湘南ライナーさんのマイ★ベストレストラン 2017

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湘南ライナーの食べある記

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

●1位は2年ぶりに東京都以外の店になりました。常陸大子のしゃも料理弥満喜が1位なのは個人的に感慨深いです。
●ベスト10にランクインした店の数は、ラーメン2・カレー2・中華2ですが和食が増えたことを実感しています。
●しかし2店ランクインのラーメン店はどちらも昨秋閉店。別の店に引き継がれていますがひとまずお疲れ様でした。
●やはり都内の店が多いものの、札幌・仙台・茨城・福岡からもランクインし食べ歩きはまあまあ充実の1年でした。
●しかしながら昨年に続きランクインした店が全て昼の利用でした。酒が入るとレビューアップが遅くなる悪癖露呈。
●昨年に続き総合点数が2.5から3.5の間に収斂してしまい、4.0以上の店に出会う機会が少なくなりました。
●相変わらずの遅筆で下書き状態が一時400件に。回復に努め350件まで改善しましたが更なる改善に努めます。
●食べログ仕様変更で同じ店に再訪する機会が逆に減少してしまいましたが、2018年も食べ歩きに勤む所存です。

マイ★ベストレストラン

1位

弥満喜 (常陸大子 / 鳥料理、うなぎ、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/02訪問 2017/12/23

弥満喜(常陸大子) 奥久慈しゃも丼(極み)

常陸大子駅から徒歩5分、駅前ロータリーから駅前中央通りを久慈川方面に進み京町交差点手前にあるしゃも弥満喜

昼食で利用。
ちょっと寂しい商店街を暫く進んだ所にある店。駐車場完備で、駅前から進んで行くとこの駐車場が目印になる。建物は白木と白壁という純和風な作りだが、老舗の風格というよりはフレッシュな印象を受ける。
扉を開けると目の前に客席が広がる。店内は明るく清潔感がある。こじんまりとした感じだが、奥に座敷があるようなのでキャパシティはまあまあある。母屋側の席は4人用テーブル3卓、2人用テーブル1卓。テーブルに灰皿は置かれていなかった。
午後2時頃の訪問で、入店時には4人用テーブルが空いていたのでそこに案内されたが、程なくして客がどんどん押し寄せ、ランチのピークを大きく過ぎていながら待ち客が出る人気ぶり。客の男女比は8:2くらいで、女性客は夫婦での訪問。

メニューは、「奥久慈しゃも天麩羅」1,200円、「奥久慈しゃも塩焼き」1,500円、「奥久慈しゃも丼」1,200円(「極み」は1,800円)、「奥久慈しゃも鍋」2,000円といった奥久慈しゃもを使った料理が中心ではあるが、天麩羅や鰻重、各種一品料理もあるし、こうなると欲しくなる日本酒や焼酎も取り揃えている。
この日は、奥久慈しゃも丼を注文。若干躊躇したものの、思い切って1,800円の極みをチョイスした。

注文から8分後、奥久慈しゃも丼のご提供。
メインの親子丼の他に、スープ、漬物、刻み海苔、サラダ、茶碗蒸しもついてくる。提供時、最初に刻み海苔を親子丼の上にのせて食べるよう案内される。
親子丼の蓋を開けると、鶏肉をとじた黄色が一面に広がっておりご飯はほとんど見えない。中央には卵黄、その横に三つ葉が添えられている。
卵でとじられた鶏肉は、ムネ肉、モモ肉、砂肝、ハツ、レバー、ササミ、手羽元と、様々な部位が使われており、それぞれの味や食感の違いを堪能できる。「極み」と通常のものとの違いは、ムネ肉とモモ肉以外の部位が使われているか否かとのこと。
ムネ肉やササミにパサパサした感じは全くなく、適度にしっとりしており噛むと風味がじわっと広がる。モモ肉の弾力が心地よい点も気に入ったが、それよりも強い弾力を持ち噛むことによる味の広がりを楽しめるのがハツ。砂肝にも同様のことが言えるが、レバーともども親子丼としては異色な存在で、個人的には気に入ったもののこれは好みが分かれそう。
これらの鶏肉を包む卵は適度にレア感が残るとじ方で、甘みをほんのりと感じるものの味付けはおとなしめ。そのためご飯をガッツリ食べ進める味ではないが、ここは奥久慈しゃもの人気店。親子丼だってB級な食べ物ではなくしゃもの味をしっかり堪能できるように仕立てられているのだ。さらに、味付けがおとなしいことによって飽きも来ないし、卵自体の味もしっかり楽しめる。てっぺんの卵黄を崩すとその滋味がさらに広がり、肉だけでなく卵でも奥久慈しゃもを堪能できる。

漬物はキュウリ、大根、ニンジン、きゃらぶき、梅干と5種類ものっており嬉しいだけでなく、親子丼の味のアクセントにもご飯のおともにもなってくれる。
スープは鶏ダシがしっかり効いたもので、塩分が控えめだったこともありダシの味が染みる。サラダはサニーレタスやミニトマト、大根のスライスなどが入ったミニサイズ。茶碗蒸しはまあ普通。

