湘南ライナーさんのマイ★ベストレストラン 2013

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湘南ライナーの食べある記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

●昨年、一昨年と全国各地からセレクトできたベストレストランでしたが、今年は都外の店が3店のみと地域的にやや偏った選出になりました。     
●一方で、銀座エリアの店が大幅増。千円前後でお得にランチを楽しめる店が多く、エリアの魅力は相変わらずで食べ歩きが楽しいエリアです。     
●そのためか、例年に比べラーメンの比率が下がってしまい、個人的には珍しく(?)和・洋・麺・酒とバラエティに富むランキングになりました。     
●実は、1位候補は昨年12月に訪れた「こうかいぼう」だったのですが、今回ランキング対象期間は11ヶ月しかなく対象外になってしまい残念。     
●総合評価の最高点は4.0止まりでした。レビュー件数を重ねていくうちに、採点幅が平均点より少し上くらいに収斂してきている気がします。     
●年々食べ歩きの頻度は落ちているような気がします。加えて遅筆もあり、楽しみにしてくださっている読者の皆様には申し訳ない限りです。     
●2014年はどこまでレビュー更新ができるかわかりませんが、これまでどおり淡々と記録していきます。引き続き宜よろしくお願い致します。     

マイ★ベストレストラン

1位

豆天狗 本店 (高山 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/05訪問 2013/09/26

豆天狗(高山) 中華そば(大)

高山駅から徒歩7分、日赤北交差点から東に進み高山陣屋の少し手前にある中華そば豆天狗

昼食で利用。
休日ということもあり、午後2時前というピークを外した時間にもかかわらず店外に20人近い行列ができていた。店外にベンチを設置しているうえ、青いTシャツを着た店員がこまめに状況を確認してくれるのでストレスはあまり感じない。
数年前に建て替えたとのことだが、店内は派手さを抑えたシックな作り。その中でテレビ番組のポスターやイラストが書かれた色紙が壁に貼られており、その番組を知っている者ならついニンマリしてしまうだろう。もっとも、店内で最も存在感を放っていたのは真っ赤なさるぼぼ人形だった。
席は6人掛けテーブル2卓、10人近く座れる大テーブル1卓、カウンター10席弱。禁煙措置は採られていないが、吸う際は周りの客に声掛けするよう注意書きがあった。

メニューは、「中華そば」並650円・大850円(チャーシュー麺は各300円増し)、「つけめん」並(1.5玉または2玉)800円・大(3玉)900円、「餃子」300円。ちなみに、入口扉にもメニューは掲げられていたが、そちらは英語表記のみ。
この日は、中華そば(大)を注文。同行者はつけめん並(2玉)を注文した。

注文から5分後、中華そば、少し遅れてつけめんのご提供。
スープは鶏ガラと豚骨、それに鰹節があわさった味わいで、表面には油が浮いている。醤油ベースのあっさり風味ながら味わいが奥深い。あっさりと言うよりさっぱりと言ったほうが近いだろうか。
麺はやや細めの縮れ麺。コシや風味はあまり強くないが、もっちりとした食感を味わうことができる。麺は時折平べったい部分もあるが、基本的には細麺。
のっている具は、チャーシュー、メンマ、ネギ少々。
チャーシューは2枚。弾力がありながら口に入れると柔らかさが際立つもの。メンマは味の主張が強くなく、かえってスープの旨味を妨げない箸休めとして機能している。
並より200円も高い価格設定だけあって、大盛はかなりのボリューム。並と並べてみると丼の大きさは二回りほど大きい。

同行者のつけめんは、麺がストレート麺で中華そばとは異なるものだった。麺の風味はこちらのほうが強く感じる。
つけ汁は濃厚というほどではないが、動物系の風味が魚介の風味に混じり、ほのかな酸味と合わせてバランスよくまとまっている。
つけ汁の中にはチャーシュー、メンマ、海苔、ネギが入っており、一方の麺には卵が添えられている。チャーシューは炙られた風味が感じられるもの。麺をつけ汁の中に投入すると時折絡んでくる海苔の風味がスープと合わさっていい感じ。

さすが人気のある店だけあって、中華そばのレベルは秀逸。あっさり系のラーメンながらコクがありスープの風味が素晴らしい。
また、地方都市の人気ラーメン屋ならではとも言える店員の温かい応対も良かった。それでいて活気や手際の良さも兼ね備えている。入店まで暫く待たされたが、店員の適度な気配りと店内でテキパキ動く様を見たので待たされても納得できた。
懐かしいけど新しい、そんな味と言えるだろうか。普段はこってり派の自分でも嵌ってしまいそうな味で、観光客以外にも支持されているのも納得。

  • 豆天狗 店舗外観
  • 豆天狗 店舗外観
  • 豆天狗 英文メニュー

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2位

麺屋一燈 (新小岩 / ラーメン、つけ麺)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2013/08訪問 2013/11/30

一燈(新小岩) 特製濃厚魚介つけめん(大盛)

