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夜の点数:5.0
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¥5,000~¥5,999 / 1人
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料理・味 5.0
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|サービス 5.0
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【日本のバーの至宝、佐藤謙一氏のカクテルを堪能】
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2014年8月末。モヒート。
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2014年8月末。The Manhattan。
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2014年8月末。モヒート。
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2014年8月末。ドレスコードに関する但し書き。スーツ、タイがき
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2014年8月末。夜のお店の外観。重厚な扉を開くとお店があります。
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2014/08/30 更新
【2014年8月末 初訪】
マイレビュアーのBottanさんから、satotsujiさん秋田に行くなら是非、ルヴェールに行くと良いですよ、と言われたのが2014年7月。その時は秋田は初めてだったのですが、酒盃の日本酒が美味しすぎて飲み過ぎて酩酊してしまい、そのままホテルに戻って寝てしまい、ルヴェールに行く機会を逸してしまいました。
今回8月末の秋田再訪。1か月ぶり。いよいよ、日本のバー業界の至宝の一人とも言われ、帝国ホテルのバーデンダーを20年以上勤められた佐藤謙一氏の作られる素晴らしいカクテルを楽しめます。やはり日本の和食界の中でも伸び盛りの和食 たかむらで夜ご飯を頂いた後に、今日こそいよいよルヴェールでデビューです。やった!
秋田駅から約1kmほどの所にある、秋田の歓楽街 川又(かわまた)。
こちらの一角に、ルヴェールはあります。
最初、お店の看板が出ているのですが、お店の扉があまりに重厚かつ暗くて、間違って別のお店に入りそうになってしまいました。が、その重厚な扉の横を見ると、ドレスコードについての説明が。(写真掲載してあります。)男性は、ジャケット、タイ、というスタイルでないと入れないようです。こちらだ、と分かりドアをノックしてお店に入ります。
中も、重厚なスタイルで、強面の佐藤謙一さんがいらっしゃいます。バーには滅多に足を踏み入れない私にとっては、敷居が高すぎますが、ここはせっかくなので楽しもうと心に決めて、最初の一杯、かの有名な日本一とも言われる佐藤謙一さんの『The Manhattan』をオーダーしました。
目の前、まさに真ん中の席に座らせて頂き、拝見していたのですが、今まで見たことの無い作り方をされています。
まず、大きなグラスのミキシンググラスに氷を大量に入れたものに、水をそそぎ、クルクルと音も無くしばらくまぜます。ちょっと時間がたったあとで、その水を全てすてて、ミキシンググラスの外の水滴も綺麗に拭いていきます。なぜ、そうされるのですか?と質問すると、ミキシンググラスを適度な温度に下げる為、と、氷の角をとってマンハッタンを美味しく作る為、だそうです。ちょっとしたことに対しても最大限、気を配られていることが分かりました。
それから、その氷が入った中に、各種のお酒を入れて、美しく、やはり音も無くステアしていきます。出来上がったものを、おもむろにショートカクテルグラスに入れて、マラスキーノ・チェリーを入れて、ライムだと思いますが、それを10cm程離れた距離から香りづけに絞り、出来上がりです。
一口飲むと、この上なくかぐわしい香りと調和のとれたでも研ぎ澄まされた刀のような味わいのカクテルであることがわかります。Manhattanという名称にまさに相応しい味と香りです。まさに大人のカクテルです。ウィスキーベースの強いカクテルですので、少しづつチェーサーのお水も頂きながら飲みましたが、素晴らしいです。
せっかくなので、もう一杯、ということでモヒートを作って頂きました。私の好きなタイプの、ライム、ミントが入ったカクテルです。アメリカの作家のアーネスト・ヘミングウェイもキーウェストかキューバの自宅か近隣のバーで飲んだろうことを思い出しながら、佐藤謙一さんの作られたモヒートを嗜みました。
一見、強面に見える佐藤謙一さんですが、色々とお話をしていくと、大変奥深いそれでいて楽しい方である、ということも分かってきました。もともと秋田ご出身とのことですが、帝国ホテルや銀座のバーで長年やられて、また秋田に戻られて地元の良いところを相当発掘されたようです。秋田の県内をくまなく歩き回り、8ミリで取り続けたそうです。改めて秋田の良さが分かったそうです。私も秋田に対して益々興味が深まりました。
帰り際、御手洗いに行くと、お店の奥にさらに川面が見える個室があることを発見。通常は使われていないそうですが、可能であればぜひ、この席に座りながら夜の川面を見ながら、素敵なカクテルを飲んでみたい。