ジー・ロンドさんのマイ★ベストレストラン 2013

二人以上だと予約必須の人気店。
私は、仕事帰りにふらっと一人でお邪魔するケースが多いです。

富山の地酒　立山をヒヤで頂きます。
冷やした方が、甘みが出て美味しいですね。

にぎりはいつも　白身魚の昆布〆がスタートメニュー。
を、今宵は平目あるやん！
ほどよいサイズのお寿司。
早速　頂くと、昆布の甘い旨みが口中に広がります。
これが堪りません・・・♪

次は、まぐろ　中トロと赤身を一貫ずつ。
これまた旨い！

リーズナブルでおススメなのが、煮だこ。
下ごしらえを考えると、かなり高CPです。

鉄火巻もパリパリの海苔の食感が、心地いい。

店主　木越氏の気配りは素晴らしい。
いいタイミングで好きな寿司をにぎってもらえるのは、常連冥利に尽きるってもんです。

今宵も気分最高でした！

２０２０年１０月 同級生と再訪問・・・

６年ぶりココ 越中屋さんで、小学生時代の同級生と乾杯！

美味しい寿司をつまみながら、懐かしい話に花が咲きます。
毎度のことながら、店主 木越氏のホスピタリティには、感謝したいです。

ちょうどひと月前、天下茶屋　越中屋で４０年ぶりの再会を果たした小学校時代の同級生N氏と私。
今回、同じく元同級生Y氏も加わって、プチ同窓会をしました。
北新地・・・いったい何年ぶりやろ、来るの？（汗）

常連であるN氏にお任せして、ちょうど旬の鱧（はも）会席を頂きます。
まずは、お互いビールで乾杯！

胡麻豆腐は、芳香が漂い食感がいい。

次は、鱧ちり。
梅肉、酢味噌、醤油を選んで頂きます。
私は、梅肉をメインに頂きましたが、う～む　鱧をこんなに美味しいと思ったのは初めてです。

次の鱧小鍋が、最高です。
フォアグラ入りで、味にコクがあって深～い味わい。

照り焼きも肉厚で堪りません。

ここらで日本酒と参りましょう。
以前も何度か呑んだ岩手の銘酒　てづくり七福神　大吟醸を選択。

さっぱりカニ酢は、土佐酢で。

見た目が華やかな南京釜の冷やし野菜ゼリーは、食べるのが勿体ない感じ。

あ、とうもろこし＆アスパラ＆はもの天ぷらの写真が無い！
懐かしい話題と、料理の美味しさで写真忘れてましたがな・・・。

〆にさっぱり茶そばとデザート。
気が付けば、３時間以上も間断なく呑んで食って話し続けていた三人でした。

帰り際、オーナー料理長さんは、エレベーターに同乗して、１階まで下りて私たちを見送って下さいます。
いい時間を過ごせて、ほんと感謝です。
ごちそうさまでした。

住吉さんへ参拝のあと、ぜひ足を運びたかったうなぎ屋さんを訪ねました。
ココの男前の若主人と美人のお母様とは、実は以前　ある店でたまたま席が隣になって、話をした事がありました。

「覚えてる？私のこと？」
若主人「？？？どこかでお会いしたような・・・？」
私「ほら、寿司の越中屋さんで・・・。」
若主人「あ〜、あそこのご主人と同級生の宝石屋さん！！」
覚えてくれてました（笑）

食べログに写真を載せたいがゆえ、混みあわない開店早々のお邪魔。
うな重　上（３，１００円）を注文しました。

調理の間にいろんな話をしてくれました。
店オープンは２０１０年８月２６日。
その当時よりうなぎの仕入れ値は倍以上になったそう

また、気になってた屋号のいわれを訊ねてみると、”朝寿”だそうです。
なるほど、縁起のいい屋号です！！

元々地元で生まれ育ったご主人。
堺のうなぎ屋　う玄武 で修業し、その後　江戸焼きと出会いその道を進もうと決意！！

現在の店の場所はかつて寿司屋で、まだ子供だった若主人も家族でよく通ってたそう。
そんな経緯で、４０年以上されてた寿司屋店主から快く店を引き継いだんですって。

ＢＧＭは、心地いいジャズピアノが静かに流されています
香ばしいうなぎの香りを嗅ぎながら、食欲ＭＡＸで出来上がります。

一口食してみて、うなぎの食感の既成概念が覆されます。
至福のふわトロ感。
「徳島産　若うなぎの新物です。」と若主人。

小骨を一本一本抜いたかと思われる、その柔らかさ。
歯の弱った年配の方のみならず、小さいお子さんでもＯＫです。
たれはネバリの少ない、甘みを抑えた上品なお味。
一層、うなぎの柔らかさが際立ちます。

