レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2018/09訪問 2022/05/07
絶品・醤油、しかも自分の好みの味 (四日市市 らーめん 鉢ノ葦葉)
御在所岳に登山しようかと、週半ばに湯の山温泉を予約。
しかし、天気が荒れてそれでも登れるんだろうけど、三重の観光にシフトする。
四日市に訪れたらこちらには絶対伺おうと思ったのが「鉢ノ葦葉」さん、12時過ぎの到着となり、行列だろうと駐車場を探す時間も惜しく、コインパーキングを使用。待ちは10名程度で安堵。
塩ラーメンが絶賛されていますし、メニューも塩ラーメンが一番にあるので、初訪でもあるので「塩」で行くのだけど、何故か煮干しの香ばしさが「醤油」をポチっと押させてしまった。
醤油らー麺+くんたま (830円と100円)
いやー久しぶりに唸りました。
(余談ですんません)15年以上前に東京で食べ歩きをしていた時に「多賀野」さんが好きで良く通ったのですが、系統は似ている。もうスープ一口で気に入りました。
夢中で食べていたので細かい所は覚えていないのですが、醤油と魚介と更に油を含めたバランス、麺の舌ざわり、噛んだ時の出汁と小麦の一体感、、、全て抽象的な表現なんですが、これらが一つになっていた。
シンプルなラーメンにも見えるが、手間暇が掛かっているし、こういうラーメンはなかなか作れないんじゃないか。
特に醤油は「美味しいがあと一歩何か足りない」というラーメンは多くあると思うのだけど、それを超えている。何が違うのかは解らないのだけど、こちらのラーメンは一つの形として出来上がっていたと思う。
いつも、ラーメンを食べ終わると水をコップ一杯分飲むのですが、今回もつい習慣で一口、「あッ」とコップを戻しました。名残り惜しい。
料金は800円越えと、これまでの自分のレビューの傾向からはCPが、、、となるんですが、参りましたということで。
「塩」は次回、遠いけど再訪必至。
2位
1回
2018/12訪問 2020/10/30
今年一年は転職・東北から引越しもあったが、年内健康で仕事を頑張る事ができた。
そんな自分にご褒美「旨いうなぎを食べよう」と名古屋のうなぎ名店を調べる。
「イチビキ」さんの特上丼を食べようと名古屋へ。
12月30日に営業してるかわからない(熱田蓬莱軒、うな富士は休み)。
よって早めに家を出て名神高速を飛ばして9時30分過ぎに店の場所を確認しに現地に到着。
なんと行列ができていた。
そうだ整理券だった(チェックしていたのに忘れていた)。
25人くらいは並んでいて、後ろにも人が続々と。
9時50分過ぎに列が動き、無事整理券が配られ安堵と確認不足の後悔が。
その渡された整理券には「12時50分」とあった。
なお、10時30分に再び店前で確認したら「整理券終了」とあった。
この時点で「売り切れ」となる。危なかった。
3時間は名駅付近の散策へ。
活気があった柳橋市場など観光をして12時50分入店。
上丼(3000円)
ひつまぶしも考えたが、折角のうなぎが液体で薄まってしまうという無知なイメージがあり、今回はうな丼で。
ガッツリ行きたかったのですが、特上丼は残念ながら売り切れとのこと。
上丼も4枚乗っていてヴォリュームがあります。
身も厚いですね。
皮は焦げ目があり、炭火の香ばしさで一杯。臭いとヴィジュアルで興奮します。
噛むとふっくらした食感、そこに脂が、甘めのタレが、炭火の香りが、口の中で一緒になる。
幸福の瞬間です。
「香ばしさ」が強く印象に残りました。
大衆に好まれる鰻だと思いますし、行列も納得です。
整理券を配るというシステムも私は良いと思います。
長い列でいつ食べれるか解らない状態よりは絶対良いです。
上丼で税込3000円は安いと思います。
あと、うなぎは時間が経って冷めてくると食感や味が少しづつ変わってきます(4枚目を食べている時に感じた)。そういう意味で出汁を加える「ひつまぶし」というのも考えさせられました(まだ食べた事がない)。来年はひつまぶしを食べてみます。
イチビキさんご馳走様。
また来ます。
3位
1回
2018/10訪問 2023/04/22
素材の素晴らしさは、説明書き(画像にあるもの)に詳しく書いてあって解ります。
ただ、いくら良い素材を使ってもそれらに一体感がないと美味しくない。
仮に一体感がなく、素材だけでも美味しいのであればここまでラーメンは国民的な人気になっていないと思う。
でも、そういう店がたまにある。
しかし、とうひちさんのラーメンは麺を噛んだ時に醤油の風味、鶏出汁、小麦の香りなどが一体となりその瞬間が至福でした。
それは個人的な考えですが、スープに使う油(鶏油)の質と量が完璧なのではないのかと思います。
上質な油であれば量が少し多くても嫌味がありませんし、媒体としても良い反応をおこすのではないのかなと思います。
麺も平打ちでツルツルと口に入り、舌では滑らかな食感、噛むと小麦の香りが素晴らしくとても好みです。
家から5キロ以内に店があるのなら、毎日通いたいくらいですね。
頼んだのは 鶏醤油らあ麺 (850円) です。
外国の方が並んでいてびっくりしましたね。
あと、京都に食べ歩きにきたのに、個人的には東京のラーメン屋でありそうな感じです。
東京にあっても間違いなく行列店になるでしょう。
うーん、ラーメン雑誌の殿堂店、各県トップクラスの店に私は点が甘いのだろうか?
