁堀二丁目のランチ。そしてまさかの2日連続マイヨール(笑)。
11時7分に到着すると先客は1人だった。カウンター席に座って、「バター和え」のカテゴリーからタラコとウニ(1050円)を注文。昨夜この店を紹介するホームページを見ていたら、「店長のおすすめ」としてこのスパゲティが紹介されていたので、それはやはり食べておかないといけないだろうと思って連日のマイヨールとなった次第。
今日はまだ空いていて7分くらいで出てきた。早速食べてみると、うん、うまい! どろどろのソースに麺を絡めて食べる。とても濃厚で、とても旨みがある。たらことうにがとても良く合っている。たらこがうにの最高の味付けになっていて、うにがたらこのおいしさを最大限に引き出している。いやいや、これはうまい。塩分? カロリー? その話は明日また。とてもおいしかったので、点数を3.8から4.0に上げておく。
ところで壁面のマイヨールの自筆の言葉だが、冒頭の「Je crois(私は信じる)」しかわからない。何と書いてあるのかとても知りたい。彼はこの店に来て、壁にサインをした。店主の思いと、マイヨールの思いとが繋がった。そういう愛がこの店には溢れている。大繁盛の最大の理由は、誰もがそれを感じているからだと思う。
2018年6月28日(木)昼食再訪。
八丁堀二丁目のランチ。またマイヨールに行ってしまった(笑)。これで東京の事務所にいる日は三連荘マイヨール(笑)。
と言うのもほかの味付けのスパゲティも食べてみたかったから。マイヨールの術中に嵌まっている気もするが(笑)。
11時14分に着いて、「カルボナーラ風」の中からベーコンとタマゴ(1100円)を選んだ。やはり出てくるのに時間が掛かる。11時34分に出てきた。
そのカルボナーラ風のスパゲティは、玉子がふわふわなのは良いのだが、ベーコンもおいしいのだが、ちょっと一本調子。後半ちょっと飽きてくる感は否めなかった。
2018年6月29日(金)昼食再訪。
八丁堀二丁目のランチ。八重洲通りを歩いて行って、引き寄せられるように今日もマイヨール(笑)。これで在京日四連荘マイヨール(笑)。
今日の東京は梅雨明けが報じられて真夏の陽射し。マイヨールにはこういう夏の日が似合う。カリブの陽射し。あるいは地中海の陰影。
11時12分に着くと、すでにお客さんがたくさんいて、カウンター席は1席のみ空いていた。テーブル席も直後に満席になった。
今日はもう一つの狙い目だった「醤油味のバター風味」の中からベーコンとホウレン草(1300円)を注文した。やはりすごく時間が掛かって、11時38分に出てきた。
うん、おいしいのだが、うーん、ちょっとしょっぱい。4種類食べて思うのだが、「バター和え」のタラコとウニと、「むき身のアサリをジンジャーソースorガーリックソースで」のジンジャーソースのアサリとシメジは抜きん出ておいしかった。いずれはほかの味のスパゲティも試してみたい。そして相方を連れて来てみたい。
しかし僕がランチで続けて来る店には外れはない(笑)。ちなみに今夜「孤独のグルメ」で中華シブヤのニラ玉を取り上げていた(笑)。
それと――。ジャック・マイヨールの冥福を心から祈ります。それは哀しい話だが、哀しまなくても良い話でもある――。
イルカを見るとあなたを思い出します。あなたはきっと、海に還ったのだと思います。
8位
1回
2018/06訪問 2018/06/13
2018年6月9日(土)(大分・宮崎旅行2日目)昼食。相方と。
10時25分に湯布院を出発。カーナヴィに誘導されるまま県道11号線で別府に向かう。狭霧台で一瞬だけ休憩。あとは別府に直行。由布岳を左に見て。林道を抜けて。そのまま別府の街中に入って、別府駅の東側のこの寿司屋に11時8分に到着した。
予約は入れてあったのだが、営業は11時30分からなので、クルマを停めて別府駅までぶらぶらと歩いてみた。駅前には油屋熊八の像があるのだが、今はラグビー日本代表のジャージを着ている(笑)。来年のワールドカップまでこうなのだろうな。
店に戻って、予約してある旨を伝えると、小上がりに上がるように言われる。やはり関あじと関さばは食べたいので、地魚にぎり(8個+細巻1/2本)(3000円)を2人前注文した。
4貫ずつ盛り合わせで出てくる。写真手前左から、かんぱち、赤貝、関さば、いか。関あじ、たい、煮だこ、うに。穴子、細巻(かっぱと穴子)。
いやー、いろいろな意味で初めて食べるタイプの寿司だった。ねたの大きさ。その分厚さ。そして新鮮さ。いずれも申し分ない。ただ、新鮮イクォール食べごろかと言うとそれは別の話で、非常においしいねたとそれほどでもないねたとがあった。かんぱち、関さば、関あじ、たいに共通していたのは硬かったこと。どの魚もこりこりだった。それが非常に良いことになっているねたとそうなっていないねたとがあった。