あべの筋の住宅地というやや不利な立地。
でも、わざわざ食べに行く値打ちのある、これから楽しみな名店です。
ごちそうさまでした。


２０１３年１２月　再訪問・・・

住吉大社　初辰まいり直前に、約１ヶ月ぶり　今度はワイフと二人でお邪魔しました。
その間に改装されたんですね。
店内もブラックを基調として、より落ち着いた雰囲気です。

「一匹は無理」との事で、ワイフは　うな重　中（１，７００円）を。
私はいつものように　上（３，３００円）をリクエストしました。

「美味しい、美味しい」を連発するワイフは、ちょっと珍しい。
って～か、日ごろ　え～もん食べさせてないだけか？（爆）

そのあと、一日中ゴキゲンだったワイフ。
たまにはこうして嫁さん孝行せなあきませんね。

店の雰囲気が、堪らなく気に入りました。
二日連チャンで通ってしまいました（笑）

ノスタルジックなエントランス。
向かって右に、何気なく止め置かれた自転車に、さらなるストーリー性を感じてしまいます。

扉を開けるや、”THE　昭和”な店内に、中高年客の活気があふれています。
ほとんどテーマパーク！

カウンター席に着き、まぐろ造りと黒ビールを注文しました。
トロ率高い造りです。

３ヶ３５０円のおでんは、厚揚げ、大根、ちくわを選択。
どれも大ぶりで、甘みあるだし汁が旨い！！
最近食したおでんでは、一番です。

その他のアテも美味しいだけじゃなく、CPも高い。

地酒八海山も、４５０円で呑めます。
普通の日本酒は、カウンター越しに見える樽酒。
ほんのりヒノキの香りも楽しめます。

女性店員さんたちも目が行き届いています。
オーダーを通すのも全くそつがありません。

何度も訪れたい名店です。

休日に久しぶり、夫婦で住吉さんへ歩いて参ることにしましょう。
参詣前の腹ごしらえは、紀州街道に面したこちらのお店です。

二人してテーブル席に着きました。
店内メニューから、妻は鰻まむし　1,000円のを　私は2,000円のとそれぞれ肝吸いを注文しました。
あ、「まむし」は、大阪言葉で　動詞「まぶす」の名詞形です、念の為。

テイクアウトもできるようで、折箱六つを注文してた方がいらっしゃいました。
この日の調理は、女将さんが用事で出てたらしく、息子さん一人で　焼き、ご飯盛り、タレまぶしも一手になさってます。
フロア係は、弟さんのようですね。

店内　奥には、古びた人形が飾られていました。
妻によると、千日前にあった旧いづもやさんにも、同じような人形があったとか。

ざっと２０分ほど待って、鰻まむしの登場です。
山椒を振って頂きま～す。

「旨い！！久しく食してない関西焼きって、こんなに旨かったんや！」
内心、快哉を叫んでいました。

一方、完全にタレで混ぜ合わせられたご飯は、かなりの粘り気があります。
こんがり香ばしく、硬い目の食感のうなぎとのコントラストが絶妙。
「これぞ、まむしやなあ・・・。」

かつを出汁の効いた肝吸いにも満足！

江戸焼きより手間ヒマを要し、一人前の職人になるまでに時間がかかると言われる関西焼きのうなぎ。
後継者不足や稚魚の価格高騰もあって、大阪でも　むしろ江戸焼きの店ばかりが目立つ昨今です。

聞けば、創業６０余年だとか。
これからも、文化財のようなこの味とお店が続いて、多くの方に感動を与えて頂きたい。
そう願わずにはいられない名店です。

しばらく前、こちらのお店の前を通ったものの、場所を思い出せませんでした。
はしご酒で千鳥足だったもので・・・（汗）
食べログで改めて探し出し、訪問した次第です。

L字カウンターだけのお店。
BGMには、”サッチモ”ルイ・アームストロングの「MOON RIVER」が小さな音量で流れてました♪

島根の銘酒　王碌とざるそばを注文しました。
酒のアテ　香川名物しょうゆ豆（大豆の）が、香ばしくてメチャ旨！
思わずアテをもう一品、京野菜　万願寺とうがらしの焼いたん 追加。
肉厚で食べ応え抜群です。

