セシモテレビさんのマイ★ベストレストラン 2013

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セシモテレビの食べログレストランガイド

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セシモテレビ (東京都) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

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旅行先でのレストラン巡りをメインにベスト10を選出してみました。
味だけでなく人にオススメしやすいお店を基準のひとつにしてチョイスしました。

マイ★ベストレストラン

1位

尾道浪漫珈琲 本店 (尾道 / 喫茶店)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/01訪問 2013/01/12

尾道商店街でオシャレな雰囲気の喫茶店。コーヒーとワッフルが旨い。

尾道商店街にある、オシャレな雰囲気を出す喫茶店。
本店は尾道商店街ですが、尾道駅近くや広島駅近くにもある地元の名店です。

ちょっと間違えると卑猥に聞こえそうな店名ですが、ロマンと称するだけあって内装は見事。
見た目もさることながら店員の目配りや気遣い、そして和やかな客による上品な賑わいがあります。

午前11時まではモーニング時間帯として、コーヒー付きのメニューが提供されています。

●ワッフルモーニング 600円
名物のひとつがこのワッフル。
ホットケーキの味わいを持ちつつ、表面がサクサクしています。
上に乗っているバターをつけることで、ワッフルらしい香ばしさが出ます。

フレッシュで多めのサラダ、ゆで卵、そしてブレンドコーヒーが付きます。
アイスコーヒーなどにすると確かプラス50円だったか、朝食にしては高めの値段です。

●ブレンドコーヒー
ブレンドコーヒーはサイフォンで作り、
お客さんの目の前でサイフォンからカップに注いでくれるので熱々でいただけます。

苦さはあまりなく、喉の通りのいい飲みやすいコーヒー。
味わいも強すぎず、ブラックであっさりといただけます。

坂の街の観光で疲れて商店街に戻ってきたとき、このお店が疲れを癒してくれるでしょう。
尾道ラーメンだけが尾道の魅力ではないことを教えてくれる、いい場所です。

  • ワッフルモーニング
  • ブレンドコーヒー
  • 店入口
  • 店内テーブル席

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2位

松月堂 (佐世保中央、中佐世保、佐世保 / 和菓子、甘味処)

1回

  • 昼の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/10訪問 2013/11/30

佐世保で老舗のカステラ屋さん。甘くてしっとりした生地の味わい豊か。

佐世保のアーケード街で老舗の風格漂う軒を構える、カステラを主力とした和菓子販売店。
佐世保でカステラといえば明治38年創業となるこの松月堂が一番の代表格になります。

●カステラ0.5号 700円
粗め大きめのザラメ(砂糖)が甘く、少し水分を含んだ生地が濃厚しっとりなカステラ。
適度に空気を含む綺麗な切り口。

ここのカステラは特に卵の黄身を多く含んでいるのか、生地の黄色が濃く色づいています。
特に美味しいのが電子レンジで一切れ20秒程度温めたとき。
カスタードを舌で転がすような味わいになる、ふんわり柔らかい生地と黄身の味わいが良好。
水気を軽く含んでいるからこそ、この食べ方が活きてきて香りが花開きます。

長崎市でよく売られている老舗のカステラよりも断然美味しいと感じます。

  • カステラ0.5号
  • 店入口

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3位

R&M (小野、堅田 / カフェ)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ~¥999 -

2013/11訪問 2014/02/09

ピエリ守山で唯一の飲食店。窓席で琵琶湖を眺めながら楽しむ旨いコーヒー。

廃墟化が話題になっているショッピングモール「ピエリ守山」の2階にあるカフェ。
2013年11月時点でわずか3店舗しかない館内で、飲食店として唯一営業しているお店です。