新小岩駅から徒歩3分、新小岩駅北口から東に出て平和橋通りを渡り北東に少し進んだ路地裏にある麺屋一燈

夕食で利用。
都内でも屈指の人気店ゆえ、到着すると駅近とはいえ路地裏の店でありながら、大行列ができていた。店の周辺数箇所に掲げられた行列のルールに従って、店の斜め向かいの列の最後尾に並ぶ。
暫くすると店の前までの移動が可能になる。店の壁は藤色っぽいが、柔らかい灯りのほうが印象的。
店内は厨房を囲むL字型のカウンター席のみで11席。女性用の髪止めが置かれているのは親切。ちなみに禁煙。
午後7時頃の訪問で、入店まで1時間弱かかった。週末だともっと長いこと並ぶのだろう。

メニューは、「濃厚魚介らーめん」「芳醇香味そば」各750円、「濃厚魚介つけめん」780円、「特製濃厚魚介らーめん」「チャーシュー濃厚魚介らーめん」各900円、「特製濃厚魚介つけめん」「チャーシュー濃厚魚介つけめん」各950円など。
麺の量はらーめん130g・つけめん200gが基本で、50円増しの中盛、100円増しの大盛、150円増しの特盛と、それぞれらーめんは50gずつ、つけめんは100gずつ増量される。
この日は、濃厚魚介つけめんの中から「具だくさんでおすすめ」という「特製」を選択。大盛も追加して1,050円。
入店が近づくと一人ずつ店員に呼ばれ、入口入ってすぐ右手にある券売機で食券を購入し、再び行列に戻るシステム。順番を飛ばされやしないかちょっと不安だったが、入店後もたもたしたり後ろの人が気になってメニュー選びが満足にできなかったりする不安がなく、その点では安心なシステム。券売機の周りには麺の量や入っている具についての説明書きがしっかりとされており親切。

店員に食券を渡してから8分後、特製濃厚魚介つけめんのご提供。
つけ汁は動物系と魚介系の風味が混じり合ったとろみのあるものだが、鶏の風味が前面に感じられ、豚骨メインのつけ汁とは異なり重さを感じない。「濃厚」を謳っていながら味の強さとパンチで攻めるのではなく、飲みやすさとまろやかさが特徴。
麺は太いストレート麺だが、最近の流行である極太麺ほどの太さはない。コシがしっかりとありモチモチした食感で、表面がツルツルしているため喉越しも抜群。それでいてつけ汁はしっかりと絡んでくる。侮れないのは麺の盛られ方が均質できれいだったこと。
入っている具は、麺のほうに海苔3枚、半熟煮卵1個、豚チャーシュー2枚、鶏チャーシュー2枚。つけ汁のほうにほうれん草、鶏団子1個、白髪ネギ、万能ネギ、メンマ。確かにこれだけ入っていると170円増ししただけの満足度はある。
白い鶏チャーシューと鮮やかなピンク色の豚チャーシューは並べて置かれているだけでビジュアル面での訴求が抜群。ピンク色の豚チャーシューは見た目鴨肉のようにも思えたが、食べてみるとむしろベーコンのような香ばしい味わい。肉の味を満喫できる一方、ボリュームたっぷりの肉にガッツリと食らいつく楽しみは味わえない。これはさっぱりとした口当たりの鶏チャーシューにも同じことが言える。つけ汁に入っているほうれん草やネギも含め、濃厚とは言いながらも力強さよりもトータルバランスが取れたつけ麺に仕上がっている。
そんな中で独自の存在感を示していたのが味玉。固めの茹で加減とほんのりとした甘さは、むしろ味玉単品でつまみとして食べたいもの。

麺を4分の3くらい食べ終えたところで、つけ汁がなくなってしまった。
それでも、大盛以上を注文した客に対しては無料でつけ汁の追加サービスがある(中盛以下は追加料金100円)。そこで早速つけ汁の追加をオーダー。
程なく、ネギが入れられた熱々のつけ汁が提供され、濃厚でありながら口当たりの良いつけ汁が再び楽しめる。それとともにアツアツ感が復活するのが嬉しい。
そして最後は卓上のポットに入っている割り湯を残ったつけ汁に足して、スープ割を満喫。スープ割をすると魚介の風味がほんのりと鼻腔をくすぐり、さっぱりとした口当たりでこれもまた満足いく味。

これはなかなかのつけ麺。強いて難点を挙げれば価格だろうが、内容とボリュームを考えると十分お得な価格設定。
また、きれいな店内、すがすがしい店員の応対も気に入った。この日も3割くらいいた女性客にも人気になるのは納得。メニュー表記や食券購入システム、髪止めなど随所に親切な点があるところも評価できる。
確かに並んでも食べるだけの価値がある店。でも、もう少し並ばずにありつきたいな…。

  • 一燈 店舗外観
  • 一燈 特製濃厚魚介つけめん(大盛)
  • 一燈 特製濃厚魚介つけめん(大盛)

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3位

瑠玖&魚平 (資生館小学校前、西8丁目、狸小路 / 居酒屋、食堂、丼)

