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2012/12/22撮影
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帆立貝柱の直火網焼き サラダ添え(2012/12/22撮影)
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イベリコ豚のリエット クルトン添え(2012/12/22撮影)
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フランスパン(2012/12/22撮影)
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ポロ葱とじゃが芋の冷たいクリーム・スープ(2012/12/22撮影)
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温製 魚のスープ ルイユ添え(2012/12/22撮影)
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黒豚肩ロース肉 ディアブル仕立て(2012/12/22撮影)
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いちぼ肉の直火網焼き ベアルネーズ・ソース添え(2012/12/22撮影)
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ホットチョコレートケーキとココナッツシャーベット(2012/12/22撮影)
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茶菓(2012/12/22撮影)
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紅茶(2012/12/22撮影)
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ランチメニュー左頁(2012/12/22撮影)
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ランチメニュー右頁(2012/12/22撮影)
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ランチドリンクメニュー(2012/12/22撮影)
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ゆうぽうとへ妻とバレエを観に出掛けることになり、ランチも奮発してみることにしました。
近辺で良さそうな店を探したところ、ミシュラン一つ星のここ「おはらス・レストラン」を見付けました。
予約のため電話すると、１２時は空いていないけれども１３時なら、とのことで、その時間でお願いしました。
雨のそぼ降る底冷えのする日でしたが、早めに家を出たので、１２時半前にレストランへ着いてしまいました。
中で待たせて貰うつもりで訪ねると、マダムが席に通してくれました。
店内は、音量の絞られた音楽がそっと流れており、非常に落ち着いた雰囲気でした。
ランチコースの種類は３つ。３，１５０円、５，２５０円、７，３５０円です。
今回は５，２５０円のコースをお願いしました。
また、食前のドリンクは付いていないので、ジンジャーエール（５２５円）を頼みました。
なお、ランチタイムもサービス料が１０％加算されます。
前菜、スープ、メインはそれぞれ３種類の中から選ぶことが出来ます。
妻と私、お互いに少しずつ交換出来るようにわざと違う料理を選びました。
私は、
・帆立貝柱の直火網焼き サラダ添え
・ポロ葱とじゃが芋の冷たいクリーム・スープ
・黒豚肩ロース肉 ディアブル仕立て
妻は、
・イベリコ豚のリエット クルトン添え
・温製 魚のスープ ルイユ添え
・いちぼ肉の直火焼き ベアルネーズ・ソース添え
です。
まずは前菜から。
私の「帆立貝柱の直火網焼き サラダ添え」は、
内部に閉じ込められた帆立本来の甘みや旨みが表面の焦げ目の程好い香ばしさと絶妙の味わいとなっていました。
カレー風味のソースの黄色、トマトの赤、ベビーリーフの緑、エディブルフラワーの紫といった配色も美しさを感じさせました。
妻の「イベリコ豚のリエット クルトン添え」は、
リエットが華やかなサラダに埋もれた状態で登場しましたが、充分な量がありました。
サクサクのクルトンに乗せられたリエットは、イベリコ豚の凝縮された旨みが程々の塩気と共に堪能出来ました。
パンは、こぶし大の温かなフランスパンでした。
バターを用意してくれましたが、とても美味しく感じましたので、私は何も付けずに食べました。
お替わりでもう１個出してくれましたが、さらにもう１個食べたくなる位でした。
続いてスープ。
私の「ポロ葱とじゃが芋の冷たいクリーム・スープ」はヴィシソワーズといった方が分かり易いですね。
滑らかな舌触りが心地良く感じられる品でした。
順番的にはあり得ませんが、メインディッシュの後に飲んだらより楽しめそうな味わいでした。
妻の「温製 魚のスープ ルイユ添え」は複数の魚介類の旨みによる複雑な味のモザイクが特長的で、
私には帆立の味が一番強く感じられました。
次にいよいよメインディッシュの登場です。
私の「黒豚肩ロース肉 ディアブル仕立て」は、
硬さを感じさせない肩ロース自体の美味しさをディアブル・ソースが引き立てており、さすがの出来でした。
妻の「いちぼ肉の直火焼き ベアルネーズ・ソース添え」は、
メニュー上では、「徳島県産安房赤牛」と明記されていましたが、マダムの説明ではこの牛ではなく別のものとのことでした。
（この日に使用した肉についての詳しい説明もありましたが、失念してしまいました。）
直火焼きのステーキは文句無しの焼き加減で、ベアルネーズ・ソースとのハーモニーも感嘆ものでした。
なお、どちらの料理にも付け合わせとしてポテトサラダが付いていたのですが、これがまた絶品でした。
しばらくしてデザートが供されました。
この日のデザートは、「ホットチョコレートケーキとココナッツシャーベット」でした。
ホットチョコレートケーキは、ナイフを入れると中から蕩けたチョコレートが流れ出てきました。
この芳醇な味わいのケーキをココナッツシャーベットと共に口にすると、
温かさと冷たさのギャップがケーキ、シャーベット両方の美味しさをより一層増加させるように思われました。
最後に、茶菓と紅茶を頂きました。
２種類の茶菓はどちらも美味しかったのですが、オレンジピールの方がより気に入りました。
紅茶の淹れ具合も適切で、コースの締めとして相応しいものでした。
料理に付いては全般的に文句無しです。素晴らしいの一言です。
また、マダムのホスピタリティにも心地良さを感じました。
値が張るのである意味相応なのかもしれませんが、それだけの対価を支払うに値する店だと私は考えます。