窓に面したカウンター式の席からはテラスと琵琶湖が見えて、開放的。
オシャレな椅子のテーブル席もあり、キッチンカウンターも洗練されたカフェらしさが出ています。

有機栽培のコーヒーをはじめとしてラテなど甘めな飲み物など多数用意されています。
由来が謎の田渕カレーなど食事も多少用意されています。

●チョコレートラテ 600円
コーヒーにチョコレートが混ざった、ガムシロップよりも甘いラテ。
コーヒーの香りがほのかにあり、苦味は甘さにかき消されています。
牛乳っぽさはあまり無いです。
トップに乗った生クリームは味が弱いものの、
チョコレートがかかっているところを食べるとチョコレートの味が柔らかくなって旨いです。

殆ど機能していないショッピングモールと思いきや、
館内の玩具を利用する家族連れなど多少の往来あり。
そして貴重な飲食店として人も入ってきて普通のオシャレなカフェの雰囲気が出ています。

今後も営業を続けるとのこと。
モールのオーナーが替わることでテナント条件も変更になるかもしれませんが、
めげずに続いて欲しいと思う魅力的なお店です。

豆の持ち帰り販売がありますが、豆挽き後のパッケージは用意されていない様子です。

【2013年11月04日 岐阜旅行にて来訪 written by seshimo3】

  • チョコレートラテ
  • 窓沿いカウンター席
  • 窓から見るピアテラスと琵琶湖の景色

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4位

らんぷ (佐世保中央、中佐世保、佐世保 / ステーキ、ハンバーグ、洋食)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/10訪問 2013/11/09

バーとしてお酒をじっくり楽しむこともできる、老舗のステーキハウス。

佐世保アーケードよりも少し港寄りで、スナックなどが並ぶ路地に佇むステーキ屋さん。
外観の白壁こそ黒汚れが目立っているものの、入口ドア付近のレンガ造りは暖かさを感じます。

そして1960年創業のお店にしては古臭さを感じさせない内装は綺麗なもので、
ダークブラウンのカウンター席と棚に並ぶウイスキー、焼酎などがバーの雰囲気を醸し出しています。
店員さんは正装で、特に店主の応対がしっかりしています。それでいて堅苦しすぎない店内です。

●レモンステーキ ディナーセット 3500円
佐世保名物のレモンステーキ。周囲のお店よりも高めの値段なのは、長崎和牛だからでしょうか。
酸味を抑えたレモンソースとステーキに乗るスライスレモンが味を引き締めつつ、
肉本来の味を堪能できます。

柔らかいナイフの切り込みは肉質の良さを感じられるもので、
本来引っかかりそうなスジっぽい部分も3度ほど噛めば脂として溶けて口の中に広がっていきます。
一口ごとに頬がとろけそうな肉の美味しさは値段に見合った見事なものです。
時間が経って熱が通ってくると身のパサつきが少し出てきますので、早めにいただくのが吉。

ディナーセットで付いてくるサラダ、コーンスープも、味わいしっかりで後味軽めの良い味付けです。

●ロングカクテル ミスティ 840円
カクテルはショートグラスとロンググラスでメニューを分類しており、20種類ほどあるロングをチョイス。
甘めでお願いして出していただいたのが、カシスとピーチのジンをベースにしたカクテル。
ジンの苦みが裏に隠れてほのかなアクセントとなり、果実味と甘さが前面に出ています。

お酒オーダー時のお通し的なラスクはガーリックが染まって、サクッといい食感です。

●焼酎 壱岐スーパーゴールド
長崎の焼酎といえばコレ。樽熟成によりほのかな金色を発する長期保存焼酎。
確かゴールドは減圧蒸留だったと思いますが、
減圧由来のアルコール主体のピュアな味ではなく麦由来のコクもしっかり出ています。
ただ、壱岐は他県でも容易に入手できることを考えると、店主おすすめの焼酎にしたほうが良さそうです。

トータルで5,000円超えですが、
長崎和牛でありバーとしてお酒を楽しめるカウンター席の居心地を考えれば、
決して高いとは感じない魅力溢れるお店だと思います。

気さくなマスターと話を楽しむことができて、本当にいい時間を過ごせました。

  • レモンステーキ
  • ロングカクテル ミスティ
  • ガーリックラスク(お酒のお通し)