さすがに少々値が張る感はあるが、名物の奥久慈しゃもの様々な部位を味わえ満足。他のメニューも値段なりの価値はありそう。
店員の応対は丁寧なものだったが、観光地の名物料理店でしばしば遭遇するアウェー感は受けず居心地も良い。
足を延ばして訪れ、ちょっとした贅沢をした甲斐はあった。この日いただいた親子丼も満足できたが、他にも魅力的な奥久慈しゃも料理があり再訪したくなる。次回は夜に訪れしゃも鍋かな。

  • 弥満喜 店舗外観
  • 弥満喜 メニュー
  • 弥満喜 奥久慈しゃも丼(極み)

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2位

三佳 (茅場町、日本橋、水天宮前 / 日本料理)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2017/09訪問 2018/01/09

三佳(日本橋茅場町) お弁当箱

茅場町駅から徒歩2分、東京証券会館裏手の通り沿いの雑居ビル地下1階にある小料理三佳

昼食で利用。
裏路地に立地する雑居ビルの地下にある店で、この店の存在を表す看板は歩道に置かれた小さなものだけで見落としそうになる。入口横の植物の緑が目印か。
狭い階段を下りてゴチャゴチャした通路を奥に進むとこの店に辿り着く。途中、ビルの排気が十分でないためか煙草の煙の臭いを妙に感じるが、この店の前ではそれを感じることもなくなった。
扉を横に引いて店内へ。狭さは感じるが和風の落ち着いた空間。席は手前側に2人用テーブル1卓と4人用テーブル2卓、奥側にカウンター9席。テーブルに灰皿は置かれていないし、テーブルが狭いため調味料類や爪楊枝を置くスペースにも難儀する。店の奥にはテレビが設置されているが、画面が小さくテーブル席からはよく見えないしカウンター席でも向きが合わない席もあるため視聴できる席は限られる。
正午過ぎの訪問で、カウンター席にわずかに空席が残る程度。客の男女比は4:6くらい。

ランチメニューは「お弁当箱」1種類のみで1,000円。そのため、席に着くと自動的に注文が通る形になり、着席時の店員とのやり取りはお茶がセルフサービスである旨の案内のみだが、常連客が多いようでめいめいがレジ近くにおかれた湯呑みをピックアップして席に向かっていく。大盛の有無は確認していないが、この形態ゆえ大盛対応はないものと思われる。

注文から3分後、お弁当箱のご提供。
ほぼ正方形の弁当箱は三列になっており、手前側にご飯と豆腐、二列目におかずセットと小鉢2種、三列目にサラダと刺身が盛られている。
豆腐は円い小皿に入っており、ダシがかけられている。じんわりと胃の腑に染み込む感じ。
おかずは玉子焼き、コロッケ、焼サバの3種類を一口サイズにカットしたものとシュウマイ。シュウマイは1個だけだが直径が5cm近くありふんわりしたタイプ。小鉢はシラスに鰹節をかけたもの、それに煮物。煮物にはナス、カボチャ、オクラ、鶏団子が入っており、ダシの味がほんのりと効いている。
サラダは青菜とキュウリ入りで、和風ドレッシングが控えめにかけられていた。刺身は甘エビ1尾とタイ3切れで、タイはまあまあ鮮度があり弾力も感じられた。
ご飯の量はまあまあある。おかず類が多彩なのでバランスを欠くことはないが、もしご飯が余っても卓上にふりかけが置かれているので心配無用。
味噌汁は豆腐、三つ葉、油揚げ入り。具がたくさん入っており嬉しくなる。

どれかが突出しているわけではないが、どれも一定のレベルを有しており総合点が高い弁当だった。1,000円という価格で利用前は近隣相場より少し高めに思えたが、食べてみたら1,000円の価値は十二分に感じられた。
店員の応対も好印象。腰が低く物腰が柔らか、それでいて気さくな感じも受けほっこりとした気持ちになれる。難点と言えば狭さだが、清潔感はあるので居心地が悪いわけでもない。
ロケーションとしては地味ではあるが、きらりと光る存在感がある。落ち着いた雰囲気の中で色々なものを少しずつ上品に食べられるので女性に人気なのも納得。こういう店を押さえておくと何かと使えそう。

  • 三佳 店舗外観
  • 三佳 店舗入口
  • 三佳 メニュー

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3位

カツダイニング (新日本橋、神田、三越前 / 中華料理)

1回

  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.2
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/10訪問 2017/12/12

KATSU DINING(日本橋本石町) 麻婆豆腐

神田駅から徒歩3分、新日本橋駅から徒歩4分、神田駅南口から日銀通を南下しタバコ屋さんがある角を右折し程ない所にあるTRADITIONAL CHINA KATSU DINING