1回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 -

2013/03訪問 2013/10/12

魚平(狸小路) 刺身5点盛り合わせ他

大通駅から徒歩7分、資生館小学校前電停から徒歩3分、狸小路を西進しホテルドーミーインの少し西、南2西6交差点東側にある、さかなや金ちゃんの店魚平

夜の宴会(3人)で利用。
店内はいかにも大衆居酒屋といった感じ。2階に続く階段もあった。
午後8時前の入店で店内はほぼ満席。地元客っぽい中年男性が大半で、観光客っぽい客はほとんど見かけなかった。客の談笑する声が店内に響き渡る。

メニューは、「刺身5点盛り合わせ」1,000円、「貝三点盛り合わせ」1,200円をはじめとした刺身類、「ホッケ焼」300円などの焼き物、「マグロ丼」500円、「特盛海鮮丼」1,000円など。一品料理はほとんど300円前後とお手頃。

飲み放題は60分で880円の安さ。ビールはサッポロクラシックで、ビール以外にも日本酒、トリス、焼酎、サワー、ソフトドリンクも飲み放題。、
お通しは強制的に300円つけられているが、このお通しが何とビュッフェ形式。入口近くのビュッフェ台から、練り物やひじき、マカロニサラダなどを自分で好きなだけ皿に盛って席に持っていく仕組み。なお、お替りはできない模様。

まず、刺身5点盛り合わせを注文。1,000円。
程なくして運ばれてきた盛り合わせの刺身5点は、マグロ、サーモン、つぶ貝、アジ、ハマチ。日によって変わるとのこと。
マグロやサーモンは各6切れくらい盛られているうえ、一切れあたりの厚さが1cmを超えるくらいあり、食べ応えは十分。勿論鮮度もなかなかのもの。
追加で貝類盛り合わせを注文しようと思ったが、あいにくアワビが品切れとのことで、活ほっき(400円)とほたてバター(350円)に変更。アワビは単品なら600円とお得な値段で、品切れになるのもやむなしか。
ざんぎ(350円)まで注文し、これでトータル6,000円もかからない。一人当たり2,000円でお釣りがくる安さ。ざんぎの肉の弾力もいい感じ。

魚介類はまあまま新鮮で、このレベルなら十分満足。ボリュームも十分で食べ応えがある。
難点は、店内が少々うるさい点、飲み放題の時間制限を外れるとコストパフォーマンスが落ちる点だろうが、予備知識があれば問題にはならない。飲み放題が60分制限なので、これを有効に使いたい。
店員の応対は少々ぶっきらぼうだが、その一方で気さくな部分もあり、意外と親しめる。
観光での利用にはちょっと不向きだろうが、狸小路界隈、いや札幌で時間をかけずに飲むなら通いたくなる店だなあ。

  • 魚平 店舗外観
  • 魚平 ディスプレイ
  • 魚平 おしながき

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4位

西麻布 三河屋 (乃木坂、六本木、広尾 / 食堂、コロッケ、とんかつ)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.6
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/08訪問 2013/11/09

三河屋(西麻布) ミックス

乃木坂駅、六本木駅からそれぞれ徒歩10分、西麻布交差点から外苑西通りを1分ほど北進した所にある三河屋

昼食で利用。
ファザードは白壁に焦げ茶色の入口といった感じで、落ち着きがあり街の雰囲気に溶け込んでいる。看板は決して派手ではないのだが、隷書体の文字が渋い。
店に着いたのが11時15分頃。店外に掲示されているメニューに添え書きされた営業時間は11時半からとなっていたが、扉を見ると「商い中」との札が掛かっていたので思い切って入店。
すると、所定営業時間前にもかかわらず店内はほぼ満席で、辛うじてカウンター席に座ることができた。カウンター席は5席のみ、テーブルも3卓でキャパシティはあまりない。カウンター前にはキャベツの千切りがのせられた皿が所狭しと並べられている。ちなみに全席禁煙。
所定開店前の11時20分位は既に待ち客が出る満席状態。客の男女比は8:2くらい。

ランチメニューは、「コロッケ」「メンチ」「ミックス」「ハムかつ」「チキンかつ」各950円、「とんかつ」「海老フライ」各1,050円、「みそかつ」1,250円。
この日は、一番人気の「ミックス」を注文。ミックスはコロッケとメンチカツの組み合わせとメニューには書かれているが、チキンカツやハムカツにチェンジすることが可能。

漬物は予め手元の盆にのせられているが、注文から4分後ご飯と味噌汁が、その3分後にメインのミックスフライが提供される。
千切りキャベツと一緒に盛られているフライは、コロッケ2個、メンチカツ、それにどういう訳かチキンカツ2切れとハムカツ1切れものっているのだ。チキンカツとハムカツはミックスを注文した客にサービスで提供されているようで、見た目のボリューム感が凄い。
まずメンチカツだが、長径15cmくらいの俵型で見るからにボリューム十分。食べやすいように斜めに2等分されているのが嬉しい。肉汁たっぷりというタイプとまでは言えないが、程よい弾力と肉の味がしっかり伝わってくる。コショウの味も適度に感じる。メンチカツの美味しさは肉汁だけで決まるものではないということを気付かせてくれる一品。
コロッケはポテトの食感と味わいがけっこう残っており、ホクホクした食べ応え。わずかに挽肉も入っているが目立たない。しかし、挽肉がほとんど入っていないのに満足できるコロッケも珍しい。
ハムカツは。ハムカツは酒のアテ以外ではどうも主役になりにくいチープ感漂うメニューなのだが、この店のハムカツはそんな先入観を覆す侮れないレベル。
チキンカツも肉の味わいがしっかりと感じられるもの。衣がサクサクしている。