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5位

八天堂 三原港町本店 (三原 / パン)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/01訪問 2013/11/30

東京でも人気のクリームパンを扱う三原発祥の名物店。抹茶クリームが旨い。

三原駅から少し歩くと見つかる裏路地のお店。
東京にも数店舗あるクリームパンの人気店の本店が三原にあります。
(朝の開店前に行列ができており、理由を調べてみて初めて人気店だと知りました)

持ち帰り専門店で、ショーケースに色々なフレーバーのクリームパンがあります。
ハンバーガーのように包まれており、フレーバーにより包みの色が異なります。

●抹茶クリームパン 200円
乾きすぎず程よく味わいのあるパン生地、そして生地よりも厚めなクリーム層。
要冷蔵のクリームパンは、パンというよりも甘くて冷たいデザート感覚の食べ物です。

ホイップして空気を含めているのか、粗めなクリームなところも特徴のひとつ。
抹茶の味わいもしっかり出ており、甘すぎず食べやすいです。

それほど人の多くない三原で朝に行列ができるのは、
こことパチ屋と漫喫の精算カウンターくらいなものでしょう。
地元でも人気のようで、お土産や贈り物としても用いられている名店です。

  • 抹茶クリームパン
  • 店入口

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6位

黒蜜庵きなこ亭 (甲府、金手 / カフェ)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/07訪問 2014/02/08

甲州夢小路の桔梗信玄餅カフェ。ソフトクリームやパフェなどの甘味が魅力。

駅前再開発により甲府駅の北東に登場した、風流な蔵が並ぶエリア「甲州夢小路」にあるカフェ。

信玄餅の代表格である「桔梗や」の系列店で、お土産販売の「黒蜜庵」のカフェスタイル店舗です。
入口レジ付近のミニお土産コーナーで信玄餅などの購入もでき、店内には信玄餅由来の甘味が多数あり。

店内は黒を基調とした風情ある空間で、蔵の外観の良さを見て入ってくるお客さんを和ませてくれます。

●桔梗信玄餅パフェ 714円
下地にコーンフレークと寒天が入っており、トップには信玄餅2個、バニラアイス、生クリーム、小豆餡。
そして定番の信玄餅用の黒蜜がかかって、舌をキュッと引き締める蜜の濃い甘さがたまらないです。

きな粉は白大豆、黒大豆だけでなく、富士山麓「ハインの野菜畑」で作られた青大豆というものがあります。
大豆としては黄緑色をしている名産品なのですが、きな粉になってしまえば見た目も味も普通です。
夏でも溶けにくいバニラアイスにきな粉の味わい、そして黒蜜の甘さが魅惑のハーモニーを奏でます。
甘さが若干強めに出ますので、水を提供してもらって休みつついただくと甘さを存分に堪能できます。

値段的にはプラスチックカップ提供なのにちょっと高めかな、という印象。観光地的ではあります。

店外のベンチ席もあり、そこで食べるのであれば「桔梗信玄ソフト」350円のほうが良さそうです。

【2013年07月 初来訪 written by seshimo3】

  • 桔梗信玄餅パフェ
  • 店入口

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7位

秋神温泉旅館 (飛騨小坂 / 料理旅館)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2013/11訪問 2014/02/09

森に包まれた温泉旅館。キノコ鍋、多彩な山菜、石焼味噌などが旨い。

飛騨高山エリアの森深い奥地にある、鉄分の温泉とキノコ料理が魅力の温泉旅館。
飛騨清見インターや高山駅からも車で結構な距離があります。

木を基調とした内装はなかなか綺麗で、かつ森の中の落ち着いた良い雰囲気。
料理は「肉よりも野菜系が好き」という人には絶好の内容です。

●夕食
夕食は嬉しいことに部屋食で、しかもキノコ鍋は旅館の方がその場で作ってくれます。
付近で採れる山菜とキノコを中心とした料理の数々をお腹一杯楽しめます。

前菜的な山菜の盛り合わせは、ぜんまい、わらび、ふき、他にも聞き慣れない種類あり。
それぞれ苦味やアクなどが抑えられており食べやすく、やさしい味付けなのも好印象。
魚はアマゴで身が細めですが味は悪くないです。マグロ刺身のようなキノコもあります。

