湯 吉さんが投稿したあさば(静岡/修善寺)の口コミ詳細

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全国100年老舗探訪記。

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あさば修善寺、大仁、牧之郷/料理旅館、郷土料理、日本料理

2

  • 夜の点数:4.2

      • 料理・味 4.2
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/10 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-

史上最強ねこまんま!!-夕食よりおすすめ。

夕食も良かったけれど、さらに素晴らしいあさばの朝食編。

あさばの朝食献立-2017年初秋
・青菜のごまびたし
・椎茸しらあえ
・なすの煮物
・しいたけ炭火焼
・たかべの一夜干し
・出汁巻たまご
・わさびおかか御飯(ねこまんま)
・デザート(水菓子とお汁粉)

正直、夕食よりも美味しかったです。1つ1つが清々しい料理で、非常に完成度が高い。

特に、なすの煮物、だし巻、ねこまんまは、このためにあさばに宿泊したいと思えるほどの出来、出色でした。

ねこまんまは修善寺温泉街の町おこし規格で、朝食にわさびを添えるキャンペーンということではじまったとのこと。笑えて来るほどのシンプルさと美味しさ。御飯そのものも、地元の新米こしひかりが見事な炊き具合。最高です。

一時期のキャンペーンではなく、ぜひねこまんまは続けてほしいものです。この一品でお客を呼べる名物になりうるものと思います。

だし巻も素晴らしい。黒塗りのお椀に盛られている、卵焼きからは、だし汁があふれ出ています。蓋つき椀なので、熱々を食べられるし、見た目も素晴らしい見事な焼き上がり。

干物で提供されたたかべは伊豆方面に多い魚ですが、脂の乗りと身のしまりが良いです。干し加減や塩加減もあっさり目で、店舗で販売しているものとは、さすがに格の違う仕上がり。

茄子の煮ものも、水っぽくならず、濃いめの仕上がりが上出来でした。

正直に書けば食後のお汁粉だけが蛇足でした。夕食でもそうでしたが、甘味が料理に比べると弱いというか、まだ未完成さを感じるところではあります。

本記事は以下ブログのオリジナル記事をベースにしております。
完全版:https://shinise-onsen.com/asaba-syuzenji-tyosyoku/

2017/10/11 更新

1回目

2017/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.2
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0

松茸と鱧の吸鍋@あさば初秋の夕食

修善寺温泉あさばの秋の食事、夕食編です。
19時からの部屋食指定。

2017年10月の夕食献立
菊酒
銀杏と小柱
神無月盛肴(イノシンベーコン、いくら醤油漬、きぬかつぎ、栗渋皮煮、たこ桜煮)
鱧と松茸吸鍋
地魚造り(赤はた、赤いか、がすえび)、煎り酒
天城軍鶏塩焼(すだち、わさび、白髪葱、ゆず胡椒、生七味)
白だつ菊花ごま和え
かますあられ揚げ、春菊ソース
穴子黒米寿司
折戸茄子煮
松茸ごはん(もずく赤だし、水ナス、かぶ糠漬け、たくあん古漬)
メロン、ブランマンジェ
焼きナスと生姜のアイスクリーム
外国人のお客様が多いせいか、ボリュームもしっかり。
際立って、派手な素材を使用しているわけではないのですが、例えば1粒の銀杏や、栗をとっても見事な素材でした。

☆特に美味しかった料理
鱧と松茸の吸鍋;出汁には焼いた鱧の骨を使用しており濃厚な風味。鱧の骨切りもまずまず。鱧と松茸だけというのが実に潔く、素晴らしい。

地魚造り(赤はた、赤いか、がすえび);質の良い地魚を煎り酒で。赤ハタはしっかりとした歯ごたえで、朝締めかな、非熟成の鮮度重視。伊豆ですからね、こうでなくては。赤いかも深海の本えび(がすえび)も上質。鮪を入れないのが見識。わさびももちろん、良質でした。

折戸茄子煮と松茸御飯;シンプルですが、茄子の煮たものや松茸ご飯(やや炊き具合が緩めかな)など、どれも上質。旅館料理でありながら、こういう皿を提供できるところが良いですね。


★気になった点
かますあられ揚げ、春菊ソースは、試みとしてはおもしろいのですが、ソースにもう少し春菊の香りが欲しいのと、やや水っぽく感じました。
ソースを片栗でとめてあるので、温度が下がるとゆるくなり、その影響かと思います。思い切ってピューレ上の春菊ソースにしたほうが良いのかもと感じました。

また食後の甘味が焼き茄子と生姜のアイスクリームでしたが、これはもう1つかな。焼き茄子の素朴な焦げた風味は、食事の締めにふさわしいとは思えないし、生姜は辛味が強すぎて、食べた後までひりひりしてしまいました。
いずれも例えば3時のおやつにというのであれば、問題ありませんが、晩餐の後の締めには、やや場違いに感じました。

他に気になった点としては皿だしのスピード。最初のほうは、早すぎていくつかの料理が重なって卓に並んでしまいました。
かと思うと、後半はやたらに間が空いてしまったり・・・。宿自体はそれほど混雑しているようには見えませんでしたので、週末の混雑時はどうなるのか、多少心配です。
文句をいくつか並べてしまいましたが、もちろん総じては満足しました。求めるものが高いために、どうしても細かい点にクレームがいくというだけです。
地元の高い品質の素材を、シンプルに、かつ他にはない料理をという意図が感じられ、かつ成功しています。確かに、あさばに訪れなければ料理であると感じ入りました。

本記事は以下のブログ記事をベースにしています。
https://shinise-onsen.com/asaba-yusyoku-syuzenji/

2017/10/11 更新

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