昼食で利用。
この店が入居する建物の1階には友日利が入っており、その横にある間口の狭い階段を上って2階の入口に向かう。階段は落ち着いた色合いをしているが、暗い雰囲気は全く感じない。
2階に着きすぐの所にある自動ドアを通り過ぎるとこの店。店内は照明を控えめにしており、BGMが二胡の音だったりテーブル席に扇子を飾ったりしていて落ち着いた雰囲気と高級感を演出している。2階の席は2人用テーブル4卓、奥に4人用テーブル2卓。テーブルに灰皿は置かれておらず調味料もないが、冷茶が入ったポットが置かれていた。テーブル席はパーテーションで数区画に区切られている。3階にも席がある模様。
12時半頃の訪問で、客の入りは半分強。客の半分は男女ペアだった。

ランチメニューは、「麻婆豆腐」「にんにくの芽と鶏肉の甘辛炒め」「カキと豆腐の煮込み」「五目炒飯」の4種類があり、いずれも950円。
この日は、麻婆豆腐を注文。

注文から程なくして、スープと前菜が運ばれてくる。
スープはとろみがあり、ほのかにショウガの風味が感じられる。具は生海苔が細かいながらも入っている。前菜はピータン豆腐とのことだったが、ピータンはほんの僅か。上にはゴマダレがかけられている。

そして注文から4分後、麻婆豆腐のご提供。あわせてご飯とデザートも運ばれてくる。
麻婆豆腐は花椒が効いており、この花椒が味を調え香りを放ってはいるものの投入されている量は適度なもので、舌に感じる痺れはそこそこといったところ。さらに、ラー油は入ってはいるものの辛さについても見た目ほど強くなく、いわゆる尖った味付けではなくバランスの良い、それでいて濃いめの味となっている。
肉は単なる挽肉ではなくかなりの粗挽き、まるで豚肉をみじん切りしたような感じで、スジの部分のコリコリした食感が時折楽しめるうえ、肉自体の甘みがしっかり感じられ、痺れや辛さとうまくマッチしており、味に深みを与えている。
濃すぎない程度に味が濃くご飯が進む。麻婆豆腐よりも先にご飯がなくなってしまうが、ご飯のお替りが可能というサービスは嬉しい。

デザートは杏仁豆腐。プルンとしたタイプで、すりゴマをふりかけている。

高級店以外のカジュアル中華の中ではかなり満足度が高い麻婆豆腐だった。この界隈では少々高めに思える価格設定についても、料理内容や雰囲気を考慮すれば十分許容範囲内と言える。
店員の応対も好印象。店を出るときには「お気をつけていってらっしゃいませ」という声かけがある。清潔感と落ち着きがあり、ゆったりと食事ができる雰囲気も良い。
一人での利用だとこの店の本領発揮とはならないのかもしれないが、数人で落ち着いて食事をするのであれば極めて向いている店。目立つ存在ではないものの、こういった店をラインナップに加えておくと何かと使えそう。

  • KATSU DINING 店舗外観
  • KATSU DINING ランチメニュー
  • KATSU DINING 店内

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4位

福来軒 本店 (静修学園前、行啓通、山鼻19条 / ラーメン)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/03訪問 2017/10/09

福来軒(南16西8) 味噌ラーメン

市電静修学園前電停から徒歩5分、地下鉄幌平橋駅から徒歩10分、南16西8交差点から少し北に進んだ所にあるラーメン専門店福来軒

昼食で利用。
バラックのような歴史を感じる建物で、外観を一目見たとき一瞬不安を抱いてしまった。それでも両隣の建物は崩れかかっているくらいの中、この店は辛うじてしっかり立っている。
真っ赤なテント式看板が目立つ存在となっているとともに、昔から所在しているアイコンの一つにもなっている。入口前に架けられた白い暖簾はまだ新しい。
店内は奥に細長くやや狭さを感じる、やはり相当の歴史を感じるもので、外観以上にタイムスリップした感もあるが、清潔感は保たれている。壁には有名人のサインが多数貼られている。席は逆L字型のカウンター席のみで11席。椅子は背もたれがないものの動かすことができる。カウンターに置かれた割り箸入れにはこれでもかというくらい割り箸を差している。カウンターには調味料類とともに灰皿が置かれていたが、この灰皿には「西山ラーメン」の文字が記されている。
11時過ぎというオープン直後の訪問ですんなりと入れたのだが、15分も経たないうちに店外に行列ができるほどの人気ぶり。客の男女比は8:2くらいで、中には老夫婦の姿もあった。

メニューは、「味噌ラーメン」「正油ラーメン」「塩ラーメン」各750円、「大盛ラーメン」850円、「お子様ラーメン」400円といったラーメン類、メンマやゆでたまご等のトッピング類、ライス、それにビール。
この日は、味噌ラーメンを注文。