4位
1回
2018/01訪問 2022/07/22
安くて、食堂の雰囲気が良くて、なんといってもとても旨い (青森市 つねた食堂)
宮城から青森への帰省中です。
一般道で各県のラーメン・温泉に寄りながらゆっくり帰り、30日に場所確認も兼ねて「つねた食堂」さんに寄ったところが休み。土曜日の定休日でした。
で、店主さんがたまたま店前におられ「すみません」と丁重に、さらに「新年は4日からですので是非」と。こちらが申し訳なくなるくらいでした。もちろん4日に伺いました。
11時30分過ぎに到着も店の駐車場(4台)、その周りにも車が、、、
新年初日もあるのか、常連さん(店の方との会話でおそらく)で一杯の店内の雰囲気がまた良いですね。
ラーメン (550円)
見た目はアッサリで、味もそのとおりだとまあ普通の「中華そば」になるんだけど、ここは「グレート中華そば」(メニューはラーメンだけど)。
醤油は弱めで煮干しの香りがプーンと、さらに(間違ってるかも)鶏油を結構効かせているんじゃないかと思います。その油が(中華そばの標準からは)多め。
麺が低加水の細麺で、油に香りが乗っかって細麺に絡む。
この一体感が極上の瞬間となります。ここがグレート中華と評した理由で、個人的にかなり好みです。油と麺の相性というのが最近自分の中で重視している所でもあります。
浪岡のラーメンには麩、スープが旨いほど麩にしみ込む味も格別。また食後に残る煮干しの酸味の強さが中華にしてはワイルドで、これも良いです。
これでなんと550円です。これはCPで珍しく満点評価。
カウンターから見える主人。高齢であるのに真剣な表情で精力的に仕事をこなしており、「長く店をやって欲しい、一方で無理しないで、、、」という葛藤に襲われました。
全てのメニューを食べたいです。
5位
1回
2018/08訪問 2022/08/16
「飛鶏」さんのあと、まずは近くにある美味しいラーメン屋をもう1軒、その後名古屋城と流れを決めて調べてたら。
「からみそラーメン ふくろう」が出てきた。
(地元の方には申し訳ないですが、6月末まで東北に居たのでこちらの情報は殆ど解りません)。
食べログ頼みです。
からみそ?、名古屋で「からみそ」
「辛みそ」は山形の赤湯や仙台でも数軒で食べられる。
しかも5年前の職場が新横浜ラーメン博物館から50mの場所でいつも「龍上海」「支那そばや 」の二択だった。
なので「どんなものか」と興味も持った。
丁度12時過ぎ、店の前を車で通過すると外に5・6人並んでいたので、店の駐車場を探す前にコインパーキングに止めた。
案の上、並んだ後に続々と人が、、、店の中にも5人くらいの待ちスペースがあります。
からみそラーメン(830円)
並びはじめて45分くらいでの提供。思ったより早い。
ラーメンは、、、、旨い。
東北や新横浜で食べた「辛みそ」よりも正直美味しいですよ!
