3回
2017/08 訪問
バランス型
1週間熟成の甘鯛 青りんご
稚鮎と牛蒡のフリット
鰯の瞬間燻製
フォアグラのテリーヌ
キノコのクレープ
ハタのポワレとキャベツ 黒オリーブのソース
エゾシカのグリエ セミドライブドウと玉ねぎを添えて
桃の瞬間コンポート バジルのムース
ほうじ茶のババロア、和三盆のシュークリーム
いずれの料理にも欠点が見当たらない、コース上も欠点がない極めてアベレージの高いコース。これで6000円とか大丈夫ですかね…
ビーツを使ったバラのようなフォアグラのテリーヌがスペシャリテ。ビーツのチップスは甘く、食感にも華を添えてくれます。
エゾシカのグリエもとてもセクシーな火入れで楽しめました。セミドライのブドウとの愛称も◎。
全体的に油分も塩分も控えめだけど、旨味はバッチリ立たせているので、とても好みの料理でした。
盛り付けも極めてモダンなセンスなので、特にビーツのバラは女子ウケMAXかと思います。
店内はカジュアルだけど、カジュアルすぎない。とても使い勝手のいいレストランだなーと思います。ちょっと無理な要望にもお答えいただいて、頭が下がります。
次は夜に。
2017/09/17 更新
3日間をかけて煮込まれるという和牛オックステールの赤ワイン煮込みをお取り寄せ。
煮込み用の煮汁と、サーブの時にけるソースが別々でついてくるという贅沢仕様になってます。煮汁はリゾットにして食べるのがおすすめだそうですが、この煮汁単体でも旨味がぎゅっと凝縮していてもはや一品料理。
さて、糖度の高い人参のピュレと一緒に盛り付け。フォークで崩れるような肉の柔らかさと、濃厚だけど深くて雑味のないソース。ゼラチン質が口の中で溶けて、至福のネットリ感ですね。
2人前で10000円と、ボランティア感を感じる値付けですが、大丈夫だろうか…自宅でプロの味を楽しめる贅沢を味わうならぜひともオススメです。