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1回
昼の点数:5.0
2012/07 訪問
【地元の人にも愛さる名物料亭の勝負料理:おこぜづくし】
7月16日(月) 海の日 昼訪問。和食の粋を極めていくと、辿りつく境地は、淡白な白身の魚を如何に料理するか、だろうか。今回は、【虎魚(おこぜ)】。ウィーンの森の物語さん、桑畑三十郎さん、ゆう子remixさん達の評価を見て予約しました。間違いありませんでした。当店は、尾道に古くからある老舗料亭旅館。地元の人達が、何か冠婚葬祭などがあるごとに利用するようです。旅館としても機能していますが、部屋数は少ないそうです。高級魚で西日本では珍味とされる【虎魚(おこぜ)】を、当店の【虎魚(おこぜ)】尽くしコースで食べられます。私もたぶん、人生のうち何回か食べたかな~・・・という感じでした。ちゃんとした記憶はありません。もしかしたら、はじめてかも。その【虎魚(おこぜ)】尽くしコースを食べる為に、広島までの道中で途中下車。尾道はなかなか来られません。なので、今回を機に、しっかり味を記憶しようと思いました。当店は、100年前から同じ建物を使っているらしく、年季が入っています。本日のお献立先付け オコゼ煮凍り 木の芽刺身 オコゼ薄造り 紅葉卸し・青葱煮物 オコゼ煮つけ 里芋・竹の子・絹さや油物 オコゼ唐揚げ 串銀杏蒸物 オコゼそば米蒸し 山葵・銀あん吸物 オコゼ赤出汁 針葱・順才御飯 ウニ御飯氷菓 こもんアイスクリームまず、先つけの煮凍りは、見事!寸止め感抜群です。どういうことか?新鮮なオコゼですが、一歩調理を間違えればかすかな臭みが出てしまうでしょう。それを出さずに、ギリギリの所で美味さを引き出す。まさに絶妙な技です。うなりました。出汁の味も最高。刺身。淡白そのもの。でも、味に深みがあります。こういう食材を使っているのがよく分かる一品です。煮物。前半のクライマックス!これだされたら、完全に参ります。ものすごく上品な味付け。そして、先ほど記載した淡白なオコゼの肉に美味しい出汁の味が浸透しています。その上、オコゼ特有のゼラチン質が。皮の美味さ、ゼラチン質の美味さ、肉の美味さ、3層の美味さがこのオコゼの味を引き立てます。最後に、骨の回りの肉もしゃぶりつくします。これが絶品。油物。さすが料亭ですね。大変上品な揚げ物です。さわさわしています。オコゼのうま味が引き出されています。蒸物。後半のクライマックス!!これも見事!オコゼの白身が、うまい具合にソバ実と合います。出汁も出ているのでしょうね。吸物。オコゼの赤出汁。女将さんの話では、子供の頃から家のお味噌汁にオコゼが入っていたとのこと。尾道の地元の方は、相当贅沢に子供の頃から育てられているようです。(といか、スーパーでも当たり前に、オコゼが売られているそうです。)御飯。美味しくいただきました。氷菓。これも美味しくいただきました。ウィーンさんの言葉ではないですが、オコゼをここまで美味しくだしてくれるお店は無いのかも知れません。魚信旅館さんならではの強みが発揮されているのだと思います。ちなみに、目の前には、尾道の海が広がっています。悠然とした尾道の海を見ていると、心が洗われる気がします。次回は、宿泊プランで来たいと思います。
2012/07/29 更新
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喫煙可
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日本酒あり
焼酎あり
オシャレな空間
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カウンター席
ソファー席
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7月16日(月) 海の日 昼訪問。
和食の粋を極めていくと、辿りつく境地は、淡白な白身の魚を如何に料理するか、だろうか。
今回は、【虎魚(おこぜ)】。
ウィーンの森の物語さん、桑畑三十郎さん、ゆう子remixさん達の評価を見て予約しました。
間違いありませんでした。
当店は、尾道に古くからある老舗料亭旅館。
地元の人達が、何か冠婚葬祭などがあるごとに利用するようです。
旅館としても機能していますが、部屋数は少ないそうです。
高級魚で西日本では珍味とされる【虎魚(おこぜ)】を、当店の【虎魚(おこぜ)】尽くしコースで食べられます。
私もたぶん、人生のうち何回か食べたかな~・・・という感じでした。
ちゃんとした記憶はありません。
もしかしたら、はじめてかも。
その【虎魚(おこぜ)】尽くしコースを食べる為に、広島までの道中で途中下車。
尾道はなかなか来られません。なので、今回を機に、しっかり味を記憶しようと思いました。
当店は、100年前から同じ建物を使っているらしく、年季が入っています。
本日のお献立
先付け オコゼ煮凍り 木の芽
刺身 オコゼ薄造り 紅葉卸し・青葱
煮物 オコゼ煮つけ 里芋・竹の子・絹さや
油物 オコゼ唐揚げ 串銀杏
蒸物 オコゼそば米蒸し 山葵・銀あん
吸物 オコゼ赤出汁 針葱・順才
御飯 ウニ御飯
氷菓 こもんアイスクリーム
まず、先つけの煮凍りは、見事!寸止め感抜群です。
どういうことか?
新鮮なオコゼですが、一歩調理を間違えればかすかな臭みが出てしまうでしょう。
それを出さずに、ギリギリの所で美味さを引き出す。
まさに絶妙な技です。
うなりました。
出汁の味も最高。
刺身。
淡白そのもの。
でも、味に深みがあります。
こういう食材を使っているのがよく分かる一品です。
煮物。
前半のクライマックス!
これだされたら、完全に参ります。
ものすごく上品な味付け。
そして、先ほど記載した淡白なオコゼの肉に美味しい出汁の味が浸透しています。
その上、オコゼ特有のゼラチン質が。
皮の美味さ、ゼラチン質の美味さ、肉の美味さ、3層の美味さがこのオコゼの味を引き立てます。
最後に、骨の回りの肉もしゃぶりつくします。
これが絶品。
油物。
さすが料亭ですね。
大変上品な揚げ物です。
さわさわしています。
オコゼのうま味が引き出されています。
蒸物。
後半のクライマックス!!
これも見事!
オコゼの白身が、うまい具合にソバ実と合います。
出汁も出ているのでしょうね。
吸物。
オコゼの赤出汁。
女将さんの話では、子供の頃から家のお味噌汁にオコゼが入っていたとのこと。
尾道の地元の方は、相当贅沢に子供の頃から育てられているようです。
(といか、スーパーでも当たり前に、オコゼが売られているそうです。)
御飯。
美味しくいただきました。
氷菓。
これも美味しくいただきました。
ウィーンさんの言葉ではないですが、オコゼをここまで美味しくだしてくれるお店は無いのかも知れません。
魚信旅館さんならではの強みが発揮されているのだと思います。
ちなみに、目の前には、尾道の海が広がっています。
悠然とした尾道の海を見ていると、心が洗われる気がします。
次回は、宿泊プランで来たいと思います。