注文から4分後、味噌ラーメンのご提供。
提供された丼を見ると、スープが厨房側に寄っているように見える。特殊な丼を使っているのかなとも思ったが、単にカウンターが厨房側に傾いているだけだった。
スープは濃厚やこってりといった形容詞とは異なるもので一口目はちょっとパンチが弱いかな、と感じてしまったが、食べ進めていくうちに、とともに野菜から溶け込んだような甘みが一緒に感じられ、あわせて豚骨の隠し味も伝わってくる。パンチは強くないがじわじわと旨味が伝わってくるタイプ。そして時折舌がピリッと感じ、これが味のアクセントになっている。
麺は中太の縮れ麺で、黄色っぽい色をしているのはトラディショナルな味噌ラーメンならでは。食感はシコシコしていて、スープとの相性もなかなか。
のっている具は、野菜、メンマ、チャーシュー、ゆで卵。
野菜はモヤシを中心に若干のネギを加え中華鍋で炒めたもの。これが丼の中央付近にどっさりのっている。モヤシがどっさりのっているが、モヤシによって水っぽくなることはなく、それでいてシャキシャキ感が楽しめる。
チャーシューは脂身がほとんどなく赤身の歯応えががっしりと感じられるタイプ。やや小ぶりなものが1枚のみと少々寂しい。
ゆで卵は2分の1個入っているのかと思ったらスライス状でちょっと拍子抜けだったが、最近の主流が半熟玉子や味玉であることを考えるとスライスゆで卵というのも伝統を感じ、これはこれで悪くない。
全体の量はやや多めで食べ応えがあるが、地元客らしき人は年配客を含めペロリと平らげていた。

最近の味噌ラーメンのトレンドとはやや異なる味ではあるが、エッジが効き過ぎる昨今の傾向を考えると懐かしさとともにほっとする味わい。ロケーションを考えると750円という価格は少々微妙ではあるが、手の込みようやボリュームを考えると納得の値段。
店員は気難しそうな年配男性とチャラそうな若者という組み合わせで入店時は多少不安を覚えたものの、客への接し方は極めて丁寧かつ真面目で、見た目で先入観を抱いた自分に反省。店内の雰囲気はさすがに微妙ではあるものの、ここまで年季が入っているとなると最早超越した存在と言え、逆に親しみを持ててしまう。

建物の老朽化で2017年秋には閉店してしまうとのことで、訪問できるのもあとわずか。すすきのに支店はあるというものの、この独特な雰囲気をキープしたままどこかで再開して欲しいな…。

  • 福来軒 店舗外観
  • 福来軒 店舗外観
  • 福来軒 閉店のお知らせ

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5位

やき鳥 宮川 (茅場町、八丁堀、日本橋 / 焼き鳥、鳥料理、居酒屋)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/06訪問 2017/11/02

宮川(日本橋茅場町) からあげ定食

茅場町駅から徒歩3分、八丁堀駅から徒歩5分、新大橋通り茅場町一丁目交差点と八丁堀交差点の中間にある信号から西に向かって一本目の路地角地にあるやき鳥・鳥料理宮川

昼食で利用。
交差点角にある店で、昼どきは店外に行列ができていることもありよく目立つ存在。木の引戸以外は殺風景なファザードだが、「鳥」の字がイラスト化された小さな看板、それに入口付近に並べられた植木の緑に粋を感じる。
店内はほどよい明るさで、賑やかではあるものの純和風な雰囲気が落ち着きを感じさせる。席は4人用テーブル4卓、6人用テーブル2卓、奥のほうにL字型カウンター10席。椅子と椅子との間隔はやや窮屈。卓上に灰皿は置かれておらず、七味唐辛子、山椒粉、塩、醤油、それに壷漬けを入れた容器が置かれている。
午後1時過ぎの訪問で、店内は満席のため店外の行列に5分ほど並ぶことになった。それでも、12時台にこの店の前を通ると20人以上の行列は免れないし、並んでからすぐに10人くらい後客がやってきたことを考えると、比較的待ち時間なく着席できたのかもしれない。これだけの混み具合のため、テーブル席ではどうしても相席になる。

ランチメニューは、「やきとり丼」「もつ丼」各830円、「からあげ定食」「手羽先定食」各880円、「かしわ丼」930円。
この日は、客の大半が注文していたからあげ定食を注文。隣の客に倣ってレバー1本を追加した。計1,040円だったので串は1本160円という計算。

注文してからすぐに、温かいお茶、ポン酢、それに鶏スープが提供される。
鶏スープはコショウをやや強く感じるものの、鶏のダシが存分に効いており鶏の脂のコクも感じる。わずかに刻みネギも入っている。

メインのからあげがやってくるのを待っている間に、追加注文したレバーがやってきた。
レバーはタレでの提供。ふんわりした食感で、口の中で溶けるような感覚もある。適度な甘さを持つタレの味が濃いこともありレバーの臭みは全くと言っていいほど感じられない。
その後、「お替りしてくださいね~」という店員の声とともにご飯が運ばれてくる。そのかけ声のとおり盛りは少なめ。

ご飯に壷漬けをのせている最中、注文からは12分後、からあげのご提供。ご飯だけでなく鶏スープもお替り可能なのだが、大方飲み干したと見られたのかご飯と一緒にお替りのスープも提供してくれ、これで全て出揃った。
からあげは5個入りで、そのうち2個は骨付き。脇に添えられているものは千切りキャベツかと思いきや刻みネギだった。このからあげ、表面が白っぽいのが特徴の一つで、竜田揚げみたいなビジュアル。
衣は薄めのコーティングながらサクサクした食感が楽しめる。1個目に食したモモ肉は適度な弾力を持ちつつも、口の中にジュワっと広がる脂の甘みと肉自体の旨味がしっかりと感じられる。骨付きのほうも弾力、肉の味ともにモモ肉に引けを取らない。
からあげ自体に下味がついておりそのままでも食べられるが、下味は薄めで肉の味をじんわりと感じられる絶妙な味付け。味が薄いのが好みでない人は卓上の調味料類を使うことによってからあげの持ち味を存分に味わえるものと思われる。
4個目からはからあげをポン酢につけて食べてみる。すると酸味の効いたポン酢によってさっぱりとした味わいになり、ちょっとした味の変化を楽しめる。ポン酢につけてもカラッとした衣の食感はほとんど失われない。

