2回
2017/05 訪問
安くて早くて病みつきになる味
宮城から早池峰へ登山。車中泊で朝イチへ早池峰山へ。午前は天気が持つということで早めに出ました。
上の方は台風並みの暴風、あそこは半分行かないうちに岩剥き出しの登山道でもろに風を受ける。
結構冷えて、耳が凍傷になりかけ、風に吹き飛ばされそうになったけど、無事に登頂。
下りは風はあるものの、大分弱くなった。下山した暑い暑い。
はじめてだったけど、早池峰は登り甲斐がある山でまた行こう!
で、もう一つ岩手で行きたかったのがこちらのお店。
13時ちょっと前なんで結構混雑してました。
満ニラ醤油(580円)
「醤油お願いします」コールして、メニューみたら様々な醤油味があったので、一瞬不安になったが速攻で満ニラが運ばれてきた。個人的には目白・丸長の「チャーシューやさいつけそば」に次ぐマイ歴代2位の速さですね(丸長はある意味反則技だから実質一位)。博多の豚骨ラーメンも早いけど、こちらの方が早くて思わず笑ってしまった。
見た目が580円には見えない多彩感。食べる前にもう高評価でした。
紅しょうがの刻み(刻みってのが〇)、ニラ(たっぷり)、ニンニクの芽(一昨日に家で炒めを作った)、バラ肉(やや控えめ)
表面には辣油と四川ではない中華系の味(多分)にまみれた風味、スープは多分鶏ガラだろう。
素材はそんなに厳選したものではないだろう(だから安い)。
味もそんな凄い技術を使っているわけではない(だから早い)。
それでも旨いのである。
一番はスープだと思っていて、辛すぎないが辛味だけではない甘味もある。
ニラとニンニクの芽のそれぞれ風味が混ざり、刻んだしょうがも時折顔を出す。
食感もニンニクの芽の硬い部分と極細の麺と非常に合う。
この組み合わせを考えた店主さんの勝ちですね。
宮城から来た身としては、洗練されたラーメンというのは宮城でも東京でも味わえるものですが、こういう個性溢れるラーメンはなかなか味わえるものではありません。
ご当地感が半端ないし、安いし、早いし、中毒性ありで評価は高くなります。
「さかえや」となると、山形では冷やしらーめんで有名な栄屋本店があります。この名前は縁起も良いのでしょうね。
また岩手に来る際には当然寄ることとなりますね。
2017/06/01 更新
帰省ラーメン。
午前に築館の「みよし食堂」を食べて、更に北上。次の店は「満ニラ」ここは必須でした。
一関を超えて平泉で少し観光をし、水沢あたりで吹雪となる。いつも水沢のバイパスは混む印象なのだけど、今日は吹雪もあって猶更渋滞していた。
余裕をかましていたが、営業時間15時までに間に合うか不安になる。
北上でも相変わらず渋滞していて、焦る。
店に到着したのが14時50分。ホッとする。駐車場は一杯です。
満ニラ醤油 (580円)
6月以来になるが、やはりこの味は病みつきになります。
前回も書いたのだけど、食材の質は高くないと思う(高かったらごめんなさい)。
でもこの組み合わせの妙が病みつきにさせるんですよね。
細麺に辛味、ニンニクの芽のコリコリの食感、ニラの香り、刻んだショウガも辛味にのる。
スープのベースは強くないので、麺と一緒に多彩な香りと食感を楽しめるのである。
相変わらず出てくるのが早くて580円!回転も速い。
アンダー600円ラーメン部門があったらトップクラスじゃないかな。
ごちそうさん。
しかし、前回のガラケー写真と比較するとこうも違うのか(笑)