メインは種類豊富なキノコのお鍋。蕎麦と肉も盛り合わせに添えられています。
めんつゆ系のジワッとくるダシの旨い汁はキノコだけでなく蕎麦とも相性ピッタリ。
後には卵とご飯を入れて「おじや」もいただくことができて、これでお腹一杯。

あと、この旅館のもう一つの名物が「石焼味噌」。
石というよりは炭のような器に、刻みシイタケなどを含んだ味噌が煮込まれて盛られています。
これは単体でいただく料理ではなく、ご飯の上にちょっと乗せて食べるタイプのものです。
塩気がありつつ、グッとくる旨みと深さのある味わいと温かさでご飯が進みます。

ビールと日本酒があり、日本酒は飛騨高山の久寿玉(くすだま)という銘酒。
おそらくアル添の本醸造だと思いますが、適度に塩辛さの味が出て熱燗にして適度に旨いです。

●朝食
朝食は宴会部屋としても活用できる畳部屋。
秋には紅葉が広がる木々と秋神川のせせらぎを見て感嘆できる、大きいガラス戸が魅力。

朝食のおかずは軽めですが、白ご飯と赤ダシ味噌汁のおかわりができて不足なし。
竹筒に入ったおこわのご飯が香り良くて美味しく、茶碗蒸し風の温泉卵もまったりとした味。

宿泊としても比較的ゆったりで、森に包まれているような安らぎを感じられる旅館。
温泉は内湯のみですが鉄分を含んだ特徴ある泉質で、なかなかいいお湯。
本当にいい時間を過ごすことができました。

【2013年11月02日 岐阜旅行にて来訪 written by seshimo3】

  • (夕食)キノコ鍋の具材
  • (夕食)石焼味噌
  • (夕食)大福、キノコ、わらび等

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8位

しまね料理とさばしゃぶの店 主水 日本橋三越前店 (三越前、新日本橋、日本橋 / 居酒屋、海鮮、郷土料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥3,000~¥3,999 -

2013/03訪問 2014/06/08

アンテナショップの隣にある、島根名物を楽しめる居酒屋。鯖しゃぶが旨い。

日本橋三越のライオン像の見つめる先、にほんばし島根館の隣にあるお店。
島根県の郷土料理、名産品を楽しめる居酒屋です。

入口から伸びるカウンター席、奥には少しのテーブル席と適度な座敷席があります。
半個室はロールカーテンの仕切りですが、これは隣で売っている島根の工芸品でしょうか。
若そうな着物の店員さんが丁寧に対応してくれて、好印象です。

●鯖しゃぶ 1,659円
出雲市平田の三津港伝統の漁師料理だそうで、島根沖の新鮮な鯖です。
しょっぱめな醤油とダシの合わさったスープの鍋で、生さばのしゃぶしゃぶ。
白菜、ネギなどがこの濃い目のダシに染まって、すぐにいい味が付きます。
野菜類は種類、量とも少なめなので、追加オーダーしたほうが良さそうです。

鯖はおそらく店で捌いている新鮮なもので、刺身として味見することもできて旨いです。
湯にくぐらせると、外見は鯖の白身の味わいで内側は半生の食感で楽しめます。
「焼き」ではなく「茹で」による鯖の身本来の味わいが出て、素材の美味しさを堪能。

●鍋用うどん 380円
うどんは下茹でしてあり、30秒ほどで醤油の味と色が付いて美味しくいただけます。
日本酒の熱燗など、顔も火照っている中でいただくアツアツのうどんは最高です。