ご飯のお替りの声かけがあったのでお願いした。このご飯自体が結構美味しい。炊き立てでつやつやしているのだ。揚げものは十分すぎるほどのボリュームだが、もしもおかずが足りなくなっても卓上にはふりかけが用意されているので安心。

定食としてのレベルは標準以上で、しかもボリューム満点。エリアを考えると950円という価格設定は極めてリーズナブルと言えるだろう。
それとともに好感を覚えたのが店員の応対。店員は皆女性で、中年の方が多いがご高齢の方までいる。彼女たちの客への声かけがソフトかつ優しさを感じるもので、声かけのタイミングも絶妙。「ご飯足りました?」「お昼くらいいっぱい食べてってね」という声かけは、学生時代に通った食堂の懐かしい思い出すら思い起こさせる。
揚げものをリーズナブルに食べることができ、サービスも家庭的で高レベル。これぞ愛すべき定食屋という存在。

  • 三河屋 店舗外観
  • 三河屋 メニュー
  • 三河屋 ミックス

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5位

銀座 和らん (銀座、東銀座、新橋 / 日本料理、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/07訪問 2013/11/05

和らん(銀座) カツオ漬け丼

銀座駅から徒歩2分、新橋駅から徒歩8分、すずらん通りと交詢社通りが交わる交差点北東側のビル7階にある銀座和らん

昼食で利用。
ビルの1階にはアマンドがあり否が応にも目立つビルではあるが、上層階へ続くエレベーターは裏手のすずらん通り側にあり少々目立たない。そのためか、ビル入口に若い男性店員が案内係として配置されている。
エレベーターで7階に上がり、左手に折れるとこの店。入店しようとすると、中から店員が案内しに出てきてくれた。
店内は落ち着いた作りで、このビルのファザードから受ける古臭さやごちゃごちゃした感じとは無縁。中央を囲むようにL字型のカウンター6席、テーブル席20席程度。テーブル席の一部は半個室状になっている。この日座った席では無縁だったが、窓側の席だと空中庭園を眺めることができるそうだ。
12時半頃の訪問でほぼ満席。客の男女比は7:3くらい。

ランチメニューは日替わりで2種類あり、どちらも1,000円。
この日は「カツオ漬け丼」を注文。もう一つは「目鯛の煮付定食」だった。ご飯大盛が可能とのことで、大盛をお願いした。ちなみに、どちらも限定25食。

注文から6分後、カツオ漬け丼のご提供。
メインの丼の他、小鉢、あら汁、漬物がついている。
丼に盛られた酢飯の上にのっているのは、カツオの漬け、ショウガ、大葉、千切りのミョウガ。ワサビと分葱が中央に添えられている。
カツオは10切れ弱のせられており、一切れの大きさはバラつきがありながらも5cm四方ほどとなかなかの大きさ。厚さも1cm以上あり食べ応えは十分。肝心の味のほうも、カツオの濃厚な旨味を感じ、新鮮さも保たれている。
ご飯を大盛にしたものの、見た目ではそれほどご飯の量が多いようには見えなかった。しかし、丼の表面を覆うカツオがたっぷりのっていたことによる目の錯覚だったようで、ご飯の量は十分。
小鉢はチキンカツサラダ。チキンカツというより鶏の竜田揚げっぽい衣で、サクサクとした口当たり。サラダに添えるカツのため揚げたての熱々を味わえるわけではないが、まあ悪くない。
あら汁も魚のダシがしっかり出ておりいい味。

店を出る午後1時前には、既に煮つけ定食が売り切れ。以前この店を午後1時半頃通り過ぎた際には、売り切れで店じまいになっていた。

1,000円という価格は最初やや値が張る印象もあったが、この内容なら十分リーズナブル。一つ一つが丁寧に作られているのが感じ取れる。銀座という立地でこの値段でレベルの高いランチを提供しているのはありがたい。
また、サービス面も好感が持てた。男性店員はきびきびとした動き、女性店員はソフトな応対がしっかりできており好印象。店を出る客一人一人に店員全員が「ありがとうございました」「またお越しくださいませ」と声掛けしていた。
銀座にありながら場所的にはやや穴場的な存在だが、料理、サービスとも絶品。空中庭園の存在もあり、外国人を連れてきても満足してもらえそう。これなら人気が出るのも納得で、リピートしたくなる店。

