この口コミは、Sandra Irqueさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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ad hocナパ・バレー/ソノマ・カウンティ/洋食、アメリカ料理
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夜の点数:5.0
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¥8,000~¥9,999/ 1人
訪問時点の為替レート換算での金額になります。
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料理・味 4.5
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サービス 4.0
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雰囲気 3.5
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CP 3.5
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酒・ドリンク 4.5
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やってきました!
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デルタグリーン・アスパラガスサラダ
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バターミルク・フライドチキン
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お勧めワイン
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ヌーヴェルクイジーンの巨匠が!
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2018/04/01 更新
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
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¥8,000~¥9,999
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/ 1人訪問時点の為替レート換算での金額になります。
現代的なカリフォルニア料理の人気店
2018/03/30 更新
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.0
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| 雰囲気3.5
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
2018/03/22 更新
カリフォルニアクイジーンなんて言葉がちょっとばかり流行ったのはうんと昔の話。
おらが街ではそのブームが「もう来る、まもなく来る」なんて言われ続けて消化不良のままに今に至る体たらく。体たらくなんて思うのは、私自身がそのような店屋が訪問圏内に複数あって欲しいと願うからなのです。
どうもアメリカ料理と言うとステーキかハンバーガーか、これまた昨年あたりにプチブームになった理解しがたいチョップドサラダの店がいくつかあるだけで、あとは大音量でロックが流れるような大箱系洋風居酒屋ばかりという印象があります。
このレストランは料理の才能だけでなく、商才もたっぷりあることを体現しているトーマス・ケラーが繰り出したカジュアル店です。旗艦店フレンチランドリーでの食事も、それはそれで大層な体験にはなるのでしょうけれど、あの重苦しく恐れ入ってしまう雰囲気はどうも苦手なのです。止せば良いのに「折角だから」とオカルトワインをオーダーしてしまい、真夏でもないのに心理的な夕涼みをしてしまうなんて経験はもう二度としたくなありません。そこに行くと、このレストランは飲みたいものを飲み、食べたいものを食べ、気の置けない友人たちと笑いあって「美味しいね、美味しいね」と連呼してしまう愉悦に身を浸すには最高です。
店内はシンプルですがまとまりがあり、私は好みです。給仕人も親しみがあり、朗らかな気持ちになります。前菜はデルタグリーン・アスパラガスサラダ。アボカドやラディッシュが目にも鮮やかで瞬く間にナパの冷涼地域のシャルドネが蒸発してしまいました。それにしてもアボカドとカリフォルニアのシャルドネは最良の組み合わせですね。
その日はシグネチャーでありながら常に提供されるわけではないバターミルク・フライドチキンにありつけました。見た目はおらが街の街場中華「江南」の鶏のから揚げのようなダイナミックな出で立ちですが、当然ながら味わいは異なり、しかも未体験な美味しさ。一同「な、なにこの旨さはッ!?」とか言いつつ手づかみで貪り尽くす。これがまたカーネロスのピノノワールに合うんです。
メインの位置づけとなるスモークド・トリ・ティップはやや甘みがあるもののこれまた複雑な味わいです。別添えで供されるマッシュルームライスも美味しく、「サンドラさん、疾くワインをオーダーせよ!」とのご命令に従い注文したのはオーガニック+無灌漑栽培のジンファンデル。誰がどう考えても美味しくなる組み合わせで、もはや多くは語りますまい。
結論。ナパに行く機会があるならば、是非とも時間を作って予約をした上で訪問すべし。人選は重要で、美味しいものを飲み食べすることに関心のある方のみを誘うべし。ああ、早くまた行きたい。
同地区で日本人にも膾炙しているカジュアル店と言えば、映画サイドウェイズにも登場したことのあるドン・ジョヴァーニが有名です。こちらにもad hoc訪問の前夜、久しぶりに訪問しましたが、設えのあちこちにずいぶん老朽化の影が忍び寄っているのと、なにより給仕人たちの接遇に不快な点がいくつかありましたので、なおさらad hocの印象が高まったのは言うまでもありません。ただし、かのイタリア料理店の名誉のために言及するなら、料理は変わらず美味しく、各種ピッツァも真のナポリピッツァ協会加盟店でも顔色なからしむる出来栄えであったことは認めざるを得ません。