●奥出雲の豚のハーブ焼き 880円
脂身が上品にとろける、粗めな塩が溶けていていい塩加減。
肉は気にならない程度に硬く、レタスが旨い。

●松江おでん 780円
アゴ(とびうお)でダシをとったおでん。たけのこ、菜の花も入った、1人か2人用の量です。
ちょっと薄味すぎで熱も通ってなさすぎますし、具の味もちょっと弱くて印象なし。
このお店のオススメとのことですが、個人的には他のメニューのほうが美味しいと感じます。

●さつまあげ三種盛り 680円
何の材料を使用していたか忘れてしまいましたが、魚の身などを使用したさつまあげ。
お店の名前の入った濃口醤油や甘露醤油でいただきます。
ほのかな甘みと適度な厚み。シンプルですが食べやすいです。

●日本酒 李白 2合 1,260円
冷酒は島根の名酒が10種類ほどありますが、熱燗用の日本酒は李白(りはく)が出てきます。
軟水での仕込みでしょうか、スルッとアルコールが口全体に広がってきます。

【2013年03月03日 定例食事会にて来訪 written by seshimo3】

  • 鯖しゃぶ 2人前
  • 奥出雲の豚のハーブ焼き
  • 松江おでん

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9位

山翠 (水戸、常陸青柳 / 郷土料理、鍋、あんこう)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2013/03訪問 2013/11/30

水戸のあんこう鍋をいただける老舗の名店。あん肝も旨い。

水戸駅近くの名店といえば、あんこう鍋を提供する山翠(さんすい)。
偕楽園の梅の時期になるとお客さんが多くなり、予約しないと入れないこともある人気店です。

入口から伸びる通路と二階への階段は、京都を思わせる料亭の風情が出ています。
店員さんも多くて、鍋の説明など丁寧に行ってくれる女性もいます。
2階で布の仕切りがあるテーブル席は、それほど堅苦しくなくて過ごしやすいです。

今回は、オーソドックスなあんこう鍋が付く「郷土 梅コース」4,200円をチョイス。
以下、あんこう鍋コースに付いてくる料理です。お通しは刺身こんにゃく。

●あんこう鍋
あんこうの肝と味噌を練り合わせて炭火で焼いた固形物を溶かして作る、味噌仕立ての鍋。
あんこうの平坦な身は、鍋の熱でプクッと膨れて身の白さが引き立ちます。
白身魚らしさのある淡白ながらしっかりした味わい、そして弾力があります。

身が付いた骨の部分である「あら」の部分も実は味わい深いもので、
プルプルの部分やホタテのような繊維のほぐれる部分など色々あります。

黒とも言える濃い目の味噌鍋で味と塩気がしっかりと染み込んでいます。
ネギ、白菜などの野菜もこの味噌で味が付き、お腹一杯味わっていただけます。
あん肝も1人前で1枚付いてきて、鍋で軽く熱を通して食べると美味しいです。

●イカのなめろう
「なめろう」自体は千葉の漁師による郷土料理で、これが結構美味しくてクセになる味です。
刻んだイカに味噌、酒、ネギなどを混ぜ合わせて作ったもの。
ペースト状の濃厚な味わいと食感で、イカの淡白な味わいが存分に活かされています。

●納豆かき揚げ
水戸の名物、納豆を入れたかき揚げ。納豆の臭みある香りと味が強めに出ています。
シットリとした食感で、これは好き嫌いが分かれそうですが個人的には悪くないと思います。

以上が梅コース。松、竹もあり、さらに上級で最高峰の「どぶ汁」のコースもあります。

●あん肝 1,260円
あんこうの肝で、1皿3枚という少なさでいただく珍味。
ほのかな魚臭さの中に、軽くとろけるコクのある味わいがたまらないです。
鍋についているあん肝よりも美味しいので、お金に余裕があればオススメです。