  • 和らん 店舗入口
  • 和らん ランチメニュー
  • 和らん カツオ漬け丼

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6位

オストレア oysterbar&restaurant 銀座コリドー通り店 (銀座、日比谷、有楽町 / オイスターバー、イタリアン、バル)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/07訪問 2013/11/17

オストレア(銀座) 牡蠣とルッコラのフェデリーニ

銀座駅から徒歩3分、日比谷駅から徒歩5分、銀座コリドー街の最も北側にあるビルの1階にあるオイスターバー&レストランオストレア

昼食で利用。
ビルの1階にある店で視認性はまあまあながら、ドアを含め全面は一面ガラスでちょっと入りづらい雰囲気もある。しかしながら、ドアの前まで足を運ぶと店員が中からドアを開けてくれる。
店内のスペースは広いとは言えないが、カジュアルで明るい雰囲気。店員の挨拶や返事が店内に響き渡る。入ってすぐ右手にバーカウンター式のカウンター席約10席、奥にテーブル席がある。
12時半頃の利用でテーブル席は満席で、カウンターに若干の空きがある程度。客の男女比はほぼ半々。

ランチメニューは、「牡蠣とルッコラのフェデリーニ」「スペシャルパスタ」「ミートポテトグラタン」「カジキマグロのグリル」「豚肩ロースのロースト」「今週の牡蠣ご飯」で、1,200円の豚肩ロースを除きどれも1,000円。
この日は、「人気」と書かれていた牡蠣とルッコラのフェデリーニを注文。パスタ大盛無料とのことだったので大盛にしてもらった。

この店の特徴は、「前菜ビュッフェ&ドリンクバー」があること。メインメニューを注文するとサラダバー、デザート、それに牡蠣フライがバイキング形式で食べ放題、さらにソフトドリンクも飲み放題になる。店の中央付近にビュッフェ台が設置されており、各自で自由に取ることができる。ちなみに新橋店ではこのサービスを展開していない。ビュッフェ台はやや狭く、ピーク時には順番待ちの列ができる。
サラダバーには、グリーンサラダ、コーン、ラー油をのせた豆腐、青海苔ドレッシングをかけたキャベツサラダ、鶏肉の葱ゴマ和えなど。ドレッシングもフレンチ、和風、味噌と3種類置かれている。
ドリンクは、コーヒーと紅茶はアイスとホット、それにオレンジジュース、グレープフルーツジュース、烏龍茶と十分なラインナップ。
そしてメインと言うべき牡蠣フライは、サイズこそ5cm弱の小ぶりなもので時期的にも牡蠣の風味を存分に味わえるものではないものの、揚げたてが常に補充されていてアツアツ、ジューシーな牡蠣フライを食べることができる。
牡蠣フライに添える調味料は、ソースとポン酢。さすがにレモン片は置かれていなかったが、ポン酢が置かれているのは和風な味わいが楽しめるうえ味の変化も楽しめるので嬉しいサービス。タルタルソースがないが贅沢は言えまい。

ビュッフェ台を2往復した頃、注文から8分後、フェデリーニのご提供。
パスタの表面をルッコラの葉が覆う。牡蠣は小ぶりなものが3個。
味付けはさっぱりしている。油は結構使われているが、ルッコラとトマトによって油っぽさが中和されている感じで食べやすい。牡蠣そのものの味わいはやや弱かったが、風味がパスタ全体に行き渡っている。スパゲティより細いパスタ、フェデリーニの茹で加減はいわゆるアルデンテで、女性には受けそう。
パスタの量は大盛を注文した割には一見少なめに見えたが、食べてみると意外にボリュームがあった。皿の底に深みがあったからか、それとも既にカキフライを何個も食べていたため満腹になるのが早かったからか…。

食後はビュッフェ台にデザートを取りに行く。
この日のデザートは、塩キャラメルのパンナコッタ、パイナップル、グレープフルーツ。
どれもまあ普通だったが、フルーツはビュッフェにありがちな水分が飛んでしまっているようなものではなくちゃんと瑞々しい。

精算を済ませると、外に出るまで店員がドア脇で見送ってくれた。

1,000円ながらビュッフェ付きはお得で、味についても悪くない。何と言っても牡蠣フライ食べ放題は大きい。
店員の応対も好印象。ややマニュアル的な部分は否めないが、それでもそれがきちんと機能していれば問題ない。店員の数がやや多いかな、と思ったが、店員の見送りがあったのでまあいいか。
牡蠣フライ食べ放題は嬉しい限りだが、それ以外も強調材料が豊富で気に入った。これは再訪ありだな。

  • オストレア 店舗外観
  • オストレア ランチメニュー
  • オストレア ビュッフェ台

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7位

むらい (南若松、西若松 / かつ丼、とんかつ、カレー)

1回

  • 昼の点数: 3.4

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/02訪問 2013/11/30

むらい(会津若松) ロースかつ丼(大盛り)