麺、魚介が香るスープ、チャーシュー、辛味噌、メンマあとは青のり、胡麻、、、
これらの一体感というか、全てが役割を果たしていると感じました。
辛味噌と魚介の相性がとても良いし、縮れがある麺は少し硬め&プリプリでスープに負けていない。
スープもコクがある上でアッサリ引いていく。
あっという間になくなりました。
夜、こうして感想をまとめている間も、また食べたい欲求が湧いております。
6位
1回
2018/10訪問 2023/08/18
大阪を代表するラーメン行列店 (大阪市西区 カドヤ食堂 総本店)
好きなグループのライヴがあり大阪へ。
高校生の修学旅行以来です。
ライヴを堪能して、さて、らーめん。
カドヤ食堂の本店に向かいました。
大阪は東京と同じく地下鉄網があるので、連食の移動幅が拡がるのが良い。
それでも出来る限り歩くようにし、北新地から歩いた。
中華そば 900円
旨いです。
鶏の出汁に魚介は自分の好み。
醤油は濃い目で酸味・甘味があるも̚カドは立たない。
そこに相乗するかのように魚介の香りがくる。魚介の風味は上品な感じ。
麺は滑らかな味わいで「支那そばや」さんのようであるが、こちらは平打ちになっている。
油(鶏油かな)の量も丁度よく、これ以上だとクドさがあるし、以下だとスープに対して麺が強くなる気がする。よって、平打ち麺とスープの相性もよく感じた。
使っているそれぞれの食材がどこのものか記しているが、麺なんかは良い小麦粉を使っているなと感じた。他も食材もさることながら、お店の手間暇が一番ではないかと思います。
900円の値段ははじめは気になりましたが、このクオリティであれば私はノープロブレム!
もう一杯食べたかったが、次はお好み焼きに行くのでまた今度。
つけ麺も旨いだろう。
ご馳走様でした。
7位
1回
2018/09訪問 2020/10/30
少し遅めに起きてしまい滋賀から雨の高速を岐阜・多治見へと飛ばす。
信濃屋には予定より早い10時30分過ぎに到着。
駐車場を探していたら、傘の女将さんとお孫さんが、、、ウインドウを開けて挨拶すると「11時過ぎには店を開けて中で待つようにいたしますので、、、」と、いやー参りました。
11時過ぎに店は開く(座って開店まで待つ形)。店内はまさにノスタルジックな世界。テーブル席と座敷(5・6人)が二部屋。靴を脱いで上がる。
東北・宮城や山形の蕎麦・中華そば屋さんのような、落ち着く雰囲気だ。
11時30分から店はスタート。当然、満席御礼。
香露うどんかけ(660円)+しなそば(880円)
先にうどんがでてきた。
冷たいかけうどんです。
これは、、、とても旨い。
鰹出汁がに甘味が効いてるつゆが旨い。
麺が、これまで食べたことのない感覚。
噛むと表面は柔らかさを感じるが、最後に反発がある。コシがあるのです。
そして、喉越しが良い。表面の柔な食感からは想像できない、コシの強さ。
それが個性にもなって惹きつける。ネギや生姜の薬味もピッタリです。
何だか、そんなのないだろ!と突っ込まれそうだけど、そうなんです。
噛んだ時の感触がこれまで感じたことがないものでした。
私は本場の讃岐うどんを食べたことがほとんどない(香川県で修行した店主のうどんは食べたことがあるが)ので、こういう麺が他にも作られてるのか?と思ってしまった。
支那そばは、食べ終わり5分後くらいにでてきました。
こちらはうどんと違って平打ち麺、うどんのような衝撃はないのだけど、素朴な味わいで美味しかった。
塩気が少し効いたアッサリしたスープで食べてみたいとも思った。
日・月・火・水と4日間、麺の仕込みで休みというのだからかなり手間暇が掛かっているのだろう。
営業時間も昼営業でかなり限られてますが、また行きたいです。
8位
2回
2018/06訪問 2022/06/01
すみません写真なしです。
職場の同僚(休日)達と伺いました。私が送別という形で私のリクエストです。
11時30分頃でしたが、そんなに待つことなく席につけました。
かつ重 (800円)
特ロースは前回味わったので、かつ重をオーダーです。
味が濃いめですがしつこさはなく、甘み、卵のとろみなどが肉の柔らかさと凄く合っていて、口に入れる度に至福の味わいです。朝から何も食べてなかったので。
かつ重、かつ丼はあまり食べないので比較はできないのですが、これまで食べたものの中では、肉の柔らかさ、卵と肉の一体感(特に淡泊ではないという点)では、一番ですね。
なめこ汁、漬物がついてなんと800円。
ランチとしてはやや割高かもしれないが、正直、近くにあれば週3はランチで通いたい。財布が厳しくなっても構いません!
