2017年
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2016年、評価点数について
評価基準点の平均点を3.0とするのか、いやいや3.5だろうとか、私は4.0としています(実際います)なんて人もいて、あたしにとっては何の参考にもならないものなのだなと判断しているのが評価点数ってやつです。
でも、評価される側としては大なり小なり気になるようで、コンマ1ポイントの上げ下げに一喜一憂している姿を見聞きすると、これはもうなにか喜劇的な陳腐さを内包しているのではないかしらんと思うわけです。
レヴュー数の多い、いわゆるパワーレヴュアーの評価点だけでくぐっとレートが跳ね上がったりするから困ったもんだ、と聞いて、ふむ、じゃああたしは影響力があるレヴュアーなのかしら、と試しにとある店舗の評価を1.0にしたり5.0にしたりしてみました。結果は……。
何のことはない、0.1ポイントも変化がありませんでした。大いにほっとしております。もちろん、すぐさまもとの評価点に戻したのは言うまでもありません。
あたしがそのレヴューを信頼するか否かは、常に評価点ではなく、まずレヴュアーの方のプロフィール、そしてテキスト本文です。
2015年、一言だけ
その後も更に小売店でのレヴューは増殖を重ね、コンビニやらカルディやらで購入した食べ物の記載が当たり前になってきました。【食べログ】は飲食店ガイドと認識していましたが、どうやら決別して捉える必要が高まってきたようです。せめて分家枠の【食べログお取り寄せ】に移管してもらえたら良いのですが……。
不慣れな土地で、「この近くによさげな食べ物屋さん無いかなァ」と検索した時に、コンビニやらデパ地下惣菜店のレヴュばかりで肝心の食べ物屋さんにたどり着けないなんて不便さは誰も感じないのでしょうか。感じないんでしょうね。
2014年 年始のひと言
かねてから感じていたことなのですが、レストランレヴューに、店頭にて購入した類の食事(まぁ、主に菓子やらお持たせの類なのですが)をレヴューするのはアリなのでしょうか?
結論から言えばアリなのでしょう。
なぜなら、日夜そのようなレヴューが増産され、レヴューのチェックについては伝説の猟師の如くと評価されている食べログ本部が黙認しているから。
……なのですが、どうもねえ、あたしはムズムズとしてしまう。
それなら、あたしがコストコで買い求めたニューヨークカットのステーキ肉について、長々とレヴューを書き連ねてみたとしたら、それも容認されるものなのでしょうか。じゃあ、同じくそこで購入したロメインレタスについては。エスタンシアのダブルマグナムについては。ダンジネスクラブについては云々。
敢えて線引きをするのならば、買い求めた店屋の店内で食べたモノであれば、インで、持ち帰ったものはアウトなのか。ならば神田にあった頃のパ・マルの各種悶絶パイ料理はインで、ドライブスルーのみのファストフード店はアウトなのでしょうか。
そもそも、線引きをしたがる行為自体が幼稚な行いであるという含羞を自覚して、この話題自体を忘却すべき存在と見做す自分に気付いたりします。
相変わらず、疲れる性格であることに変化はないようです。
今年もよろしくお願いします。
評価基準について
私淑する竹中充さんが提唱していた「ワインバー7つの大罪」という小編を読んで、なるほどその通りだと思うので、
ここに記載します。
①無愛想
②無知
③怠惰
④不潔
⑤不敬
⑥暴利
⑦ワイン殺し
なるほどあたしのレストランレヴューの評価指針とも合致するところがあります。
無罪と判断した店を選び、天国度数の高かった食堂または酒場が高い評価になっています。
マイ・ベスト・レストラン2012
いまさら?