会津若松駅から車で15分、芦ノ牧方面に南下し年貢町交差点を少し過ぎたところにあるお食事処むらい

昼食で利用。
店構えは民家を改造したような作りで、昔ながらの食堂といった感じ。店の前に駐車場があるが、50mほど北側にも駐車場があるので安心。
引き戸を開けて店内に入ると、手前からテーブル席、小上がり、座敷と水はセルフサービスだが、最初は店員が注いでくれる。
午後1時頃の訪問で、全てのテーブル・座敷が埋まった状態。客は若者グループ、ファミリー、中年グループと様々。なお、午後1時半にはラストオーダーになってしまう。

メニューは、「ロースかつ丼」1,300円、「ひれかつ丼」1,350円、「海老・ひれかつ丼」1,200円(サービス価格)、「ロースかつカレー」1,150円、「ひれかつカレー」1,350円、「海老フライカレー」1,400円。ご飯の大盛りは100円増し。全メニューが1,000円を超え、ちょっと高めの印象。
この日は、ロースかつ丼をご飯大盛りで注文。

注文から8分後、ロースかつ丼がお盆にのせられてご提供。
かつ丼、味噌汁、山菜、漬物という構成だが、一緒に取り皿ものせられている。
かつ丼のビジュアルは圧巻の一言。大きめの丼の上半分がかつで埋め尽くされ、6切れのかつを重ねるように盛られている。1切れの大きさは長さ10cm弱、厚さ3cm近くあるので、箸で持ち上げるとずしりとした重みを感じる。
ロース肉はステーキのようで食べ応え十分。ジューシーさはあまりないが、噛むと適度な弾力を感じる。脂身はあまり多くなかった。
このかつを包んでいる衣はやや薄め。ソースがかけられていながらもサクサクした味わいを楽しめる。ソースかつ丼の衣はもっとベチャッとした感じなのかと想像していただけに、これは意外。ソースの味はやや酸味を感じるもののくどくなく、ほんのりと甘みも感じる。ソースはけっこうかかっていたが、足りなければ卓上の壺に入っているソースを追加することも可能。
丼の上半分がかつで埋め尽くされているため、かつをかき分けないとご飯にたどり着けない。取り皿にかつを避難させてご飯をかき込む。ご飯とかつの間には千切りキャベツが敷かれている。
ご飯には程よくソースがしみ込んでおり、ソースの酸味、甘みとご飯の持つ甘さがいいバランスを保っている。ここで侮れないのが、ご飯がなかなか美味しいこと。かつは標準レベルながらご飯は高レベルと言えるだろう。
ご飯の量はまあまああったが、大盛りでかつとのバランスがちょうど良いくらい。隣の客が注文時に大盛りの量を尋ねていたが、かつの量は同じでご飯が倍になるとの説明を受けていた。

精算時、店員が大半の客に「全部食べきれましたか?」「お持ち帰りご用意しましょうか?」と声をかけていた。どうもボリュームがあるため食べきれない客が多いようで、タッパーを10円で販売している。

味が絶品と言うわけではなかったが、見た目以上に食べやすい。最初はちょっと高めに思えた価格設定も、このボリュームならむしろお得。かつ丼2杯分の量と値段と考えればいい。
かつ丼のボリュームとは対照的に、店員の応対や店内の雰囲気は家庭的で和める。
何度も通うようなタイプの店ではないかもしれないが、会津のソースかつ丼を食べに行くならこの店を選ぶ価値はあるだろう。

  • むらい 店舗外観
  • むらい メニュー
  • むらい 店内

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8位

カーディナス・ギンザ (銀座、東銀座、有楽町 / アメリカ料理、イタリアン、フレンチ)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.4
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 4.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/07訪問 2013/11/10

カーディナス(銀座) 本日の日替わりパスタ

銀座駅から徒歩3分、新橋駅から徒歩8分、銀座六丁目交差点北西のビル7階にあるカリフォルニアキュイジーヌカーディナス・ギンザ

昼食で利用。
この店がある建物は、見るからに高級感が漂うビル。
店内は意外に広い。赤じゅうたんが敷かれたメインルームは中央にサラダバーを置きながらも15脚ほどのテーブルを配置できる広さは魅力的で高級感があるが、一方でバブル期のキャベレーのような雰囲気も感じる。奥のほうのテーブルが意味もなく一段高い。エレベーターを降りてすぐの所に個室もある。禁煙措置は特に採られていない模様。
12時半頃の訪問で、客の入りは半分弱。客の男女比率は2:8くらいで、やはり女性グループが多い。

ランチメニューは、「日替わり肉料理」「日替わり魚料理」各950円、「日替わりパスタ」2種類・「本日のスペシャル」・「サラダランチ」2種類が各900円、「生ウニのクリームソーススパゲッティー」1,000円、「牛リブロースのステーキ」1,300円など。コース料理もあった。
この日は、「日替わりパスタ」のうち「ちりめんじゃことムール貝、水菜のアーリオ・オーリオ」を注文。

さっそくサラダバーへ。
サニーレタス、ブロッコリー、ゴボウ、たまごサラダ、ポテトサラダ、キュウリ、トマト、ニンジン、紫オニオン、海藻、ヤングコーンなど15種類ほどあり充実している。ドレッシングも自家製をはじめ4種類ある。
一方のドリンクバーは、ホットコーヒー、紅茶、アイスコーヒーといった定番のものに加え、オレンジジュース、グレープフルーツジュース、パイナップルジュース、さらにはアイスのハーブティーが2種類置かれており、こちらも充実。