すかさず、店主の方が「ざるそばもうちょっと後にしましょか？」
お気遣いがウレシイ。

さて、待望のざるそばです。
このボリュームで５５０円はかなり良心的。

いざ食して、その食感に少なからず驚きました。
そばそのものが、めっちゃ「立って」ます。
だし汁に寄り沿う関西のうどんと好対照。

「失礼ですけど、何割のそばですか？」
「今のそばは香りが強いので、６：４ですわ。」
イヤな顔一つせず、笑顔で答えてくれました。
あ、因みに「なみ一」の屋号は、店主　増井長彦さんのBD、７月３１日から。

若い頃は大のうどん好きだった店主。
先輩に連れてってもらったお初天神の瓢亭の夕霧そばを食して以来、そば党になったそうです。
自らは、定食屋さんを商いながら、「こんなそば屋があればいいのにな・・・。」と、余暇で理想のそば屋さんを探し回ったそう。

結局、思い描くようなそば屋に巡り合えず、一念発起　「こうなったら、自分でやったろう！！」と、決断したそうです。
それが４年前。
業種が違えど、私の店とオープン年からその動機までもが同じでした。

とは言うものの、オープン以来、決して順調ではなく、何度か店を畳もうと思ったこともあったそう。
（ここも似てる・・・）
昔、営業の研修で習った「ロマンは我慢」というキャッチを思い出しました。

我慢がようやく実って、これからもたくさんの方々に喜ばれるお店として活躍して欲しいと思いました。
また通わせて頂きます。　ごちそうさまでした。

２０１４年８月　再レビュー・・・・・

ちょっと久しぶりの訪問です。

店に入るなり、店主　長井さんが「新城さん（私の本名）、まだ箸置いてもらってなかったかな？」
こちらのお店、常連さんには箸と箸入れをプレゼントして常備して下さるんです。
ウレシイ！素直に箸入れに署名（笑）

まずは　いつものように万願寺とうがらし＆ぬか漬けをアテに日本酒　王禄を頂きます。
そして〆には、二杯目の日本酒とざるそば大。

え～ですね、こちらの蕎麦の食感。
小音量のＢＧＭも心地よく酔えますね♪
ごちそうさまでした。

２０１６年１０月　追加レビュー・・・・・

友人とはしご酒です。

土曜の夜９時だったので、メニューは品切れが多いです。
ともあれ、長芋とハムステーキをアテに、日本酒を♪

初訪問の友人も、気に入ってくれたようです。
ね？裸電球の雰囲気がいいでしょ？

もちろん、再訪問しますね♪

２０１３年　初レビュー

難波界隈の立ち呑み屋では、おそらく最も食べログレビュー件数が多いと思われる人気店。
いつも混み合ってる印象がありましたが、今回　やっと初訪問してみました。

生ビール（３５０円）と本まぐろ造り（５００円）からスタート。

木の素材を活かし、裸電球の店内には、そこはかとなく昭和の香りが漂っています。

食べ応えのある厚切りベーコン（３５０円）も旨い。

生ビールを飲み干し、日本酒メニューに目を通します。、
すると、忙しい中　若い女性店員が、親切にそれぞれのお酒を指さして特徴を教えてくれます。
彼女も好きそうです（笑）
日本酒度２０度と辛口のばくれんを頂きましょう♪

〆のアテ　揚げ豆腐（２５０円）もリーズナブルでおススメ。

ココもいいお店やなあ・・・。

２０１３年６月　初訪問・・・・・

旧の新歌舞伎座のウラ、２０１０年９月にオープンした立ち飲み屋さんです。
店内は、裸電球にダークブラウンの木目を基調にした落ち着いた雰囲気。
いい意味で呑み屋のママさんらしくない、すっぴん＆ナチュラルで好感の持てるKママ一人で賄ってます。

飲食代金は、一品ずつ清算するキャッシュオン・システム。
カウンター目の前の赤い小さなかごに、まず千円札二枚入れておけばいいでしょう。

セルフで冷蔵庫から選べる瓶ビールは、珍しいサッポロラガーもある♪
ほどよい甘みのじゃこ天（２００円）からスタート。
国産大豆の厚揚げも確かに美味しい。
ぬれいか天の味と食感が、これまた出色の旨さ。

けっこうお得意様が付いてますね。
一人客が次々入って来ますが、お互い顔馴染みのようで盛り上がっています。
ほぼ満席になったよう。

さて、大人のエチケットとして長居は無用、そろそろ店を出ようかなって思った時でした。
「その襟元のカエルは何なんですか？」と、Kママが遠慮がちに話しかけて来ました。
食べログマイページのトップ写真のカエルの事です。

「カエルはたくさん卵を産むので、西洋では「多産」「一家繁栄」の象徴です。私の息子二人にもいいお嫁さんが来て、いい家庭を持って欲しいと願って、いつも着けてるタックピンです。」

