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cook japan project「ラファ・ペニャ」シェフ~間違いなくミシュラン星２は確実な味 | 荒井志保のLove Life♡
2019/05/23 更新
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cookjapanproject「ラファ・ペニャ」シェフ~間違いなくミシュラン星２は確実な味2019年05月23日(木)09時55分20秒NEW!
テーマ：レストラン
昨夜もまた…素晴らしいレストランに伺って参りました。
cookjapanprojectと題し、世界の有名シェフを２０２０年１月までに渡りお招きして日本でその手腕を発揮する…
それぞれのシェフ、ほんの3日間をお客様に堪能してもらうと言うプロジェクト。
https://cookjapanproject.com/
私が訪れたのはスペインのRafaPena氏。店構えがカジュアルな為、ミシュランの星がつかないと聞いており、
名だたるシェフが足しげく通う店と評判が高く、とても気になっていました。
現在ではカタルーニャで最高の料理の1つと表されています。
名だたるシェフのサインが！
元レストラン・サンパウ跡地とあって、つい先日サンパウに伺ったばかりで・・・
お花のアレンジも似てる！と思いました。
ワインのペアリングコースをお願いしました。 品数14品、ペアリングのワインの数も9種類と、最後まで辿りつけるのか…と若干心配な気もしましたが、翌日その余韻に浸る幸せを得られたのは、素晴らしいポーションの数々だったから。備忘録です！
まずは軽やかなスパークリングワイン。泡がとても上品で、初夏にぴったりの味わいです。
スターターはこちらの三品。もう、どれも超絶美味しい！！笑笑
⬛️千葉県産の青柳野菜と酒のヴィネグレット爽やかで初夏にぴったり。
⬛️北海道産ウニとローストオニオンのパイ
煮つめてレモンと塩で味付けしたローストクリームこれが見るからにサクサクのパイなのは勿論、どうぞお手で…と言われても
一体どこから食べて良いのか…と言いつつカプリ！w
⬛️キノコと北海道シントコチーズ 卵黄のビキニ
ひと口いただくほどに下に置かないと、中身が出てしまわないかと心配になる位とろける美味しさ
この次のワインが素晴らしかったのに、エチケットを撮り忘れ、アプリvivinoの画像キャプチャーのみだなんて…
それもそのはず、長年愛用してきたこのアプリで星5つをマークしたのは初めて！！
タヤイムグートと、少しドイツ語っぽいですが、スペインのソーヴィニヨンブランです。
食事とワインに夢中になりすぎて、酔うといけないのでお水も。シャテルドンです。
⬛️キャベツ醤油ビネグレットナッツ岩手雫石の熟成チーズ
キャベツもここまでドレスアップしたら立派な逸品！ふわりチーズを盛り、エスペレット唐辛子をかけ、
上品なケッパーマヨネーズとともに。それと驚いたのが固めに焼かれたパンにトマトと塩味、
オリーブオイルなのでしょうがシンプルながらも美味しくて、残さずいただきましたｗ普通パンはあまりいただかないのですが・・・
ここで純米大吟醸のにごりが登場！
⬛️石川県産の白バイ貝高知県産チャンバラ貝のフラン
だしと卵のフラン…日本食で言う茶碗蒸しのような味わい。 器と、そしてお料理のバランスがなんとも美しい
ここでオレンジワインと呼ばれるような色合いのワインも登場。シロップのように甘く、ソースのように食材に合わせてお楽しみ下さいとの事。
⬛️京都産真鯖と鹿児島県産豚のパパーダ
米酢でマリネした鯖、松の実のピューレを12時間ニンニクオイルに漬け込み軽く炙ったもの。
チンタネーゼ豚の薄い生ハムとの相性抜群！これが1番おいしかったかも！！珍しいルッコラの花が添えられて。
⬛️焼きナスハーブと小麦
これが名物料理と伺っていたので、楽しみにしていました。 焼きナスの焦げた香りと、クリスピーの小麦が最高！！
日本ではそのとろみを味わいますが、こちらではそのクリスピーな食感と、とろみを両方一度に味わい、食材同士を引き立てています。
途中でシェフがテーブルを回っていらしたので、ここぞとばかりにご挨拶！！
感激なポーションばかりで…感動したとお伝えしました。あら、短パンシェフと有名なのに、ロングデニムにNikeのスニーカーなのねw
とても優しいお方でしたよ。
⬛️長崎県産車海老と千葉県産ズッキーニのグリーンカレー
グリーンカレーがここまで上品に仕上がるとは！
引き締まった野菜の味わいに、黄色いフルーツと官能的なフレーバーを合わせてお楽しみくださいとのワイン。
次のワインはリッチな樽熟成のフレーバーとドライな酸味を楽しんで。
⬛️秋田県産根まがり竹丹波産大黒本しめじ湯葉比内地鶏の白レバーソース
5月にふきのとうがあるなんてびっくり！メニューにはソテーとありましたが、サクサクにフライドされて、その苦味がとても美味しくて。
そしてここから赤ワインに。果実味豊なmascarello.
⬛️牛タン小イカとトマト
牛タンとイカを合わせるなんて…！65度で24時間火入れした牛タンと軽く火入れしたイカをのせて
なんと赤いのはカクテキキムチ！けれどもキムチらしい味わいはとても控えめで上品でした。
少しレンガ色の赤ワインも。
⬛️うずらグラッセ
備長炭で焼いたうずらを甘口シェリー、味噌、醤油で。照り焼きチキンのような、親しみのある味わい。
うずらがレアに仕上がりプリプリ！ ナイフとフォークでいただいていたのですが、骨の部分はどうしても我慢しきれずギャートルズ方式で。
このプリっと加減が私に「食べて〜」と誘惑したのですw
ゆず酒！意外な日本酒にびっくり。甘いシロップのようで、危険なお酒だワw
⬛️いちごほうじ茶ニューサマーオレンジのグラニテ
ほうじ茶の香りをつけた生クリームが、大人っぽく全体を包み込むように仕上がっていました。
イケムを思い出すような甘いワイン。軽やかなのに、香り豊かで。
⬛️トリッハ石垣島きび砂糖のアイス
自家製ブリオッシュのスペイン風フレンチトースト ふわふわでアイスクリームと一緒にいただくと本当に至福の時です。
⬛️抹茶のブニュエロ、日本酒とカシスシャーベット、味噌チョコ
手で持つと、一瞬のうちにトロけて手に付くほど！もちろんすぐに口に運び、口の中でとろけていただきました。
どれも素晴らしい洗練されたポーションの数々。日本で美しいレストランでオープンすれば、間違いなく2つは星を取れるであろう味わい。
堪能いたしました！！ごちそうさまでした。 スペインまで旅行してレストランの予約をとって・・・（取れないかも）というのを考えたら、
このプロジェクトは美食家にとってたまらない事でしょう。
そばにはdancyu編集長、男性が１人で訪れ堪能していらっしゃいましたよ（私の周りだけで２組目視）
来年１月まで続くので、是非行かれてみては。
https://cookjapanproject.com/