ええいまさらです(いくつかのレストランは字数制限の為削除しました)。
水塩土菜静岡店 葵区、静岡
特吟ロースは、値段相応とはいうものの、その存在感は忘れられるものではありません。
ここからは番外編にして本編です。
Gillwoods Cafe St-Helena, CA
真に美味しいアメリカンブレックファストが食べたいなら、このカフェへ。いやさ、明日の朝にでも食べに行きたいです。おかわり自由のコーヒーも抜群においしい。
Willow Wood Cafe Grayton, CA
カフェのランチなんて期待すべきではないのでしょうが、ここで食べたグリークサラダはいまだ語り草に。ポレンタも美味しかった。
Cindy's Backstreet Kichen St-Helena, CA
ハンガーステーキは、肉料理の美味しさを開眼させてもらえるものでした。それまではあまりステーキを食べたいと思っていませんでしたが、今は違います。美味しいステーキならいっぱい食べたいです。
最後の三店舗は、アメリカ・カリフォルニア州にあります。
距離が遠いため、気軽に再訪できるわけではありませんが、そのために旅行計画を練ろうとしているため、まァ例の赤い本に準拠すれば三ツ星ということになるのでしょうか。
それにしても、アメリカ人言うところのTHIS IS IT!!(ああ、イタリア人ならEST! EST!! EST!!!なのでしょうけど)という食堂には、日本国内ではなかなか出会えません(その努力と対価も払っていないので仕方ないのかも)。
ある有名ブロガーとの出会い
某日、ある地方の居酒屋で、いつものようにその地元の酒と、盛りを迎えている鰯のぎゅっと目の詰まった刺身に舌鼓を打っていると、隣席の方からお声が掛かった。
話の内容はいつもの如くで、美味しそうに食べますねぇ、いやいや単に食い意地が張っているだけのことです、なんてやり取りだったのだが、いつもと異なったのは、「食べログってやってます?」のひと言だった。
聞けばその人はその地方ではつとに知られた有名ブロガー(食べロガーとでも言うべきか?)で、幾つか共通した好みの食堂や酒場があり、あたしも過去に何度となくその人のレヴューは参考にさせてもらっていた。その旨を伝えると、大層喜ばれて、そこ迄はまぁ良かった。
「で、あなたはなんてHNなの?」
…と聞かれてあたしはグッと詰まってしまったわけです。
これまで、自分ルールながら覆面で通してきたポリシーは変えたくないし…と(我がことながら)杓子定規に考え、それ程レヴューも増産していないし、毒にも薬にもならない備忘録的内容なので、参考にもなりませんよ、とお伝えしてHNは明かさなかった。けして勿体ぶっているわけではないのですが…。
もしこの文章を読んで、あなたに心当たりがあっても、どうかそっとしておいてください。
それでも、あなたと共有した僅かな時間は、とても愉しいものであったことは、なんら変わりません。機会があれば、いつかどこかで、またお会いしましょう。
覚え書き
Olivier Leflaive 2009 Horizontal Tasting, May 12th, 2012
Chassagne Montrachetはしっかりとしたボディがありながらすっきりとした清涼感を伴ったパレットが好印象。
ミネラル、青リンゴ、ハチミツ、ビスコッティとヴァニラのフレーヴァーが調和している。余韻はクリスピーで、程よい酸が残る。来年の年明けくらいからが飲みごろか。
Puligny Montachetは残念ながらCorked。
Meursalutは重層的なハチミツバターとミネラル、シトラス、紅玉のフレーヴァー。余韻にはグラを感じるがもたれることは無く、フードフレンドリーな印象。
Bourgogne Blanc Les Setillesは青リンゴ、洋ナシ、レモンカードとハチミツバターのフレーヴァー。抑制のとれたヴォリュームが好ましく、PulignyとMeursalutの格落ちフルーツを使っていると聞いて納得。ヴィンテージによる部分も大きいのかもしれないが日常使いできる気軽さと満足感がある。Must buy。
Chablis Les Deux Rivesはキンメリジャンを連想させるかっちりとしたミネラル感が魅力的。きゅっとすっぱそうなレモン、チャービル、タラゴンのアロマ。王道の牡蠣だけでなく、タイラギ貝などとも合わせてみたい。
全体を通して、やはり2009はとても良好なヴィンテージなのだなと感じた。ただし、それ以外でも以前は買い付けブドウのゆえに線の細さ、抑揚の無さが目立っていて選択肢から外れがちだった生産者だったけれど、ドメーヌ・ルフレーヴはじめ優良パーセルの貸し付け期間が終わって戻ってきたため、全体的に以前とは比べ物にならないほどに良好な印象を受けた。予算の限界から「仕方なく」選ぶのではなくて、積極的に見つけ出して選びたい生産者へと生まれ変わったようだ。
5.0
[17件]
4.5~4.9
[56件]
4.0~4.4
[172件]
3.5~3.9
[210件]
3.0~3.4
[132件]
2.5~2.9
[8件]
2.0~2.4
[4件]
1.5~1.9
[0件]
1.0~1.4
[1件]
~¥999
[45件]
¥1,000~¥1,999
[83件]
¥2,000~¥2,999
[71件]
¥3,000~¥3,999
[58件]
¥4,000~¥4,999
[44件]
¥5,000~¥5,999
[24件]
¥6,000~¥7,999
[20件]
¥8,000~¥9,999
[17件]
¥10,000~¥14,999
[26件]
¥15,000~¥19,999
[2件]
¥20,000~¥29,999
[4件]
¥30,000~¥39,999
[3件]
¥40,000~¥49,999
[1件]
¥50,000~¥59,999
[1件]
¥60,000~¥79,999
[0件]
¥80,000~¥99,999
[0件]
¥100,000~
[0件]
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