人気店ということで自分自身でハードルを上げての訪問だったが、このからあげは期待を裏切らない美味。これで880円なら十分良心的な価格設定。
店員の応対は丁寧と言うよりは気さくな感じで親しみやすい下町っぽい印象。やや窮屈ながら風情のある店内の居心地も悪くない。
歴史のある人気店ながら、思ったよりも敷居が低いので行列さえ受忍できれば遠方からでも訪れる価値はある。いつ行ってもできている行列さえなければちょくちょく訪れたいのだが、さすがにそれは贅沢というものか。

  • 宮川 店舗外観
  • 宮川 ランチメニュー
  • 宮川 レバー

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6位

ひよく亭 (日本橋、三越前、東京 / 日本料理、ふぐ、海鮮)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/10訪問 2018/01/05

ひよく亭(日本橋) まぐろ丼

日本橋駅から徒歩2分、東京駅から徒歩5分、日本橋南郵便局の裏手の路地裏にある活魚・ふぐ・食事処ひよく亭

昼食で利用。
車も通過しない細い裏路地にある店。この一角は昼でもあまり明るくなく、店の壁面がグレーなことも相まって目立つ存在ではない。
店内は和風の落ち着いた雰囲気で、割烹らしさを醸しながらも敷居は高くない。1階席はテーブル席のみで、2人用と6人用が各1卓、4人用が3卓。2階席は1階の倍近い席数があるようだ。テーブルに灰皿は置かれていなかった。
正午過ぎの訪問で店内は満席。数分待ったところグループ客が数組退出し、相席ながら思ったよりも待たずに席に着くことができた。客の男女比は9:1くらい。

ランチメニューは、「豚汁」800円、「白す丼」「豚丼」各880円、「まぐろ丼」「銀だら煮付」各900円。大盛の有無は未確認。なお、夜の部はふぐ料理メインでなかなかのお値段。
この日は、まぐろ丼を注文。入口そば、2階への階段脇にあるレジで先に精算する方式。この時点で銀だら煮付と豚汁が売り切れになっていた。

着席してすぐに、味噌汁、冷奴、小鉢、醤油さし用の小皿がのせられたお盆が卓上にセットされる。
そして注文から5分後、まぐろ丼のご提供。
ご飯の上にまぐろのぶつ切りが並べられ、その上に白髪ネギと白ゴマ、ワサビがのっている。
まぐろは赤身がメインながら中トロも交じっており、ゴマダレで軽く和えている。脂ののったまぐろは鮮度もなかなかで、濃厚な味わいを堪能できる。ゴマダレの味付けがさりげないレベルに抑えており、まぐろの味を邪魔せず、むしろ引き立てる役割を果たしている。
味噌汁はワカメ入り。量は少ないがダシが効いており味はなかなか。小鉢には白菜の浅漬けとモヤシのカレー粉和えがのっている。
全体の量はまあまああった。

まぐろがしっかり食べられ、完成度の高い丼でサイドもなかなか。内容やエリアを考えれば900円という価格は良心的だろう。
店員の応対は物腰の柔らかいもので、老舗の風格が伝わってくる。混雑時は慌しいもののしっぽりとしながらも落ち着きのある店内の雰囲気もなかなか。
他のランチメニュー、さらには値が張るが夜の部も期待。都心の裏路地にある佳店と言えるだろう。

  • ひよく亭 店舗外観
  • ひよく亭 ランチメニュー
  • ひよく亭 まぐろ丼

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7位

インディアン 蒲田西口店 (蒲田、蓮沼 / ラーメン、カレー)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/03訪問 2017/11/12

インディアン(蒲田) 支那そばとカレー

蒲田駅から徒歩5分、サンロード蒲田商店街を通り抜け少し進んだ突き当たりの角地にある武田流古式カレーライス・支那そばの店インディアン
本店は蓮沼にある。

昼食で利用。
商店街を抜けると細い路地があり、そこは金春寿々喜荒木屋といった人気店を擁する飲食店が並んでいるが、その突き当たりの角にある店。店の庇や暖簾は白っぽい色がメインとなっており、入口右手には能書きを記した大きな看板が掲出されている。
店内はあまり広くなく大衆的な雰囲気だが清潔感はある。壁には松井秀喜氏のサインが2枚飾られている。席はカウンター席のみで、入口すぐの窓側に4席、正面奥の壁に向かって5席。卓上に灰皿は置かれておらず、コショウ、ラッキョウ、福神漬けが置かれている。スペースの割には座ってみての窮屈感は覚えない。
正午頃の訪問で、客の入りは7割ほど。客は皆男性で、年配の方もコンスタントに入ってくる。