サラダバーやドリンクバーを往復しているうちにスープが卓上に配膳され、注文から7分後パスタのご提供。後ほどフランスパンも一切れ持ってきてもらえる。
パスタは楕円形のプレートに盛られており、パスタの上にはたっぷりの水菜とジャコがのせられている。脇に殻付きのムール貝が配されている。
パスタは固めに茹でられており、いわゆるアルデンテ。ニンニクの風味が少し効いている。味付けはしっかりしており食べやすいが、ジャコの味わいはパスタにあまりフィットしていなかった。残ったソースにパンをつけて食べるとなかなかの美味。ムール貝は4個入っていたが、加熱しすぎてパサパサになるようなこともなく貝としてしっかり味わえる。
スープはミネストローネ。まあ普通。
ハーブティーはミントの香りが強くクセがあった。

一通り食べ終わった後は再びサラダバーへ。ここにはサラダ類だけでなく、1種類のみながらデザートのケーキも置かれているのだ。
この日のケーキはガトーショコラ。「数が少ない」旨の注意書きがあったため1切れのみピックアップ。
甘さ控えめ、やや堅めで食べやすかった。

伝票は特になく、支払いはレジで注文したものを申告する仕組み。

味自体は特筆すべきものがなかったが、サラダバーにドリンクバーまでついて1,000円以内という価格設定はロケーションを考えると抜群のコストパフォーマンス。
バブル期のキャバレーを思わせるような内装は好みが分かれるだろうが、ゆったりできるのでありがたい。
みちば星福に上下を挟まれたロケーションで敷居が高そうに見えるのか意外なほどに空いていたが、銀座の中心部で1,000円以内でお腹いっぱいになれるのは魅力。さらに、比較的ゆったりと過ごせるうえにドリンクバー付き。何かと使い勝手が高く、これは再訪必至かな。

  • カーディナス ランチメニュー
  • カーディナス サラダバー
  • カーディナス サラダバー

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9位

銀座 いし井 (銀座一丁目、東銀座、銀座 / つけ麺、ラーメン)

1回

  • 夜の点数: -

    • [ 料理・味 -
    • | サービス -
    • | 雰囲気 -
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 2.3
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/05訪問 2013/10/17

いし井(銀座) 中華せいろ(大盛)

銀座一丁目駅から徒歩2分、銀座駅から徒歩3分、松屋デパートから東側、中央通りと昭和通りの間の路地にある銀座いし井

昼食で利用。
白地に黒の筆文字で「つけ麺」と書かれているのが目印。白木に白い暖簾という外観はビルが並ぶ銀座の裏通りにあって清々しい。入口横に食券の自動券売機が1台置かれている。
店内はラーメン店というより和食の店のイメージに近い落ち着いた雰囲気で清潔感がある。BGMが三味線の音を使っているので余計にそのように感じる。席はカウンター席のみで、厨房を囲むように13席。カウンターには色々な能書きや黒胡椒をはじめとした調味料が置かれている。水はセルフサービス。
午後2時過ぎの訪問で店内は満席、時々入店待ちの行列ができるという盛況ぶり。客の男女比率は2:1くらいと女性比率が高めなのも特徴。

メニューは、「中華せいろ」880円・上980円・特1,200円、「南蛮せいろ」980円、「中華そば」750円・上950円。サイドメニューになるご飯ものもあった。店外には「つけ麺」を掲げながらメニュー名は「せいろ」というのが面白い。
この日は、中華せいろを選択。120円の大盛も選び、計1,000円。

店員に食券を渡してから8分後、中華せいろのご提供。
つけ汁は魚貝の風味をしっかりと感じ、塩分は多少強めながらややさっぱりとしたもの。鶏のダシの味わいも感じられる。このつけ汁、それなりに濃厚ではあるが、最近の主流であるドロドロした魚介豚骨とは一味違う味わい。
麺を入れた丼の上には海苔1枚、それにすだち2分の1個がのっている。麺は黄色っぽくやや太めのストレートだが、最近のつけ麺の主流である極太麺と比較すると太さはおとなしめ。そして、この麺が加水率高めでツルツルしており喉越しがすこぶる良い。それでいて小麦の風味もきちんと感じられる。
つけ汁の中に入っている具は、チャーシュー、メンマ、刻みネギ。ちなみに100円増しの「上」になると玉子が加わる。
チャーシューは短冊状になったものが数切れ入っている。メンマもコリコリした食感が良い。どちらも意外に量は多かった。

カウンターに貼られていた「流儀」に則り、3分の1ほど食べ終わったところで麺にすだちを絞る。
すると、ほんのりとした酸味が口の中に広がり、これまで以上にさっぱりした味わい。つけ汁に麺をつけても酸味とさっぱり感が感じられるのが面白く、最初はちょっと気になっていた塩分も気にならなくなる。
さらに、残り3分の1くらいになったところで麺に黒七味を振りかける。
七味の辛さは時折ピリリと感じられる程度だが、それよりも強く感じたのが山椒をはじめとした七味の香ばしさ。この香ばしさにより最後まで飽きることなく麺を食べ終えることができる。