でも僕はこういう地の魚を惜し気もないカットで握ってくれる寿司屋を基本的に支持する。素晴らしい。寿司とはこうあるべきだと思う。東京のその辺のうまくもないのに気取った寿司屋よりよほど良い。店前に「時間が掛かります」と貼り紙があったが、全然そういうことはなく、すぐに出てきてすぐに食べ終えることができた。会計は消費税がプラスされて6480円だった。
9位
1回
2018/08訪問 2018/08/29
2018年8月27日(月)夕食。岡山県出張で(1日目)。
そして岡山へ。15時19分羽田離陸。16時12分岡山着陸。16時34分レンタカー出発。早速岡山県の北西の新見市に向かった。
山陽道から岡山道へ。吉備高原から雨になる。一時激しく降ったが、真庭市の北房から中国道に入ると晴れてきた。
新見市も先日の豪雨災害で被害があったところ。それでこの街に向かっているのだが。検索してみると新見市には新見ラーメンなるご当地ラーメンがあるという。この辺りに多い猪の肉を使ったラーメンなのだそうだ。それは食べて行かなくては。ご当地ラーメンもいろいろと食べてきたが、「終結篇」という感じだな(「青春の門」ふうに)。
17時44分、この店に到着した。ほぼ国道180号線沿い。この時間なのでほかにお客さんはいなかった。風除室に、人気No.1:名代いぶきそば(とんこつしょうゆ味)(700円)、人気No.2:猪チャーシューメン(750円)、人気No.3:千屋牛ラーメン(850円)という掲示があったが、ここはもちろん猪チャーシューメンを注文。ただ、味がしょうゆ味、みそ味、とんこつ味と3種類ある。どれが普通?とおばちゃんに訊くと、普通はみそだと言う。千屋牛ラーメンには醤油が合うが、猪には味噌が合うという。ではみそ味で。
ほどなく出てきたそのラーメンは、見た目からして美しい。早速食べてみる。まずは猪チャーシュー。ん? んん? お、おいしい。とろとろ。ほろほろ。味付けもグッド。すごく味が濃くてすごくおいしい。次に味噌スープ。おお、何だか初めて味わう感じのスープ。シンプルな味噌のストレートという感じ。とても味が良く、とても味が濃く、おいしい。なるほどみそ味を薦められた理由が良くわかった。ぼたん鍋って味噌味だものな。そして麺だが、これは僕には軟らか過ぎた。それもこのラーメンの一部だと思って楽しく食べたが、硬めの麺が好きな人は、そう頼んでみる方法もあると思う。とにもかくにも、驚愕のおいしさのご当地ラーメンだった。
宿泊は岡山市内なので、来た道を引き返す。岡山道で高梁市の有漢を過ぎると霧が出てきた。夕暮れの中国山地の霧景色。だんだん光が失われていく時間。とても美しかった。
10位
1回
2018/02訪問 2018/02/13
マッシモッタヴィオのマルゲリータ コン ブファラ、タリアテッレ ボロネーゼ、アンティパストマッシモ
2018年2月11日(日)(休)夕食。相方と。
週末の井の頭線の夕食。3連休の中日、永福町のピッツァの有名店に行ってみた。17時に電話して開店時間の17時30分に予約。時間ちょうどに行って上のフロアへ。
スプマンテを2杯頼んで、前菜の盛り合わせのアンティパストマッシモ(2080円)、パスタからタリアテッレ ボロネーゼ(1480円)を注文。赤ワインをグラスで、ハウスワインのサンジョヴェーゼかネロダヴォラだと言うので1杯ずつもらった。ピッツァはマルゲリータ コン ブファラ(2250円)を注文。もう1枚頼むつもりでいたのだが、それでずいぶんお腹が膨れてしまったのでそこまで。会計は9190円だった。
前菜やパスタはまあまあおいしいかなというくらいだったが、ピッツァはさすがにとてもおいしかった。生地はもちもちでふかふかで香ばしさが何とも言えない。しゃばしゃばのトマトソースも上品な水牛のモッツァレラもすごくおいしかった。なるほど大人気なのが良くわかるピッツァ。店内の雰囲気も上々で、僕たちが通された上のフロアは18時になる前にカウンター席以外満席になっていた。
2018年は相方とシアトル・サンフランシスコの旅に行ったことがいちばんの思い出。あと大分・宮崎の旅も忘れ難いものでした。でも上位10ベストレストランは雑多な内容になってしまいました。
1位と3位は荻窪の有名店。2位は博多の感動的においしかった博多ラーメン。4位と5位と6位はとんかつ関係(笑)。7位は八丁堀のハシヤ系の人気店。4回続けて行ってしまった店(笑)。8位はとてもびっくりした別府の寿司屋。9位はこれもびっくりした新見の猪チャーシューラーメン。10位は永福町の人気のピッツァ。
という具合で、雑多です。まるで私の心の中のように(笑)。