メニューは、「最高級カレーライス」950円と「支那そば」600円がツートップ。カレーライスの大盛は100円増し、支那そばに焼豚を追加した「焼豚そば」3枚入り700円・5枚入り800円。カレーと支那そばを組み合わせたサービスセットも設定されており、「支那そばと半カレー」1,000円、「支那そばとカレー」1,150円、「焼豚そばと半カレー」3枚入り1,150円、「焼豚そばとカレー」3枚入り1,300円などがある。
この日は、ツートップをしっかり堪能すべく支那そばとカレーを注文。

注文から3分後、まず支那そばから運ばれてきた。
スープの色は澄んでおり、レンゲで掬って一口飲んでみるとかなりの薄味。ベースは塩の味つけで、カツオっぽい風味とともに焦がしネギの香ばしさをほんのりと感じる。
麺は中細で、わずかに縮れがある。スープの絡みはまあまあだが、喉越しがすこぶる良い。
のっている具は、焼豚、支那竹、ほうれん草、刻みネギ。
焼豚は1枚のみだが、タレがしっかり染み込んでおりそのままでもしっかり味わえる。脂身はほとんどないが適度な柔らかさがある。細切れの部分も少しのっていた。ほうれん草はシャキッとした食感。
最初は薄味に思えたスープだが、焼豚のタレの味が染み出し後半はしっかり醤油ラーメンの味わいを堪能できる。

支那そばを8割がた食べたところで、カレーライスのご提供。
ライスがラグビーボール状の盛られ方をしており、そのライス全体に黒っぽいルーがかけられている。
ルーはややとろっとした食感で、辛さは控えめで甘みのほうが強い。ほのかな苦味を感じるが嫌な苦味ではなく、むしろ洋食店のハッシュドビーフのようなコクを感じる。この苦さと甘みはタマネギをじっくり炒めたことによるものと思われる。
肉が一切れのみだが、柔らかく煮込まれており口の中でほろっと崩れる。

カレーを口にした後で再び支那そばのスープを飲んで見ると、スープの甘みをほんのりと感じる。カレーの提供をワンテンポ遅らせているのも、この食べ比べを計算してのことだろうか。
支那そばにカレーを組み合わせ、量はちょうど良いくらいだった。単品だと少々物足りないかもしれない。

オーソドックスな中にも丁寧な味わいが感じられ、満足できる。価格設定だが、カレーはやや高めの印象だった一方で支那そばはお手頃。
店員の応対はソフトで、ここにいる一瞬は時がゆったり流れるような感覚になる。店内の居心地はまあまあといったところ。
アットホームで味、雰囲気ともほっとできる。若者向きではないかもしれないが、「大人」な支那そばとカレーを手頃に味わえ、手前にある数々の人気店の誘惑を振り切って訪れたい店。

  • インディアン 店舗外観
  • インディアン メニュー
  • インディアン 支那そば

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8位

とんかつまつを (あおば通、仙台、広瀬通 / とんかつ、かつ丼、カレー)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.4
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/11訪問 2018/01/14

まつを(仙台) かつカレー

地下鉄仙台駅から徒歩5分、JR仙台駅から徒歩8分、南町通りと東二番丁通りが交わる交差点から少し南下した所の雑居ビル地下1階にあるとんかつまつを

昼食で利用。
コンクリートに囲まれた地下の一角にありながら、和を感じさせる柔らかい外観。外観からはちょっと高級そうな雰囲気も感じるが、平仮名で店名を記した小豆色のタペストリーがそんな感覚を振り払い優しく中に招いてくれる。
店内はこじんまりとした感じで、落ち着きがありしっぽりとした雰囲気は小料理屋っぽさを感じるものの清潔感は十分。入って左手に4人用テーブル2卓、右手にカウンター8席。卓上に灰皿は置かれておらず、ソース、岩塩が置かれている。
午後2時半頃というピークを外した時間帯の訪問で、さすがに客はまばら。

メニューは、「まつを定食」「カツ丼」各980円、「エビフライ定食」「ロースかつ定食」「ひれかつ定食」「ロースかつ重」「ひれかつ重」各1,470円、「ミックスかつ定食」「豚生姜焼定食」「ミックスかつ重」各1,890円など。
この日は、金曜・土曜のサービスランチ「かつカレー」を注文。980円。大盛の有無は未確認。

注文から7分後、かつカレーのご提供。
かつカレーの他に豚汁もついてくる。さらに、温かいお茶が提供されていながら冷たい水も用意してくれている。
カレーは大きめの皿に盛られ、脇には千切りキャベツと福神漬けが添えられている。とろみの強いカレーを口に入れてみると、一口目は酸味を感じる。これはおそらくトマトによるものと思われ、純和風の雰囲気とは異なる味付けで最初は驚いたが、食べ進めていくうちに癖になる、後を引く味。そして食べ進めていくとスパイシーな風味が広がり、一口目では感じなかった意外な辛さが徐々に強く感じられるようになる。
カツは揚げたてで衣のサクサク感が抜群。カツだけをつまんで食べても適度に柔らかいロース肉からじんわりと甘みが感じられるのだが、辛いカレーと一緒に食べることで甘みが一層クリアに感じられるようになる。
侮れないのが米。さすがコメどころだけあって、ふわっとした味わいの中から優しい甘みを感じる。これがササニシキなんだな。

