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1回
昼の点数:4.3
2023/07 訪問
昼の点数:4.3
池波正太郎も通った老舗中国料理店、味はもちろんサービス料込み昼夜通し営業はとても誠実。
2023/08/18 更新
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池波正太郎の銀座日記の中で登場するRという中国料理店が、こちらの銀座楼蘭です。元々は銀座4丁目のコアビルにありましたが閉店、その後オーナーが替わり、当時のスタッフが再集結し2023年3月に再オープンしました。
場所はすこしだけ新橋寄りになり、入口が裏通りになったため少々わかりにくいですが、足を踏み入れれば高級感と落ち着きのあるお店です。
食前に供される中国ハムの香る、豊かな味わいのスープはとても良質で、これが料理の基本ダシとして使用されるとのことで、一層期待感を高めるものでした。実際にふかひれスープ、春巻き、焼きそばは老舗高級中国料理店として高い水準で量も十分にありました。接客も丁寧で心地よく、適正な料金含めて銀座という土地においてとても良心的なお店です。
移転再開がまだあまり知られていないのか、席には余裕がありましたが、末永く繁盛してほしいお店です。最近のモダンチャイニーズやガチ中華ではなく、昔ながらの日本人にあわせた中国料理を召し上がりたい方には是非にとおすすめします。素晴らしいサービス(今時珍しい料金サービス料込)に、昼夜通し営業の誠実さも二重丸。