するとKママ、「私、ホントはカエル苦手なんですう（汗）　コレはまだかわいいのんわかるんですけど・・・。」

Kママの苦手克服のためにもまた顔を出したいと思いました（笑）

２０１６年９月　再訪問・・・・・

こちらのメニューは、毎度　ひと工夫を感じます。
訪問のたびに楽しみでさえあります。

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」を彷彿とさせる、暗い目の店内の雰囲気も好きです。
女性お一人でも安心のお店。

よほど急いでない限り、龍安寺で来るたびに訪れる湯どうふのお店です。

昔、某有名寺院の某有名湯どうふ店の低いＣＰさに懲りた経験があります。
まだ自分が若かったからなのかも知れませんが・・・。
そのいやな記憶を見事払しょくしてくれたのが、この西源院でした。

元々龍安寺も特別に好きなお寺ではあります。
その余韻そのままに、広い座敷で庭を眺めながら、一杯やりつつまったり寛げるのは至福のひとときです♪
特に庭に近い席なら、和の雰囲気満点。
配ぜんの店員さんとの会話も「和」になり、自分がすっかり京都人になった気さえします（笑）

心身ともにホッコリ癒され、いざ席を立とうとしたら、足がしびれて立てない程リラックスしてしまってました(^_^;)

自分の中では、龍安寺が先か、西源院が先か・・・って位のお店かも(*^^)v

　　　　　’１３　２　６再訪問・・・・・

友人夫婦と休みが合い、日帰り京都旅行と相成りました。

イの一番に私がスケジュールに組み込んだのは、やはりこちら。
朝から雨だったせいか、私たちが一番客の様子。
湯豆腐４人前＆ビール２本を注文しました。

雨上がりの静かで美しい庭を見ながら、野鳥談議に花を咲かせました。
いつもながらいい時間を過ごせました。

エントランスを出ると、若い４人の女性が、ココへ入ろうかどうか躊躇していました。
「ココの湯豆腐は、おススメですよ。『龍安寺目当てかココ目当てか？』って私らみたいなお客さん多いんですから！」

すると、彼女ら　意を決して入店してくれました。
ご満足いただけたかなあ(^_^;)

ウチから徒歩１分弱、めっちゃ近所のお店です。
以前、「からから西心斎橋店」の屋号で、一つ北　バンタン・デザイン研究所の前で営業されてました。
レビューも書きました。

今回、こちらへ移ってからは初訪問。
１５辛（８５０円）を注文しました。
他の常連さんは、２０辛を注文されてました。

宮崎出身の女性オーナーの話では、辛麺のお店は、宮崎を中心に九州で４０軒ほどあるそうです。

「からからは、東心斎橋にもあるんやね？」と私が聞くと、
「あれ、ウチと関係ないんよ。同じ店と思われたくないから、ウチ『ゆうさん』って名前に変えたんよ。」
「・・・そうなんですか・・・（汗）」

私の母も宮崎出身です。
子供の頃聞いた方言が、懐かしい。

溶き卵、ニラ、ミンチ肉が、まっ赤なスープに乗っています。
麺は、韓国麺にさらにそば粉を加えたヘルシーな物。

麺を食べ終わると、サービスで付くライスをスープにぶち込みます。
かつて頂いた５辛よりコクがあってずっ～と美味しいです。
軽く額は汗ばみます。

脂肪を燃焼させる効果がある唐辛子成分カプサイシン。
充填OK!

次回は、より旨いらしい２０辛も頂いてみましょう。


２０１３年５月　再訪問・・・・

って～か、すぐ近所だし　毎週１～２回訪問しています（笑）

とにかく、常連さん率が高いお店です。
吉本新喜劇座長の辻本茂雄さんもその一人で、何度かお会いしました。

ここんとこは、毎回　２０辛（９００円）を頂いてます。
〆にライスをぶち込んで雑炊にして食べるのに、味に深みが出て非常に美味しい♪

就活中、しばしばウチに立ち寄る長男も、こちらのお店が気に入ったよう。
先日は、４０辛も平気で平らげたとか・・・。

気のいいオーナーさんは、私が知らない間に、ウチのフライヤーを、店内お客様が見える場所へ貼って下さってました<m(__)m>

２０１３年９月　再々訪問・・・

９月２１日をもちまして屋号が新しくなりました。
「元祖からふく麺　本店」です。

３ヶ月ほど体調をくずされて休んでいたお母さん。
店再開を機に、９年前　初めて大阪へ出店した時の屋号に戻す事にしたそうです。

体調に気を付けて、まだまだ頑張って欲しいものです。