豚汁は大根、ニンジン、ネギ、豚肉、青菜入り。ニンジンと青菜がはいっているので彩りが良い。具だくさんで、辛いカレーを食べながらこの豚汁を口にしているからか味噌の甘みをほんのりと感じることができる。

和風のカツと洋風のカレーの組み合わせは意外だったが絶妙なハーモニーで、高級でなくても完成度の高い一杯。ランチとしては少々高めの価格設定も、この内容ならむしろ良心的と言える。
店員の応対は物腰の柔らかいもので好感がもてたが、男性店員が女性店員に対してかけるきつい言葉が聞こえてきてしまいちょっと幻滅。しっぽりした雰囲気の店内は狭いながらも落ち着きがある。
訪れて良かったと思える味で満足度が高く、次回は1,000円超えのメニューを食してみたい。

  • まつを 店舗外観
  • まつを 店舗入口
  • まつを かつカレー

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9位

味坊 (神田、岩本町、淡路町 / 中華料理、居酒屋、餃子)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 2.3
    • | 雰囲気 2.3
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/02訪問 2018/01/06

味坊(神田鍛冶町) ラム肉のクミン風炒め定食

神田駅から徒歩3分、神田駅前交差点からJRの高架下沿いに北進し神田平成通りを越えて程ない所にある中国東北地方料理味坊

昼食で利用。
新幹線のガード下にある店で、2階建てだが2ブロックをつなげたような作りになっている上、袖看板や出入口は両ブロックに備わっているので、遠目には「味坊」という店と「羊肉坊」という店が並んでいるように見える。
左側の入口から入ると、窮屈なスペースにテーブル2卓のみが置かれている。右側の入口を入ったところにもテーブルが並んでいたが、左側入口を入ってすぐの所にある階段で2階に上がる。2階は2つの部屋を繋いだような作りで、フロアの真ん中には両室を繋ぐ通路と配膳準備スペースが設けられている。壁には一品メニューを載せた写真が多数貼られている。
席はテーブル席のみで、窮屈に見える1階は詰めれば30人近く入れるものと思われる。一方2階は雑駁とした感じではあるが席の間隔はまあまあゆったりしており、全部で50人くらいは座れる。テーブルに灰皿は置かれていなかった。
午後1時半頃の訪問で、1階が満席だったため2階に案内されたが2階席はほぼ貸切状態。客は皆男性。

ランチメニューは、「芝エビと玉子炒め定職」「ホイコーロー定食」「味坊特製そば」「エビチャーハンと半ラーメン」など9種類あり、いずれも700円。
せっかくこの店に来たのだから羊肉を食べたいと思い羊肉を使った料理がどれか店員に尋ねたところ、1,100円の「ラム肉のクミン風炒め定食」のみとのことだったので、思い切ってそれを注文。

注文から5分後、ラム肉のクミン風炒め定食のご提供。
ラム肉炒め、麻婆豆腐、スープ、ご飯という構成で、これに加え別テーブルに置かれていたもやしサラダとザーサイがセルフサービスで食べられる。
メインとなるラム肉のクミン風炒めは、サイコロ状にカットされたラム肉をタマネギとともにクミンで炒めたもので、提供されると同時にクミンの香りが鼻腔を擽る。味付けにはクミンだけでなく塩や唐辛子も使われており、シンプルな味付けながら濃いめの味付けでご飯が進む(本当はビールを進めたいところだが…)。そして、クミンをふんだんに使っているためスパイシーで奥行きのある味に仕上がっている一方、ラム独特の臭いは全くといっていいほど感じず、逆に羊肉ならではの風味を楽しみたいというニーズにはマッチしていないようにも思える。肉は赤み部分が多く砂肝みたいな食感をも感じたものの、時折脂の部分も交じってくるので飽きずに食べ進められる。全部で50切れ近く入っており食べ応え十分。
クミンが大量に使われているので、食べ進めていくとどうしてもクミンの粒が歯に挟まってしまう。

麻婆豆腐は小皿に入っていた。甜面醤が程よく効いており、辛さの中にも甘みも感じられる。ラム肉のほうはいかにも大陸的な味わいだったのに対し、この麻婆豆腐は日本でメジャーな味付けに近い。
スープは昔ながらの醤油ラーメンのスープといった感じで、時折舌の痺れを感じるがラム肉炒めのクミンの風味のほうが遥かに強いのでスープの舌への刺激は気にならない。