スープ割を頼んだが、割った後のスープの風味は鶏のダシが前面に出たもので、魚介の風味はほんのりと感じられる程度。つけ麺として食していた時とは主客逆転したように感じる。

完成度の高いつけ麺。つけ汁の塩分や濃すぎない出来具合、中途半端ともいえる麺の太さといった要素も全て計算されつくされているのではないかと思える。
きれいな店内で居心地もよく、店員の応対もしっかりしていたのも高評価。
ネガティブな点をあえて挙げるとすればコストパフォーマンスだろう。場所柄ある程度はやむを得ないがやはり少々高めの印象。
どうしても店主の出身であるつじ田との比較を考えてしまうが、ここいし井として十分完成された一杯(つけ麺で「一杯」というかどうかは微妙だが…)に仕上がっており、つじ田を意識せずにこの店のつけ麺を純粋に楽しむことができる。銀座界隈はこれまでラーメン・つけ麺の強力店が少なく残念だったが、この店の登場で流れは変わったといっても過言ではないだろう。西側のとともに銀座ラーメン界を引っ張ってくれる存在になっていく予感。

  • いし井 店舗外観
  • いし井 店舗外観
  • いし井 メニュー

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10位

やきとり 土筆 (東銀座、銀座、築地市場 / 焼き鳥、鳥料理、水炊き)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2013/05訪問 2013/07/28

土筆(銀座) 地鶏親子丼

東銀座駅から徒歩5分、新橋駅から徒歩6分、マリオット銀座東武ホテルから少し南、昭和通りから一本西に入った路地にある焼鳥土筆

昼食で利用。
純和風の外観でちょっと高級そうな雰囲気を醸し出しているが、「つくし」とひらがなで書かれた純白の暖簾がソフトな印象を醸し出している。入口手前にランチメニューを掲げている。
店内も落ち着いた雰囲気。まだ店が新しいこともあり、焼鳥をメインに提供している店としては清潔感がある。入口側に掘りごたつ式テーブル8席、その奥にテーブル席4席、さらにその奥は厨房に向かってL字型に設置されたカウンター9席。
12時半頃訪問したら満席、出直して午後1時前に訪問し7割くらいの客の入り。カウンター席は男性客が、それ以外は女性客がメイン。

ランチメニューは、「銀だら西京焼定食」「鶏唐揚げ定食」「鰹たたき定食」「地鶏照り焼き丼」「地鶏親子丼」の5種類で、いずれも900円。訪問が遅めだったため一部のメニューは売り切れになっていた。
この日は、地鶏親子丼を注文。大盛ができるか尋ねたら可能とのことだったので、大盛にしてもらった。

注文から6分後、地鶏親子丼のご提供。
親子丼、鶏スープ、小鉢、香の物という構成。刻み海苔は別添え。後から杏仁豆腐も運ばれてきた。
鶏肉を包むとろとろの玉子とは別に、中央には半熟玉子が置かれている。
割り下の味はやや甘めながらおとなしめの味付けで、とろとろの玉子の味わいがしっかりと感じられる。
メインとなる鶏肉は薄めにスライスされたもので、親子丼に使う鶏肉としてはちょっと珍しい。そのためかモモ肉のような弾力は弱いが、肉の柔らかさはなかなかのもので鶏肉の旨味を感じることができる。鶏肉のみをつまんで食べてみると炭火の香りをほんのりと感じた。鶏肉の量はあまり多くない。
タマネギは柔らかく煮込まれており味が染みている。それでいてシャキシャキした食感の部分も一部残っており、アクセントが楽しい。
鶏スープは刻みネギの浮いたおすましみたいなものだったが、鶏の風味よりも胡椒の味が強すぎてこれはいただけない。味がきついだけでなく親子丼の繊細な味わいを楽しむのを阻害してしまっている。
小鉢は鶏ささみ、キュウリ、ワカメを軽く酢であえたもの。さっぱりとした口当たりが嬉しい。
大盛にしたこともあり、けっこう満腹になれた。もっとも、隣の席の客が食べていた普通盛も量はやや多めか。

午後1時過ぎ、店を出る頃には完売とのことで暖簾が降ろされた。人気ぶりを実感。

スープは残念だったが、それ以外はなかなかのもの。鶏肉、玉子、タマネギがうまく調和しており親子丼としての完成度が高く、それでいて900円という価格設定も良心的。店員の応対はまあまあといったところ。
焼鳥メインの店のランチとなると男性向きのイメージが強いが、落ち着いた店内と丁寧な作りの料理で女性客が多いのも納得。場所柄穴場的な店だが、この界隈のとく奈がさくら草といった和食ランチの佳店と肩を並べられるだけの力を有した店と言えるだろう。

  • 土筆 店舗外観
  • 土筆 メニュー
  • 土筆 ランチメニュー

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