●奥久慈シャモの塩焼き 1,050円
茨城北部の奥久慈における名産の鶏「シャモ」。
一般的な地鶏よりも多い日数で手間をかけて育てたのだそうですが、
身が硬すぎて脂も少ない上に肉の味わいもあまり出ていないです。

グラスビールもなかなか美味しいものです。
それなりの値段になってしまいますが、老舗の味を堪能できると考えると不満は無しでしょうか。
水戸の名店と言われるのも頷けるお店です。

【2013年03月02日 水戸旅行にて来訪 written by seshimo3】

  • あんこう鍋 2人前
  • イカのなめろうと刺身コンニャク
  • 納豆かき揚げ

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10位

カンテラ (立川南、立川、立川北 / ピザ、イタリアン、バル)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥4,000~¥4,999 -

2013/06訪問 2014/02/08

開放的な店内で香ばしい焼きのピザとオーガニックワインを堪能。

立川駅の南側、マ○ドナルド脇の高架を降りた先にあるお店。
1階の道路沿いにあり、夏場は入口のガラスが開放されて風通しの良い店内へと変化。

立川のイタリアンとして名の知れた「マザーズ」の系列店で、
実は隣にマザーズがあって似た雰囲気の店舗が並ぶオシャレなストリートになっています。
メニューもマザーズと似ており、有機栽培のオーガニックワインを扱う点もそのひとつです。

1つのホールにテーブル席が幾つかあり、余裕ある配置で抵抗なくお喋りに花が咲きます。
暗めな店内ながらテーブルの料理には光が適度に差し込んで、色合いの良さを感じます。

●生ハムとルッコラのサラダ 650円
軽く馴染んだドレッシングのルッコラ(緑菜)と生ハムにプチトマトやチーズも乗ったサラダ。
塩気の強めな生ハムが少し自己主張しすぎる大きさですが、トータルの味わいはGOOD。

●ピザ ディアヴォラ 1,600円
白い専用の釜で焼く、持ち手や裏側の焼き目が香ばしいピザ。
このお店のピザの大半で使用されているモッツァレラチーズは比較的軽めでウェットな印象。
サラミの肉厚感と生地のモッチリ感が食べ応えに直結し、トマトソースの柔らかい甘さも魅力。

パスタは「本日のおすすめ」だけとなっており、店員に尋ねると内容を教えてくれます。
ワインなど飲み物に合わせて食材を変えてくれるらしいです。

本日のおすすめメニューはブックとは別なシートで用意されており、
この日オーダーしたメバルのカルパッチョも淡くて身の存在感のある味。

●赤ワイン Salento Negroamaro
3,000円前後のボトルワインが10種類程度揃っており、イタリア産に限らず色々なバリエーション。
一番エコノミーでイタリア産のネグロアマーロ種の赤ワインをチョイス。(オーガニックではないかな?)
ラベル記載の渋味や酸味は殆ど無くて、果実の香ばしさとアルコールの重さが出て飲みやすいです。

●ビール ブラウマイスター 650円
炭酸っぽい爽やかさとスッキリとした苦味のビール。
ビールでもこういうサッパリとした味わいのほうがイタリアンに合う気がします。

客主体の中に軽く添えられた店員の応対もあり、全体的に好印象なお店です。

ピザとワインを選ぶときのポイントがひとつあります。
ピザはトマトソースを使用した赤(Rosso)が左半分、未使用の白(Bianco)が右半分に記載されています。
焼き上がりに時間がかかるこのピザをまずチョイスし、ピザと同じ色のワインを選定する流れがベスト。

店舗公式サイトにメニューが掲載されていますので、
お気に入りの人をエスコートするときの参考にしてみるとより楽しめると思います。

【2013年06月 初来訪 written by seshimo3】

  • ピザ ディアヴォラ
  • 生ハムとルッコラのサラダ
  • ソーセージ
  • 赤ワイン Salento Negroamaro

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