量が多いこともあり後半どうしても単調になってしまうものの、味については満足。他のメニューが700円とお手頃な価格の中、羊肉を使ったこのメニューのみが1,000円オーバーということで最初はやや疑念を抱いていたのだが、圧倒的なボリュームと食後の満足感を考えたらかなりお得と言える。望むらくは、肉を減らしてもいいのでもう少し安い値段での提供と、羊肉を使ったランチメニューの拡充か。
店員の応対はそこそこといったところ。2階席にいても階下の中国語での店員の会話が十分な大きさで聞こえてくる。加えて殺風景で奇麗さにやや欠ける印象もあり落ち着いて食事をしたい場合には向いていないものと思われる。
それでも、ムードを気にせず賑やかに食事を楽しみたい場合はこのゴチャゴチャ感がむしろフィットするし、加えて羊肉がたっぷり食べられ味もよくさらにリーズナブル。これなら羊肉フリークに圧倒的支持を受けるのも納得。ランチではどうしても限定的だが、羊肉好きなもの同士でワイワイやるには最適な店と言え、否が応でも夜の部への期待が高まる。

  • 味坊 店舗外観
  • 味坊 ランチメニュー
  • 味坊 ラム肉のクミン風炒め定食

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10位

ふきや 福ビル地下店 (天神、西鉄福岡(天神)、天神南 / お好み焼き、焼きそば、鉄板焼き)

1回

  • 昼の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.4
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 4.2
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2017/08訪問 2017/12/17

ふきや(天神) 玉子焼(特大)

天神駅・西鉄福岡駅から地下で直結、「福岡ビル」地下1階食堂街にあるお好み焼ふきや
福岡市内に数店舗を有するお好み焼の人気店。

昼食で利用。
ちょっと年季を感じる食堂街の外れのほうにありながら、店の前にできている行列が目に入るので存在感は十分。入口手前に掛けられた大きな赤提灯が印象的。
店内は狭いとまでは言えないものの、厨房がかなりのスペースを占めているうえ客席にテーブルを詰め込んでいる感もあり、やや窮屈な印象もあるが逆にそれが賑わいに繋がっているように思える。席は4人用テーブル5卓、カウンター10席。卓上にはコーヒーカップが大小1個ずつ置かれており、中身はそれぞれマヨネーズとソース。カウンター席に座ると、目の前の厨房に広がる鉄板でお好み焼が手際よく作られていくのがよく見え、飽きることがない。
午後2時頃の訪問で、店内は満席。5分ほど待っての入店だったが、列に加わる際に店員が注文を聞いてくれる。

メニューは、「野菜焼」450円、「玉子焼」500円、「肉焼」「イカ焼」「チーズ焼」各600円、「肉玉」「イカ玉」各650円、「ミックス」900円など。「焼そば」「焼めし」各550円などお好み焼き以外のメニューもある。
この日は、玉子焼を注文。メニューに積極的な記載はないが、サイズアップが無料で可能。この日は特大をチョイス。
店内で店員が厨房にオーダーを伝える際、時々「女性」と告げていたが、何か特典や違いがあるのだろうか?

着席してから5分後、玉子焼特大のご提供。注文からは10分を超えていたが、先に注文を聞いてくれていたので思ったほど待たずに済んだ。
予めソースが塗られ、さらに食べやすいように一口大のサイズにカットされたものが白い皿にのせられた状態で提供される。特大を頼んだため、皿にはのり切らずに二段重ねになってのご提供。
お好み焼の外側はカリッとした口当たりで、中はふんわりとまではいかないものの優しい柔らかさを有しており、玉子を除けば具としては唯一となるキャベツのシャキシャキ感がこれに加わり複雑ながら楽しい食感。
お好み焼きに塗られたソースはほぼまっ黒で、パッと見た目は焦げているのではないかと間違ってしまうほど。勿論そのようなことはなく、濃厚ながら嫌味のない甘さを帯びたソースがカリッとしたお好み焼をまろやかに包み、一切れ一切れがまとまりの良いピースになっている。
ただ、特大をチョイスしただけにどうしても中盤からは単調になってしまう。そこで活躍するのが卓上のマヨネーズ。
このマヨネーズが秀逸で、ボテッとしているのにくどくなく、口当たりはむしろさっぱりとした感じで酸味も適度。濃厚なソースとの組み合わせは主張の強いもの同士にもかかわらず互いの長所を引き出し合っている。
このマヨネーズ、さらには追加も可能なソースの存在もあり、特大というかなりのボリュームでありながらペロリと食べきることができる。

広島のものとは勿論、関西のものとも異なるお好み焼だが、独特なのに懐かしさを覚える味で、シンプルなのに満足度の高い一品。さらにマヨネーズがその満足度を割り増しする。最安だと500円未満でお腹いっぱいになれ、具を入れても手頃な価格設定なのでコストパフォーマンスは相当高い。
店員の応対は朗らかさが目立つもので、初訪問でも利用し慣れた店のように思えてしまう。やや窮屈ではあるものの賑やかな雰囲気は悪くない。
お好み焼本体だけでなく、マヨネーズも思い出すと再び食べたくなる、何故か中毒性を持つ一品。福岡のもう一つのソウルフードという触れ込みも決して大袈裟ではないと実感。

  • ふきや 店舗外観
  • ふきや メニュー
  • ふきや 玉子焼(特大)

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