「宮城よさようなら」あと一か月で離れる前に、名店を訪れようシリーズ(なんじゃそりゃ)
とんかつの名店に行かないと一生後悔するだろうと月曜日の昼に訪れました。
開店15分前に伺いました。開店時には12・3人くらいの客でしたが全員座れました。
特ロースかつ(1200円)、ご飯・なめこ汁 (合計1560円)
ロースかつ定食と違って、ご飯、みそ汁は単品扱いになります。
写真はなめこ汁の到着前だったので、とんかつをパシャリ。
食べやすいように10片に切り分けられてます。
一口、衣がサクサクしていて、肉は柔らかい。
端の方の脂身は勿論、真ん中の肉厚部も柔らかめで噛むと肉汁が少し出てくる。
脂が多すぎず、衣の油の香りも良い。
自分はそんなにとんかつを好んで食べないのだけど、美味しいですね。
肉が良いのだと思うけど、衣や油など調和している印象。
ソースはあまりかけなくても美味しいです。自分は半分は塩でいただきました。
なめこ汁・ご飯も進みます。
また行きたいです。今度はかつ重もたべてみたい。
ご主人、かなりの高齢なんですね。
厨房で奮闘する姿、「無理をしないで」でも「いつまでも店があって欲しい」と相反する思いがあります。
9位
1回
2018/09訪問 2018/09/15
この週末は当初日本100名山の岐阜・恵那山に登る予定で恵那市に宿を取っていたが、雨が続いたため予定を変更し、中津川市の「馬籠宿」や「栗きんとん」、多治見・麺の名店「信濃屋」を目的とする。滋賀から岐阜へ高速を飛ばすが、終始雨で馬籠宿からの恵那山を期待したものの、まったく見えず。
中津川の「栗きんとん」については、東京で働いていた2000年に岐阜県出身の職場の上司が、遅い夏休み帰省のお土産に栗きんとんを買ってきて、職場で大好評。
あまりに美味しくて3個も食べてしまった記憶がある(普通3個も食べたら怒られるけど、「旨いだろ!」と上司がドヤ顔だった記憶も)。
今回は川上屋、すや西木店、新杵堂、七福で購入して食べました。
その中で一番気に入ったのが、「七福」の栗きんとんでした。
栗の風味がはじめに感じ、その後に甘味がじわっと広がっていく。
舌でのとろけ(崩れ)加減も店によって違うと感じたのですが、湿感があるので甘味の引き方が一番自分好みでした。
で、恐らくですが(あくまで)18年前に食べたのは「七福」さんのではないかとも思いました。
店名の記憶(たしか)と食べた感触(昔の感動した自分好みの食感)という2点だけですが、、、
10位
1回
2018/12訪問 2020/10/30
会社の同僚と鰻について「東海一帯、静岡・名古屋はともかく岐阜や三重にも名店が多くあるよね」いう話をして鰻を食べたくなり、今日は早起きして愛知・瀬戸市の名店「田代」さんに朝9時前に伺ったのですが「しばらくお休みします」との貼り紙が、、、理由は解りませんが健康上の問題でないことを祈りつつ、やはり「美味しい鰻を食べたい」と東海環状自動車道で関市へ向かう。
関市は岐阜市から北へ15キロほどで、刃物の街というのは知っていたものの、街を車で回っても鰻店さんの多いこと。
食べログでも評価の高い店は鰻屋が多い。
駐車場は店の前通りの反対側にある。
店内は店の正面からの印象とは違い、奥行きがあり50人以上は収容できる。
縦の通路から横に長テーブルが6~7つあり、一つのテーブルには8~10人は座れる。
予約席の表示があるテーブルもあった。
並丼(2610円)4切れ
なお、上丼は5切れで3190円です。
お茶が南部鉄器(懐かしい)で出てくる。いいですねえ。
注文してから10分ほどで丼が運ばれる。
丼に肝吸いと奈良漬がついてきます。
鰻は表面の皮面がパリッと焼かれていて、中の身はフワッと柔らかい。
身がとろけた後に皮の部分が残り、炭火の香ばしさと噛み応えを味わえる。
肉厚はもう少し厚みがあってもいいかも。
タレは醤油を強めに効かせたもので、ご飯にもたっぷりと掛けられている。
鰻とはぴったり。並でもご飯が結構多めで、タレがあるのは有難いですね。
総じて鰻については上品な味。
パリッとした表面に対し、身が対照的に柔かく繊細な技がそういう印象を持ったのだと思います。
ご飯は柔らかめで一粒一粒が独立していた。だから、ふんわりとしていて美味しかった。好み。
あと、山椒を少しかけたのですが、これは少量でも香りが強く、痺れもしっかりしていて上品なもの。びっくりしました。
接客も丁寧で、店内の雰囲気を含めて「老舗」の貫禄を感じました。
今回はこの後、ラーメン2軒を予定していたので「並」を注文しましたが、もう一切れ欲しいと。
堪能するなら「上」がご飯の量ともバランスが取れるし良いと思いました。
関市にはこの他にも鰻の名店が多い激戦区とのことで驚いてます。
ご馳走様!
コスパも重視しているのでラーメンやうどんとかの麺類の点数が高くなりますね。
1度だけの訪問の店が多いので、2度目で印象が変わるおそれはあります。
関西に引っ越したので、色んな町にとにかく車で回ろうと思います。
ラーメンはその中でも安くご当地感を味わえるものだと思います。